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■ 超クロスオーバー空想大戦・作品考証談話室

631 名前:ドミニア:2006/11/26(日) 22:31:10

     (カツ、カツ、カツ、カツ・・・)

…男の正体は、勿論Dショッカーの監視員である。
 そして監視員には、自分の行動が怪しまれない自信があった。

 様相も、気配も、周囲に完璧に溶け込ませ、一般人と全く変わりなく、
 自分という存在に、Dに繫がるものを見つけることなど出来ようも無い。


 それ故に、露ほども考えてはいなかった。
 まさか、自分自身も監視されていようとは・・・



  ◇    ◇



???「やっこさん、金魚の糞みたいでわかりやすいねえ」
???「俺達も後を追うぞ」

 Dショッカーの監視員を監視していたのは、二人の男。
 一人は背広を着込み、もう一人は髭を生やしている。

 その二人は、監視員から遠く離れず、且つ、気付かれぬ位置に居た。

???「だから・・・ ・・・・・・・な?」
???「・・・・・・なるほど。 ・・・・わかった」

 二人は互いに何やら小声で囁き合うと、スーパーを指差したあと・・・
スーパーの正面とは逆の方向へ、足早に駆け去っていった…。



  ◇    ◇



    それから数十分後

   スーパー内 レジスター付近


さなえ「…これなら、なぎささんにも喜んでもらえるかしらね」

 自分で持って来た買い物袋に買ったばかりの様々な食材を詰めつつ、
改めて今夜の食事の献立などについて構想を立てるさなえさん。

 普段より多量の食材を詰めた買い物を終え、あとは帰るだけである。

 だが

店員「あの」
さなえ「?」

 後ろから聞こえる、呼び止める声。

さなえ「・・・はい?」
 声の大きさなどからおそらく自分かと思い、振り向くさなえ。

店員「当店いつもご贔屓にして頂きまして、誠にありがとうございます」
 そこには、このスーパーの店員の服装をした青年が立っていた。
 青年は店員の鏡と言えるような完璧な態度で、丁寧な言葉と共にさなえ
に対して綺麗なお辞儀をする。

さなえ「いえいえ、こちらこそお世話になっております」
 ご丁寧な店員さんだと思いつつ、さなえはぺこりとお辞儀で返した。

店員「実は今当店では、常連のお客様だけにプレゼント付きのアンケート
キャンペーンを行っておりまして。失礼ですが、お客様、少々のお暇が
ございましたら・・・」

さなえ「・・・・・・・・・ えぇ、私で良ければ構いませんよ」
 さなえさんは少し考えると、店員からの申し出を了承した。

 このスーパーには実際お世話になっているし、それぐらいのお返しは
然るべきだろう、という考えである。

店員「そうですか、ありがとうございます。
 それでは、専用の小部屋がありますのでお連れいたします。こちらへ」

 店員はさなえの返事に笑顔になると、さなえを先導する形で歩き出した。
 さなえは店員の後を付いて、しっかりとした足取りで進んでいく。


 私の感覚ではこんな感じかな。
 ちなみにヒーローの口調は適当なので、違和感が無いものに変更してくれ

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