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■ 【鉄人!・・じゃないけど】円盤皇女ワるきゅーレ総合【28号】
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殺人事件:時効迎えた遺族 制度の見直し訴え
:2008/12/14(日) 07:28:56
00年12月に起きた東京都世田谷区の一家4人殺害事件の被害者、宮沢みきおさん(当時44歳)の父良行さん(80)ら未解決事件の遺族が13日、時効の停止など制度の見直しを訴えたことに、既に時効を迎えた遺族から、賛同する意見が相次いだ。しかし、法務省は現状では否定的な見解を示している。
「私のような思いは誰にもしてほしくない」。93年に一人娘の美佐和さん(当時19歳)を殺害された兵庫県伊丹市の川田五十鈴(いすず)さん(60)は語る。08年7月に時効を迎え、神戸地検尼崎支部から美佐和さんの所持品などの返還を受けた。送られて来た段ボール箱を開けると、油のにおいが部屋中に漂った。刺殺された後に可燃性の塗料をかけられ火を付けられたからだ。
段ボール箱には、焦げて固まった花柄のブラウスや金色のヘアピンで留められたままの髪の束などが、一つずつビニール袋に入れられていた。「犯人逮捕の望みがなくなった」。改めて、そう思った。川田さんは「私の娘はもう遅いけども、何とか時効制度は変えてほしい」と話す。
90年12月に札幌信金職員だった長女の宙恵(みちえ)さん(当時24歳)が殺害された事件が05年に時効になった札幌市の生井(なまい)澄子さん(72)も「時効がなければ、容疑者逮捕の望みが残る。廃止に向けて手伝いたい」と言う。
北海道警は宙恵さんの高校の後輩だった男(40)を指名手配したが、逮捕されなかった。生井さんは時効成立後民事裁判を起こし、08年3月に所在不明の男に慰謝料の支払いを命じる勝訴判決を受けた。当初は「肩の荷が下りた」と感じたが、次第に「娘のためにできることがなくなった」と感じるようになった。「時効になると悔しくても何もできない」と語った。
一方、法務省刑事法制管理官室の担当者はこれまでの取材に「時効制度の改正は、被告人側の利益を失わせるため、慎重に検討する必要がある」と話している。
http://mainichi.jp/select/today/news/20081214k0000m040080000c.html
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