■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50 read.htmlに切り替える ファイル管理
■ 名護啓介 VS 有角幻也 闘争会議室

1 名前:[-{}@{}@{}-] 名護啓介 ◆753/IdWG5E :2008/05/24(土) 20:35:46
このスレは 私と彼―――有角幻也の闘争のための会議スレです。
それ以外の人間およびファンガイアの侵入、書き込みを禁止します。

2 名前:有角幻也 ◆rX9kn4Mz02 :2008/05/24(土) 21:32:15
 
……此処か、会議の場所は。
 
【どこかの脱獄囚じみた第一声だが、そんなことはどうでもいい】
 
 
…それは兎も角だ。
シチュエーションは向こうで提案した通りだが、それで構わんなら次は闘争までの流れを
決めねばならん。
 
最初の導入は街角で遭遇するとしても、そうだな。
昼下がりのオープンカフェ辺りで、お前の捕り物に巻き込まれるのがらしい”だろう。
互いの情報は(会うまでは名前くらいだが)ある程度知っているか、或いは、後に上から素性を
聞かされるか。
ただし、顔を会わせたのは完全なまでの偶然という事にしたい。
   
その後は私の素性を聞かされたお前が尾行。
そして、それに気づいた私が平成の採石場に誘導するといった具合だ。
  
 
一先ずはこんな所か。
闘争までの因縁に繋げるためにも、導入からある程度仕込みは行っておきたいが。

3 名前:[-{}@{}@{}-] 名護啓介 ◆753/IdWG5E :2008/05/24(土) 21:51:18
お待たせしました。
>>2
なるほど、では導入はこのような流れになるかと。

フィットネスクラブで嶋さんから「近々監査が入ることになる」と聞かされる

ボタン狩り

偶然出会う

正体を知る

襲撃及び戦場までの誘導

私としては、やってみたい……いや、やっておきたいネタが一つあります。
それは「イクサナックルで走っている車の電子制御系統を焼き切る」という物です。
公式サイトでの説明にあったように、イクサナックルの戦闘以外での用途に挙げられているシチュエーションですね。
……交通事故に見せかけることが出来て、非常に便利な機能だと思いませんか。

4 名前:[-{}@{}@{}-] 名護啓介 ◆753/IdWG5E :2008/05/24(土) 21:56:37
あともう一つ、挙げるとすればこの闘争のサブタイトルです。
キバ本編に倣い、「音楽に関連する用語・音楽記号・その回にあったフレーズ」という構成で
サブタイトルを付けたいのです。
音楽記号は、機種依存文字よりもマイナーな存在なのでこの際オミットしますが。

とりあえず、不協和音という意味の「ディスコード」を使いたいのですが……。

5 名前:有角幻也 ◆rX9kn4Mz02 :2008/05/24(土) 22:18:30
>>3
 
了解した。
ならば、最初はそちらの
 
・「近々監査が入ることになる」と聞かされる
 
場面からだな。
その後は私が捕り物に遭遇するシーンだが…。
 
・有角のレス 
 昼下がりのオープンカフェで休憩中
 または監査に関することで、何らかの待ち合わせ中
             ↓
・名護
 ボタン狩りのターン。
 逃げる犯罪者にパーフェクトハーモニーを奏でる。
             ↓
・有角
 共犯者が名護を拳銃で狙った瞬間、とっさの投げナイフ(またはスプーン)で鎮圧。
 (名護にとっては避ける事など造作もないが、射線上には子供が)
 その件で名護をたしなめるかもしれない。
            ↓ 
・名護
 偶然出会う。恐らく名護にとってはすごく悪い第一印象。
 
 
正体を知るのは後日か、或いは出会った時か…それはどちらでもいいだろう。
 
  
申し出の方も了解した。
  
ttp://www.supercarnet.jp/LamborghiniWEB/Miura-21.jpg
 
この闘争で、私が使用するランボルギーニだ。
中身は「私の仕事にも使える」程度の別物だがな。本来はバイクとのカーチェイス用に想定していた。
予備システムとニトロくらいは積んであるかもしれんが……そうだな、「事故」に見せかけるには丁度いいか。
  
一つ聞くが、それは襲撃〜誘導の場面で使う予定か?
ちなみに此方はどの辺りでも構わん、好きに仕掛けるがいい。 

6 名前:有角幻也 ◆rX9kn4Mz02 :2008/05/24(土) 22:24:23
>>4
 
そうだな…。
此方も自身の原典に習い、「〜の〜曲」といった構成を考えていた。
ならば私の原典でもある「月下の夜想曲」から取って、
 
・「月下の不協和音(ディスコード)」
 
 
……安直とは思うが、そんな事はどうでもいい。
ともかく、その要望は受け入れよう。

7 名前:[-{}@{}@{}-] 名護啓介 ◆753/IdWG5E :2008/05/25(日) 21:20:43
やぁ!
【ボタンを手に入れた喜びが溢れ出た笑顔で】

