『ワシントン・ポスト』に、最も権威ある科学本の賞とされる「Royal Society Prize For Science Books」の最終候補作が決まったというニュースがあった。その中に『DECODING THE HEAVENS』という本があるのだが、副題が「Solving the Mystery of the World's First Computer」となっている。「the World's First Computer=世界最初のコンピュータ」とは聞き捨てならないではないか。
そんなに凄い機械を、古代ギリシャの人たちは、いったい何のために作ったのだろう? このあたりの詳細は、『アンティキテラ』(DECODING THE HEAVENS)をご覧いただくのがよいわけだが、それは、現在のコンピュータのように実利的な目的のために作られたとは、考えにくい内容である。著者らが結論づけているのは、コンピュータを作ること自体が、彼らにとって「神に近づく」ことだったのではないかというのである。
Windows 7のリリース候補版(RC)を試用してみたい人々は、8月15日までに、コードをダウンロードしなければならない。8月15日以降も、すでにダウンロードしてあるRC版のコピーをインストールすることは可能であるものの、Microsoftのウェブサイトから、新たにコードをダウンロードして取得するのは難しくなる。
「Ho229の設計を率いたのは、元々はグライダーの設計者だった三男のライマール・ホルテンだ。空気抵抗の削減と性能の向上を突き詰めていく中で、全翼機のデザインばかり考えるようになった」と、アメリカのフロリダに拠点を置く航空歴史学者のデイビッド・マイラ氏は話す。マイラ氏は、1980年代初頭からホルテン兄弟が亡くなる1990年代末まで、実際に何度も兄弟にインタビューを行っており、1998年には『The Horten Brothers and Their All-Wing Aircraft(ホルテン兄弟と全翼機)』という著作を発表している。