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■ 【三十路?】円盤皇女ワるきゅーレ総合【30】
106 名前:
名無し客
:2009/06/06(土) 23:46:47
カリフォルニア大学バークレー校の研究者らが、カーボン・ナノチューブを用いた新しいデータ保存技術を考案した。
10億年以上もデータを保持できるというものだ。
同技術は、現在のデータ保存方法全般に見られる問題を改善するために考案されたという。記録密度が高まるに
つれて、記録媒体の寿命は短くなっている、と研究チームは指摘する。たとえば、石に刻んだ文字は、3800年経っても
まだ大部分が読めるが、現在普及しているデジタル記録技術、たとえばハードディスクドライブやフラッシュメモリなどの
寿命はわずか10?30年ほどだ。
さらに、走査型トンネル顕微鏡(STM)を使い、個々の原子を動かして書いた文字は、室温でほんの数秒間しか保存できない
[大阪大学の研究者たちは、室温環境下における原子操作に成功している]。
しかし、10億年もデータを保持できる記録装置が実現すれば、この状況は一変するかもしれない。人類はその中に、ありと
あらゆるデータ――古代の写本のデジタル版(日本語版記事)から、ついさっき『Twitter』につぶやいたことまで――を収め、
遠い未来の地球が、知能の発達した、核融合を動力とするサイボーグの蟻たちに侵略されてしまっても、そのずっと後まで
記録を残しておけるようになるだろう。
今回の研究の記録装置は、中空のカーボン・ナノチューブ内部に鉄のナノ粒子を封入したもの。カーボン・ナノチューブは
分子レベルの管状物質で、通常、炭素同素体でできている。データの保存には、ナノチューブに小さな電圧の信号を加える
ことで、鉄ナノ粒子のシャトル[画像参照]を動かし、チューブ内を行ったり来たりさせる。ナノ粒子がチューブの端から端へ
移動することで、「1」と「0」の二進状態が作られる。
ナノ粒子の位置は直接読み出すことができる、と研究チームは『Nano Letters』誌の最新号に発表した論文の中で述べている。
「ナノ粒子の運動は可逆的であるため、メモリのビット[1か0か]は書き換えることが可能だ」
ttp://wiredvision.jp/news/200906/2009060323.html
ttp://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/news/1243951167/
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