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■ 【三十一】円盤皇女ワるきゅーレ総合【31】

187 名前:世界遺産風呂でポカポカ:2009/11/25(水) 17:52:18
 自宅で「世界遺産風呂」はいかが――。世界遺産の熊野古道沿いにある三重県尾鷲市向井の入浴施設「夢古道おわせ」が、尾鷲ヒノキの間伐材を湯船に浮かべて香りを楽しむ「入浴木」として売り出したところ、全国の入浴施設から注文が相次いだ。ツヤがあり、香りが強い尾鷲ヒノキの特徴に注目したアイデア商品だ。家庭用の小さな入浴木も売り出して、1年余りで大小1万本以上を出荷するヒットになった。

 湯船に浮かぶ直径18センチ、長さ1.5メートルの尾鷲ヒノキの丸太。子どもたちはつかまって浮かんだり、においをかいだり――。直径9センチ、長さ22センチの小さな木片も30本ほどプカプカ浮いている。入浴施設「夢古道おわせ」では、ヒノキを浴槽に浮かべて香りを楽しむイベントを「世界遺産風呂」と銘打って開いている。これが好評で、「入浴木」商品化のきっかけになった。

 「世界遺産風呂」を発案したのは店長の伊東将志さん(35)。昨年4月の入浴施設オープン直後、地元の林業家の知人から「木が売れず、山が荒れている。間伐材で何かできないか」と相談され、「風呂に入れたらインパクトもあって面白い」と思いついた。

 同6月の「父の日」に、「ヒノキの香りで癒やされて下さい」と浴槽に丸太を入れたところ、客の反応は上々。うわさを聞いた県外の入浴施設から問い合わせが相次ぎ、「森林組合おわせ」と協力して商品化した。東京や神奈川など28都道府県52カ所の入浴施設から注文があり、これまでに出荷数は1万本を超えた。

 金沢市の入浴施設「和おんの湯」でも、1年ほど前から不定期で「世界遺産風呂」を始めた。担当者は「世界遺産というブランドも効いている。浴槽に木が浮かんでいる様子にも癒やされるようです」。ヤスリで削れば再び香りが立ち、こまめに手入れすることで長く使えるという。

 伊東さんは「直径9センチのものでも樹齢約20年。太い丸太は約60年という長い時間をかけて育てられた。その良さを改めて全国の人にも知ってほしい」と話す。



ttp://www.asahi.com/travel/news/NGY200911160008.html





時乃湯でも使ってみたらどう?

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