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■ 【ニクいねー】円盤皇女ワるきゅーレ総合【29】
115 名前:
タカラジェンヌ、捨て犬救い続け20年 ファンが協力
:2009/01/12(月) 07:36:32
宝塚歌劇団の星組トップスターだった瀬戸内美八(みや)さん(61)=徳島市在住=は、捨て犬や野良犬を見つけると連れ帰り、長年のファンたちに引き取ってもらっている。20余年間で約70匹。自らもいま20匹を飼っている。飼い主に見放される犬がいなくなることを願いながら。
瀬戸内さんが徳島市内で運営する「ダンススタジオひまわり」。室内で4匹、外では16匹の雑種犬が遊ぶ。瀬戸内さんが近づくと、みんな飛びついてくる。「チョロ〜、いい子だねえ」「クロ、そんなにほえないの」。スタジオの建物を囲むように犬小屋が並んでいる。
宝塚時代は鳳蘭さんの後を継いで星組の男役トップとなり、同時期に松あきらさん、麻実れいさんらと人気を競った。83年に退団し、故郷でスタジオを始めた。驚いたのは、徳島駅の周辺や吉野川沿いにたむろする野良犬の多さだ。大切にしてくれる多くのファンに囲まれ、夢のようだったタカラジェンヌの自分との差を感じずにはいられなかった。
数年後のある日、自宅近くで子犬を見つけた。首輪の辺りの皮膚がただれているが、近づくと逃げてしまう。何とか首輪をとってやれないかと、遠くから見守る日が続いた。1カ月後、手に乗せたえさを食べるようになった矢先、レッスンに向かう途中で保健所の車とすれ違った。いやな勘が当たり、それから子犬を見かけなくなった。
救えなかった後悔が募った。捨て犬を放っておけなくなったのは、このころからだ。小型犬を保護すると、瀬戸内さんの後援会「ひまわり会」のメンバーに電話やメールで連絡して引き取ってもらうようになった。飛行機や電車で届けることが多いが、大阪や広島からわざわざ出向いてくれるファンもいる。
大きな犬は飼育が大変なので、自分で面倒を見ている。親代わりとなって育てた犬たちの最期をみとるのは何度経験してもつらいが、これでよかったんだ、とも思う。
一方で、家族であったはずの犬を見放してしまう飼い主には憤りを感じている。「犬は人間の言葉を話せないから、飢えや痛みを伝えることはできない。そんな苦しい目に遭わせたまま死なせてしまうのはあんまり。捨てる以外の方法はあるはずです」
http://www.asahi.com/national/update/0110/OSK200901100027.html
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