■掲示板に戻る■ 全部 1- 101- 201- 301- 401- 501- 601- 最新50 read.htmlに切り替える ファイル管理
■ RHマイナス板専用テストスレッド

1 名前:名無し客スナイパーカスタム:04/09/22 02:20
様々な書き込みテストにご使用ください。

403 名前:ロゼット・クリストファ:2005/09/11(日) 01:24:51
港は、もう既に戦場だった。

>>344
まず、赤い髪を持った少女。
ものすごく――嫌、というか怖いという感情を抱かせる。

「――髪、か」

クロノが唇をかむ。

「髪がどうしたのよ?」
「ああ、ロゼットには見えないだろうけど――彼女、あの髪で『奪って』る。
 伸ばした赤い髪に囚われたら、ああやって『奪われ』るんだ
 タイムラグもほとんどないみたいだ……厳しいね」


冗談じゃないわよ、何その化け物。
けど、クロノは首を横に振る。

「ううん、違う。
 彼女は人間だよ……ただ、能力に振り回されてるんだ、たぶん」
「アズと同じ……人と違う能力を持った、か。
 OK、んじゃそいつは後回し!
 それより先に、当座の敵叩くわよ!!」



>>365
「当座の敵」。
巻き込まれたらしい一般人の少年を攫う女。
その感じは、はっきり言って人間じゃない。
いわゆる――悪霊ってヤツだ。

「あいつが一番判りやすい悪玉だからね!
 クロノ、あの男の子の保護お願い!
 私はあいつを叩くっ!」
「分かった!」

私の言葉を受けて少年の方に走り出すクロノ。
さあ、ここからは私の仕事ね!
とっておきの一発、お見舞いしてやりましょ!

「迷える子羊に安寧を、狼の牙に一時の休息を、そして悪魔に死の鉄槌を――」

「とっておき」を装填。
目の前にいる悪霊に向け、狙いをつけ――

「――AMEN!!」

福音弾ゴスペル
生きとし全ての命への福音を刻み込まれた弾丸が、命亡きモノを本来の無に戻すべく撃ち出される!


(A-3 魅魔に攻撃開始)

404 名前:カサンドラ・ジル・ウォーロック(M) ◆CASAWrQoKs :2005/09/11(日) 01:26:19
ようやく身を起こし、奴の姿を睨みつける。
さてさて、血の舞踏もそろそろ酣、ここからもっと激しく行くよ――そう思った矢先。

>>366
灯台から強烈な雷光が吹き荒れ、跡形もなく瓦解していく。
その神の猛威の主は、先刻灯台へ逃げ込んだ銀髪の娘そのもの。
ただしより強くなった血の波動と、赤から青へ変わった瞳さえ違っていなければ、だが。

「………あーっはっはっはっはっはっは! 本当に愉快なところだな、ここはっ。
 冗談のような踊り手が山のようにいる、退屈だけはしないで済むね」

>>
彼女に意識を向けた隙に、締め上げ続ける鎖ごと、その腕は主の元へ戻った。
迂闊だったが、思念で操る鎖はまだ奴を縛っている。なら手はあるか。
刀を力場思念で手元に呼び戻すと、私はアドルフめがけて駆け出した。

「ようやく呼んでくれたね閣下、そうまで言うなら愛してあげよう――」

締め上げる銀鎖を強く、後ろでに力場思念で引っ張りあげ。
今度はきっちり狙いすまして、両の腕を振りかざす。

右には刀、首狩り狙い。
左には鉄鞘、膝砕き狙い。

「ただし、殺し愛いでね!」

三方からの同時攻撃。
邪魔立てはしてくれるなよ、お姫様?

(現在位置:C-3“元”『灯台』エリア、三つ巴戦開始)

405 名前:アルビノ少女“山城友香” ◆0DYuka/8vc :2005/09/11(日) 01:57:56
例え死んでいたとしても、アンナ悪イ夢ハ見タコトガナクテ。
胸の中に募るモヤモヤが私を締め付ける。アア、ホントウニ。コンナ簡単ナコトデ。

ワタシ ノ ココロ ハ 麻ノヨウニ 乱レテシマウノカ。

例え私が、赤から蒼に変わっていたとしても。本質で私のままだと、気づく。

>>374
『どちらにせよ、ダンスにはもってこいの相手のようだな。両手に花で困ってしまいそうだ』

不敵な笑みの第三帝国総統が。美女を前に驚喜し。

>>393
『………あーっはっはっはっはっはっは! 本当に愉快なところだな、ここはっ。
 冗談のような踊り手が山のようにいる、退屈だけはしないで済むね』

背中に闇夜よりも昏い黒い蛇の気迫を称えた同族が。

今宵の気分の悪い音楽に合わせて、踊り始める。――――――と、その時だ。

>>376
『か、重ねて通達する!
 当該区域に対し某大国による大陸間弾道核ミサイル発射の用意がなされたと情報が入った!
 先の機械生命体の殲滅目的と思われるッ!
 着弾予想時刻はAM04:00(マルヨンマルマル時)!
 島内の者は、それまでになんとしてでも脱出せよッ!

 繰り返す! こちらは――――』

正真正銘のレッドアラート。正真正銘のデッドアラート。
闇夜の舞踏会に、思い切りかけられた冷や水。

「―――――ところで………お二方。踊りの最中申し訳ないけれど。
 核の衝撃に耐えられるような化け物って訳じゃないでしょう?

 いや、我々の眷族の再生能力なら不可能ではないかも知れないけど。
 ほら、此処が島だって言うのなら………ねぇ?」

島が無くなれば、海へと還る。海へと還れば、我々も海へ放たれる。
助けは来ないだろうし。むしろ、流れる波間に消えるのが関の山。

「―――――今夜の舞踏会。悲しいけれどコレまでだわ。
 ちなみに、私に危害を加えないで、逃げさせてくれるなら………力は貸すけれど?」

姫君が出来る唯一の欺瞞。きっと、此処にいる化け物達は。
私の力なんて必要がない。姫君が出来る最後の打算。―――――乗るか、反るか!

「―――――乗らないのであれば、私とワルツを踊って頂こうかしら?」

荒れ狂う稲妻は、きっと。私が抱いている畏怖。私が抱いているif.

〈現在位置:『元』灯台エリア 姫君の欺瞞、最後の賭け 〉

406 名前:アドルフ・ヒトラー ◆sLAdoLfKkE :2005/09/11(日) 02:11:24
>>393
迫るカサンドラに、腕を振り上げて対しようとするアドルフ。
その腕が、引かれた。
腕に巻き付いた銀鎖が間接を逆に極めながら腕を締め上げる。

「ムウッ……!」

そして、その機に走り込んでくるカサンドラ。
右手に刀、左手に鞘。
その斬撃は速く、その撲撃は巧み。
如何なる怪物と言えども、躱すことは容易ではあるまい。
カサンドラがそう確信した、瞬間。

カサンドラの首と膝に痛みが走った。

>>413
うずくまるカサンドラは捨て置き、白い少女に目を向ける。

「核? あのような薄汚い兵器など、私には無意味だ。
 私は、外側に立つものが故に」

時間と重力、そして空間を操るアドルフにしてみればその通りだろう。
その余裕があったからこそ、彼女の嘘にも気付けた。

「キミが私に忠誠を誓うなら、確実にキミを助けられるが。
 私の能力は、見ただろう?」

王は王であるが故に一人。
一人覇道を往く。


(現在位置:C-3灯台『跡』)

407 名前:カサンドラ・ジル・ウォーロック(M) ◆CASAWrQoKs :2005/09/11(日) 02:47:49
>>
踏み込みは完璧。 振り切りはどちらも如意の極み。
動き封じに腕まで極めた。
まさしく必殺の一撃のはずであったが――――

「ッ!!?」

猛烈に嫌な気配が。
あのセイの縮地法にもにたあの空間の感覚が、私の肌を二箇所撫でた。
一つは首。
一つは左の膝。

「―――――っ」

振り切る腕はどちらも、如意の極みにあり。
その速度にては止める間も合わず。

そして私は首から血をしぶき、膝蓋骨を砕かれて地に転がった。



……生死の岐路は、ほとんど偶然。
危機感の優先順位という奴で、僅かに早く反応した右、そうでない左。
食い込む得物の速度差によって左の膝が先に砕け、体が傾いで僅かに崩れた右の斬撃。
まさに首の皮一枚――斬れてるけど――の差で、私は絶命を免れたのだ。


そして痛みと痛手で動けない私から興味をなくし、友香にコナをかけ始めるアドルフ。
あるいはこれは好機。
再生で動きが取れるようになるまで、頭だけは回さねば。

先刻(>>)の彼女の言葉を頭の中で反芻しつつ、状況を再度整理する。
このまま核で焼かれるのはぞっとしない。香港でもそこまでの惨劇はなかった。
このままでは奴にも勝てない。
もともとあの龍王に通じる力の持ち主だ。力量差がわからないほど馬鹿でもない。

そして――あの娘の助力の申し出。 この状況。
打算まみれなのは重々承知だが、打開策はこのぐらいしか考え付かない。
何よりこういう交渉は私らの領分だ。
なら――やることは一つ、か。
丁度近くに打ち捨てられた、先刻(>>191>>213)千切れた彼の腕から血を吸い、再生速度を加速する。

砕けた膝がようやく再生すると同時に、私は彼女にだけ聞こえるように、念話を飛ばす。

“――いいよ、君の申し出、乗ろうじゃないか。
   ついてはまず……この状況を何とかしようか”

一方的に言い切って、私はアドルフに鞘を投げる。
迎撃されるのは折込済みさ。 本命は―――

不意をつく形で、力場思念ハイド・ハンドで男の片足を掴んで引っ張り、転倒を狙う。
仕掛けると同時に立ち上がり、私は友香に向けて、叫ぶ。

「走れ!」

(C-3 灯台跡 友香に逃走を持ちかける)

408 名前:アルビノ少女“山城友香” ◆0DYuka/8vc :2005/09/11(日) 03:09:19
>>429
『核? あのような薄汚い兵器など、私には無意味だ。
 私は、外側に立つものが故に』

―――――外側?因果の地平でも超えたというのか。

『キミが私に忠誠を誓うなら、確実にキミを助けられるが。
 私の能力は、見ただろう?』

そう、それでも。いや、それこそが。
私が歴史で学んだとおりのアナタのスガタだわ。
意外に教科書というの中にも真実は眠っているものね?

民主主義は衆愚の極み。交渉なんて、すなわち愚の骨頂。

安心したわ。アナタもアナタという本質のままなのね。
チョビ髭が無くても、喜劇王が書いたイメージが無くても。

傲慢不遜な虐殺者、未だその名を歴史に刻む独裁者アドルフ・ヒトラー!

『還ることが出来たなら、少しぐらいは尊敬してあげる。
 だけど、私はアナタに忠誠は誓えない。そう、アナタを見てると殊更に思うのよ。

 ワタシもワタシと言う本質をまだ亡くすわけにはいかないって。

 ―――――だから、さようなら、偉大なる総統閣下。

独裁者の傲慢を、さらなる傲慢にてねじ伏せよう。蒼い瞳の奥底にそんな決意だけ宿す。
私は、在るべき場所に還る。 コンナ ワルイ ユメ 壊してやる!

>>455
“――いいよ、君の申し出、乗ろうじゃないか。
   ついてはまず……この状況を何とかしようか”

カサンドラ………この際長いので総統閣下のカーサを拝借。
カーサの願ったりかなったりのテレパシーによる申し出。

ああ、私が覚醒していなければ。総統を吹き飛ばすことも………。
ifを考えるな―――今を切り開け!そうしなければ還れない!

『走れ!』

なんて、ああ、息も絶え絶えに言うから。少しお節介を焼きたくなる。
走りながら、私の口は禁呪を紡ぐ。虚空よりカーサの手元に降るように。

―――――権力者殺しの妖刀村正を喚びだした。

(それじゃ、コレは私からのプレゼント。だから、また逢いましょ、カーサ?)

私はカーサの言葉に従って、北に向かって走り出した。全身の眠っていた筋肉達を総動員させて。
きっと、カーサは姫君を追いかけてくるわ。総統かも知れないけど。

〈現在位置:C-3『元』灯台エリアより→B-3エリアへ逃亡〉

409 名前:宇佐見 蓮子 (M) ◆0mM.SPARK2 :2005/09/11(日) 03:17:29
「妹紅!」

「また、会えるわよね? これでお別れなんてのは私が許さないわ。
 あんたに会わせたい奴がいるのよ。そいつと、メリーと一緒にお茶でも飲むの。なんだったら酒でもいいわ。
 だからこれで終わりはダメ。もう一度会おう、妹紅。
 なんだったらこっちから会いに行くから。夢を、幻想を現実に変えてみせるわ。
 秘封倶楽部と宇佐見蓮子の名にかけて、ね」

「妹紅、またね!」

410 名前:アドルフ・ヒトラー ◆sLAdoLfKkE :2005/09/11(日) 03:23:29
>>455
地に倒れ伏したままのカサンドラが未だ手にしたままだった鞘を投げる。
むろん、そんなものを易々と食らうアドルフではない。
鬱陶しげに腕を振るい、叩き落とす。
それと同時に、グン、と引かれる足。

(念動か……ちぃっ!)

だが、不可視の力に抗う術はない。
転倒をこらえるのが精一杯だ。

>>463
そしてその横を走り抜ける白い少女。
制止など間に合うはずもない。



結局、目の前には少女の残した禍々しい日本刀と、それを手にしたカサンドラ。

「いいだろう。天馬も、刀を使うサムライマスターだ。
 前哨戦と思えば……丁度いい!」

アドルフの掌に黒い虚ろが集い……刃の形を為す。

「……ああ、それと……避けたまえよ?」

冗談なのか本気なのか見当も付かない台詞を吐いて、アドルフはただその膂力とバネだけを頼りとした斬撃を繰り出した。



(現在位置:C-3灯台『跡』)

411 名前:カサンドラ・ジル・ウォーロック(M) ◆CASAWrQoKs :2005/09/11(日) 03:37:10
>>463
果たして目論見どおりに、彼女は独裁者からの逃亡を果たす。
お礼は後でたっぷりとしてもらう予定だよ、少なくとも奴に飲ませるよりはずっとマシだ。

>>474
――そして、姫を逃がされた暴君の、怒りの矛先は魔術師へ。
『悪い魔法使い』にはらしくない展開だが――私が奴を叩きのめしたいのも、また真実。

「……さあて、さっさと片付けて帰るとしようか。
 時間もないし、何より弟や親友も待ってる」

軽口を叩きながら銀鎖を呼び戻し、刀を握りなおす。
誰が呼んだか土壇場の決戦シ ョ ウ ダ ウ ン
状況的にも時間的にも、最後の勝負となるのは明白。そこへ――

開いた左手の中に、一本の刀が現れる。
ジローの銀刀とは正反対の、禍々しいまでの呪いの魔力。
呪われた血を持つ、我ら九龍王の子らクーロン・チャイルドにはお似合いか。
友香め、小憎らしい贈り物をしてくれたものだ。

刀が私の力と絡まり、全身から、刀からすら眩 霧リークブラッドが吹き荒れる。
それはさながら嵐の如く。

視界に移るは、力場思念と似て非なる、無明の刃を構えたアドルフ。
いいだろう、最後は小細工なしでやってやるさ。
こういうのは私ではなくジローのキャラクターなのだが、たまにはいいか。

奴が何か言っている。
避けろ? さあな、私の体に聞いてくれ。
今の私は一刀如意、意識よりも先に剣がある。

「カサンドラ・ジル・ウォーロック――――」

吹き荒れる己が気配の烈風に押され、二刀をぶらりと提げたまま。
妖気迸る呪いの刃と、最大出力の力場思念を込めた刃が――

「参る!」

×の字を描きながら、暴君に向かって繰り出される!

412 名前:カサンドラ・ジル・ウォーロック(M) ◆CASAWrQoKs :2005/09/11(日) 04:26:05
(私が打ち勝った場合の描写が、これ。)

>>

一瞬の差にて、私の剣が競り勝ったらしい。
くずおれる総統に背を向け、絞りかすのような力の体に鞭打って歩く。

自前の刀は砕け散り、
私も疲労の極み。核着弾まで時間ももうない。

これまでか――そう思いかけていた時。
私の頭に、よく聞きなれた、くたびれた念の叫び声が届いた。


“――お姉ちゃんっ、まだ生きてるな!?”

