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■ 【三十路?】円盤皇女ワるきゅーレ総合【30】

833 名前:論語:先行き不透明な時代の“生き方指南” 親子に人気:2009/10/07(水) 18:39:07
 「子曰(のたま)わく、学びて時に之を習う、亦説(またよろこ)ばしからずや」。東京都文京区の伝通院で月1回開かれる「こども論語塾」。親子連れや3世代家族など2〜80歳の約100人の素読の声が響く。05年に参加者約30人で始まり、昨年から約100人に増えた。現在、宮城県塩釜市や宮崎県都城市など全国7カ所で開かれている。

 論語は中国の春秋時代の思想家、孔子の言行や弟子たちとの問答などが記された書物。塾では約2500年受け継がれた孔子の生き方や考え方を学ぶ。

 講師の安岡定子さん(48)は、陽明学者で歴代首相の指南役といわれた故・安岡正篤氏の孫。この日は「之を愛して能(よ)く労すること勿(な)からんや」(人を愛するからには、その人を鍛えないでおられようか)を取り上げ、「勉強やお行儀など、みんなの両親は厳しくしかったりするでしょう。難しいことも乗り越えられる人になってほしいからです」と、子どもたちに語りかけた。

 東京都目黒区の小学4年、島田采知(あやとも)君は「巧言令色、鮮(すくな)し仁」(言葉巧みでうわべばかりの人は思いやりの心が欠けている)の章が好きだ。母佳代子さん(39)は「論語は味わい深い。将来、子どもの力になると思う」と目を細める。

 安岡さんは「昔は、善く生きる道を子どもに諭す親類や教師が身近にいた。今は誰も教えない。だからこそ、論語への関心が高まっているのでは」と話す。同塾の森岡隆代表(70)は「いつも前から席が埋まる。道徳心が失われ、せい惨な事件が起きる中、親が論語を子どもに伝えたいと願っているのでしょう」とみる。保護者からは「塾より学ぶものが大きい」「小さいうちに心の勉強をさせたい」との声も聞かれた。

 安岡さんが昨年出版した「親子で楽しむ こども論語塾」(明治書院)は続編を含め2巻で計10万部を売り上げた。昨年1月に出版された「子供と声を出して読みたい『論語』百章」(岩越豊雄著、致知出版社)も計2万部が売れ、今年3月、続編を刊行。6月には「声に出して読む 絵でわかるかんたん論語」(根本浩著、金の星社)も出版された。いずれも「温故知新」などの言葉を易しく解説している。

 論語への追い風は、学校現場にも吹いている。2011年度に全面実施される新学習指導要領には「伝統的な言語文化に関する指導の重視」が盛り込まれ、小学生が漢文や古典を学ぶようになる。



http://mainichi.jp/select/wadai/news/20091007k0000e040074000c.html

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