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■ 【ニクいねー】円盤皇女ワるきゅーレ総合【29】

748 名前:乳歯ケア:効果的に:2009/04/12(日) 07:09:50
 子どもの乳歯はケアを怠ると永久歯の形成にも悪い影響を与える。しっかりケアしたいところだが、忙しいとついつい怠りがち。子どもの健康な歯を守るため、親子で身につけたい習慣について調べた。


 ◇毎食後→寝る前しっかり−−歯磨き/まず硬いもの→成長に応じて−−歯並び
 鶴見大歯学部付属病院(横浜市鶴見区)には小児歯科の診療科があり、定期検診などのため1日約60人が訪れる。井出正道・小児歯科医局長は「小児歯科は予防が重要。昔に比べると、乳歯の大切さが理解されてきた」と話す。ただ、子どもの歯に関しては依然誤解も多い。

 歯並びをそろえるには硬いものを与えればいい−−と親は考えがち。しかし、日本小児歯科学会の朝田芳信理事長は「乳幼児は発達の個人差が激しい。成長速度に合わせて食べ物を選ぶことが大事だ」と話す。与えた食べ物が子どもに合っているかどうかは、口から出さずによくかんでいるかが判断の目安になるという。朝田理事長は「硬いものだけでなく、偏食をなくし、栄養バランスのある食事を与えることも歯づくりの基礎」と指摘する。

 「毎食後、歯磨きをさせた方がいい」という保護者も多いが「重要なのは回数ではない」のだそうだ。一日で一番重要なのは寝る前の歯磨き。就寝中は唾液(だえき)の分泌が減り、虫歯を引き起こす菌の繁殖が増えるためだ。朝田理事長は「歯磨きの習慣を長続きさせることが大切。多過ぎると子どもが嫌になる。7歳ぐらいまでは親が仕上げ磨きしてあげてほしい」と語る。

 成長に合わせて歯磨きのポイントを変えることも頭に入れておきたい。3歳ぐらいまでは歯と歯の間隔が空いているため、主に歯の表面に虫歯ができやすい。5歳前後になると歯の間隔が狭まるため、大人と同様、歯と歯の境目のブラッシングも重要になってくる。

 転んだ際などにできる歯への外傷にも気を付けたい。虫歯がなくても、外傷によって歯が腐り、抜歯しなければならなくなることもある。「生え変わる永久歯の準備が整わないうちに事故や虫歯で乳歯が欠けると、歯並びに影響する。腐って変色している歯がないかも普段からチェックしてほしい」という。


 ◇歯並びのトラブル4割前後
 厚生労働省の歯科疾患実態調査(05年)によると、5歳以上15歳未満で虫歯のある子どもの割合は年々低下している。例えば、8歳の場合、1987年調査では97.6%の子どもに虫歯があったが、05年調査では61.7%へと減少した。ただ、「かみ合わせ」の問題は依然多い。八重歯などで歯並びがでこぼこになっている子どもは12歳以上15歳以下で34.5%、16歳以上20歳以下では46.7%に及び、半数近くが歯並びのトラブルを抱えている。


 ◇子どもの歯を守る5カ条
1条 子どもの口の中に関心を持とう

2条 全体を使って、よくかもう

3条 虫歯は作らない、作らせない

4条 子の成長に合った食事を

5条 歯の外傷に注意する



ttp://mainichi.jp/life/today/news/20090412ddm013100012000c.html

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