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■ RHマイナス板専用テストスレッド

1 名前:名無し客スナイパーカスタム:04/09/22 02:20
様々な書き込みテストにご使用ください。

112 名前:名無し客スナイパーカスタム:04/12/12 16:37
殲滅EX elimination EX


    SCENARIO CLEAR

CHARECTER            KEVIN
DIFFICULTY              HARD
シナリオ達成率                    100%
PLAY TIME        RANK EX 00:20:38 BEST!
かえしたしつもんの数                    14

NO DAMAGE CLEAR!!  NO WEAPON CLEAR!!





                      RESULT POINTS   5963 pts.

113 名前:名無し客スナイパーカスタム:04/12/14 13:40
   ガシャン  ガシャン
                               ガシャ ガシャガシャ
                  ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙
ガン、ガンガン!
ahhhaaaaa……
―――Owwwwoooooo…!    ギャアアア  ギャアアアア
                              バサバサバサバサ
                お゙ぁぁぁうウウウ……
   ぴちゃ ぴちゃ


―――同刻
シナリオ4「死守」終盤より R.P.D.本署正門前


……God Damn!
くそったれ……もう本署も完全にゾンビに包囲されてやがる
しかもなんかさっきから数が増えてきやがってるし…ん?


>>173
(―――携帯電話に着信、電話に出て)

 Son  Of  A  Bitch!!!
―――このクソバカ野郎っ!!

んな所で何遊んでるんだ! さっきのマービンの放送聞いてなかったのか!?
署内にいる全生存者は正門前に集合だって言ったろ! 助けが来るんだよ!


  ガン ガン  ガン
                             オオオオオ…
ズシャ ズシャ
ア゙ア゙ア゙あ゙ぁ゙ア゙awoooo……               ガツン ガッ ガツン
ガシャガシャガシャ
    Ohhhhhhaaaaaa・・・・

Shit…!
やべえな 数が増してきてる
打ち付け用のベニヤ板も取りに行く時間なさそうだし…くそったれ!


・・・・・それに、今そんなこと気にしてる場合じゃねえだろうが! 死にたくなければさっさと来い!
そもそもゾンビだらけのこの街で、いまさら誰がそんな届けなんか――――――――ん!?



――――ガシャアアアアアアン!

……ざわッ

                           あ゙アぁぁぅあああ…
    アウゥゥwoowowooooo……      ビチャ    ビチャッ
                 ズルリ ズルリ ズルリ
   お゙ぁあぁぁぁああはあああ           のしっ のしっ
Ugoooooaaaahaaaa                ざわ…
ぞろ…  ぞろ……


(警察署正門の門扉が破られ、ゾンビの大群が殺到)

――Oh My God……!!
(携帯電話を放り捨て、マグナムハンドガンを抜く)
やべえ、正門が破られた!
こんな事してる場合じゃねえぜ、ド畜生が……!!


―――BANG! BANG!
                         グシャッ
              ばぐんっ
                       どしゃり
Uuuuu……
                         AGaHAAAHHHHHH…!

くそっ まだ次から次へと……
だが死なねえ 死んでたまるか!


               ―――BANG!



                       (→Into to SCENARIO4 Final)

114 名前:名無し客スナイパーカスタム:04/12/14 13:45
   ガシャン  ガシャン
                                ガシャ ガシャガシャ

                     ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙
ガン、ガンガン!
          ahhhaaaaa……
―――Owwwwoooooo…!             ギャアアア  ギャアアアア
                                     バサバサバサバサ

                  お゙ぁぁぁうウウウ……
   ぴちゃ ぴちゃ


―――同刻
シナリオ4「死守」終盤より R.P.D.本署正門前


……God Damn!
くそったれ……もう本署も完全にゾンビに包囲されてやがる
しかもなんかさっきから数が増えてきやがってるし…ん?


>>173
(―――携帯電話に着信、電話に出て)

 Son  Of  A  Bitch!!!
―――このクソバカ野郎っ!!

んな所で何遊んでるんだ! さっきのマービンの放送聞いてなかったのか!?
署内にいる全生存者は正門前に集合だって言ったろ! 助けが来るんだよ!


  ガン ガン  ガン
                                        オオオオオ…
    ズシャ    ズシャ


ア゙ア゙ア゙あ゙ぁ゙ア゙awoooo……                  ガツン ガッ ガツン

            ガシャガシャガシャ
    Ohhhhhhaaaaaa・・・・

Shit…!
やべえな 数が増してきてる
打ち付け用のベニヤ板も取りに行く時間なさそうだし…くそったれ!


・・・・・それに、今そんなこと気にしてる場合じゃねえだろうが! 死にたくなければさっさと来い!
そもそもゾンビだらけのこの街で、いまさら誰がそんな届けなんか――――――――ん!?



――――ガシャアアアアアアン!

……ざわッ

                                 あ゙アぁぁぅあああ…
    アウゥゥwoowowooooo……           ビチャ    ビチャッ
                  ズルリ ズルリ ズルリ

   お゙ぁあぁぁぁああはあああ            のしっ のしっ

Ugoooooaaaahaaaa
                 ざわ…
ぞろ…  ぞろ……


(警察署正門の門扉が破られ、ゾンビの大群が殺到)

――Oh My God……!!
(携帯電話を放り捨て、マグナムハンドガンを抜く)

やべえ、正門が破られた!
こんな事してる場合じゃねえぜ、ド畜生が……!!


―――BANG! BANG!
                         グシャッ
              ばぐんっ
                       どしゃり
Uuuuu……
                         AGaHAAAHHHHHH…!

くそっ まだ次から次へと……
だが死なねえ 死んでたまるか!




               ―――BANG!






                                       (→Into to SCENARIO4 Final)

115 名前:名無し客スナイパーカスタム:04/12/14 13:47
   ガシャン  ガシャン
                                ガシャ ガシャガシャ

                     ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙
ガン、ガンガン!
          ahhhaaaaa……
―――Owwwwoooooo…!             ギャアアア  ギャアアアア
                                     バサバサバサバサ

                  お゙ぁぁぁうウウウ……
   ぴちゃ ぴちゃ






―――同刻
シナリオ4「死守」終盤より R.P.D.本署正門前


……God Damn!
くそったれ……もう本署も完全にゾンビに包囲されてやがる
しかもなんかさっきから数が増えてきやがってるし…ん?


>>173
(―――携帯電話に着信、電話に出て)

 Son  Of  A  Bitch!!!
―――このクソバカ野郎っ!!

んな所で何遊んでるんだ! さっきのマービンの放送聞いてなかったのか!?
署内にいる全生存者は正門前に集合だって言ったろ! 助けが来るんだよ!


  ガン ガン  ガン
                                        オオオオオ…
    ズシャ    ズシャ


ア゙ア゙ア゙あ゙ぁ゙ア゙awoooo……                  ガツン ガッ ガツン

            ガシャガシャガシャ
    Ohhhhhhaaaaaa・・・・



Shit…!
やべえな 数が増してきてる
打ち付け用のベニヤ板も取りに行く時間なさそうだし…くそったれ!


・・・・・・それに、今そんなこと気にしてる場合じゃねえだろうが! 死にたくなけりゃさっさと来い!
そもそもゾンビだらけのこの街で、いまさら誰がそんな届けなんか――――――――ん!?



――――ガシャアアアアアアン!



……ざわッ

                                             あ゙アぁぁぅあああ…
    アウゥゥwoowowooooo……           ビチャ    ビチャッ
                  ズルリ ズルリ ズルリ

   お゙ぁあぁぁぁああはあああ            のしっ のしっ

Ugoooooaaaahaaaa
                 ざわ…
ぞろ…  ぞろ……


(警察署正門の門扉が破られ、ゾンビの大群が殺到)

――Oh My God……!!
(携帯電話を放り捨て、マグナムハンドガンを抜く)

やべえ、正門が破られた!
こんな事してる場合じゃねえぜ、ド畜生が……!!


―――BANG! BANG!
                         グシャッ
              ばぐんっ
                       どしゃり
Uuuuu……
                         AGaHAAAHHHHHH…!

くそっ まだ次から次へと……
だが死なねえ 死んでたまるか!




               ―――BANG!






                                       (→Into to SCENARIO4 Final)

116 名前:名無し客スナイパーカスタム:04/12/15 00:11
便乗して、この前妹喫茶でやったネタの完全版を。
ヘルシング六巻、アンデルセン神父ネタで。

私は己に問う 私とは何ぞや!!
私は令ちゃん 由乃の令ちゃんなり!!

ならば令ちゃんよ 私自身に問う
私の右手に持つ物は何ぞや!!
裁縫道具と調理道具なり!!

ならば令ちゃん 私自身に問う
私の左手に持つ物は何ぞや!!
剣道着と竹刀なり!!

ならば!!

ならば令ちゃんよ 私とは何ぞや!!
私は従姉妹にして従姉妹にあらず
先輩にして先輩にあらず
(グラン・スール)にして(グラン・スール)にあらず
黄薔薇さま(ロサ・フェティダ)にして黄薔薇さま(ロサ・フェティダ)にあらず!!
私は令ちゃんなり 由乃の令ちゃんなり!!

ただ伏して由乃に許しを請い
ただ伏して由乃の敵を打ち倒す者なり
夜なべをして裁縫道具を振るい
記念日に手作りお菓子の山を盛る者なり
私は令ちゃんなり 由乃の令ちゃんなり!!

時到らば私は剣道着に身を包み
竹刀を持って己の剣士姿晒すなり
されば私は剣道部員を引き連れて試合会場へ進み
先鋒次鋒中堅副将大将の面子を組みて方陣を布き
七百四十万五千九百二十六の全国の女子剣道部員と試合を所望するなり


黄薔薇革命の日まで!!

117 名前:支倉 令 ◆RosaFamrTI :04/12/15 00:15
便乗して、この前妹喫茶でやったネタの完全版を。
ヘルシング六巻、アンデルセン神父ネタで。

私は己に問う 私とは何ぞや!!
私は令ちゃん 由乃の令ちゃんなり!!

ならば令ちゃんよ 私自身に問う
私の右手に持つ物は何ぞや!!
裁縫道具と調理道具なり!!

ならば令ちゃん 私自身に問う
私の左手に持つ物は何ぞや!!
剣道着と竹刀なり!!

ならば!!

ならば令ちゃんよ 私とは何ぞや!!
私は従姉妹にして従姉妹にあらず
先輩にして先輩にあらず
(グラン・スール)にして(グラン・スール)にあらず
黄薔薇さま(ロサ・フェティダ)にして黄薔薇さま(ロサ・フェティダ)にあらず!!
私は令ちゃんなり 由乃の令ちゃんなり!!

ただ伏して由乃に許しを請い
ただ伏して由乃の敵を打ち倒す者なり
夜なべをして裁縫道具を振るい
記念日に手作りお菓子の山を盛る者なり
私は令ちゃんなり 由乃の令ちゃんなり!!

時到らば私は剣道着に身を包み
竹刀を持って己の剣士姿晒すなり
されば私は剣道部員を引き連れて試合会場へ進み
先鋒次鋒中堅副将大将の面子を組みて方陣を布き
七百四十万五千九百二十六の全国の女子剣道部員と試合を所望するなり


便乗して、この前妹喫茶でやったネタの完全版を。
ヘルシング六巻、アンデルセン神父ネタで。

私は己に問う 私とは何ぞや!!
私は令ちゃん 由乃の令ちゃんなり!!

ならば令ちゃんよ 私自身に問う
私の右手に持つ物は何ぞや!!
裁縫道具と調理道具なり!!

ならば令ちゃん 私自身に問う
私の左手に持つ物は何ぞや!!
剣道着と竹刀なり!!

ならば!!

ならば令ちゃんよ 私とは何ぞや!!
私は従姉妹にして従姉妹にあらず
先輩にして先輩にあらず
(グラン・スール)にして(グラン・スール)にあらず
黄薔薇さま(ロサ・フェティダ)にして黄薔薇さま(ロサ・フェティダ)にあらず!!
私は令ちゃんなり 由乃の令ちゃんなり!!

ただ伏して由乃に許しを請い
ただ伏して由乃の敵を打ち倒す者なり
夜なべをして裁縫道具を振るい
記念日に手作りお菓子の山を盛る者なり
私は令ちゃんなり 由乃の令ちゃんなり!!

時到らば私は剣道着に身を包み
竹刀を持って己の剣士姿晒すなり
されば私は剣道部員を引き連れて試合会場へ進み
先鋒次鋒中堅副将大将の面子を組みて方陣を布き
七百四十万五千九百二十六の全国の女子剣道部員と試合を所望するなり


黄薔薇革命の日まで!!
(レボリューション・ナウ)


118 名前:支倉 令 ◆RosaFamrTI :04/12/15 00:18
便乗して、この前妹喫茶でやったネタの完全版を。
ヘルシング六巻、アンデルセン神父ネタで。

私は己に問う 私とは何ぞや!!
私は令ちゃん 由乃の令ちゃんなり!!

ならば令ちゃんよ 私自身に問う
私の右手に持つ物は何ぞや!!
裁縫道具と調理道具なり!!

ならば令ちゃん 私自身に問う
私の左手に持つ物は何ぞや!!
剣道着と竹刀なり!!

ならば!!

ならば令ちゃんよ 私とは何ぞや!!
私は従姉妹にして従姉妹にあらず
先輩にして先輩にあらず
(グラン・スール)にして(グラン・スール)にあらず
黄薔薇さま(ロサ・フェティダ)にして黄薔薇さま(ロサ・フェティダ)にあらず!!
私は令ちゃんなり 由乃の令ちゃんなり!!

ただ伏して由乃に許しを請い
ただ伏して由乃の敵を打ち倒す者なり
夜なべをして裁縫道具を振るい
記念日に手作りお菓子の山を盛る者なり
私は令ちゃんなり 由乃の令ちゃんなり!!

時到らば私は剣道着に身を包み
竹刀を持って己の剣士姿晒すなり
されば私は剣道部員を引き連れて試合会場へ進み
先鋒次鋒中堅副将大将の面子を組みて方陣を布き
七百四十万五千九百二十六の全国の女子剣道部員と試合を所望するなり


黄薔薇革命(レボリューション)の日まで!!(ナウ)

119 名前:名無し客スナイパーカスタム:04/12/15 01:20
  ,..::─::::..、               ┏COMMANDO┓
,;'==-::::::.:.:.ヽ               .┃        ┃
.!:.i;:r''i;:」:.>i゙:.i               ┃  FIGHT  ┃
|::i、゚ヮ ゚_i|;:i;::i.               ┃  TALK   ┃
|::iく/i_,ゝ`y';::!.              ┃ >ESCAPE. ┃
|〈.!_§_,:゙i_,〉;::〉              ┃ DANMAKU ┃
`〈,、_,.__.、;.、>´              ┃         ┃
                      ┗━━━━━━┛

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃魔理沙 は にげだした!                   ┃
┃                                  ┃
┃・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・こけた     ┃
┃                                  ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃私の名前を言ってみなさい、                .┃
┃知らないとは言わせないわよ?.              ┃
┃                                  ┃
┃                                  ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

120 名前:千鳥かなめ ◆Kana/lWMBI :04/12/15 20:34
パープル・モンスーン

121 名前:千鳥かなめ ◆Kana/lWMBI :04/12/15 23:36

(IN生徒会室)

「千鳥さん。お電話でーす」

あー、ごめんごめん。
あれ? あんた新顔?

