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■ ヴェドゴニア vs 摩夜 闘争会議スレ

1 名前:[-{}@{}@{}-] 摩夜 ◆XOZOvuKWhM :2008/04/26(土) 01:23:00
ここは、私(摩夜)とヴェドゴニアとの闘争のために用意されたスレッド。
他の人の書き込みは遠慮願いたい。

2 名前:[-{}@{}@{}-] 摩夜 ◆XOZOvuKWhM :2008/04/26(土) 01:38:17
……? トリップを間違えたか?
おかしいな、同じものを貼り付けたつもりだったんだが……

伊藤惣太、すまないが
前の正確なトリップは分からなくなってしまったので、
今後はこれでいかせてもらう。


で、だ。
こちらとしては今のところ、>>3のような導入案を考えている。
といっても『吸血殲鬼であるお前が、吸血鬼である私を狩りに来る』というだけの単純な話だ。
戦り合うのにこれ以上の理由は要らないかと思うのだけど……
もう少し凝ったシチュエーションを用意したほうがいいだろうか?

3 名前:[-{}@{}@{}-] 導入案:2008/04/26(土) 01:58:26
――神奈川県某所、とある廃ビルの一室にて――


一人の女が豪奢ないすに腰掛けている。
その周りに侍るのは、骸、骸、骸……女の『食餌』に供された人間たちの骸。
女は血を吸う鬼――人食いの化物であった。

窓から差し込む月光に照らされたその表情は、昏い愉悦を湛えた笑み。
彼女を愉しませているのは、部屋の外から聞こえてくる喧騒だ。
罵声、雄叫び、格闘音、悲鳴、金属音、また悲鳴……沈黙。

数分後、部屋の扉が乱暴に蹴り開けられた。
「よう。アンタが『摩夜様』かい? 悪ぃが手下にはおネムになってもらったぜ」
踏み込んできたのは、年の頃十八かそこらの青年。
辺りに臥している『餌』の亡骸を目にしても、彼は驚きも怯みもしなかった。
その瞳に宿るのは、深い悲しみと、怒り。

部下が倒されたことを告げられても、女の笑みは小揺るぎもしない。
「名前を訊いておこうか。お前だけ私のことを知っているのは不公平だろう?」

問われた青年は、やや語気を荒げながら答えた。
「ケダモノに名乗る名はねェよ。どうしても呼びたきゃ……ヴェドゴニアとでも呼ぶがいいさ」
後ろ手に扉を閉めながら、今度は青年の方が問いかける。
「てめェ、今までに何人手に掛けた?」

女は、彼が怒りに震えるさまをニヤニヤと眺めながら……ぽつりと呟いた。
「百人から先は数えていない」
それを聞いた途端、青年の目付きが一変した。
激しい憎悪は形を潜め、代わりに宿ったのは狩人の鋭さ。
「だったら遠慮はいらねえな」
言いながら得物を抜き放つ。
「上等だ」
女も、椅子の肘掛を叩いて立ち上がった。


もはや言葉は無用――ここからの問答は、ただ拳と刃金と血飛沫を以って成すのみ。

4 名前:伊藤惣太 ◆amVJEDOGOs :2008/04/26(土) 05:07:45
確認した、闘争の契機としちゃ全然問題ない。
ただ……そうだな、なるべくなら自レスでこっちの行動や言動は
書かないでくれるとありがたい。
こっちで想定してた事ができなくなったり、軌道修正しないといけなかったりするからな。

今回は、導入としては特に問題ないんでこのまま行こう。
初手はこっちから行っても?