“――ザザか。やっぱり持つべきものは家族だねえ。
 お姉ちゃんは嬉しいぞ、うんうん”

“――阿呆な事言ってる場合かっ。 話はあらかた島のバタリアンにとりついて聞いてたよ。
 それより黒コゲは御免だ、とっとと飛び移れ! トンズラするぞ!”

“――是非もなし!”

頂き物の妖刀を握り、私は最後の力を振り絞り、灯台のあった崖からダイブを試みる。
届かないか――と思ったが、そこをヤフリーの力場思念が拾い上げ、優しく船に乗せてくれた。
……偉いぞ、我が愛すべき弟たちよ。

「さあ出発! 長居は無用だ!
 ヤフリー、マーベリック、ハンス! 力場思念で船を加速させろ! 全力だ!」


そして頼りになる長兄の言葉とともに船は加速し、島が豆粒ぐらいになったところで。
禍々しい流れ星が軍艦島に着弾し、一足早い呪わしい暁をもたらした。



(カーサ――カサンドラ・ジル・ウォーロック、脱出成功)

413 名前:カサンドラ・ジル・ウォーロック(M) ◆CASAWrQoKs :2005/09/11(日) 04:26:51
(そしてこれが、アドルフが打ち勝った場合の私の死亡レスだ。)

>>
ありうる限りの力を費やした剣は、しかし一歩及ばなかった。
無明の刃が私の体を袈裟懸けに絶ち、ついに私は崩れ落ちる。


……くく、私がこんなところでねえ。

望月ジロー。
望月コタロウ。
葛城ミミコ。
ケイン坊――ケイン・ウォーロック。
ザザを初めとする我が愛すべき呪われた家族達。
そして――――あのガキんちょになってしまった生涯の親友、アリス。

彼らの顔が脳裏を渡り。
最後にザザと、かつての家――ウォーロック家の従者の顔を思い出して、苦笑する。

お前らの言うこと、確かに正しかったねえ。
でも、これが私の本質だったってことさ―――救いがたいほどの、ね。


島に降りゆく滅びの光。
それを最後の光景に、私は灰となって消えうせた。
(カーサ消滅、最終地点:C-3)

414 名前:グリフォン(M):2005/09/12(月) 10:48:46
巨大戦 レス番纏め(前半)

・侵攻
デビルリバース 導入     >>11>>12
ファントム&グリフォン 導入 >>28
馬呑吐 導入         >>30

・交戦
>>43>>56>>82>>117


415 名前:グリフォン(M):2005/09/12(月) 10:50:27
巨大戦 レス番纏め(後半)

・乱戦
>>120>>156>>158>>189>>205>>223
>>246>>247

・終焉
グリフォン&ファントム 死亡 >252
デビルリバース     死亡 >255
馬呑吐         死亡 >256>257

・後日譚
魔帝胎動 >530 

416 名前:青銅名無し客:2005/09/14(水) 01:17:45
 ま、( ・)( ・)( ・)( ・)( ・)( ・)( ・)( ・)( ・)( ・)( ・)( ・)( ・)( ・)( ・)( ・)( ・)……。

417 名前:青銅名無し客:2005/09/14(水) 01:19:07
 ま、()()()()()()()()( ・)()()()()( ・)()()()……。

418 名前:青銅名無し客:2005/09/14(水) 01:23:05
ま、そういう私も(・・・・・・)例外じゃあないけどねぇ(・・・・・・・・・・・)……。

419 名前:青銅名無し客:2005/09/21(水) 21:09:01

 窓の外を見るのを止めた。
 アイ・ヒッツ・ザ・ハイウェイ、ハイウェイ・トゥ・ヘル。
 デラウェア・ターンパイクを突っ切るワゴンの外、ジェットコースター並の勢いで風景と
車が背後に流れていく。流れ去る夜景は見蕩れる前に抽象画同然の形に姿を変えて行
くし、ドライブだとしたら情緒もクソもない。そして、スピード狂のセシルが運転しているの
ならこれもいつもの事だ、と納得するのだが、ハンドルを握るのはジェイムス。改造もし
ていないワゴンでこのスピードは異常なのだが、どうやら俺の周りの人間は自制にタガ
のタの字も存在してないらしい。ブッ飛びワゴンは制限速度を大幅にオーヴァーして、
いつ警察に追われてもおかしくない、警察にしてみれば見逃すのが大失態という速度
で走行中。しかしチキンハート共め。追手はなし。ガンガン飛ばすドライバーに一ミリの
躊躇いすらなし。ゴートゥーヘル。
 なので、助手席はカラである。CDチェンジャーの前に座れないのはあまり嬉しくない
が、この状態ならまだセシルの隣に座っていた方が平穏な気がしたからだ。いつも自
分でこれ以上のスピードを出しているクセに、セシルは「少し出し過ぎだぞ」などと白々
しいことを言う。何か突っ込んでやろうと思ったが、色々と面倒なので止めた。車内に
掛かっているのはヘラコプターズの「ビッグ・ガン」で、ジェイムスは対向車を遠慮なく
スレスレで掠めながら前を走る車を弾くように抜いて行く。が、前方の車を抜く度に「ビ
ッグ・ガン!」とか叫ぶのはどうかと思う。

「――私達の魔術が万能の産物だと勘違いしている人間が無数に存在するのは、私
達がルールを支配していると思っているからだろう。違うな。魔術には万能性など認
められない。体系立てられているのに、携わる人間の能力の個人差が大き過ぎるせ
いで異端の力としか思えないというだけだ。魔術と技術はどう違うか――魔術は技術
だ。魔術と科学はどう違うか」
「……フォーマットやないのん?」
 運転席から投げられる声。
 

420 名前:笑石 ◆EMISHIvcMk :2005/09/24(土) 01:24:06

 天より飛来した業火は、有相無相の区別なく、その島の一切合財を消滅させた。
 笑石が護ろうとした二人の少女達も、その例外ではない。
 ──笑石は二人の少女を、その笑顔を護ることができなかった。
 そのことを意識すると、笑石の胸の内は三毒の業火に焦がされる。胸中を渦巻くその火勢は、
島を焼き滅ぼした滅罪の火に勝るとも劣らない。

 貪欲――即ち、失われてしまった二人の少女の生命への執着。
 瞋恚――即ち、少女達を護ることができなかった己への忿怒。
 愚痴――即ち、彼女らをこのような運命(さ だ め)に導いた縁起への不信。

「……未練だな」

 己を嘲るように、そう呟いた。
 感じるのは煩悩であり、魔縁だ。それを滅却すべくこうして座禅を組み、瞑想を行っているの
だが――結果は惨憺たるものだった。

 諦めと共に息を抜き、閉じていた瞼を開く。
 人気がない裏庭。西洋の瀟洒な建物に囲まれているそこは、笑石にとって異郷の地であり、異
教の地だ。
 ――ヴァチカン。カトリックの総本山であり、世界でも名だたる狩人達の組織。
 島が滅び去る直前、白衣の狩人との闘争で意識を失った笑石は、あろうことか敵対した狩人の
手で島より運び出され、ここへと連れて来られた。
 何故、自分がここにいるのか。何故、自分がここで生きているのか。目が醒めた直後は、流石
の笑石も困惑したものだが――

「ああ、そうか……」

 そこでふと、思い至った。


421 名前:笑石 ◆EMISHIvcMk :2005/09/24(土) 01:27:21

 少女達を護れなかった、という事実もある。出逢った直後、殺すことができなかった自身の甘
さもある。だがそれ以上に笑石は、あの少女達を差し置いて、己が生き延びた状況に怒りを感じ
ているのだ、と。
 笑石は、たとえ自分があの地に残されようと、あの業火で滅ぼされようと、何の感慨も抱かな
かっただろう。元より、既に長くはない身だ。幾多の化生を伴って闘争の中で逝くのなら、まさ
しく本懐だった。
 ――あの少女達は違う。

 ――もっと生きていたかっただろう。
 ――もっと笑っていたかっただろう。
 ――あのような死に様など、望んでいなかっただろう。

 ぎり、と奥歯が軋む。
 ――いくら劫を経たつもりになろうと、自分は未熟に過ぎないということか。過ぎ去ったもの
への諦観という大悟には、未だ未だ至らぬらしい。
 少女達には縁がなく、自分には縁があった。互いにそういう運命だったと、そう諦めるべきだ。
取り返しのつかぬ過去に執着するのは、何より忌まわしい妄念に過ぎない。仮にも仏道に身を置
く者として、それは何よりも赦され得ぬ業罪である。
 諦めろ、と。笑石の深い部分が警句を告げる。
 ――だが、今の笑石にその権利はない。
 正しい在り方を間違え、少女を殺すことも護ることもできなかった笑石に、今更、正しいから
と言って少女達の死を諦めて良い理由が、あろうはずもない。

 ならば――瞋恚を以て修羅道を歩み、化生どもにその業罪を見せ付けてやろう。
 天魔の殺生を善行とし、彼奴らへの瞋恚を功徳としよう。
 今までと同じように? 否、今まで以上に( 、 、 、 、 、 、 )、だ。
 元より、この身は人ならぬ末法の化身。これ以上の業罪を背負おうとも構うものか。
 その結果として地獄、修羅道に堕ちるか虚無へと帰すかはわからないが、それこそ因果応報と
いうものだ。悔いなどない。


422 名前:笑石 ◆EMISHIvcMk :2005/09/24(土) 01:31:09
 そして、誓おう。

 ――少女達の笑顔を忘れない。
 ――少女達の無念を忘れない。
 そして、少女達の来世が笑顔と共に在るように……そう、強く願った。

 降魔の決意を新たに、少女達への哀悼を胸に、笑石は立ち上がる。
 今は、先に解決しなければならない問題が一つあった。

 ――前述したように、ここは笑石にとって異郷の地である。
 そして当然の話だが、千年間をずっと日本で過ごして来た笑石が、ヴァチカンの公
用語であるラテン語など話せるはずもない。
 そもそも、日本を離れ海外に行くなど考えたこともなかったし、第一、不可能だと
思っていた。X線で引っ掛かるし。
 よって、何か不都合があった場合の人間の最上手段とも言える『人に訊く』は、こ
の場合使えない。身元の預かり人である女性や、白衣の青年には日本語が通じていた
のだが、生憎と今ここにはいない。

「…………ここはどこだ」

 ――広大なヴァチカンの敷地内で、笑石は迷子になっていた。


423 名前:笑石 ◆EMISHIvcMk :2005/09/24(土) 01:51:44
(>>422修正)

 そして、誓おう。

 ――少女達の笑顔を忘れない。
 ――少女達の無念を忘れない。
 少女達の来世が笑顔と共に在るように……そう、強く願った。

 降魔の決意を新たに、少女達への哀悼を胸に、笑石は立ち上がる。
 今は、先に解決しなければならない問題が一つあった。

 ――前述したように、ここは笑石にとって異郷の地である。
 そして当然の話だが、千年間をずっと日本で過ごして来た笑石が、ヴァチカンの公
用語であるラテン語など話せるはずもない。
 そもそも、日本を離れ海外に行くなど考えたこともなかったし、第一、不可能だと思っ
ていた。X線で引っ掛かるし。
 よって、何か不都合があった場合の人間の最上手段とも言える『人に訊く』は、この
場合使えない。身元の預かり人である女性や、白衣の青年には日本語が通じていた
のだが、生憎と今ここにはいない。

「…………」

 沈黙が降りた。
 降りた、というのはあくまで笑石の主観的な物言いだ。人の気配が乱雑に行き交うヴ
ァチカンにおいて、人に忘れ去られたような裏庭は、笑石が来る以前も以後も同じ静
けさを保ったままだ。

「……ここはどこだ」

 弱々しく呟く。
 ――広大なヴァチカンの敷地内で、笑石は迷子になっていた。


424 名前:ガドル・名無し客!:2005/10/04(火) 14:23:32
テスト

425 名前:ガドル・名無し客!:2005/10/07(金) 14:05:31
test

426 名前:◆UHOEEB./K. :2005/10/08(土) 03:20:22
テストだぜ

427 名前:◆RX93cMuFTI :2005/10/11(火) 22:42:17
てすと・・・・

428 名前:ガドル・名無し客!:2005/10/14(金) 06:27:40
テスト

429 名前:ボンボン名無し:2005/11/29(火) 03:22:42
テスト

430 名前:ボンボン名無し:2006/01/04(水) 14:46:15
ビ「明けまして魂斗羅ッ!!!

ジ「意味不明でござる、ビル殿」

ビ「いいじゃねえか。こういうのはなぁ、ノリと勢いなんだよ!新年めでたいって気持ちとか
雰囲気が伝われば十分ッ!」

ジ「拙者としてはOH!エドの慣習にならい、厳粛に正月を迎えたいのでござるが…致し方
あるまい」

ビ「じゃあ新年の一言、よろしく」



(今回の投票結果を見て)
………さもありなん。
                …でござる
        ノw 、
       {   ミ
       ヽ __
       /     ヽ      /ヽ
       i ⌒ -´  |   /ヽ/
       >, >-  i_イ |  /ヽ/
  _  /ヾ/ ◎ . ゜ |/ヽ/
/―ヲ L_/|    ~  | /〜 ^\
   | ` /ヽ\  "^"ノ ゝ、|   \
  /  / \,――、/  ヾ \
 /\_ノ  |ー--―|  、 ノ\
   /―i´       ケ―ヾ


>>106
ビ「なんだおい、えらく哲学的な質問じゃねえか。生きる喜びと幸せねぇ…。まあ、好き勝手
絶頂に暴れ回ってるのは楽しいが、幸せとかとは違うよなぁ…」

ジ「しかし、いくさ人が戦場であれこれ考え事をするなど笑止。そういうことはネオCONTRAを
壊滅させてから考えるべきでござろう」

ビ「まあ確かにそうなんだけどよ、そう答えちまうと質問放棄みたいでちょっとなぁ…。
とりあえず、ヤツらみてえな無法をする連中は許せねえからよ。俺達があのアホ共をぶっ
潰すことで、ちっとでも世の中が良くなれば、いい気分だな」



>>107
○ビル・ライザー
「極めて高火力ですので、使用目的を十分に吟味した後、慎重に使用を決定してください」
「一旦起動すればほぼ自動的に目的を達成しますが、周囲への被害を考慮に入れない
恐れがあります。十分注意してください」
「記憶メモリー部分が完全ではありませんが、使用に問題が発生するほどではありません」

○柳生・ジャグワァ・玄兵衛
「極めて高火力ですので、使用目的を十分に吟味した後、慎重に使用を決定してください」
「一旦起動すればほぼ自動的に目的を達成しますが、周囲への被害を考慮に入れない
恐れがあります。十分注意してください」
「メモリー内の情報が正しいとは限りません。言うことを100%信用するのは避けてください」

ビ「…ま、似た者同士ってことだよな。はっはっはっはっは」

ジ「そうでござるなぁ。はっはっはっはっは」



>>108
ビ「………東方、ってなんだ?ジャグワァ」

ジ「少々待たれよ。調査してみるでござる」





ビ「………ほうほう、成る程ねえ。遙か昔のアジア圏の一部を舞台にしたゲーム・プログラム
ってわけか。21世紀頃には人気があったらしいな」

ジ「我が故郷OH!エドにも、似た雰囲気を持つ場所がござる。拙者には懐かしく感じられ
申す」

ビ「で、弾幕か。バラージシュートか!やっぱり荒事と言えば俺らの出番だよな!」

ジ「しかしビル殿。何やらこの物語はまったりが基本の様子」

ビ「…そういや出てくるのも女の子ばっかりだな。それじゃあ駄目だ。やっぱり俺達は血と
硝煙の匂いが漂ってねえとな。のんびりしたのは性にあわねえや。
 だからよ、どんな感じになるかって言われても、むやみやたらと重火器振り回す変なおっs…
お兄さんにしかなれねえと思うぜ」



