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■ 統合CRP雑談 設定・相談
- 91 名前:大槻聖 ◆nkg.2sWI0U :2021/01/17(日) 21:17:24
- >>88
いえいえNUN並びにUPEOは私が出したかっただけですのであまりお気になさらず。ユージア大陸国家群に関してもとてもよく出来ていると思いますし後から私も何か関連した設定でも作ろうかなと考えている次第です
後事後承諾の様になりましたがGEUの方でベルカ人及びエスコン兵器の設定を使わせて頂きました。
>>89
サーペントは良い機体ですからいじりがいがありますよね。後兵器やキャラクター設定だけでなくそれに類する組織や世界観等の設定等もよろしければどんどん投稿なさってください
また基本的に私の設定に乗っかる事や設定自体を改変する事も大丈夫ですので
>>90
元々本家の方で国連主導国家(アンサリヴァン)による火星テラフォーミングシナリオとその後の新種ネウロイ火星襲来等で地球統一政府は兎も角
新しい国連組織が必要かなと思っていたので(暫定的に火星の連合軍としてセットデフを私が出したのですが…本件IWの事を考えると相応しく無いかなと後で後悔)
丁度良く久々にプレイしたエスコン3の設定を引用してNUNとUPEOを出してみました。ニューコム等のがっつりSFも良いですがGRの現行改良型機等も好きです
GOCに関してはUPEOが設立された後ややダーティーなイメージがあるGOCに対してUPEO華撃団やJFW(統合航空団)、リリィ等はあえて距離を取る事でイメージのクリーンさ
アイドルとして売りこむ事等を考えた為だったり…無論本家UPEOがそうであった様に大企業等の強い影響下にあり、御用聞きという程ではありませんが
意向には表立って逆らえないという世知辛さもあります(無論この辺りの設定も自由に改変して頂いて構いません)
- 勢力 組織 -
全欧州連合 GEU(General European Union)
GEUは第三次世界大戦後事実上崩壊した前欧州連合体「PEU」に変わる新たな欧州連合体であり、基本的にヨーロッパを一つの旗の元統一するという所謂汎欧州主義をベースとしているもののその設立には
「ロクサット主義」と呼ばれる新社会主義思想が大きく関与している。ロクサット主義とは国際連合環境改善委員長であったレザー・アルベルト・ロクサットが提唱した政治理論で社会資本の公正分配と権力の集中
高度に自動化された社会システムを目指すものである。レザー・アルベルト・ロクサットは地球環境改善の為尽力した人物であったが
戦争や紛争が続く地球圏の環境は慢性的に汚染が進み、人口爆発とそれ等を原因とする食糧危機、枯渇する化石燃料をはじめとした枯渇資源等未曽有の危機的状況を前に
一向に根本的対策を講じようとしない既存国家や大企業群に失望し、同時に人類の基礎的な生活システムを変える従来存在しえなかった「高度に自動化されたシステムによって運営される統一政府」の必要性を提唱
レザー・アルベルト・ロクサットは第三次世界大戦後間も無く病没したが、彼の思想は支持者達により「ロクサット主義」として継承されていった。
ロクサット主義は言ってしまえば限られた富と資源を公正に分配するという社会主義の一種だが、貧困層にとって「富の平等な分配」支配階級には「高度な支配システムによる既得権益の保護」
という双方にとって都合が良い点があり第三次世界大戦後も続く国家間戦争や紛争、テロや暴動等によって混迷する地球圏にロクサット主義は広まっていった。
特に第三次世界大戦の傷痕が未だ癒えず、同時に経済的発展の余地がない欧州という地理的、経済的問題。無数の民族と宗教が入り乱れる土地柄故、民族主義や宗教対立という数々の問題を抱える
当時の欧州にとってロクサット主義は「特効薬」の様に見え、ロクサット主義主体の連合国家としてGEU…全欧州連合が設立された。
その一方でどちらかと言えば貧困層向けの新社会主義であるロクサット主義を欧州内の支配者層全てが受け入れた訳ではなく、折衷案として一種特権的な立場が与えられる事となる。
之はある意味ロクサット主義に反しているのだが、理想とは別に当時の欧州としては他の連合体(CSATやAFTA等)に対して経済や軍事面で対抗する為早く団結する事が求められており
折衷案というよりは妥協案に近いものであった。こうして彼等欧州の支配者層は「伝統と格式ある欧州貴族」として地位を確約された。とは言え之は悪い事ばかりではなく
こうした「新欧州貴族」はかつての貴族階級がそうした様に昔ながらの婚姻によって血族的な結び付きを深め、GEU内の結束は強固となり、支配階層が明確化された事で富や資源の分配が
