■掲示板に戻る■ 全部 1- 101- 201- 301- 401- 501- 601- 701- 801- 901- 1001- 最新50 read.htmlに切り替える ファイル管理

レス数が1000を超えています。残念ながら全部は表示しません。
■ 【ニクいねー】円盤皇女ワるきゅーレ総合【29】

155 名前:ムダに敏感なお肌を磨く 「不要品」で洗顔剤や化粧水:2009/01/18(日) 16:18:20
 その地方ならではの素材を生かした「ご当地化粧品」が続々と生まれ、2兆円市場といわれる業界で異彩を放っている。火山灰や曲がったキュウリなど、捨てるしかなかった不用品が原料の洗顔剤や化粧水も登場。「もったいない」との意識から生まれた品々は、流行に敏感な消費者の心をつかめるか。


■鹿児島 火山灰を洗顔剤に
 昨年5月、シンガポール。もみしごかれた濃密な泡が女性の肌になでつけられると、集まった人々からどよめきが起きた。原料が火山灰と知ると、「アンビリーバブル(信じられない)」の声が重なった――

 鹿児島県姶良(あいら)町の化粧品会社・天元(てんげん)がつくる洗顔剤「きんごきんご」は、豊かな泡立ちと保湿性が売りだ。シンガポールでの出張販売では10日間で1千万円を売り上げたといい、社長の又野佳洋子さん(49)はアジア市場での手応えをつかんだ。

 鹿児島の桜島は最近おとなしいが、いったん噴火すれば火山灰が一帯に降り注ぐ。宅地に積もった灰はポリ袋に入れられ、ごみとして捨てられる。そんな火山灰を素材にした化粧品がいま、鹿児島で相次いで誕生している。その「元祖」ともいえる商品を生んだのが天元だ。

 「火山灰粒子にはマイナスイオンが帯電し、プラスに帯電した毛穴の汚れを吸い取りやすい。肌によくなじむケイ酸アルミニウムも含まれている」と佳洋子さん。その効果にいち早く注目したのが、父親で同社会長の一己さん(80)だった。

 一己さんは海軍時代の経験から、火山灰が軍艦のマスト磨きなどに利用されていたことを知っていた。金属の磨き粉として広く活用できないか自宅で研究を続け、20年前、公務員を退職後に会社を設立。火山灰を使った台所洗剤の販売を始めた。

 ほどなくして、「使っていたら手が白くなった」と利用者から反応が寄せられ、洗顔剤に応用できないかと開発に着手。肌を傷つけないかという心配もあったため火山灰の超微細粒子を球状に加工する工夫をし、5年がかりで商品を完成させた。

 薩摩弁で「きれいになった」を意味する「きんごきんご」は135グラム入り2940円で1995年から発売。効果に個人差はあるものの、「火山灰は、いまや鹿児島の資産になったと思います」と佳洋子さんは話す。


■福島 「曲がりキュウリ」の化粧水
 同じ不用品でも、「曲がりキュウリ」は生産農家の収入に直結する問題だ。露地キュウリの生産量全国一の福島県須賀川市では、曲がり幅が3センチを超す規格外品が生産量全体の1割前後を占め、年間1千トンほどが捨てられていた。

 そこで生産者側が思いついたのが、化粧品への転用だった。昔から肌のパックに使われたキュウリの保湿性に着目し、3年前から埼玉県朝霞市の化粧品会社コスメサイエンスに化粧水と美容クリームの製造を委託。化粧水は120ミリリットル入り1890円で、売上額は年間800万円ほどで推移している。

 「新たな収入源の確保やブランド力の向上につながる」と発売元の須賀川市農業開発公社。家族で化粧水を愛用しているというキュウリ農家の男性は「家内はもちろん、私もゴルフ焼けに、野球部の息子も練習後にひとふり」とPRする。



ttp://www.asahi.com/national/update/0118/OSK200901180005.html
ttp://www.asahi.com/national/update/0118/OSK200901180005_01.html
ttp://www.asahi.com/national/update/0118/OSK200901180005_02.html

1016KB
新着レスの表示

掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50 read.htmlに切り替える ファイル管理

img0ch(CGI)/3.1.10