ビ「…お、本部からの情報提供か。拠点がいくつか判明してるな」

ジ「では早速、出陣の準備をば」

ビ「まあ、今のところは地道にやるしかねえからな。一丁やってやるか!
 じゃあな!See You Next Mission!」

431 名前:◆ASUKAvosE6 :2006/01/19(木) 04:12:42
test

432 名前:ボンボン名無し:2006/01/19(木) 19:36:21
テスト

433 名前:ボンボン名無し:2006/01/24(火) 19:40:16
>>815
…こういう質問が来るのも、「人格」という本来あやふやな物を、要素ごとに分解して理解
しようという、今の世の中の風潮なのかな。この世にある物は、何でもデジタルに割りきれる
ものではないと思うんだが。
事実、Vateel=Technologyを持ってしても、魂という人間の内面部分をデジタル化して保存
することは出来なかった。脳は結局の所、神経細胞の塊だから、クローニングすることで
過去に保持していた記憶や人格を再生させることは出来たが…。

…話が逸れたな。私からパイロットである部分を取り除けば、当然そうでない部分が残る。
とはいえ、除いた部分に比べれば、残る物は少ないだろうな。私は偏った育ち方をしたから。
人間、人格形成のなされていない子供のうちから無茶をすると、こういうことになる。
だが、私はそれほど自分が嫌いではないし、人は変われるものだというからな。戦場に立つ
ことが無くなっても、残りの人生を楽しめるようになってみせるさ。

…だが、今の私の命が、Guardianの気まぐれ…いや、正確にはどういうつもりだったのかは
不明だが…とにかく、「彼/彼女」の手で助けられたものだというのは、少々不満だがな。
どうせなら自分で掴み取った命だと思いたかった。
…こういう風に思考するのも、パイロットというか、戦士的な部分であるのかもしれんな。

>>816
どういうもの…と言われてもな。
要するに、あれは血液の流れが正常でなくなるから起きる現象で、体調不良の一種なんだ。
しかも、体を鍛えることでマシには出来るが、基本的には絶対避けることが出来ないもの…。
だからまあ、例えるなら…一般企業のサラリーマンやOLが、毎朝の通勤ラッシュを不愉快に
思うようなもの、かな。つまりは鬱陶しいんだ。

私は会社勤めなんてしたことがないから、電車の中にぎゅうぎゅう詰めにされる苦しみは
分からんがね。

>>817
その両方だな。

命を危険にさらして戦場に立つことが全く怖くない人間なんて、この世にいない。それこそ、
薬物でも使わなければ無理だろう。
しかし、我々パイロット…特にエースと呼ばれる連中は、強い相手と戦うと高揚するという
困った悪癖がある。死ぬのは怖いが戦うのは楽しいんだ。…全く、救われんな。
だがこれは、我々戦士という人種の持つ性質だ。まともでも利口でもないと思うが、仕方が
ない。

…しかし、超巨大機動兵器、ね。考えてもみれば、Guardian戦役ではそういうのとばかり
戦っていた気がするな。まあ、「超」が付くほど大きくはないだろうが…。
む?そういえば「超」の付く巨大兵器って、具体的に何メートル以上あるものをいうんだ…?
君は知っているか?

>>818
シンプルだから…だと、私は思っている。

これはあくまで私の個人的な考えだが、遊戯というものはシンプルな方が面白い…いや、
受けが良いと言うべきかな。無論、複雑なルールのゲームの方がいい、というのも理解
できるが、それはどちらかと言えば上級者向けだと思う。ゲームにそこまで入れ込んで
いない…いわばライトユーザー層に対しては、やはりシンプルで分かりやすく、単純な内容の
ゲームの方が好まれるだろう。

で、ゲーム作りも企業がやる以上、商売だ。作って売るからには利益を出さなければならん。
そうなると玄人向けの複雑なものより、シンプルで楽しみやすいものの方が売れやすい。
シューティングゲームというものは…一般的には、横スクロールより縦スクロールの方が、
システム面がシンプルに出来ていることが多い。つまり、ライトユーザーにも受けやすいんだ。
それらの理由から、縦スクロールが主流になっている…と、私は推測している。
シンプルな分、作りやすいからという理由もあるかも知れんがな。

…問題は、シューティングというジャンル自体が受けなくなっているということだろうな。

>>819
およそ技術というものは、すべて才能と努力によってレベルの差が決まる。努力をしない
天才と才能のない努力家、どちらが優れているかという議論がよくされるが、私からすれば
ナンセンスだ。本当の強者になれるのは、類い希な才能を持ち、なおかつ人並み外れた
修練を積んだ者だけだ。

ゲームのプレイヤーでも、それは同じなんだろう。特にシューティングは操作センスと反復
練習によるパターン作りが最重要だからな。持って生まれたものと、積み重ねてきたもの。
どちらも顕著に現れるだろう。

>>820
戦場にあるものは、全て儚い。
どんな凄腕のパイロットも、被弾したり操縦ミスで事故を起こせば死ぬ。最新鋭の技術を投入
した超高性能機も、攻撃を受ければ破壊される。例外はない。

…考えてみれば、そういった無常感から解放されていたのは、唯一Guardianだけだったん
だろうな。結局「彼/彼女」も滅んだが、外的要因で滅ぼされた訳じゃない。「自決」したんだ。
…私は、勝てなかったのさ…。

>>821
先ほど述べたゲームのシンプルさの話と関係するな。
マイナージャンルである理由は、すでに君が言っているじゃないか。「非常に特異で希有」
だからだ。対戦型シューティングというのは、システム面が複雑でどうすれば勝てるのかが
他のシューティングに比べて分かりにくいし、ランダム性が強くてパターン化もしづらい。
だから、ただでさえ人口の少ないシューティングゲーマーからも避けられがちなんだ。
メジャーになれないのはそういう理由からだろう…と、私は思っている。

434 名前:ボンボン名無し:2006/01/24(火) 19:43:03
>>822
私には経験がない。
だが、他人が私の命の価値をいくらだと思っていようと、私には関係のないことだ。君だって、
見知らぬ誰かがどこかで「あいつの命の価値は100円だ」と思っていたところで、痛痒に
感じるか?感じまい。

自分の命の価値などというものはな、自分だけが知っていればいいことだ。ゴミだ屑だと
言われようと、全く意に介さず生きる人間もいれば、周囲からどれだけ賞賛されても、自分に
価値を感じることが出来ない人間だっている。そういうことだ。

>>823
再販だけで十分だ。

>>824
ttp://www.toranoana.jp/mailorder/soft/051205broken/051205broken.html
買 え 。

…君は私が歌って踊れる軍人だとでも思っているのか?あいにく、私にはそんな芸能的
才能はない。声が綺麗だと言われたことはあるが。
…そして、

>フィギュアつきで ぱ ん つ は い て な い と売り上げ倍増らしいですよ。
ヨゴレになるのはもっとごめんだ。

>>825
…地球圏におけるVasteel=Technologyの物語は、Guardian戦役の終了とともに完結して
いる。私がなにがしかの形で、歴史に名を残すようなことはもうあるまい。もっとも、「サンダー
フォース」による対Guardian反撃作戦は極秘だったから、一般の人々には知れ渡っていない
が。

だが、そもそもVasteelはどこから来たのか、ということを考えれば、物語の焦点はそちらに
当てられるのではないかな?
私はよその世界に興味など無いがね。





続編の製作が現在進行中だという情報は入ってきているがな…実は。

>>826
…漫画はあまり読まないんだが…。何がいい、と言われてもな。
そもそも擬音というのは、本来口では言い表せない音を無理矢理文字に変換しているんだ。
実際、私は爆発音なんぞ聞き飽きるほど聞いてきたが、あんな音を人間の喉で出せるとは
思えん。
だからいっそのこと、漫画らしく豪快なアレンジとか、オリジナリティがあった方がいいな。
たとえば、

http://charaneta.sakura.ne.jp/ikkoku/img/1110561531/117.jpg

…こんなのとか。

>>827
今度はイタリア抜きでやろう。

ttp://www.encyclopedia.masdf.com/pukiwiki.php?%BA%A3%C5%D9%A4%CF%A5%A4%A5%BF%A5%EA%A5%A2%C8%

B4%A4%AD%A4%C7

>>828
…食えばいいだろう、そのくらい。
それとも、今は魚の値段がそんなに高騰しているのか?確かに、Guardian戦役の影響で
地球の海洋部も多大な影響を受けたが…魚が捕れなくなるほどではないだろう。まさか
Guardianが漁師を皆殺しにしたとは思えんし…。
…私が商店で魚を買うことなんて滅多にないから、はっきりしたことは言えんが。

そもそも「ツナ」というのは加工されたマグロのことだろう。マグロの刺身が食いたいという
ことか?最近は日本食も珍しいものではなくなっているし、和風料理店に行けば注文できると
思うぞ。

…しかし、こんな話をしていたら魚が食いたくなってきたな。今日の夕食は刺身にするか…。

435 名前:ボンボン名無し:2006/01/24(火) 19:43:40
>>822
私には経験がない。
だが、他人が私の命の価値をいくらだと思っていようと、私には関係のないことだ。君だって、
見知らぬ誰かがどこかで「あいつの命の価値は100円だ」と思っていたところで、痛痒に
感じるか?感じまい。

自分の命の価値などというものはな、自分だけが知っていればいいことだ。ゴミだ屑だと
言われようと、全く意に介さず生きる人間もいれば、周囲からどれだけ賞賛されても、自分に
価値を感じることが出来ない人間だっている。そういうことだ。

>>823
再販だけで十分だ。

>>824
ttp://www.toranoana.jp/mailorder/soft/051205broken/051205broken.html
買 え 。

…君は私が歌って踊れる軍人だとでも思っているのか?あいにく、私にはそんな芸能的
才能はない。声が綺麗だと言われたことはあるが。
…そして、

>フィギュアつきで ぱ ん つ は い て な い と売り上げ倍増らしいですよ。
ヨゴレになるのはもっとごめんだ。

>>825
…地球圏におけるVasteel=Technologyの物語は、Guardian戦役の終了とともに完結して
いる。私がなにがしかの形で、歴史に名を残すようなことはもうあるまい。もっとも、「サンダー
フォース」による対Guardian反撃作戦は極秘だったから、一般の人々には知れ渡っていない
が。

だが、そもそもVasteelはどこから来たのか、ということを考えれば、物語の焦点はそちらに
当てられるのではないかな?
私はよその世界に興味など無いがね。





続編の製作が現在進行中だという情報は入ってきているがな…実は。

>>826
…漫画はあまり読まないんだが…。何がいい、と言われてもな。
そもそも擬音というのは、本来口では言い表せない音を無理矢理文字に変換しているんだ。
実際、私は爆発音なんぞ聞き飽きるほど聞いてきたが、あんな音を人間の喉で出せるとは
思えん。
だからいっそのこと、漫画らしく豪快なアレンジとか、オリジナリティがあった方がいいな。
たとえば、

http://charaneta.sakura.ne.jp/ikkoku/img/1110561531/117.jpg

…こんなのとか。

>>827
今度はイタリア抜きでやろう。

ttp://www.encyclopedia.masdf.com/pukiwiki.php?%BA%A3%C5%D9%A4%CF%A5%A4%A5%BF%A5%EA%A5%A2%C8%B4%A4%AD%A4%C7

>>828
…食えばいいだろう、そのくらい。
それとも、今は魚の値段がそんなに高騰しているのか?確かに、Guardian戦役の影響で
地球の海洋部も多大な影響を受けたが…魚が捕れなくなるほどではないだろう。まさか
Guardianが漁師を皆殺しにしたとは思えんし…。
…私が商店で魚を買うことなんて滅多にないから、はっきりしたことは言えんが。

そもそも「ツナ」というのは加工されたマグロのことだろう。マグロの刺身が食いたいという
ことか?最近は日本食も珍しいものではなくなっているし、和風料理店に行けば注文できると
思うぞ。

…しかし、こんな話をしていたら魚が食いたくなってきたな。今日の夕食は刺身にするか…。

436 名前:ボンボン名無し:2006/02/03(金) 03:22:47
てすと

437 名前:部長:2006/02/03(金) 07:42:41
――大きくなったら日本にいらっしゃい。
                   ティー
             美味しいお茶をいれてあげる――

438 名前:@darkblue@部長:2006/02/03(金) 08:26:30
美味しいお茶(ティー)をいれてあげる――

439 名前:ボンボン名無し:2006/02/05(日) 19:56:33
…この場で言うのも何だが、復帰を祝ってくれた人達に特別に感謝の意を表する。貴方達の
言葉はいかなる援軍や支援物資よりもありがたく、心強い。これからも応援してくれれば、
それ以上に嬉しいことはない。
…私は口下手だから、通り一遍の言葉に聞こえるかも知れないが、本心で言っている。
ありがとう。

>>832
…改めて問われると、即答はしかねるな。

軍人としての私の「敵」なら、命令に従って撃破すべき機体、もしくは任務遂行の妨げになる
ものだ。仕事だから贅沢は言わんが、出来れば手強いヤツの方がいい。手応えがないと
面白くないからな。
だから、どんな存在かというと…一言で言えば「喧嘩相手」だ。戦い甲斐のある相手だと
嬉しい。力を尽くし技を尽くし知恵を尽くして、強者に勝利することを至上の喜びと感じるのが、
戦士の性という物だ。
私は一対一の戦闘で負けたことはない。私が勝てなかったのは唯一、Guardianだけだ。

個人としての私の「敵」なら……なんだろうな。人間関係で敵は作らないようにしている…
というか、敵が出来るほど広い交友関係を持っていない(苦笑)
無論、こういう仕事をしている以上、恨みを買わないはずはないが…軍の情報管理は徹底
しているからな。プライベートで戦場の報復を受ける、ということはまず無い。そんな事件が
頻発しては、士官の命がいくらあっても足りんからな。
あるとしたら、強盗や通り魔のような無差別に襲ってくる犯罪者くらいか。そういう連中から
なら、私は自分の身を守ることが出来るし、自宅にも押し入られない程度のセキュリティは
ある。
つまり、私生活で「敵」と呼べるほどのものは存在しないな。…だが、Guardian戦役の混乱で、
これからまた治安が悪くなるかも知れん。気をつけねばなるまい。

>>833
…だから、私は恋愛には興味がないと言っただろう。恋人はいないし、今までいたことも
なかった。だから好きなタイプ、と言われてもピンと来ない。

色気づくような年になった頃には、もう軍隊にいたからな。恋愛に現を抜かす余裕なんぞ
なかったし、何より私は自分が強くなること以外、考えていなかった。他の全てをかなぐり
捨てて、己を鍛え上げたからこそ、史上最年少の18歳でCTNナンバーに登録されることが
できたんだ。後悔はない。

…まあ、そんな育ち方をしたせいで、男が寄ってこないような女になってしまったんだが。
だが恋人がいなくては生きて行けん訳でもあるまい。私は今のままで十分だよ。

>好きな同性のタイプは……教えてくれなくていいや
…君は私の恋愛関係は知りたいが、交友関係は知りたくないというのか?まったく…。
確かに私は人付き合いが下手だからな。はっきり言って友人の数は少ない。その分、狭く
深く付き合っているつもりだがね。

>>834
>セネス先生
…またずいぶんと懐かしい呼び名だな…。私は既に教師としては活動していない。先生は
よしたまえ。

>出演決定か?
さあ、な。まだ何とも言えん。だが、もし出るとしたら、私の戦いはまだ終わってはいないと
いうことなんだろうな。
…Guardianが滅び、人類の脅威は去ったと思っていたが…。「彼/彼女」以上の敵が存在
するというのか…?フッ、それならそれでいい。このまま平和に暮らすのも悪くないと思って
いるが…Guardian以上の敵がいるというなら、見せてもらおう。

>本来の髪の色と目の色
昔から髪も肌も白かったから、大して変わっていない。外で走り回って遊んでいた割には、
日焼けもしていなかったしな。
…流石にこんな真っ赤な瞳ではなかったから、実家で家族に会ったとき変に思われるんじゃ
ないかと思ったが…発展した科学技術はファッション関係にも還元されているからな。それ
ほど勘ぐられなかったよ。最近では目の色も髪の色も簡単かつ自由に染色できる。

