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181 名前:大槻聖 ◆nkg.2sWI0U :2021/12/16(木) 07:00:55
>>180
下部構成員は兎も角基本トップが良くも悪くも趣味や感情で行動しがちなのが結社です故
OCUはかつて私が本家でやっていた組織なのですが、かつてこんな組織があっよ的なKPAと同じ過去設定として試しに投下してみました。
後結社(というか鉄血十字工造)とユージア大陸の設定を絡めた物を思いついたので本編含めて試しに投下してみますので、何かありましたらお気軽にどうぞ。


- 結社自立兵器/戦術人形 -

鉄血十字工造製戦術人形
S.F.C.(鉄血十字工造)が新たに開発した戦術人形シリーズであり、同社の完全機械型軍用戦術人形「クネヒト」シリーズとは違い生体部品を使用し人間の姿を模した自律人形型となっている。
改良された人工知能に加え火器管制装置等を含む最新型ソフトウェア、更にダミーコアシステムによりコアを搭載した主機に対して最大6機の追従機を制御下に置くことが可能となり
特にこのダミーコアシステムの恩恵はどうしても完全機械型等に比べて、高コストになりがちな生体部品仕様戦術人形の特に高価であるコアユニットを使用する事無く
コストを抑えたダミー機によって分隊規模で運用出来るという点で優れていた。動力源はSMES(超伝導蓄電池)であり個体によって大きく前後するものの平均約72時間程の連続稼働が可能
関節部及び人工筋肉に結社製特殊電磁伸縮炭素帯(マイクロカーボニック・アクチュエーター)を使用する事で従来型機に比べ大幅に身体機能を向上させ、完全機械型にも劣らぬパワーを
発揮する事が可能となっている(また拡張装備として人間で言う強化外骨格や強化装甲服の様な物を装備させる事で更に性能向上を図る事が可能)
標準装備として微生物にクモの遺伝子を埋め込む事で人工的に作られる蜘蛛糸から出来たシュピネ繊維製特殊戦闘服を着用しており之は優れた強度と伸縮性を持ち衝撃吸収能力は鋼鉄の100倍以上とも言われている。
生体部品を多用する自律人形の特徴として人間の装備をほぼそのまま転用出来る他完全機械型に比べより人間に近い精密な動作が可能であり
戦術人形自体の反応速度と併せる事で接近戦においては限定的ながら訓練された人間の歩兵を上回る性能を発揮する。またその外見は威圧感を与える完全機械型と違い
治安維持等警察的活動や復興支援活動等人間と接する非戦闘分野においても幅広く活動し易い他、家庭用自律人形とボディ事態を共有出来る為
軍用または戦闘用としてだけでなく一般労働用として広く採用する場合相対的にコストを抑える事も可能。とは言えこれは自律人形自体について回る問題ではあるが機械に仕事等を奪われると
抗議を受けやすい為自律人形自体に寛容な土地や国家、組織等に限られる等全く問題が無い訳では無い。S.F.C.事態元々こうした人間型戦術人形が主流だった為親元である結社も含め
本来は此方の方を売り込んでいきたい様だが、実際には胡蝶事件等の影響で完全機械型(それも電脳を積みかえたモデル)のクネヒトシリーズの方が売れておりセールスに悩んでいる模様。
S.F.C.製自律人形は旧型と違い基本的に結社の信仰上理由により、銀髪、赤眼、白い肌となっているが必要に応じて肌や髪色は変更可能となっている。

ハンナ
S.F.C.(鉄血十字工造)製家庭用女性型自立人形。人類の一般的な職業を得意とユーザーの様々なニーズに対応出来る様優れた人工知能を搭載。戦闘用戦術人形特にイェーガーシリーズで培われた
技術を用いて生体部品を多用しつつも丈夫で故障の少ない優れた自立人形となっている。更に生殖機能も標準装備され人間と子供を作る事も可能(この場合自立人形の生体部品部分からDNAを抽出し
伴侶である人間の物と組み合わせる事で子供が生まれる)人間と区別が出来ない程優れた容姿と、人間との会話や応対もスムーズかつ時にユーモアを交えて行える人工知能。
基礎設定性格は常に温厚と本機はまさにかつてピグマリオン王らが求めた本来はありえない「人間の完成系」とも言える様な機能を備えている。
また単なる労働型というだけでなく、損失が危惧される伝統芸能等無形文化財保護活動の一助にもなっている。一方人間事態の存在を危うくしかねない為倫理団体や宗教団体等からクレームが来る他
一部の国では輸入や運用を規制あるいは禁止されている。また同系統の男性型家庭用自立人形「ハンス」も存在。此方はたくましい肉体の重労働用で基礎設定性格は寛容かつ爽快となっている。
尚ハンス型も妊娠機能が存在する。之を命じたのは結社副総統柿崎らしく当初は反対意見等も多かったがいざ発売されるとハンナに匹敵する需要が生まれたという。
コアユニットの積み替えと一部機能の換装を行えば戦術人形に変更可能で、更に生産コストを抑える為多くの部品を戦術人形と共有しているが出力等はかなり抑えられている。

