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■ 『異聞』 〜定められた終幕(エピローグ)へと到る物語〜

1 名前:クジャ(M) ◆AAo1qoPdKCCx :2011/11/28(月) 21:45:33

・『道化』ケフカ・パラッツォ ◆AAo1qoPdKCCx
・“動かない大図書館”パチュリー・ノーレッジ ◆fPATcHE/tU
・エリ・カサモト&フィオ・ジェルミ ◆SV001MsVcs


これは彼と彼女らの、定められた終幕へと到る物語である。

【※当スレッドは上記3名以外の来訪を禁止します、ご了承ください】

48 名前:“動かない大図書館”パチュリー・ノーレッジ ◆fPATcHE/tU :2011/12/01(木) 01:59:54
>>47ケフカ
確認したわ。
私も限界だから、今日はここまで。
エリのレスが来るか来ないか、といったところね。

では、おやすみなさい。いい12月を。

49 名前:『道化』ケフカ(M) ◆AAo1qoPdKCCx :2011/12/01(木) 21:12:07

……あーーーーデスデスデス、只今マイクのテスト中…

【つリフレク】



     /⌒\ っ   /\
    /'⌒'ヽ \ っ/\  |    あ、すいません。 
    (●.●) )/   |: | すぐ連れて逝きますんで・・・
     >冊/  ./     |: /
   /⌒   ミミ \   〆
   /   / |::|λ|    |
   |√7ミ   |::|  ト、   |
   |:/    V_ハ   |
  /| i         | ∧|∧
   и .i      N /⌒ ヽ) 
    λヘ、| i .NV  |   | |
      V\W   ( 、 ∪
              || |
              ∪∪


って連れて逝くなーーーーーーっ!?
シンジラレナーイ!?

【…ちっ、バニシュが掛かってれば息の根を止められたものを…。
 ま、そんなわけで待機してるよ】

どんなワケだよオメエ。

50 名前:“動かない大図書館”パチュリー・ノーレッジ ◆fPATcHE/tU :2011/12/01(木) 21:25:00
……表でもこのぐらい簡単に息の音が止まれば楽なのだけれどねぇ。

(それじゃ闘争のだいご味がないじゃないですか)

それもそうね。
ともあれ、こちらも待機しているわ。
一応、ある程度先読みで行動は用意し始めるけれど。。

51 名前:エリ・カサモト&フィオ・ジェルミinスラグガンナー ◆SV001MsVcs :2011/12/01(木) 21:45:52
>>パチュリー>>ケフカ

バルカンの火線がイカレ野郎をクリティカルで絡め取る。
12.7mmの豪雨は、人間は勿論、火星人だろうが巨大生物だろうが血煙に変える代物だが、魔人を相手取るにはパワー不足らしい。
不意打ちで横合いから殴りつけたにも関わらず、仕留めるに至らない。

『痛いイタイイタタタタ痛痛痛痛ダダダ痛゛痛゛痛゛ァーーー↑↑ーーーー痛痛痛痛痛痛痛痛痛
 痛゛痛゛痛゛痛゛痛゛痛゛痛゛痛゛痛゛痛゛痛゛痛゛痛゛痛゛痛゛つかイテぇつってんだろテメエ!!』

道化師そのものの衣服をズタボロにして、痛い目は見せられたらしいが。
一方、紫の少女は射線から逃れていた。――チッ、巻き込む気だったのに。

『折角のディナータイムを邪魔しやがって…これだから軍人はキライなんですよ!!』

「こっちもアンタみたいなデタラメは大ッ嫌いよ」

激怒の形相に、アタシはファックとばかりに右腕のバルカンを立てた。
ピーピー鳴るアラートにHMD端の温度表示へ一瞬目をやる。
――耐久限度までもうあまりない。

『…まぁ、いいでしょう。代わりにお前たちの命で埋めるとしましょうか』

狙いをこっちに変えたか。
――主砲にHE(通常榴弾)を装填。

『その硬いカラをカチ割って……

このイカレ野郎を見ていて気づいた事がある。
……コイツは無駄に周到なのだ。
こっちに狙いを絞った初撃、あの少女を狙った二撃。
圧倒的なまでのスペック差を持ちながら、どちらも真っ向からは仕掛けていない。
姿を消して、あるいは分身して、と分かりやすい攻撃では来ていない。
履帯を削り取ったアレは、こっちが即座に動けない事を見越してだろう。
……とすると、今度も分かりやすく正面からは来ない。

ナカミを食べてしまいましょうかーー!?』

野郎の姿が消えた瞬間、アタシはバックジャンプと同時に主砲を撃った。
砲の反動を上乗せした急機動の中、氷の散弾がさっきまで居た所を蹂躙していく。
さらにスラグガンナー背部のロケットパックを使ってバックブースト。
よく分からない何かが、散弾同様に地面を刻んだ。
――機体の発熱で温度表示がさらに上がる。

「チッ」

絶好のチャンスに思い切った攻撃が出来ない。
バルカンで牽制射を掛けながらブーストの勢いを使って、思いっきり真上へジャンプ。
――絡みつくような炎が離れる。
さらに角度をつけてロケットブースト。人型兵器が空を飛ぶ。
近づく壁面にブーストを停止、慣性を乗せて左腕のパイルバンカーを壁に突き入れて、腕一本で宙にぶら下がる形になった。

……温度表示が下がっていく。

「ここも熱いけど、直火よりはマシね」

さて、イカレ野郎はどう出る?
あの紫のヤツは?


【場所:どこかの図書館改め灼熱地獄にてパチュリーおよびケフカと交戦】

52 名前:エリ・カサモト&フィオ・ジェルミ ◆SV001MsVcs :2011/12/01(木) 21:48:04
二人とも寝たんなら、明日来るまでに書けばいいだろ。

「そう思った結果がこれですよ!」

ケフカの行動パターンを分析予測して回避、
さらに灼熱地獄の直火から脱出して機体の冷却(っていうには熱いけど)を開始。

53 名前:『道化』ケフカ(M) ◆AAo1qoPdKCCx :2011/12/01(木) 22:19:20

おにょれぇぇぇ……!
こんな事なら、くねくねファイガの一発でも撃っておけばよかったー!?

