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■ 【鉄人!・・じゃないけど】円盤皇女ワるきゅーレ総合【28号】

470 名前:生ごみ、野菜作りの堆肥に 消費者と産地をつなぐ:2008/10/23(木) 19:03:33
 京都市右京区の環境市民グループ「京都環境アクションネットワーク」(松井恵代表)が、生ごみを活用して堆肥(たいひ)を作り、農家に提供、その堆肥を使って育てた野菜を購入する「生ごみリサイクル」に取り組んでいる。堆肥作りは、地域の活動に広がり、消費者と産地とをつなぐかけ橋になっている。(武部由香里、写真も)

 「安心して食べられるから、ありがたいです。自分の家の生ごみも、この野菜作りに使われていると思うと楽しい」

 10月半ば、京都市の住宅街で開かれた野菜市(いち)に集まった主婦はこう話しながら、野菜や特産品を手にしていた。商品は、美山(みやま)ふるさと株式会社(京都府南丹市美山町)の商品だ。この野菜を育てている堆肥の一部には、野菜市に客として来る主婦らが作ったものが使われている。

 商品を運んでくるのは同社の奥本浩二部長。トラックの荷台に、行きは美山町の野菜や特産品を積み、帰りには主婦らが作った堆肥を積む。「消費者と生産者の交流ができ、生産側としてはとても励みになっている」と言う。

 同ネットワークが、生ごみを利用して堆肥を作り始めたのは7年前。代表の松井さんが「ごみを減らす活動をしよう」と自宅の駐車場脇に堆肥ボックスを作ったのがきっかけだ。乾いた落ち葉をボックスに入れておき、生ごみを入れるたびにしっかりと混ぜる。

 「落ち葉についている枯草(こそう)菌が生ごみを早く分解してくれます。落ち葉を使うと軽く、お年寄りや子供にも混ぜやすい。だんだんと生ごみを提供してくれる人や、落ち葉を置いていってくれる人が増えていきました」

 出来上がった堆肥は当初は寄せ植えに使っていたが、「循環しなくてはいけない」と考え、農家に提供して野菜作りに活用してもらうことにしたという。

 今は、松井さんの自宅周辺の約100世帯が堆肥作りに参加。堆肥ボックスの設置個所は3カ所になった。活動に参加する人は、小さな片手鍋やバケツに野菜の切り落としや果物の皮を入れて、堆肥ボックスに持ってくる。松井さんのもとには、「ごみの回収日に出す量が以前の4分の1ほどに減って、軽くなり助かっている」という声が寄せられ、生ごみの減量につながっていることを確信している。

 活動の特徴は、主婦が生活の中で、気軽にごみの減量化に貢献できること。自分たちの活動の結果として、新鮮で安全な野菜も購入できるおまけ付きだ。松井さんは、地域を中心に各地で落ち葉を使った堆肥作りを提案しており、近くの小学校では、給食の調理くずなどを落ち葉と混ぜ、堆肥にして児童たちが野菜作りに励むなど、取り組みは少しずつ広がっている。

 松井さんは「家庭菜園やガーデニングなどに、ぜひ自作の堆肥を活用してみてください」と呼びかけている。


≪落ち葉と生ごみを使った堆肥作り≫
 (1)雨がかからないように、ふた付きのボックスを用意する。晴れている日はふたを開けておく。

 (2)乾燥した落ち葉を多めに入れる。落ち葉は乾燥させて手で握ったときにパラパラと崩れるものが良い。

 (3)生ごみ(果物の皮、卵の殻など。油分、塩分が少ないもの)を5センチ以下にカットし、よく水を切って、落ち葉と混ぜ合わせる。表面には生ごみが見えないように落ち葉をかぶせる。

 (4)夏は約1週間、冬は2〜3週間ほどで出来上がる。ふるいにかけて種や石を取り除き、土と混ぜて使う。



ttp://sankei.jp.msn.com/life/lifestyle/081023/sty0810230824005-n1.htm
ttp://sankei.jp.msn.com/life/lifestyle/081023/sty0810230824005-n2.htm

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