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■ 『人生はかくも素晴らしく美しい』――――サフィズムの舷窓 打ち合わせスレッド
- 123 名前:杏里・アンリエット ◆xdIdPRINCE :2006/08/26(土) 03:11:24
- うーん……でも、なんだか。
あそこの少年はボクのことを酷く誤解しているような気がするね。
まるでボクを魔女か淫魔みたいに言ってくれているよ。
ボクは1人の人間として、1人の愛おしき者を愛しているに過ぎないのにね。
ああ! あの少年が少女であったならば、ボクが如何に誠実に子猫ちゃんと
接しているか、態度でもって示してあげられるのになぁ。
まったく残念だよ。
それにしたっても……うーん、昔のボクと今のボクって、そんなにも違うかな。
自分だとどうしても実感が持てないんだよね。 純粋? 無垢? まるで今のボクが、
賢しくて不純な生命体みたいに言ってくれるなぁ。聞く話によれば、ニコルだって
散々、当時のボクに振り回されたりしたんだろう? 聞き慣れない京言葉に騙され
ちゃったんじゃないのかい? ボクは多分、今も昔もボクのままだよ。
ちび杏里ちゃんにしたって、あと1年か2年もすれば「性に目覚める頃」になるって
言うのにね。(いやー、もっと短かったな。すぐ直後かもしれないぞ)
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