…CTNに関しては当然、重要軍事機密だからな…。外部の人間には誰にも話せん。

>>835
ふむ、彼についてか。

技術畑の人間でありながらCTN登録されたという、かなりの変わり種だが、それだけに腕は
一流だ。整備スタッフとしては勿論、パイロットとしても十分信頼できる能力を持っている。
…Gurdian戦役で、私の直属の部下だったパイロットは、彼以外全員戦死したからな。今も
生き残っているのは彼だけだ。
もしかしたら、その悪運の強さこそが彼の最大の武器かも知れん。

…ん?どうした?まだ何か聞き足りないようだが。
………ああ、プライベートでの付き合いはなかったのかとか、そういうことが聞きたいのか?
悪いが、基地の外では彼と顔を合わせたこともないよ。さっきも言ったとおり、私は人付き
合いが苦手だし、CTNという連中はコミュニケーション不全者であることが多い。
その点、彼は社交的な方だったな。人格面でとがったところの多い222部隊の中で、一番
周りと上手くやっていたのは彼だろう。

だから、「どう思うか」という質問に答えるとすると…「極めて優秀な部下。一個人としても
好人物」といったところかな。

>>836
ドイツの英雄と言えば、一般層にも有名なのは「ニーベルンゲンの指輪」の王子ジークフリード
だろうが…伝説上の人物だしな。実在した英雄について語るべきだろう。


戦闘機のパイロットなら、間違いなくエーリッヒ・ハルトマンがドイツ最高の英雄だ。
1922年生まれで、ドイツ空軍には1940年、18歳の時に入っている。配属したばかりの頃は、
半年間で一機も撃墜できなかったりと伸び悩んだ時期があったようだが、1943年7月に展開
されたチタデレ作戦以降、凄まじいとしか言いようのない成長を見せている。
1943年5月までの撃墜数はたったの15機だったが、7月に24機、8月では倍の49機を撃墜と
いう、とんでもない記録を打ち立てた。その後、約一年で148機を撃墜し、騎士十字勲章を
授与されている。
9月には中尉に昇進して中隊長を務めるようになったが、その頃になるとソ連空軍は機体も
パイロットも手強くなってきて、ドイツ軍は徐々に押され始めるようになる。しかし彼の撃墜
率は全く落ちることなく、翌年3月には202機撃墜で柏葉騎士十字章、さらにその3ヶ月後には
266機撃墜で剣柏葉騎士十字章を授与。もはやドイツ空軍のトップエースの名を恣にし、ソ連
軍からは「ウクライナの黒い悪魔」と呼ばれて恐れられた。
結局、ドイツ軍はソ連軍との戦力差が開きすぎて敗北するんだが、劣勢になってもなお出撃し
続けた彼の生涯撃墜数は352機。ギネスブックに載ることになった。…もし、私と同じ時代に
生まれていれば、間違いなくCTNナンバーに登録されただろうな。

一個人としては…童顔だったらしく、同僚からは「ブービ」(坊や)とか呼ばれていたそうだ。
また、我の強い性格であることが多いエースパイロットの中では珍しく、部隊全体の調和を
重んじていた。事実、全員で生還することを信条としていたため、彼自身はおろか寮機すら
一度たりとも撃墜されなかったらしい。
後進の指導にも熱心で、自信が持てない新兵には、自分の機体と同じ黒いチューリップの
ペイントを施し、少しでも生還できる確率を上げるようにしていたそうだ。

私はパイロットとして、また部隊を率いる者として、彼を最も目標とすべき人物だと思っている。
私も若くして天才と呼ばれたが、彼の成し遂げたことは天才という言葉すら超えている。
彼のような人物がいると、人間の能力には限界がないのかも知れない、と思わせてくれる
からな。私もかくありたいものだ。

ちなみに、彼の写真が残っている。右がハルトマン大尉に次ぐ撃墜数を持つバルクホルン
少佐、左が大尉だ。
ttp://www.page.sannet.ne.jp/ww2/ace2.jpg (撮影当時22歳)
…うむ、童顔だな。


軍団を指揮する将帥なら、エルヴィン・ヨハンネス・オイゲン・ロンメル元帥だろう。「砂漠の
狐」といえば、君も知っているのではないか?

元々は歩兵戦術のプロだったようだが、装甲部隊の有効性を認めてからは、砲兵や戦車隊を
指揮するようになった。「幽霊師団」と呼ばれる理由となった神出鬼没の機動戦術と、本来
対空砲である88mm高射砲を水平発射して、対戦車攻撃を行ったのが最も有名だな。
先ほど述べた「砂漠の狐」の異名で呼ばれるようになったのは、北アフリカでイギリスと戦った
際の活躍からだ。数的に不利だったにもかかわらず大勝を続け、海上交通の最重要地だった
スエズ運河の目の前まで到達したが…元々アフリカ戦線が「イタリア軍を助けるもののついで」
だったため、ヒトラーが補給を惜しんでロンメルは慢性的な物資不足に悩まされ続けた。彼が
総統に対して不信感を持ち始めたのも、この頃からだと言われている。
しかしやる気のないドイツとは裏腹に、イギリス側は大英帝国の威信がかかっていると必死。
結果、ロンメルが長年の無理がたたって発病したこともあり、ドイツ軍はアフリカから叩き出さ
れることになった。
その後も脚の負傷や病気に耐えながら前線に赴き続けたが、戦争末期のヒトラーは国防軍の
高級将校に対して懐疑的になっていて、ロンメルにヒトラー暗殺計画の首謀者であるという
嫌疑をかけた。しかしすでに国家的英雄となっていた彼を処刑することは出来ず、ヒトラーは
ロンメルに毒を飲むよう強要し、彼はそれを受け入れて服毒自殺してしまったそうだ。
…いかに偉大な戦士も、こんなあえない結末を迎えてしまうのが、歴史の悲しいところだな。

性格的にも非常に高潔な人物で、当時のドイツ軍将校としては驚異的なことに、ユダヤ人を
差別せず、捕虜も厚遇していた。戦場にあっても騎士道精神を貫き、ハードキル(殲滅)より
ソフトキル(無力化)を重視する方針をとっていたらしい。常に前線に立って兵士達とともに
戦い、敵国イギリスの宰相であるチャーチルをもってして「ロンメルは聖者」と言わしめたの
だから、まったくもって感服するほか無い。

彼が亡くなってから既に200年以上経っているが、統合政府軍士官学校の戦術教本には、
エルヴィン・ロンメルの名が出てくる。無論、私も一軍人として、彼のことを尊敬している。
まさしく武人の鑑のような人だからな。私は生まれてこの方忠誠心というものに縁のない人間
だが、彼のような人物にこそ上に立って欲しいと思うよ。

>>837
無い。
そんな危険人物に、基地内部をうろうろさせられるわけないだろう。そもそも、これはあくまで
飛行機に乗るときに着るもので、普段からこの格好で勤務しているわけではない。乗り降りの
際にはロングコートを羽織っているしな。
…「体の線が出る=いやらしい格好」だとしたら、この世から水泳選手はいなくなっていると
思うぞ。

それに、こんなだがこのスーツは極めて高性能だ。対Gは当然として、対弾、対刃、耐衝撃、
保温機能に優れ、身体の動きを制限することもない。正に最新技術の結晶だ。
見た目だけで判断するものではない。

>>838
……今のところはノーコメントとさせてもらう。ただ、私が地球にVamblaceを持ち帰ったのは
確かだ。それによって、この先の人類がどうなるかは…誰にも分からんだろう。

440 名前:ボンボン名無し:2006/02/14(火) 16:49:58
ビ「んどるぅあぁぁぁぁぁぁぁ!!!
 何か理由はわかんねえが、今日は暴れたくて暴れたくて仕方ねえぜぇーーーッ!!まったく
何があったわけでもねえのに困ったもんだ!あれ!?でもこれ血涙!?

ジ「我らはこれより修羅に入る!!人と会っては人を斬り、神とあっては神を斬れ!!
特にわけもなく!!!

ビ「がはぁ…!だが質問を残したまま出撃するわけにもいかねえ!一旦オーラを押さえて、
返答してからネオCONTRAのやつらを殺っちまうとするぜ…!
 ジャグワァ!<fpnt size="6">理由無き怒りの</font>一言よろしく!」



いやマジで拙者チョコレイトとか嫌いなんだよね
ああいう甘ったるいの苦手っていうか食べても
やたらと喉乾くしさぁ食べ過ぎたら虫歯や肥満の
原因にもなるしそもそもSAMURAIたるものが
甘味類を過剰摂取なんて言語道断でしょ拙者
これでも普段から食生活には気を遣っtあれ
ちょっとどこいくのねえまだ話終わってな(ry)
                       …でござる
        ノw 、
       {   ミ
       ヽ __
       /     ヽ      /ヽ
       i ⌒ -´  |   /ヽ/
       >, >-  i_イ |  /ヽ/
  _  /ヾ/ ◎ . ゜ |/ヽ/
/―ヲ L_/|    ~  | /〜 ^\
   | ` /ヽ\  "^"ノ ゝ、|   \
  /  / \,――、/  ヾ \
 /\_ノ  |ー--―|  、 ノ\
   /―i´       ケ―ヾ



>>109
ビ「おう!誰かと思えば伝説の傭兵じゃねえか!わざわざ挨拶に来てもらえるとは恐縮だ
ねぇ」

ジ「ご厚意、感謝いたす。レーションは本日の夕食にさせていただくでござる。醤油漬けに
して」

ビ「で、なんだ?他の世界?おまえさん、傭兵なんてやってる割にはずいぶんと夢のある
質問するなぁ。
 別の世界ねぇ。まあ、別世界って訳じゃないが、昔オペレーション・ワイワイワールドって
変な作戦に参加したことがあるぜ。何かサイボーグみたいなヤツとか、鞭持った変な兄ちゃん
とか、SAMURAIっぽいヤツとか、赤ん坊とか集まってたよ」

ジ「…何やら、本当に作戦なのか疑わしいでござるな」

ビ「いや、アレはアレで結構ハードだったぜ。見たこともねえ奴らが襲ってくるしよ」

ジ「で、行きたい世界は?」

ビ「んー、別にこの世界に不満とかねえんだけどな。まあ、平和なとこならそれに越したことは
ねえかな。でも争いごとが無くなると、俺達みてえなのは活躍できなくなっちまうんだよなぁ…。
難しいところだぜ」



>>110
ビ「…あぁ?まだ地球に商売人なんていたのかよ…。でも、俺達金なんて持ってねぇぜ?」

ジ「本部に必要経費として申請させればよいのでは?」

ビ「それもそうだな。じゃあ請求はそっちに頼むぜ。まずは品揃えをっと…ムッ!?」

ジ「何奴ッ!」

『ガガガガガガガガガガ!!!!』
「あわびゅっ!」
(窓の方向に向けてマシンガン乱射!窓から飛び込もうとしていた>>111を蜂の巣にする)

ビ「…畜生、ネオCONTRAの偵察部隊だ。この辺もそろそろ嗅ぎつけられてきたって事か…」

ジ「住居も移さねばならぬかも知れぬな…」

ビ「チッ!また雨風凌げて通信設備もある場所探さなきゃいけねぇのかよ…!そんな都合の
良い場所あんまり残ってないってのに…。
 …おう、すまねえな。そういうことで引っ越しの準備しなきゃならなくなった。とりあえず弾薬
だけ買っとくよ」



ビ「うるぁぁぁぁぁぁぁ!!オーラ発動再開!
MINAGOROSHIだぁーーーーーッ!!!

ジ「斬る!!全て斬る!!うぬぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!

ビ「Seeeeeeeee Yoooooooou Neeeeeext Missiooooooooooooooon!!!!!

(粉塵を巻き上げながら去っていきました)

441 名前:ボンボン名無し:2006/02/14(火) 16:51:28
ビ「んどるぅあぁぁぁぁぁぁぁ!!!
 何か理由はわかんねえが、今日は暴れたくて暴れたくて仕方ねえぜぇーーーッ!!まったく
何があったわけでもねえのに困ったもんだ!あれ!?でもこれ血涙!?

ジ「我らはこれより修羅に入る!!人と会っては人を斬り、神とあっては神を斬れ!!
特にわけもなく!!!

ビ「がはぁ…!だが質問を残したまま出撃するわけにもいかねえ!一旦オーラを押さえて、
返答してからネオCONTRAのやつらを殺っちまうとするぜ…!
 ジャグワァ!理由無き怒りの一言よろしく!」



いやマジで拙者チョコレイトとか嫌いなんだよね
ああいう甘ったるいの苦手っていうか食べても
やたらと喉乾くしさぁ食べ過ぎたら虫歯や肥満の
原因にもなるしそもそもSAMURAIたるものが
甘味類を過剰摂取なんて言語道断でしょ拙者
これでも普段から食生活には気を遣っtあれ
ちょっとどこいくのねえまだ話終わってな(ry)
                       …でござる
        ノw 、
       {   ミ
       ヽ __
       /     ヽ      /ヽ
       i ⌒ -´  |   /ヽ/
       >, >-  i_イ |  /ヽ/
  _  /ヾ/ ◎ . ゜ |/ヽ/
/―ヲ L_/|    ~  | /〜 ^\
   | ` /ヽ\  "^"ノ ゝ、|   \
  /  / \,――、/  ヾ \
 /\_ノ  |ー--―|  、 ノ\
   /―i´       ケ―ヾ



>>109
ビ「おう!誰かと思えば伝説の傭兵じゃねえか!わざわざ挨拶に来てもらえるとは恐縮だ
ねぇ」

ジ「ご厚意、感謝いたす。レーションは本日の夕食にさせていただくでござる。醤油漬けに
して」

ビ「で、なんだ?他の世界?おまえさん、傭兵なんてやってる割にはずいぶんと夢のある
質問するなぁ。
 別の世界ねぇ。まあ、別世界って訳じゃないが、昔オペレーション・ワイワイワールドって
変な作戦に参加したことがあるぜ。何かサイボーグみたいなヤツとか、鞭持った変な兄ちゃん
とか、SAMURAIっぽいヤツとか、赤ん坊とか集まってたよ」

ジ「…何やら、本当に作戦なのか疑わしいでござるな」

ビ「いや、アレはアレで結構ハードだったぜ。見たこともねえ奴らが襲ってくるしよ」

ジ「で、行きたい世界は?」

ビ「んー、別にこの世界に不満とかねえんだけどな。まあ、平和なとこならそれに越したことは
ねえかな。でも争いごとが無くなると、俺達みてえなのは活躍できなくなっちまうんだよなぁ…。
難しいところだぜ」



>>110
ビ「…あぁ?まだ地球に商売人なんていたのかよ…。でも、俺達金なんて持ってねぇぜ?」

ジ「本部に必要経費として申請させればよいのでは?」

ビ「それもそうだな。じゃあ請求はそっちに頼むぜ。まずは品揃えをっと…ムッ!?」

ジ「何奴ッ!」

『ガガガガガガガガガガ!!!!』
「あわびゅっ!」
(窓の方向に向けてマシンガン乱射!窓から飛び込もうとしていた>>111を蜂の巣にする)

ビ「…畜生、ネオCONTRAの偵察部隊だ。この辺もそろそろ嗅ぎつけられてきたって事か…」

ジ「住居も移さねばならぬかも知れぬな…」

ビ「チッ!また雨風凌げて通信設備もある場所探さなきゃいけねぇのかよ…!そんな都合の
良い場所あんまり残ってないってのに…。
 …おう、すまねえな。そういうことで引っ越しの準備しなきゃならなくなった。とりあえず弾薬
だけ買っとくよ」



ビ「うるぁぁぁぁぁぁぁ!!オーラ発動再開!
MINAGOROSHIだぁーーーーーッ!!!

ジ「斬る!!全て斬る!!うぬぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!

ビ「Seeeeeeeee Yoooooooou Neeeeeext Missiooooooooooooooon!!!!!

