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■ 【Cobalt】円盤皇女ワるきゅーレ総合【27番目】

772 名前:名無し客:2008/07/10(木) 17:17:00
 埼玉県は9日、県内大学生らに貸し付ける「本多静六博士奨学金★」のうち、2004〜07年度の4年間に貸し付けた142人分、計約1489万円が未回収だったと発表した。

 回収を担当した女性主任(40)が請求書を発行していなかったケースがほとんどだが、県は「動機などは不明」としている。未収分は今後、回収する方針だ。

 県森づくり課によると、女性主任は04年度から今年4月に別の課に異動するまで、同奨学金の貸し付けと回収を担当した。

 奨学金の対象は県内在住か在学の大学生らで、就学期間に無利子で月3万円、年36万円を貸し付ける。

 返済は貸し付け終了後、1年間据え置き、貸与年数の2倍以内の期間で半年ごと(07年度までは1年ごと)に分割で返す。

 女性主任は在職中、455人の貸付金回収を担当したが、うち105人には請求書を発行していなかった。

 また発行したうち37人は何らかの理由で請求書が届かず、期限までに納付がなかったものの、その後も請求しなかったという。

 今年5月、新任者が奨学金返還記録をチェックしたところ、奨学生本人と女性主任が二重に返還しているケースが1件見つかり、一連の不正が発覚。

 主任は、この1件を含む7人分の返還金計約63万円を自ら立て替えていたことを認め、「未納分を減らしたかった」と説明している。

 不正行為の担当は主任1人だけ。貸し付けや返金の状況が分かる債権管理簿は主任以外もチェックしていたが、不正を発見できなかった。

 同課の調べに、主任は「05〜06年度のことはよく覚えていない。06〜07年度は精神的に不安定だった」としているが、勤務態度に異常はなかったという。

 同課は未回収の142人のうち29人と連絡をとった結果、すでに5人が返還し、19人が「これから払う」と回答したという。

 同課は「チェックマニュアルを作って再発防止に取り組みたい。今後、刑事告発も含めて主任の処分を検討する」としている。


  ★本多静六博士奨学金 菖蒲町出身の林学者・本多静六(1866〜1952)から寄付された秩父市の中津川県有林で得た収入を基金とし、1953年度に創設。54年度以降、1657人に計約8億3000万円を貸し付けている。本多は日本初の洋風公園「日比谷公園」を造ったことで知られる。


  ■組織の責任 無視できず

 この奨学金の貸付金と返還金の不自然さについて、本紙は6月26日から2度、県森づくり課に出向いて説明を求めた。藤田伸一主幹は「奨学金の貸し先はすべて把握できており、不自然な点はない」と説明していたが、9日になって一転、「不正があった」と発表した。

 しかも、その内容は極めて不透明だ。女性主任がなぜ回収しなかったのか、動機もわからなければ、4年間も放置され続けた理由もわからない。未回収の1489万円について「横領の可能性はない」としているが、その裏付けはあるのか。

 同課幹部は、言動のつじつまが合わない女性主任1人の責任だと強調するが、ずっと奨学金事務を任せきりにしていた組織の責任も無視できない。



http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news/20080709-OYT8T00908.htm

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