【鉄人！・・じゃないけど】円盤皇女ワるきゅーレ総合【２８号】

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336 名前：堺正章、歌の「封印」解く　２１年ぶりアルバム発表：2008/10/02(木) 16:53:15: タレントの堺正章が２１年ぶりのアルバム「時の忘れ物」（ビクター）を出した。グループサウンズ時代はザ・スパイダースのボーカリストとして、その後はソロ歌手としてヒット曲を出してきたが、長らく歌手活動から離れていた。歌の世界に戻る思いを聞いた。

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　「若い人は僕が歌手だったなんて知らないでしょうね」

　近年もディナーショーなどで歌うことはある。しかし、かつては「紅白歌のベストテン」「ザ・トップテン」、最近では年末の「日本レコード大賞」の司会者として、歌手を迎える側に回っていた。

　「レコード大賞は、年の締めくくりで大勢の歌手が充実した顔で歌うんですね。ともに喜び祝ってあげる半面、僕にもこんな時代があったなと、心寂しさを感じることもね。僕の人生はしゃべるほうに行くんだ、とどこか歌うことを封印していたんですね」

　きっかけは、今春のドラマ「無理な恋愛」（フジ系）。レコード会社のプロデューサー役での主演が決まり、主題歌も歌うことになった。シングルとしても１５年ぶりとなる「忘れもの」がスマッシュヒット。「久しぶりに味わった快感でした」

　今回のアルバムは自らがプロデュースし、「歌手人生の道しるべとなった曲を集めました」。ソロデビュー作「さらば恋人」、ヒット曲の「街の灯（あか）り」などは当時の音源そのまま、ＮＨＫ「みんなのうた」で知られる「北風小僧の寒太郎」は吹き込み直した。

　「若いころの透明な勢いのある声の良さもあるし、今の声を張らずに歌えている自分もいい。昔が『聞いてよ』なら、今は『歌いたいんだ』という気分の違いですね」

　秋元康の作詞による新曲も２曲ある。１曲はファンだった南佳孝に作曲を頼んだ「モヒートの夜」。もう１曲はスローバラードの「娘へ」。離れて暮らす２人の娘へ、今の思いをストレートに伝えた。

　「どう聞いてくれますかね。娘と父親の関係というのはなかなか難しい。口べたで、どう接していいか分からないお父さんたちの気持ちを代弁できればいい」

　レコード大賞の司会は昨年で１２年連続。さて、今年は。

　「賞の発表で『それは私です』って言えるといいけれど、世の中そんなに甘くないですから。今年の歌の世界の一ページを飾れただけでもうれしいことですよ」

ttp://www.asahi.com/showbiz/music/TKY200810020173.html

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