(粉塵を巻き上げながら去っていきました)

442 名前:ボンボン名無し:2006/02/14(火) 16:53:16
ビ「んどるぅあぁぁぁぁぁぁぁ!!!
 何か理由はわかんねえが、今日は暴れたくて暴れたくて仕方
ねえぜぇーーーッ!!
まったく何があったわけでもねえのに困ったもんだ!
あれ!?でもこれ血涙!?

ジ「我らはこれより修羅に入る!!人と会っては人を斬り、
神とあっては神を斬れ!!

特にわけもなく!!!

ビ「がはぁ…!だが質問を残したまま出撃するわけにもいかねえ!一旦オーラを押さえて、
返答してからネオCONTRAのやつらを殺っちまうとするぜ…!
 ジャグワァ!<fpnt size="6">理由無き怒りの</font>一言よろしく!」



いやマジで拙者チョコレイトとか嫌いなんだよね
ああいう甘ったるいの苦手っていうか食べても
やたらと喉乾くしさぁ食べ過ぎたら虫歯や肥満の
原因にもなるしそもそもSAMURAIたるものが
甘味類を過剰摂取なんて言語道断でしょ拙者
これでも普段から食生活には気を遣っtあれ
ちょっとどこいくのねえまだ話終わってな(ry)
                       …でござる
        ノw 、
       {   ミ
       ヽ __
       /     ヽ      /ヽ
       i ⌒ -´  |   /ヽ/
       >, >-  i_イ |  /ヽ/
  _  /ヾ/ ◎ . ゜ |/ヽ/
/―ヲ L_/|    ~  | /〜 ^\
   | ` /ヽ\  "^"ノ ゝ、|   \
  /  / \,――、/  ヾ \
 /\_ノ  |ー--―|  、 ノ\
   /―i´       ケ―ヾ



>>109
ビ「おう!誰かと思えば伝説の傭兵じゃねえか!わざわざ挨拶に来てもらえるとは恐縮だ
ねぇ」

ジ「ご厚意、感謝いたす。レーションは本日の夕食にさせていただくでござる。醤油漬けに
して」

ビ「で、なんだ?他の世界?おまえさん、傭兵なんてやってる割にはずいぶんと夢のある
質問するなぁ。
 別の世界ねぇ。まあ、別世界って訳じゃないが、昔オペレーション・ワイワイワールドって
変な作戦に参加したことがあるぜ。何かサイボーグみたいなヤツとか、鞭持った変な兄ちゃん
とか、SAMURAIっぽいヤツとか、赤ん坊とか集まってたよ」

ジ「…何やら、本当に作戦なのか疑わしいでござるな」

ビ「いや、アレはアレで結構ハードだったぜ。見たこともねえ奴らが襲ってくるしよ」

ジ「で、行きたい世界は?」

ビ「んー、別にこの世界に不満とかねえんだけどな。まあ、平和なとこならそれに越したことは
ねえかな。でも争いごとが無くなると、俺達みてえなのは活躍できなくなっちまうんだよなぁ…。
難しいところだぜ」



>>110
ビ「…あぁ?まだ地球に商売人なんていたのかよ…。でも、俺達金なんて持ってねぇぜ?」

ジ「本部に必要経費として申請させればよいのでは?」

ビ「それもそうだな。じゃあ請求はそっちに頼むぜ。まずは品揃えをっと…ムッ!?」

ジ「何奴ッ!」

『ガガガガガガガガガガ!!!!』
「あわびゅっ!」
(窓の方向に向けてマシンガン乱射!窓から飛び込もうとしていた>>111を蜂の巣にする)

ビ「…畜生、ネオCONTRAの偵察部隊だ。この辺もそろそろ嗅ぎつけられてきたって事か…」

ジ「住居も移さねばならぬかも知れぬな…」

ビ「チッ!また雨風凌げて通信設備もある場所探さなきゃいけねぇのかよ…!そんな都合の
良い場所あんまり残ってないってのに…。
 …おう、すまねえな。そういうことで引っ越しの準備しなきゃならなくなった。とりあえず弾薬
だけ買っとくよ」



ビ「うるぁぁぁぁぁぁぁ!!オーラ発動再開!
MINAGOROSHIだぁーーーーーッ!!!

ジ「斬る!!全て斬る!!
うぬぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!


ビ「Seeeeeeeee Yoooooooou Neeeeeext Missiooooooooooooooon!!!!!

(粉塵を巻き上げながら去っていきました)

443 名前:ボンボン名無し:2006/02/14(火) 16:54:49
ビ「んどるぅあぁぁぁぁぁぁぁ!!!
 何か理由はわかんねえが、今日は暴れたくて暴れたくて仕方
ねえぜぇーーーッ!!
まったく何があったわけでもねえのに困ったもんだ!
あれ!?でもこれ血涙!?

ジ「我らはこれより修羅に入る!!人と会っては人を斬り、
神とあっては神を斬れ!!

特にわけもなく!!!

ビ「がはぁ…!だが質問を残したまま出撃するわけにもいかねえ!一旦オーラを押さえて、
返答してからネオCONTRAのやつらを殺っちまうとするぜ…!
 ジャグワァ!理由無き怒りの一言よろしく!」



いやマジで拙者チョコレイトとか嫌いなんだよね
ああいう甘ったるいの苦手っていうか食べても
やたらと喉乾くしさぁ食べ過ぎたら虫歯や肥満の
原因にもなるしそもそもSAMURAIたるものが
甘味類を過剰摂取なんて言語道断でしょ拙者
これでも普段から食生活には気を遣っtあれ
ちょっとどこいくのねえまだ話終わってな(ry)
                       …でござる
        ノw 、
       {   ミ
       ヽ __
       /     ヽ      /ヽ
       i ⌒ -´  |   /ヽ/
       >, >-  i_イ |  /ヽ/
  _  /ヾ/ ◎ . ゜ |/ヽ/
/―ヲ L_/|    ~  | /〜 ^\
   | ` /ヽ\  "^"ノ ゝ、|   \
  /  / \,――、/  ヾ \
 /\_ノ  |ー--―|  、 ノ\
   /―i´       ケ―ヾ



>>109
ビ「おう!誰かと思えば伝説の傭兵じゃねえか!わざわざ挨拶に来てもらえるとは恐縮だ
ねぇ」

ジ「ご厚意、感謝いたす。レーションは本日の夕食にさせていただくでござる。醤油漬けに
して」

ビ「で、なんだ?他の世界?おまえさん、傭兵なんてやってる割にはずいぶんと夢のある
質問するなぁ。
 別の世界ねぇ。まあ、別世界って訳じゃないが、昔オペレーション・ワイワイワールドって
変な作戦に参加したことがあるぜ。何かサイボーグみたいなヤツとか、鞭持った変な兄ちゃん
とか、SAMURAIっぽいヤツとか、赤ん坊とか集まってたよ」

ジ「…何やら、本当に作戦なのか疑わしいでござるな」

ビ「いや、アレはアレで結構ハードだったぜ。見たこともねえ奴らが襲ってくるしよ」

ジ「で、行きたい世界は?」

ビ「んー、別にこの世界に不満とかねえんだけどな。まあ、平和なとこならそれに越したことは
ねえかな。でも争いごとが無くなると、俺達みてえなのは活躍できなくなっちまうんだよなぁ…。
難しいところだぜ」



>>110
ビ「…あぁ?まだ地球に商売人なんていたのかよ…。でも、俺達金なんて持ってねぇぜ?」

ジ「本部に必要経費として申請させればよいのでは?」

ビ「それもそうだな。じゃあ請求はそっちに頼むぜ。まずは品揃えをっと…ムッ!?」

ジ「何奴ッ!」

『ガガガガガガガガガガ!!!!』
「あわびゅっ!」
(窓の方向に向けてマシンガン乱射!窓から飛び込もうとしていた>>111を蜂の巣にする)

ビ「…畜生、ネオCONTRAの偵察部隊だ。この辺もそろそろ嗅ぎつけられてきたって事か…」

ジ「住居も移さねばならぬかも知れぬな…」

ビ「チッ!また雨風凌げて通信設備もある場所探さなきゃいけねぇのかよ…!そんな都合の
良い場所あんまり残ってないってのに…。
 …おう、すまねえな。そういうことで引っ越しの準備しなきゃならなくなった。とりあえず弾薬
だけ買っとくよ」



ビ「うるぁぁぁぁぁぁぁ!!オーラ発動再開!
MINAGOROSHIだぁーーーーーッ!!!

ジ「斬る!!全て斬る!!
うぬぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!


ビ「Seeeeeeeee Yoooooooou Neeeeeext Missiooooooooooooooon!!!!!

(粉塵を巻き上げながら去っていきました)

444 名前:なめんなよ、この名無し:2006/02/17(金) 14:59:32
書き込みテスト。

445 名前:www:2006/02/27(月) 10:25:08
今学校祖の打つ書き込みを
今学校

446 名前:なめんなよ、この名無し:2006/03/06(月) 12:16:42
ななめ

447 名前:なめんなよ、この名無し:2006/04/15(土) 23:25:28
書き込みテスト

448 名前:なめんなよ、この名無し:2006/04/27(木) 02:41:52
テスト。

449 名前:@whitesmoke@test:2006/06/24(土) 18:47:43
test

450 名前:なめんなよ、この名無し:2006/06/28(水) 10:55:38
font

451 名前:なめんなよ、この名無し:2006/06/30(金) 01:13:17
テスト。

452 名前:なめんなよ、この名無し:2006/07/01(土) 03:50:29
テステス。

453 名前:テスト ◆n6DB.us5iM :2006/07/15(土) 17:40:32
(゚Д゚)。o(…………………………………………ウウッ)


結局大企業の(変な) マニュアルに勝てず(ずー)
メコルで鱧とアーティチョークほおばって(てー)
怒りをぶつける場所もなく(くー)
帰り際に
     ______
    /          )))
   /   /// /―――-ミ
   / 彡彡 // /      ヽ))
   / 彡彡 iiiiiiiiiiiiiii  iiiiiiiiii|
   / 彡彡 < ・ > 、<・ >l
  /    |       ヽ   〉
  /  ( | |      __)  |    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  /   | ≡  /, ―――  |ゝ < 手が汚れてしまったではないか!
  /   |   |  L ___」 l ヾ  \_________
_ミ  l   ______ノ ゞ_
  |  l ヾ    ー   / |  l
  |  |   \ー    ‐/  |  |

て、言うたった

454 名前:なめんなよ、この名無し:2006/07/17(月) 22:28:15
<b>テスト?</b>

455 名前:なめんなよ、この名無し:2006/07/17(月) 22:33:18
<B>もっかい。</B>

456 名前:なめんなよ、この名無し:2006/07/17(月) 22:40:49
<b>B</b>
I
S
U
FONT

CENTER


rubyるび

457 名前:なめんなよ、この名無し:2006/07/27(木) 04:53:52
test

458 名前:& ◆k8GJO873N2 :2006/08/02(水) 03:24:46
名前欄が化けているなぁ?

この状態でいけるのか、一つテストしてやろうじゃないか。

459 名前:VAVA ◆L184gI/VA2 :2006/08/02(水) 03:26:39
チッ……こうも化けるのか、俺が…!

460 名前:なめんなよ、この名無し:2006/08/02(水) 14:07:28
テスト

461 名前: ◆SatoSeiNss :2006/08/06(日) 02:42:40
テスト

462 名前:なめんなよ、この名無し:2006/08/18(金) 03:26:19
あたしは絶対にしないからなーー

463 名前:なめんなよ、この名無し:2006/08/18(金) 03:26:57
しないから…あたしは絶対にしないからなー!!

464 名前:なめんなよ、この名無し:2006/08/18(金) 03:47:06
最終テストかな
しないから!あたしは絶対にしないからなーーー!!
そして誰もいなくなった

465 名前:レナス・ヴァルキュリア ◆AesirGt.x6 :2006/08/22(火) 11:31:16
我と共に生きるは冷厳なる勇者!出でよ!!

こちらにもちゃんと書き込めるかどうかのテストだ。

466 名前:& ◆B7WSpSLTBM :2006/08/22(火) 11:33:42
『 死の、先を逝く者たちよ!』

テスト二回目だ。

467 名前:レナス・ヴァルキュリア ◆AesirGt.x6 :2006/08/22(火) 11:35:42
何?!化けているだと…!…そう言う事か、気を付けねばな。

468 名前:なめんなよ、この名無し:2006/09/01(金) 21:19:10
テスト

469 名前:なめんなよ、この名無し:2006/09/02(土) 04:41:15

               , 、 -‐ ‐ - . 、
                /          ".i 、
              ./i             i ヽ
               i i              i i
              i .i              .i i
             i ノ       i      i .i /i
           iヽ'      、ヾi /     ヽ/` i
           i  〉、__ 、.,__,ゝメ,__,.、 -ェ'  i
           .i  `'ー--‐''´i レ`'‐-‐'´ i  i
            i´ヽ     ,   ヽ.,_, -‐'  ,ノ
              ゝ.,iヽー ..入    ,k'     i
             i/  i´  `""`  ´yヽ i
              i . γ -ニ二ニ=-`' .ゝi
                 '、    ー-‐''    乂
                    ゝ.,       .,t'`
                    `''ー - ‐'


470 名前:なめんなよ、この名無し:2006/09/02(土) 14:33:54
規制テスト

471 名前:なめんなよ、この名無し:2006/09/02(土) 18:35:31
かきこみてすと。

472 名前:テスト:2006/09/05(火) 03:01:39
性質タチ

473 名前:◆7v.r55Qi.w :2006/09/23(土) 10:16:02
テスト

474 名前:なめんなよ、この名無し:2006/09/24(日) 01:18:43
テストテストテスト

475 名前:なめんなよ、この名無し:2006/09/29(金) 01:57:40
試験書き込み

476 名前:レナス・ヴァルキュリア ◆AesirGt.x6 :2006/10/09(月) 09:16:20
もう一度テストさせて頂く。

477 名前:テスト名無し:2006/10/19(木) 03:00:43
テスト。

478 名前:テスト名無し:2006/10/19(木) 03:01:46
テストする。

479 名前:なめんなよ、この名無し:2006/11/03(金) 20:35:26
一刻館いっこくかん

480 名前:なめんなよ、この名無し:2006/11/03(金) 20:36:55
最微塵クォーク

481 名前:なめんなよ、この名無し:2006/11/08(水) 01:21:32


 血の河を踏みしだき、凶々しき軍靴がゆく。半世紀余り昔と同じように。


 つい先ほどまでこの壮麗なホールには、人知の及ぶ限りの贅によって満たされていた。
 テーブルにはさほど手もつけられぬ豪華な料理が山と積まれ、バンドは優雅なメロディを奏で、
くるくるとルーレットが回っていた。
 注がれるそばから干される酒、さんざめく笑い声、そして着飾った女達。


 だが、もうそんなものはない。
 なくなってしまった。

 VIP達の半数は物言わぬ血袋と化して転がり、残りはこれから饗される血袋として縛り上げら
れ、別室に監禁されていた。
 最高級ホテルの豪奢をそのまま空に移し、南極遊覧飛行に飛び立った筈の巨大飛行船は、殺
戮の暴嵐に軋みを上げる獄門船と成り果てたのである。

 現在、紳士淑女の代わりに大パーティホールを埋め尽くしているのは兵士達だ。
 野戦服、親衛隊、空軍(ルフトバッフェ)。各所で鈍色に輝く紋章は――鉤十字である。
 そう、かつて欧州を征した狼たち、二十世紀最強の悪人軍団――ナチス・ドイツ。その筋金入
りの精鋭野郎どもであった。


 軍集団の眼前に設置された簡易お立ち台の階段を、軍靴の主―― 一人の美女が登っていく。
 ナチス親衛隊の軍服・軍帽に身を包み、マントを羽織った彼女――SS大佐にして大魔導師グ
ルマルキン・フォン・シュティーベルは、台上で腰のサーベルを抜き払うと、

「貴様らァ!!」

 溜め無しでいきなり叫んだ。
 スピーカー不要、ドーラ列車砲もかくや蛮声であり、口蓋帆即ちのどちんこ丸出しである。
 眉毛のない怜悧な美貌は顔中口となり、既に見られたものではない。


