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■ 「陰陽頭」と「堕ちた天秤の騎士」の会議場
- 1 名前:◆GAinErMg8k :2011/07/03(日) 21:54:17
この場は余と柳生友景以外の立ち入りは認めぬ。
汝の頭が飾りでないならば理解するがよい。
- 2 名前:◆GAinErMg8k :2011/07/03(日) 21:56:06
- サブタイトル案
火事と喧嘩は江戸の華〜ウホッ男祭りだよ全員集合〜
もしくは
魑魅魍魎やぎゅう☆まぎか
- 3 名前:柳生友景:2011/07/03(日) 22:34:33
- >サブタイトル
【げにも見事な】火事と喧嘩は江戸の華〜ウホッ男祭りだよ全員集合〜【若竹ぶり】
開口一番なれど、柳生大戦争的に斯く添削すると、まさに「さぶ」たいとるとならんや。
ああ……薔薇の復讐とは左様な神秘的な寓意が、
(上記数行はなかった事にするが如き雅な微笑を浮かべながら)
――扨(さて)。
すれ建立の儀、忝く。また、改めて宜しくお願い申し上げる。
まず、そちらはフリメルダどのとの闘争がお有り故、当方との詳しい打ち合わせはそれが落
着してからでも構いませぬ。同時並行では、そちらに負担であろうから。
- 4 名前:<呪われし公子>ゲイナー ◆GAinErMg8k :2011/07/07(木) 22:31:31
- 遅くなったが改めてよろしく頼むぞ極東の魔人よ。
ではすまぬが汝の言葉に甘えさせてもらうとしよう。しばらくは<剣聖>
との闘争に専念させてもらう。
ただ、忘れぬよう度々やりたいネタをこの場に記させてもらうこととする。
法の剣
・単純な「停滞」にするか、ルシファー猊下関連で「光を齎すもの」とするか。
血を飲むことによる能力付与。
・DIOの「世界」は間違いなく使う。
魔術
・悪魔召還
- 5 名前:柳生友景:2011/07/08(金) 22:28:20
- では、御武運をば。
……ふむ。当方のネタは、あるような、ないような。
まあ所詮は柳生的必殺技なれば、いずれチャンチャンバラバラの内にて。
>法の剣
一つお尋ねするが、これは「夢盗人の娘」に出てくる、<法>の女公爵ミッゲアより下賜さ
れし剣、ストームブリンガーの力を吸収していた代物でしょうか?
>魔術
>・悪魔召還
式神召喚にて対抗する手も、あるかもしれず。対手によりけりですが。
- 6 名前:<呪われし公子>ゲイナー ◆GAinErMg8k :2011/07/09(土) 13:15:29
- >白い剣
余がミッゲアより賜った剣はエネルギー吸収型ゆえ黒の剣とかぶる。
ゆえにほかのものを用意するつもりだが、候補としては
1・白き狼の息子の最終決戦で使用したもの。厳密に言えばそれの真作。
2・特殊能力のない剣。強力なだけのただの魔剣。
3・TRPG版の法の設定を引っ張ってきて、超常の存在を許さぬ法の武器とする。
4・「軍犬と世界の痛み」のルシファー猊下つながりでライトブリンガー(光を齎すもの)。
上記のいずれかあたりを考えておる。
- 7 名前:柳生友景:2011/07/09(土) 22:11:42
- 成る程。詳しい説明、痛み入る。
上記1〜4いずれでも、相手取るには面白き哉。
そちらの新訳しりーずは、丁度いま「スクレイリングの樹」を読んでいる途中ゆえ、闘争が
始まるまでには「白き狼の息子」や「軍犬と世界の痛み」なども読了できましょう。
しかし黒の剣、白の剣、ラグナロクにアルテマウェポンと神剣魔剣が乱舞せし一連の戦い
なれば、わたしの佩刀も無銘ではかえって礼を失するであろう歟(か)。
なので、ヒノカグツチの剣(真・女神転生シリーズ準拠)あたりを使うやもしれませぬ。
厨的な箔付けなれど、問題がないようならば。
- 8 名前:柳生友景:2011/07/09(土) 22:13:27
- ついでに、闘争の副題を真面目に考えると、
Tomokage Yagyu vs Gaynor 〜Saber 2(Again)〜
Never Saber Never Again
Gaynor Only Lives Twice
タネローンはおれのもの
ゲイナーちゃん2 〜メルニボネ柳生の逆襲〜
どこが真面目なのか! というものも混じっているが、気にしてはいけませぬ。
- 9 名前:<呪われし公子>ゲイナー ◆/GAynorYPA :2011/07/24(日) 13:32:02
約半数がネタではないか!
