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■ 日守 秋星 vs 後藤
- 1 名前:田村玲子 ◆bOIWj9Hr0g :2008/11/25(火) 22:12:25
- このスレは日守さんと後藤さんの闘争スレよ。
よって第三者の書き込みは遠慮してもらうわ。
- 42 名前:日守 秋星 ◆g.FomaLl7. :2009/01/07(水) 02:52:47
- >>40
その一生に一度あるか無いかという、たまたま運が良くて死を免れただけの回避に更に追い打ちがかけられる。
例えるなら自転車で爆走中に飛び出してきた老婦人の押す乳母車を咄嗟に避けたら、
避けた先が車道を走る自動車の前だったような……
それも昼間の国道。
走っていたのは大型ダンプカー。
しかも過積載の上に速度超過。
そして正面衝突。
もうブレーキをかけても無駄。避ける間もありません。
あと出来る事と言えば人生最後の瞬間を出来るだけ有意義にドラマティックな走馬灯を眺めて楽しむ事ぐらい。
その確実な死の直前に――――
―――― ギンッ ――――
異音。
宙を舞う赤い飛沫。
断ち切られた肉片がコンクリートに落ちる鈍い音。
そして静寂。
高層ビルの屋上を薙ぐ風すら凪いだような、完全なる無音の中、
百パーセント確実な死であった筈の後藤の刃は、
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
偶然ささっていた秋星の得物に当たり、なまじ高速で振られていた腕は自らの速度で両断されていた。
「ぅお!? これはラッキー!」
九死に一生についで十死に無生の奇跡の前にすら、まだとぼけた様子で喜ぶ秋星。
だが、人生楽ありゃ苦もあるのである。ピキキ
「え? ええぇぇぇっ!? ぅえええええええええぃ!?」
驚いている間にも後藤の刃に付けられた斬り込みから亀裂がピキっと走って。
ピキピキピキピキっと走り続けて給水タンク幾何学模様を描いていく。
それを、とう!とばかりに刺さっていた得物を引き抜いてトドメを刺し――――
直後、決壊したタンクからの大量の流水に飲まれていた。
- 43 名前:日守 秋星 ◆g.FomaLl7. :2009/01/07(水) 03:00:55
- >>41
予定していた反撃しました。次ぎレス案>>42です。
偶然ささっていたの上の・は要修正?秋星だけに修正?
いやいや、そんなダジャレの前に遅くなってどうもすみまセン!
ついでに勝手に腕落としましたすみまセン!
しかも、次ぎか次ぎの次ぎぐらいで逃亡します!
場面を変えて仕切り直しという事で。次ぎは商店街だっけ?
- 44 名前:田村玲子 ◆bOIWj9Hr0g :2009/01/13(火) 22:57:29
- >>42
方法は分からない。
ただ鈍い痛みが、反撃を受けた事を告げていた。
後藤を始めとする寄生生物達にとって、痛覚とは単なる情報に近い。
痛みそのものより、攻撃を受けたという事実が驚愕、恥辱、憤怒といった感情を呼び起こす。
ギリッと後藤の中で、何かの糸が張り詰める。
人の姿の奥底、巧妙な擬態の中に潜む後藤という名の怪物がチラリと顔を覗かせた。
しかし、精神の糸が千切れる前に理性が本能を飲み込み、後藤は瞬時に最良の決定を下す。
何も問題はない。
「やれ。」
後藤の言葉を受けると分断されたはずの右腕が動き出し、新たに浮かび上がった目でギョロリと目標を睨みつけると
得物を引き抜こうとする秋星を背後から斬り付ける。
そのままピョンピョンと弾けるように飛び回り、撥ねられた右腕は、元の位置に収まった。
「どうだ三木?」
「浅いねぇ。水がクッションになっちゃった。そもそも重さも足りないし。」
「そうか。最後まで粘る奴だな。なかなか楽しかったぞ。」
後藤より右足へ―硬化
「死因は飛び降り自殺でいいな?殺人鬼。」
流れる水に足をとられぬように、軸足に力を込め
人がサッカーボールを蹴るように、食人鬼は高く振り上げた右足を、勢いよく振り下ろした。
- 45 名前:田村玲子 ◆bOIWj9Hr0g :2009/01/13(火) 23:12:39
- >>43
次レス案>>44
怒るのはまだちょっと早いかと思って、ここは抑えてみたわ。
少しだけ「蹴り殺してやるッ!このド畜生がァ―――――――ッ」も考えたのは秘密よ。
二回戦は商店街周辺ね。
まだ一回戦も終わってないけど
こちらの導入はどちらから入ろうかしら?
