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■ 【三十路?】円盤皇女ワるきゅーレ総合【30】

607 名前:光る 個性派商店街:2009/09/02(水) 18:42:55
 郊外の大型店などに客を奪われ、「シャッター通り」となる商店街が増える中、独自の取り組みで活気を取り戻した「元気な商店街」も多い。特色ある商店街作りが、多くの客を引きつける秘訣(ひけつ)のようだ。


「売れても占い」/大阪
「売れても占い(うらない)商店街」。こんなだじゃれを売り文句に、客を集めている商店街がある。

 JR大阪環状線の福島駅からほど近い大阪市福島区の福島聖天通商店街の「売り」は、第4金曜日に開催される月に1度の「占いデー」だ。

 約100店が連なる300メートル余りの商店街の目抜き通りに、占い師約30人が机を並べる。四柱推命、タロット、手相と、占いの種類は様々で、料金は15〜20分で1000円だ。東京や三重県などからも、占いを目当てに若い女性や中年男性らが平均200人は集まるという。

 かつては寺院の参詣道として栄えたが、近くに出店した大型店に客を奪われた。転機は約10年前、商店街の喫茶店主が、凝っていた四柱推命の占いを夜店で披露したところ、これが人気だったことから、占いで売り出すことにした。

 今では、占い師が常駐する「占い館」もある。占い師の中野馨清(かずみ)さんは「出店料が安く、机や懐中電灯も用意してくれる。商店街の人たちが一生懸命で、気持ちよく参加できる」と歓迎する。

 占いの集客効果で、シャッターを閉めたままの店はゼロになった。眼鏡店「キンキメガネ」を営む西窪常高さんは「飲食関係では入居の空き待ちもあるほどです」と手応えを感じている。


「行けば何かある」/愛知
 地元では「行けば何かおもしろいことがある」といわれる名古屋市中区の大須商店街は、平日で約3万人、休日は約6万人の人出でにぎわう東海地方有数の商店街だ。

 「万松寺通商店街」など九つの商店街からなり、東西約600メートル、南北約400メートルの区域に約1100店舗がひしめき合う。流行のファッションをそろえた衣料・雑貨店から骨董(こっとう)品などあらゆる専門店が並ぶ。

 1970年代から、歩行者天国や街角コンサートなどを企画。全国から大道芸人を集める「大須大道町人祭」は、県外からも人を呼べるイベントとして定着した。

 現在も、大須商店街の成功を参考にするために、全国各地から年平均60組が視察に訪れるという。

 商店街の多くの店で電子マネーが使えるようにするなど、大型店に負けない「便利さ」の追求も怠らない。大須商店街連盟の小野章雄会長は、「外国人観光客も増えている。案内板を充実させるなど、初めての人にもわかりやすい商店街作りが、目下の課題」と、さらなる集客に知恵を絞っている。


レトロ「昭和の町」/大分
 商店街がにぎわっていた昭和30年代の街並みを復元し、年間30万人以上の観光客を呼び込んでいるのは、大分県豊後高田(ぶんごたかだ)市中心部の商店街だ。

 かつては県内有数の商業地として栄えたが、徐々に衰退して約10年前には4割が空き店舗となった。危機感を抱いた商店主らが、古い街並みが懐かしい魅力を持つことに気づき、2001年に「昭和の町」を誕生させた。

 当初は10店足らずの参加だったが、往時の様子に近づけるために店の入り口の引き戸をアルミサッシから木造のものに替えたり、看板を昔の物に戻したりといった工夫を凝らした。懐かしいおもちゃを集めた博物館なども新設した。

 すると、少しずつ観光客が増え、07、08年度は2年連続で30万人を突破し、参加店舗数も約40店に増えた。今年7月からは1957年(昭和32年)式のボンネットバスを週末に運行している。

 ただ、街全体の運営や振興を担う第3セクター「豊後高田市観光まちづくり」の野田洋二社長は、まだ満足していない。「訪れた人の滞在時間を延ばし、飲食や買い物につなげる」ことが、生き残りには不可欠だからだ。今後も市などと協力し、さらに魅力ある商店街づくりに力を入れる考えだ。



http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/special/chihou/ch090823.htm

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