「ええ、最近忙しくなってきたんで、お手伝いとして……
それより電話が」

うぃ、ごめん。
はい、もしもし。
陣代高校生徒会室ですけど。どちらさまでしょーか。

……
……はい、はい。し、失礼します……。
……。
……は。
……はははは。

な、何てことを。
関係者……ソースケ、ソースケに決まってるわ。
きっと、

「きゃあああっ!」
「むっ、すまない。だが緊急の任務中なのだ。やむを得ない」
「あ、あたしの赤ちゃんが、赤ちゃんが……」
「諦めろ。命が助かっただけありがたく思うのだな」
「返して! あたしの赤ちゃんを返して!」
「それはこちらの関知することではないな」
「そんな……初めての、あたしの初めての子供だったのよ?」
「ならば二人目を作ればいい」
「命は生まれいずるものよ! 作り出すものではないわ!」
「ならそこで泣いていろ。悪いが俺は先を急ぐ」
「返してよ!殺してやる、いつか。
 あんたの顔は忘れない。その頬の傷、絶対に……」

「なに? ち、やむを得ないか」
「なにするの? その銃は何?」
「一つ忠告しておいてやる。獲物を前にして舌なめずり……三流のすることだな」
「な、なにを……」
「お前を殺す」(BANG!!)

……ってな展開があったんだわ。
ああソースケ! どうしてそんな! 人間として最後の一歩を踏み出してしまったのよ!

「……どうしたのかね、千鳥くん」
「何やらお加減が悪そうですが」

あ、林水センパイにお蓮さん。
実は……(かくかくしかじか

<font color=purple>「あら。それはまた……大変ですね。お見舞いの品をご用意してさしあげませんと」
「ふむ、そうだね。美樹原くん、果物の詰め合わせを用意してくれないか」

そ、そーいう問題じゃないわよ!
どーするんですか、林水センパイ! ソースケがっ!

「まずは落ちつきたまえ。
 とりあえず、人に聞かれていい話でもない。
 美樹原くん、すまないがそこの鍵を締めて誰も入ってこれないようにしてくれたまえ」


(ガチャン!!)

「これでここには誰にも入って来れなくなった。
 ――そして、もう誰も出ることもできなくなったわけだね。

 ああ、もういいよ千鳥くん。御苦労だった」



ふー。
ここまでわめき散らすってのもみっともないもんね。
ったく、我ながらつくづく三文芝居って奴よねー。
ねえ、電話を取ってくれたそこの君?

「え……なんのことですか?」

あー、はいはい。とぼけても無駄。
センパイ、あとはお願いしますね。

「うむ。
 実は最近、我が校の生徒を対象とした振り込め詐欺――いわゆるオレオレ詐欺が頻発していてね。
 ……美樹原くん」


「はい、今月に入ってからおよそ5件。
 しかもいずれもこの生徒会の名簿の順番にそって、被害をうけていますね」


「となればその犯人は自然と内部の者に限られる。
 だからこそ私も警戒をしていたのだが……。
 ふむ、よもやよりにもよって我が生徒会の副会長を狙うとはね」


まったく、あたしもなめられたもんよね。
こんなのにひっかかると思ってたの?

「そ、それじゃ……」

そう、センパイ達が来るまで、あんたが逃げ出さないよーにお芝居。
あんたに妙な真似されて逃げられちゃ困るのよ。
わざわざ生徒会にもぐりこんで、名簿横流ししてたあんたに……ね。

「獅子身中の虫という言葉は知っているだろう?
 百獣の王たる獅子ですら、身の内側から食い破られれば呆気ないということだ。
 だからこそ、早めにそんな虫は駆除しておかないとね」


「くそ! はめやがったなっ!」

あーはいはい。
往生際が悪いわよ。
さあ、これからみっちりあんたの仲間の名前、聞かせてもらうわよ?
あんたの身体に、ね。

ああそうそう。
ここはジュネーブ条約も黙秘権も弁護士やとう権利もない、特別地域なんであしからず♪


「え? ちょ、ちょっとやめ……ギャアアアッ!」

122 名前:千鳥かなめ ◆Kana/lWMBI :04/12/15 23:48
>>915 振り込め詐欺(最近名前が新しくなった)

(IN生徒会室)

「千鳥さん。お電話でーす」

あー、ごめんごめん。
あれ? あんた新顔?

「ええ、最近忙しくなってきたんで、お手伝いとして……
それより電話が」


うぃ、ごめん。
はい、もしもし。
陣代高校生徒会室ですけど。どちらさまでしょーか。

……
……はい、はい。し、失礼します……。
……。
……は。
……はははは。

な、何てことを。
関係者……ソースケ、ソースケに決まってるわ。
きっと、

「きゃあああっ!」
「むっ、すまない。だが緊急の任務中なのだ。やむを得ない」
「あ、あたしの赤ちゃんが、赤ちゃんが……」
「諦めろ。命が助かっただけありがたく思うのだな」
「返して! あたしの赤ちゃんを返して!」
「それはこちらの関知することではないな」
「そんな……初めての、あたしの初めての子供だったのよ?」
「ならば二人目を作ればいい」
「命は生まれいずるものよ! 作り出すものではないわ!」
「ならそこで泣いていろ。悪いが俺は先を急ぐ」
「返してよ!殺してやる、いつか。
 あんたの顔は忘れない。その頬の傷、絶対に……」

「なに? ち、やむを得ないか」
「なにするの? その銃は何?」
「一つ忠告しておいてやる。獲物を前にして舌なめずり……三流のすることだな」
「な、なにを……」
「お前を殺す」(BANG!!)

……ってな展開があったんだわ。
ああソースケ! どうしてそんな! 人間として最後の一歩を踏み出してしまったのよ!

「……どうしたのかね、千鳥くん」
「何やらお加減が悪そうですが」

あ、林水センパイにお蓮さん。
実は……(かくかくしかじか

「あら。それはまた……大変ですね。お見舞いの品をご用意してさしあげませんと」
「ふむ、そうだね。美樹原くん、果物の詰め合わせを用意してくれないか」

そ、そーいう問題じゃないわよ!
どーするんですか、林水センパイ! ソースケがっ!

「まずは落ちつきたまえ。
 とりあえず、人に聞かれていい話でもない。
 美樹原くん、すまないがそこの鍵を締めて誰も入ってこれないようにしてくれたまえ」


(ガチャン!!)

「これでここには誰にも入って来れなくなった。
 ――そして、もう誰も出ることもできなくなったわけだね。

 ああ、もういいよ千鳥くん。御苦労だった」



ふー。
ここまでわめき散らすってのもみっともないもんね。
ったく、我ながらつくづく三文芝居って奴よねー。
ねえ、電話を取ってくれたそこの君?

「え……なんのことですか?」

あー、はいはい。とぼけても無駄。
センパイ、あとはお願いしますね。

「うむ。
 実は最近、我が校の生徒を対象とした振り込め詐欺――いわゆるオレオレ詐欺が頻発していてね。
 ……美樹原くん」


「はい、今月に入ってからおよそ5件。
 しかもいずれもこの生徒会の名簿の順番にそって、被害をうけていますね」


「となればその犯人は自然と内部の者に限られる。
 だからこそ私も警戒をしていたのだが……。
 ふむ、よもやよりにもよって我が生徒会の副会長を狙うとはね」


まったく、あたしもなめられたもんよね。
こんなのにひっかかると思ってたの?

「そ、それじゃ……」

そう、センパイ達が来るまで、あんたが逃げ出さないよーにお芝居。
あんたに妙な真似されて逃げられちゃ困るのよ。
わざわざ生徒会にもぐりこんで、名簿横流ししてたあんたに……ね。

「獅子身中の虫という言葉は知っているだろう?
 百獣の王たる獅子ですら、身の内側から食い破られれば呆気ないということだ。
 だからこそ、早めにそんな虫は駆除しておかないとね」


「くそ! はめやがったなっ!」

あーはいはい。
往生際が悪いわよ。
さあ、これからみっちりあんたの仲間の名前、聞かせてもらうわよ?
あんたの身体に、ね。

ああそうそう。
ここはジュネーブ条約も黙秘権も弁護士やとう権利もない、特別地域なんであしからず♪


「え? ちょ、ちょっとやめ……ギャアアアッ!」


123 名前:千鳥かなめ ◆Kana/lWMBI :04/12/15 23:52
「……どうしたのかね、千鳥くん」
「何やらお加減が悪そうですが」

あ、林水センパイにお蓮さん。
実は……(かくかくしかじか

「あら。それはまた……大変ですね。お見舞いの品をご用意してさしあげませんと」
「ふむ、そうだね。美樹原くん、果物の詰め合わせを用意してくれないか」

そ、そーいう問題じゃないわよ!
どーするんですか、林水センパイ! ソースケがっ!

「まずは落ちつきたまえ。
 とりあえず、人に聞かれていい話でもない。
 美樹原くん、すまないがそこの鍵を締めて誰も入ってこれないようにしてくれたまえ」


(ガチャン!!)

「これでここには誰にも入って来れなくなった。
 ――そして、もう誰も出ることもできなくなったわけだね。

 ああ、もういいよ千鳥くん。御苦労だった」



ふー。
ここまでわめき散らすってのもみっともないもんね。
ったく、我ながらつくづく三文芝居って奴よねー。
ねえ、電話を取ってくれたそこの君?

「え……なんのことですか?」

あー、はいはい。とぼけても無駄。
センパイ、あとはお願いしますね。

「うむ。
 実は最近、我が校の生徒を対象とした振り込め詐欺――いわゆるオレオレ詐欺が頻発していてね。
 ……美樹原くん」


「はい、今月に入ってからおよそ5件。
 しかもいずれもこの生徒会の名簿の順番にそって、被害をうけていますね」


「となればその犯人は自然と内部の者に限られる。
 だからこそ私も警戒をしていたのだが……。
 ふむ、よもやよりにもよって我が生徒会の副会長を狙うとはね」


まったく、あたしもなめられたもんよね。
こんなのにひっかかると思ってたの?

「そ、それじゃ……」

そう、センパイ達が来るまで、あんたが逃げ出さないよーにお芝居。
あんたに妙な真似されて逃げられちゃ困るのよ。
わざわざ生徒会にもぐりこんで、名簿横流ししてたあんたに……ね。

「獅子身中の虫という言葉は知っているだろう?
 百獣の王たる獅子ですら、身の内側から食い破られれば呆気ないということだ。
 だからこそ、早めにそんな虫は駆除しておかないとね」


「くそ! はめやがったなっ!」

あーはいはい。
往生際が悪いわよ。
さあ、これからみっちりあんたの仲間の名前、聞かせてもらうわよ?
あんたの身体に、ね。

ああそうそう。
ここはジュネーブ条約も黙秘権も弁護士やとう権利もない、特別地域なんであしからず♪


「え? ちょ、ちょっとやめ……ギャアアアッ!」


124 名前:名無し客スナイパーカスタム:04/12/16 02:45

 「籤引きで決めた全員の襲撃の順番が終わった。最後は私がギギナと楽しむ番だ」

 「さすが私の同族。いい趣味をしている」

 「それとも物陰に隠れて策略のかぎりを尽くし、咒式を矢のように撃ち合い、闇討ちをしたいか?」

 「まさか、断じて否。
  そのようなものは闘争とはいわない。臆病者と弱者の惨めな小突きあいだ。我らドラッケンは
 一振りの剣。敵とは常に真正面から向かい合うものだ」

 「ドラッケンの先人の言う“垂直に突き立つ刃であれ”か。愚かだが快い言葉だ。そして快い意志だ」



 「腕を無くし、足がもがれるような戦を、それでも征するのが我が法悦。痛みのない闘争など
 無価値で無意味だ」


 「私は内臓を掻き回され、血反吐を吐くような最悪の剣の交わりを欲している。無傷の勝利など
 恥でしかない」

 「お主の顔を、命と魂を愛でてやろう」

 「貴様が消えた後の虚無が、私の望みだ」

125 名前:名無し客スナイパーカスタム:04/12/16 14:44
……『クリスマスに、自分の誕生日に、好きになった彼と一緒にいたい』。
その程度のささやかな願いさえも、神様は叶えてくれなかった。
不謹慎な話ですけど―――わたしたちが「テロリスト」って便利な呼び方で呼んで、
駆逐してきた人たちの気持ちが………ちょっとだけわかったような気がしました。



126 名前:名無し客スナイパーカスタム:04/12/18 02:09


127 名前:名無し客スナイパーカスタム:04/12/22 01:06

もし上げたら殺すわよ(あくまの微笑

128 名前:名無し客スナイパーカスタム:04/12/23 01:33
てす

129 名前:名無し客スナイパーカスタム:04/12/23 01:34
てす

130 名前:名無し客スナイパーカスタム:04/12/23 01:53






131 名前:名無し客スナイパーカスタム:04/12/24 00:23
テスト

132 名前:名無し客スナイパーカスタム:04/12/24 00:24
テスト

133 名前:名無し客スナイパーカスタム:04/12/24 01:43

    ,.'´ iVヾヽ  ※
    ト、イメ~"ヾ〉 /
    !`(!l.゚ ー゚ノlL/
    l⊂)j吊!!づ
   (( // ll|リ
      `じ'ラ′

134 名前:名無し客スナイパーカスタム:04/12/24 01:46

    ,.'´ iVヾヽ  ※
    ト、イメ~"ヾ〉 /
    !`(!l.゚ ー゚ノlL/
    l⊂)j吊!!づ
   (( // ll|リ
     `じ'ラ′


135 名前:名無し客スナイパーカスタム:04/12/24 02:09
>>706 このスレだめだ
と、貴様は言ったが――――見てみろ、これが全てだ。
いま現に、このスレは完走まで残り十を切っているではないか。

ダメなやつだが、なんとかする。
それが俺達、それがこのスレだったということだ。
……そうだろう、千鳥?


                        ―――だから、君も絶対に諦めるな。
                              そう教えてくれたのは君だろう、千鳥?



……正直、ここまで遅れに遅れた事は弁解の余地もない。
ただ――間に合ったのは、よかったというべきか。

>レナードへの敗戦関連
それから――この度の敗戦の事に関しては、大方>また別の機会に回答の場を設けたい。
納得はいかないかもしれないが――その辺はまた、地下を航行中の<デ・ダナン>で聞こう。

>>708 式森
………まずは、とにかく両手を大きく広げて、落ち着かせるように、抱きすくめるように近づく事だ。
いくらそちらの…宮間、だったか? 彼女が暴れているようでも、
向こうがお前の事を憎からず思っているようなら、抱きしめられる事を嫌がりはしないだろう。
そして、向こうが気を許したら――


隠し持っていたスタンガンを使え。

いくら魔法使いといえども、身体強度は常人とそうは変わるまい?
なら、これで効果的かつ穏便に事は片づくわけだ。

俺もやけを起こしてクラマの所へ行こうとした千鳥を、この方法で一時は
大人しくさせることに成功している。経験者の言として、拝聴の価値はあると思うが?

………結局、顛末はあの通りだったがな。
もう、二度とあんな事にさせはしない…!

>>715 一度きっちりシメといた方が…
………何故だ?
一度校内全域にフルモンティ・バクテリアをばら撒いてしまった、
あの事件の事は確かに俺の失態だった。もちろん反省はしているぞ?
林水先輩も、そのときの皆の心理を逆手にとってああいう放送をしてくれたのだろうが…


……それに多分、もう俺はあの学校には戻る事はないだろう。
千鳥を送り届けたら……それで、全て終わりだ。
『陣代高校二年四組・出席番号四十一番の相良宗介』は。
それが……俺がいままで危険に曝し続けた彼等の怒りに対する、せめてもの誠意だと思うのでな。

>>723ほか 千鳥
>改造人間だって、あんな超人通り越してるパワーないわよ。
>あんたは、蹴り一発で巨大ロボを蹴り倒す仮面ライダーを見たコトがあるの?
>とにかく、しっかりしなさい! プロフェッショナルの相良宗介軍曹殿!
……いや、君の言う事も確かに理解しているつもりだ!

