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■ 辻疾風≠フ阿音vsゾーリン・ブリッツ中尉闘争会議室

1 名前:レン ◆SL/QoWHITE :2009/12/02(水) 06:19:23
読んで、字のごとく。

とりあえず、お約束として関係者以外立ち入り禁止、と。

2 名前:レン ◆SL/QoWHITE :2009/12/02(水) 06:33:53
さて、改めて、闘争を受けて頂いた事を感謝するわ。

今週はちょっと立て込んでるから、申し訳ないけど、本格的に煮詰めるのは来週頭からになるわ。
その間に、折角だし、そちらの原典も仕入れておくわね。
そちらについて、既知であれば、外道さが三割増しになるでしょうしね。

導入については、案外ありそうでなかった市街戦にでもしましょうか。
貧弱一般人がばたばた巻き添えで死ぬぐらいの勢いで。
お約束通りであれば、何時もの実験とかの巻き添えで、ぐらいでいいわ。

この辺は希望があれば、幾らでもそちらの状況に合わせるわ。
今回は中尉はあらゆる意味で後攻に回らざるを得ないけど、逆に言うと、
殆どの事に対応できるって意味もあるからね。

3 名前:阿音:2009/12/03(木) 00:32:42
スレ立てと闘争の受理に、こちらこそ感謝する。
 
開始時期については、了解した。
こちらの原典については、もし入手が叶わなかった場合でも出来る限りの補足はする。
何か不明な点があれば尋ねてくれ。
 
一応簡単に『蟲忍』の物語を説明しておくと……
 
 
地球規模的の情報物理災害により、致死性の狂風『禍津風』吹きすさぶ地上をかろうじ
て浄化したのは、星間宇宙より飛来せし種子より芽吹いた神木『七星樹』だった。
 
八百年後。
狂風は蠱毒を凝らせ、蠱毒は器物に憑いて付喪神(ツクモガミ)となり、人界に仇なす。
この妖怪どもを狩るのは、体内に『三尸蟲』を移植され、半不死となって戦う超忍者で
ある『蟲忍』のみ。
 
私は神木を擁する集団『家基都ノ宮(かきつのみや)』に仕える蟲忍軍『御厨衆(みくりや
しゅう)』の一員だったが、ある時、最強の蟲忍と呼ばれた男、夜刀神♂曙G(やとしん
エニグマ)によって奴と同じ蠱毒に感染させられてしまう。
同じ人外の存在となった私は『御厨衆』を抜け、追われる身となる。
この時、妹分であった留音(ルイン)を自らの手で殺めている。
 
縁隈を探し出し、この手で斃す――それが我が為すべき事の全てだ。
 
 
と、いう風に時代・環境がかなり異なるヘルシングとは、設定をそのまま擦り合わせるの
は至難だ。なので、まあ上記の世界観等には深く触れない方がいいだろう。
フリーランスの抜け忍として、何らかの諜報絡みでゾーリンと対峙する事になる、というよ
うな感じがベターだろうか。
 

4 名前:阿音:2009/12/03(木) 00:35:11
そして市街戦だが、良いと思う。
私の場合、雑踏の中で刃を揮っても、刃だけを霞ませ≠ト対象以外を傷つけずに斬る
などという芸当は可能だが、当然そんな斟酌などしないゾーリンとは一つの対比になるだ
ろう。
 
そういえば、そちらのトラウマアタックだが。
詳細な経緯は原典には書かれていないが、前述の縁隈や留音の件は、こういった攻撃で
いじられそうな格好のネタと言える。
出来れば、惨く抉ってほしいものだ。
 
ひと先ずは、そんな所か。
 

5 名前:レン ◆SL/QoWHITE :2009/12/08(火) 03:22:37
蟲忍は昨日、入手したわ。
半分ぐらい読んだけど、これは手に入れるべきだったものね。
あるとないとでは、これからのお話の深度が全く違いそうだもの。
というか、全力で幻覚らないと、涙目になりそうだわ、トラウマ含めて。


