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■ 【鉄人!・・じゃないけど】円盤皇女ワるきゅーレ総合【28号】

728 名前:速い!似顔絵5分で17人 名古屋の2人、全米大会入賞:2008/11/29(土) 07:37:39
 名古屋市在住の似顔絵師、安楽雅志さん(33)と加藤友里さん(27)が、11月上旬に米国で開かれた「全米似顔絵師大会」のスピード(早描き)部門で、それぞれ2位と3位にそろって入賞した。世界各国から腕利きのプロ約170人が集まる中、安楽さんは5分間で17人を、加藤さんは16人の顔を描き上げての快挙だ。

 2人は有限会社「プレジャー企画」(名古屋市中村区)の一部門「お絵かき隊」(35人)に所属。普段は、県内の結婚式場やテーマパーク、ショッピングモールなどでプロとして絵を描いている。

 全米大会は11月3〜8日、ノースカロライナ州・ローリーで開かれた。スピードのほか、抽象デザイン、デフォルメ、白黒など10部門がある。米国を中心にシンガポールや韓国など世界各国のプロが集い、技を競う。スピード部門は、早く描くだけでなく、モデルを的確に描いているか、特徴を出しているか、などの点が細かく採点される。

 経験10年の安楽さんは全米大会は4度目の挑戦。抽象デザイン部門では05年に1位に入ったことがあるが、スピード部門では初受賞だ。

 物にたとえる似顔絵が得意で、安楽さんの手にかかると、歌手の和田アキ子さんは炊飯器に、小泉純一郎元首相は犬のロボットに。今回の大会では「落ち着いて取り組めたのが良かった」と言う。

 一方、加藤さんは、カラーでも2色ぐらいしか使わないシンプルでほのぼのとした画調が特徴。昨年2月から本格的に似顔絵師の活動を始め、全米大会は初参加だ。「怖いもの知らずで、意気込まず挑んだのが、かえって良かったのかな」と振り返った。

 安楽さん、加藤さんともに通常は、アスナル金山やラグーナ蒲郡、犬山モンキーパークなど集客施設で仕事をするが、特に、結婚式の披露宴で引き出物代わりに列席者全員の似顔絵を描く仕事が、早描きの技術を磨く訓練になっているという。1回の披露宴で平均60〜70人を描かなければならず、しかも、描かれた人を満足させないといけない。そんな一瞬で顔の特徴をつかみ、1人につき2〜5分ほどで仕上げる仕事を、ほぼ毎週末、こなしてきたからだ。

 受賞について、安楽さんは「腕の立つトッププロが何人も集まる中での受賞なのでうれしい。次は総合1位を目指す」、加藤さんは「正直、実感はないが、自信になった。先輩の皆さんの指導があったからです」と受賞を喜んだ。



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