それに、これはロボット乗りスレ基地の大十字のツテで聞いた話だが――
キックでこそないが、手刀の一撃で80メートルもある破壊ロボを切り裂く改造人間や
30メートルの大きさのロボットをパンチの一撃で沈める執事もいるという話だ。
プロであるからこそ、様々な伝聞には注意を払わねばなるまい……!?

>しかも――スラッグ弾って何よ。ダムダム弾の親戚みたいなもの?
>まさか国際条約違反とか、そんなのじゃないでしょーね!
>もし、もし薬物汚染とかのおそれがあるものや、まして劣化ウラン弾なんて使ったら承知しないわよ!?
――いや、劣化ウラン弾など散弾銃の弾には使えん。撃つ方も危険だ。
それと、スラッグ弾というのは――単純に言えば、拡散しない、ショットガン用の一粒弾だ。
人間と違って、熊のように毛皮が分厚い生き物の場合、小さな散弾では殺傷力が低すぎて効果がない。
だから、そうした大型獣の狩猟用と猟師達の間でも使われているのだが――ま、待て! それで何故殴る!?

(>716で立ち去る熊を見て)
……それに、熊自体生きていたではないか。
スラッグを打ち込まれて生きていた上に武装し、人語まで解する。
君が考えているより、あの熊はずっと危険だったような気がするのだが…(汗

>>727 目玉焼きには何を?
……塩で十分だ。 いつもそれほど過剰な味付けはしないほうでな。
そういえばあの大佐殿の留学の折、大佐殿と千鳥が
醤油とソースどちらをかけるかで口論になって遅刻しかけた事もあったな……
(アニメふもっふ「女神の来日(受難編)」参照)

……もう過ぎた事だ。感傷的になってどうする、相良宗介…!

>>728-729
……どちらも、現実性にはなはだ欠ける話だな。
ASではそもそも、複座式というのはあまり実用的ではないからな。
陸上自衛隊の九六式という例外もあるが、二人目を載せるようなデッドウェイト&スペースを作るようでは
とてもM9クラスの機動など無理な話だろう? <ベリアル>どころかZy-98<シャドウ>相手でも危なくなる。
ラムダ・ドライバ戦に持ち込む前に、通常戦の時点で無視できない大きな不利を抱え込む事になるぞ。

まして、武器などに乗せる? 論外だ。
集中力の隙間云々は解決できるかもしれないが、それでは危険度が大幅に上がる。
分業先が死んでしまっては、分業の意味もないではないか。
ましてそんな物に千鳥や大佐殿を乗せるだと? 冗談はやめてもらおう。

>>731 大事な物は失ったとき初めて気づく
……ああ、まさにその通りだ。
失う前から分かっていた千鳥だけではない。
これまで俺を包んでいてくれた馴染みの街、学校、そして友人達。
俺の巨大なる後ろ盾であった<ミスリル>――それに戦友や、カリーニン少佐も。
そして、最強の相棒だったアル――<アーバレスト>も。

今の俺は何もない、完全な一人ぼっちだ。
だが、それでも俺は諦めるつもりなどない。

全ては、彼女の為に。
彼女が愛した、千鳥かなめをかたちづくっていた世界全てを救うために。

>>733 レナードと林水の会談は?
……確かにあの二人は天才だ。
だが、少なくとも先輩は、あのような奴に諸手を上げての賛同など絶対にするまい。
先輩の人格は、この10ヶ月の付き合いで熟知しているつもりだ。

――そして、その会談は起こりえない。
二度と先輩達が生きる世界に、俺が連中を関わらせたりしないからだ。

>>735 略奪するぞゴルァ!
――略奪?
一度はクルツが謝罪に行ったが――――千鳥のほうにも責任がなくもないが――
だがそれでも千鳥を奪うというなら、話は別だ。
千鳥は、絶対にやらん。誰が相手でもな!

>>743 俺の故郷
………分からんな。なにぶん、物心つく前の話らしいし。
実際物心ついたときにはもう、俺は暗殺者という名のマシーンだった。

そんな俺を少しでも人間らしくしてくれたのが、“バダフシャンの虎”マジードと、カリーニン少佐だ。
俺にとっての故郷であるアフガンで、あの二人に受けた恩は忘れられんからな…。
それに過去はどうあれ、俺はこうして『相良宗介』としてここにいる。それでいいではないか。
重要なのは過去よりも今、そして、これからなんだからな。

>745 秋ですねえ、ビッ栗するような体験は?
……すまない、もう冬になってしまった。 ついでに君のその物言いもやけに寒々しい。
ビックリするような事…? 無論、今回(オン・マイ・オウン)の一連の事件だ。
……まさに青天の霹靂、だったからな…

>758 異性との間に友情は成立すると思いますか?
………そうあって欲しい、というのが、正直なところか…。
一月のあの会合に大佐殿と一緒に出席した(短編七巻「老兵達のフーガ」参照)時も思ったが、先のクリスマス
(長編六巻「踊るベリー・メリー・クリスマス」)で大佐殿にああ言って以来、何かと気まずかったからな…
ああいうことがあった後でも、友人として普通に接する事が出来ればいいと思ってはいるのだが。
あのボーダ提督方との大騒ぎの後、緊張は少しばかりほぐれた気がしたが…うぅむ。

>772 かなめの未来予想図
>775 レナードに操を…
(全部言い切る前に、>772と>775の頬にグロックと454カスールを押しつけて)
……貴様ら、それ以上言ってみろ。
そのよく動く口が、二度と使い物にならなくなるぞ?

―――そんな事には、絶対にさせん。絶対にだ。


>776 アーマードコアに乗るなら?
ASとACでは操縦系統が違うからよく分からんが……
やはり、二足歩行だな。
ASの基本設計コンセプトである汎用性という点にも沿っているし、何より感覚的にも慣れているので。


136 名前:名無し客スナイパーカスタム:04/12/24 17:49
test

137 名前:名無し客スナイパーカスタム:04/12/24 17:50
テスト
テスト

138 名前:名無し客スナイパーカスタム:04/12/24 17:51
テスト
テスト
テスト

139 名前:名無し客スナイパーカスタム:04/12/24 22:41
クリスマス

140 名前:名無し客スナイパーカスタム:04/12/25 01:49
(突如、監視カメラの映像がスクリーンに写され)

ナレーション「一方そのころ―――」


(※良い子はメール欄を見てくれよ!)




かくて世紀の大悪事、かけて銀河を駆け渡る。ハードな悪党邪にキメて、
外道で笑えばHappyじゃないか、誰が呼んだかデビルサターン
Be happy!Gaddes ser!
どでかい悪事をワルだくむ!


      ヌキアシサシアシ シノビアシ  ヌキサシサシアシ シノビアシ
       ∧ ∧ ∧ ∧    ∧ ∧ ∧ ∧   ∧ ∧ ∧ ∧    ∧ ∧ ∧ ∧
      (゚Д゚ ≡ ゚д゚)    (゚Д゚ ≡ ゚д゚)   (゚Д゚ ≡ ゚д゚)    (゚Д゚ ≡ ゚д゚)
        ./ つ つ      ./ つ つ     ./ つ つ      ./ つ つ
・・・・・〜(_⌒ヽ      〜(_⌒ヽ     〜(_⌒ヽ      〜(_⌒ヽ
        )ノ `Jззз       )ノ `Jззз       )ノ `Jззз      )ノ `Jззз


(BGM:♪ででん、ででん、ででんででんででん♪と、泥棒御用達の
 ピンクパンサーのテーマ)

(※知らない人はお父さんお母さんに聞いてみよう!)


さぁて、ウィスパードイーターの居るホールっちゅうんは此処か。
……つうか何時かのミスコンホールかい。忘れもせえへんわンな所。
そういえば、ワイ等の方は全員ちゃんと揃っとるやろな?
ちょっくら点呼とって見るかい。番号!

NO,1「1」
NO,2「2」
NO,3「3」
NO,4「4」
NO,5「5」
NO,6「6」
NO,1「7!

  _, ,_  パーン
 ( ‘д‘)
  ⊂彡☆))Д´) >>NO,1


アゴゥ…ってドツきおったな!?
おとんにもドツかれた事ないのに!

NO,6「隠密行動中に大声立てる馬鹿がいるか、アホ」
NO,5「自分で点呼とって数増やす馬鹿がいるか、バカ」
NO,3「それにお前、位置的にはいかりやポジションだろうが」
NO,2「志村ポジションもやってどうする」
NO,4「というかおとん誰だ」

オドレら…そないな理由でリーダーのワイをドツいたんかい…。
ああ、もうわーった、わーった。今度はしっかりやるから堪忍せいや。
ほないくで、番号!

NO,1「1」
NO,2「2」
NO,1「3!
NO,4「4」
NO,1「5!

「「「「「・・・・・・・」」」」」

    パーン _, ,_  パーン
パーン_, ,_  ( ・д・)  _, ,_パーン
  ( ・д・) U☆ミ (・д・ )
   ⊂彡☆))Д´>1 ☆ミ⊃  パーン
    , ,∩彡☆ ☆ミ∩, ,
  (   )  パーン (   )
 パーン      パーン

⊂⌒~⊃。Д。)⊃ お、オドレら恨みでもあるんか…。

「「「「「ああ、デビルサタンだからな」」」」」

サタンじゃあ、仕方ないのう( ´∀`)…ンなわけあるかい。

(むくり)
ま、ツカミはオッケーちゅう事でそれは置いといてやな。
…後でキッチリ話し合うのはそりゃ当然やが。
レナウンとかいう兄ちゃんからもろた情報によればや。
ここの目と鼻の先…おーおー、アレやな…でボンクラどもがパーティーやらかしとるゆう話。
それもウィスパードっちゅう、レアもんの地球人がメインでのう。
「…というか看板にデカデカと書いてなかったか?」
「広告にも出てたしな」
「ガデス様からの命令もあったし」
「しかもレナウンじゃなくてレナードだろ」
「あのいけすかねえ地球人な」

ハーーーゴチャゴチャとやかましいわ!
ンな細かい経緯をぼやかずにこれから作戦を聞かんかいボケー!

ゲフン…あー、ちゅうことで今回はスニークミッションという訳や。
むかっ腹立つ話やが、正面からやとまた凹されかねん。
足音は立てず、迅速かつ隠密に襲撃するんがココでのたしなみ、
はしたない無限バンダナなど装備しよう筈がないっちゅう訳でのー。
で、オドレラ準備はええか?ちょいと確認とるで。

「見取り図」         NO,6「インプット完了」
「光学ステルス」      NO,3「ほっかむりとマジックヒゲの完全装備」
「暗視ゴーグル」      NO,2「とっくの昔に義眼じゃよ」
「その他潜入ツールは」  NO,4「唐草模様の風呂敷の中」
「そうは言うがな、大佐」  NO,5「性欲をもてあます」

ウエヘヘヘ、EXELLENT…!(閣下
流石はバブルガムブラ…もといアマルガムとかゆう所から入手した潜入装備や。
ワイ等ギャンドラーにもフィットするBe Cool…な仕様になっとる。(グリニデ

ほな―――
ウィスパード、ゲットやで!


(※警備用の隠しカメラには全く気づいていないようだが)

141 名前:名無し客スナイパーカスタム:04/12/25 02:51
げえっ!?
ジャーンジャーンジャーンと関羽が増援でやってきそうなまでに、
いや、ちゅうかそれよりも明らかに恐ろしい憎いヤツ。
その名は、その名は、その名は、その名は――――

「「「「「「ゲェーーー!? グランドコンボイ!?」」」」」」

(…肉襦袢と言いそうになったのは秘密や)
(おいおい、どうするんだよ?)
(戦力差は圧倒的じゃねえか、我がじゃない軍は)
(シッ!気取られるで!まぁココはわいにまかしとき。
 ワイにもええ考えがある)

はっはっは、いや奇遇やのぅ。コンボイ司令官。
あ、ワイら?
これからパーティーにコントやりに潜入…ゲフンゲフン、もとい参加する所やさかい。
あーアレや。どこや。ココ山岡や。

(うわ寒っ)×5

折角のクルシメマス、やのうてクリスマスやからのぅ。
ボランティア代わりに芸の一つでも披露したろかい、ちゅう事になった訳や。たった今
あー、今の?
無論ネタや、ネタ。コントの打ち合わせの最中やっただけやで。

NO,1「それに、や。元々ココは戦闘行為はご法度となっとる。
 それはワルのわい等や、ヒーロー面のオドレラも例外やあらへんやろうのー」

(クルン、と交代

NO,2「それとも、ま・さ・か、な?
 天下のサイバトロン司令官サマがルールを破るっていうんじゃないだろうなあ?」

(クルンと同じく

NO,3「ともかく、今回俺達は普通にパーティー参加なんでな。
   黙って見過ごしてくれよ」

(クルンと以下同文

NO,4「ま、そういう事だ」

(クルンと以下略

NO,5「ここは大人しく」

(クルンと(略

NO,6「引いておくのが」
(クルン(ry
2「互いの」
(ry
1「ためや」
(ry
3「で」
(r


これぞ必殺、
ローテーショントーク!!
(ヘッヘッヘ…グウの音もでえへんようやな?
 流石頭脳労働担当のワイや、グラコン相手でもなんともないで。
 ほなこれでトドメといこかのう。いや、今回は別に殺らへんが)

ほな、続きまして。
歌舞伎団十郎トォーク!!


 カン、カン!      「イヨーウ!」   ポン!
  カカン、カン!                  ポポン!

     ∧∧
    ( ゚Д゚)
   ⊂○ ○ヽ                
     |  | ̄
     / /\\             
     / /  > /
   (_)  >

  あー〜、そぉーれぇーぬぃー――――

…まぁこれはココまでしか完成しておらへん罠やが。

「「「「「なら最初からやるな!!」」」」」

142 名前:名無し客スナイパーカスタム:04/12/25 02:53
>>続き
…とまあ、コレはツカミでの。
何の芸やと?
ああ、まー折角や。念には念を…もとい、信用の証拠として今みせたる。
で、芸はな、えー

(えーと、えーと…)



(ぽく、ぽく、ぽく、



(チーン!