まずは、昨日返しきれなかった分の返答を。

>>5
>一つ聞くが、それは襲撃〜誘導の場面で使う予定か?
>ちなみに此方はどの辺りでも構わん、好きに仕掛けるがいい。 
そのつもりです。
現在の自動車は、燃料制御などにコンピューターが使用されているそうなので
運転中に電子系統を破壊された場合、強力なエンジンブレーキが突然かかることになると思います。

>>6
サブタイトルですが、提案された「月下」を加えて
「ディスコード 月下の決闘(ショウダウン)」というのはどうでしょうか。

8 名前:[-{}@{}@{}-] 名護啓介 ◆753/IdWG5E :2008/05/25(日) 21:24:33
続けて、導入の「監査が入ると聞かされる」部分の草案です。

[導入1]
―――とあるフィットネスクラブの一室。
最新鋭のマシンが所狭しと並ぶ中で、一人の壮年男性が汗を流していた。
決して急がず緩まずのペースを維持しつつも、その目線は液晶画面上で変動し続ける、自身の体脂肪率に注がれている。
彼の名は嶋護。有数の資産家として各界に強力なコネクションを有する男。
そして、『ファンガイア』と呼ばれる吸血種に対抗するべく結成された『すばらしき青空の会』のリーダーでもある。

「監査、ですか」
嶋の傍らに立っていた青年が、反芻するように問う。
「そうだ、ある政府機関が我々『すばらしき青空の会』が“吸血鬼ハンターの組織”として正常に機能しているかどうかという事が気になっているらしい」

吸血鬼ハンターは、大きく二つに分けられるといっても過言ではない。
一つは、バックボーンを持つもの。もう一つはバックボーンを持たざるものだ。
この場合のバックボーンとは、権力的な背景を指す。すなわち、政府や宗教だ。
バックボーンを持たざるハンターは個人零細の自営業として、吸血鬼を狩るだけでなく日々の糧を得る為に腐心せねばならない。

しかし、『すばらしき青空の会』は違う。嶋の財力とコネクションに支えられた私的なハンター組織だ。だが、そのバックボーンが有する権力は、政府や宗教のそれと比べてもなんら遜色は無いと言える。
つまり、その政府機関は『すばらしき青空の会』がハンター組織以上の存在に変化することに危機感を覚えたのだ。

「……それは杞憂でしょう。私のような優れたハンターの存在と、イクサへの嫉妬が彼らの目を曇らせているに過ぎません」
青年―――名護啓介はやや優越感が滲んだ笑顔を浮かべてみせた。
「君ならそう言うと思ったよ……体脂肪率8%。完璧だな」
目標に達したのか、嶋はフィットネスマシンを停止させ運動を切り上げる。

「現時点で私が把握しているのは、監査官の名前だけだ……関係先には青空の会のメンバーが居ないので、それが精一杯というところなんだ」
嶋は、傍らのマシンに掛けてあったタオルで汗をぬぐいながら、名護が今もっとも欲するであろう答えを提示した。
「構いません、素性を調べるのは監査官が来てからでも遅くは無いでしょう。……で、その監査官名前は」

「―――有角、幻也。名前がわかった時点で素性は調べさせているが……もう少し時間が掛かりそうだよ」


監査が入る理由について、もう少し考えてみましたがどうでしょうか。

9 名前:有角幻也 ◆rX9kn4Mz02 :2008/05/25(日) 22:48:36
>>7
 
了解した。
…制御不能と聞いて、
「ブレーキが利かない→衝突→横転→死亡確認? →脱出済みで背後に」
というネタも考えたが、簡単に潰しては始末書ものでな。
車を潰すのは、別のネタのために取っておくとしよう。
 
【結局壊す気か】
 
 
>サブタイ
……そうだな。
それでもいいが、最後の部分だけを差し替えて
   
「〜ディスコード〜 月下の競奏曲(コンチェルト )」
  
というのはどうだ? 
コンチェルトは各楽器(群)が掛け合いで競いあうことから、かつて競奏曲と呼ばれていた。
今回の闘争は競い合いを越え、互いを否定するために奏でる、いわば不協和音同士の競奏曲ともいえる。
互いの条件は満たしていると思うが……返答を聞こう。
 
>>8
委細、確認した。
確かにそういった理由が自然だな…分かった、それで頼む。
  
次は俺の番だ。
同じく草案程度になるだろうが、書き次第上げておくとしよう。

10 名前:名護啓介 ◆753/IdWG5E :2008/05/29(木) 21:32:49
……お待たせ。
【四日ほど空いた申し訳なさとボタンが欲しい一心が入り混じった表情で】

>>9
サブタイトルの件ですが、それでいいと思います。
ただ、協奏曲を狂想曲(カプリッチオ)と掛けて『狂奏曲』とすると言うアイデアも浮かんできたのですが。

……別に私のボタン欲しさの振る舞いに掛けたわけではないのですよ?

