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■ 統合CRP雑談 設定・相談
- 354 名前:無頼 ◆9qjpEsKPB80i :2023/12/19(火) 23:02:43
- 此方ではお久しぶりです、毎度の事ですがお返事が遅くなり誠に申し訳ないです。こちらこそストーリーの出だしとか設定まで何から何までお任せして申し訳なく…、此方も何かありましたらお気軽にお声がけください。取り急ぎ顔出しのみとなりますが後程返せていないお返事をお返しします。
久々に作りたくなったので機動兵器周りの設定をば…、登場人物回りはまた後で…()
-エルジア王国軍・大型機動兵器-
F-624 フィーンドV
全高:14.5m
基本重量:7.8t
全備重量:23.5t
装甲材質:Eカーボン複合材(一部ハイチタニュウム複合装甲使用)
動力:SFC製小型熱核反応炉
エルジア王国軍軍部が主導する大型機動兵器開発計画「ウィザードリィ」にて完成した実用量産モデル第二号。本機の技術にはエルジア王国軍急進派と関係の深い結社の技術がつぎ込まれており、特に結社がマオ・インダスタリー社及びPEUドイツ・カールスラントと共に共同開発を進めていた大型機動兵器PW”パンファーヴァッフェン”の技術が幾つか採用されており、事実上PWの系譜に属する機体である。
実用量産モデル第一号であるF-607マイルフィックは性能に関しては申し分無かったものの新技術を数多く投入した結果、当初想定していたよりもコストが大幅に増加、加えて節操なく他組織の技術を取り入れていった弊害として、内部設計が既存の機構とは大きくかけ離れた独自性の強いものとなってしまい、互換性の無い部材の多用により稼働率維持に大きな問題を抱える事となってしまった。これら諸問題は国力の乏しいエルジア王国にとっては無視出来ない問題であった為、これを踏まえ次世代機の開発課題として「マイルフィックの2/3のコストで生産可能、かつ性能は据え置きのまま」という条件の下で開発が開始される。
本機開発時には結社経由で新たにマオ・インダスタリー社とPEUドイツ・カールスラントのPW開発に関わったスタッフが新たに参画している。開発課題を踏まえ本機の開発で使用される技術等は既存技術やそれらをブラッシュアップしたものを中心とし、新技術の投入は最小限に留め、エルジア王国側の整備設備等を環境面も加味して採用技術や部品規格は旧連邦系技術により統一されることとなった。
設計のベースには、ザンスカール帝国の反抗勢力であったリガ・ミリティアが開発した”Vガンダム”及びマオ・インダスタリー社が設計、開発した”ヒュッケバインMk-U”が選定された他、変形機構にはビルドラプターやR-1等の設計が参考にされている。
基本設計はVガンダムのものを踏襲し、本機にも変形・合体構造が採用されており、採用機体の中枢部(コックピット及び各種電子機器類を内蔵したプリムローズV・頭部・動力部・主推進器)を集約したトップ・ファイター、胴体及び腕部を構成するハンガー・ユニット、脚部を構成するブーツ・ユニットの計3パーツで構成されている。マイルフィック同様、戦闘継続困難な場合、破損部位を切り離し、コア・ファイター形態で速やかに戦地を離脱させるパイロットの生存率向上が図られている他、この構造により戦地にて破損したユニットを予備ユニットと交換・再合体することで即時に戦線復帰等、稼働率向上に寄与している。
各ユニットは将来的なアップデートを想定し、モジュール化が徹底されており、拡張性に富んだ設計となっている。変形機構こそ有するものの構造の単純化と部品規格を既存品から流用する事で部品調達を容易にしており、ハンガー及びブーツに関しては十分な資材があれば町工場クラスのAAAPがあれば生産が可能となっている。
装甲部材はEカーボン複合材に差し戻されたがマイルフィックの装甲部材に使用されたマイクロハニカム技術が応用された3Dプリント成型技術により生産コストを極力維持しつつ強度向上を実現、加えてT・ドットアレイの恩恵により装甲強度はマイルフィックとほぼ同等まで引き上げられている。またPW3号機”PW-109スツーカ”同様、装甲のSP化は施されておらずマイクロアクチュエータの多用により可動性を確保している。関節部や変形可動部には例外的に特殊電磁伸縮炭素帯(マイクロカーボニック・アクチュエーター)が使用されており、可変機の設計に見られる構造部の脆弱性を補っている。
また構造材や消耗部品の多くはマオ社の生産する量産パーツと互換性を有する他、マイクロアクチュエータ類に限ってはWAP等のMULS-P規格品と規格を共有化しており、この手の大型機動兵器にありがちなコストの高騰と整備性の悪化を極力抑えるよう工夫が凝らされている。
使用されるメインジェネレーターにはエルジア側が技術提供を行い鉄血十字工造と共同開発した新型の小型核融合炉を採用。この小型熱核融合炉は”PW-109スツーカ”に採用された熱核融合炉と同等の出力を維持しつつ設計の最適化する事でサイズを2/3まで小型化を実現、本機ではこれを二基搭載することで出力を確保している。