エノス
S.F.C.(鉄血十字工造)製戦術人形であり旧鉄血において汎用歩兵の役割を担う「ヴェスピドタイプ」の後継機として開発された。戦術人形として極めてスタンダードな設計故非常に汎用性が高い。
逆に言えば他の戦術人形の様に特化した物が無いとも言えるが、オールラウンダー故あらゆる状況に対応出来る様柔軟な戦闘人工知能を搭載している他建造、運用コストも一番低く抑えられている。
また連続稼働時間も他の戦術人形に比べ最も長い。基本装備は頭部にバイザー付きヘルメットを被り、シュピネ繊維特殊戦闘服の上から磁気流体性リキッドアーマーを装備する。
更に重装甲化する事も逆に軽装化する事も無論可能であり結社副総統柿崎めぐは「某MSと同じ特徴が無いのが特長」との事。

全高 165cm
基本重量 75kg
動力源 SMES(超伝導蓄電池)

ノイエイェーガー
S.F.C.(鉄血十字工造)製戦術人形。旧鉄血において叛乱事件が起きる前I.O.P.社およびコアレッセンス社の二強状態を崩す程人気だったイェーガーシリーズ後継機として開発された戦術人形
バイザーは単眼式から三連式多目的カメラモジュールとなり、各々異なる撮影システムを統合する事で電波妨害及び妨害粒子下等であっても非常に精度の高い正確な情報を獲得する事が可能となり
之はイェーガーモデルの通常運用法である狙撃手としては勿論、偵察や監視任務等でも多大な貢献を行えた。また全身を覆う専用外套は環境追従迷彩機能を持ち、之により隠密性も高くなっている。
本機は信頼性の高さをそのままに現代戦に合わせ高性能化が図られた為高コスト化したものの、その任務内容から消耗を前提とした大量投入ではなく少数による専門的用途に特化した事で結果的に運用コストを抑えている。
戦術AIも任務内容上高度な物を搭載している為、旧鉄血における操縦兵型人形「イェーガータイプ」の様にホバーバイクや車両、航空機のパイロットとしても運用される。

全高 165cm
基本重量 85kg
動力源 SMES(超伝導蓄電池)

ジークフリート
S.F.C.(鉄血十字工造)製戦術人形であり旧鉄血において主に近接戦を担当する「ガードタイプ」及びその派生型である機関銃手「ストライカータイプ」の後継機として開発された。
ノイエイェーガーと違い視野が広く立体的に戦場を見渡せ、それ自体防御能力の高いバイザーシールド兼ゴーグルカメラを装備。大出力かつ両腕と同じ副腕を一対備えた四本腕が特徴であり
副腕部でそれ自体にSMESを内蔵した偏向障壁機能搭載のクルップチタン合金製特殊防護盾を二枚構え、主腕で武器による攻撃を行う他、手腕で銃を構えたまま副腕で弾倉交換を行る。
またシュピネ繊維製特殊戦闘服の上から胸部等重要部分に磁気流体性リキッドアーマーを追加装備するほか、脚部や腕部には身体機能を向上させる追加ユニットが装備される。
とは言えこれは重戦闘用装備であり、暴動鎮圧や平時での警備任務等では副腕部を簡易型機械式マニピュレーターに換装し、防護盾もメタアクリル樹脂製ライオットシールドに変更する等
任務内容に応じて装備はかなり変更される他、力自慢な点を生かした重労働、肉体労働用作業型や工兵仕様型等の派生型機も存在。

全高 175cm
基本重量 98kg
動力源 SMES(超伝導蓄電池)

