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■ 【三十路?】円盤皇女ワるきゅーレ総合【30】
725 名前:
岩壁下の遺体「クレヨンしんちゃん」作者と判明
:2009/09/21(月) 07:22:09
群馬県下仁田町南野牧の荒船山(1423メートル)の岩壁下で発見された男性の遺体は20日、県警の調べで、人気漫画「クレヨンしんちゃん」の作者・臼井儀人(よしと)(本名・臼井義人)さん(51)(埼玉県春日部市)と確認された。
発表によると、遺体は、20日朝から発見現場に向かった下仁田署員らが収容、県警ヘリで搬送され、同署で検視が行われた。死因は、全身強打による肺挫滅だった。臼井さんは登山中に転落したとみられ、「艫岩(ともいわ)」と呼ばれる岩壁の約120メートル下で見つかった。遺体から約35メートル下には、臼井さんのリュックがあり、携帯電話や財布、衣類などが入っていた。
臼井さんは今月11日、「荒船山に行く」と言い残して行方不明になり、群馬、長野両県警が県境付近を捜索していた。
◆悲しみの声、春日部で◆
臼井さんが住む埼玉県春日部市で、焼き鳥店を経営する長村幸夫さん(67)は「よくネギマを注文しては、『おいしい、おいしい』と言ってくれたり、サインをくれたりした」と惜しんだ。
臼井さんは、約2年前まで2か月に1回程度、店を訪れ、「ここは俺の隠れ家」と言って、店の隅に座っていたという。長村さんは、「最後に来た時、『そのうち、この店のことを漫画に書くよ』と言ってくれた。春日部といったら『しんちゃん』なのに残念だ」と声を詰まらせた。
◆ギャグ漫画、幼児の本音表す◆
臼井さんは、静岡県生まれ。広告会社勤務などを経て、1987年「だらくやストア物語」を「週刊漫画アクション」(双葉社)に発表しデビュー。
90年に同誌で連載を開始した「クレヨンしんちゃん」は、埼玉県春日部市に住む、おませな5歳児、野原しんのすけ(しんちゃん)が家族や幼稚園の先生たちの間に騒動を巻き起こす、ギャグ漫画。2000年11月からは、アクションから同社の月刊「まんがタウン」へと発表先を変え連載中だ。
92年からはテレビ朝日系でアニメ版の放送がスタートし、人気が沸騰、海外でも45か国以上で放映された。劇場用映画も93年から毎年製作され、2002年には、文化庁メディア芸術祭賞大賞を受賞。単行本は49巻で約5000万部、関連書を含めると約6500万部に達し、海外14か国・地域でも翻訳されている。
アニメ版の人気で、しんちゃんのギャグをまねる子どもが増え、親が選ぶ「子どもに見せたくない番組」の上位に選ばれるなど物議を醸す一方、幼児の本音を表す国民的漫画として評価されてきた。
臼井さんは、「読者のイメージを壊したくない」と、デビュー以来、素顔は表に出さない姿勢を取っていた。
漫画の連載について、双葉社では、「2本分の原稿は既に入稿しており、10月発売と11月発売の号は掲載する予定」としている。
アニメの「クレヨンしんちゃん」は、毎週金曜夜、テレビ朝日系で放送されている。特別番組が続くため、次回放送は10月16日の予定だが、同社広報部は「原作者としての功績に感謝し、心からお悔やみを申し上げます。今後の放送に関しては、関係者の方々と相談して決めていきたい」と話している。
ttp://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090920-OYT1T00608.htm
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