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■ 『人生はかくも素晴らしく美しい』――――サフィズムの舷窓 打ち合わせスレッド

198 名前:杏里・アンリエット ◆xdIdPRINCE :2007/04/22(日) 03:47:270

 やあ、ハムレットを読んだのかい?
 ボクなんて妄想豊かでちょっと活字中毒の気があると、
 お芝居を観ていても「脚本だけ読みたい」なんて思うことがあってさ。
 よく事務所に我が儘を言って、
 他局のドラマの台本をもらったりとかもしているよ。

 ―――ま、本当に素晴らしいお芝居っていうのは、
 ボクの想像なんかを補完して余りあるぐらいに素晴らしいんだけどね。

 ……しかし。
 これでついにニコルもシェイクスピアの門を叩いたわけだ。
 さてさて次は夏至の夜の夢かな? それともお気に召すまま?
 ボクは史劇お薦めするけどね。
 ヘンリー6世やリチャード3世なんてもうさいっこうだよ。


>>197
 ガートルード・ニコルの萌えどころを語れっていうんだね?
(……って実はボク、ハムレットを最後に読んでから1年ぐらい
経っているんだよね。ボクも読み返さないと)

 これはね、関係的に。
 ガートルードというキャラを意識するんじゃなくて。
 ボクというハムレットとニコルというガートルードの関係にこそ
萌える余地があるんじゃないかな、とボクは思っているんだ。
 だって、そうだろう?

 自分の弱さを捨てきれず、ルルーシュという征服者(コンキスタドール)
に安らぎを求めてしまうニコル。彼には強さがあり、弱さもあった。
 その弱さを自分なら補えると信じて……。

 そんなニコルの事情を知らず、
 ボクは母に裏切られたと強く衝撃を受ける。

「そんな?! 彼はテロリストからの成り上がりじゃないか。
 今の王位だってボクのパパから簒奪して……。
 なんで、そんな相手を選んだのさ。嘘だろう、ニコル」

 これ、状況的に「がんばれニコル」にすっごく似ているよね。
 あの時、ボクはキミを信じ続けた。
 ボクの中にはまだニコルの大切な思い出がたくさん残っていて、
 それが色褪せぬ限り……
 ボクはキミとの仲を捨てることなんてできるはずもなかったんだ。

 だけど、今回はキミを憎む!
 ボクがニコルを憎むだなんて……む、難しい。
 でも、だからこそシチュエーション的には美味しいと思うんだ。

 ガートルードはガートルードで、
 ルルーシュとボクの間で揺れ動くことができるからね。
 そしてその結末の決闘シーン!

 ルルーシュの卑劣な毒杯を煽るニコル!
 う、うわーん!
 悲しすぎる。そんな結末を許していいのかー!
 っていうか、ルルーシュ君のクローディアスが
 憎々しいほど嵌りすぎている!

199 名前:杏里・アンリエット ◆xdIdPRINCE :2007/04/22(日) 03:49:360
 つまり、今回は「がんばれニコル」のトキみたいに、
 ネガティブギアを入れてみると嵌るんじゃないかなって思っているんだ。
 どうだろう。

 別に「姉と妹の次は母と子だ!」なんて考えているわけじゃないからね?

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