円盤皇女ワるきゅーレ★十九杯目のお茶はいかが？

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850 名前：名無し客：2005/05/15(日) 22:03:49: とある別時空における時野家の未来

ﾌﾟﾙﾙﾙ・・・。

真田「はい、時野でございます・・・ええっ！！」
真田「ひ、姫様あぁっ！！婿殿ぉっ！！た、大変でございますぅっ！！」

小一時間後、警察署内の一室にて

姫様「学校で暴力を振るって警察のお世話になるなんて・・・。どうしてこんな事をするの！？」
金髪の少年「うるせぇ、このアマっ！！」
婿殿「母さんに向かってなんて口を利くんだ！！謝りなさい！！」
金髪の少年「うるせぇんだよっ！！」

姫様「・・・どうして、どうしてそんな事を言うの？お願いだから、甘えん坊で優しかった頃のかわいいワル人（と）くんにもどって・・・」
姫様の息子「その名で呼ぶなぁっ！！」
姫様の息子「全部おまえらが悪いんじゃないか！！」
姫様の息子「時野ワル人(と)なんて名前付けやがって！！」
姫様の息子「お望みどうり、悪くなってやらぁっ！！」

婿殿「違うんだ、そんなつもりで名付けた訳じゃない！！」
姫様「そうよ、貴方はママとパパの愛の結晶なのよ！！」

真田「そのとうりです！！」
真田「ぼっちゃまは姫様と旦那様が愛しあって生まれたお二人の愛の結晶なのです！！」
真田「ぼっちゃまがお生まれになられた時のお二人の喜びようを今でもワタクシ昨日の事のように覚えております！！」
姫様の息子「・・・・・・・・・」
真田「ぼっちゃま、お二人は愛しい我が子であらせられるぼっちゃまに自分達の名前から文字を分け合って名付けたのですよ」
真田「それなのに、自分のお名前に不満を持ったりしたらお母上とお父上に失礼じゃございませんか」
姫様の息子「・・・・・・・・・」

真田「姫様がヴァルハラ星人でも、ぼっちゃまは半分は地球人。ですから、本当は悪人と書いてワルとと名付けようとしたのですよ」
真田「ですが、いい当て字もないし、かといって悪人だなんて漢字あんまりじゃあございませんか」
真田「ですから、ハーフヴァルハラ星人なのですし、半分カタカナで半分漢字のワル人と名付けられたのですよ」
真田「そんなにぼっちゃまの事を考えて愛してくださるご両親に反抗などしては・・・」

姫様の息子「うがあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ！！」

婿殿「うわあぁぁぁっ、ワル人そのパイプ椅子を降ろしなさい！！」
姫様「お願いだから、ママのかわいいワル人くんにもどってぇ！！」
真田「ぼっちゃま！！まだご両親の愛がわからないのですか！！」

姫様の息子「ちくしょおぉぉぉぉっ！！おまえらみんなだいきらいだあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ！！」(泣)

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