ドツキ漫才や。
例えばこう、手頃な手足担当(NO,4)を二人一組で引っ掴んで一気に壁へと―――
ほな、ワイの為に逝ってこんかーい!



|                /   |
|            / ミ |
|              / ミ   |
|     \、_,ノ     、_/  |
|     _,ノ  ∧__∧ (   |     ガン!!       ∧∧
|     `) ('ヽ、   ))  ___──                        (゚Д゚,,);====
|         ヽ   /      ̄ ̄ ̄                      ⊂⊂ヽ ノ ====     (´´
|            / ,- ヽ   ̄ ̄ ̄──                      ヽ )つ 〜〜 (´⌒(´
|    '⌒)(__,/ ヽ__)(`   |                                し
|    /'        '^\   |



あー…アカンのう。
まだ勢いちゅうか、こう、ノリが足らんな。
回復にはまだ時間が必要…

(ムクリ

NO,4「ほほう?イイ"作戦”だな、“リーダー”さンよォ…!(ビキビキィ」

あ、
(手頃な頭担当(NO,1)を二人一組で引っ掴んで一気に以下略

「「お前も逝ってこーい!!」」




    ∧∧
  (゚Д゚,,);====
  ⊂⊂ヽ ノ  ==== (´´
     ヽ )つ 〜〜 (´⌒(´
     し

う〜おぉ〜

(ノロノロ

ぐぅー〜あ〜〜で〜〜す〜すぅ〜〜〜わぁ〜〜〜むぅ〜〜あ〜〜〜〜

(ノロノロ

ぅおぅぉ〜〜てぅぁ〜すぅ〜け

(ノロノロ


|  |
| ‖          ノノノノ -__「「「「「いいからとっとと行け!」」」」」
| ‖         (゚∈゚* )  ─_____ ___
|∧ 从ノ    (ミ_(⌒\ ヽ _ ___
( (≡ ̄ ̄ ̄ ̄三\ ⌒ノ ノ)
|(つWつ  ̄ ̄\  ⌒彡)   ノ =_
| \つ-つ     \,__,ノ ノ
|  | )       / / ≡=
|  |       / ノ      ____
|  |        /ノ _─ (´⌒(´
|  |        ミ/= (´⌒(´⌒;;


⊂⌒~⊃。Д。)⊃ …誰や、今蹴ったん。


「「「「「さあ?」」」」」

(ヨロヨロ


……まぁ、ちゅうことや。
この体を張ったコントのリハの最中でのう。



(…絶対無理あるよな)×5

143 名前:名無し客スナイパーカスタム:04/12/25 02:59
>>222 サンタさん
……。

君は今年一年、いい子にしていたかな?
パパとママの言う事をちゃんと聞いて、お手伝いも頑張ったかな?

―――そうか。いい子だ。
サンタさんはキチンと君の行動を見ているから、きっと目が覚めたら素敵なプレゼントを
枕元に置いておいてくれるだろう。だから安心して眠るといい。
メリー、クリスマス。



 【12月25日AM3:00】

 (ちゃらっ・ちゃらっ♪【侵入音】)


―――まったく。最近の家屋は煙突が無くて困るな。
いや、服が煤だらけになるのも、それはそれで困りものなのだが。
窓を割っては泥棒と間違われるし、そうかといって壁をすり抜けてはプレゼントを持ち込めん。
結果として、こうして10秒で玄関をピッキングして侵入する羽目になる。
さて、この子の欲しいモノは特撮モノの剣か。
まあ私の手に掛かれば、市販の物などよりも余程本物らしい物を用意することなど造作もないが。

……しかしこの子の部屋にも、リビングにもクリスマスらしい飾り付けが何もされていない。
不憫な事だ。大方両親が忙しく、ロクに祝いも出来ないのだろう。
仕方あるまい。
少々サービスをしておくとしようか。


       我がツリーは捩れ狂う
     I am the bone of my sword...

                      クリスマスツリー
                     飾り付けられた樅の木!

(イメージ画像:ttp://phantom002.sakura.ne.jp/fate/img/Another_626.jpg)

凛に頼まれて試してみた甲斐もあったな。
いいクリスマスを過ごせよ、少年。



            ――――そうして。
                  少年の部屋にはプレゼントとツリーが残され、
                  それを発見した両親は、
                  銃刀法に抵触するプレゼントを警察に届け出ましたとさ。





【舞台裏・アーチャーの本音】

(イメージ画像:ttp://shorthope.sakura.ne.jp/ill_html/rakugaki32.html)

―――やれやれ。本来ならば聞かぬつもりだったのだがね。
あんな笑顔でサンタ呼ばわりされては聞き入れぬわけにもいくまい。
つくづく私も甘いな。


ああ、オレとて最初は信じていたさ。
瞼の裏に焼きついた衛宮切嗣の町内会サンタ役姿に憧れ、
自分も切嗣と同じ正義の味方なのだから、クリスマスにはよい子にプレゼントを届けねばならんとな。

だが実際はどうだ。全国に子供など数万と居るし、一晩で回る事など不可能だ。
そもそも全国にサンタを信じている子供が何人居る?
全体の10%に満たないとしても、彼らは全国に散らばっている。
目に映る範囲でも点在していたし、更には信じているかどうかを確かめる術もなかった。
届けられるのは精々百件程度、圧倒的に貰えない子供の方が多い現実を突きつけられた。
頑張れば頑張るほど、希望を踏みにじられる存在は増え続けていった。
これほど己の無力を嘆いた事は無かったよ。


……ある年のクリスマス・イブの事だ。
オレは例によって少年少女の希望するプレゼントを買う為に奔走していた。

―――ふと、ショー・ウィンドウを見たんだ。
間に合わぬと、全ては届けられないと諦観と無念で憔悴しきった自分と、
その後ろで楽しそうに、心底楽しそうに、イチャつくカップルの姿を見たんだ。

愕然としたよ。
ああ、なんでオレはこんな無駄な事をやっているんだ、とね。
いや、薄々感付いてはいたのだろう。
12月に入ると同時に一日の休みもなく、プレゼントを買う為に日払いのバイトを詰めていたはいいが、
似たような者達は全員彼女にプレゼントを買う為に働いていた。
周りからは何度も訊かれたさ。

「エミヤ、おまえそんなにバイト入れてるけど、クリスマスに婚約指輪でも買うのか?」

とな。
どうして答えられる。自分はサンタなので子供達へのプレゼント資金です、などと!
理想は遠く、気恥ずかしく、自分だけが分かっていればいいと沈黙で答え続けた。
オレは一度として彼女とクリスマスなど過ごした事はなかった。
いつだって子供達の為に奔走するクリスマスだった。
それで

「わたしと子供達、どっちが大切なんですか、先輩!」

と詰め寄られ、離れていった彼女も居たよ。
でも止められなかった。
だってそうだろう?
それを認めては、今までそれで別れてきた彼女達がなんだったのか、
分からなくなってしまうんだから。

ああ、そうだ。違う。
俺が信じてきた正義の味方は、サンタクロースは!
こんな憔悴しきったオレなどでは、断じてない!

クリスマス・イブは彼女とデートをし、
夜になれば速やかに全員にプレゼントを届ける存在の筈だ。
そんな甘い夢を犠牲にしてまで、走り続けたオレは一体なんだったのだ!


……英霊となってからもそれは変わらなかった。
もうどうしようもなかった。どうしたって自分は変えられない「存在」になってしまっていた。
延々と見せ付けられる。
意味もなく盛るカップルを、意味もなくイチャつくカップルを、意味もなく引っ付くカップルを!
そしてどうやっても届けきれない無数のプレゼントを!!

だから殺したさ。
年末調整とかこけて世に下れば、その場に居たカップルは速やかに全員殺した。
事のついでだからと、カップル滅殺の為に街一つ焼き払った事もある。
それでも変えられない。
サンタクロースのエミヤシロウはどうやっても変えられない。
未来永劫自分の愚かさを、間違いを見せられ続ける。
届け切れなかった無念と一緒に。



だからな、君ら。
クリスマスの私の前に立つな。
邪魔をすれば殺す。目の前で盛っても殺す。
私が必死になってプレゼントを届けているときに、イチャついていれば無理矢理殺す。
いいか、死にたくなくば――――


           クリスマスのエミヤに近付くな。



                             (こんな現実、あっていい筈がない

144 名前:名無し客スナイパーカスタム:04/12/25 03:05
>>222 サンタさん
……。

君は今年一年、いい子にしていたかな?
パパとママの言う事をちゃんと聞いて、お手伝いも頑張ったかな?

―――そうか。いい子だ。
サンタさんはキチンと君の行動を見ているから、きっと目が覚めたら素敵なプレゼントを
枕元に置いておいてくれるだろう。だから安心して眠るといい。
メリー、クリスマス。



 【12月25日AM2:00】

 (ちゃらっ・ちゃらっ♪【侵入音】)


―――まったく。最近の家屋は煙突が無くて困るな。
いや、服が煤だらけになるのも、それはそれで困りものなのだが。
窓を割っては泥棒と間違われるし、そうかといって壁をすり抜けてはプレゼントを持ち込めん。
結果として、こうして10秒で玄関をピッキングして侵入する羽目になる。
さて、この子の欲しいモノは特撮モノの剣か。女の子のくせに勇ましい事だ。
尤も最近の特撮はビジュアルに凝っているらしいから、この子が欲しがるのも無理はないようだがね。
まあ私の手に掛かれば、市販の物などよりも余程本物らしい物を用意することなど、造作もない。

……しかしこの子の部屋にも、リビングにもクリスマスらしい飾り付けが何もされていない。
不憫な事だ。大方両親が忙しく、ロクに祝いも出来ないのだろう。
仕方あるまい。
少々サービスをしておくとしようか。


       我がツリーは捩れ狂う
     I am the bone of my sword...

                      クリスマスツリー
                     飾り付けられた樅の木!

(イメージ画像:ttp://phantom002.sakura.ne.jp/fate/img/Another_626.jpg)

凛に頼まれて試してみた甲斐もあったな。
いいクリスマスを過ごせよ。



            ――――そうして。
                  少女の部屋にはプレゼントとツリーが残され、
                  それを発見した両親は、
                  銃刀法に抵触するプレゼントを警察に届け出ましたとさ。





【舞台裏・アーチャーの本音】

(イメージ画像:ttp://shorthope.sakura.ne.jp/ill_html/rakugaki32.html)

―――やれやれ。本来ならば聞かぬつもりだったのだがね。
あんな笑顔でサンタ呼ばわりされては聞き入れぬわけにもいくまい。
つくづく私も甘いな。


ああ、オレとて最初は信じていたさ。
瞼の裏に焼きついた衛宮切嗣の町内会サンタ役姿に憧れ、
自分も切嗣と同じ正義の味方なのだから、クリスマスにはよい子にプレゼントを届けねばならんとな。

だが実際はどうだ。全国に子供など数万と居るし、一晩で回る事など不可能だ。
そもそも全国にサンタを信じている子供が何人居る?
全体の10%に満たないとしても、彼らは全国に散らばっている。
目に映る範囲でも点在していたし、更には信じているかどうかを確かめる術もなかった。
届けられるのは精々百件程度、圧倒的に貰えない子供の方が多い現実を突きつけられた。
頑張れば頑張るほど、希望を踏みにじられる存在は増え続けていった。
これほど己の無力を嘆いた事は無かったよ。


…………ある年のクリスマス・イブの事だ。
オレは例によって少年少女の希望するプレゼントを買う為に奔走していた。

―――ふと、ショー・ウィンドウを見たんだ。
間に合わぬと、全ては届けられないと諦観と無念で憔悴しきった自分と、
その後ろで楽しそうに、心底楽しそうに、イチャつくカップルの姿を見たんだ。

愕然としたよ。
ああ、なんでオレはこんな無駄な事をやっているんだ、とね。
いや、薄々感付いてはいたのだろう。
12月に入ると同時に一日の休みもなく、プレゼントを買う為に日払いのバイトを詰めていたはいいが、
似たような者達は全員彼女にプレゼントを買う為に働いていた。
周りからは何度も訊かれたさ。

「エミヤ、おまえそんなにバイト入れてるけど、クリスマスに婚約指輪でも買うのか?」

とな。
どうして答えられる。自分はサンタなので子供達へのプレゼント資金です、などと!
理想は遠く、気恥ずかしく、自分だけが分かっていればいいと沈黙で答え続けた。
オレは一度として彼女とクリスマスなど過ごした事はなかった。
いつだって子供達の為に奔走するクリスマスだった。
それで

「わたしと子供達、どっちが大切なんですか、先輩!」

と詰め寄られ、離れていった彼女も居たよ。
でも止められなかった。
だってそうだろう?
それを認めては、今までそれで別れてきた彼女達がなんだったのか、
分からなくなってしまうんだから。

ああ、そうだ。違う。
俺が信じてきた正義の味方は、サンタクロースは!
こんな憔悴しきったオレなどでは、断じてない!

クリスマス・イブは彼女とデートをし、
夜になれば速やかに全員にプレゼントを届ける存在の筈だ。
そんな甘い夢を犠牲にしてまで、走り続けたオレは一体なんだったのだ!


……英霊となってからもそれは変わらなかった。
もうどうしようもなかった。どうしたって自分は変えられない「存在」になってしまっていた。
延々と見せ付けられる。
意味もなく盛るカップルを、意味もなくイチャつくカップルを、意味もなく引っ付くカップルを!
そしてどうやっても届けきれない無数のプレゼントを!!

だから殺したさ。
年末調整とかこけて世に下れば、その場に居たカップルは速やかに全員殺した。
事のついでだからと、カップル滅殺の為に街一つ焼き払った事もある。
それでも変えられない。
サンタクロースのエミヤシロウはどうやっても変えられない。
未来永劫自分の愚かさを、間違いを見せられ続ける。
届け切れなかった無念と一緒に。



だからな、君ら。
クリスマスの私の前に立つな。
邪魔をすれば殺す。目の前で盛っても殺す。
私が必死になってプレゼントを届けているときに、イチャついていれば無理矢理殺す。
いいか、死にたくなくば――――


           クリスマスの英霊エミヤ守護者に近付くな。



                             (こんな現実、あっていい筈がない

145 名前:◆1FKfVrid6U :04/12/25 05:38
クリスマス特別ドキュメンタリー イベントホール警備カメラ24時!!
〜闘え!大地激走車両!
       サンタじゃないよ、サタンだよ編〜

(デビルサターン6&グランドコンボイによるノンフィクションコント)

>>521 >>525 >>529
>>561 >>565 >>566
>>569 >>578 >>590 >>593

146 名前:名無し客スナイパーカスタム:04/12/25 06:11
「――ぅあ」

あたしは、目をあけた。
くそ……頭が痛い。
記憶が……ああ、何が起こってるの?
会場は吹っ飛んでるし……。

「大丈夫か、千鳥」

声をかけられた。
聞きなれた……ああ。ソースケね。
朦朧とした意識の中、あたしは答える。

「ああ、うん」

そのまま、あたしはゆっくりと空を見上げる。
ホールの天井がなくなって、綺麗な星空が見えた。
前に北朝鮮で見たのと同じ――空。

「ねえ、ソースケ」
「……なんだ、千鳥?」
「あたしはね、良かったよ」

夢か現か。
その境すら曖昧ななかで、あたしは呟く。

「楽しかった。
 みんなと一緒に馬鹿騒ぎしたこの5ヶ月。
 凄く。

 ああ、だからね。
 あたしは思ってるのよ。
 凄くいい5ヶ月だった。
 凄くいい仲間だった。
 凄く……楽しかった」

そこから先の言葉が思いつかない。
感謝? 称賛? ……どれも違う。
考えて。
そして、答えは単純な物だった。

「ねえ、ソースケ」

あたしは、その答えを口にする。

「あたしね、本当に大好きだよ……みんな」

そこで、あたしの意識は闇に落ちた。







数時間後。
本当に意識を取り戻したかなめの手によって、

「あんたしかこんなことする奴いないでしょ!!」

と宗介はけたぐり回されることになるのだが。
それは別の話で。


少なくともそれまでの数時間。
二人は、廃墟でたった二人きりで、星の光に照らされながら、並んで。

素敵な夢を見たのだった。

147 名前:名無し客スナイパーカスタム:04/12/25 06:37
>>597
始めは緊張した面持ちのテレサさんだったけれど、そのスピーチは堂に入ったものだ。
こういうことに熟れているうな、そんな印象。
会場が拍手で沸く中、マイクはかなめさんへと手渡され、


>>598
爆音

閃光

そして衝撃。

一瞬で戦場と化すパーティ会場。

ああ、そうか。
陣代高校の人達って、こういう人達なんだったっけ。
先に帰った志摩子さん、まさかこれを見越していたんじゃないでしょうね!?