- 46 名前:日守 秋星 ◆g.FomaLl7. :2009/01/15(木) 01:59:38
- >>44
「なあぁぁぁぁぁがぁぁぁぁれぇぇぇぇぇえええっるぅうぅうぅうぅうぅうぅうぅうぅうぅ!」
大洪水の中、生命体の未来をかけて大波に抗うノアの箱舟のごとく……
いや、それは大袈裟。精々が大雨の日の道端の側溝に流される煙草の吸殻のように、
溢れ出た給水タンクの水に飲まれる秋星。
タンクhが崩壊した瞬間、流されまいと手を伸ばしたのか、
それとも引き抜こうとしたのか、未だタンクに突き刺さる得物に手を伸ばす。
足元をすくおうとする流水に耐えて一歩、ぷるぷると手を一杯に伸ばしながら、もう一歩。
とう!と気合を込めて得物を掴んだ瞬間――
「っ……!?」
背中に走る痛みに顔を歪ませ、それでもなお不敵な笑みを浮かべたまま
サングラスの端から彼はそれを見た。
「ちょ……そんなのアリですか!?」
なんと表現していいのか、それは手だった。
成人男性の右手、としか形容出来無い確かな右手だった。
ただ、自立行動しながら指先を刃物に変形させて飛び掛り秋星の背中を斬り付けただけの右手だった。
激しい痛みに耐えかね、突き刺さる得物に身体を預けるように膝をつきかけた……
だが、流れる水の圧力を舐めてはいけない。
腰が水流の中に入った瞬間、一気に増えた対水面積に流水が猛威を奮い秋星を押し流す。
その暴力に頼りの綱の得物はあっさりと抜け……
「なあぁぁぁぁぁがぁぁぁぁれぇぇぇぇぇえええっるぅうぅうぅうぅうぅうぅうぅうぅうぅ!」
大洪水の中、生命体の未来をかけて大波に抗うノアの箱舟のごとく……
いや、それは大袈裟。精々が大雨の日の道端の側溝に流される煙草の吸殻のように、
溢れ出た給水タンクの水に飲まれたのである。
水は高い所から低い所へ流れる物である。
そして、ここは高層ビルの屋上。周囲はすべて低い所な訳で。
ぐるり一周は転落防止のフェンスに囲まれているものの、水には関係なく零れ落ちていく。
しかし、水ではない秋星はフェンスの隙間を抜けることはなく、
それはもう、大雨の日の道端の側溝に流される煙草の吸殻が
グレーチングに引っ掛かるように流水に踊っていた。
そこへ――
「死因は飛び降り自殺でいいな?殺人鬼。」
流れる水に足をとられぬように、軸足に力を込め
人がサッカーボールを蹴るように後藤は高く振り上げ……
「死因は飛び降り自殺でいいな?殺人鬼。」
「いや、確かに一番近い逃げ道ですけど!!」
自殺なんてのは人生からの逃げであって、この場からの逃走じゃないじゃないかな?
と、この期に及んでまだ、そんな余裕を見せた感想などいだく秋星だった。
- 47 名前:日守 秋星 ◆g.FomaLl7. :2009/01/15(木) 02:05:04
- >>45
次ぎレス案46です!