「――貴様らみんな、レン高原へ行きたいかァァァァァァァァァァッ!!」


 音の核爆発のような大佐の問いに、一拍置いて兵隊どもは「ヤァァァァァッ!」と応じた。

「奈落堕ちしてもレン高原に行きたいかァァァァッ!!」
「ヤァァァァァッ!」
「狂気山脈は怖くないかァァァァァッ!!」
「ヤァァァァァッ!」

 ゆあーん、ゆよーん、ゆやゆよーん――
 と船体は大いに揺れた。
 それは絶叫と足踏みとジェンカのステップと、意味もなく火を噴くエルマ・ベルケMP40短機関銃
の銃口や、導火線が抜かれたM24型柄付手榴弾(ポテトマッシャー)のヘイパス! パス! ドリ
ブルドリブル! な投げっこによる小爆発の所為であった。

 同僚の癖にグルマルキンと仲が悪いヘルマン・タッツェルヴルムだが、ついノリノリで追加武装
のドリル右腕を突き上げながら「守れ友を倒せ敵を!」などと叫んでしまい、マシーネン・ヴァル
キュリアことヴァルトラウテ中佐にはっ倒される、といった光景は微笑ましい部類である。

 つき合いきれん、という顔で壁際に引っ込んでいる面子もいた。レップ中佐やジェームズ・ホワン
ら、(表面上は)やや冷静な人々である。
 脱糞するヤン、尿漏れするルーク、前日に吟味済みのおやつ(三百円まで。バナナは含まない)
をはや貪り喰うレザード等々、一億総発狂化の様相を呈している者どもと比べるといかにもク
ールだが、なに、中身のマッドさは大差ない(多分)。


 そう、ここでは誰しもが基地の外にいるのだった。
 

482 名前:なめんなよ、この名無し:2006/11/08(水) 01:22:47
>>481

 例え今まさに総統その人が出現し、オーストリア併合の演説をぶち上げたとしてもこうまでには
なるまいというフィーバーぶりは、グルマルキンがお立ち台からジャンプし、兵隊の群れに身
を投げ込んだ事であっさりと限界突破した。

 喉も裂けよといわんばかりの「た・い・さ! た・い・さ!」の掛け声。
「エル・オー・ブイ・イーぼくらの大佐! オーバースト・グルグル最高絶好調!」という、品性っ
て言葉ぁママの腹ん中置いてきたかこの糞虫! 的なシュプレヒコール。

 軍兵のウェーブの上を、どこか恍惚とした表情のグルマルキン大佐が運ばれてゆく。

 狂乱した人の雪崩の下敷きになり、やや影の薄いクロエネン大佐が圧死寸前なのを尻目に、
とどまる所を知らぬ熱狂は、期せずして国歌斉唱の形へと昇華した。


♪世界で一番 イカれた民族
 ドイツ ドイツ ユーバーアレス

 命令絶対 規則がいっぱい
 ユーバーアレス インデアヴェルト♪


 みんなのうたに合わせ、船外では制空権を確保したリヒトホーフェン大尉ら吸血鬼撃墜王(ヴァ
ンパイア・エース)、空中機甲兵ロンギヌス13による合同アクロバッティング・ショウが、今まさ
にたけなわであった。
 因みに演目は「竜鳥飛び」や「クモの巣攻撃」などである。


 そして魔女の箒を傍らに、船体の頂上に腰掛けたふみこ・O・Vは、口の端を冷ややかな形に歪
めるのであった。


 いざゆかいでか、我ら約束の地へ。
 嗚呼、ナチス第四帝国の明日は明るい……。



 ――――船体後部から垂れたケーブルに必死で掴まり密航中の私こと、弓塚さつき記す。
 寒いよ志貴くん……。



【空戦祭り本編へ続くものか、馬鹿め】

483 名前:なめんなよ、この名無し:2006/11/09(木) 02:10:42
―――――世界は薄闇に包まれる。

 何処の国でも日没の光景はさほど変わる筈もなく、徐々に徐々に世界は太陽に暗幕を
掛け、全てに等しく闇の訪れを告げる。だがまだ性懲りもなく太陽は世界に別れを告げる
のを惜しんでいる為、中途半端に赤い光を放っている。
 この広大な甲板もまた例外ではなく、血を連想させるかのような光に包まれ、私と他に
もう一人――この船には似合わない風体の――を残し、訪れる夜を待つだけだ。
 これではまるで、巨大な『船』で、彼と二人きりになってしまったかのように錯覚してしまう。

 そう、私は巨大な船の甲板に立っている。どのパーツを取っても全て独逸に在る資源の
みで造られたと言うこの船は、現代の科学力の粋を結集して建造された―――『飛行船』。
 時代錯誤も甚だしい、まるで御伽噺の中の登場人物になったかのような気になってしまう
形状は、私の中の童心を擽るに相応しい。

 気球に乗って空を飛ぶ。誰もが一度は夢見たような――しかし簡単には叶わない夢では
あるが――を叶えるには充分過ぎる程造り込まれた飛行船。外観を見ただけで思わず私は
溜息を漏らし、開いた口が塞がらなくなってしまったほどに――素晴らしい。
 現代科学の結晶でありながら、まるで時を遡ったかのように感じさせる無駄のないボディ。
しかし、遊び心もしっかりと感じさせてくれるのだから、設計者は浪漫の何たるかをしっかりと
理解しているに違いない。


 全長651m。
 全高153m。
 全幅208m。
 最大速力152Km/h。
 最大乗員数562名。
 エンジンは両翼に2基――姿勢制御用を合わせるならば14基。


 内装は豪奢を誇り、客室は高級ホテルのロイヤルスウィートルームを更に凌ぐとまで言われ、
定員二名の部屋だったとしても、大人十人を詰め込んだ所でなおスペースが余る。
 更に各国のVIPを接待する為に設けられた遊戯室にはルーレットは勿論の事、ラスベガスを
凌ぐ勢いのカジノが開かれている。一日に何千、何万と言うドルが動くのは見ていて圧巻では
あるが、その裏にある『何か』を疑わずには居られない。
 またダンスホール、バーラウンジ、パーティールームなどは最高級のアンティークで彩られ、
華やかでありながらも落ち着きを持った雰囲気を醸し出し、正に上流階級の社交場と呼ぶに
相応しい造りだ。

 また、最大乗員数562名とあるが、実際に持て成される側として乗るのは200名前後。後の
残りはこの船のスタッフで締められ、一人一人にサービスが行き届くようになっている。まあ、
今回の渡航ではスタッフも合わせて200名ばかりしか乗ってはいないのだが。
 言わば今回の渡航は、この飛行船のお披露目を兼ねた物であるからだ。現代科学の結晶
を多くの人に見てもらおうと言うのは分からないでもない心理だ。そしてそのプレミア性に集る
人間が多いのも事実だろう。かく言う私もその一人なのだから。

「失礼致します。そろそろ出航ですので、船内にお入り頂けますか?」
「ああ、失礼。あちらの男性にも声を掛けておいて貰えるかな」

 どうやらもう出航の時間だ。
 私は甲板と――名残惜しくはあるが――暫しの別れを告げ船内へと戻る。
 敷き詰められた赤い絨毯は、外の光すら吸い込み、眼に痛いほど赤く輝く。

―――『Zeppelin Neue Ara』

 そう名付けられた船は正に今飛び立たんとする。
 微かに響くエンジン音に心を震わせながら、割り当てられた客室に戻り、外の景色を眺めて
いるとしよう―――――。

484 名前:なめんなよ、この名無し:2006/11/09(木) 04:53:43
「ツェッペリンによって創造された歴史は、ツェッペリンにより再び浮上する」

 1937年5月。大西洋横断航路に就航していた硬式飛行船ヒンデンブルク号は、原因不明
の出火事故を起こし爆発炎上。この悲劇は巨大飛行船時代の終焉を告げるものとなった。
 ―――それから70年。
「伯爵の曾孫」によって、ツェッペリンは再び空を往く。

「新たな時代のツェッペリン(Zeppelin Neue Ara)」と名付けられた、全長1キロにも
及ぶ超巨大硬式飛行船は、ドイツ製飛行船による空の再征服計画「ネオ・ツェッペリン
・プロジェクト」によって完成された現代飛行技術の結晶だ。
 フンフツェーン・フォン・ツェッペリン伯爵によって発案されたこの企画は、スピード
ワゴン財団やトムスン・アンド・フレンチ商会など多くの有力者による出資協力や、ツェ
ッペリン・ルフトハンザ社などの飛行船企業から人材支援を受け、ヒンデンブルク号爆発
炎上より70年目の今日ついにお披露目となった。
 現在公表されているスペックは以下の通りである。プロジェクトチームによると、より
詳細なスペックは企画の次段階「ツェッペリン事業の開拓」に併せて公表するとのことだ。

  姿勢制御用小型エンジン12基
  推進用メインエンジン2基
  全高約350メートル
  全長約1000キロメートル
  最大飛行可能距離5000キロメートル

 大雑把なスペックだが、これだけでも「ツェッペリン・ノイエ・アラ号」が如何に巨大
な飛行船かは分かるはずだ。現在のところ、これを上回る飛行物は地球上に存在しない。
「新たな時代」の名に相応しい超ド級飛行船だ。

 プロジェクトの立案者であり、飛行船の設計技師でもあるフンフツェーン・フォン・
ツェッペリン伯爵は完成したド級飛行船に絶対の自信を賭けている。
彼の野望は曾祖父である飛行船の父<cェッペリン伯爵が成し遂げることのできな
かった「飛行船ビジネスの完成」だ。
 そのためには、今回の規格外な超ド級飛行船がどうしても必要だったと語る。

「現在、空は航空機によって支配されている」
「移動手段、輸送手段としての空の征服者は、以後数世紀航空機のままだろう」
「だが空を楽しむ≠ニいう一点においてだけは、今後の王者はツェッペリンだ」
「航空機の台頭によって忘れ去られた空の魅力はツェッペリンによって想起される」

 空を楽しむため。なぜ、プロジェクトのお披露目の第一段階が超豪華遊覧飛行なのか
という問いに対して、伯爵はそう答えた。富裕層のための新たな娯楽提供が第一の目的。
次に軍事利用。輸送や移動手段としての利用はあくまで二次目的に過ぎないと語る。
 事実、今回の進水式°yび処女航海≠フために用意された「南極上空遊覧飛行の
旅」は最安値のプランで1千ドルだというのに、一般受付を開始する前に各国のVIPによ
って席は買い占められてしまった。伯爵自身は乗り合わせず、離陸地のニュージャージ
ー州レイクハースト――ヒンデンブルク墜落の地だ――で飛行を見守る予定だと言う。

「南極上空遊覧飛行の旅」はアメリカ合衆国ニュージャージー州から出発し、途中アルゼ
ンチンで物資と燃料補給を受けてから南極上空を3日間遊覧、その後は全速力で帰路に就
き、生産国のドイツで着陸するという。全日程7日間豪華遊覧の旅だ。
 広大な容積を誇るゴンドラは、その殆どを娯楽施設と客室で占められている。飛行船と
いうよりも、空に浮かぶスウィートホテルと言ったほうが正しいだろう。

 ツェッペリン・ルフトハンザ社この旅程の成功により、飛行船による観光ビジネスは
一気に注目を浴びることになると強きの姿勢を見せている。


      ―――エアシップ・マガジン11月号特集『再浮上するツェッペリン』より抜粋

485 名前:なめんなよ、この名無し:2006/11/12(日) 17:34:08
テスト

486 名前:なめんなよ、この名無し:2006/11/12(日) 17:40:04
さすが名無しだ、NGワードなんてアウトオブ眼中。

487 名前:なめんなよ、この名無し:2006/11/12(日) 17:43:15
test

488 名前:なめんなよ、この名無し:2006/11/12(日) 20:51:29
NGワードひっかかりテスト。

489 名前:なめんなよ、この名無し:2006/11/14(火) 22:07:46
テステス

490 名前:なめんなよ、この名無し:2006/11/16(木) 00:39:30
 意識に、灯が点る。
 闇の中で意識は、朧気な光を放ちながらも、やがて一つの像を結ぶ。

 目を開くと、其処は地下墳墓を思わせる空間だった。
 堆く積み上げられた無数の木箱は柩さながらで、或いは物言わぬ墓標とも見える。
 しかし、其処には墓地特有の悼惜たる念を感じることはない。
 共通するのは唯、やがて訪れる忘却という名の死の匂い。

「Sieg heil , ようやくのお目覚めか。
 かつてのよしみで箱の中から見つけ出してやったはいいが、貴公ら、すっかり壊れてし
まったかと思ったぞ」

 その墓標……否、木箱の一つに腰掛けながら、一際濃密な、死の匂いを孕んだ黒い影が
声をかけた。
 闇に溶ける黒の外套と同色の制服。
 肩よりもやや短く切り揃えられた金色の髪。
 怜悧な美貌は、しかし右目に残る疵痕と共にその奥底に野獣めいた残酷を覗かせている。

「……貴殿か、グルマルキン」

 男は、重い歯車が油を切らし軋みを上げる様に、声を出した。
 それに応じ、グルマルキンは口の端を吊り上げた。

「口は利けるようだな、話が早い。
 貴公ら両名にお誂え向きの任務がある」
「断る」

 間、髪を入れぬ拒絶にも動じず、グルマルキンは更に言葉を継ぐ。

「討ち死にもまた武人の誉れ、勲しか?
 だがな、ガラクタ人形どもの行くヴァルハラなど有りはしないのだよ」

 皮肉気な笑みを浮かべながら。

「そのことは貴公にも十分に理解出来たはずだがな。
 さもなくば此所で朽ち果てるのを待つか、それとも米国人ヤンクどもの晒し者になるか。
 理解できたなら返事を聞こう。
 “Ja”か“Nein”か」

 ――手許へと目を落とす。
 腕の中で身を横たえているのは、余りにも華奢な、未だ少女とも見える姿。
 その豊かな金髪の一房が頬に掛かるのを、武骨な指でそっと払った。

「私に、そうするに足る理由があるというのかね?」
「理由……そうだな。
 望む限りの報償がある、といえばどうするかな」

 自信に溢れるその口振りに、彼は眉根を寄せた。

「……貴殿、何を企んでいる」
「随分な言い種だな。
 『望むものをくれてやろう』、こう言っているのだよ。
 現にその力は我らの手の内にある」

 腰掛けていた木箱の、その一つに手をかけながら、指先でこつこつと叩いて見せる。

「“Die Verlorene Arche”、『神の力』だよ。
 ではもう一度問おう。
 返事は“Ja”か“Nein”か」

 目を閉じる。
 刹那の、重い静寂が周囲を包む。


 ――再び目を開くと、男は意を決しこう告げた。

「“Ja”-“Javohl”.
 鉤十字騎士団スワスティク・オルディン四騎士が一騎、ヘルマン・タッツェルヴルム、同じくヴァルトラウテと共に
現時刻を以て戦列に復帰する」


 

491 名前:なめんなよ、この名無し:2006/11/16(木) 21:40:59
test

492 名前:なめんなよ、この名無し:2006/11/17(金) 23:31:10
 牙と棺桶をあしらった枠のなかで、三連のドラムが、縦に回っている。
 俺は慎重にボタンを押した。ひとつ、ふたつ……和風の少女が、二つ並ぶ。リーチだ。
 軽く舌で唇を湿らせ、三番目のボタンに指を置く。慎重に、タイミングを見計らい――

 ガクン

 船が揺れた。乱流に揉まれたか、いやそれにしては鋭い揺れか、そんな一瞬の警報が脳裏をよぎるが、

「ああ、くそ!」
 悪態の前に警戒心は吹っ飛んだ。スロットマシンの3列目には、隈取を施した暑苦しい吸血鬼の顔が収まっていたのだ。
 揺れた拍子に押しちまったらしい。


 遊びに注がれていた熱を冷ますのは、いつだって無粋な外からの干渉だ。
 すっかり興をそがれた俺は、「吸血鬼スロット」(誰が考えたか知らないが、アホなシロモノもあったもんだ)の筐体をバンと叩くと、その場を離れた。