※くねくねファイガ・・・大リー○ボールのフォームから撃ち出す炎の矢。
            ゆっくりクネクネと進み、めちゃくちゃ追尾する。


【それ撃ってる間に逃げられそうだけどね、弾速遅いし。
 ……いや、なら今度はそれを三発くらい撃ってみようか】

>エリ&フィオ
という訳で、次は追尾する炎の矢(ぶんしんまきゅう)が飛んでくるかもしれまっせん!
首をサラダオイルで洗って覚悟するがいい!!ホァーッホッホッホ!

【どういうルビの付け方だい、それは。
 とはいえ、このまま続けるのも悠長に成りかねないし……】


>パチュリー

【…そこでだ、そろそろ件のギミック発動というのはどうだろう?
 発動の時間はエリ達の乱入で稼げた、という事でね。
 少々物足りないかもしれないけど、膠着状態からクライマックスに持っていくには
 ここは絶好のタイミングな気がするよ。】

え、じゃあ僕ちんの放つ誘導ファイガの刑は? 

【発動の余波で当たる前にリセット、ないしは腕一本くらいが丁度いいかもね。
 どの道、此方も最後の展開とラストスペルを用意しているんだ。
 ともあれ少なくともファイガは撃つ予定だから、ダメージ描写は任せるよ>エリ&フィオ】
 

54 名前:“動かない大図書館”パチュリー・ノーレッジ ◆fPATcHE/tU :2011/12/01(木) 22:37:55
>ケフカ
>ギミック発動?
私はそれでも構わないわ。どのみち、ここからは詠唱ばかりでまともに交戦できないつもりだったしね。

>エリ
エリの方はそれでもいいかしら。もう少し道化と交戦しておく?

とりあえず私のターンは詠唱で確定しそうね。書き始めるわ。

55 名前:エリ・カサモト&フィオ・ジェルミ ◆SV001MsVcs :2011/12/01(木) 22:53:03
>ケフカ
当たり判定があるなら弾幕に物を言わせて撃ち落とすか。

「なかったら?」

ひきつけてジャンプ。
それはそれとして了解。

>パチュリー
ギミック発動でいいかな。

「見た目以上に割とギリギリです」

56 名前:『道化』ケフカ(M) ◆AAo1qoPdKCCx :2011/12/01(木) 23:37:01
>パチュリー
【了解だ、じゃあ詠唱から発動(或いは間際)とお願いするよ。
 此方はそれを見て驚く…ふりかもしれないけど、まあリアクションに留めておくつもりだ】

>エリ&フィオ
>当たり判定

【好きに対処して構わないよ。
 だが、撃ち落とそうとしたら弾丸の方が蒸発するような温度だからそこだけは気を付けてくれ。
 ……原典でも追尾性能と判定の強さで相当厄介だからねえ、あれ。
 CV:千葉繁なこいつの強さの半分はあれで出来ていると言っても過言じゃない】


おいこらクジャくん!?
ヒトを大リーグファイガ発射装置みたいに言わないで欲しいんですけお!?
クジンシーくん!!?


【……だから大リーグじゃなくてくねくねファイガだよ。
 あと誰がクジンシーだ。
 
 ともあれ、くねくねファイガで追撃→ギミック発動であいつもビックリの
 流れでレスの準備をしておくとするよ】


ハナシはまだ終わってないデスよクンダリーニくん!?
ククリナイフくん!! くず鉄横丁君!!?軍艦四天王君!????!!!! 軍艦マーチくん!!!!!!
あとエビチャーハンまだー!!!!1???


              \まだですー/


あ、そーすかスイマセン。

【※クジャさんがログアウトしました、必要な際にはお呼び下さい】

57 名前:“動かない大図書館”パチュリー・ノーレッジ ◆fPATcHE/tU :2011/12/02(金) 00:18:19
>>(ケフカ)
>>(エリ)

鉄巨人が道化をひきつけた一刹那。
それは、魔女にとって千載一遇の好機でもあった。

「……あら、腕を献上する必要はなさそうね」

即座に呟く魔女。


(ほど)けろ


それは呪文ではなく、合言葉(コマンドワード)
即座に、彼女の身に着けていた数少ないアクセサリが全てはじけ飛び、魔女の周囲に幾重もの光の魔法陣を描く。
それは、以降の加護を失う事と引き換えに、瞬間的に魔力を増強する強化術式。
その持続時間は決して長いものではない。彼女は矢継ぎ早に呟いた。

「丙、巳、丁、午、螢惑の光、
 赤金に刈らるる麦、杏喰らう羊。
 螢惑の光、丁、午、丙、巳」

それは意味のある言葉であり、意味のない呟きでもあった。
呪文の詠唱とは、基本的に世界に物を言って聞かせる方法の一つである。
逆に言えば、物を言って聞かせられるなら、その順列に意味はあり、
聞かせられないなら、言葉として美しくとも意味はないのだ。

そして、魔女のつぶやきは、まさに意味のある言葉であった。
魔法陣の光が収束し、魔女の右の掌に赤い光の球を形成する。

それは、数刻前、道化が「吸収の魔法を随分と丹念に組み上げた」「匠の仕事」と評した
青き光の球と同質の、だが何かが決定的に異なる形成体だった。
例えるならば、赤いビードロと、青いビードロ。
組成は同じでも、与える印象はまったく異なる。


「………」

数秒の見分。
魔女は、それが彼女の思惑と寸分たがわず形成されたのを見て取ると、
即座に掌を下に向けた。

光の球が放たれ、灼熱地獄の中枢へと飛び込んでいく。
それを見て取った瞬間、ふらり、と魔女の体が傾いだ。
すぐに立て直すものの、その顔色は優れなかった。
限界が近い。それは誰の目にも……彼女自身にも明らかだった。


細工は流々。退路は窮々。
ならば後は、王手を取りに行き、果敢に詰ませるのみ。

しかし。魔女は最後の一手を躊躇っていた。
あの道化。
あの底知れぬ狂乱の底に、あれは、まだ何かを隠している(・・・・・・・・・・)
それが、彼女の切り札(・・・)に、影響を与える可能性はないか?