5 名前:伊藤惣太 ◆amVJEDOGOs :2008/04/26(土) 05:39:33
あ、ただ一点。
ヴェドゴニア化した俺は到底まともな人間の青年には見えねェから、
そこだけは修正しといてほしい。

6 名前:伊藤惣太 ◆amVJEDOGOs :2008/04/26(土) 05:43:32
 夥しい殺戮と血の香り――死臭が立ちこめていた。
 周囲ところ構わず積み上げられている屍に、もはや命は残滓すらも残っちゃいない。
 その異常に、人と吸血鬼の狭間にある精神が常人でも吸血鬼でもあり得ない激情を呼び起こす――――。
 理性は怒りと闘争本能に漂白され、血臭に酔いそうな自我は無意識の深層へと叩き込まれる。
 渇きと拮抗してる暇はない。目の前にいる『アレ』はそれだけの脅威だと闘争本能が警鐘を鳴らす。
 
 そのターゲットが、無駄に金のかかってそうな椅子から傲岸不遜に立ち上がる。
 
 ――――その、立ち上がり際を狙わせてもらった。
 夜の世界に卑怯もクソもねェ、それに道を外れたバケモノに外道のほどを罵られる筋合いもない。
 右手の中で翻る歪で禍々しい、殺傷に特化したナイフ――サド侯爵の愉悦。
 夜闇に沈んでなお存在を主張する凶刃を握りしめ、俺は一足飛びに摩夜との距離を詰めた。
 人ならざる肉体が可能とする超跳躍は、彼我の距離を一瞬で限りなくゼロとする。
 
 そんな暇すらもどかしいとばかりに呼吸を忘れた肉体が、裂帛の初撃を繰り出す。
 並の相手ならこの刹那で間違いなく致死の一撃が、幕を切って降ろす合図となった。
 
「余裕こいてんじゃねェよフリークス!」
 
 まずは、この一撃――と嘲弄――への対応で敵の力量を計るとしようか。

7 名前:伊藤惣太 ◆amVJEDOGOs :2008/04/26(土) 05:43:51
まずは様子見だ。
どうあしらってもらっても構わねェぜ。

8 名前:伊藤惣太 ◆amVJEDOGOs :2008/04/26(土) 16:43:34
あ、それと一つ質問。
アンタはどのくらいの再生能力を持ってる?
そしてどのくらいやれば死ぬ?
例えば、腕を切り飛ばしたとして生えてくる? くっつく?
首を切られても生きてる? 心臓潰されたら?

どのくらいやっても大丈夫なのかの基準を計りたいんで回答よろしく。

9 名前:[-{}@{}@{}-] 摩夜 ◆XOZOvuKWhM :2008/04/27(日) 04:42:17
レスを確認させてもらった。
まずは雑事への返答を。

.
>ただ……そうだな、なるべくなら自レスでこっちの行動や言動は
>書かないでくれるとありがたい。
了解。もとより導入部以外でそちらの行動を描くつもりはないから。


>アンタはどのくらいの再生能力を持ってる?
>そしてどのくらいやれば死ぬ?
>例えば、腕を切り飛ばしたとして生えてくる? くっつく?
>首を切られても生きてる? 心臓潰されたら?
再生能力は……傷を受けた部位にもよるけど、目安としては
「腕の肘から先を切り飛ばされて、再生するのに一日〜一日半程度」
といったところか。
人間の治癒力とは比べ物にならないが、お前のそれと比較すると少々見劣りするかな。

あと、完全に切り離されるとくっつかない(新しく生えてくるのを待つしかない)が、
切断までいかない切り傷で済めば、傷口近くの細胞の浸透圧を調節することで無理矢理つなぎとめることができる。
神経が切れていたら繋がるまでは自由に動かせないけれど。
同じ理屈で、銃弾のような傷の面積が小さいダメージにはわりと耐性がある
(あくまで『切断にくらべれば』であって、あのカスール弾を急所にくらえば十分に危険だが)。

翼手の再生能力を封じて完全に殺すには、一度に大量の失血を強いることだ。
首を切られたり心臓を潰されたりすれば一発で御陀仏。
そうでなくとも、肩口からみぞおちまで『聖者の絶叫』で叩き切られたりすれば
おそらく致命傷になるだろう。
それから、頭……というか脳をやられてしまったら、これまた致命傷だ。

(あと『音無小夜の血』があれば再生能力を一発で潰せるけど……今回は考えなくていいだろう)