推進機関はエクスバインのバックパックを参考に開発されたハイフライヤー・バックパックを搭載しており、テスラドライブ及び熱核ジェットエンジンを一体化したバックパック本体に、左右一対のテスラウィング・ユニットが配置されている。バックパックとウィングの間には可変兵装担架装置が、バックパック各部にハードポイントが配されており追加兵装を装備出来るようになっている。フッケバインやビルトシュバインMk-U同様、推進剤非依存推進(RIP)が可能だが最高速に関しては重視されておらず、上記2機やマイルフィックと異なり大気圏内での超音速飛行は出来ない。これは飽くまで本機は陸上やスペースコロニー内部での運用のみを視野に入れ、飛行能力は作戦領域への展開能力や三次元戦闘能力が確保できれば良いという、割り切った設計に起因する。これによりコックピット周辺のG制御装置をオミットすることが可能となり、省コスト化と機体重量の軽減を達成している。
コックピットブロックは前世代機であるマイルフィックと同等のレイアウトの物が採用されているがマイルフィックの運用データを参考により直感的かつ簡便な機体制御が可能なように最適化されており、慣熟訓練に要する時間の短縮化を実現した。また扶桑皇国製の機動兵器群の設計思想も取り入れており、視界等の外部情報の網膜投影方式ホログラムで得る仕組みとなっている。この方式を採用した事によりモニター類を全て廃し、生じた余剰スペースを利用する事で高性能な電子機器類の搭載が可能となり、ソフトウェア面の大幅なアップデートに対応が可能になった。また機体制御系には結社より提供されたサイコミュシステム「エニグマG-U」の機能が丸々移植されており、分離時の各ユニットの遠隔操作や一部兵器の誘導制御、無人兵器の機体制御等に使用される。
外装面はベースとなったヒュッケバインシリーズやVガンダム等に見られる直線的かつスマートな外見をしており、特に頭部は一見するとマオ社の機体に多く採用されているデュアルアイ方式に見えるが外装内部には複合複眼式マルチセンサーを内蔵されており、センサーボールユニットに上から外装を被せることでデュアルアイに見せかけているに過ぎず、広域索敵時にはフェイスガード及び上部頭部カバーが展開しセンサーボールユニットが露出する(因みにこの機構を視察中に眺めていた結社の副総統は「低周波が流れたら暴走しそう」、「暴走したらスクリーンにBABELって表示されそうねー」と発言し同行していたエルジア側の技術者を困惑させたという)。尚上部頭部カバーにはヒュッケシリーズやガンダム系統MSに見られるX字状ブレードアンテナではなくエクスバインに似たヘッドカバーが配されている他、プファイルVに採用されたテールブレードアンテナが頭頂部に装備されている。
完成した当機は前世代機であるマイルフィックと運用上の性能はほぼ同等に維持しつつ、徹底した合理化により課題であった稼働率に関する諸問題を解決し、エルジア王国陸軍及びスペースセツルメント方面軍等の主力大型機動兵器として配備が決定された。また本機の開発に協力した結社及びPEUドイツ・カールスラントにも複数のフィーンドVが提供されている。
固定兵装
頭部内蔵ボルジッヒ30mmブリッツマシーンカノン×2
SFC-PTBW1ブラウシュヴェルト(ビームサーベル)×2
MI ソニック・バックラー(両肘部内蔵防御装置。テスラドライブを内蔵したバックラーで発生した重力フィールドの力場に金属粒子を散布し「盾」として利用する。)
EASA ELMOU防護システム
基本武装
MI M100リニアアサルトライフル(口径90mm携行式電磁速射砲)
MI M35オートショットガン(口径120mm実弾式散弾砲)
MI M197三連装ガトリング砲(口径30mm実弾式機関砲)
MI フォトン・ライフルU(強化型ビームライフル)
MI オクスタンライフルU(光学実弾複合兵装)
MI レクタングル・ランチャーU(口径280mm汎用型ロケットランチャー)
SFC-PWG3/MI-G3 グラヴィタツィオーンヴェルファー(結社とマオ・インダスタリー社が共同開発したG・インパクトキャノンの簡易量産版。グラビコンシステムの簡易版及び高出力反応炉を組み込むことで重力制御装置を持たない機動兵器でも重力兵器の使用が可能となった。)
SFC-PWTR1 フォーゲルショイヒェ(EASAと鉄血十字工造が共同開発したマルチプルマイクロミサイル。エニグマG-Uの感応制御技術を応用しミサイルの誘導制御装置に感応派受信装置を組みこむ事でパイロット自身の脳波によりミサイルの誘導制御を行う。両大腿部装甲内部及びバックパック・ウェポンベイに計16発内蔵)
追加兵装
オーバーハングパックU(Vガンダム用に開発された追加ユニット。高出力フォトン・キャノン×2 AIMM12ベスペマルチマイクロミサイルポッド×2 スラスターユニットを搭載。ハードポイントの規格が合致すれば他機体にも搭載可能)
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