ある可能性は少なかった。
だが、無いとは言い切れなかった。
しかし、決断の時は迫る。

結局、彼女は進む事を選んだ。



相生せよ(Generate)

58 名前:“動かない大図書館”パチュリー・ノーレッジ ◆fPATcHE/tU :2011/12/02(金) 00:21:50
>>(>>57への自己レス)
それは、世界を超えた魔法。
夜が繋がった今の物語でのみ紡ぎうる大魔法。
世界を超えて出で、世界を超えて繋がる。


地球、オーストラリア、ノーザンテリトリー、ウルル-カタ・ジュダ国立公園……
地球で2番目に大きく、最も有名な一枚岩の存在する大地を、黄色に輝く光球が睥睨し、照らし出していた。
黄なる沈思、義の土行。火より出でて、金を育む。


リージョン『最終兵器』、最深部……
全てが金属で構成された鋼鉄の兵装世界の最奥で、白色に輝く光球が鎮座し、鋼に根を張っていた。
白き悲しみ、智の金行。土より出でて、水を育む。


ファシナトゥール、"魔海"であった場所……
かつて仄暗い水に覆われていた場所。そこに暗い青色に輝く光球が転がり、ファシナトゥールの水全てを渦巻かせていた。
黒き恐れ、信の水行。金より出でて、木を育む。


ファ・ディール、マナの聖域、マナの大樹……
世界の根源たる力の象徴である大樹の根元に、緑色に輝く光球が浮かび、大樹の葉をざわめかせていた。
緑なる怒り、礼の木行。水より出でて、火を育む。


そして、ファシナトゥール、書庫であった灼熱地獄……

「赤なる喜び、仁の火行。木より出でて、土を育む」

魔女は呟く。魔女は謡う。
いつの間にか、魔女の左腕は元の姿を取り戻していた。
いや、どころか、全身に負っていた大量のかすり傷すらすべて姿を消している。

彼女が数日を駆けて世界をめぐり、撒いてきた5つの光の球。
光の球一つ一つが、魔女の断片と言っていい魔力の結晶だ。
球は周囲の力を吸収し、また循環させる。
力は巡り巡り、大きな力の輪となって、魔女の魔力となるのだ。
それは、余禄だけで彼女の傷を全快させるほど膨大な物。
その魔力は、彼女の目的を遂げさせるに必要十分なものとなる。

それこそまさに、魔女の秘跡。


火水木金土符「賢者の石」

59 名前:“動かない大図書館”パチュリー・ノーレッジ ◆fPATcHE/tU :2011/12/02(金) 00:25:20
>ケフカ
これで、正真正銘出しきったわ(レスは少し手直しするかもしれないけれど)。
大体書いてある事が全て。ちなみに、この場合の私の目的は文字通り、「ファシナトゥールの核の簒奪」になるわ。

さて、返しに期待しましょう。
崩されたらそれで終わりだから、こっちも見た目より背水の陣だけどね。

>エリ
がんばって(何をだ)



さてさて、私は今日はここまで。
また明日お目にかかりましょう。

60 名前:『道化』ケフカ(M) ◆AAo1qoPdKCCx :2011/12/02(金) 01:16:32
>パチュリー

【確認したよ……やはりと言うべきだろうね、それが君の仕掛けの正体だった訳だ。
 まさか最終兵器やファディールとかまでは意外だったけど。

 と、さて…正直な話、いきなり全てネタばらしが来るとは盲点だったよ。
 となれば、此方はどうするか。
 リアクションに留める予定だったけど、一気にこっちも仕掛けを使うか。
 それともやはり留めて、ワンクッション置くべきか……
 

 ……ともあれ、これは相談して刷り合わせるべき事案だ。よって、この件はまた明日にでも。】

>エリ&フィオ

【というわけで、此方も今日は落ちさせてもらうよ。
 行動はさっき言ったものから変更はないけど、場合によってはレスを少し変えることになる。
 ……と言ってもまぁ、分けてあったレスを繋げるといった程度だけどね。

 まあ大体は出来ているから、明日の9:30くらいまでには上げられる筈だ。
 じゃあ、悪いけど一足先に失礼するよ】



……あれ、僕ちんは?
というか僕ちんのエビチャーハンまだー!!



                      \まだですー/

<退場>

61 名前:エリ・カサモト&フィオ・ジェルミinスラグガンナー ◆SV001MsVcs :2011/12/02(金) 02:26:59
>パチュリー
>がんばって(何をだ)
時間稼ぎとかその辺かしら。

「で、美味しいところを持っていかれると」

>ケフカ
了解。ではまた明日。

>エビチャーハン
「えーと、オムライスなら」

62 名前:“動かない大図書館”パチュリー・ノーレッジ ◆fPATcHE/tU :2011/12/02(金) 20:11:31
今日は比較的早く戻れたわ。
ひとまず待機しておくわね。

>ケフカ
>いきなりネタばらしとは……意外っ!
昨日は少し(魂が)時間に追われていたから、今見ると少々焦ってる感があるわね。
昨日の私のレスはちょうど2レス分あるけれど、ちょうど間に挟むぐらいの形でケフカとエリが1行動挟んでもいいかもしれないわ。

>エビチャーハン

うるさいわねエビフライぶつけるわよ

 ,.、,、,..,、、.,、,、、..,_,,_  /i
;'`;、、:、. .:、:, :,.: ::`゛:.::'':,'.´ -‐i
'、;: ...: ,:. :.、... :.、.:: _;... .;;.‐'゛ ̄  ̄
   r,ヘ──- ,ヘ_
   rγー=ー=ノ)yン´
   `i Lノノハノ」_〉
   |l |i| ゚ - ゚ノi| 
   !γリi.ハiリ,i
   |,( ll」i l i_|」
   └'i,_ィ_ァ┘

(描写の都合により両腕は省略されています)

>エリ
>何をがんばるか
そうね……出番争いとか。

(地味に深刻だっ)

63 名前:『道化』ケフカ(M) ◆AAo1qoPdKCCx :2011/12/02(金) 20:59:21
  _、_
( ,_ノ` )y━・~~~ 

  _、_
(  , ノ`)y━・~~  
  .,ノ\  フゥーッ
  ,,(´⌒`),..