舞台設定は、うーん、観客の皆様方に理解をしやすくするという意味では、
シンプルな方が良いでしょうけれど、阿音があの独特の背景世界を背負っている前提があると、
色々、展開が広がりそうでもあるわね。

思案がない訳でもないから、
ちょっと導入を週末、遅くとも来週頭までに書いてみるわ。
最後の大隊のドクの素敵科学とかでちょっとこじつけをやってみましょう。

6 名前:阿音:2009/12/08(火) 22:39:07
こちらの原典を入手して貰えたか。礼を言う。
 
ふむ、舞台設定に関しては、あなたの言に一理ある。
古橋的にケイオス・ヘキサなどと絡められたら面白い気はするが……すぐネタが出てくるもの
でもないな。
 
では先ず、そちらの導入を待とう。
私の方で何かレスを挟む必要あらば、言ってくれ。
 

7 名前:レン ◆SL/QoWHITE :2009/12/21(月) 04:11:45



   技術は理学を糧に突き進む!
   研究は飛躍する
  
   否!!
 
   研究は飛躍した!!
  
 
   なのに、届かない!
 
   何が届かない?
   何が足りない?
  
   そうだ!!
   いつの日か!!
   いつの日か!!
  
   世界の全てにひとり残らず、配給するのだ!
  
  
   奇跡の様な科学を!!
   科学の様な奇跡を!!
 
 
 
 
   奇跡……?
   そう、既に我々の知る世界に奇跡の結果は在る!
   幾千幾億の命と、昼夜の果てに、確かに生も死も超えたモノが存在する!
   極小の確率であろうとも、ゼロでは無い事だけは、何よりも確か!
  
  
   ――――発想を変えよう。
   この世界ひとつに、その奇跡はひとつ。
   では、他の可能性から連なる世界は如何。
 
   我々の観測領域は有言なれど、分れる可能性から成る世界は、無限。
   無限の世界に散逸する無数の奇跡を束ねれば、求める可能性は飛躍。
   その糸を辿り、必ずや、奇跡に至る!




8 名前:レン ◆SL/QoWHITE :2009/12/21(月) 04:12:40



 信じようが、信じまいと――

 全身に真皮相写経に描き込んだ少年僧の一団が念仏を唱えつつ、道々を練り歩き、
 身体を重格闘用にシェイプ・アップしたスモウ・レスターが当ても無くうろつき、
 人形嗜好者を当て込んだ外骨格娘が虚ろな瞳でぐるぐると買い手を見回し、霊走路
 から漏れ出す霊気を啜る低級霊共がそこらで蹲る異形の都市<ケイオス・ヘキサ>。

 その異形の都市で流れる噂
 最近、霞の様に現れる街があるらしい。それが偉く小綺麗で且つ平和な街で何の変哲
 もない、素のままの人間が過ごしているという噂。金になる、獲物になると、興味を
 惹かれた連中が、そこの靄の様な街に行って、もう何人も帰ってきていない、らしい。
 かの黒杖特捜官も赴いて、消息を断ったままだとか。
 
 最近の最下層の住民であれば、誰も知るちょっとした噂。
 
 
 
 信じようが、信じまいと――
 
 百年に一度現れるという混沌の具現たる城悪魔城。壮麗な威容とは裏腹に、文字通りの
 悪魔が中を闊歩し、暴虐の限りを尽くし、命を貪る地獄。それを封滅しに向かった第十
 四次十次軍第3分隊800名が、道半ばにして消息を断った。
 
 彼等からの最後の通信……霧に包まれた地図にない街を発見。街を歩く人々も特に異常
 も無く、ビルが立ち並ぶ普通の街。故に、異常。既に悪魔城から漏れ出る悪魔どもによ
 り周囲の街や村は、壊滅しているというのに、この街のみが、平穏を貪るという異常。
 引き続き、調査を続行する……
 
 報告に其処から、先はなく、ただ謎の街の存在が記録に残るのみという噂。
 
 
 