・・・しかし、そろそろ闘争の題名も考えねばな。さて、どうしたものか。上記の中では、
余としてはNever Saber Never Againが一押しだが。
>武装
ヒノカグツチの剣か。よいではないか、使うがよかろう。多少のねつ造など演出の範囲内よ。
汝との戦いの初期装備は妖刀「七胴落し」で行かせてもらう。アウトレンジでの戦いから始
まるようならば、TRPG版の通常兵装である混沌の弓も持ちよるつもりであるが。
それに汝との戦いでは混沌の魔術だけではなく法の魔術もつかわせてもらうつもりだ。
服装は・・・そうだな、「モモ」の灰色の男を思わせるグレーのスーツ風の姿にするか。
- 10 名前:柳生友景:2011/07/24(日) 23:46:28
- 「白き狼の息子」まで読み終え候。「軍犬〜」は未だしにて。
しかし、この新訳三部作は「ゲイナーとクロスターハイムのサーガ」とも評すべけんや。
>>4で仰られた、
>血を飲むことによる能力付与。
成る程、この事であったか……と頷ける。
闘争の題名、拙案の採用は面映き事。わたしとしては「魑魅魍魎やぎゅう☆まぎか」でも
構わぬが……。
ヒノカグツチは、では使わせて頂こう。
闘争の中盤ほどに武装変更の腹積もりにて、当初は普通の刀で戦う予定です。
……ほう、神林長平と。流石に思わぬ所から持って来られる。
わたしは接近戦・遠距離戦どちらでも構わぬ故、そちらのやり易き方にて。
魔術戦、並びに「たすけてモモ!」風味なこーでねいとに関しても、承った。
- 11 名前:<呪われし公子>ゲイナー ◆/GAynorYPA :2011/07/25(月) 01:10:07
- >ゲイナーとクロスターハイムのサーガ
うむ。かの三部作は余がチャンピオンでクロスターハイムが英雄の介添人といっても過
言ではない。
>血を飲むことによる能力付与。
正確には「血を飲むことによって、その個人もしくはその血統のものしか使えない武器
が使えるようになる」なのだが、「なじむ。実になじむぞ!」がやりたいので拡大解釈し
て使わせてもらう。
- 12 名前:<呪われし公子>ゲイナー ◆/GAynorYPA :2011/07/27(水) 20:01:40
- 導入ネタ。
時は幕末。
黒船の来航によって徳川泰平の世がまさに終わらんとする動乱の時代。
血で血を洗うこの激動の世に流れ着いたゲイナー。
そこにて平将門の存在を知り、その怨霊の力を利用せんと企む。
平将門の復活の起爆剤とするために、まずは封印されていた髑髏検校の遺灰を手に
入れるゲイナー。続いて怨霊復活の儀式をせんとするまさにそのとき、世界の危機に
いにしえの世より柳生友景が呼び出される。
まあ、そんなところか。
- 13 名前:柳生友景:2011/07/28(木) 00:23:05
- (陰スレの方を見遣りつつ)
黄宮卿は何をやっておいでか。
しかし、喚ぶ方喚ばれる方の双方で斯くも「お前か」と嘆じ合うような召喚関係は、ちょっと
他に見当たらないな。
>導入ネタ
おお、幕末。良いですね。
復活の儀式まさにたけなわ、な時にわたしが転移してくる感じでしょうか。
また、わたしへの依頼の向きは、崇徳上皇に<天秤>の霊告が下り……というようなもの
を考えていたが、そちらからすればフリメルダどのとの前戦から引き続いて「ンモー、また
<天秤>!」という事はあるかもしれぬ。
「軍犬〜」を読みながらふと思った事だが、例えば真の依頼人はルシファー猊下という線
は可能だろうか?
