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■ 【鉄人!・・じゃないけど】円盤皇女ワるきゅーレ総合【28号】

650 名前:ひき逃げ多発 殺人につながる悪質な犯罪だ:2008/11/19(水) 01:28:33
 悲惨なひき逃げ事件が大阪でまた起こった。

 新聞配達中の16歳の少年が6キロ以上も車に引きずられて死亡した。

 警察は、飲酒運転していた男を自動車運転過失致死などの疑いで逮捕した。殺人容疑の適用も検討している。悪質な犯行には、厳罰で臨む必要がある。

 男は今年6月、酒気帯びで免許停止処分を受けていた。飲酒運転が常習化していた疑いがある。

 ひき逃げは全国で毎日、40件を超える。早期の救護があれば、助かっただろう命もある。

 先月、大阪駅前で会社員が車に3キロも引きずられて死亡した事件も、その一例だ。衝突時の速度は30キロ程度で、すぐに手当てをしていれば、命に別条はなかったとみられている。

 警察は、22歳の男を殺人容疑で逮捕した。「逃げるためには、被害者が死んでも構わない」という殺意があったとの判断からだ。当然のことだろう。

 この5年間で、警察が交通事故に殺人容疑を適用したのは、ひき逃げで被害者を引きずって死なせたケースなど29人を数え、殺人未遂は35人に上る。

 ひき逃げは、1990年代まで年間8000件程度だったが、2000年以降急増し、昨年も死亡ひき逃げ188件を含む1万5500件に達している。

 逃走の理由で最多の2割を占めるのは、飲酒運転隠しだ。

 酒酔い運転による死傷事故については厳罰化が進み、01年には、最高刑が現在20年の危険運転致死傷罪が設けられた。

 さらに昨年9月には、道路交通法が改正され、ひき逃げについても、最高刑が5年から10年に引き上げられた。酒酔い運転も3年が5年になった。

 死亡ひき逃げの場合、危険運転致死罪を適用せずとも、最高で従来の2倍の懲役15年だ。

 危険運転致死傷罪については、事故時に「正常な運転が困難」だったという酒酔い状態の立証の難しさが指摘されている。今後の見直し課題だろう。

 ひき逃げの急増に捜査が追いつかず、全体の検挙率は低下しているが、死亡ひき逃げの検挙率は9割だ。逃げ切れないということを思い知るべきだ。

 警察は、街頭の防犯ビデオの解析・活用など新たな捜査手法を確立していくことが急務だ。

 安全運転を心がけるのはもちろんだが、事故はゼロにはできない。ドライバーは、事故後の対応も心してハンドルを握りたい。



http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20081118-OYT1T00153.htm

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