あっ、何かこっちに転がってき―――



                           __,,:::========:::,,__
                        ...‐''゙ .  ` ´ ´、 ゝ   ''‐...
                      ..‐´      ゙          `‐..
                    /                    \
        .................;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::´                       ヽ.:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.................
   .......;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙       .'                             ヽ      ゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;......
  ;;;;;;゙゙゙゙゙            /                           ゙:                ゙゙゙゙゙;;;;;;
  ゙゙゙゙゙;;;;;;;;............        ;゙                              ゙;       .............;;;;;;;;゙゙゙゙゙
      ゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;.......;.............................              ................................;.......;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙
                ゙゙゙゙i;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;l゙゙゙゙゙
              ノi|lli; i . .;, 、    .,,            ` ; 、  .; ´ ;,il||iγ
                 /゙||lii|li||,;,.il|i;, ; . ., ,li   ' ;   .` .;    il,.;;.:||i .i| :;il|l||;(゙
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148 名前:名無し客スナイパーカスタム:04/12/25 06:55
>>599
"それ”が由乃さんの目の前で、炸裂しようとしたその時、私はとっさに由乃さんの事を庇った。

「よ、由乃さん大丈夫?し、しっかりして!」

どうやら由乃さんは、ショックで気絶しちゃったらしい……
私は由乃さんを背負い、この場から逃げ出そうと必死だった。

「よいしょっと……由乃さん、大丈夫だからね?
 私が、令さまやお姉さまのいる所まで、送るから……」

そう決意して、出口を目指すも、私の力では直ぐに限界が来た。

「はぁ……はぁ……由乃さん、大丈夫だからね……」

──とその時、私の目の前に"それ”が落ちてきた。
あぁもうこれまでなんだ……私はそう思ってしまった。

──ごめんね由乃さん、ちゃんと令さまのところに連れて行ってあげられなくて……
   ごめんなさいお姉さま……一緒に年越し出来そうにないです──



149 名前:名無し客スナイパーカスタム:04/12/25 07:04
>>599
"それ”が由乃さんの目の前で、炸裂しようとしたその時、私はとっさに由乃さんの事を庇った。

「よ、由乃さん大丈夫?し、しっかりして!」

どうやら由乃さんは、ショックで気絶しちゃったらしい……
私は由乃さんを背負い、この場から逃げ出そうと必死だった。

「よいしょっと……由乃さん、大丈夫だからね?
 私が、令さまやお姉さまのいる所まで、送るから……」

そう決意して、出口を目指すも、私の力では直ぐに限界が来た。

「はぁ……はぁ……由乃さん、大丈夫だからね……」

──とその時、私の目の前に"それ”が落ちてきた。
あぁもうこれまでなんだ……私はそう思ってしまった。

──ごめんね由乃さん、ちゃんと令さまのところに連れて行ってあげられなくて……
   ごめんなさいお姉さま……一緒に年越し出来そうにないです──

──暫くたっても"それ”は爆発しない……どうやら不発に終わったようだ……
   私はその後も必死に歩いて歩いて歩き続けた……
   ふと気がつくと、いつの間にか薔薇の館についていた。

──もう2度とこういう騒動は勘弁して欲しいです……マリアさま。最後はそう呟いた……

(退場)

150 名前:◆1FKfVrid6U :04/12/27 00:01
俺、グリムロック!編集終わったビデオ持ってきた。
しかし、助け呼んでた奴には悪いことした。今反省している。
だが、俺謝らない。

クリスマス特別ドキュメンタリー イベントホール警備カメラ24時!!
〜闘え!大地激走車両!
       サタンじゃないよ、サンタだよ編〜

【デビルサターン6&グランドコンボイによるノンフィクションコント】

>>521>>525>>529>>561>>565>>566
>>569>>578>>590>>593

【おまけ:野望潰えるのも私d…アシュラ様だ】
>613


151 名前:名無し客スナイパーカスタム:04/12/29 03:51
>>268
『・・・・2人はオレ達みたいに戦い慣れしていない。
大広間の状況を見せたくないから、二人と話したい言っていうなら
クロワの方がこっちに来てくれないか?』

プリンスが扉から顔を出し、OKの返事を遣す。
俺が顔を見せろつったんだし、俺がそっちに行くのは、問題無い。

「戦い慣れてない…って、事はつまり、血やら何やらは見慣れてないって事か…。
 それなら確かに、大広間ここの状況は見せない方がいいわな。」

そんな言葉を、返答代わりにしつつ…
破片なんかを踏み砕きながら、扉の方へと歩き出した。

>>271
ジークの横をすり抜けて、扉の向こうへ行こうとした時…
嘔吐する時、出るような音がした…そして。

              ―――コツン。

「痛っ…何だ?」

右腕の肘辺りに、何かが当たった。
床に転がった、《それ》は鉛の弾…。
こいつは、もしかすると…ジークの身体で止まった弾…か?
……全く…摘出すんのが、楽でいいねぇ。

「おいおい、驚かせんなよ…。
 まぁ、大して痛ぇって程でもねぇから気にはしねぇが。」

俺は、ジークにそれだけ言い、扉を少し押し開けて、廊下へと出た。

移動:玄関前大広間→1F廊下

廊下で、まず目に入って来たのは…シスターっぽい格好をした金髪で、ヘアバンドをしている少女(?)…
いや、美をつけるべきか?…ま、それはどうでもいい。
その少女(?)が、何でか、その身に不釣合いなポールアクスを振り回してる光景。

「………。」

…その、おかしな光景を見た所為か、声が出ねぇ…。
そればっかりか、口に咥えてた煙草も、いつの間にか床に落ちていた。

現在地:1F廊下

152 名前:名無し客スナイパーカスタム:04/12/29 03:54
>>268
『・・・・2人はオレ達みたいに戦い慣れしていない。
大広間の状況を見せたくないから、二人と話したい言っていうなら
クロワの方がこっちに来てくれないか?』

プリンスが扉から顔を出し、OKの返事を遣す。
俺が顔を見せろつったんだし、俺がそっちに行くのは、問題無い。

「戦い慣れてない…って、事はつまり、血やら何やらは見慣れてないって事か…。
 それなら確かに、大広間ここの状況は見せない方がいいわな。」

そんな言葉を、返答代わりにしつつ…
破片なんかを踏み砕きながら、扉の方へと歩き出した。

>>271
ジークの横をすり抜けて、扉の向こうへ行こうとした時…
嘔吐する時、出るような音がした…そして。

              ―――コツン。

「痛っ…何だ?」

右腕の肘辺りに、何かが当たった。
床に転がった、《それ》は鉛の弾…。
こいつは、もしかすると…ジークの身体で止まった弾…か?
……全く…摘出すんのが、楽でいいねぇ。

「おいおい、驚かせんなよ…。
 まぁ、大して痛ぇって程でもねぇから気にはしねぇが。」

俺は、ジークにそれだけ言い、扉を少し押し開けて、廊下へと出た。

移動:玄関前大広間→1F廊下

廊下で、まず目に入って来たのは…シスターっぽい格好をした金髪で、ヘアバンドをしている少女(?)…
いや、美をつけるべきか?…ま、それはどうでもいい。
その少女(?)が、何でか、その身に不釣合いなポールアクスを振り回してる光景。

「………。」

…その、おかしな光景を見た所為か、声が出ねぇ…。
そればっかりか、口に咥えてた煙草も、いつの間にか床に落ちていた。

現在地:1F廊下

153 名前:名無し客スナイパーカスタム:04/12/30 02:21

/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
|  年齢的にかなり無理がある、魔法少女ジャベ(ピー音)からのお願いケロ。       |
|  このスレッドを見るときは、部屋を明るくしてディスプレイに近づきすぎないようにして  |
| 見てほしいのぢゃ。                                         |
|  我が輩の言うことが聞けぬゲスい子は、邪悪な咒式でピンポロピーだぞっ♥       |
\                                                   /
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

                           \ | /
                           ─ ※ ─
                     ,.'´ iVヾヽ  / | \
                     ト、イメ~"ヾ〉 /
                     !`(!l.゚ ー゚ノlL/
                     l⊂)j吊!!づヽ
                    (( // ll|リ
                      `じ'ラ′

154 名前:名無し客スナイパーカスタム:04/12/30 02:23

/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
|  年齢的にかなり無理がある、魔法少女ジャベ(ピー音)からのお願いケロ。       |
|  このスレッドを見るときは、部屋を明るくしてディスプレイに近づきすぎないようにして  |
| 見てほしいのぢゃ。                                        |
|  我が輩の言うことが聞けぬゲスい子は、邪悪な咒式でピンポロピーだぞっ♥       |
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155 名前:名無し客スナイパーカスタム:04/12/30 02:24

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|  年齢的にかなり無理がある、魔法少女ジャベ(ピー音)からのお願いケロ。       |
|  このスレッドを見るときは、部屋を明るくしてディスプレイに近づきすぎないようにして  |
| 見てほしいのぢゃ。                                        |
|  我が輩の言うことが聞けぬゲスい子は、邪悪な咒式でピンポロピーだぞっ♥      |
\                                                   /
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄



156 名前:名無し客スナイパーカスタム:04/12/30 02:25

 まあ、気を取り直して。
 このスレはタイトルの通り、俺とか相棒のギギナとかが好き勝手に喧嘩したり何かについて
語ったりするかも知れない場所だ。
 地下スレとも言う。


 ルールは2つ。

 ・ageるな
   メール欄に半角英数小文字で「sage」と入れておくだけだ、簡単だろう?

 ・新刊のネタバレ解禁は、公式発売日の2週間後
   例えば新刊の発売日が1月1日だとしたら、ネタバレ解禁は1月15日以降、ってことだ。

 他に細かいルールは(今のところは)定めない。
 要するに個人の良識に任せるってことだが、ルール違反者は満遍なく容赦なく、高位咒式
の練習台や屠竜刀の錆になったりするのでそのつもりで。


 以上を守れる限り、来客は大いに歓迎する。茶菓子は出ないが。
 ───こういうところから少しずつ節約しないと、ちょっと経営的にな……。

157 名前:名無し客スナイパーカスタム:04/12/30 02:26

 まあ、気を取り直して。
 このスレはタイトルの通り、俺とか相棒のギギナとかが好き勝手に喧嘩したり何かについて
語ったりするかも知れない場所だ。
 地下スレとも言う。


 ルールは2つ。

 ・ageるな
   メール欄に半角英数小文字で「sage」と入れておくだけだ、簡単だろう?

 ・新刊のネタバレ解禁は、公式発売日の2週間後
   例えば新刊の発売日が1月1日だとしたら、ネタバレ解禁は1月15日以降、ってことだ。

 他に細かいルールは(今のところは)定めない。
 要するに個人の良識に任せるってことだが、ルール違反者は満遍なく容赦なく、高位咒式
の練習台や屠竜刀の錆になったりするのでそのつもりで。


 以上を守れる限り、来客は大いに歓迎する。茶菓子は出ないが。
 ───こういうところから少しずつ節約しないと、ちょっと経営的にな……。

158 名前:名無し客スナイパーカスタム:04/12/31 00:18
&heart;

159 名前:名無し客スナイパーカスタム:04/12/31 00:20
&heart

160 名前:名無し客スナイパーカスタム:04/12/31 00:24
『&heart;』

161 名前:名無し客スナイパーカスタム:04/12/31 00:25


162 名前:名無し客スナイパーカスタム:04/12/31 00:27

「&hearts;」を半角で。

163 名前:名無し客スナイパーカスタム:04/12/31 00:33


164 名前:名無し客スナイパーカスタム:04/12/31 00:35
#hearts;

165 名前:名無し客スナイパーカスタム:04/12/31 00:35


166 名前:名無し客スナイパーカスタム:04/12/31 17:31

&heart;

167 名前:名無し客スナイパーカスタム:04/12/31 17:32


168 名前:ミルフィーユ・桜葉 ◆LUCKYta1h6 :05/01/09 05:38
テストします!

169 名前:涼宮ハルヒ&キョン ◆/SOSYJf.rk :05/01/10 05:22
さて。
ひとまずは一件落着したが、これで終わりにもできない。
なんたってこいつが超常現象の存在を知ったら、それだけで世界崩壊の危機だ。未だに信じられんが。
しょうがない、また一芝居うつか。

おいハルヒ、起きろ。
こんなとこで寝てると風邪引くぞ。

「う……ん。おはよ。
 ってキョン! あれ見た、あんたも見たでしょ?
 超能力! 宇宙人! その他もろもろ!
 やっぱり実在したのよ!」

あー、いや、あれは。
どう説明すればいいもんか。俺は当惑しつつ、長門の方を見た。

170 名前:名無し客スナイパーカスタム:05/01/10 05:26
「ああっ、ようやく起きましたね涼宮さん?」
目を覚ました涼宮ハルヒに、寝覚めのお茶を差し出しつつ朝比奈みくるが声を掛ける。
服装は――何時ものメイド服ではなく、いつぞや自主映画撮影のとき着用していたウェイトレス服。

突っ伏して寝ていた、涼宮ハルヒ。
目を覚ました彼女の前に、わたしたちは三人で並んで立っていた。

「あ、あの……じつはまた、あのときみたいに映画撮りたいかなって思って。
 それでそれで、長門さんと古泉くんとキョンくんで話して、企画、かんがえたんですっ」
相も変わらずあたふたしつつも、朝比奈みくるが身振り手振りで説明する。
彼女を納得させるために、急遽構築された虚構の説明を。

これはなぜかは分からないが、涼宮ハルヒの隣にいる彼の視線が
揺れる彼女の胸部に集中するのに気づき、感情に奇妙なノイズが走る。感覚で一番近いのは低温火傷か。

『え? さっきのすごい超能力者たちのあれは?』という、予想通りの質問が帰ってくる。
「あれはあなたに見せるための、プレビュー。
 エキストラも、特殊効果もわたし達で用意した」

予想の範囲内の回答。寝起きだけにそれほどひねりがないのが救いだ。
わたしも、即座に返答する。

「やあ、どうでした? 朝比奈ミクルシリーズの第二弾。これならいけるでしょう?
 今度はより多くのエキストラと特殊効果を多めにした、前回の機軸を強化したものなんですけど」
そして、細かい説明を担当する古泉一樹。
朝比奈みくると共に、口裏合わせを事前に頼みはしたが――やはりそれなりの仕事をする。
彼の即興の口上に、前回の映画の続編という要素が乗った瞬間、朝比奈みくるがビクつくも、問題はない。
「え゙!?ちょ、ちょっと古泉くーん……

「これで一応のお膳立て――というか前回よりもっといい映画が取れると思います。
 特殊効果面が以前よりもさらに強化されてるわけですからね。
 目の前でご覧になったあなたならもう判ると思いますけど―――どうです、涼宮ハルヒ総監督?」

相も変わらずの、女性に好意を抱かれやすいと統計が出ている微笑を浮かべたまま、
古泉一樹は涼宮ハルヒにダメを押す。
あとはこれで、彼女に映画制作の存在を納得させるだけだ。

ここまで一度に捏造したカバーストーリーに、涼宮ハルヒの隣に居た彼は大口を開けて固まっていたが――

(……上手く、口裏を合わせて欲しい。あれは映画のための演出効果)
唇の動きと目で、彼に手早く訴える。

結局、涼宮ハルヒの意思決定に対する最後の鍵は彼なのだ。
今までにもうまくやってきている。今回もやるべき事はこなしてくれるはず。
その思いも込めて、わたしはアイコンタクトのあと、最後にもう一度彼に目配せした。

171 名前:涼宮ハルヒ&キョン ◆/SOSYJf.rk :05/01/10 05:48
「ん、みくるちゃんありがと。でもこれちょっとぬるいわね」

相変わらず文句を言いながら朝比奈さんの淹れてくれたお茶を飲むハルヒ。
文句言える立場か、お前は。俺なら朝比奈さんが淹れてくれたというだけで、どんな安葉でも甘露だぞ。

>「あ、あの……じつはまた、あのときみたいに映画撮りたいかなって思って。
>それでそれで、長門さんと古泉くんとキョンくんで話して、企画、かんがえたんですっ」

と説明する朝比奈さん。相変わらず魅力的だ、胸のあたりとかが特に……じゃない!
そんな話聞いてないぞ、俺は。どこでどうなってそういう話になる?