世界の痛み≠ニなり得る将門復活による大破壊を防ぎ、天界復帰への好材料としたい
猊下の意向を崇徳院が汲んで、という……。
結局それもまた、<天秤>の意思なのかもしれぬが。
「恥というものを知らぬ後人の捏造」「妄誕の域を出ない謬説」という感じではありますが、
取り合えず、恐る恐る提案まで。
- 14 名前:<呪われし公子>ゲイナー ◆/GAynorYPA :2011/07/28(木) 23:21:16
- >「お前か」と嘆じ合うような召喚関係
最終的な敵はセイバーでもアーチャーでもなく互い自身というのが目に見えておるな。
最終的に立ち会うまでは、いかに令呪を使わずにすませるか、いかに令呪を使い切らせるか
の心理戦になるであろう。
>真の依頼人はルシファー猊下
それはよい考えだ。世界を癒す責務を負うているルシファー猊下にとって、将門の復活は見
過ごせぬことであろう。だがエルリック皇子や天秤の騎士たちが訪れるには因子が足らぬ故、
汝に白羽の矢が立ち崇徳上皇を通して世界を救う役目を任せた、といったところか。
ならば余の使う白の剣は「聖杯ルシファー」としよう。猊下の力の一部を込めて鍛えられた
聖剣だ。展開によっては己の剣に裏切られるという「戦士」の業を余も体験することとなるであろう。
- 15 名前:柳生友景:2011/07/29(金) 00:33:49
- >いかに令呪を使い切らせるかの心理戦
……割と真面目に見たく候。
しかし、白子の皇子を呼んでこなければなりませぬな。「わたし」の任には余るが。
>犯人はヤs……ではなく猊下
この案で宜しゅうございますか。忝き事。
流れとしては、まさに仰られる通り。実際に猊下自身にご登場願うか、それとも崇徳上皇
との会話でその介在を説明するに留めるかは、まあ今後の考えどころでしょうか。
「聖杯ルシファー」で猊下の力と猊下の代理人たるわたしがぶつかり合うのも、実に面白
い。
「互いに相争う矛盾が故の<混沌>」といった趣もございますな。
因みに余り関係ないが、「軍犬〜」は1631年が舞台なので、フォン・ベック伯とわたしは、
ほぼ同時代人だったりするのですね。
- 16 名前:柳生友景:2011/08/05(金) 21:59:43
- そういえば申し上げていなかった。わたしが幕末へゆく方法。
募集すれで少し触れた通り、山田風太郎「柳生十兵衛死す」のネタを使う所存にて。
過去を演じ、過去を再現する夢幻能の極まる所、世界は過去そのものとなり、それを見
る観客もまた過去に送り込まれる――というのがその仕掛けです。
この航時機(たいむましん)としての理を用いて、逆方向即ち未来へ転移せんという、云
わば「幕末へ翔ぶ夢幻能」でしょうか。
能の舞い手であるシテは崇徳上皇に演じて頂こうかと。
原典だと、シテも一緒に時間移動する事になりますが、今回上皇は舞うだけで留守番で
す。幕末へ赴くのはわたしのみ。
また将門復活の儀式の場へ出現する際は、所謂「たーみねーたー」のように現れようか
と思案している。
当然、全裸ではありませぬ。
- 17 名前:<呪われし公子>ゲイナー ◆/GAynorYPA :2011/08/12(金) 22:18:57
- 導入案β版
>>
江戸城より北東、鬼門たる艮(うしとら)の方角にその神社は在った。
神田明神。かつて関東にユートピアを築き上げようとし、夢半ばにして倒れた男が祀られた場所。
今ではその存在は神霊として祭り上げられ、江戸の霊的守護の要として長らくこの都を鎮守していた。
荒ぶる魂を神として祭り、その加護を受けるのはこの国ではよく在ることだ。
夜。煌煌と満月の輝く怪しい夜。
夏も盛りだというのに、なぜか風は酷く冷たい。
背筋に寒気が走り、魂魄すら震わせるように冷たい。