 ぶらぶらと歩きながら、俺はカジノを見渡した。
 紳士淑女の皆々さま方は、今日も賭け事にご執心だ。いやいや、十把一絡げにすべきじゃあ、ない。
 カジノに慣れて存分に楽しむやつ、場の空気を支配しちまう油てかてかのおっさん、巧みな話術で淑女に人気のディーラー、
 慣れない様子でエスコートされる少女、等々、等々。

 その中に入って遊ぶのも良かった。いやさ、ちと飽きちまったのだ。
 この飛行船、豪華はいいのだが、イマイチ俺の興味を引くものがなく、やむなくカジノに入り浸ってたわけだが、
 どんな遊びもぶっ続けじゃ飽きる。賭けそのものにも、人にもだ。
 もうひとつ言やあ、ここのカジノは、ディーラーにもうちっと金使ったほうがいいな。
 ま、場の質は結構な度合い、ディーラーに左右されるっつーことだ。

 そんなわけで、興味を引くものを探して隅っこのスロットマシンまで一巡りしたのだが、さすがに好奇心も打ち止めだ。
 俺はカジノの隅のバーに行き、カウンターに陣取って、投槍にカクテルを頼んだ。ブラッディナントカ。

 バーテンが妙な顔をする。俺が、いいからやれよ、という顔をする。バーテンが後ろを向いてカクテルを造り始める。
 カクテルが出てきた。ブラッディナントカ。赤い。煽る。不味い、なんだこのタルい喉越しは。
 バーテンを睨む。ヤツが知らん顔をする。俺はさらに煽り、不機嫌な顔で頬杖をついた。

 ああくそ。

493 名前:なめんなよ、この名無し:2006/11/19(日) 20:24:52
○コダマ導入

Where there's Lights, Shadow's lured and fear rains and by the Blade of Nights, mankind was given HOPE.光あるところに、漆黒の闇ありき。古の時代より、人類は闇を恐れた。しかし、暗黒を断ち切る騎士の剣によって、人類は希望の光を得たのだ。

494 名前:なめんなよ、この名無し:2006/11/19(日) 21:42:44
>>493は気にしない。

○コダマ導入

Where there's Lights, Shadow's lured and fear rains .
光あるところに、漆黒の闇ありき。古の時代より、人類は闇を恐れた。
and by the Blade of Nights, mankind was given HOPE.
しかし、暗黒を断ち切る騎士の剣によって、人類は希望の光を得たのだ。

―――かつて、人類は闇に生きる魔獣『ホラー』と果ての無い闘いを続けていた。
しかし、『守りし者』魔戒騎士と、彼らを支える者たちの絆によって人類はホラーに打ち勝った。
人類は、ホラーとその始祖“メシア”を流刑地と呼ぶべき牢獄『真魔界』へと封じた。

だが、今もホラー達は真魔界より現世へ出でるための唯一の手段である、陰我を宿すオブジェへと群がる。
そして、魔戒騎士たちも「守るべきもの」を守るため日夜ホラーとの闘いを続けている。

そんな魔戒騎士たちを統括しホラーを送還する役目を負う『番犬所』は、正常に機能していた。
そう、表向きは―――。


「……メシアを、蘇らせられない?」
目深に被ったフードで顔を隠した若々しい男の声が、東の『番犬所』を静かに打つ。

「ええ」
男の言葉に答えたのはブランコに乗った三人の少女、彼女らはこの東の『番犬所』を担当する神官。
何百年という長い時を生きたその魂は、もはや人間のままでは居られなくなっていた。

大人びたケイルの返答を受けて、ベルが言葉を続ける。
「時空の法則……因果律の因果が狂いだそうとしています」

三人の中でもっとも幼い印象のローズが、さらに言葉を続ける。
「鍵十字の亡霊は、南極の奥地に眠る狂気の王の座に迫ろうとしています」

フードの男――暗黒魔戒騎士バラゴ――は、彼女らの返答に疑問を投げかけた。
「……理論的に言って、その亡霊たちがやろうとしていることがどうしてメシアの復活を阻むことになるんだ?」

これにはベルが答える。
「今この世界を覆う時空の法則は、メシアが真魔界に封じられたその時から不変のもの」
ローズが続く。
「その法則が狂えば、用意したゲートが役割を果たさなくなる可能性が大なのです」
「つまり、バラゴ様の宿願である『メシアとの融合』は果たされなくなるのです―――」
ケイルが締めくくると同時に、“主”であるバラゴの返答を待つように押し黙る。

「―――つまり、亡霊たちの思惑を潰さなければ僕は最強にはなれないということか」
バラゴは、フード付きローブのポケットに収めていた招待状を握りつぶしそうになる。
その招待状こそ、バラゴの表の顔である心理カウンセラー・龍崎駈音に充てられて
送られてきた「Zeppelin Neue Ara」号の遊覧飛行のへの搭乗券だった。

「ええ、ですがバラゴ様のお手を煩わせるまでもありませんわ―――コダマ?」
ケイルが今にも飛び出していきそうなバラゴを止め、沈黙を保ち続けていた従者・コダマに声をかけた。
長身痩躯、しかし寡黙。鍛え抜かれているであろう肉体をタキシードで包み、影のように寄り添う男。

「貴方が行って、亡霊の夢を覚ましてあげなさい?」
「夢は生きている者が見るもの」
「かび臭い亡霊が見てはいけないもの」
三人は口々に命令をコダマに下し、微笑う。
コダマも、彼女らの言葉に眉一つ動かすことなく従う様子を見せる。

「ああ、それならば僕からも餞がある」
バラゴは、ポケットから搭乗券を―――胸元から小さなガラス瓶を取り出し、コダマに差し出す。

「バラゴ様、それは―――」
「ああ、『変化の秘薬』だ」
バラゴの隠す素顔には、正面から刻まれた十字の傷がある。死の呪いが掛けられた傷だ。
バラゴは、死の呪いから逃れるために変化の秘薬を用いて容貌を変える必要が在った。

「ストックに限りがあるとはいえ、この場合は仕方ないだろう。
なにしろ、この招待状は『龍崎駈音』に充てられたものだからね」
龍崎駈音本人が『代理人を立てる』といってもキャンセル扱いになる可能性が高いだろう。
招待者が望んでいるのは、どこの馬の骨ともわからない人物ではない。文化人『龍崎駈音』だ。
「コダマ、君はこの薬で『僕の顔』に顔を変えるんだ。服装は……そのままで良いだろう。
どうせ、下らないパーティがあるんだ。礼装しておくに越したことは無い。
声は……筆談で『医者に声を出すことを止められている』とでもしておけば良い」

―――コダマは考える。母と“主”の命令は絶対だ、と。
母の願いである「メシアの降臨」、それを妨げるものはあってはならない。
人類を守る魔戒騎士であろうと、滅び去った鍵十字を掲げ続ける者たちであっても。

「出来れば、土産に鍵十字の影に隠れたホラーを狩ってきてほしいが……『養殖物』は味が薄そうだ」
バラゴは知っている。かつて、『第四帝国』の栄光を求めた者達は人工的にホラーを人間に陰我憑依させる技術や
魔術を用いた兵器を手にしようとしたことを。
だが、所詮は紛い物だ。メシア復活の糧にもなりそうにない。

「さすがでございますわ、バラゴ様」
「その慧眼に、ますます感服いたしました」
「我らの願いは、バラゴ様とともに」
そして、ケイル・ベル・ローズは心の中で嘲笑う。バラゴは大事な餌なのだ。
ここでしゃしゃり出て、帰ってこれなくなったら元も子もない。
最も信頼するコダマならば、首尾よく目的を果たすだろう。

陰我と因果の糸車に、思惑は絡み合う。
二日後、コダマは遠い異国の地・レイクハーストに、『龍崎駈音』の顔で。
母の願いを叶えるために、その先に光明の見えぬ闘いにその身を投じようとしていた。

495 名前:自己紹介スレテンプレテスト ◆DOGS.MVbhk :2006/11/21(火) 04:36:02
 このスレは祭りに参加するメンバーが自身の能力を評価するスレでござーます。
 別に全員の能力を纏めるのが面倒だった訳では……まぁ、面倒だったんだけどさ。

>スレの趣旨

 祭りの中では、常に見知らぬ誰かとカチ合ってしまう可能性がある。そうなった時に自分の
能力がちゃんと伝わっていないと、上手く次に繋げられない。
 特に「絶対やってほしくない事」や「確実に死ぬ弱点」なんかを、相手が意図しないうちにや
られてしまった場合、早々に退場せねばならなくなってしまう。
 そんな自体に陥らないよう、敵も味方も互いの事をよく知っておく必要がある。

 要するに「彼を知り己を知れば百戦殆からず」という事だ。

 ……いや、俺みたいな単純な奴だと、あまり意味はないけど。


>ルール

・必ずテンプレを利用する

・直リンしない

・妄想設定はやり過ぎない(やってもいいけどキャラ壊したら×)

・自己紹介以外のレスは全て陰スレや会議スレへ(ノイズになるから)

・祭りの最中に見ても大丈夫な判り易い構成にする


>テンプレ

 名前:
 出典:
 性別:
 年齢:

 外見:

 能力:

 装備:


>紹介時の注意

 "名前"と"出典"はそのままの意味。

 "性別"は見た目や口調、名前から判別出来ない莫迦のため。俺とか。

 "年齢"は実年齢の他、「この年齢であると思ってもらいたい歳」を書く。
 例えば俺なんかは「大体十代後半ぐらいだろうか」と相手に表現してもらいたいから。
 A、B、Cの三人がいて、BがAを十五歳と思い、CがAを十歳だと思ったりしたら変になる。
 別にどうにでもして、っていう人は、あまり気にしなくていい。

 "外見"は画像を持ってくれば相手に色々な表現をしてもらえるので吉。
 但し一刻館用アップローダーに張り付けて持ってくる事。直リンは禁止。
 どうしても画像がない場合は、上手く言葉で説明するしかない。

 "能力"は一番重要なところ。自分の能力を簡潔に、判り易く説明する。
 誰かと戦う時、相手がここさえ見れば円滑に進められるぐらいが丁度いい。
 特に出典限定の専門用語や法則などを駆使しなければならない場合は念入りに。
 「本当は持ってるけど祭りでは使わない」ような力は書かなくてもよろしい。
 但し「一応持ってるけど使うかどうか判らない」のは書いておいた方が良い。

 "装備"は二番目ぐらいに重要。特別な武器を使う場合など。
 基本は"能力"項目と同じで、簡潔に判り易く不足ないように説明する。
 場合によっては"能力"よりこっちの方が長くなる奴もいるかもしれない。


 言うまでもないだろうが、大殲の目的は必ずしも「勝つ事」ではない。
 余計な切り札を隠し持つような事はしないで、ここで全部バラした方がいい。
 それに、イザって時の切り札が相手に上手く意味が伝わらないとか、締まらないからな。
 ……原典見れば大体判るから、隠しても意味ないし。

496 名前: ◆MVlNEREMIA :2006/11/21(火) 20:28:01
テストよ。

497 名前:なめんなよ、この名無し:2006/11/23(木) 01:39:25
    吸血大殲 Blood Lust 大規模闘争 The Carnival
         空戦祭/南極戦/ナチ祭り
         
           「新標綱作戦」
       ――Operation Neue Ziel――




.

498 名前:ルーク・ヴァレンタイン(M) ◆jBiAWniQ.. :2006/11/24(金) 02:00:53

「何だね君たちは。ここからは立ち入り禁止区域だ」


連絡通路に現れた一行―――――。
操縦室区域担当警備コールマン・コンラッドの前に来た連中は、経験豊富な彼をして明らかに
不審と言わしめるものだった。

深く被ったコートの上から北欧系と分かる男が数名。
先頭に立って彼らを先導しているのは、白いスーツにジャケットを軽く羽織った神経質そうな青年である。
手には同じく白い手袋をはめ、長く伸ばした金髪を後ろで束ねた、端正な顔立ちの男。

「これはこれは失礼。実は私達、フンフツェーン伯の個人的な友人でしてね。
 折角だから操縦室の見学をと彼に頼んでいたのですがねぇ……伺っていない?」

あくまで知的で冷静な物腰。
慇懃に応える青年の対応は、それが嘘ではないと思わせる程度には自然体だ。
隣に控えている――この船に派遣された警備会社の後輩でもある――ルドルフならば、それだけで恐縮し
迂闊にもこの場を通しかねないだろう。
彼は気質や実力といった面は悪くないのだが、何分ブルジョアの空気というものに慣れていない。
 
「失礼ですがそのような話は伺っていませんな。
 とはいえ、此方の手違いの可能性があるので確認は取りますが、一旦お戻りいただきたい。
 我々も何分、規則ですのでご了承の程を」

この業界でもベテランを自負するコールマンは、元々優秀な軍人だった。
内部のいざこざを理由に一線を退いた後、元上司が勤める警備会社に誘われ今に至る。
さて、もとよりVIPのなりをしていようと不審者と見れば疑わねばならないのが警備員だ。
賓客が実は偽装したテロリストだった、という事例も最近多い。(彼と彼の会社を悩ませる一因だ)
今回のクライアントがVIPではなく飛行船の所有者、ツェッペリン・ルフトハンザ社なら尚更だろう。
ならば、ありうる可能性を徹底的に考慮するのが当然の対応というものであり、事実コールマンは
常にそう努めてきた。ゆえにコールマンのそれは石頭ながら、警備員としてベターな対応であるはずだった。
そう、本来ならば。

「おや、そいつは失礼。では――――」

青年が踵を返す、その半ば。
きわめて自然な動作で掲げられた左腕、手の隙間からわずかに垣間見え光る50センターボ硬貨。
白手袋に包まれた指がスナップを響かせ――――

 
―――聴こえたのは乾いた破裂音。
経歴上実戦経験も豊富なコールマンの考えが正しければ―――それは明らかに、
人体が撃たれたとき発する着弾音だ。そして全てを現実として認識させるのは音の発生源であり、
コールマンが何事かと振り向いた視線の先。
傍らにいたルドルフが眉間を穿たれ、脳漿をぶちまけ崩れ落ちていく光景に他ならない。

「おやおや、顔色が悪いようだが…?」

男の声は既に聴こえない。
ホルスターの拳銃を抜き放つと同時にセーフティを解除、そのまま流れる動作でコールマンは
銃口を突きつける。クソッタレ、そう、クソッタレだ。
この仕事が終わったら結婚する筈だったルドルフ、そんなルドルフをブチ殺したこいつ、そして
こんな事態を防げなかったコールマン自身。全員がクソッタレという以外にない。
だから銃を突きつけて、引き金に手を添える、誰だろうと動けば撃つ。ためらわず撃つ。
これ以上目の黒いうちは誰も腐った真似なんかさせやしない、そう強い意思を込めて「フリーズ!」の
言葉を叫ぼうとした、瞬間。

「―――大丈夫かね?」


――――肝が冷えて、そして潰れた。
体感時間にして1秒以下、さっきまでそこにいた男が後ろの耳元で囁いているのだから。
幾多の訓練と実績を潜った彼ですら、動いたと視認すら出来ぬSFじみた瞬間移動。そうとしか言いようがない。
まるで悪い夢を見ているかのようだった。
そんな一瞬にも満たない間、コールマンがパニックに陥る精神をギリギリで繋ぎとめた時にはもう遅く――――

青年は消えて、軌跡だけがコールマンの周りに弧を描く。
次にその白い姿が現れたとき、歴戦の警備員であったモノは輪切りの肉片となって転がっていた。
人体の急所その全てを切り刻まれ、かつ出血は医学的限界の最小限に抑えられて。

「少し時間を食ったか、急ぐぞ」

惨殺した相手に一切の感慨もなく。
取り出したハンカチでナイフの血糊を拭いながら、白スーツの青年――――ルーク・ヴァレンタインは
飛行船の制圧班を従え、規則正しい歩調で操縦室へと歩き出した。
 

499 名前:ルーク・ヴァレンタイン(M) ◆jBiAWniQ.. :2006/11/24(金) 02:07:31
>> 続き

――――新要綱作戦(オペラツィオン・ノイエ・ジール)。
それはすなわち鉤十字騎士団の魔女と、総統代行とも接触したあの錬金術師の手による混沌の顕現。
突きつけられた命令書の存在だけではない。
その最高とも云える戦争の舞台を、元よりあの狂った大隊指揮官が見逃すわけもなかったのである。