それはハルヒも思ったらしい。明らかに不信感を漂わせた目で、

「え? じゃ、さっきのすごい超能力者たちのあれは?」

と聞き返す。
そこに長門が

>「あれはあなたに見せるための、プレビュー。
>エキストラも、特殊効果もわたし達で用意した」

とフォローし、さらに古泉が

>「やあ、どうでした? 朝比奈ミクルシリーズの第二弾。これならいけるでしょう?
>今度はより多くのエキストラと特殊効果を多めにした、前回の機軸を強化したものなんですけど」

とダメを押す。ナイスコンビネーション。そして相変わらずこいつの笑顔は胡散臭いと、どうでもいいことを思う。
そして何より、俺の頭が追いついていないんだが。どうなってるんだ、長門?

俺の視線に気づいたか、目と口の動きだけで何やら伝えようとしてくる。
何を言ってるんだかはさっぱりだが、まあ、何を言いたいのかはわかる。
やれやれ。


ああ、ハルヒよ。
実は俺達のドッキリだったってわけだ。
敵を欺くにはまず味方からって言うだろ?
これでお前の演技じゃない、ナイスな表情が取れたってワケだ。
魅力的な主演女優に、魅力的な監督の特別出演。これは人気出るぞ?

「ふ、ううん。
 結局あれは全部偽者だったってことかぁ。つまんないわね。
 それにあんたら、理由はどうあれ、あたしを騙していたわけでしょ?
 詫びとして、今度喫茶店で、あんたら全員にパフェおごってもらうから、そのつもりでいなさい」

ふぅ。どうやら信じてくれたようだ。
偽者にしちまった本物の超能力者の連中には悪いが、これも世界平和とかのためだ。我慢してくれ。
俺達に安堵のため息が伝染していく中、ハルヒは高らかに声を張り上げ、ついでに拳まで振り上げて、こうのたまった。

「じゃあ、今からSOS団の本部に戻って、即編集よ!
 キョン、あんたは特殊効果と編集。いいわね!?」


――なぜか長門が記録していた一連の映像に、後付けで朝比奈さんのカットを挿入した「朝比奈ミクルの冒険・雪山宴会編」は、その構成のグダグダさにもかかわらず、
やたらとリアルな特殊効果(そりゃそうだ、本物なんだから)と朝比奈さんの魅力により、
なかなかに好評な結果を残すことができた。
ついでに、PCのMIKURUフォルダのバリエーションも増えたから一石二鳥っていうヤツだ。



これはめでたしめでたし、って言っていいのかね?

172 名前:名無し客スナイパーカスタム:05/01/14 09:50
>>290
 指に力を入れようとした、その時…人影が割って入って来やがった。

 『おい待て! 敵意もない、武器も持たない奴に銃を向ける奴があるか!』

 はん!プリンス…そりゃ、普通の人間に対してなら、それは道理。
 それでも今、俺が銃を向けてるのは、普通の人間じゃない。
 …そりゃ、ルルーみてぇな人間らしい悪魔に、銃なんざ向けたくねぇさ…。
 だが…だからっつって、立場上何もしねぇで引き下がるなんて事も出来ねぇんだよ。

 「…退いてくれ。」

 そう言って、ズレたサングラスの隙間から、軽く目配せをしたが―――
 …プリンスは、或る一箇所へ視線を向ると固まっていた。

>>288
 シ『なんて事しやがってくれますの!もし、引き金を引いてごらんなさい!
   主に成り代わって痛い目に遭わせて差し上げますわ!』

 …プリンスが固まった原因は、これか。
 固まって、片言気味に呟いているルルーの横で
怒号と共に、鎧を持ち上げるシェラ嬢ちゃん…ヤバイ匂いがプンプンする。

 「…あー、まぁ…出来る事なら、俺が引鉄を引いた後…
少しは、冷静になってくれてるとかなり…いや、滅茶苦茶有難い。」

 生命の危険を感じながら、それだけシェラ嬢ちゃんに言って、俺は引鉄を引く。



                                            ―――パンッ!

 …火薬の弾ける乾いた音と共に、ルルーの頭の上を音速で通過する、炎の弾丸。
 壁に着弾すると、発火…小さな穴を穿つ。
 ―――俺はそれを確認すると、銃をホルスターに収めた。


 現在地:1F廊下

173 名前:名無し客スナイパーカスタム:05/01/16 00:40
          ...,、 -  、
      ,、 '  ヾ 、    丶,、 -、
     /    ヽ ヽ  \\:::::ゝ
 /ヽ/   i  i    ヽ .__.ヽ ヽ::::ヽ
 ヽ:::::l i.  l  ト  ヽ  ヽ .___..ヽ 丶::ゝ
 r:::::イ/ l  l.  i ヽ  \ \/ノノハ  ヽ
 l:/ /l l.  l  i  ヽ'"´__ヽ_ヽリ }. ',  ',
 'l. i ト l  レ'__    '"i:::::i゙〉l^ヾ  |.i. l
. l l lミ l /r'!:::ヽ    '‐┘ .} /  i l l  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  l l l.ヾlヽ ゝヾ:ノ   ,     !'"   i i/ i<
  iハ l  (.´ヽ     _   ./    ,' ,' '  |
   |l. l  ` ''丶  .. __  イ          |
   ヾ!        l.   ├ァ 、        \_______
          /ノ!   /  ` ‐- 、
         / ヾ_   /     ,,;'' /:i
        /,,  ',. `  /    ,,;'''/:.:.i
       ハ '';,  ' , /   ,,,;'''/:.:.:.:.:.:',
       ,':.:.ゝ'' ,,,  ソ,,;;  ''''' ィ:.:.:.:.:.:.:./:.:.',
      ,':.:.:.l.:.丶/ハ‐‐ '":.:.:l.:.:.:.:.:.:./.:.:.:.:',

174 名前:名無し客スナイパーカスタム:05/01/19 13:21
スタートアップ

175 名前:名無し客スナイパーカスタム:05/01/21 21:34
「んー」

部活……というか、狭間での訓練の終わった後、あたしは一通の手紙を前に唸っていた。手紙、と言っても山百合の飾り枠の付いた封書だ。むろん開封済みなのだが……

「……あたしが、リリアンにねえ」

そう。
あたしの目の前にある封書は、リリアン女学園高等部生徒会――通称、山百合会からの招待状なのだ。
なんでも、お茶会への招待状らしい。
別にそれはそれで構わないのだけれど……一人で行くのも、ねえ。

そう思って何人かを選抜しようと思ったのだが……
まず、最初に考えたのはいずみ。
これは順当に通しよね。
亮は……保留。
で、次がマナちゃん……だけど、これは却下。
マナちゃん連れて行くと色々と濃い話題になりそうだし。
壮一……可もなく不可もなさそうだけど、見た目がアレよね。

「……消去法で、いずみと亮かな」

そう決めたあたしは、席を立った。

176 名前:名無し客スナイパーカスタム:05/01/21 21:40

「招待状、ねえ」

 半信半疑、と言うのが声に出た。
 当然と言えば当然だ。
 リリアンと言えば天下無双一騎当千のお嬢様学校じゃないか。

 しかも男子禁制。

「俺が行っても大丈夫なのか?」

 別に行きたくない、と言うわけでも無いんだが(むしろ禁断の花園を一目見て見たいというのは
思春期の青少年にとって当然の好奇心だと断言するッ!)、行ったはいいが変質者扱いなんてオチは
全力で拒否したい。

 チキンと呼びたくば呼ぶがいい。
占い師に会えば女難の相と宣告されるのは間違い無い俺にとって、安易に悪魔の誘惑に乗る事は
確実なる死を意味する!

『このチキン野郎!不甲斐ないぞ、貴様!』
『なんて言う腰抜けだ!!そんな羨ましい誘いを拒否するなんて、ボクには信じられない!!』

…なんだろう、ここに居ないはずの人間の声が聞こえる。

 でも、こいつら俺が行ったら行ったで『貴様、一人でいい思いしやがって!!』とか言うに決まってる。
たとえ新開さんがいずみ先輩一筋でも、そのいずみさんが一緒に行くからにはやっぱり言うだろう。

 とりあえず、日本には『君子危うきに近寄らず』と言う言葉があるんだ。
この誘いは無かった事に…

「なあ、鏡花。せっかk・・・」

 くだけど、ちょっと用事があるんだ。この誘いは無かった事に」と続けようとしたその瞬間、
鏡花と目が合った。
そして、俺はこれが決して断れない誘いであると言う事を理屈ではなく本能で理解した。

「快くお招きに応じさせて頂こうと思います」

結局、俺に出来るのは口でクソ垂れる前と後にSir!と付けかねない心境でそう言う事だけだった。

177 名前:名無し客スナイパーカスタム:05/01/21 21:57
追伸〜

 結局、「クソ、テメェだけイイ思いしやがってコンチクショウ!」と叫ぶモモに
 散々ヘッドロックを食らってその日の部活は幕を閉じた。

178 名前:火倉いずみ ◆IZUMIsjkws :05/01/22 05:49
リリアンお茶会 (またの名を 恋のスキルアップ!)導入

>鏡花ちゃん、亮くんのレスの後。

今日もこの街は平和です。

私たちの街、大津名市も…あの事件の後からは少しずつ平穏を取り戻しつつありました。
光狩と呼ばれる化生達が人の欲望を肥大させ、具現化させた世界を地上に作り上げるという
恐るべき計画。この街は当にその渦中にあった。ほんの一ヶ月くらい前までは。
でもね、その災厄は亮くん、鏡花ちゃん、三輪坂さん…不肖この私も含めた天文部のみんなの
力で、なんとか一応の解決を見たんだ。

そして今。
その戦いを通して成長したみんなは、それぞれの道を以前にも増してまっすぐに進んでいる最中です。
恋、スポーツ、趣味に、勉強…。
勿論火者としての役割についてもまだまだ私たちの季節はこれからなんだ。

かく言う私も、第一志望の短期大学への進学に向けて日々、勉学に努力しつつあるつもり。
今だって放課後の部室の片隅、一人で黙々と参考書と格闘しているのでした。
数学Uの参考書を一ページずつめくり、練習問題の解法を一つ一つ頭に入れる為、手と目が必死に動きます。
今の時点で既に3時間以上は粘っていたよ。
でもね…やっぱり相手は厳しかったの。
シャープペンシルを動かす音が止まってから早10分。けれどもその10分にはめぼしい戦禍は全然なし。

私の左側でポット代わりの三角フラスコから、ぽこぽこ湯気が沸き立っている。
その音だけがリアルで私はちょっと悲しくなってきた。
家から持参したマグカップ(ミスタードーナッツのおまけのヤツ)にそこからお湯を注いで
リプトンのティーバックをゆっくり入れた。今日、既に6杯目のお茶。もっと多いかもしれない。
普段は殆ど入れないけれど、そこにスティックシュガーをきっちり入れて…
それからぐるぐるかき混ぜた。

わたしは実に困っていた。数式は神代文字よりも謎に満ちているってつくづく思う。
ぐるぐるぐるぐる。
数式は私の空の頭の中を所狭しと駆け回る。
その時に、なぜか小さい頃に友達から借りた漫画の一部が思い出された。

『傑作。αがβをκらったらεした。それはどうして?だって』

…どうしてなの?わたしは今でもその答えは出せていない。教科書をぱさりと伏せて、いつもの癖で
鼻歌なんかを歌いだしちゃった。出ました。必殺いつもの現実逃避。

「♪そーれがどうしーたーぼくどらえーもー」

がちゃ。

「ん」。そんな懐かしい歌を遮るように、部室隅の備品器具庫を片して勝手に作った自習スペース
のドアが開いた。ツーテールの髪と少し切れ長のすんだ瞳。天文部員で親友の鏡花ちゃんだ。

179 名前:火倉いずみ ◆IZUMIsjkws :05/01/22 05:52
>>178  続き。
 少し呆れたような顔をして鏡花ちゃんは、私に事と次第を説明してくれた。
その鏡花ちゃんを見て。
やっぱり彼女は制服でも変わらず、細かいところでおしゃれで可愛いなーって思いしらされる。。
 そして今更ながらに考える。─────これはマズイ。
私は最近ちょっと女の子としていけない気がする。
視線が傍のお茶用ビーカーにとか、自分の体。とりわけ少し寒くなってきたから履いた、もこもこの靴下とか、
体育用のずんどうで原色のジャージとかに行ってしまう。
・・・・・・・・・・・・・(≧−≦*)
 リリアン女学園。そこはすごく有名な…明治時代からずっとかわらないセレブなお嬢様学校なんだって。
清楚で丁寧な女の子達が粛々と歩く学び舎。
そこは当然、横断歩道を焦って渡ったり、授業中にお寝坊する生徒なんか全然いる由もないんだろう。
───うん。それは、絶対に行ってみたい!!

「ええ、是非ご一緒しましょう、鏡花さん」

物事はまず、形から。
 目と口の形を整えて、背筋を伸ばして「にこ」と微笑む。
そう、この作戦は名づけて「リリアンタイム 恋のスキルアップ」。
 マコトからは「嬢」なんて呼ばれている私だけれど。
そこで私は本物のお嬢様たちを観察して、もっと女の子らしさを磨いて来ようと決心したのでした。
なんといっても、その…亮くんも一緒に行くんだし、ね…。

180 名前:名無し客スナイパーカスタム:05/01/22 17:08
書き込みテスト

181 名前:名無し客スナイパーカスタム:05/01/23 06:03
>>295
突然の闖入者が、”達人”の羽村さんを瞬く間に打ち倒す。
これは――今まで羽村さんが懲らしめてきた暴漢のお礼参り!?

覆面しているのがそれっぽい。
だけどでもプロレスラーだし、覆面しているのが正しいのかしら。

というか、ここ2階なんだけど。
ああでもルチャドールなんだし、空中殺法でなんとかなるのかしら。

いやいや、そうじゃなくて――
などと慌てる私の前で、

>>296
なんでもなかったかのように振舞う志摩子さん。

・・・ありがと、志摩子さん。おかげで落ちついたわ。脱力したともいうわね。

えーと。一応、確認しとこうかな。

「鏡花さん、いずみさん。これって事件なのかしら?」

182 名前:名無し客スナイパーカスタム:05/01/23 06:11
>>
つまり、今回のお茶会の教訓は・・・

二股は良くないってことね。
アレが最後のしっと・ザ・マスクとは思えない。
二股をする者がいる限り、第2・第3のしっと・ザ・マスクが現れるに違いないわ。

祐巳さんも、はっきり決めないとね?

183 名前:名無し客スナイパーカスタム:05/01/23 06:23
「あれ? どうしたの2人そろって? 二人揃ってなんて珍しいね」(*^-^)ニコ

to be countinued......?

