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367 名前:大槻聖 ◆nkg.2sWI0U :2024/03/06(水) 01:17:07
お久し振りですついに私一人になったかと思ってました(マテ)この時期は忙しいですし天候も不安定なのでご自愛くださいませ


- CNEAF自律兵器 -

アーヴィングブロック30
アームズテックセキュリティ製自律無人兵器「アーヴィング」の現行モデル。有蹄類特有の胚性幹細胞を遺伝子操作して作り出した生体部品を用いた特徴的な脚部は義体化歩兵(サイボーグ)等と
同じCNT筋繊維による高出力の燃料電池一体型人工筋肉に換装され、更に人工筋肉内に自己修復装置を内蔵する事で従来型の弱点であった高周波ブレードによる斬撃、麻酔弾等に耐性を獲得。
ボディシャーシはハニカム構造型ボロン繊維強化プラスチックを採用する事で軽量化と耐弾性を向上。出力事態は650馬力のまま変わらないが敏捷性、運動性事態も向上。人工知能に関しても
元々優れた敵味方識別装置及び判断機能を有していたが、現行型のより性能を向上させた物に変更された。センサー類は通常カメラアイ、赤外線、ミリ波レーダー、音響測位、化学センサー等一般的な物で
初期型の時点で初歩的な光学迷彩機能を見破る事も可能。しかしこうした開発陣による努力も空しく義体化歩兵や他の自律兵器群も同様に次々と優れたモデルがロールアウトされている現在
「今更見るべき所はない旧世代の兵器」との烙印を押されている。経済的、政治的問題を抱えるCNEAF(大陸諸国間経済同盟軍)では現在も正式採用されており同盟各国の正規軍及び治安維持組織でも運用され
一部強化改修を施した機体も存在するがブロック30と比べ特筆すべき変更点は無い。また装甲材質をEカーボン等に変え火器管制装置、積載量性能向上により装甲や火力を増強した「ブロック40」と呼ばれる
モデルも別途存在する。此方は主に南アフリカ・アザニア周辺国の組織で運用されCNEAFでは殆ど見られない。

全高 4.2m
基本重量 1.2t
装甲材質 ボロン繊維強化プラスチック複合材

固定武装
アクティブ防護装置
マニピュレータワイヤー×1
ボディ内蔵5.56mm機銃×1

基本武装
M2-50口径12.7mm重機関銃
BGM75-TOWU対戦車ミサイル発射機


アーヴィングU
アームズテックセキュリティ製自律無人兵器「アーヴィング」の後継機として開発された機体。原型機は「月光」のニックネームを持つ為本機はそれに合わせ「弐式月光」とも呼ばれる。
アーヴィングはロールアウト当時その高い汎用性からくる使い勝手の良さから正規軍、PMC(民間軍事会社)等多数の組織が採用し、実働数は戦車を上回りこの種の自律兵器の頂点として君臨。
しかしとある強化歩兵が構築、マニュアル化した対抗戦術が普及、更に義体化(サイボーグ)歩兵や戦術人形等により次第に陰りを見せ現在では旧式化してしまった。
ATセキュリティは自社内での技術的限界から他社との共同開発に踏み切り、幾つかの企業が参加したが最終的に扶桑皇国大空寺重工との共同開発となった。特徴的な脚部は燃料電池一体型
CNT筋繊維に形状記憶合金アクチュエータを併用した専用人工筋肉を開発。之により筋力が大幅に向上し単に機動性、敏捷性、跳躍力、積載量が向上しただけでなく本機は高高度空挺降下の
衝撃にも耐え運用用途の幅が広がり、また人工筋肉製脚部は全体が自己再生人工羊膜防護加工が施されており、之は元人間の手術時用いられる医療技術で高い癒着防止、組織再生機能を持つ
之を応用し脚部の保護、損傷時の再生促進を行い「ライトニングボルトマニュアル」にあるアーヴィングに有効な脚部に対する高周波振動ブレード等刀剣武器による斬撃やレーザー照射等に
耐性を持つ。マニピュレーターはCNTナノワイヤー製になり単に強固というだけでなく、通電させる事で遠隔ジュール熱により接触した物体を超高熱で断ち切る事も可能。
アクティブ防護システムとしてAFTA海軍が艦艇用に開発したバブルシールドを小型化した物を装備し之はエアバッグ技術を応用し、ミリ波レーダー、高精度IRセンサー技術を併用し
10マイクロ秒で大気圏突入等に用いられるバリュート、ストラトシューターと同様の素材で作られたシールドを射出、展開する事で接近する飛翔体は勿論光学兵器を防ぐ事が出来
また急接近した強化義体兵等を弾き飛ばす用途にも用いられる。シャーシ事態はFRP(繊維強化プラスティック)のままだが表面に磁性流体リキッドアーマー加工が施され之により防御能力が
約40パーセント向上し至近距離でなければ20mmクラスの徹甲弾も防ぐ事が可能。また高周波ブレード等で切断を試みた場合接触面を変化させる事で刃を滑らせるといった防御作用が存在。
シャーシ事態の素材を変更しない事で本機は旧型アーヴィングを本機Uにアップグレード可能。人工知能や火器管制装置等ソフトウェア面も新機能に見合った最新型となり更にECS(電磁迷彩装置)
も標準装備され一定のステルス性を有す。武装は旧型同様シャーシ本体のウェポンベイに搭載するがマイクロアクチュエータと超電導モーターを併用した可動式マウントになりより隙のない
攻撃が可能。確かに旧型に比べ高い性能を誇る一方で当然ながら高コスト化もしたが「ライトニングボルトマニュアル」対策が施され現行義体化歩兵、戦術人形等とも対等に戦えるだけでなく
ある程度敵性異種族との戦闘も可能となりアーヴィング譲りの使い勝手の良さ、汎用性の高さからUPEO等に正式採用され、CNEAFやUEPO国境停戦監視軍配備されている。ただしCNEAFでは経済的問題から
数の上では旧型のブロック30モデルが主力であり、全機更新予定であるが中々進まない模様。

