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■ 吸血大殲 夜族達の総合闘争会議室 其の五
- 184 名前:シュレディンガー准尉 ◆SatooB.weA :2007/06/07(木) 12:40:360
沸き立つ炎の鳥を見、餓鬼驚いて
『火? あのもんも人じゃらん!?』
否。之はただの炎に非ず
硝子の瞳に煌々と映るは瑞々しき命の顕れ
妬し憎しと内から外から響く声にくすりと頷き応ず
幾日も雨風に晒れ震へて弱りて仕舞いにぶつん
泥水に飲まれ溺れて足掻きてもがきて挙句ごぼり
地べた這いずりて生を求むも川へ水取りの村人の足でぐしゃ
百に一度二度、実の父母の足でぐしゃ、曰く嗚呼気持ち悪いと躯(むくろ)を更にげしり
他畜生の餌となる赤子も数多くがぶり
かかる死を迎えし千々の手が幽らり幽らりと燃ゆる生を摘み取らんとし
赤く虚ろへと染まりて皆ぎゃあぎゃあと死して再び末魔を断たる
鷹が食らいつき、じゅうと血肉が焼ける様いと臭く餓鬼は顔顰め
『………毛色悪かね、肉が焼こう臭いは…………肉?
焼けちょうのは赤子と狗どもで…………人形は………あ??』
あはははと空から哂ふ
妬し憎し
己の頭をはじめがぶり撫でたものは畜生の牙にて母の手で無し
撫でられ頭蓋がぐにゃり割れだらり漏れ出た桃色の脳髄をずるずる吸わる
いっそ最後まで食ろうてくれりゃ楽にもなろうものを所詮畜生
半ばで飽きて次は畜生腹へ飛び付きぐちゃりぐちゃり食わる
殺せ殺せと泣いた所で畜生故聞く耳持たず
しばし後に畜生にようやく喉元断たれ、嗚呼、生きたかったと最期思ひて闇へぶつん
妬し憎し
勝手抜かす女の頭をざくり撫で
女の頭蓋ががんと割れたら漏れ出た紅色の脳髄を半分ずるり地べたに吸わせ
続け様女のさぞ白かろう腹にずぶずぶ爪を突きたて腸を引きずり出し
最期苦悶を詠う女の喉をぶつんと締め………
ひやうふつと想いに応じた爪が一筋命の塊たる女の頭に堕つ
ざん
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