グリムリーパー
S.F.C.(鉄血十字工造)製戦術人形であり旧鉄血において主に近接戦を担当する「リーパータイプ」と白兵戦及び暗殺仕様の「ブルートタイプ」両方の特性を併せ持つ戦術人形として開発された。
重い武装や装備を持たず軽量化が徹底されている為外見上は華奢に見えるが、基礎人工筋肉部分はむしろ強化されている為身体機能はかなり高い。本体自体の軽量さとハイパワーな点を生かして
両手部分にはCNTカーボンナノワイヤー仕様のグラップルユニットが標準装備されており、之を使って立体的な機動が可能となっている。また専用のジェットパックも存在しこれを使用した場合
低速(それでも最大で時速約200kmに達する)低空飛行ではあるものの飛行及び三次元機動が可能となる。ただし軽量化の為シュピネ繊維特殊戦闘服以外の防御装備は存在しない。
グリムリーパーはこの高機動性を生かして敵陣に切り込む奇襲要員あるいは攪乱工作を得意とする一方で、逆に瞬時に負傷者を搬送する衛生兵や救急隊員としても優秀である。

全高 170cm
基本重量 65kg
動力源 SMES(超伝導蓄電池)


ダイナーゲートU(ツヴァイ)
S.F.C.(鉄血十字工造)製自律兵器。長方形の胴体に簡単な脚部が取り付けられた四脚歩行式で警備や哨戒任務等の他地雷原除去や突撃等消耗を前提とした作戦にも投入される。
一部ではマスコット的な人気があり旧鉄血が叛乱起こしていた頃から回収された個体がペットロボットにされるケースも存在した。本機は新生鉄血十字工造がダイナーゲートをベースに
安価で大量生産可能な利点を潰さない程度に改良が施された機体となっており、特に拡張性は高くかつて武装は固定式機関銃のみであったが、本機ツヴァイは簡易マニピュレータ化しており
人間用の銃火器を自由に(重量問題があるので対戦車火器程度まで)装備させる事が可能。更に高速移動用車輪と簡易飛行用のホイールダクトファンも装備している。
ただし自律兵器とは言え安価な人工知能しか搭載していない為命中精度や思考等はお察しであり、あくまで戦術人形や人間のサポート用自律兵器となっている。
バリエーションの中には戦闘用だけでなく愛玩用ペットロボ型や、民間用作業型等も存在する。


- FCU(中央ユージア連合)アンバー共和国 機動兵器 -

バンイップ・クイックブーメラン
オセアニア・ユージア大陸における中央ユージア連合国(FCU)が独自開発した中型無人機動兵器「バンイップ・ブーメラン」の改良型機。バンイップ・ブーメランは逆関節による脚部構造が特長であり
之によりスラスター等推進機関を内蔵せず機体事態の脚力によって跳躍する事が可能で、簡易的ながら三次元機動が可能な他基本的に跳躍移動な為機動性も高くなっている。
また機体を折り畳みコンパクト化した駐機形態、スキー板上の足を展開して設置面積を増やし機体を安定させた哨戒形態、設置面積を減らした高機動形態と三つの形態に変形可能。
その設計はHIGH-MACS特にPEU製ヤークトパンターの影響をかなり強く受けている模様。ただし本機は無人機のみであり更に重量バランスの問題からマニピュレーターは存在せず
武装もケースレス弾仕様30mm機関砲を両側に一門ずつ装備のみとなっている。エルジア王国軍の軍備再編及び自立兵器(無人兵器)開発と配備に脅威を覚えたFCUがそれに刺激される形で
開発と配備を行ったが低コストではあるものの、中型機動兵器としては火力が貧弱な為(しかも戦闘中再装填も行えない)あまり完成度が高い機体とは言えない。
本機クイックブーメラン(略称バンイップCB)はそんなバンイップ・ブーメランのユージア大陸西部国家アンバー共和国の要請で結社傘下企業が改良を行った機体であり
ウェイトバランスの見直しと脚部機構の独自改良により、軽量化によって運動性と積載量を向上させた機体となっている。特に脚部は限定的にSPEカーボンが使用される事で稼働部分を
阻害せず装甲強度を維持する事に成功した他、脚部のみの限定的な採用に留める事でコスト高も防いでいる。足事態はスキー板型から可動式四本爪方式に変更されており之によって
設置面積事態は減った物の強力な爪で地面を掴む事により、アンバー山脈を含む山岳地帯等の足場が悪い地形においても安定した走行と跳躍移動を実現させている。
上半身に当たるボディ部分は先述の理由から装甲材質はEカーボンのままな為防御能力自体は変わらないものの、軽量化の恩恵としてウェポンラックが増設され最大で75mm低反動滑腔砲
汎用ミサイルランチャー、30mm機関砲をそれぞれ二門ずつ装備可能となっている。任務内容に応じて装備は変更可能でロケットポッドを装備した対人掃討用や機体上部に偵察用対空レーダー
及び対空ミサイルと30mm長砲身対空機関砲を装備した対空仕様、更には武装を制限した警察用、武装を放水機等に変更した消防用まで存在する。セールスが振るわなかったバンイップモデルを
アンバー共和国は比較的安価に納入しつつ、結社傘下企業へCBモデルにアップグレードする事で戦力を整えている模様。その性能の高さからFCUでも本機への改修要望が出ている模様。
あくまでアンバー共和国からの依頼で既存のバンイップタイプを改良しただけであり、結社事態で本機が生産等は行われていない。