全高 3.6m
基本重量 940kg
装甲材質 FRP(表面磁性流体LA加工)
動力源 大型SMES

固定武装
マイクロバブルシールド防護装置
CNTナノワイヤーマニピュレーター×1
ボディ内蔵6.5mmケースレス機銃×1

基本武装(選択式)
Mk30-12.7mm重機関銃
M268MPG(マンポータブルマイクロガン…強化歩兵携行用6.8mmミニガン)
Mk32-20mmGMG(グレネードマシンガン)
LAS10-COILレーザーガン(酸素-ヨウ素化学レーザー)
MPRLタイタンUマルチミサイルランチャー
Mk49スパルタンSAM(短距離地対空ミサイル)
APERSマインディスペンサー
リッパーメタルブレード
ウルトラハード多結晶ダイヤモンド製刃を超電導モーターで回転させる丸鋸型武装。CNT阻止ワイヤーやEカーボン製チェコの針鼠と言った障害物も簡単に切断可能。
障害物除去だけでなく近接戦闘にも用いられる他、緊急時は丸鋸部分を射出して攻撃も可能。


UEDブロック10モデル
OCP(オムニ社)製市街地法執行用完全機械型戦術人形。同社製ED-209と連携しED-209の活動が困難な屋内等での法執行を目的に開発された。開発者は随分と自信があった様で人間の警察官を全員リストラし
本機に置き換えるつもりだったが紆余曲折を経て結局は他の戦術人形同様人間をサポートする補助装備として運用され、後に軍用モデル等も開発された。ただし開発時期がまだT-DOLL開発過渡期であり
外見は武骨な金属製のマネキンの様でケーブル類もむき出しといったよく言えば生産性を高めた設計悪い言えば安っぽい姿。IFF(敵味方識別装置)は実戦レベルだが射撃精度等も低く長時間走る事も
不可能と性能的にコアレッセンス社製傑作機「アサルトグラント」やI.O.P.社製「キュクロプス」等と比べ見劣りする点が多い。OCPが扶桑系企業に吸収合併された後は生産権が多国籍企業連合に売却され
現在は各種性能を向上させたブロック10モデルが現行機として販売されている。内容は装甲材質をFRP化、むき出しの関節部等を防弾繊維製カバーで保護、IFFやFCS等のソフトウェア面を現行モデルへの
アップグレード等。金属製装甲からFRP製に変わった為耐久性は低下したが元々重量との兼ね合いから拳銃弾クラスでも集中射撃を受ければ損壊する程度な為、軽量化と低コスト化を図り防御装備は
人間用のボディーアーマーやヘルメットを流用する事で向上させるという設計思想。それ故安価で整備性、生産性も良好。CNEAF及び加盟各国では現在も正規軍及び警察等に配備されているが
結社との関係が深いアンバー共和国では全機退役し作業用或いはCNEAFへ譲渡された。結社副総統柿崎曰く「相手の銃弾を消耗させる位しか使い道が無くその割に決して安くはない」との事。


