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■ 【三十路?】円盤皇女ワるきゅーレ総合【30】

921 名前:あなたの走り方、大丈夫?:2009/10/23(金) 18:18:35
 「8割の人が間違った走り方をしている」。空前のランニングブームの中、誤った走り方による故障を危惧(きぐ)する声が専門家から上がっている。健康づくりのために始めても、一歩間違えれば、ひざや腰を痛めるなどかえって逆効果になることもある。体に負担をかけず楽しく走り続けるためにはどうすればいいか、専門家に聞いた。


 ◆猫背や傾く体
 「ちゃんと走っているのは2割ぐらいだった。ほとんどの人が変な走り方をしていた」

 東京国際マラソン3位の実績を持つNPO法人「ニッポンランナーズ」(千葉県佐倉市)理事長で、走り方を紹介した『「体幹(たいかん)」ランニング』(講談社)などの著書がある金哲彦さん(45)は昨秋、ある光景を見て驚いた。専門誌の企画で、皇居周辺を走るランナーの走り方をチェックしたときのことだ。

 「姿勢が猫背だったり、腕の振り方がおかしかったり、体が傾いていたり…」。ほとんどの人が走り方に何らかの欠陥を抱えていたという。「正しい走り方ができていないと速く走れないし、場合によっては故障することもある。ランニングはただ道具をそろえてやればいいというものではない」と警鐘を鳴らす。


 ◆足だけでは「×」
 スポーツ整体や、一般ランナーに走り方を指導している総合治療院「マークスボディデザイン」(横浜市)には、「痛くない走り方を教えてほしい」と訪ねる人が増えているという。代表を務める元日本オリンピック委員会(JOC)強化スタッフ(医科学)の江口典秀さん(36)は「一般ランナーを見ると、足だけで走っている人が多い」と話す。

 江口さんによると、走る際には片足に体重の2〜3倍の力がかかる。このため、体全体でなく足だけで走ると、足に負担が集中してひざや腰を痛める原因となるといい、「体の点検、準備をしないまま走ることは危険だ」と話す。

 千葉市に住む大谷尚夫さん(49)も、走り方に悩みを持っていたランナーの一人だ。ニッポンランナーズに昨年から通っているが、それまでは我流だった。「暇なときにただ走るだけだったので、ひざや腰が痛くなっていた」。走るのに必要な筋肉をつけたり、正しい腕の振り方などを学ぶことで、今はあまり痛みがなくなったという。


 ◆普段から姿勢よく
 正しい走り方として、金さんは、胴体部分を指す「体幹」を使った走り方を推奨。「体幹を使えていないと、上半身はただの重りになってしまうが、使うことによって走る際のエンジンにできる」と説明する。

 体幹を使って走ることができるようにするためには、普段から姿勢よく生活することを薦める。そのチェックポイントの一つとして、「歩くときなどに背中の肩甲骨が動いているかどうか」を挙げる。走るのに必要な筋肉を鍛えるためには、なるべく歩くことが大切として、「少しずつ継続することで体は変わってくるので、いっぺんにはやろうとしないでほしい」といきなり走りすぎないようアドバイスしている。



ttp://sankei.jp.msn.com/life/body/090312/bdy0903120759001-n1.htm
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