■掲示板に戻る■ 全部 1- 101- 201- 301- 401- 501- 601- 701- 801- 901- 1001- 最新50 read.htmlに切り替える ファイル管理

レス数が1000を超えています。残念ながら全部は表示しません。
■ 【三十路?】円盤皇女ワるきゅーレ総合【30】

115 名前:名無し客:2009/06/09(火) 07:47:59
 すい臓がんや大腸がんの細胞と回虫などの寄生虫で、エネルギーを作り出す代謝方法が同じ可能性が高いことが慶応大先端生命科学研究所(山形県鶴岡市)と国立がんセンター東病院(千葉県柏市)の共同研究で分かった。虫下しが人体に影響を与えず回虫だけを死滅させるように、副作用の無い抗がん剤が開発できるかもしれないという。研究所の曽我朋義教授(分析化学)は「酸素の希薄な場所で増殖するがん細胞の代謝方法を見つけ出せた。他のがんについても調べたい」と話している。

 生物の細胞は一般的に酸素を取り入れ「クエン酸呼吸」でエネルギーを得る。しかし回虫は酸素の乏しい小腸に入り込むとフマル酸から変換したコハク酸を高濃度に蓄積しエネルギーを生産する「フマル酸呼吸」で代謝する。一部の虫下しはこれを応用してフマル酸からコハク酸への変換に必要な酵素を攻撃し、フマル酸呼吸を不可能にすることで、人体に影響を与えず回虫だけを死滅させる。

 一方、すい臓がんや大腸がんなどのがん細胞は、回虫と同様に周囲に血管がなく酸素が乏しくても活発に増殖する。同病院はこれに着目。04年に虫下しを悪性のすい臓がんの細胞に投与したところ、がん細胞が死滅した。

 この実験結果を受け、研究所が代謝物質を網羅的に分析する「メタボローム解析」で大腸がんの細胞を調べた結果、回虫がフマル酸呼吸をした時に見られるコハク酸の高濃度の蓄積が、大腸がんの組織でも起きていることを突き止めた。

 胃がんや肺がんの細胞は血管から酸素を取り込んでおり、フマル酸呼吸はしていないとみられるという。

 曽我教授は「コハク酸の蓄積から、大腸がんの細胞がフマル酸呼吸をしている可能性が高い。今後さらに研究を進め、それを立証する」と話している。



ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090602-00000142-mai-soci
ttp://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/news/1244081130/

1075KB
新着レスの表示

掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50 read.htmlに切り替える ファイル管理

img0ch(CGI)/3.1.10