特に何もしてないんで、どうぞ蹴り落としちゃってください。
>少しだけ「蹴り殺してやるッ!このド畜生がァ―――――――ッ」も考えたのは秘密よ。
そんなオイシイセリフは、こっちが本気になるまで取っておいて欲しいな、お兄さんは!
「いや、それは無理――」
と余裕の笑みを保ったまま、たんたんと事実を告げるように言い放ってあげマス!
>こちらの導入はどちらから入ろうかしら?
はい!はい!は〜い!
オレやってみたいです先生!
- 48 名前:田村玲子 ◆bOIWj9Hr0g :2009/01/18(日) 23:28:50
- >>46
<bババン</b>
しなる足を鞭のように振るい、後藤は秋星を蹴り飛ばした。
秋星の体は子供が無造作に投げた人形のように軽々と飛び上がり、ゆうに5〜6メートルは浮かび上がっただろう。
吹き飛ばされた体は容易にフェンスの外側へ放り出された。
度々くだらない救命番組でとりあげられる奇跡とやらが起きない限り、秋星に待っているのは絶対なる死だ。
もっとも蹴り上げた時に骨の砕ける感触がした。地面に叩きつけられる前に死んでいたのかも知れない。
今となってはどうでも良い問題だったので、後藤はそこで思考を打ち切った。
ひょいと高台から降りると、広川が話しかけてきた。
「てこずったな。」
「妙な相手だった。人間に攻撃を避けられたのは初めてだよ。バカの振りをしているが感覚が他の人間より鋭い。
他にもあいつのような人間はいるのかも知れんな。」
「彼は吸血鬼と呼ばれていたそうだ。血啜る不死身の化物さ。」
「我々の仲間だな。握手して名刺を渡して、清き一票を、と言うべきだった。」
久々に体を動かしたので後藤は機嫌がよかった。流暢に口から皮肉が出る。
「投票権があるならな。後藤さんも大分、人間じみてきたよ。次は立候補してみるかい?」
「それは御免だな。」
しばらくして仲間が服を持ってくると、後始末を広川に全部押し付けて、すぐに後藤はその場を後にした。
秋星の死体が見つからないことを後藤が知ったのは、交戦から数時間後のことである。</bババン</b>
- 49 名前:田村玲子 ◆bOIWj9Hr0g :2009/01/18(日) 23:31:22
- >>46
バグン
しなる足を鞭のように振るい、後藤は秋星を蹴り飛ばした。
秋星の体は子供が無造作に投げた人形のように軽々と飛び上がり、ゆうに5〜6メートルは浮かび上がっただろう。
吹き飛ばされた体は容易にフェンスの外側へ放り出された。
度々くだらない救命番組でとりあげられる奇跡とやらが起きない限り、秋星に待っているのは絶対なる死だ。
もっとも蹴り上げた時に骨の砕ける感触がした。地面に叩きつけられる前に死んでいたのかも知れない。
今となってはどうでも良い問題だったので、後藤はそこで思考を打ち切った。
ひょいと高台から降りると、広川が話しかけてきた。
「てこずったな。」
「妙な相手だった。人間に攻撃を避けられたのは初めてだよ。バカの振りをしているが感覚が他の人間より鋭い。
他にもあいつのような人間はいるのかも知れんな。」
「彼は吸血鬼と呼ばれていたそうだ。血啜る不死身の化物さ。」
「我々の仲間だな。握手して名刺を渡して、清き一票を、と言うべきだった。」
久々に体を動かしたので後藤は機嫌がよかった。流暢に口から皮肉が出る。
「投票権があるならな。後藤さんも大分、人間じみてきたよ。次は立候補してみるかい?」
「それは御免だな。」
しばらくして仲間が服を持ってくると、後始末を広川に全部押し付けて、すぐに後藤はその場を後にした。
秋星の死体が見つからないことを後藤が知ったのは、交戦から数時間後のことである。
