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■ 【三十一】円盤皇女ワるきゅーレ総合【31】
230 名前:
鼻ボコボコ…内藤「これが実力。口だけの男」
:2009/11/30(月) 16:40:17
プロボクシング・WBC世界フライ級タイトルマッチ(29日、さいたまスーパーアリーナ、観衆=2万1000)内藤、落城−。王者・内藤大助(35)が、挑戦者・亀田興毅(23)に0−3の判定で敗れ、6度目の防衛に失敗した。負けたら引退も考えている−として臨んだ大一番。いまやリングだけでなく、茶の間の人気者となった男は、兄の興毅にかたきうちを許したが、今後の去就については明言を避けた。
ほのぼのとした、陽気なオーラは消えていた。右目付近はテーピングで固定され、鼻は曲がり、左目は腫れてふさがっていた。「これが実力。口だけの男で本当に申し訳ない」と前王者はただただ自らを責め続けた。
冷静にカウンターを狙う興毅に対し、内藤は足を使って動き続けてフェイントを多用するトリッキーなスタイル。前半から王者は積極的に前に出てパンチを打ち込んだが、有効打を多く放ったのは挑戦者。押し込んでも攻めきれない。興毅の左ストレートを再三浴びてのけぞり、ポイントでは最大6点差がついた。
武器となる経験の差をみせられなかった。新人王、日本王座、東洋太平洋王座をきっちり獲得し、世界王座は5度の防衛。実績を蓄えた。日本人選手との対戦はプロデビュー以来初めてだった興毅とは、まったく違う道を進んできた。「本当に残念です。期待に応えられなくて申し訳ない。悔しいね。彼の方がうまかった、強かったということ…」
07年10月、「3兄弟」の次男、大毅が挑んできた。この兄弟は内藤を「ゴキブリ」呼ばわりした。温厚な内藤は「ベビーフェース」の役回りとなり「国民の期待に応える」と意気込む王者に支持が集まった。“悪役”だった亀田家に初黒星をつけて一躍、ヒーローの座を手に入れた。
内藤の母・道子さん(67)、真弓夫人(36)や息子・亮君(4)も会場で見守った。真弓さんは「負けてしまったけれど、これが結果なので仕方ないです」と目を潤また。内藤は今後の去就について「まったく考えていません。ゆっくり考えます」と明言を避けた。所属する宮田ジム・宮田博行会長(43)も「本人の判断に任せます」。
不完全燃焼−。「審判の判断だから覆ることじゃないけど、(判定は)気になるなぁ」とも。亀田家とは“1勝1敗”。因縁にはまだ決着はついていない。
ttp://sankei.jp.msn.com/sports/martialarts/091130/mrt0911301035003-n1.htm
ttp://sankei.jp.msn.com/sports/martialarts/091130/mrt0911301035003-n2.htm
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