全高 1.8m
基本重量 620kg
装甲材質 FRP
動力源 SMES

基本武装
歩兵用武装を使用。


- CNEAF大型機動兵器 -


ユージアダガー
新国際連合共同体(NUN)安全保障機構軍(UPEO)正式採用大型機動兵器(MS)「リマスターダガー」のCNEAF(大陸諸国間経済同盟軍)改修モデル。UPEOでは当初の予定より遅れているが新型機「ウィンダムU」の
配備と運用が進められており、UPEOより払い下げられた機体に改修を加えたのが本機ユージアダガーでありコックピットブロックのゼネラル・ドートレスとの共通化、主機半永久機関にウィンダムUで
採用された強化型パワーエクステンダーの採用、最新型IOSとそれに伴う機体駆動部、関節部の換装、強化と言ったもので改修内容は所謂延命処置が殆どとなっているが、背部と肩部に簡易可変兵装担架
を標準装備している。之により重武装化が可能になったが推進機関、駆動系の強化はそこまで行われていない為あまり重武装化させると運動性や機動性が低下してしまう。そもそもゼネラル・ドートレスと
殆ど性能差が無いリマスターダガーを採用している事自体にも疑問点があるが之はCNEAFがあくまで同盟軍であり加盟各国間の政治的、経済的な問題等が絡んでくる点、また近年目覚ましい発展を遂げる
エルジア王国に対抗する為少しでも軍事力を増強したいという思惑、UPEO、CNEAF正式採用機「ハウンドダガー」と部品等を共有出来ると言ったそれなりの理由が存在するが、数合わせ感は否めない。

全高 18.0m
重量 50.3t
装甲材質 Eカーボン複合材

固定武装
頭部内蔵40oイーゲルシュテルンU近接自動防御機関砲×2
GRES-02白兵戦用ビームサーベル×1
動力源PET大型半永久機関

基本武装
GRM703A1ビームライフル
GRM2A8-90mmハンドマシンガン
GRMK40-280mmハイパーバズーカ
GRM2M6二連装トーデスシュレッケン12.5mm自動近接防御火器(メインマニピュレータガントレット装備)
GRMK41-380mmフォールディングロケットランチャー
GRDS01C強化型シールド
Eカーボン複合材と扶桑皇国製光学兵器蒸散塗膜加工を施す事で重量増加、高コスト化を招かず防御性能、耐久性の向上させたモデル。
実弾、光学兵器双方に対して一定の防御能力を有すが「手で持つリアクティブアーマー」等と揶揄される事も。
背部の簡易可変兵装担架に装備させる事も可能。


追加武装(簡易可変兵装担架)
GRMML-02マルチマイクロミサイルランチャー
GRMK703C二連装ショートビームキャノン
SFC-MGL1-155mmグレネードランチャー
レヌスメタル・ボルジッヒMLK18シュルタ・カノーネ
口径170mmの無反動砲。可動の邪魔にならない様短砲身となっているが自己推進弾(リフトガン仕様)とする事で長射程と無反動化による命中精度向上を実現。
同社製BCHESH(対光学兵器加工粘着榴弾)を使用すればビームシールドや、エネルギーフィールドを持つ格上の機体相手でもある程度防御を貫通し有効打を期待出来る。
この他通常のHE(榴弾)やBCHEAT(対光学兵器加工成形炸薬弾)等多様な砲弾が存在。ユージアダガーの場合シールドを構えながらでも射撃可能。
ゼネラル・ドートレスキャノンと違い半永久機関駆動で尚且つ取り回しが良く安価な為280mリニアキャノンでなく此方が採用された。


セカンドジン
スペースセツルメント国家「プラント」が開発したMS「ジン」の現行廉価版として開発されたMS。ジンはプラント製初の実戦用MSとして開発され当時は機動性、装甲、汎用性に優れた機体であったが
現在では流石に旧式化してしまっており、プラント本国のザフト軍を含め運用している組織は少ない。本機セカンドジンはコックピットブロックをエアベルト式IOS搭載型のごく一般的な物に
関節部はマイクロアクチュエーターを使用し装甲材質はEカーボン製とこれまた現代における非常にスタンダードな構成でありその分安価で整備性に優れており非常に扱い易い機体に仕上がった。
背部推進機関部はアーモリー社設計のフレキシブルウィングバインダーバックパックの現行版となり、マイクロアクチュエータによる柔軟な可動性により少ない推進機関でも
地上・宇宙問わず高い機動性を発揮出来、技術向上によりジンに比べ頭部センサーアレイ、バックパックの小型化、性能向上を実現。プラント製の優れたIOSソフトウェアにより神経接続型操縦で
本来コーディネイター以外操縦が出来なかったジンと違い、本機セカンドジンはナチュラルでも自由自在に操作可能で非常に扱い易い機体となった。また機体構造自体もブロック化が徹底され
誘爆率が低く整備性も高い他、機体構造がシンプル故改造も容易で立体出力機(3Dプリンター等)で簡単に部品を製造出来る等現行廉価版と呼ぶにふさわしい設計の機体となっている。
MSとしては安価で扱い易い機体である事から、スペースセツルメント国家や旧親プラント国家であるオーストラリア・アウストラリス、MEA(中東同盟)等で採用されている。

全高 19.0m
基本重量 48.5t
装甲材質 Eカーボン複合材
動力源 プラント製大型半永久機関

基本武装
MA-M5ローラシア重斬刀
M9A5マイウス76mm重突撃銃
M640Kビームカービン
M68キャニスU短距離誘導発射筒
M70バルデュスU5連装誘導弾発射機
M78A1キャットゥスU500mm無反動砲

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