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■ 辻疾風≠フ阿音vsゾーリン・ブリッツ中尉闘争会議室
- 9 名前:レン ◆SL/QoWHITE :2009/12/21(月) 04:13:17
1.趣旨
「箱を開けるまで、生きているか、死んでいるか、分からない」
シュレディンガーの猫の理論であり、准尉が既にこの理論の体現者として、成功サンプルである。
准尉の能力は、斥候、霍乱は勿論、何れ決行予定の第二次あしか作戦の最重要部分を為す。
反面、准尉の能力規模そのものは、一般的に見て、あくまで局所的、戦術レベルに留まる。
同理論による能力付与の反作用として、その身体能力は人間と大差無いからである。
本実験は、同理論を戦略的規模で体現する。ひとつの街を不確定可能性の詰まった箱と見做し、
無数な可能性世界への接続を試み、サンプルを入手する。
2.実験方法
2−1
実験対象として、ひとつの街を物理的、意識的、量子学的に隔離、閉鎖する。
2−2
試験体のメインは、接続した他可能性世界からやってくる者である。大半の来訪者は、こちらの
人間と変わらぬ事が予想されるが、本命は、全く違う進化、発展を遂げたものである。
無限に存在する可能性の中には、間違いなく、かのアーカードに近しき者も居る筈である。
2−3
試験体への対応者として、ゾーリンブリッツ中尉を選抜。平時は中尉の幻覚による意識操作により、
街の住人たちの混乱を阻止し、あくまで平穏な日常生活を演出する。、試験体の捕獲及びそれに伴う
戦闘になった時は、幻覚を用いて対応する。全く未知の試験体に対しては、正攻法はリスクが高く、
どちらかといえば、搦め手が有効と判断する。その点、中尉の幻覚能力は、応用の幅が非常に広く、
臨機応変に対応可能である。加えて、試験体を精神的に破壊→無力化は被害を最小限に抑える事が
見込める。
、更に中尉を吸血鬼である50名の武装親衛隊員が物理的にサポートする。
戦力が不足する万が一の事態の時は、3000人の住民に埋め込んだ吸血鬼化チップにより、即時に
住民を吸血鬼化させ、戦力として即時徴用する。あくまで即席であり、個体の戦力としては低いが、
数千単位の吸血鬼は、相当の戦力として見込む事が可能である。
2−4
測定手順は、街の隔離、閉鎖。他可能性世界への接続、開放である。開放まで、いかなる世界に
接続されるか不明であり、更に街の外の他可能性世界への移動、干渉は不可能であり、再閉鎖から、
再開放により、元のこちらの世界に接続するまで、街で何が起こっているかも、観測しえない。
よって、実験最中でのこちらの世界からの干渉、増援を行う事は出来ない。
2−5
実験環境の街はについては、下記の通りである。
中央:大隊拠点としての研究施設。
西部:住宅街
北部:オフィス街
東部:商店街
南部:工業地帯
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