全高 7.2m
基本重量 6.2t
装甲材質 Eカーボン及び限定的SPEカーボン
主機 半永久機関

基本武装(選択式)
30mm機関砲
レヌスメタル30mm高射機関砲
レヌスメタル75mm低反動滑腔砲
シュリーカー70mm多連装ロケットポッド
レンティットSP1ミサイルランチャー
ワグテイル対空ミサイルランチャー
ウィズホーングレネードランチャー


- 勢力 組織 国家 -

アンバー共和国
ユージア大陸西部アンバー山脈付近に位置する国家であり国名はアンバー山脈が取られた物と思われる。周辺には南にユージラス自治州、エルジア王国領シラージが存在。
またワイアポロ山脈と共にユージア大陸を南北に隔てる背骨を形成するランバート山脈とアンバー山脈の間には「ウィスキー回廊」と呼ばれる砂漠地帯が存在し之はユージア大陸において
大陸西岸から東部を陸路で繋ぐ主要ルートのひとつであり、アンバー共和国はユージア大陸西部と東部を繋ぐ中継地点の役割を担いそれなりに発展してきた。
しかしそれはエルジア王国及びFCU(中央ユージア連合国)両国と国境を接する事を意味し、またウィスキー回廊はエルジア王国首都ファーバンティに繋がる戦略上重要な土地であり
第一次ユージア大陸戦争以前から旧エルジア共和国(現エルジア王国)とFCUがアンバー共和国及びユージラス自治州を挟む形でにらみ合いを続け、戦争勃発以降はエルジア軍に占領された。
戦争後期にはISAF(独立国家連合軍)により奪還され、後にエルジア首都ファーバンティ攻略の為の橋頭保の役割を果たし第一次ユージア大陸戦争終結後再独立を果たす。

しかし戦争による破壊の爪痕は深く残り、その後も自由エルジアによる紛争やテロ行為、逆に自由エルジアや現エルジア王国その物に対する報復や制裁を超え高に叫ぶFCU系右派勢力の台頭
ユージア大陸戦争によって大陸内国家が疲弊した為、民族独立派による州や県単位による独立騒動(擾乱や紛争規模にも発展する事が多々あった)陸上交易路故戦後のどさくさに紛れて密輸品を運ぶ犯罪組織
また政治的地理的要因から戦後もNUN国際停戦監視軍が多数駐屯した為、アンバー共和国の人々にとって戦後も外国人の軍隊が往来し銃声が鳴りやまない生活は戦争中と全く変わらないものであった
之に対処すべきアンバー共和国政府は無力に等しく、元々ユージア大陸北部は南部に比べ資源に乏しく、アンバー共和国事態交易路として発展してきた為流通網が戦争で破壊された現在主要な収益が絶たれ
僅かな復興予算をやりくりして都市や産業、流通網の再建を始めるも上記の戦後も続く大陸の騒乱状況が足を引っ張る形となった。治安維持に関してはNUN国際停戦監視軍はあくまでエルジア王国と
FCU各国(旧独立国家連合軍加盟国)の戦争勃発を防ぐ為の物であり、自由エルジア等が引き起こす紛争なら兎も角小規模な騒乱やテロ等には殆ど干渉しなかった(之には政治的問題も多分に含まれる)
またFCU中央ユージア連合国も同様に戦争難民問題(之は国境を多数接するアンバー共和国も頭を悩ませる問題の一つであった)や発電所稼働の為のエネルギー不足問題等により求心力が低下し
OCU(太平洋連合共同体)時代に少々持ち直したに思えたが、結局OCU崩壊により振出しに戻る形となってしまった。