で、次が今日の本題。

>ヴェドゴニア化した俺は到底まともな人間の青年には見えねェから、
>そこだけは修正しといてほしい。
申し訳ない、変身シーンを入れるのを忘れていた。というわけで

  「だったら遠慮はいらねえな」
  言いながら得物を抜き放つ。
  「上等だ」
  女も、椅子の肘掛を叩いて立ち上がった。

のところを

  「だったら遠慮はいらねえな」
  言いながら得物の小剣を抜き放ち、その切っ先を――自らの首へ突き立てた。
  高く舞い上がってから重力に従い落ちてくる血の軌跡……
  その中で、青年の身体が瞬く間に異形の怪物へと変じていく。
  そんな気狂いじみた光景を目にして、女は――
  「上等だ」
  口の端を一層高く吊り上げ、椅子の肘掛を叩いて立ち上がった。

と置き換えようと思う。これで大丈夫だろうか?
問題なければ、>>6に対応してこちらの行動を書くことにする。

10 名前:伊藤惣太 ◆amVJEDOGOs :2008/04/27(日) 04:48:20
>>9
それだと、俺生身でアンタの手下黙らせてる事にならねェか?
さすがにそんな能力はないぜw
まぁ、手下やったのはモーラとフリッツが露払いって事なら問題ないが。
この点だけ認識合ってるんなら対応のレス待ってるぜ。

諸々の回答は了解。覚えとく。

11 名前:[-{}@{}@{}-] 摩夜 ◆XOZOvuKWhM :2008/04/27(日) 07:04:04
すまない。妖魔の君と妖怪仙人の闘争を見ていたら気づくのに遅れてしまった。

>それだと、俺生身でアンタの手下黙らせてる事にならねェか?
>さすがにそんな能力はないぜw
>まぁ、手下やったのはモーラとフリッツが露払いって事なら問題ないが。
>この点だけ認識合ってるんなら対応のレス待ってるぜ。
そうか……
少年ライダー隊がショッカー戦闘員を倒せるんだからこれもありだろうと勝手に思っていたけど、やはり駄目かw
わかった、モーラとフリッツが雑魚を引き付けていることにして、導入もそれにあわせてみる。

  罵声、雄叫び、格闘音、悲鳴、金属音、また悲鳴……沈黙。
  数分後、部屋の扉が乱暴に蹴り開けられた。
  「よう。アンタが『摩夜様』かい? 悪ぃが手下にはおネムになってもらったぜ」

ここを

  罵声、雄叫び、格闘音、悲鳴、金属音、また悲鳴……上古から現代まで変わることのない戦さの音。
  と、その時、部屋の扉が乱暴に蹴り開けられた。
  「よう。アンタが『摩夜様』かい? 悪ぃがそっちの手下は、俺のツレに消毒されてる最中だ。
   あと何分も持ちゃしねえだろうよ」

とする。これと>>9の修正をあわせて、でどうだろうか?
いつまでも導入案の書き直しに付き合わせて申し訳ない。

12 名前:伊藤惣太 ◆amVJEDOGOs :2008/04/27(日) 07:51:06
>>11
OK、それで行こう。

13 名前:[-{}@{}@{}-] 摩夜 ◆XOZOvuKWhM :2008/04/27(日) 10:32:17
……寝落ちしてしまった。やはり日の出以降も続けようとしたのが無謀だったか……
次のレスをもって、床につくことにする。散々待たせておいてすまない。

14 名前:[-{}@{}@{}-] 摩夜 ◆XOZOvuKWhM :2008/04/27(日) 10:34:05
「余裕こいてんじゃねェよフリークス!」
ヴェドゴニアの振るう刃が飛んでくる。

こちらの姿勢は整いきっていなかったが、片足だけで床を蹴って斬線から外れようと試みた。
結果は……左脇腹に浅い創傷。姿勢が崩れていなければ完全に躱せていただろう。
素早さでは私の方に分があるようだ。
飛びのいた先でたたらを踏んで、今度こそ戦闘体制を整える。

私がさっきまで座っていた椅子は、背もたれから上がバラバラに打ち砕かれていた。
奴の膂力も恐ろしければ、あのナイフの頑丈さも常識はずれ。
とてもじゃないがまともに当たってやる気にはなれない。
「そんな青っ白い面をしている奴に言われたくないな!」
足元に転がっている屍骸の一つをヴェドゴニアへ向けて蹴り飛ばし、その後ろを追いかけて奴との距離を詰める。
骸はただの目晦まし――右腕を『翼手』のそれへと変化させる、その様子を奴の目から隠すための。

狙いは奴の顔面。悪趣味な口当てのすぐ上、テンプルの辺りを狙って、人外の腕を叩き込む!