……ギリギリセーフか。

【止めてくれないか、このスレッドは禁煙なんだ。
 違反者にはリヴァイアサンをけし掛けるよ。というか今嗾けたから黙ってくれ。
 というわけで失礼するよ、今日はつい少し前に帰還出来たところさ】

おいコラかっこつけいきなり何ルール増y(しばらくお待ちください。。。。
 
>>62
>奇襲「ここでネタバラシ」(勿論この魔女も仕掛け人)

【いや、むしろあのレス自体は一気に行ったほうが勢いが出て良いと思うよ。
 こちらが悩んでいたのは、
 
 ・エリへの行動と>>57-58へのリアクションのレス
 ・「賢者の石」発動に対してのこちらの仕掛け発動→ネタばらしから行動のレス

 このままの流れだとこの二つを繋げて一つにする事になるけど、
 それだとレスが随分長くなってしまってね。
 
 出来れば魔力満タンの状態でドヤ顔「死ぬが良い」
 なアクションなりしてくれると、こっちも丁度良い長さになって助かる。

>エリ
【……という訳で、場合によっては1行動分挟んで貰えれば助かる
 ともあれ先に此方のレスだ、急いで仕上げておくとしよう。
 分割してもしなくとも内容は変わらないからね】


>エビフライ
バカヤロウぱっつりコノヤロウ!
それはぬえっちにHボタンで思いっきりぶつけるモノでしょーがー!

【止めなよ、封獣虐め。 つアルテマ】

そこに気付くとは…やはり天才……もちろん僕ちんがアッー!

【…マダラと見せかけてコブラの声真似は止めてくれないか。無駄に上手いから余計に腹が立つ】

64 名前:エリ・カサモト&フィオ・ジェルミinスラグガンナー ◆SV001MsVcs :2011/12/02(金) 21:36:09
出番の取り合いか――

「エリちゃんのニガテなものですね」

黙れオッパイメガネ。

>ケフカ
了解。とりあえず、動きを見てから次の手、考えるわ。

65 名前:『道化』ケフカ(M) ◆AAo1qoPdKCCx :2011/12/02(金) 22:06:30
>>(エリ&フィオ)
>>(パチュリー)


道化は睥睨する。
狂乱の哄笑を上げながら。虚ろな笑いを上げながら。妖しき躍りを舞いながら。
狂える道化は観察する。
彼の内側で最も凍りついた部分は、冷静なまま己を取り巻く因子(もの)を見る。
すなわち排除すべき野良犬と見据えるすべき魔女の動向を、この灼熱世界の在り様を。

己の猛攻を凌いでのけた機甲を。
遠ざかり身を潜める魔女を。
この燃え盛る炎の園を。

見下すように、見上げるように、睨むように、蔑むように。そして何より見抜くように。
それは正しく非情な神を思わせる眼差しだった。


「ハッ、いっちょ前に僕ちんの動きを読んだつもりですか?
 なら……どう読もうと関係ない処刑方を使ってやろう。
 お前に相応しい魔法(ソイル)は決まった! …なんつって


言うが早いか、既に道化が立てた剣指には術式を内包した炎が起こる。それは菱形に鋭くとがった炎の矢。
そうして生まれた灼熱の矢を右手で握り天へと大きく足を上げ、大きく振りかぶりながら握ったそれを投げつける。
既に大きく改造された攻撃魔法に、更に更なるアレンジを加えながら。



 く ね く ね フ ァ イ ガ 
――地   底                     し 裁
        の   に   る              ま   き
                           眠   星          覚      の手をかざせ―― 
              の       り 
               火   古 眠
                よ、 の
    



―――絡みつくような炎を逃れた鉄機に迫るは纏わり付くような焔の矢。


矢は熱波に陽炎揺らめく炎獄を、蛇のように蚯蚓のようにのたのたくねくね、ゆらりゆらりと飛来する。
ただし鎌首のような切っ先を、外す事無く獲物の真芯に向けながら。
加えて標的から5メートルの距離となった所で赤き矢は三本に分裂、加速と減速の術式も付与されて
ジグザグにグネグネと無軌道に、だがぴったりと鋼のヒトガタに吸い寄せられるように飛来する。

これぞ捕捉した対象の霊的熱波動――いわゆる魂の波長を感知して追跡する術式を組み込んだ変則の灼熱魔法。
原理そのものを我が物とした道化以外には使えない冒涜めいた改造魔法。
2度や3度の回避程度では誘導を緩めない紅蓮の矢印は、恐るべき精度と緩やかさを以って標的を追い込み到達、
ついには圧縮された灼熱で確実に焼き尽くす。

いわばこれは確実に敵を撃滅ぼす手段としても、釘付けにする布石としても最上手の猟犬だった。
超高熱そのものの塊は物理的手段では相殺しきれるものではなく、たとえ避けたところで矢は執拗に獲物を
追い続ける仕組みだからだ。
加えて――魔導文明という、機械文明と魔法の申し子を知る道化であるからこそだが――あの手の機甲兵器は
概して熱に弱いのが相場である。たとえ装甲が耐えうるとしても、先に内燃機関が上昇する温度に耐え切れないのだ。
恐らくは今の離脱とて、この全体が過熱された状況と無関係ではあるまい。


