■掲示板に戻る■ 全部 1- 101- 201- 301- 401- 501- 601- 701- 801- 901- 1001- 最新50 read.htmlに切り替える ファイル管理

レス数が1000を超えています。残念ながら全部は表示しません。
■ 【鉄人!・・じゃないけど】円盤皇女ワるきゅーレ総合【28号】

251 名前:ビーチコーミングの魅力は:2008/09/20(土) 17:41:00
 「ビーチコーミング」は、海岸に打ち上げられた漂着物を収集して楽しむこと。英語でくしを意味する「コーム」が語源で、手のくしで浜辺の漂着物を集めることから名付けられたと言われる。15年ぐらい前から言葉が広まるにつれ愛好者が増え、01年には漂着物学会が誕生した。触れ合いながら身近な自然を学ぶ手法として取り入れる博物館なども増えている。

 「ビーチコーミング学」(東京書籍)の著者で、葉山しおさい博物館(神奈川県葉山町)の池田等館長(57)は「まさに海での宝探し。やればやるほど、ワクワク感が増してくる」と語る。

 貝拾いなどもその一例。だが流れ着くのは海からだけではない。森や街、または外国からと地球上のあちこちからさまざまなものがやってくる。

 森なら木の実や松ぼっくり、流木のほか、かたつむりやアメリカザリガニなど。街からはペットボトルなど生活用品やおもちゃ、また南方から黒潮に乗ってヤシの実が流れ着くこともある。入れ歯や印鑑、大量の丸太、メッセージボトルなど思いがけないものに出合ったり、古い時代の陶磁器のかけらや古銭、化石のように、時を越えてやってくるものもある。

 池田館長は約45年間、海の生物を中心に収集しているが、アプローチは民俗学や考古学、地質学など人それぞれ。「海岸を歩きながら一点一点を大切な物と見るだけで少し面白くなってくる」とアドバイスする。

 自然が施した“加工”をアートとして楽しむ人もいる。人気が高いのは流木やビーチグラスだ。ビーチグラスは海に捨てられたびんなどの破片で、波にもまれ砂に削られるうち、角が丸まり不思議な味わいが生まれる。最近はびん商品の減少で、見つかりづらくなったという。

 池田館長によると、漂着しやすいポイントは磯と砂浜が交互に続くような海岸。どの季節でもそれぞれ楽しめるが、秋から冬にかけ水温が下がると、海の生物の上がる確率が増えるという。また台風の2、3日後は多くのものが打ち上げられるので狙い目という。「まず気になったものは、ごみと思わず手に取ってみる。そして想像力を働かせ、ここへたどり着くまでの物語を推理してみてほしい」

 海が荒れている時以外は比較的危険は少ないが、アカエイのような毒のある魚や注射針なども流れ着くので注意が必要だ。



ttp://mainichi.jp/life/housing/news/20080920ddm013100116000c.html

1136KB
新着レスの表示

掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50 read.htmlに切り替える ファイル管理

img0ch(CGI)/3.1.10