- 50 名前:田村玲子 ◆bOIWj9Hr0g :2009/01/18(日) 23:41:39
- >>47
>>49こちらが次レス案ね。ミス4回目。
そちらの展開次第では最後の一行も消すわ。
あと、>>46の「死因は飛び降り自殺でいいな?殺人鬼。」は一回で良いと思うわよ。
では次の導入は任せるわね。
- 51 名前:日守 秋星 ◆g.FomaLl7. :2009/01/20(火) 23:28:30
- >44
「なあぁぁぁぁぁがぁぁぁぁれぇぇぇぇぇえええっるぅうぅうぅうぅうぅうぅうぅうぅうぅ!」
大洪水の中、生命体の未来をかけて大波に抗うノアの箱舟のごとく……
いや、それは大袈裟。精々が大雨の日の道端の側溝に流される煙草の吸殻のように、
溢れ出た給水タンクの水に飲まれる秋星。
タンクhが崩壊した瞬間、流されまいと手を伸ばしたのか、
それとも引き抜こうとしたのか、未だタンクに突き刺さる得物に手を伸ばす。
足元をすくおうとする流水に耐えて一歩、ぷるぷると手を一杯に伸ばしながら、もう一歩。
とう!と気合を込めて得物を掴んだ瞬間――
「っ……!?」
背中に走る痛みに顔を歪ませ、それでもなお不敵な笑みを浮かべたまま
サングラスの端から彼はそれを見た。
「ちょ……そんなのアリですか!?」
なんと表現していいのか、それは手だった。
成人男性の右手、としか形容出来無い確かな右手だった。
ただ、自立行動しながら指先を刃物に変形させて飛び掛り秋星の背中を斬り付けただけの右手だった。
激しい痛みに耐えかね、突き刺さる得物に身体を預けるように膝をつきかけた……
だが、流れる水の圧力を舐めてはいけない。
腰が水流の中に入った瞬間、一気に増えた対水面積に流水が猛威を奮い秋星を押し流す。
その暴力に頼りの綱の得物はあっさりと抜け……
「なあぁぁぁぁぁがぁぁぁぁれぇぇぇぇぇえええっるぅうぅうぅうぅうぅうぅうぅうぅうぅ!」
大洪水の中、生命体の未来をかけて大波に抗うノアの箱舟のごとく……
いや、それは大袈裟。精々が大雨の日の道端の側溝に流される煙草の吸殻のように、
溢れ出た給水タンクの水に飲まれたのである。
水は高い所から低い所へ流れる物である。
そして、ここは高層ビルの屋上。周囲はすべて低い所な訳で。
ぐるり一周は転落防止のフェンスに囲まれているものの、水には関係なく零れ落ちていく。
しかし、水ではない秋星はフェンスの隙間を抜けることはなく、
それはもう、大雨の日の道端の側溝に流される煙草の吸殻が
グレーチングに引っ掛かるように流水に踊っていた。
そこへ――
「死因は飛び降り自殺でいいな?殺人鬼。」
流れる水に足をとられぬように、軸足に力を込め
人がサッカーボールを蹴るように後藤は高く振り上げ……
「いや、確かに一番近い逃げ道ですけど!!」
自殺なんてのは人生からの逃げであって、この場からの逃走じゃないじゃないかな?
と、この期に及んでまだ、そんな余裕を見せた感想などいだく秋星だった。
- 52 名前:日守 秋星 ◆g.FomaLl7. :2009/01/20(火) 23:35:26
- >>50
おっと、これはミスでした!ごめんなサイ!
と言うわけで>>51が修正したものです。
>>49へのレスは色々考えてみたけど、蛇足っぽいので次の導入と合わせる事にしマス!
蛇足といえばツチノコには足があるんですよ!知ってました!?
じゃあ、導入っぽいの書いてるんで、くつろぎながら少々おまちを!
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