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■ 『異聞』 〜定められた終幕(エピローグ)へと到る物語〜

4 名前:『道化』ケフカ(M) ◆AAo1qoPdKCCx :2011/11/28(月) 22:11:43
>>388


ヘ イ ス ト 
――ひるがえりて来たれ幾重にもその身を刻め――



もいっちょダテレポ
―――我にその扉を開け悠久の時を待たずしてここに彼我を繋ぎとめよ――― 



ホァーッホッホッホ!
 当たると思ってんのかバーーーカ!
 
そしてバァーーーーカ!!


周囲の時間流操作により反応速度を強化させ、瞬転。
殺到したはずの魔法弾幕は掠りすらすることは無く、道化の姿は掻き消えたかと思えば別の位置へと現われる。
それだけではない、道化は罵倒に加え広げた両手の親指を耳に突っ込み、得意満面の表情であざけてみせていた。
足は広げてオウム立ち、声は大きく高らかに、全力で集中線が必要なくらいやってみせるのが
ここでのたしなみ。

そんな完全に相手を馬鹿にした体勢で、そのまま道化は一気にまくし立てる。


「簒奪だあ?何勘違いしてんだこのクソガキ!
 僕ちんも世界を救うとかそんなのはどうだっていいんだよ!というかむしろぶっ壊す!!
 その為に僕ちんはこんな世界に来たんだからなあ!! だが、その前に。
 

         カ ・ ジ ・ キ ・ マ ・ グ ・ ロ ! …あ、余っちった。



そのふざけたような―――いや、事実ふざけきった言祝ぎと共に。
折り曲げていた両手を軽く前に突き出し、そして突き出された双つの五指に光が宿る。


「―――この世界は壊れてゆく。いや、この私が破壊する。
 そしてこの世界にいる、僕ちん以外の全てのものも壊れゆく。
 それこそがこの世界の、いや、あらゆるもののあるべき未来だ。
 そう…………お前らには、希望も未来もなんもかんも無いんだよ!」


其は灼熱。それも幾重のものを束ねて凝縮させた灼熱魔法。
一世界における魔法の根源を吸収したものだけが可能とする、一小節による連続多重詠唱。
おそるべし大魔導師、または魔導生命もかくやという炎を指に宿し、道化は詠うように言葉を紡ぐ。


「―――思い知れ。

 お前たちには何も与えない……この私が与えさせない。
 
 明日も、未来も、力も、命も、叡智も、希望も……!!
 
 全てすべて――――壊してコロシて奪い去る!!」



そして詠うような言霊に呼応して、更に光は強くなる。周囲の温度もろとも更に更に上昇する。
其は業火。それも更なる無音詠唱により更に内部で増殖させた業熱魔法。
指の輝き一つにつき凝縮されたその数は二つ、三つ……五つ。
合計50発分の灼熱魔法が、その細くて白い指先へと充填される。

魔力の足らない分は気合と工夫でカバーする。ついでに数でカバーする。
何よりも、こいつ等の命と魔力で補填する。
ぽっかり開いたモノ、壊れた自分を埋めるのは、いつだって他者の命だ。


「お前たちはココで何も出来ず死ぬのだ!まるで虫けらのように!
 
 そしてお前達の全ての生命、そして魔力は―――私がこの世界を破壊するための、糧にしてやろう。
 
 さあ踊れ、虫けらどもよ。此処からは……」






く ね く ね た く さ ん フ ァ イ ガ        
――地          眠         火       眠     し      手     せ―― 
    の     に     る    の   よ  の   り  ま  裁  の  を  ざ
       底        星        古      覚     き     か 





「狂〜〜〜〜宴ンの、ハジマリぃ〜〜〜〜〜〜〜!!!!」




ジグザグと幾重に広がる凶暴極まるインドラの矢。
道化る神の火、計50発もの業熱魔法が生贄どもへと解き放たれた。

【場所:図書館 〜妖星乱舞 開幕〜】

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