時間が空いたため、次のボタン狩りのシーンまで筆が進んだので投下しておきます。

11 名前:名護啓介 ◆753/IdWG5E :2008/05/29(木) 21:34:37
[導入3(邂逅)]

その日、名護啓介はハンターとしての仕事に勤しんでいた。
ただし、相手はファンガイアではない。人間の、それも指名手配犯だ。
世間的には、名護啓介という人物は腕利きのバウンティハンター(賞金稼ぎ)として知られている。
(名護自身は、「バウンティハンター」と呼ばれるよりも「正義の味方」と呼ばれることを好んでいるが)
それも、報酬を全額恵まれない子供のために寄付している変わり者のハンターとして。

慌てふためきつつも、人込みを切り裂くようにして逃げる犯人。
鍛え上げられた肉体を全力で奮い、彼我の距離を詰める名護。
ゼノンのパラドックスが差し込む隙さえ無い、一方的な追跡劇は名護の勝利によって打ち切られる。名護の手が犯人の腕を掴んだのだ。

腕ごと引き寄せた犯人の身体が宙を泳ぐ。両肩を絡め取られ、有効な反撃手段を封じられた犯人の鳩尾目掛け、名護の膝が一直線に走る。
名護が指名手配犯と交戦する際は、確実に相手の行動を封じる一撃が初手になるように攻撃を組み立てる。
武器を持っているかもわからない相手に徒手空拳で挑む為の鉄則を忠実に守っていると言えるだろう。
そして、相手が立ち上がり反撃に移ろうとする瞬間に体勢が崩れるほどのロングストレートを叩き付ける。
反撃に移るたびに打撃を浴びせられ、気勢を削がれ抵抗する力を失った犯人が道路に倒れこんだ。

犯人を取り押さえた名護は、犯人の胸元のボタンに手を伸ばし服から千切り取る。
「このボタンは頂いておきます。貴方を捕まえた、記念にね」
―――このボタン集めは、名護の最大の特徴であるといっても過言ではない。
バウンティハンターとなるより昔、名護の心の奥底に刻み付けられた習性だ。
そして、手中に収められたボタンは“証”として輝き続ける。名護啓介という人間が、己の正義を万人に知らしめた足跡と共に。


しかし、今回はいつもと違っていた。
名護の口上は、雷鳴を思わせる轟音で断ち切られたのだ。
その轟音が耳に届いた瞬間、名護の身体は緊張状態へと入った。

―――これは銃声だ。俺が、撃たれた?

   撃たれた場所はどこだ? 痛みを感じない、いや感じられない状態なのか?―――

脳が情報を求めて全身の神経を励起させる。生存本能が求めたレスポンスが返って来るまでの一瞬は、体感的に無限に等しいほどに引き伸ばされていく。
実時間で5秒を数えた頃、名護は自身の肉体に何の損傷を受けていないことを把握した。自我の視点は内面観察から外界の把握へ切り替わる。
制圧した犯人の相貌には、驚きと諦めの色が浮かんでいる。諦めの意味は判る。余りにも大きすぎた実力の差と、正義に抵抗する愚かさを思い知ったと言うことだろう。
では、驚きの意味は何か? そう考えると、先ほどの銃声の意味も自ずと判って来る。

―――仲間が居たということか。
想定の範囲外、という使い古されてきた言葉を使うほどの事実ではないだろう。指名手配犯が長期間逃走を続ける為には協力者の存在は必要不可欠だからだ。
そして、万が一のために付かず離れずの距離を保ち護衛を務めていたというわけか。
―――では、万が一の事態のために放たれた銃弾はどこに行った?
犯人の視線の先に在ったのは、手を押さえた一人の男の姿。足元には拳銃が横たわっている。これが先ほどの銃声の主だろう。

男が手を取り落とした拳銃に伸ばそうとした瞬間、その手は名護によって踏みにじられていた。ぎゃあ、と短い悲鳴を上げた男をバックナックルで一撃加える。


====
※以降は、そちら側の動きに合わせて修正することになると思いますが参考のために。

82KB
新着レスの表示

掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50 read.htmlに切り替える ファイル管理

名前: E-mail(省略可)
画像:

削除パス:
img0ch(CGI)/3.1.10