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■ 『異聞』 〜定められた終幕(エピローグ)へと到る物語〜
- 1 名前:クジャ(M) ◆AAo1qoPdKCCx :2011/11/28(月) 21:45:33
・『道化』ケフカ・パラッツォ ◆AAo1qoPdKCCx
・“動かない大図書館”パチュリー・ノーレッジ ◆fPATcHE/tU
・エリ・カサモト&フィオ・ジェルミ ◆SV001MsVcs
これは彼と彼女らの、定められた終幕へと到る物語である。
【※当スレッドは上記3名以外の来訪を禁止します、ご了承ください】
- 2 名前:『道化』ケフカ(M) ◆AAo1qoPdKCCx :2011/11/28(月) 21:54:30
ホァーッホッホッホッホッホ!
――――さて、ようこそ深淵(アビス)へ。
ここは時の彼方という迷宮にして、終焉(エピローグ)へと進む道標というべき所。
……というよりは、まあ闘争そのものが僕ちん達のエピローグという方向で
やれるだけやってみよーっ!っていうワケだ!
まあそんな訳でクジャくんに代わり、ここからは僕ちんがメインのつもりで
やっていくから各自テンション上げてやっちまうがいい!
そうやってアゲアゲで一晩で終わらせる気概じゃないと終わらないからな経験上!
【……ルール上僕がメインに出られない事に気付いたのは盲点だったよ。】
それ言っちゃらめぇ!?
- 3 名前:『道化』ケフカ(M) ◆AAo1qoPdKCCx :2011/11/28(月) 22:00:02
……ま、ソレはソレとしてだ。
とりあえず僕ちんのターンは前もってテストスレに貼ったとおり
ブッ殺す宣言後ばらばらファイガでレッツファイー!というのは変更なしだ!
ここからは時間喰わない程度に魔力が無くなっていく描写とか入れながら
ガンガンガンガン小技なりにやっていきたいからその積りで。
……いや、君らから見たら大技かもしれないけどね、小技。
まあとりあえず念のためココに改めて貼っておくのだー!感謝するがいい!
【…まあ、一まとめにしておいた方が後で貼りやすいからね】
- 4 名前:『道化』ケフカ(M) ◆AAo1qoPdKCCx :2011/11/28(月) 22:11:43
- >>388
ヘ イ ス ト
――ひるがえりて来たれ幾重にもその身を刻め――
もいっちょダテレポ
―――我にその扉を開け悠久の時を待たずしてここに彼我を繋ぎとめよ―――
「ホァーッホッホッホ!
当たると思ってんのかバーーーカ!
そしてバァーーーーカ!!」
周囲の時間流操作により反応速度を強化させ、瞬転。
殺到したはずの魔法弾幕は掠りすらすることは無く、道化の姿は掻き消えたかと思えば別の位置へと現われる。
それだけではない、道化は罵倒に加え広げた両手の親指を耳に突っ込み、得意満面の表情であざけてみせていた。
足は広げてオウム立ち、声は大きく高らかに、全力で集中線が必要なくらいやってみせるのが
ここでのたしなみ。
そんな完全に相手を馬鹿にした体勢で、そのまま道化は一気にまくし立てる。
「簒奪だあ?何勘違いしてんだこのクソガキ!
僕ちんも世界を救うとかそんなのはどうだっていいんだよ!というかむしろぶっ壊す!!
その為に僕ちんはこんな世界に来たんだからなあ!! だが、その前に。
カ ・ ジ ・ キ ・ マ ・ グ ・ ロ ! …あ、余っちった。」
そのふざけたような―――いや、事実ふざけきった言祝ぎと共に。
折り曲げていた両手を軽く前に突き出し、そして突き出された双つの五指に光が宿る。
「―――この世界は壊れてゆく。いや、この私が破壊する。
そしてこの世界にいる、僕ちん以外の全てのものも壊れゆく。
それこそがこの世界の、いや、あらゆるもののあるべき未来だ。
そう…………お前らには、希望も未来もなんもかんも無いんだよ!」
其は灼熱。それも幾重のものを束ねて凝縮させた灼熱魔法。
一世界における魔法の根源を吸収したものだけが可能とする、一小節による連続多重詠唱。
おそるべし大魔導師、または魔導生命もかくやという炎を指に宿し、道化は詠うように言葉を紡ぐ。
「―――思い知れ。
お前たちには何も与えない……この私が与えさせない。
明日も、未来も、力も、命も、叡智も、希望も……!!
全てすべて――――壊してコロシて奪い去る!!」
そして詠うような言霊に呼応して、更に光は強くなる。周囲の温度もろとも更に更に上昇する。
其は業火。それも更なる無音詠唱により更に内部で増殖させた業熱魔法。
指の輝き一つにつき凝縮されたその数は二つ、三つ……五つ。
合計50発分の灼熱魔法が、その細くて白い指先へと充填される。
魔力の足らない分は気合と工夫でカバーする。ついでに数でカバーする。
何よりも、こいつ等の命と魔力で補填する。
ぽっかり開いたモノ、壊れた自分を埋めるのは、いつだって他者の命だ。
「お前たちはココで何も出来ず死ぬのだ!まるで虫けらのように!
そしてお前達の全ての生命、そして魔力は―――私がこの世界を破壊するための、糧にしてやろう。
さあ踊れ、虫けらどもよ。此処からは……」
く ね く ね た く さ ん フ ァ イ ガ
――地 眠 火 眠 し 手 せ――
の に る の よ の り ま 裁 の を ざ
底 星 古 覚 き か
「狂〜〜〜〜宴ンの、ハジマリぃ〜〜〜〜〜〜〜!!!!」
ジグザグと幾重に広がる凶暴極まるインドラの矢。
道化る神の火、計50発もの業熱魔法が生贄どもへと解き放たれた。
【場所:図書館 〜妖星乱舞 開幕〜】
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