「ついでに、コイツもやっちゃうよ?」


そう呟きながら宣告の次なる一手。
道化が空間に干渉させ、亜空間にて創り出さんとするのは蒼く光る三角形。
『トライン』と呼ばれる厚みが分子一つほどもない力場平面は、軽く通過するだけで軌道上の物質を切断してのける。
それが炎の矢が躍る更に外枠――丁度獲物を更に囲むように三つ。加えて『吸収魔法(ドレイン)』を付与して
発動後速やかに標的の全生命力を収奪するよう構成。
たとえ全てかわされても擬似的魔法陣となった『トライン』の結界が、範囲内のあらゆる生命を枯渇させる。

手札の合切が避けられようと最終的には殺しきる、完全なる殺害結界。
これまでの交戦で敵の手を知り、魔力消費を切り詰めた上で確実に始末できるよう構築した包囲網。
ついに仕上げとなる『トライン』を発動させようとピンと立てた剣指を向け、



その、瞬間。




「な、ば、馬鹿な……この魔力は…? これは、まさか……!?」



その時、追尾する火矢に亜空の図形―――いま正に獲物を刈取らんとしていた術式全てが消滅した。




されど心の奥底で 笑っているのは どこの誰?


66 名前:『道化』ケフカ(M) ◆AAo1qoPdKCCx :2011/12/02(金) 22:19:19
【申し訳ない、公言しておきながら30分オーバーだ】

まったくなんて野郎だ!
あれから30分も待たせやがって!

【君の最後の描写に悩んだんだよこの腐れピエロ】

…サーセン。 orz

【ま、それは置いといてとりあえずこれが基本形さ。
 魔力の余波で追い討ちする筈だった魔法が消滅、真偽はどうあれ驚いているという
 状態だ。単レスの場合はこのまま、繋げる場合は最後の部分に
 膨大な魔力が渦巻いている様に驚くといった描写が入るといったところか。
 (因みに、この場合は↑のから仕掛け発動〜行動のレスが続く)
 
 とりあえず、これで反応を窺おうとするよ】


―――ま、僕ちんと関わったのが全ての不運と思うんだね。

というような事をあらかじめ言っておく空気の読める僕ちんであった。


>出番
あ、SNKギャルズアイランドとかの…。
あぁ出番ってそういう……。

【……何の空気も読めてないよ、君は】

67 名前:『道化』ケフカ(M) ◆AAo1qoPdKCCx :2011/12/02(金) 22:24:59

【…というか、調べてみたら普通に居たね。恋愛シミュレーションに。
 ……眼鏡の彼女の方だけど】

……シンジラレナーイ。
 
<いたたまれない視線>

68 名前:『道化』ケフカ(M) ◆AAo1qoPdKCCx :2011/12/02(金) 22:44:50

あー…ちょっと見ると色々文章オカしいですねぇ…。

【おかしいのは君の顔と頭だけどね。
 まあ、修正は上げるとして…
 
 ・めっちゃ追尾する炎の矢×3
 ・加えて変な三角形がうっすらと見え始める(儀式発動の魔力で吹っ飛ぶので発動はしない)。
 
 といった状況だと了解してくれればいいよ】

69 名前:『道化』ケフカ(M) ◆AAo1qoPdKCCx :2011/12/02(金) 22:49:12

×了解してくれればいいよ

○思ってくれたまえ


……いやぁーニポンゴって難しいッスね。

【…この馬鹿の駄目出しはともかく、偉そうな物言いになってしまったのは謝るよ。
 どうにも、今日は思考が適切な言葉を選んでくれないね】

70 名前:“動かない大図書館”パチュリー・ノーレッジ ◆fPATcHE/tU :2011/12/02(金) 23:02:20
>私用栞
今から書く。

>エビフライ
あの鵺、なんであんなにエビフライぶつけられるようになったのかしらね……。
見抜けなかったわ。この海のパチュリーの目を持ってしても。

(節穴フラグ)

71 名前:エリ・カサモト&フィオ・ジェルミinスラグガンナー ◆SV001MsVcs :2011/12/02(金) 23:08:31
 +激しく苦戦+

>出番
フィオは多いんだけど、ねえ……。

「エリちゃんもこの前潜水艦ゲーム出てましたよね」

アンタともども負けると脱げる役でね。

72 名前:エリ・カサモト&フィオ・ジェルミinスラグガンナー ◆SV001MsVcs :2011/12/02(金) 23:26:07
>>ケフカ
壁にぶら下がった状態でアタシはイカレ野郎の挙動を見る。
まともにやりあったら火力負けしてるこっちが負ける。
生き残るには、野郎に先んじて動く必要があった。
氷の散弾、正体不明の切り刻み、と来て今度は……

「火の玉ボールかよ」

メジャーリーガーか何かを思わせるフォームで放つは、炎の矢。
が、投球姿勢とは裏腹に速度は遅い。
撃ち落とすにも避けるにも鼻歌交じりで事足りるような代物だ。

さっきよりもだいぶマシになった機体温度に視線をやり、アタシは右腕のバルカンを向けた。
曳光弾交じりの掃射が、炎の矢を撃ち落とすべく殺到する。

――が。

「っ、届いてない!?」

弾着を示すものが何も現れない。
不可視の通常弾はもちろん、可視の曳光弾までもが吸い込まれるようにふっと消えている。

――着弾前に蒸発させられている、という事か?

炎の矢は揺らぐこともなく、迫る弾雨を避けるでも弾くでもなく近づいてくる。

「マズ……」

バルカンの掃射を無効化するほどの高熱。そんなのが被弾したら即時昇天だ。

「エリちゃん移動!」

「分かってる!」

補助モニターで外の様子を見始めたフィオが叫ぶ。
一言返して、アタシはスラグガンナーの左腕を壁から引き抜いた。
ロケットパック始動。重力に逆らって飛翔する。
幸い、アレの弾速は遅い。
充分に避けられる……ってのは甘かった。

「曲がった!?」

「追尾式ですか!?」

転進して迫る炎の矢。
おまけにそれが三つに分裂、それぞれに不規則かつ無軌道な動きで、しかしこっちに向かってくる。
ブーストを噴かして回避を打つ。
一つを避けても残りが迫る。残りを避けると最初の一つがまた迫る。それを避けても――!