184 名前:名無し客スナイパーカスタム:05/01/23 06:27
>>295
……いや、ちょっと待て。
あまりの早業にツッコミ入れ損ねたけどちょっと待て。

あ ん た た ち 何 や っ て る 。

とは言え、既に奴らは疾風のように去った後。
部室に戻ってからとっちめるしかないわね。

>>296
「ええ、でしたら頂けますか? 喉が渇いてしまって」

>>297
「事件? 何事かありましたっけ?」


平然と。
あれよあれ、こんなところで慌てるようなはしたない真似するわけにいかないものね。

そして、何事もなく・ ・ ・ ・ ・お茶会は幕を閉じた。

185 名前:名無し客スナイパーカスタム:05/01/23 06:29
「あれ? どうしたの? 二人揃ってなんて珍しいね。」(*^-^)ニコ

to be countineud......?

186 名前:名無し客スナイパーカスタム:05/01/23 06:34
 突然の闖入者に騒然とするリリアン女学園。
 その校舎から僅かに離れた場所に立つ、通称「薔薇の館」を見上げる二つの――いや、
重なり合っているので一つと表現するべきか――影があった。

「ちょ、いいですこと、可n……しっとマスク1号さん?」
「分かっています、瞳k……しっとマスク2号さん」
「今回のことはあくまでも双方の目的、利害が一致しただけですから」
「言われるまでもありません。t……しっとマスク2号さんとはこのような形で協力する
とは思っていませんでしたが」

 被りものをしている上に声を潜めているため、聞き取りにくいはずだが、何故か二人の
意思疎通は無事に行われているようだ。
 しっとマスク1号、と呼ばれた長身の影は長い黒髪を赤いマスクから垂らし、しっとマ
スク2号と呼ばれたレースのラメ入りマスクの端から巻き毛を覗かせている小柄な影を、
背中合わせに背負っている。

「でも、本当にこのようなことで祐巳さまの目を覚ますことができると?」
「仕方がありませんわ。祐巳さまは鈍感だから、これくらいしないとお解りにならないの
ですわ」
「……私が言っているのは、今のこの可笑しげな体勢のことです」
「ふっ……分かっていませんのね、可南……しっとマスク1号さん。これは長身で力のあ
るあなたと、小柄ではありますが演技力に優れたこの私との由緒正しいツープラトン技な
のですわ」

 しっとマスク1号の背で胸を反らせながら、しっとマスク2号は答える。
 ……それはそれで参考にしたものがおかしい気がするが。

「では行きますわよ、可南子さ……しっとマスク1号さん」

 心なしか、マスクから覗く巻き毛がくるくると回転したように見えた。

『ドリル順回転、とっか―――ん!』

 見事にかけ声をユニゾンさせながら「薔薇の館」の扉を開け放つと、一つになった影は
古い階段を暴走する機関車のように駆け上った。


187 名前:名無し客スナイパーカスタム:05/01/24 23:22
ミラージュ・コロイド散布……!

188 名前:名無し客スナイパーカスタム:05/01/28 09:47
テスト

189 名前:名無し客スナイパーカスタム:05/01/28 09:47
test

190 名前:名無し客スナイパーカスタム:05/01/28 10:33
てすと

191 名前:名無し客スナイパーカスタム:05/01/28 11:12
test

192 名前:千鳥かなめ ◆Kana/lWMBI :05/01/29 05:41
>>948

と、何やら茫然自失としているエンジェランちゃん。
何やら気に病んでるようだけど……この手のタイプはどーにも気にしなくていいことを気にするからね。
ま、一つ励ましときましょ。

「ねえ、エンジェランちゃん? ――」

そう言って、その冷たい手を掴んだ時。


――来た。


(しまっ――)

思考は一瞬、しかしその一瞬はもう遅い。
気づくべきだった、フェイ・イェンちゃんの姉なら、同じようなことが起こるかもしれないって。
けどもう遅い、もう駄目、<囁き>? <共振>? 流れ込んでくる、
彼女の思考が、彼女の想いが、
二つの心の境目がなくなる、あたしがわたしに、あなた、わたし、あたし、……


―――冷たい。
冷たい冷たい、暗い、何もない、一人、
出たい、ここは氷、氷の牢獄、



―――わたしの周りには誰もいない
―――あたしの周りには誰もいない、だってあたしのことなんて完全な異物だから

―――わたしの力を欲する者がわたしを取り囲む、わたしはあなたの人形でも奴隷ではない
―――あたしの力が欲しいだけなんだ、こいつらはあたしとは違う、あたしは人間として見られてない

―――見える、終末の業火、誰も知らない、けれど誰もが予感している滅びの風景
―――街が焼かれる、あたしの居場所が。そう、分かってたのに目をそらしてた、これはあたしへの報い

―――わたしはひとり、冷たく一人。わたしは……戦いたくない
―――そう、あたしはずっと一人だった。もう強がれないよソースケ。もう戦いなんていや


氷の牢獄にあるのは冷たさだけ。
孤独、暗い、昏い。寒い。
そこには何もない……

あやめファイユーブ!?

見えた、暗闇の氷の中の一つの光。
そう、あたしは、わたしは、まだ諦められない。

わたしは、ううん、あたしは、思い出す。
あやめが生まれた日のことを。
みんなが喜んでた。あたしも嬉しかった。あたしと韻を踏む、「あやめ」って名前をつけられて。
死んだ母さん、あの頃は仲良かった父さんと一緒に遊んだ日。

そう、どんな時でもいてくれた味方。
ソースケや、キョーコみたいに、でももっとずっと、生まれた時から。
だからあたしは―――――



そこであたしの意識は戻った。
今のは夢?
だけど、あの全てを埋め尽す暗闇は、そして全てを焼き尽くそうとする炎は、覚えている。
でも、そのうち忘れるだろう。
だから言わなくちゃ。これだけは。


「エンジェランちゃん……ううん、アイスドール。
 あなたは愛されてる。心配してくれる妹も、友達もいる。それに――それに、あなたのお父さんも。
 お父さんはこう言ってた、あたしは確かに聞いた。


 あなたは望まれて産まれてきた子だ


 って」


うん、一番大事なこと。
あたしがあやめを見た時に気づいたこと。
あたしもこうやって、喜ばれて産まれてきたんだな、って。

そして、忘れちゃいけないんだ。絶対。
辛くて、自分なんていないほうがいい、そう思った時に。
思い出さなきゃいけないんだ。
自分を望んでくれた人がいたことを。

ありがと、あやめ。
大事なことを思い出したよ、あたし。

――うーん、やっぱり妹っていいもんよね。
今日あたり、電話こっちからかけてみようかな?



                     (退場)

193 名前:名無し客スナイパーカスタム:05/01/31 09:39
>>633
――――ふむ。ふむふむ。

つまりアレか。
君は人の感動を完膚なきまでに破壊する事に楽しみを見出す人種、と見て取ってもよろしいかな?
君が知っているかどうかは知らんが、つい昨日、我々は一周年を迎えたばかりでね。
いい機会だから初心に還ろうと、

人が、
     わざわざ、
          名を隠してまで、


貼り付けたというのに、それを君は破壊してくれた訳だ。

何故名を隠していたか、などと訊くなよ。
トリップ貼り付けが面倒だったからといった理由では断じてないが、
こんな身でも色々と捨ててきたモノがあってね。
それらを無碍にする事も出来んし、かといって現状に甘んずるつもりもない。
そういった板挟みの結果としてこのような形を取った訳だが―――

まあ今更言った所で始まらんか。
釣り上げられてしまったという現実結果がある以上、何を言っても無様でしかない。

お心遣い痛み入る。
その期待を裏切れるよう努力しよう。


ああ、場の掟に従わねば現界は許されなかったな。
では―――



「『――――たわけが。

    その身をれ、アルクェイド・ブリュンスタッド633


                      ―――ネロ・カオス(真月譚月姫漫画版第二巻)」

194 名前:名無し客スナイパーカスタム:05/02/01 22:27
加藤「委員長、またですか。」
善行「ええ、またです」
加藤「ウチも経験者やからわかるけど、結構きついで。2時間勝負は、それに今回は」
善行「ああ、彼女が来たようですね。加藤戦士、ヘルメットと安全靴の用意を。」
加藤「シールドは?」
善行「…一応装備しておきますか。」

コンコン


善行「お入りなさい」
??「は、はいっ、失礼します。
    き、今日は特別命令と言うことガンッ(でぇっ)
(屋内にも関わらず、どこからとも無くタライが落ちてくる)

195 名前:名無し客スナイパーカスタム:05/02/03 21:56
  超獣化兵5人衆がデカベースに突入し、巧がボスキートと激突する前頃…

          …グシャ!!(ふと、誰かが放り捨てた弁当の食べ残しを踏んだ)

!!
何か厭な予感がする…!!

>超獣化兵5人衆
お前達はクロノスの…!
どんな風の吹き回しか知らないが、手を貸してくれるのか。助かるぜ!

しかし、晶君が知ったら激しく驚くだろうな。まさか嘗て自分が戦った相手が
生きててその上共に戦ってくれるなんて…

>乾巧
ああ、初めまして。君が555・乾巧…こんなとこで会えるとはね。

俺の掴んだ平和は殆どあいつを踏み台にして得たようなものだからな。
あいつへの弔いの為にも、この地上の平和という夢は必ず成し遂げたいと思ってる…

君がその親友から受け継いだ夢…人とオルフェノクの共存、だったろ?
お互い描いた夢は果てしないな。けど、信じて貫けば必ず…叶うさ。
そう思うだろう?君も!「仮面ライダー555」!!

ポレポレは…手が空いたらいずれ顔を出すよ。
俺も常々まだ会ったことの無いライダー達に会って色んな話をしてみたいと思ってたところだしさ。

>>312
ついに動き出したか、クライシス帝国…!

言った筈だダスマダー。

俺達が欲しいのは誰もが自由に生きられる…
ありとあらゆる生命が調和して生きていける平和だ!
支配者など必要無い!!

どんな手で立ち向かってこようと、貴様らは俺が…いや、俺達が必ず叩き潰す!!

196 名前:名無し客スナイパーカスタム:05/02/04 10:15
テスト

197 名前:名無し客スナイパーカスタム:05/02/24 02:48
           /`ヽ、        ̄ ̄ ̄       _,.:‐::´\
          /:::::::::::::::``:::ー──------───:::"´::::::::::::::::::\
           /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
        /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
        ,':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
        l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l

198 名前:名無し客スナイパーカスタム:05/02/25 01:53

「完全な――人間とは、なんだと思う」
「はぁ?」
「……意味するまでもなく意図するまでもなく、言葉通り、即ち無欠、欠ける部分のない、標
本となるべき、道標となるべきものだ。違うか?」
「……そうは思わねぇけど」
「完全であるのなら――それはそう呼ばれる対象が、あらゆる欠損がなく、弱さもなく、状況
も指定しない。不変で、普遍だ。だが――」
「無理だろ、そんなの」
「そう、無理だ。人間の仕組みを考えれば――物を食んで水を啜り、エネルギーに変えなけ
れば生きていけない。無為に殺し、無為に喰わなければ生きられない。それが人間だ。"社
会"というシステムを組み上げた人間は、更に多くを殺す。喰いもしない量の動物を殺し、必
要量を弁えずに商品としてサイクルさせるようになった――それは、人間が作る、人間のシ
ステムだ。文明を築き上げた理由でもある。もはや殺すのを止められない。"家畜"等という
概念を作り出した動物は、後にも先にも人間だけだ。肉を喰う為に飼育し、時が来れば屠殺
する。考えればこれほど怖気が奮うこともないが、誰も彼もがそれを容認している。
 ――そんな目で見るな。戯言だ。私が幼い頃に感じていたただの矛盾だ」
「……今でもガキのクセに」
 鼻で笑って云ってやった。
 セシルが「じろり」と露骨にこちらを睨む。
「もう十五だ。日本の法律で言えば来年には結婚できる……」はっとそこで気付いたように
首を振り、セシルは「そ、それでな」と接いだ。「……完全、そう、完全だ」
「……居ないってお前、自分で言ったろ」
「居ない訳じゃない。完全は――完全な完全、というのは確かに不在だが」
「言葉遊びじゃねーか……」
「ふふ、悪い。そういうつもりではないんだが……」
 手櫛で髪を整えると、セシルは立てた片膝の上に手を置いて視線だけをこちらに向ける。
モデル雑誌から切り抜いてきたようなシーンだった――が、修道服と雑然とした部屋のせい
で否応無くアンバランスが際立つ。

「……完全は存在しない――だが、限りなく完全に近い、完璧な存在は――あると思うか」
「何を基準にするか、じゃねーのかな……ドリーム・シアターの"イメージ・アンド・ワーズ"、
トゥールの"ラタララス"、ミルトンの"失楽園"、それから――まあ、割とあるさ、それなら」
 くすりとセシルは笑う。笑って、続けた。
「そうだな。ダンテの神曲、モーツァルトのレクイエムに……」
「レクイエムとクレドは未完成じゃなかったっけ?」
 確かに――セシルは呟く。だが、と続けて。
「あれは……そうだな。未完成の完全、という奴かもしれない。……あれで完全。受け継が
れた楽譜を、ジュスマイヤーが、後世の作曲家達が歴史に変えた……不完全だったから
こそ、完全となった」
「完全なままだったら完全じゃなかった……って? ふん。どうだかな。モーツァルトはマジ
で天才だったと思うぜ。確か昔、フィーが言ってたよ。モーツァルトの寿命があと二十年長
ければ、音楽の歴史が変わってた――ってさ」
「……それも間違ってはいないだろう。稀有な例だ。モーツァルトの天才性も、ダンテもミル
トンのそれも。だが――受け継ぎ、形にするのは、人間にとってはあまりに当然で、それ故
に動物としては稀有な例なんだ」
「ふん、そいつはまあ……」
 個人の天性――才能、在り方、極端に言えば存在。
 天性。
 天才。
 飛び抜けた資質は時に、個人の枠を越えて広範囲に影響を及ぼす。多岐に渡って支援
者を作り、崇拝者を生み出す。だからこそ崇められ、だからこそ尊ばれた。
 聖人も――英雄も。聖ゲオルギウスもペルセウスも、聖カタリナもナポレオンも、極論す
れば天才だったのだ。ピタゴラスのように、プラトンのように。ヒトラーは時代が排斥した天
才で、しかし天才だからこそ、稀代の悪人となった。
 飛び抜けた個人は――しかし、個人でしかない。
 動物全体のサイクルから見れば、知識と技術を集積し記録し、次代に全てを繋げていく
ことのできる動物は正しく、種としての天才だ。奇跡と言い換えてもいい。
「……だが、だからこそ私達は個人としての完全を求めた」
「達?」
 

199 名前:名無し客スナイパーカスタム:05/03/01 20:29
書き込みテスト

200 名前:名無し客スナイパーカスタム:05/03/01 20:44
さて、これからまた闘技場ア レ ー ヌで試合があるが……
その前の準備運動がてら、レスを返させてもらおうか。

>>14 自分が引っ越し祝いを贈るとしたら?
>>13とは逆に、こちらが贈る立場だった場合か。そうだな……
暗殺目的なら、やはり対人殺傷力の大きいブービートラップを仕込んだものだな。

使うものとしては、やはり指向性の小型爆薬――
それもベアリングや釘などのつぶてを仕込んだものが望ましい。


いくら暗殺目的とはいえ、無闇に被害を拡大するような大威力の爆弾や
毒ガスの類は好ましくないからな。無駄な大量殺戮など論外だし、後者だと後始末も大変だ。
ガスを封入するなら、それよりも睡眠効果のあるガスのほうが
手間も増えるが融通も利いて―――どうした、妙な顔をして?


