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■ 統合CRP雑談 設定・相談
- 190 名前:統一性無し ◆riPiLxkusiPE :2022/01/17(月) 00:52:16
遅ませながら新年明けましておめでとうございます。今年も相変わらずのペースになりそうですがよろしくお願い致します。初っ端開幕からオレグ少佐の愚痴から始まったりで申し訳ないです。
-クメール・ネオ・サーキシズム(KNS)歩兵ユニットA-
屍者
かつてヴィクター・フランケンシュタイン博士が確立したとされる技術(この世界由来かは不明、何処からか流れて来た可能性もある。)及びそれによって“蘇った”屍の事。
屍者は死体に擬似霊素と、用途に応じたプラグインを(書き込む)ことで蘇生する、かつてはパンチカードや専用の擬似霊素書込機を用いていたが現在は電子化されより汎用
性の高く扱い易い電子入力経由のプラグイン書き込みがポピュラーになっている。しかし蘇った屍者は人間と同じような行動ができるわけではなく、自意識を持たない。あく
まで書き込まれた擬似霊素と命令に従って行動する。既に廃れた技術の一つでは有るが、一部では未だに使用されており、尚且つ幾らかの技術的進歩が進んだ結果として動き
としては人間と遜色の無い行動が取れ、尚且つある程度自律して動ける様になった。現在使用されている死体運用技術(NECROTACやユニバーサル・ソルジャーの類)の源流の一
つであり、それらの技術から逆輸入した特長も兼ね備えている。(主に死体そのものの耐用年数の大幅な向上が成されている)
KNSとしては“回りくどい”やり方ではあるが、新参者でも使役できる(肉の生成物)として、且つ死体の再利用により容易に人力や戦力供給が可能となる他、着飾らせて置けば
余程目敏く感性の鋭い人間でない限りは(屍者)と見破る事が出来ないほどの完成度を有しているため(サーキシズム特有の“肉を造形物として扱う”リハクタァクの卓越した業
も大いに影響している)、対人業務・単純労働などの雑務や有事の歩兵戦力として扱われている。
従来は緩慢な文字通りの(生ける死者)めいた緩慢な動きしか取れない(特殊な製造方法やプラグインのインストールを済ませた例外も存在するが)存在であったが生体・死体問わず
“肉の造成・操作”に優れたサーキシズムの固有技術により、在る程度の自律能力・人間と変わらない・人間以上の俊敏性を本来の屍者の特性と合わせて持っている。
屍者(戦闘員)
標準的なKNSの歩兵装備(骨製の各種武装、AK-113S、AスコーピオンSMG)を装備し、場合によっては爆装して自爆攻撃を仕掛けてくる。爆装タイプは一般的な爆発物を装備している
者から、死体の脂質その物が高性能軍用爆弾に匹敵する有機爆発物へ置換されている者も存在しており、機器での探知が困難な上、通常の屍者兵員を装い機を見て不意に接近して
くる。
屍者(伏撃兵)
主に対戦車火器や汎用機関銃、狙撃銃(RPG-28、ザフィール軽機関銃、K14A3)を用いて高所や遮蔽物、建物の陰などから奇襲を掛けてくる。感覚の共有化(使役者含む)能力を限定的
ながら有しており、奇襲を掛けるタイミングや攻撃目標の指向能力などがかつてのSOPシステム適応兵員並に高い。とりわけ対戦車兵器であるRPG-28を用いた対空射撃の精度は人間
とは異なり反動や硝煙を気にしない事から恐ろしいレベルになっている。
屍者(重装兵)
対爆スーツに屍肉による強化加工を施された装甲を身に纏った個体で、高い耐久性を有している。骨製の大斧とNSV12.7mm重機関銃を携行しており(撃たれながら)撃ち返す事に特化している。
スーツ自体にも対爆発物用の磁気流体装甲が施されており非常に打たれ強い上、急所(屍者の場合は頭部)を破壊しても問題なく動き続ける事ができる(この状態でも敵味方の識別が可能であ