――くっそ、それぞれで弾速が違う上に動きが読みづらい!

「左後方から一本!」

HMDの死角から来たヤツをフィオの警告に従ってかわす。
残り二つの位置と動きをイメージ、先読みで回避機動。

――ッ、ちょっとかすった。

「このままじゃジリ貧ですよぅ!」

それは分かってる。分かってるけど、……他にどうしろと。
バルカンがダメなら、と主砲を叩き込む。
HEの炸裂を貫く炎の矢。――主砲でもダメかよ!

「フィオ、あのイカレが何やってるのか見える?」

この絶好のチャンスに追い討ちが来ないはずがない。
矢を捌くのに手一杯なアタシに変わって、フィオがヤツを見る。

「……何か驚いてるみたいです」

「驚くって、何に?」

この曲芸回避に驚くようなタマじゃなし、何に驚……
待て、あの紫はどうした。


>>パチュリー

瞬間、何かが吹き付けるような感覚がした。ぞくん、と背筋があわ立つ。

同時にスラグガンナーを取り囲んでいた炎の矢が掻き消えた。

――なに、今の。



【場所:灼熱地獄にてパチュリーおよびケフカと交戦】

73 名前:エリ・カサモト&フィオ・ジェルミinスラグガンナー ◆SV001MsVcs :2011/12/02(金) 23:28:50
……おまたせ。

「はいはい、そういうのはちっちゃくてかわいい女の子がやるからいいんですよ」


とりあえず回避と回避と回避。
完全体になったパチュリーのプレッシャーを感じてぞくっと。

「さて、この後はどうなってしまうのか!?」

74 名前:“動かない大図書館”パチュリー・ノーレッジ ◆fPATcHE/tU :2011/12/02(金) 23:33:45
>>(ケフカ)
>>(エリ)
「そこまでよ」

魔女は宣言した。
勝利宣言、ではない。
それは、一方的な終結の宣言だ。

       ……嫌な予感が拭えない

「私が得た物は分かるわね、道化。
 私が得た物が分からないでしょう、軍人。
 無限の魔力。あなたたちにもはや勝ち目はない」

魔女は言の葉を紡ぐ。
それは、一方的な決別の言葉。

       ……嫌な予感が拭いきれない

「そういえば、物の本によれば『殺す』という言葉は使ってはいけないそうね。
 宣言した時には行動は終わっている。そうあるべきだと。
 使っていいのは過去形だけ……らしいわ」

魔女は言の葉を紡ぐ。
それが向けられているのは、道化か、鉄の巨人を操る人か。

       だから、演じる。力に酔った賢者紛いの愚者を。
       必要なのは時間だ。私の計略に、術式に生じている綻びを探し出す時間。

「だから。私は言うわ」

魔女は宣告する。

       すでに魔力の余禄で、『石』自身の解析、修復術式は完成し、実行され続けている。
       私の姿などいくらでも泥にまみれていい。必要なのは結論だけ。
       最後には私の計略が完成したという結論だけだ。

「あなたたちは」

術式、侵食する病のごとき毒(金水符「マーキュリポイズン」)
対象、三名。

       だから、少しでも早く解析を進める。
       早く、早く、早く、早く、早く……!

「私が『殺した』」
術式、執行。

【場所:灼熱地獄にてエリ&フィオおよびケフカと交戦中】

75 名前:“動かない大図書館”パチュリー・ノーレッジ ◆fPATcHE/tU :2011/12/02(金) 23:42:08
おまたせ。

(パクリですね分かりません)


30分の壁が切れないわね……。
ともあれ、私はこんな感じ。
一見余裕綽々に見えるけれど、といったところね。
道化だったのは私だったフラグを、せめて読者視点からは折ろうと必死よ。


ああ、マーキュリポイズンはケフカの返しついでに無効化していいわ。
通ったらエリたちは大変な事になるでしょうし。


さて、いよいよ本番ね。
イベントモードの私をどう崩すか、期待してるわ。

76 名前:“動かない大図書館”パチュリー・ノーレッジ ◆fPATcHE/tU :2011/12/02(金) 23:44:19
>ついでに
>不運と思うんだね

不運は嘆かないわよ。
私は運命の使い手(レミリア・スカーレット)の友人だもの。

(こんなとこでいちいちタグを……)

77 名前:『道化』ケフカ(M) ◆AAo1qoPdKCCx :2011/12/02(金) 23:47:22

いよーーし確認した!ありがとう!そしてベラマッチョ!
じゃあとっとと返してくるからな、じゃあちょっとばかりぱっちゅんプリンでも食って待っているがいい!
ホァーッホッホッホ…!

【このまま帰ってこなくていいんじゃないかとも思うけどね。
 ……ま、それはそれとして感謝するよ。
 これで存分にレスを返せる。繋ぎ以外はほぼ出来ているから、少し待っていてくれたまえ】

78 名前:エリ・カサモト&フィオ・ジェルミinスラグガンナー ◆SV001MsVcs :2011/12/02(金) 23:55:23
ヤバいのはケフカじゃなくてパチュリーだったでござるの巻。

「えーと、とっておきモードの紫もやしをやっつけるには……」

すっかり忘れてた“N2”でも使う?

79 名前:“動かない大図書館”パチュリー・ノーレッジ ◆fPATcHE/tU :2011/12/03(土) 00:30:54
倒すのはともかく、撤退に追い込むならそこまで難儀でもないはずよ。

あと、実は火力その他の性能もそこまで酷くはない。多分。
私はあくまで普段は只の知識人だし、大量の魔力を扱う手管自体はケフカ達FFボス勢の方が上だと思うしね。

>N2
……コアにシャッターでも下ろす?