……む、普通に引っ越し祝いをする場合か。
だったら……やはり無難に、必要物資や食料のような喜ばれるものが妥当だろうな。
本来なら先方の欲しがっているものがベストだろうが、面識がなかったりして
そうしたものがわからない場合なら、少なくともそちらの方が無難だろう。

>>15 一番守りたいものはなんですか?
……千鳥かなめ。彼女の、笑顔だ。

ほかにも――
俺を、少しは人間らしくしてくれた東京での生活。
学生生活という楽しい時間をくれた陣代高校。 一年間の間一緒に机を並べ、心を許せた級友たち。
力になってくれた<ミスリル>。 幼少から頼りにしてきた養父。
背中を預けるに足る、信頼できた戦友たちも。
そして最強の相棒・アル――<アーバレスト>も。

俺にとって大事だったもの、守りたかったものは、みんな奪われた。
……だから。
今度はそれを、その中でも一番大事だった彼女を、取り戻す。それだけだ。

>>16 古今東西悪の栄えたためしはありませんか?
本来なら、「ない」と答えたいところだが……現実はそう甘くはない。
実際にいまのこの世にも<アマルガム>をはじめ、様々な“悪”といわれる連中が我が物顔でのし歩いている。
そして、そいつ等を一つでも多くつぶすために<ミスリル>があったのだが――その<ミスリル>も、既に壊滅した。

……ただ、それでもやられっぱなしでいるつもりはない。
いまはまだ何もないが、それでもいつか力を蓄え、必ず連中に……<アマルガム>に一矢報いてみせる。
武器がなければ、ないなりにどこまでも戦ってやる。そして、かならず彼女を連れ戻す。

>>17 きわどい水着のアクアまだー?
>>18 無敵フォ…もとい、鉄のヒューゴまだー?
……そう急かしても、それほど効果はないと思うぞ。
来るときは来る。そう信じて、今は待つことだ。


……そういえば、この間は第三次スーパーロボット大戦αの情報公開がされたばかりだったな。
まだ出られると決まった訳ではないが……バイモルフにいちおう祝辞を述べておこう。
バーチャロンの参戦、おめでとう。

>>22 ガデム艦長
……ジオン軍の補給艦? 祝辞はありがたいが、なぜ…?
補給艦の艦長と言う事だったな、あんたは。
なら……実際に補給を受けさせてもらえるのか?

――だったら、戦える機体を一機こちらに回してもらえないだろうか?
M9<ガーンズバック>やZy-97<シャドウ>などが理想だが、この際贅沢は言わん。
M6でも、<ミストラルII>でも、Rk-92<サベージ>でもいい。なんだったらモビルスーツでも一向に構わん。
とにかくいまは、奴らと戦えるだけの力が少しでも必要なんだ…!

>>26 瞳の青い白人
……なんだお前は。 紅の知り合いだと?

――闘技場に立ったからには、か。奇遇だな。
いまは俺も、そちらと同じように闘技場で戦って金を稼ぐ身分だ。生身とASの違いはあるが。
それで、戦うのならどうするか、だったな?

だったら、審判がこちらの勝利をコールするまで。そこまでだ。
無駄に殺生をするつもりもないし、第一我が『クロスボウ』は金銭的にもあまり豊かではないからな。
余計な機動で燃料の消耗や機体の破損を増やすなど、それこそ愚の骨頂というものだ。

>>32 高名な写真家に写真を撮ってもらうとしたら
写真家、か。 これまた奇遇だな。
高名というわけではないが、俺たち『クロスボウ』にもそういう人物が一人いる。
AS闘技場の取材にナムサクへ来た、出資者パ ト ロ ンも兼ねてくれているフォト・ジャーナリストのミシェル・レモンだ。

それで、シチュエーションやポーズに関してはどうこう言うつもりもない。
それ以前に、彼の取材対象を考えれば撮るものはおのずと決まってくるはずだ。

それと用途のほうだが……彼の目的のままで、構うまい。
俺は本名を彼に明かしているが、実名報道されたところでもう痛くも痒くもない。
どの道東京には戻れないんだからな。
それより……<ミスリル>でも<アマルガム>でもいい。
そのレモンの書くだろう記事で、俺の存在に気づいてくれれば御の字だ。
前者なら仲間と合流できるし、後者でも奴らの足取りをつかむ糸口になるからな。

>>23 千鳥


基地の一室に届けられていたビデオテープ。
なんだろうといぶかしみながら、ビデオデッキに入れて再生してみる。

『ちーっす!
 新基地設立、おめでとーございまーすっ!』

いまはもういない彼女からの、ビデオレターだった。内容は新基地への祝辞と質問。
こんなものを、ここに届けてくれていたんだな……。
なおも再生され続ける映像を感慨に耽りながら見ていると―――

『――ここにいる人の多くが、軍事用やそれに近いロボットに乗ってる人達だと思うけど。
 その戦いの中で、関係ない一般人を巻き添えにしちゃったりする時ってあるよね?
 そーいうの、どう思う?



世界が、凍りついた。
心臓を、わしづかみにされた気分だった。

201 名前:名無し客スナイパーカスタム:05/03/01 20:48
脳裏に、戦場となった東京の光景がフラッシュバックする。

                  突如叩き壊された、平和な日常。
『――そろそろ、無理だと思うよ』
林水先輩が重苦しく告げる、予言じみた忠告。
                      千鳥の部屋での、レナードとの邂逅。

       大挙して追いかけてくる、<アラストル>と敵兵の大群。

                ミサイルの直撃を受け、火達磨になって公園に墜落するペイヴ・メア。

                     手榴弾の破片をうけ、泣き叫ぶ通りすがりの中学生。
 縛り上げられ、爆弾を仕掛けられた常盤。
                          絶望してしまった、千鳥。

             ASの戦闘に蹂躙される、見慣れた泉川の町並み。

                       踏み潰される、皆でよく行ったドーナツ屋
 叩き折られる、通学路の桜並木。
                    流れ弾で消し飛ぶ、学校御用達のパン屋の軽トラ。

                  戦火に染まる、陣代高校。
『あたし、なにも知らずに死にたくない』
                    『あなたが来てからだよ。なにかおかしくなっちゃったのは』
   血にまみれて倒れたまま動かない、常盤。
                              なす術もなく、一方的に破壊される<アーバレスト>。

  飛び去るレナードの機体の手の上で遠ざかっていく、千鳥の姿。

                 そして、敗戦。
                               誰も出てこない、<ミスリル>の無線。
  恐怖と怒りの視線で、俺を見る陣高の学友たち。
                        俺を見たとたん身をすくませた、担任の先生。

   『そういうことやって巻き込んで、何とも思わなかったのかよ!?』


目を真っ赤に腫らして、俺を責める小野寺。


『てめえ、なにしにここ来やがったんだよ!? おもしれえのかよ!? とっとと失せやがれよ!』


202 名前:名無し客スナイパーカスタム:05/03/01 20:52
脳裏に、戦場となった東京の光景がフラッシュバックする。



                  突如叩き壊された、平和な日常。

『――そろそろ、無理だと思うよ』
林水先輩が重苦しく告げる、予言じみた忠告。
                                  千鳥の部屋での、レナードとの邂逅。

       大挙して追いかけてくる、<アラストル>と敵兵の大群。

                                ミサイルの直撃を受け、火達磨になって公園に墜落するペイヴ・メア。

                              手榴弾の破片をうけ、泣き叫ぶ通りすがりの中学生。

縛り上げられ、爆弾を仕掛けられた常盤。

                          絶望してしまった、千鳥。



             ASの戦闘に蹂躙される、見慣れた泉川の町並み。

                       踏み潰される、皆でよく行ったドーナツ屋

 叩き折られる、通学路の桜並木。

                               流れ弾で消し飛ぶ、学校御用達のパン屋の軽トラ。

                  戦火に染まる、陣代高校。


『あたし、なにも知らずに死にたくない』

                                『あなたが来てからだよ。なにかおかしくなっちゃったのは』


    血にまみれて倒れたまま動かない、常盤。

                              なす術もなく、一方的に破壊される<アーバレスト>。


               飛び去るレナードの機体の手の上で遠ざかっていく、千鳥の姿。



                 そして、敗戦。
                               誰も出てこない、<ミスリル>の無線。

  恐怖と怒りの視線で、俺を見る陣高の学友たち。

                          俺を見たとたん身をすくませた、担任の神楽坂先生。

   『そういうことやって巻き込んで、何とも思わなかったのかよ!?』


目を真っ赤に腫らして、俺を責める小野寺。


          『てめえ、なにしにここ来やがったんだよ!? おもしれえのかよ!? とっとと失せやがれよ!』


203 名前:名無し客スナイパーカスタム:05/03/01 20:55
脳裏に、戦場となった東京の光景がフラッシュバックする。



                  突如叩き壊された、平和な日常。



                   『――そろそろ、無理だと思うよ』
林水先輩が重苦しく告げる、予言じみた忠告。                                  千鳥の部屋での、レナードとの邂逅。

       大挙して追いかけてくる、<アラストル>と敵兵の大群。

                                ミサイルの直撃を受け、火達磨になって公園に墜落するペイヴ・メア。

                              手榴弾の破片をうけ、泣き叫ぶ通りすがりの中学生。

縛り上げられ、爆弾を仕掛けられた常盤。

                          絶望してしまった、千鳥。



             ASの戦闘に蹂躙される、見慣れた泉川の町並み。



                       踏み潰される、皆でよく行ったドーナツ屋

 叩き折られる、通学路の桜並木。

                               流れ弾で消し飛ぶ、学校御用達のパン屋の軽トラ。



                  戦火に染まる、陣代高校。




『あたし、なにも知らずに死にたくない』

                                『あなたが来てからだよ。なにかおかしくなっちゃったのは』


    血にまみれて倒れたまま動かない、常盤。

                              なす術もなく、一方的に破壊される<アーバレスト>。


               飛び去るレナードの機体の手の上で遠ざかっていく、千鳥の姿。



                 そして、敗戦。


                               誰も出てこない、<ミスリル>の無線。

  恐怖と怒りの視線で、俺を見る陣高の学友たち。

                          俺を見たとたん身をすくませた、担任の神楽坂先生。

   『そういうことやって巻き込んで、何とも思わなかったのかよ!?』


目を真っ赤に腫らして、俺を責める小野寺。



『てめえ、なにしにここ来やがったんだよ!? おもしれえのかよ!? とっとと失せやがれよ!』



              ―――ぼろぼろの校舎にこだまする、悲痛な絶叫――

204 名前:名無し客スナイパーカスタム:05/03/01 20:58
脳裏に、戦場となった東京の光景がフラッシュバックする。



                  突如叩き壊された、平和な日常。



                   『――そろそろ、無理だと思うよ』
林水先輩が重苦しく告げる、予言じみた忠告。
                                   千鳥の部屋での、レナードとの邂逅。

       大挙して追いかけてくる、<アラストル>と敵兵の大群。

                    ミサイルの直撃を受け、火達磨になって公園に墜落するペイヴ・メア。

                                      手榴弾の破片をうけ、泣き叫ぶ通りすがりの中学生。

縛り上げられ、爆弾を仕掛けられた常盤。

                                     絶望してしまった、千鳥。



             ASの戦闘に蹂躙される、見慣れた泉川の町並み。



                       踏み潰される、皆でよく行ったドーナツ屋。

 叩き折られる、通学路の桜並木。

                               流れ弾で消し飛ぶ、学校御用達のパン屋の軽トラ。



                     戦火に染まる、陣代高校。




『あたし、なにも知らずに死にたくない』

                                『あなたが来てからだよ。なにかおかしくなっちゃったのは』


    血にまみれて倒れたまま動かない、常盤。

                              なす術もなく、一方的に破壊される<アーバレスト>。


               飛び去るレナードの機体の手の上で遠ざかっていく、千鳥の姿。



                 そして、敗戦。


                               誰も出てこない、<ミスリル>の無線。

  恐怖と怒りの視線で、俺を見る陣高の学友たち。

                          俺を見たとたん身をすくませた、担任の神楽坂先生。

   『そういうことやって巻き込んで、何とも思わなかったのかよ!?』


目を真っ赤に腫らして、俺を責める小野寺。



『てめえ、なにしにここ来やがったんだよ!? おもしれえのかよ!? とっとと失せやがれよ!』



              ―――ぼろぼろの校舎にこだまする、悲痛な絶叫――

205 名前:名無し客スナイパーカスタム:05/03/01 21:00
脳裏に、戦場となった東京の光景がフラッシュバックする。



                  突如叩き壊された、平和な日常。



                   『――そろそろ、無理だと思うよ』

林水先輩が重苦しく告げる、予言じみた忠告。

                                     千鳥の部屋での、レナードとの邂逅。

       大挙して追いかけてくる、<アラストル>と敵兵の大群。

                    ミサイルの直撃を受け、火達磨になって公園に墜落するペイヴ・メア。

                                      手榴弾の破片をうけ、泣き叫ぶ通りすがりの中学生。

縛り上げられ、爆弾を仕掛けられた常盤。

                                     絶望してしまった、千鳥。



             ASの戦闘に蹂躙される、見慣れた泉川の町並み。



                       踏み潰される、皆でよく行ったドーナツ屋。

 叩き折られる、通学路の桜並木。

                               流れ弾で消し飛ぶ、学校御用達のパン屋の軽トラ。



                     戦火に染まる、陣代高校。




『あたし、なにも知らずに死にたくない』

                                『あなたが来てからだよ。なにかおかしくなっちゃったのは』


    血にまみれて倒れたまま動かない、常盤。

                              なす術もなく、一方的に破壊される<アーバレスト>。


               飛び去るレナードの機体の手の上で遠ざかっていく、千鳥の姿。




                         そして、敗戦。



                               誰も出てこない、<ミスリル>の無線。

  恐怖と怒りの視線で、俺を見る陣高の学友たち。

                          俺を見たとたん身をすくませた、担任の神楽坂先生。

   『そういうことやって巻き込んで、何とも思わなかったのかよ!?』


目を真っ赤に腫らして、俺を責める小野寺。



   『てめえ、なにしにここ来やがったんだよ!? おもしれえのかよ!? とっとと失せやがれよ!』



              ―――ぼろぼろになった校舎にこだまする、悲痛な絶叫――

206 名前:名無し客スナイパーカスタム:05/03/01 21:03
……我に返ったときには、既に画面は砂嵐に変わっていた。

あの光景と彼等の悲痛な声が呼び起こされるたびに、胸が締め付けられる。

            ――俺を、責めているのか?

ブラウン管の向こうの、千鳥のあの質問。
表情は特に含むところのない無邪気なものであったのだが、その言葉の一言一言が、俺には重かった。
彼女の言葉通りに、俺は最悪の形で、無関係な者たちを巻き込むことになってしまったのだから。


彼女の言葉を自分への戒めとして心にしまいこみ、俺はここにはいない彼女に答えた。

「……痛恨の極みだった。 正直、彼等には詫びる言葉も思いつかない。
 だから――金輪際あんなのは御免だ。 もう、無関係な人間を巻き込んで傷つけたりはしたくない…!」


「サガラーっ!? 何してんの、そろそろ出番よ!」
ナミの声だ。もう次は俺の試合らしい。

――そうだ。 彼女達も、巻き込んだりはできない。
馴染みこそしたが、ある程度したらナムサクを――『クロスボウ』を離れる潮時も考えねば。

そんな事を脳裏に考えつつ、俺は闘技場ア レ ー ヌのパドックへ向かった。

207 名前:あぼーん:あぼーん
あぼーん

208 名前:BMG ★:05/03/13 03:31
キャップテストです。

209 名前:名無し客スナイパーカスタム:05/03/16 15:14
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210 名前:名無し客スナイパーカスタム:05/03/16 15:15
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211 名前:名無し客スナイパーカスタム:05/03/16 15:17
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