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■ 【三十路?】円盤皇女ワるきゅーレ総合【30】

447 名前:正しい酒席マナー知ってますか?:2009/08/08(土) 16:42:05
 6月末、東京・西新宿の京王プラザホテルの懐石料理店「蒼樹(そうじゅ)庵」。スーツ姿の約20人の若手ビジネスマンたちが座敷の机に向かい合った。一方がお銚子(ちょうし)を傾け、相手のおちょこにお酒を注ぐ。「お銚子を持つ時は必ず両手で」。料亭勤め約30年、和服姿の女将(おかみ)、野口美智子さんの声がピシリと飛んだ。

 同ホテルが今年、始めた「接待術講座」。最初は1、3月の2回だけ予定していたが、応募が殺到して回数を増やし、9月には7回目を開く。予約がなかなか取れない人気講座になっている。

 開講のきっかけは、野口さんが「最近、若手ビジネスマンの接待マナーがなってない」と痛感する場面が増えたためだ。暑いからといって接待する側が先に上着を脱いだり、お土産を何も用意せず、宴席が始まってから大あわてしたり……。

 不況で接待の場が減っているのも影響しているようだ。

 4月の講座に参加した情報システム会社の入社2年目、森井友美さん(25)は景気悪化で昨年、会社から「若手の接待禁止令」が出され、「最低限の作法を教わらないままなのは、不安だった」と言う。

 料亭の雰囲気を味わい、予約の際の名乗り方から土産を渡すタイミングまで教わり、「きめ細かくて助かりました」と満足そうだった。

 酒席でのマナーの低下は、酒造会社も気にしている。

 「菊正宗酒造」(神戸市)は、正しいお酌の仕方などを実演する教則ビデオを作って販売している。「お酒の上手な飲み方の教科書はないのか、という声が消費者からありまして……。メーカーとしての責任を考えて制作しました」と担当者。

 「キリンビール」(東京・中央区)も会社のホームページに「入り口からもっとも遠いのが上座」「お酌を受けたらお礼を言い、すぐ口を付ける」などと、「超」が付くほど基本的なマナーの説明コーナーを設けている。「まあ我が社の社員は皆、新人の頃から先輩による毎日のような『実地研修』で身に着いていますが」と同社担当者は苦笑い。

 もっとも、野口さんの講座の参加者からはこんな声も聞こえてくる。

 都内の鉄道会社の女性社員(26)は「お酒のマナーは、習得しておくと将来、仕事で役に立つかもしれないスキルの一つだから」と言う。システムエンジニアの佐藤友哉さん(28)も仕事上、接待することはないが、「経済の先行きが見えない中、プラスアルファになるものを身に着けたかった」と話した。

 講座には「社会人のマナーを教えてやってほしい」と、就職活動中の大学生を連れてきた親の姿もあったという。

 「酒席での作法は、本来、相手を思いやる、おもてなしの心から生まれるものなんですけれどね」。野口さんは少し複雑そうな顔をした。



ttp://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090808-OYT1T00665.htm

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