15 名前:[-{}@{}@{}-] 摩夜 ◆XOZOvuKWhM :2008/04/27(日) 10:46:57
というわけで、単純に素早さ勝負で回避させてもらった。
「どんな速さだ」と思われるかも知れないが、身体能力で私がお前に勝てる分野は多分速さくらいしかないので、大目に見てほしいw

で、こっちはいきなり姑息な小技&全力攻撃。
それなりに強力だが耐えられないほどではないと思う。
避けるなり捌くなり我慢するなりしてほしい。

16 名前:伊藤惣太 ◆amVJEDOGOs :2008/04/27(日) 15:28:32
一つ確認。
翼手の腕っていうのはどんなんだ?
ばかでかい人型の腕? 鈍器状? 刃物状?

17 名前:伊藤惣太 ◆amVJEDOGOs :2008/04/27(日) 15:35:08
おっと、翼手の腕はしらべがついた。
レスはちっと待ってくれ。

18 名前:伊藤惣太 ◆amVJEDOGOs :2008/04/27(日) 18:55:30
「血色いい吸血鬼の方が気持ち悪ィよ!」
 
 サド侯爵の愉悦は、空しく椅子を粉々にするに留まった。
 派手に砕けて外皮と中に詰まっていた羽毛が爆散する。
 残骸から手を引いて敵の位置を確認。
 あの姿勢からかすり傷で済ませて、距離を取る身体能力……スピードじゃ向こうが二枚ほど上手だな。
 しかし、まだまともな人外の範疇。対応できない速度じゃない。
 
 と、敵の戦力を値踏みしてる間に飛んでくる奇襲――死体シュートォ!?
 いや慌てるな、コレは囮。本命は亡骸のすぐ背後にぴったりとくっついてくる殺気――――!
 なら……その思惑に乗った上で踏みつぶしてやる!
 
 飛んできた亡骸を、前蹴りで蹴り返す。
 俺に向かっていた運動エネルギーを殺すどころか逆方向へ転化させる――パワーじゃ俺の方が上。
 敵の攻撃は、思わぬ障害物に邪魔されて僅かに威力と正確さを失った。
 それに合わせてインパクトポイントを、浅ましい吸血衝動を戒める楔にずらす。
 いつの間にかコウモリじみた奇形へと変化していた腕の爪が、俺の顎辺りで耳障りな擦過音を奏でた。
 多少脳を揺らされたが、平衡感覚運動神経その他ダメージ問題なしだ。
 
 お互いに体勢を崩しているが、委細構わず抜き放つリボルバー――レイジングブル・マキシカスタム。
 銃口下部に特別にあつらえたバヨネットが取り付けられた、悪趣味な破壊兵器。
 それはどう考えても人を殺すには過剰。故に凶器と呼ぶのも生温い、バケモノがバケモノを砕く暴威。
 送り出したバヨネットをまっすぐに突き出す――ヤワな果実が潰れる手応えを残して抜け殻を貫通。
 障害物の向こう側へ顔を出した銃口から、454カスール弾の殺意を三連射。
 
 ろくに狙いも付けられてない一撃だ、クリーンヒットは期待しちゃいねェ。
 膂力の限りに腕を振り回して腕に刺さった死骸を壁に叩きつけ、大輪の血と臓物の花を咲かせる。
 そしてすぐさま後ろへ飛び退き、殺意の結果を見届ける。
 
 まさか、こんなんで終わりじゃねェだろ? さぁ、どう来る?