(主人公機に貪り食われるフラグ)

80 名前:『道化』ケフカ(M) ◆AAo1qoPdKCCx :2011/12/03(土) 00:33:29
>>(エリ&フィオ)
>>(パチュリー)



「ぐ、ぬ、ぬおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」



遂に訪れた絶大なる『力』の発現。常闇の核を手に入れたがゆえの因果逆転に等しき大魔法。
『告死魔法(デス)』もかくやという言霊と魔法を受け、道化は諸手で頭を抱え、絶叫とともに悶えゆく。



「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
 おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
 おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
 おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
 おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」


体を大きく反り返らせ、両手で顔を覆ったままに、深く深く悶え苦しむ叫びを上げる。
まるで肺腑から全ての空気が搾り取られてゆくかのように長く永く、永遠とも思わせる悶絶の雄たけび。



「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
 おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
 おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
 おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
 おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
 おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
 おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
 おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
 おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
 おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」



そう、まるで永遠に続くとも思われるような深く永くけたたましい叫びを上げる。
そのまま絶叫は断末魔へと変わり果てるのを待つばかりだというばかりに――――















































「―――――なーんて分かってたんだよ、こうなる事は・・・・・・・・・・・・・・・




                                      パチン。



まるでそう、発条が戻った玩具のように道化の体が跳ね戻り。

その一言と指鳴りで奇跡は捩れ変容する。

―――――即ち。



「ご苦労様――――クソッタレな 大・魔・女ちゃん?」


奇跡のちから満ち満ちてゆく円環の器に突如、ぽっかり黒い穴が開く。

消失する魔法と、燃え盛る景色の割れる音と光景と共に。

【場所:魔女の光臨する灼熱地獄  だが それとていまやこわれゆく】

81 名前:『道化』ケフカ(M) ◆AAo1qoPdKCCx :2011/12/03(土) 00:35:42
>>続き


「ホァーーーーッホッホッホッホッホッホ!!
 この馬鹿バカ莫迦バカ大バカモノが!!
 僕ちんがあんなもの見つけて何もしないとでも思ってたのか? 
 だとしたら更に馬鹿だ!そして更に馬鹿の馬鹿だ!!」


燃える地上で、裂けた虚空で。天地へ響く馬鹿笑い。
嘲り罵り馬鹿だ莫迦だと罵倒する、ありったけの狂喜と悪意の込もった高笑いが木霊する。
腹を抱えてのけぞった道化の笑いが木霊する。そう悪の笑いが木霊する。

そうなのだ。
無限無間と始まり終わりまた始まりへ繋がる螺旋を描き、相生により相乗円環の理を持って常闇の結晶より
組み上げられる果てしなき『夜』の魔力。
その余りにも莫大無比なエントロピーは―――しかし、あろう事かその奔流を在り得ざる方位へと捩らせ始めていた。
紅に光り輝く珠を中心として、視覚でも捉える事が出来るほどに濃密な魔力流(ライフストリーム)の異常な流れ。
それが意味する所は、極めて最悪なものに他ならない。


「――――そうだとも、七曜の魔女よ。
 お前が奪い取るはずだったこの世界の力は、お前が置いた“青”の珠を利用して空けた『穴』から全て頂く!
 オリジナルぼくちんが三闘神どもの封印の綻びから魔法の根源を奪い取ったようになあ!

 ……そんな事が出来る筈はない、とでも思ってるのか? ハッ、笑わせるな!
 術式連動部の変更?  転移式部分の偽装消滅から再接続? 予備経路への自動変更?
 補完状態にある同位体との置換え? 予備同期状態にあった別世界のスペアによる補完?
 あらゆる物理的手段と魔法による干渉を考慮に入れた転ばぬ先の多層多元に構築された防衛術式?
 無駄無駄無駄無駄!!全部無駄ぁ!! 
 魔法の根源ひとつまるっと手に入れてる・・・・・・・・・・・・・・・ 僕ちんにとってあの程度の“魔法”なんてものはなあ、
 ガキの算数よりも簡単に丸分かりなんだよ!!



   ファシナトゥール、"魔海"であった場所……
   かつて仄暗い水に覆われていた場所。そこに暗い青色に輝く光球が転がり、ファシナトゥールの水全てを渦巻かせていた。
   黒き恐れ、信の水行。金より出でて、木を育
みそして果てに円り還る理に“孔”を空けよ!
   之の命を阻む如何なる万理を拒み、然して混沌を越え夜なる源を我が下に!


  
 ―――だからあんな珠一つ、丸ごと都合のいい物に作り変えるなど造作もない・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




もしこの時、かの異海(うみ)であった場所に目を向ける者が居たならば判ったであろう。
異変と共に道化が笑う同じくその時、蒼穹の輝きを異質なものへと変容させ駆動する“水”を司りし宝玉に。
本来の術式をいとも巧妙に組み替えられ、周囲の次元もろともに相を歪める異変に。
捩りを伴い、紫電飛び散る次元孔。虚ろな漆黒の通じる先は、さも不可思議に混ざり合ったマーブル模様の
魔力経路。そこは魔女の術式によって集められたファシナトゥールの『常闇』の力を掠め取るどころか根こそぎ
収奪せんと開いた『穴』であり。

そして――――



「ホァーッホッホッホッホ!


ケ ア ル ガ  
―――空の下なる我が手に祝福の風の恵みあらん―――



 ホァーッホッホッホッホッホッホッホ!!


フ レ ア  
―――滅びゆく肉体に暗黒神の名を刻め始源の炎蘇らん――― 



 馴染む、馴染む馴染む実に馴染むぞ!!


ホ ー リ ー   
―――汚れ無き天空の光よ血にまみれし不浄を照らし出せ―――



 この世界を構成する力が集まり満たされていく!!


メ テ オ  
―――時は来た許されざる者達の頭上に星砕け降り注げ―――



 これならもう魔力を気にしなくともいや気にするものなど何もない!!


