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■ 【ニクいねー】円盤皇女ワるきゅーレ総合【29】

701 名前:「被害感情薄れるなんて」:2009/04/03(金) 19:18:28
 未解決事件の犯罪被害者・遺族の前に立ちはだかってきた公訴時効について、法務省が3日、「中間取りまとめ」を公表し、時効の延長を含めた見直しの方向性を示した。

 次女が殺害された事件の時効まであと2年半を切った東京・葛飾区の小林賢二さん(62)は、「私たちの願いはあくまで時効の撤廃。今回の取りまとめが、国民的な議論のきっかけになってほしい」と訴える。

 1996年、上智大4年だった次女の順子さん(当時21歳)が何者かに殺害されたうえ、自宅に放火された。楽しみにしていた米国留学を目前にした凶行。それ以来、妻幸子さん(62)とともに毎朝毎晩、霊前に食事を供え、墓からは季節の花を絶やしたことがない。

 今回の取りまとめでは、「時の経過とともに被害者を含めた社会の処罰感情が希薄化する」ことが、時効の存在理由の一つと指摘された。だが小林さんは「被害感情が薄れるなんてあり得ない。今も、『今日の捜査はどうだったんだろう』と思う」と憤る。

 時効が近づき、焦りは募る。2004年の刑事訴訟法改正で殺人事件の時効は15年から25年に延びたが、改正前に発生した順子さんの事件は対象外。「(改正前後で)被害者の命に差がついた」と感じた。今年2月、制度見直しを求める遺族の会「宙(そら)の会」を設立し、時効の撤廃を過去の事件に適用することも求めてきた。「さかのぼって適用するのが法律的に難しいのは分かっていますが、あきらめません。逃げ得はおかしいし、時効撤廃は重大犯罪の抑止力にもなるはずだと、粘り強く訴えていきたい」と決意を語った。



http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090403-OYT1T00704.htm

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