その境内に3つの黒い人影があった。地面に直接に座し忌まわしき祝詞を唱える3つの影。みな
闇よりも黒い外套に身を包み、フードを目深にかぶっているため性別はおろか体格すらもわからな
い。いや、その外套の下に在るモノが本当に人であるかすらわからない。むしろ魑魅魍魎である方
がふさわしいのではないか。そんな考えすら浮かび上がってくる。
そう、そんな考えが浮かび上がってくるほどにその場の雰囲気は尋常ではなかった。瘴気とも妖
気とも云える禍々しい空気があたりには漂い、地獄の亡者がうめくかの様な不気味な音が聞こえて
くる。その場所は既に半ばこの世ではなくなっていた。此岸と彼岸、現世と幽世、陽と陰、光と影、
その中間であり境界である場所、その双方が入り交じった場所と成り果てていた。
理由は明白であった。境内にいる三つの人影。ソレが行っている術式によるものだ。
御社殿へ向かい逆三角形となるように三者は位置していた。御社殿と三者を線で結べばちょうど
正方形が作れる方となる。その正方形の中、三者の間には大きく緻密で美しい魔法陣が描かれてい
た。ルーンにラテン語、アラビア文字に漢字、アルファベットにひらがなカタカナ、象形文字に楔
形文字、果てはこの世界のものではない言語まで、数多の言語、無数の図形を用いて描かれた魔法
陣だ。水銀で描かれた部分も在れば、人間の血液で書かれた部分も在り、さらには未知なる霊薬を
用いて書かれた部分も在った。
巨大な樹木の年輪のように何重にも重ねて描かれた魔法陣。その中心には一振りの刀が在った。
古い作りの刀だ。三尺近くもある刀身は鍔元のみが湾曲する極端な腰反りで、刀身と柄が一体の構
造となっていた。その金属製の柄には古代の毛抜の様な肉抜きが透かし彫りで施されている。それ
ゆえにこの刀は毛抜形太刀とよばれていた。
ソレは黎明期の日本刀。起源たる刀。この社の主が作らせた、反りを持った最初の日本刀だ。
遥か昔に作られた刀だというのに、その刀身は今まさに鍛え上げられ、磨き上げられたかのよう
に輝いていた。ぬめぬめとてらてらと怪しい輝きを放っていた。拵えは新たに作られたもののよう
で、ふんだんに金が用いられ、伝説の神獣たる麒麟が描かれていた。
その刀を囲むように四方に鏡が配置されている。東の青竜、南の朱雀、西の白虎、北の玄武、四
神をかたどった彫刻を背面に施された霊鏡だ。
その外側には七つの宝玉(オーブ)が備え付けられている。貪狼、巨門、禄存、文曲、廉貞、武
曲、破軍、北斗七星を模した七つの宝玉が、正七角形を描く位置に備え付けられていた。
さらにその外側には黒い剣が、八振りの黒い剣が正八角形を描く位置に、いや八芒星を描く位置
に突き立てられている。これは混沌の偉大なる八柱たる地獄の大公を現していた。
そして最外周には白い剣が、九振りの白い剣が九芒星を描く位置に突き立てられている。これは
法の高貴なる九柱たる恒常の王族を現している。
数多の力ある品によって築き上げられたこの魔陣。これはこの社に祭られた神を現世にふたたび
おろさんとするがための魔陣であった。ただし、その属性を反転し―――いや本来在るべき姿へと
戻しというべきか?―――荒ぶる神、怨霊として復活させるための儀式であった。
希代の英雄平新皇将門を。
- 18 名前:<呪われし公子>ゲイナー ◆/GAynorYPA :2011/08/12(金) 22:20:24
- >>
境内に響いていた声、三つの影が唱和していた呪文がぴたりと止んだ。三者のうち隨神門を背に
していた人物がうつむいていた顔をわずかに上げ口を開いた。深みのある男の声がその口より漏れ
出てくる。
「ここから先はおれだけで充分だ。魔人よ、お前は外の連中を片付けてこい。この世界の術者も思