る。)攻撃手段を悉く失った後はそのまま条件起爆式の強力な屍者爆弾として敵集団内で自爆を図る。
リビングデッド
米中戦争当時に相次ぐ戦争・紛争から多数の戦死者を出し当時慢性的な兵員不足に悩まされていた米軍により実用化された「Necromantic Tactics」(通称NECROTAC)と呼ばれる戦術で用いられる
死体運用兵器。兵力に勝る旧PLA(人民解放軍)との局地的な消耗戦に於いて威力を発揮したが同戦争中にPLA側も同様の戦術を模倣、結果戦争後半は(生者が生者を殺し、死者が生者を殺し、死者
が死者を殺し、生者が死者を殺す。)地獄絵図と化した(そこに同時期に本格的に投入されていた戦術人形や各種無人・自律兵器も加わり凄惨さに拍車が掛かっている。)、戦後国際的な禁止条約
が締結されたが、技術自体は簡易である為か各方面の反政府勢力やテロリスト、独裁国家などに普及してしまった。同時にそれらを直接運用するネクロマンサーと呼ばれる特殊兵員もまた多くは
地下へと潜りテロリストへと転身してしまっている。
KNSに於いても転向してサーキシズム信者へと成った元ネクロマンサーも居るが、単なる傭兵としてKNS武力部門に所属している者も存在している。リハクタァク(肉の造形術)由来の外法と魔術を
用いた改良型リビングデッドを使役・運用しつつ元より戦闘目的の技術として大戦で洗練された戦術と経験を駆使するネクロマンサー及び統率するリビングデッド集団の総合的な脅威度は下手なヴ
ォルタールをも上回るモノとして評価されている。
改良型死霊(レムレース)
死体をリビングデッドにするために注射する特殊な液体。神経に擬似信号を送るマイクロマシン、機能が低下した内臓や筋肉を無理やり動かすための生体アクチュエータ、人工多能性幹細胞などが
主な材料となっているが、死体が動く具体的な原理は解明できていない。ちなみに生きている人間に注射しても効果がない。KNSに転向したネクロマンサーにより完全に有機化されたマイクロマシン
・生体アクチュータ自体もより自然且つ強化されたモノ(死体の内臓・筋肉を実質的に“再生”させ且つ強靭化させている)、また本来ならば生体で無ければ持ち得ない治癒能力すら擬似的に齎すと言
った大幅な改良が施された代物が使用されている。
何より恐るべきは、戦時中に試験的に開発されていた気化・ガス状散布方死霊(レムレース)をより改良した上でサーキシズムのヘモマンシー(操血術)由来の魔術効果を付与し完成させた完全型の
(死霊ガス)を実戦投入している点である。効果に関しては未知数な部分が多いが、そもそもの効能の強化と死者に対する幅広い効果、シナプス単位での掌握・生前技能や特性すら損なわず(或いは
劣化を大幅に抑えながら)リビングデッド化させ得る性能があると推測されている。
・Lo-Fi
通称グール。ネクロマンサーが生きている間は制御されているがネクロマンサーが死亡すると制御できなくなり破壊衝動を誘発して周囲の人間に見境なく襲い掛かる。また、刃物を振るうことや銃を
撃つ(引き金を引く)程度なら出来るため武装させられるとそれなりの脅威になる。前述通り改良型のレムレースを使用している為か、劣化自体が大幅に軽減され、尚且つある程度の自律性を有している。
(武装としては骨製の近接武器や54-1式拳銃やAスコーピオンSMG、“即席”の個体の場合は携行していた武器・装備を使用する。)
・Hi-Fi
より偽装化・高度な処置・戦闘用の重改造が施された個体群。ネクロマンサーにより高レベルの統制を受けている為、味方への誤射の類はまず起きない。
重武装型リビングデッド
三挺のM2重機関銃を右腕に、左腕には一体化された自動擲弾筒(オートマチックグレネードランチャー)を有し骨格がチタン合金で補強されている頑丈な大柄のリビングデッド。Hi-Fiタイプとしては多数存在