 信じようが、信じまいと――
 
 混沌に内包される無数の世界<リージョン>。魔術師達の世界「マジック・キングダム」
 日本庭園風の世界「京」、繁華街の世界「クーロン」、熱帯ジャングルの世界「シンロウ」
 影のみで構成される世界「オーンブル」、かの名高き妖魔の君アセルスの支配する世界
 「ファシナトゥール」etcetc

 最近、現れた新しい<リージョン>の噂。形としては、古墳のない「シュライク」と言った
 ものであるが、何より特徴的なのは、場所が不特定で、突然、現れるとという事。興味を
 惹かれた冒険者達が、幾人もそのリージョンに向かうも、誰一人、戻って来ていないらしい。
 
 人食いのリージョンとして、冒険者や旅行者達の間にひっそりと伝わりつつある噂。



 信じようが、信じまいと――

 ジョージ・グレコ教授の聖シューマンの実験により『魔法』が一般化した世界。但し『魔法』
 は決して、万能のものではなく、モールドたる鎧の護り無くしては、呪素に汚染され、人外の
 破壊を尽くす化け物『魔族』になってしまう諸刃の剣。そんな『魔族』と『戦術魔法士』が
 日々戦いを続ける中、管理局や魔法士達の中で流れる噂。
 
 曰く、魔族(SA)事件の解決に向かう最中、霧に包まれた通りに差し掛かった。隣の通りでは
 魔族が暴れ、厳戒体勢が敷かれているのに、人々は意に介せず、過ごしている。
 曰く、複数の戦術魔法士による共同作戦で魔族をもう一歩まで追い込んだら、霧のかかった通り
 に魔族は逃げ込み、数人の戦術魔法士が追撃に移り、そのまま魔族共々消息を断った。

 複数のその通りの目撃証言及び行方不明者が出ているものの、個々の案件に共通性がなく、
 真偽の追求も不可能で、今では魔法士の間では霧が出たら、引き返せとなっている、そんな噂。



 信じようが、信じまいと――
 
 極東の地にある人々に忘れ去られた幻想の集う地。人も妖怪も、平和に過ごすひとつの楽園。
 その楽園で、ふっと人や妖怪が消えてしまう。楽園の外の人間が、神隠しとして外の世界から
 消えてしまい、流れ着く事は不思議な事ではない。だが、楽園の内に住まう者達がいきなり
 消息を断つ、いわば、神隠しの辿りつく地で起こる神隠し。
 
 その神隠しが起こる時、霧に煙る無機質な街がうっすらと見えるという。話に聞く、外の世界
 そのものの街で好奇心に駆られた人や妖怪が霧の中に入っていくと、二度と還って来れない。
 
 正体不明の神隠しの霧として、皆の口の端に上る噂。
 
 
 
 信じようが、信じまいと――
 
 ヴァン・ヘルシング教授がドラキュラ伯爵に敗れ、英国が伯爵に征服され、ヴィクトリア王女が
 伯爵と結婚、云わば、吸血鬼全盛の世界。何時からか、支配者たる吸血鬼を嘲笑う様に、吸血鬼
 の娼婦ばかりが惨殺されはじめた。通称『切り裂きジャック』の恐怖、例え、娼婦といえど、
 優越者たる吸血鬼が、見えぬ恐怖に怯え、最近の娼婦街は閑散としている。
 
 しかしながら、時期を同じくして、次々に殺される娼婦達とは別に行方不明になる者達が、少な
 からず、居たのは余り知られていない事実である。。闇内閣<ディオゲネス・クラブ>の記録に
 よると、何時もより霧が濃い夜に、決まって行方不明者が出ている。「見知らぬ街の影が霧の
 向こうに見えた」「知らない場所に出たが、直ぐに引き返した。後日、行くと何時もの見知った
 場所だった」等と、僅かながら証言が残っているものの、信憑性に駆けると上層部は判断。
 
 行方不明者の続出、規模からして、単独犯では不可能な事から、実は切り裂きジャックは複数居る!
 という噂。

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