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■ 【三十路?】円盤皇女ワるきゅーレ総合【30】
133 名前:
名無し客
:2009/06/12(金) 06:46:24
ジュースで電気を起こす――。そんな夢のような電池の開発がソニーの先端マテリアル研究所で進められている。食品や飲料に含まれる炭水化物(ブドウ糖)を酵素で分解し、電気エネルギーを取り出す「バイオ電池」がそれ。実現すれば、安全で環境負荷もないまったく新しい電池が生まれる。
神奈川県厚木市にある先端マテリアル研究所。バイオ電池の研究を担当する酒井秀樹・バイオエレクトロニクス研究グループ係長が手に持ってきたのが小さなプロペラだ。バイオ電池につながった容器にコーラを注ぐと、プロペラが勢いよく回り始めた。携帯音楽プレーヤー「ウォークマン」につなげると音楽を再生する。いずれもコーラがエネルギー源だ。
バイオ電池の仕組みはこうだ。ブドウ糖を分解する酵素と電子を伝達する物質を固定化した電極を負極に、酸素を還元する酵素と電子伝達物質を固定化した電極を正極とする。負極でブドウ糖水溶液を酸化分解して電子と水素イオンを取り出し、正極では電子と水素イオンで水を生成するという電気化学反応を利用して電気エネルギーを取り出す。電池の要(かなめ)となる電子伝達物質の成分は企業秘密という。
「これは生物のエネルギー変換と同じシステム」と酒井係長。人間をはじめ生物は炭水化物を酵素で分解して活動エネルギーとしているが、それを電気エネルギーとして取り出したのがバイオ電池だ。ブドウ糖は太陽光を受けた植物が光合成によって合成する物質の一つだから、これを発電に利用できれば地球上に豊富に存在する再生可能エネルギーになる。
「バイオ電池は生化学反応のため二酸化炭素も出ない。大型の投資も必要とせず、身近な食品や飲料で発電できる。枯渇する心配もないし、何よりも環境に優しい」(酒井係長)
サトウキビやトウモロコシなどを使ったバイオエタノール燃料が注目されているが、「バイオ電池なら生ごみや、それこそ事故米からもブドウ糖が取れる」とは戸木田裕一・バイオエレクトロニクス研究グループ統括課長。
ソニーがバイオ電池の研究を始めたのは2001年。リチウムイオン電池の研究にめどをつけた酒井氏が当時、次の研究テーマとして生物のエネルギー変換の応用を思いついた。環境問題の解決も念頭にあった。ただ、「研究を始めると、バイオ電池はソニーの製品に貢献できるのか、と周囲から疑問視された。説得するためにも結果を出していくしかなかった」と振り返る。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0906/08/news016.html
ttp://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1244421357/
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