之に対してアンバー共和国政府は大胆な選択を行った。それはインフラはおろか警察業務等の公共サービスを外国民間企業に委託するというものであった。
発電施設はCELLカンパニーにその他警察業務等を含む公共サービスは結社傘下企業が担当するという内容は、当初反対意見はあったもののCELLカンパニー自体元々安価には電力インフラを整えるという点でのみは定評があった為
此方は早い段階で共和国議会で可決されCELLカンパニー発電所が建設された。しかしもう一方はかつてOCU時代悪名を轟かせた水銀燈信者の組織(その中でも現在の結社は真面な方であったが)とあって共和国議会は紛糾した。
とはいえ警察業務等の民間委託はアメリカ・リベリオンのデトロイト市等前例が無い訳では無く、また他を選ぼうにも民間軍事会社及び民間軍事警備会社等で一国の警察業務を含む公共サービスを格安で面倒見る等と言う
破格の条件にOKサインを出したのは結社以外になかった為、最終的に共和国議会は承認した。その後の結社の行動は素早く新しく傘下に収めた外宇宙大企業「スペーサーズ・チョイス」と「新生鉄血十字工造」を中心とし
戦術人形や自律兵器だけでなく民間分野においても自律人形や無人作業機械の積極的投入を行い、通称「人形警察」等と呼ばれる構成職員の9割が自律人形という前例のない組織の設立や
生殖可能な自律人形の大量投入による、労働力(特に人間が嫌う単純肉体労働や介護等を含む重労働)の確保、結婚、出産率向上による安定した純共和国国民による計画的人口増加等の実現
またスペーサーズチョイス食品工場の設営による現地雇用確保、更に自国生産可能な安価で品質の高い合成食品を中心に生産する事で、共和国事態の食糧事情を根本から改善していった(当然農業プラント設営等も行われた)

数字だけ見ればアンバー共和国は業務委託以降劇的に改善された。24時間眠らない警察は犯罪発生率を低下させ治安の回復に大いに貢献し、安定した電力供給等のインフラ復興は街に灯りと人間らしさを取り戻させ
確かに批判的意見も多いが自律人形の大量運用は難民や移民に頼らない、安価で制御された労働力となりしかも戦争以降低迷した出生率まで改善傾向にある。そして食卓には何時も美味しい食事が並んだ。
現在のアンバー共和国の評価はかなり別れる。新しい宇宙時代の国家運営法等と評価される事もあれば、機械に支配されたおぞましい国、民間企業に委託せねば運営出来ない時点で国家ではない等批判も多い。


「ベストを超えるチョイス。まさにスペーサーズチョイス!自由を味わおう」

スペーサーズチョイス
地球圏外宇宙のハルシオン星系で展開する企業。食品から武器や宇宙船まで手広く事業を展開しその全てが「安さ」に特化しており、それ故主に低所得者層に広く支持されている。
スペーサーズチョイスの製品は安いが全体的に耐久性に乏しいものの修理費や交換費用も安い。しかしその安さは外宇宙大企業にありがちな労働者からの収奪によって確立されており
スペーサーズチョイスの主力商品である外宇宙で一般的な食品宇宙ツナマグロ缶詰工場の労働者は、過酷な長時間労働に加え病欠は給料から引かれる。医療行為は貴重な資産とみなされた人にしか行われず
更に労働者が死亡した場合、死亡した労働者の給料から差し引いて埋葬が行われる。それ故彼等は低賃金で自分の墓穴と墓石を買う為に働いている等と揶揄される程だ。
またスペーサーズチョイスの従業員は自身の体調や状況に関わらず、会話の最中にスペーサーズチョイスのコマーシャルを挟む様徹底して教育されている。
「ムーンマン」という月を擬人化したマスコットキャラクターが存在しスペーサーズチョイスのコマーシャルには大抵ムーンマンが登場している。
ハルシオン星系企業連合の権威が低下した後は外宇宙進出を目論む黒の逆十字結社に事実上買収され、経営陣の大半の首が飛んだという(物理的に飛ばされたという噂もある)
現在は主に食品生産や販売及びインフラ委整備事業等を中心に展開している。それまで徹底的にコストのみを追求して味等考慮すらされなかった合成食品類であったが
結社副総統柿崎めぐの指示により徹底的な改善命令がなされ、現在では安価で生産し易く美味しい食品になり、かなりの好評を得ている。
(この食事に対する情熱はわがままお嬢様である柿崎めぐの歌唱力と並ぶ数少ない長所と結社内では言われている)

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