『最後の大隊』が今作戦に際して派遣した戦力、その数々が何よりも物語っている。
制圧・飛行船の制御を役目として結成されたSSおよびドイツ空軍出身の吸血鬼たちは元より。
狙撃兵として遊撃を務めるレップ中佐、襲撃班には彼とヤンの兄弟。
そして命令系統には属さないが――――『最後の大隊』現時点での最高戦力である人狼(ヴェアヴォルフ)『大尉』。


――――要は入れ込んでいるという事だ。あのお方も。


操縦室から見えるオーロラの遠景。
銜えた紙煙草から紫煙をくゆらせ、ルーク・ヴァレンタインはそう一人ごちた。

喫煙を―――否、それ以前に不法侵入を咎める警備員も操縦員も、もういない。
正確には、「だった」モノが今ダストシュートに運び込まれている真っ最中だ。
代わりに居るのは彼に随行してきた元ドイツ空軍士官の吸血鬼たち。
飛行船操縦に関するマニュアルは既に叩き込んである、あとは本隊を迎え入れるための
細かい調整を終えるのみ。
 
制圧は当然のように簡単だった。もはや気に留める事ですらない。
桁外れのパワーはただのコイントスを銃弾同然の兇器に変え、袖口から取り出した拳銃の射撃は
1センチの狂いもなく眉間を撃ち抜く。そして、人間には視認すら不可能なスピード。
銃を抜こうとした警備員も。
エマージェンシコールを発動しようとした操縦士たちも。
デクのように殺された連中は、何が起こったという過程もわからず死んでいったに違いない。
そして死因に反し、さしたる流血もなく始末された事実すら。
理由は単純に上からの「部屋に血の一滴すら垂らさず、汚れひとつ無い状態で譲渡せよ」とのリクエスト。
この部屋は制圧後、合流した本隊の司令室として利用するらしい。

仕事は静かに、クールに完遂するものだ。
ルーク・ヴァレンタインの口癖でありモットーである。
人間の限界をはるかに超え、従来の吸血鬼すら凌駕するスペックは彼の効率・完璧を旨とする
志向により活用され、至難を十重二重に束ねたようなオーダーは万全の仕上がりを見せていた。

「さて……通信士、周波数を合わせておけ。仕上げに入る」

その指示と共にルークが取り出したのはシルバーの携帯電話。
呼び出す相手は無論、今作戦でツーマンセルをなす彼の弟、ヤン・ヴァレンタイン。

「こちらルークだ。操縦室の制圧は完了した。
 後は打ち合わせどおりだ。こちらの準備は済んでいる、お前のほうのパスコードを入力しろ」

作戦前、大隊指揮官のブレイン『博士(ドク)』から渡された一組の携帯電話。
それには狂った少佐のリクエストを受け、今回の作戦をより“素晴らしく”演出するための発明が仕込まれていた。
片方が特定の周波数を拾い、同調する事で回線をジャックする。
―――簡単に原理を説明すればこうだ。とはいえ、そんな真似をどうやって可能にしたのかは聞いていないし、
渡されたルークにも興味はない。重要なのはもう片方だ。
片方が受信機の役割を担うならば、もう片方は送信機の役割を果たす。すなわち――――。


「そして存分にその汚い口舌を船内にぶち撒けろ、盛大にだ。
 それがあの方による命令であり、お前の重要な仕事のひとつだからな」

――――これで、弟の宣言は船内にくまなく伝達される。
その地獄の様を想像してか、あるいはおぞましい仕事の完遂ゆえか。
ルークは歪んだ薄笑いを浮かべた。
弟と何から何まで相反する兄もまた――――その狂える根本は同一なのだ。
 

『フェンリルは巨人に喰らいつく』。
その一節の通り、破滅を呼ぶ大獣の牙は喉元深くに突き立てられた。
ここから先にあるのはただ一つ、“神々の黄昏”にも等しき戦争の地獄のみである。

500 名前:なめんなよ、この名無し:2006/11/24(金) 16:18:36
 銃を抜く暇も与えられず蜂の巣にされたSP/相手は、日頃の訓練が一切通用
せん相手だと知り、狂騒のままに喉元を喰い千切られた警備員/持ち前の騎士
道を発揮させて、本物のゲルマン騎士に頭蓋を噛み砕かれた青年実業家/
「私はドイツ人だ。当時は国防陸軍に従軍していた」―――老獪な航空会社
名誉会長は「敗北主義者」の誹りとともに短剣を刺し込まれた/ハリウッド
スターは「俺様ちゃんの○○と結婚して離婚したから」という理由でヤン・
ヴァレンタインに殺され/スーツに唾がついたという理由で副操縦士はルーク
・ヴァレンタインに殺された/レップとタッツェルヴェルムに挑んだ警備員は
自分が如何に無謀だったかを知る前に殺された。

 狂騒/パニック/慈悲の叫び/怒声/懇願/悲鳴/混乱/パニック/
 パニック/銃声/絶叫/銃声/銃声/銃声銃声/銃声銃声銃声銃声銃声。
 一秒単位で増えゆく死体。金持ちは死んだ。金を持たぬ者も死んだ。
 狂おしき人類平等の到来―――賓客達はやがて学んだ。
 彼等は誰にでも平等だ、と。彼等の前では誰もが平等に死ぬ。
 生きるための条件。目に付かぬこと。騒がぬこと。喋らぬこと。死体と自分
―――その差を無くすこと。自分達が死体ほどに静かであれば、彼等は命を奪
わない。
 彼等は自分達を人質とすら見なさない。その程度の価値すら与えてくれない。
 なんて屈辱。だがその屈辱に耐えてでも賓客達は生きたかった。
 だから彼等達は黙った。それだけが生きるための道だった。

 混沌/騒乱はやがて制圧され、狂騒に変わって押し殺された恐怖が飛行船を
支配する。賓客達の学習―――彼等は生きるために死ぬことにした。
 速やかに実行される戦後処理。片付けられる死体。黙々と作業に没頭する夜
の眷属達―――近付くエンジン音。俄に船内が騒がしくなってきた。
 今度は賓客共の狂乱ではなく、兵士達の怒声。

「連隊指揮官殿が到着された!」
「手が空いているものは回廊に集まれ!」
「整列、整列だ!」
「良いか、決してSS大佐殿の右眼を見るなよ!」
「死体を片付けろ。血糊を拭け。速く!」

 接近するメッサーシュミットMe323ギガント―――ギガントの名を冠する
輸送機も、全長1キロに及ぶ飛行船の前ではただのグライダーに過ぎない。
 メッサーシュミットが速度を緩める。飛行船の尻に取り付いた。
 ごうん―――音を立てて、再度前部ハッチが開放される。
 吐き出される新戦乙女隊/第一戦闘航空団リヒトホーフェン・サーカス/
合計16機のルフトヴァッフェ。―――散会。
 新戦乙女隊は哨戒/索敵のために飛行船周辺を縦横無尽に飛び回る。
 サーカス―――飛行服を着たガーゴイル達は、スパンダウ機関銃の代わりに
手にした工具で早速ハッチと飛行船甲板を繋ぐ架橋作業に取りかかった。

 ブリッツクリークの基本―――橋を破壊される前に敵を駆逐せよ。
 もしも破壊工作を許してしまった場合は、速やかに架橋/追撃の再開。
 ただし今回の架橋場所はドナウ川ではなく南極の大空だ。

 リヒトホーフェン兄弟を抜かした6人の飛行士による突貫の架橋作業―――
五分とかからずに結ばれるツェッペリンとメッサーシュミット。
 だが、その繋がりはあまりに脆弱だ。
 ツェッペリンとメッサーシュミット―――曲芸じみた飛行速度のシンクロ。
 どちらが少しでも速度計算を誤れば、即座に橋は瓦解する。

 だが前部ハッチから姿を現した無数の人影は、臆することなくパレードを
開始した。手すりすらない空中の架け橋―――風に煽られて足を踏み外すのが
落ちだ。人間なら誰もがそう思う光景だった。

501 名前:なめんなよ、この名無し:2006/11/24(金) 16:19:06
 凍て付く寒風/不安な足場/エッフェル塔4つ分以上の高度―――全ての障害
を気にも留めず、死神の首魁達は悠然と歩みを進める。
 甲板を経て回廊へ。
 ホテルの大廊下と見紛う長大にして広大な道―――グルマルキンは幽鬼のよう
に音もなく/しかし強烈な存在感を発して前進する。

「ジーク・ハイル!」
 迎えるは百戦錬磨の兵士ども。勝利万歳の咆吼がゴンドラを揺らす。
 その数、数十。
 掲げられたナチス式敬礼が槍衾のように天へと伸びていく。
 回廊の左右両端に一列に並んだ親衛隊。
 一行は、モーゼが波を切り開くが如く、親衛隊の間を突き進む。

 行進の先頭―――肩で風を切って進むグルマルキン/ゲームのボス。

 次列―――グルマルキンに続いて進む女神が二人/右後ろには、大佐に付き
従うモリガン。膨大な規律を課す制服を持ってしても、彼女の肢体から発する
頽廃の波動を抑え込むことはできない/左後ろには清廉なる美貌を引き締め
前進するヴァルトラウテ。整いすぎた容姿はそれ故にあらゆる穢れを許さない。

 グルマルキン/モリガン/ヴァルトラウテ―――三人の共通点。
 鏡のように磨き抜かれた長靴。しわ一つない漆黒の勤務制服。汗と血と硝煙
とガソリン―――最前線に付きまとうあらゆる汚れ≠ニ無縁の美貌。
 そこが一行を歓迎する武装SSとは決定的に違った。

 続く第三列―――打って変わって不可解な身なり。
 親衛隊の制服は身に纏っていない。純白のドレスシャツの上に、蒼いチェニ
ックを着込み、その上から更にマントを羽織っている。衣服にはそれぞれ凝っ
た意匠が施されていた。―――まるで中世の宮廷魔術士の如き衣装。
 頭頂から真ん中で分けられた鳶色の髪。日焼けとは無縁の生っ白い肌。鋭い
目付きを隠すかのようにかけられたシルバーフレームの丸眼鏡。
 口元には皮肉気な笑み。誰もが抱く印象―――端正な顔立ちを持っているが、
磨く技を知らぬ研究者。
 前の三人と違い、背筋を伸ばすこともせず、ただ歩いているだけだ。
 両脇の親衛隊員から浴びせかけられる奇異の視線すら飄々と受け流していた。
 稀代の錬金術師レザード・ヴァレス/黒猫の魔術士と組んだ人でなし。

 更にレザードの背後/第四列から第五列。ここにきて隊列の様子は一変する。
 甲冑を着込んだ人型のドラゴン―――四匹の竜牙兵。
 レザードの魔なる眷属として使役されたドラゴントゥースウォーリアー。
 この異形の竜の役目は戦闘ではなく聖櫃の移送にあった。
 聖櫃―――四匹の竜牙兵が神輿の如く担ぐアカシヤ材で作られた箱。金環
の装飾が無数施され、中味は金張りの重い蓋によって閉じられている。
 蓋には、やはり金でできた二体のケルビム像が天使の翼を広げていた。
「縦2.5アンマ。横1.5アンマ。高さ1.5アンマ」の聖櫃―――失われたアーク。

 鍛え抜かれた武装親衛隊の表情に、緊張が漲る。
 意思の灯火が見えぬこの竜牙兵が、少し躓いただけでも聖櫃は起動し―――
飛行船はおろか、南極までも闇に堕としてしまうのだ。
 緊張を覚えぬ方が難しかった。

 そんな兵員どもの畏怖を意にも介さず、グルマルキン一行は歩を進めた。
 竜牙兵の後に続くのは、漆黒の勤務服に身を包んだ親衛隊だ。
 所々で、その制圧の様子を目で確認しながら進むグルマルキンは、やがて
パレードの終点―――操縦室へと辿り着いた。

502 名前:なめんなよ、この名無し:2006/11/24(金) 16:19:37
 グルマルキン率いる一行が操縦室に辿り着くと、そこでもナチス式敬礼の
歓待を受けた。グルマルキンは適当にそれを捌くと、室内に目を見回した。
 かなり広大な間取りで、外への視界は良好だ。
 外殻が円形に設計されているため180度以上の視野を確保していた。
 これとJG1(第一戦闘航空団)/新戦乙女隊/ロンギヌス13の哨戒報告を利用
すれば、レーダーでは捉えきれない外敵――つまり、我々の同類だ――の接近
を早急に補足できる。実に好都合の設計だ。

 室内は硝煙の臭いと血臭が鼻につく以外は死体一匹見当たらない。
 制圧は完璧に済んでいるようだった。
 素早い上に、優雅な仕事をしてくれる。確か操縦席制圧の責任者はヴァレン
タイン兄弟の兄、ルークのはずだが―――いた。
 白いダブルスーツに返り血一つつけず、鷹揚な態度でこちらを見ている。
 敬礼は無かった。それも当然だった。彼は党員でも部下でもないのだ。

「ご苦労だったなルーク・ヴァレンタイン。弟のように操縦室を血桶にして
くれていたら、モップを持って掃除させるつもりだったが……その必要は
ないな。安心したぞ。何せ弟のほうはだいぶ酷かった」

 くく、と喉を鳴らして短く嗤う。
 室内にいたはずの操縦士や通信士はみな殺されたか、生きたままで空に放り
投げられたのだろう。操縦席はメッサーシュミットの時同様、ルフトヴァッフェ
の吸血鬼操縦士が席についていた。

「よし。各員、所定の位置につけ」

 号令とともに一行が散会する。
 グルマルキンは後方の、おぞましき魔術の化生―――竜牙兵を引き連れて
聖櫃を護送する錬金術師に身体を向けた。漆黒のマントが翻る。

「レザード・ヴァレス。貴公も作業に取りかかるがいい。貴公は予定通り、
箱≠ェ安定するまでここから離れるな。制御と解除に全神経を傾けろ。まだ
箱≠ヘだいぶ不安定だ……無用な衝撃を与えるのは何としても避けたい」

 言われるまでもない―――と稀代の錬金術師は答えると、わざとらしく眼鏡
の位置を治し、グルマルキンから離れた。箱≠引き連れて。
箱=\――契約の聖櫃(アーク)。
 数多の強力なガラクタを詰め込んだと言われる最強の玩具箱。その正確な中味
は、多数の犠牲を払って手にした彼女とレザードですら未だ知り得ていない。
 分かることは、この箱が世界の理(ことわり)に干渉し、ねじ曲げるだけの力
を有していること。無用な接触は即座に崩壊を招くということ。
 その二点だけだ。その二点で十分すぎた。

「せいぜい気張るんだな、異界の術者。我が盟友よ」
 レザードの背中に声をかける。
「さすればブリュンヒルドの加護も得られよう。ヴァルハラへと続く死霊の門は、
すぐそこまで迫っている。―――あとは貴公の働き次第だ」

 グルマルキンの嗤笑―――レザードへの皮肉。
 錬金術師は肩を竦めることでそれに応えた。

「グルマルキン大佐」
 錬金術師との会話を切り上げた、その頃合いを縫ってハルトマンが声をかける。
「放送の準備が整いました。こちらです」
 言って、指先を向けたその先に―――

「ほう」とグルマルキンは口端を歪めた。

 広大な操縦室―――その一角に、真っ赤な天鵞絨の絨毯が敷かれていた。
 壁面には同色の隊旗が貼り付けられている。
 隊旗にはDeutschland Erwache(ドイツよ目覚めよ)の文字が刺繍で施され、
旗の中央には当然のように漆黒のハーケンクロイツが描かれていた。

「上出来だ。実にナチ的≠カゃないか。これだけ大袈裟にやれば、否が応でも
我々が何者か知ることになる。クククっ―――良いだろう、ハルトマン。カメラ
を回せ。我々が何者で、何を目指し、何を為そうとしているか、舞台主が観客
どもに説明してやる」

805KB
新着レスの表示

掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50 read.htmlに切り替える ファイル管理

名前: E-mail(省略可)
画像:

削除パス:
img0ch(CGI)/3.1.10