スマートに行われる様になり内政が安定。こうして新欧州貴族達が普遍化するとかつての皇帝や国王の復活が求められ、形式的ながらもGEU加盟国は帝政や王政となる国が多くなった。
GEU設立以降緩やかにかつ着実に変化しつつある欧州情勢が与えた影響は大きく、第三次世界大戦時PEUから離脱したイギリス・ブリタニアも立憲君主国としてGEUに再加盟している。
一方GEUは経済改革の為かねてより干渉していたアフリカ市場の積極的な開拓と統治に乗り出し、OAU(アフリカ統一機構)は事実上GEUの傘下となっており
GEUが保有する軌道エレベーター「ラ・トゥール」も中部アフリカに存在する。北アフリカ及び軌道エレベーターの存在する中部アフリカの要衝にGEU軍を駐屯させ
同時に西部アフリカにギニアナ(ギニア湾岸諸国統合体)中部アフリカにザインゴ等の新国家を樹立させて傀儡政権による実効支配を行い、その一方で東部アフリカ共同体や南部アフリカ連合にあまり干渉せず
逆にアフリカ人同士を争わせてGEUに牙を剥かない様にする他、兵器輸出や新兵器テストを行う等徹底した植民地政策を行っている。尚NRC(ナイル川同盟)とは当初密接な関係下にあったものの
アメリカ・リベリオン主導のウィンズロー・アコードの形骸化、反対に肥大化するNRCに危機感を覚え現在はGEUにより国連等でNRCによる非人道的行為を提訴している。
こうした植民地政策はアフリカだけでなく、スペースコロニーや月、火星等各セツルメント(入植地)でも同様の事が行われており、各セツルメントだけでなく他連合体からも非難を浴びている。
新欧州貴族とこうした植民地政策は一見ロクサット主義に反している様に思えるが「ロクサット主義が目指すのは世界統一政府樹立であり、その為には痛みを伴う改革と再統合が必要」とし
現在の政策を改めるつもりはない様であり、結局レザー・アルベルト・ロクサットの掲げた理想は正しく継承されず為政者達にとって都合の良い物へと挿げ替えられてしまった。
その一方でGEU本土であるオーストリアハンガリー・オストマルクで新資源地帯が発見される等、GEUは順調な経済的発展を遂げ、現在の「四ブロック化対立構造」の一つを担う程となった。
全欧州連合本部はフランス・ガリアの首都パリに、全欧州連合軍最高司令部はドイツ・カールスラントの首都ベルリンにある。
主な加盟国
ドイツ・カールスラント フランス・ガリア イギリス・ブリタニア オーストリアハンガリー・オストマルク スペイン・ヒスパニア イタリア・ロマーニャ
スイス・ヘルウェティア スウェーデン・バルトランド モナコ・モラリア ベルギー・ベルギガ 他
GEUの軍事
GEU軍の特徴の一つとして自立兵器(軍用アンドロイドやドローン等を含む各種無人兵器)を他の連合国家軍より重用しており、世界的に有名な自立人形(アンドロイド)の製造元であるI.O.P.社や鉄血工造株式会社
かつてウィンズロー・アコード時代に加盟各国にに自立兵器を輸出していたコアレッセンス社等も全て欧州企業である。之には欧州自体がドローン規制条約を主とする
アメリカ・リベリオンのウィンズロー・アコードと敵対関係にあった為条約に縛られず各種自立兵器の開発と実戦運用を行えた事、第三次世界大戦の教訓からマンパワーに対抗する為
GUE独自の戦略ドクトリンによるものが大きく更に自立兵器群を大量配備している背景には第三次世界大戦末期、旧PEU加盟国の離脱が相次いだ為その予防処置でもあると言われている。
またGEU軍は近〜中距離戦、その中でも市街戦やスペースコロニー内等の閉鎖空間においての戦闘を重視した編成となっている事が多い。之は表向き対テロ戦を含む防衛戦を主とした為とされているが
実際には植民地支配を効率的に行う為という指摘もある。尚GEU軍という組織自体はかつての北大西洋条約機構軍(NATO軍)を踏襲している。
一方先進的な兵器開発に熱心ではあるが新兵器開発において行き詰りが感じられるのも事実であり、この為ユージア大陸国から迫害民族下したベルカ人の保護
月面においての技術都市ムーンランドの編入、多国籍企業連合との提携等節操なく他勢力組織と技術提携を行いブレイクスルーを図った。
こうした経緯から単に自立兵器が多いと言うだけでなく、多脚型機動兵器やホバー戦車等兵器事態に独自色が強くなっている。
ガングリフォンブレイズをやったらちゃんとPEUからGEUという新組織に変わっていた為ちょっとした手直しついでの設定投下。
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