19 名前:伊藤惣太 ◆amVJEDOGOs :2008/04/27(日) 18:57:24
というわけで、少々パワフルに返させてもらったぜ。

20 名前:[-{}@{}@{}-] 摩夜 ◆XOZOvuKWhM :2008/05/02(金) 12:59:12
死体を蹴り返されたのも予想外だったが、なおのこと意外なのは――
逆向きにかっ飛んできた骸の頭部の軌道が、私の腕の軌道と正確に重なっていること。
こいつ、パワーだけでなく精度も半端じゃない!
「ちぃ!?」
哀れな骸の顔面を砕いたせいで、こちらの攻撃の方向が僅かに逸らされ、
 ――ああ、そういえばこの娘、私が首筋に噛み付いた時いい声で鳴いてくれたっけ――
そんなことをチラと思い出す間に、私の腕はヴェドゴニアの口当てを掠めていた。

ぎぃ、と耳障りな音が響く。
奇襲の失敗を悟り、腕を引こうとして……直後、死体の腹を破る銃剣が視界に入った。
見る間に銃身が、そして奴の手首が突き出てくる。
――でかい。
奴の手に対して銃の大きさが半端でない。
銃の知識なんて碌にないが、でかい=ヤバい、とは容易に想像がつく。

血の気が引くより先に、腰と膝と足首が反応していた。
全身を捻って射線から外れる。それでまず第一射は凌げるはず――

やたらと長く感じるコンマ数秒。
一発目の銃弾が吐き出され、さっきまで左胸があった辺りを素通りしていく。
が、撃発の反動で銃口が斜めへずれて――奴は銃を横向け、いわゆる馬賊撃ちの格好に構えていた――私の胸元に照準が合う!

寸手のところでかわすのと、二発目が放たれるのがほぼ同時。
弾は三つ編の髪の房を吹き飛ばし、窓ガラスをぶち割って外へかっ飛んでいく。
――半端に避けたせいで姿勢が低くなって、今度は頭に射線が来てしまった。

まともに食らうのだけは避けねばならない。
これまでの回避行動のツケで右足と左足が逆向きになっていて、飛び退くことは出来そうにない。
いま自由に出来るのは……左腕だけ、か!

三発目が放たれる寸前に左手を、見た目はヒトのそれと変わらぬか細い左手を、銃口へ向けて真っ直ぐに伸ばす。
「っ――――!」
銃弾は小指と薬指の間に食い込み、両の指を吹き飛ばし、皮膚を破り、肉を裂き、骨を削りながら腕の中を突き進み、肘から抜けて――
それで僅かに軌道を逸らし、最後に左耳の耳朶を吹き飛ばした。

痛い。衝撃で頭がガンガンする。洒落にならないくらい痛い。左腕は肘から先の感触がない。死ぬほど痛い。視界がチカチカと点滅する。どこから痛みが来ているかわからないくらい全身が痛い。
痛いが、しかし、それだけだ。
左の肩はまだ動かせそうだ。左の耳は当分聞こえまいが、もとよりこれは音速を上回る速さでの闘争だ、関係ない。
平衡感覚に悪影響が出ていないかどうかが気がかりだが……ああ面倒くさい、そんなものは身体を動かしていればそのうち判る!
「――――らあぁぁぁぁ!!」
その絶叫は、痛みをこらえる為に放ったのが半分。もう半分は次の攻撃・・・・にありったけの気迫を込めるため。
銃弾から押し付けられた莫大な運動エネルギー、本来なら私の身体を後ろへ押し返そうとしてくるはずのそれを、右足を軸とした回転のトルクへ強引に転換する。
両の肩を振り回し、棒のようになった左手が捻じくれるのも構わず。

そして、暢気に骸を放り投げて後ろへ退こうとしているヴェドゴニアへ、トルクと体重と私の全力を込めた右腕を再び見舞う!

21 名前:[-{}@{}@{}-] 摩夜 ◆XOZOvuKWhM :2008/05/02(金) 13:22:46
無傷のままでかわし合いするのに飽きてきたから、致命傷にならない程度に一発食らってみた。
レイジングブルの威力を考えると少々無理があるような気もするけど……

こっちの攻撃の方は、まぁワンパターンだな。
基本的に必殺技なんてなくて、いかにセコく立ち回ってこの右腕をぶつけるか、ってだけだから。
もちろんそのたびに工夫を凝らしてみる心算。例えば次あたり(メール欄)するとか……

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