いのほかやる。このままでは儀式が終わる前に決壊が破られる」
その言葉に男からみて右手側にいた影が立ち上がった。そして外套を脱ぎ捨てる。中から現れた
のは空色のエプロンドレスをまとった長いブルネットの髪の少女だ。その顔立ちは人形のように整っ
ており美しいが、同時に人形のように生気がない。肌は病的に青白く、目の下には深い隈ができて
いた。なによりその病んだもの特有の瞳はみているだけでこちらの精神までが悪夢と狂気の世界に
捕われそうだ。
「いいわ。わたしが片付けてきてあげるわ」そういうと少女は口元に淡い笑みを浮かべ先を続けた。
「この国では勝ったら相手の首を切り落とすのでしょ?だったら、首をはねてしまいましょう!」
狂った様な洪笑とともに、少女はその場を後にした。それをみていたもう一人が立ち上がり、少
女の立ち去った方向を遠く覗き込む様な仕草をして、笑いまじりの言葉を紡ぐ。
「比叡や高野、そして成田の高僧にお庭番に裏柳生、有名どころの人斬り全部に浅葱色のダンダラ
までがそろってやがる。どれだけ正史をねじ曲げれば気が済むんだいアンタは」
「歴史の流れなど知ったことか。おれは目的さえ果たせれば因果の帳尻などに興味はない。それ
はお前も同じだろう?悪魔よ」
いまだ座したままの相手に対し、立ち上がった男は外套を脱ぎ捨てそのにやけ笑いを月影の下に
さらす。東洋人の男だ。年の頃は30代といった所か。整った顔立ちながら、うさんくさいにやけ
笑いがそれを帳消しにしていた。男はシルクハットにタキシードといった正装をしていた。だがそ
の無精髭もあいまって、身につけているもの全てがどこかくたびれ胡散臭い。まるでそれが偽りの
姿であるかのようだ。
「違いねぇ。俺もちまちま整っているよりも、混沌としている方が、白と黒のマーブルが好みなん
でね。いい感じに混ざってきやがった」
うそぶくようにそういって、男はその服装には似合わぬ腰に剣帯を使って佩いた打刀の柄に手を
這わすと北東の方向に鋭い視線を送る。
「それじゃぁ俺は向こうを片付けてくらぁ。あっちはアリスちゃんだけで何とかなりそうだからな。
・・・しかし加藤ちゃんも大概しつこいねぇ。この期に及んでまだきやがったよ」
「くれてやった鎌の分は働いてこい。あれはおれが集めた力ある品の中でも五指にはいる代物だからな」
振り向かずに手を振るとシルクハットをかぶった悪魔は軽い足取りで前へと進む。と、急に足を
止め前を向いたまま、わずかに真剣さを含んだ声でささやく。
「気づいてると思うが時間の流れが渦巻いてやがる。くるぜ何かが。多分アンタのご同類が。過ぎ
た過去よりこの未来へ」
それだけ云うと、そのまま男は夜の闇へと消えていった。
最狂の未知能力者(スペックホルダー)と再凶の魔法使い(スペルスリンガー)。彼が辺獄で見
つけた最悪の仲間たち。その二人が去った後の境内で男は儀式をただ一人で進める。この国を奈落
堕ちに出来るだけの力を持つ怨霊を呼び出さんがために。
- 19 名前:<呪われし公子>ゲイナー ◆/GAynorYPA :2011/08/12(金) 22:23:29
とりあえずの導入案だ。
メフィストフェレスの口調はうろ覚えなので後で修正する。
いろいろと返したいことはあるのだが、今日はこれから少々出かけるためこれで失礼させてもらおう。
- 20 名前:柳生友景:2011/08/12(金) 23:00:44
- むむう。
げにむせるほどの魔気と妖気が、曼荼羅的に一致せし導入と申すべけれ。
あのアリスと天魁星のすぺくたーという、御供の人選にも驚きを禁じ得ませぬ。
今宵は、ではこれにて。了解仕った。
しかしこの「毛抜形太刀」――もしや『将門の刀』にあらざるや?
