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■ 『異聞』 〜定められた終幕(エピローグ)へと到る物語〜

102 名前:“動かない大図書館”パチュリー・ノーレッジ ◆fPATcHE/tU :2011/12/04(日) 23:13:42
>>(ケフカ>>96
虚空に光が走り、そして虚無に喰われていく。
それは、今のパチュリーの心象風景のようでもあった。

(どうにもできない)
(私には……もう、どうにも)

光は希望、虚無は絶望。
絶望を死に至る病だと表現したのは誰だったか。
そんな益体もない思考が脳裏をかすめる。

道化の放つ魔法がパチュリーを抉ろうとしている。
それを認識してなお、パチュリーは何もできずにいた。

その時。

>>(エリ&フィオ)
『腑抜けんなアバズレ!』

声と衝撃が、彼女を吹き飛ばす。

鋼の弾を幾発か打ち込まれた、とか
直撃は自動防御結界で凌いだが衝撃は殺せなかった、とか
その衝撃で吹き飛ばされたおかげで道化の魔法の範囲からは逃れられた、とか

そんな細かな事を把握する前に、パチュリーは叫んでいた。

「誰がアバズレよ、ブチ殺すわよ人間(ヒューマン)!」


かちり、と。
何かが填まった音がした。


「……ああ、そうか」

彼女ではどうにもできない。
当然だ。
どうにかする事が彼女の役割ではないのだから(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・)
どうにかする事は……いつだって、彼ら彼女らの役割(ロール)

折しも、彼女らの放った砲弾が道化を貫いていた。


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