している他、武装を自動擲弾筒から多目的ミサイルランチャーに換装した個体も存在する。鈍重そうな外見に反して運動能力は高くその敏捷性と怪力による近接戦闘能力も高い。
ハイジャンパーリビングデッド
背中に過酸化水素エンジンと可変ウイングを装備した飛行戦闘型のHi-Fi。死体なので人体保護を考えなくていいため、急加速や急制動、急旋回を遠慮なく使って移動し、電磁ウィップやマイクロミサイルで
攻撃を仕掛けてくる他、小型誘導爆弾などで爆装して対地攻撃も可能。簡易航空戦力として此方もHi-Fiタイプとしては多数存在する。
戦車級リビングデッド
死体を繋ぎ合わせて装甲で覆った6本足の多脚戦車型リビングデッドで、人という原型を留めていないAFVめいた個体。25mm機関砲と自動擲弾筒(オートマチックグレネードランチャー)を載せたタイプと2連装
レールガンと対戦車ミサイルを搭載したタイプが存在している。敵機甲戦力や小型〜中型機動兵器を想定した兵装であり脚部にも高振動粉砕爪を有している関係で格闘戦にも対応可能。自己治癒能力を有して
おり、継戦能力も高い上に多数で投入される場合が多い上に、強靭な有機素材のフックハンガーによる市街戦での高度な機動が可能であり不意打ちを仕掛けてくる場合がある。(一部の個体にはECSすら搭載さ
れており高いステルス能力が付与されている)、兵装を23mm連装高射機関砲と対空ミサイルコンテナに換装した対空型、82mm自動軽迫撃砲二門と120mm重迫撃砲一門に換装した間接砲撃型も存在している。
ゼンド(戦闘員/下級指揮者)
サーキックヒエラルキーの中層、この階級から力と庇護が与えられる。とりわけKNSの武力部門に於いては下級戦闘員やNECROTAC由来の独自のリビングデッドウェ
ポンの統率を任され、現場での小規模〜中規模兵力の指揮を執っている場合が多い。賜っている“力と庇護”に関しては個人差はあるが、凡そ肉体の変質・ヘモマ
ンシー(操血術)及びカルノマンシー(操肉術)を応用した戦闘に適した形態への変化・能力の保有(単なる武装形態から、肉体的分裂による自律個体の増殖、肉体の流
動化など様々。防御や回避手段として故意的なクローネンバーグ現象を駆使した機動や“分裂”を行う場合もある。)
ヴォルタール(上級指揮者)
サーキックヒエラルキーの上層、カルキストの助言者の役割を果たす。理由は不明ながら、プロト・サーキックにおいては主に女性がその地位に就く場合が多く。こ
の語は(賢い女性)を意味する語としても一般に使用される。ネオ・サーキックカルトの一派閥であるKNSに於いてはネオ・サーキックの通例に習い男女(もしくはそれ以
外)どちらもこの地位に居る場合が多い、往々にして強力な魔術・現実改変能力並びにヘモマンシーやカルノマンシーの熟達した師でありその脅威度はゼンドとは比較に
ならないモノとされている。凡そ十数名かそれ以下の人数で構成されている場合が多い(尤も、サーキック関連においてまともな“人数”もまた当てになる物では無いが…)
カルキスト(派閥指導者)
サーキック組織における宗教的かつ世俗的な指導者層。カルキストは生物学的に不死であり様々な形状と強大な超常能力を持っていると考えられている。彼らは複雑なフェ
ロモンの放出、あるいはテレパシーすらをも介して無数のハルコストを操ることができると理論付けられている。一つの派閥に複数人のカルキストが存在している場合もあ
り、他派閥から“巡礼”に来た者などもそれらに含まれる。対サーキック戦に於ける最重要ターゲットであり、戦域に対して影響を与え出す前の排除が推奨される(戦略兵器
による単一存在に対する殲滅戦すら視野に入れる必要がある。その性質の脅威の度合いは新参者から古きから様々な戦乱に身を投じてきた古強者のカルキストまで様々)
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