- 21 名前:<呪われし公子>ゲイナー ◆/GAynorYPA :2011/08/13(土) 22:03:00
- 上記導入の後に髑髏検校の遺灰を用い、ドーマンセーマンを魔法陣に書き加え・・・という
展開を考えている。もしくはアリスをオミットし、かわりに髑髏検校自身にこの儀式に加わっ
てもらうかだが。そもそも当初に考えて導入ではクロスターハイムと髑髏検校とおれの3者での
黒ミサ風復活の儀式だったのだ。しかしそれはあまりにも地味であるし、せっかくなのでクロ
スオーバーを多用したいと考えアリスと天魁星に出番を願った。
髑髏検校その人がでる場合ならば、土方や以蔵との会敵場面だけでも書くやも知れぬ。
>お供
アリスの方はマッドネス・リターンズ発売記念のサービスの様なものだな。天魁星の方は前々
から少年漫画臭を消し去って、ゴシック風のアレンジを加えて使ってみたいと考えていた。
>将門の刀
そのとおりだ。贄として阿弖流為やその他様々な怨霊を喰らわせ妖刀として復活を遂げた新皇
が刀だ。怨霊将門の力を刀に封じ、それを意のままに操らんとする意図である。
今の所ただの小道具のつもりだが、最終的にどちらかが使っても良いとも思っている。
- 22 名前:柳生友景:2011/08/14(日) 01:26:23
- >将門の刀
ああ、成る程。いえ、例えばヒノカグツチを使わぬ場合に、闘争の中盤か終盤、わたしの刀が
折られるなり何なりしてぴんちな時に、目覚めかけた将門公の意思が「わがねむりをみだす
なかれ」と佩刀をわたしに賜る……ような流れは可能であろうかと、少々考えていたのです。
そちらでお使いになるも良いでしょう。わたしには、ヒノカグツチもございますれば。
で、そのヒノカグツチの出し方について。
朝廷の武器庫・石神神宮に保管されていたものを、崇徳院が今回の為に取り寄せるも、わた
しが転移する時までに用意が間に合わなかった為、わたしの転移予定地、即ち神田明神の地
底深くへ埋めさせておいた――という流れがひとつ。
闘争の中盤か終盤、わたしの刀が折られるなり何なりしてぴんちな時に、「ヒノカグツチ! おま
えの主が危ない!」「ヒノカグツチ! 今こそ我を救え!」と叫ぶや、大地をずもももと割って
紅き神剣が現れ……おや、どこかで見たような台詞だな。
別にヒノカグツチ百万の兄弟を喚んだりはしませぬが。
しかし、何やら「スパロボα外伝で、未来のマウンテンサイクルに埋まっていたマジンカイザーと
真ゲッター」的風情もあるような、ないような。
何かそちらの思案に差し障りがあるようなら、これは取り下げます。
ご一考下されたく。
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