ア ル テ マ   
―――渦なす生命の色七つの扉開き力の塔の天に至らん―――



 先ずは手始めだ!この世界ごと貴様ら全員滅ぼして、そのまま他のセカイもぜ〜んぶゼンブ―――――」


ファイガサンダガブリザガフレアホーリーメテオメルトンアルテマ...    
―――ホァーッホッホッホッホッホッホッホッホッホッホッホッホッホ!―――





空間が割れる、次元が裂ける、巨だいなちからでキョダイナチカラデムゲンノソラガミエテイル。

ドウケノワライハトマラナイ。


【場所:灼熱地獄→時と次元の『壊れた』世界】

82 名前:“動かない大図書館”パチュリー・ノーレッジ ◆fPATcHE/tU :2011/12/03(土) 00:40:33
                         r‐-、    / ̄ ̄ ̄ヽ
                          マ  ヽ  l   ??   |
           r‐‐、  _ ィ≦´  ̄ ̄ `≧ j    ヽ ヽ_   _ノ
       __ ./ / ̄        _ _ ノ     .i. ∠ノ ̄    _ _
       j  `ゞ'´  / ヽ      ヽ   r、    .ハtr≠=、r ¨´_   l
      | /     l _ _.ヽ、     、i .ヽ/ ヽ _,イ  i|    ヾ  _l  i!
   r==≠r≠ 、   .|/: : 〉i! - .l ヽ¨ ./_ -、 l l  _ 」_  _ マニ | /
    ヽヽ、    ¨,ィV: /:/: :ヽ__〈¨¨ヾ,イ´: : : :l:ヽ| .l 」     `ヾ、 ;/¨´
      ヽ /7i.、___(: : i!: :|_: : : : : : : i!:」;:_: : : i!: 〉 ¨ .l        ノ_
     / .l :i!: : : ;:イl、: :ハ: :i!: : : : : :.ハ:iハ:i: ヽノ;:ヽ_ .i|         ノ l
     フ'¨| :lヘ V_: : .l V__ヾiヽ r--ァ' .V ¨ヾ' l ヽ: :フl     /   /
     ヽ/ .l l¨ムf:ヽィi./  .ヽ ¨ ´  ,イ¨¨ヽ .レ:j:./i!   /     ./
     イ   ヾ .i!: : :.ハ   _ノ       {    i! l: : : : ij  ´     /
     `ヽ_i、.|:. :./  `¨´      弋 _ノ /: : :./ '        /
         ヽ |: :ハ XXX       xxx  ノ: : :.,イ      シ ./
        _Уl: : : ヽ、   r‐ .、   ,.イ´: ://  _,..-'''"  /
     , イ´: :.´: : i: : : :>-z_`_ `,.イ´:/: : : :./        /
    ヽ: : : /: : : j: : : : :j ム  /´: : :/: : : : イ/        /
   r--;≧:/_: : :./: :;: :ノ_,.ィ<ti!: : :/: : : /: :|        ./
.  <´ ー十_.フて≠< / ヾイVヽ;ヽ: : :/: 人     ,.イ
    ヽ/: : :`fY`ヽ /  .ハ /__ /`=≦´   )     ./: :|
   /: :/: : : : :i:.ハー、く 、_」 |/:/: :ヾ=、ヽ、 `ヾ/    ./: : i!
  _ヽ、: l: : : : :/: :i! .У l /: :i: : : :iヽヽ     l    ./: : : l
  l 三てァ-=--イ  `ヽ/:l、: :i!: : : : :l: :マ__,ノ   /:|: : : i!
. マ /j了ヽ ヽl    i!: : : >=、:_:_:_:_ノ    ./i: l: : : :|
 /`¨: : : ヽ _,.r≠   」: :./  ハt、ノ  `ヽ.、 f': :i!:l: : : :.i
. |: : : :i.!: : : ´: : i!  /| lム  ノ l: :.l      .l l: :.!:i!: : : :.|
 `¨`ヽヽ:>'¨¨ソ   l l: :ヽ   l: : ヽ、 ,イ¨  |: :l:.l: : : : :|
         ノ   l l: : :/:  ̄´:i: : : :¨¨: : i  .l: :.l:.l: : : : :|

(現在の紫もやしさんのイメージ映像)

83 名前:『道化』ケフカ(M) ◆AAo1qoPdKCCx :2011/12/03(土) 00:46:39

【さて――――という訳で、これがこっちの大仕掛けだ。
 
 端的に言うと、こいつは原典世界(FF6)でも三闘神の力……
 すなわち魔法の根源そのものを横合いから掻っ攫った経験があってね。
 
 その経験と、それによって得た『魔法の根源』そのものを使った無理矢理な術式の改造。
 そして、パチュリーに流れているはずの常闇の結晶の魔力をそっくりそのまま奪い取った
 ……正確には現在進行中で流れている、というのがこっちの狙いで、余りにも荒唐無稽で
 出鱈目な『仕掛け』にして状況そのものだ。
 

 ……とはいえ、心配は要らない。
 何故なら次のターンで、早くもこいつは盛大に自滅する予定だからだ。
 正確には膨大な魔力が流れたことで、こいつの主である神竜が、道化を維持している分ごと『力』を総取りする。
 もちろん此処で簡単に終わるわけがない。
 更に最後で暴走したケフカの大番狂わせ……そして決着というのが僕の考えた筋書きさ】
 
<続く> 
 

84 名前:『道化』ケフカ(M) ◆AAo1qoPdKCCx :2011/12/03(土) 00:57:59

【まあ…そんな所で、必死に抵抗の一撃でも欲しいというのが君たちへのお願いだ。
 得意ぶっているところで魔力消滅→「なん…だと…?」で即瀕死に持っていきたいのさ。
 
 ……最後に。
 まあ……何というか、済まないね。やっちゃって】
 

>パチュリー

【というわけで…こっちは座った盤ごと、というより盤の下に爆弾を
 仕掛けていたってわけさ。まあ、何というか……済まないね、余りにも出鱈目で。
 
 あいつと出会った不運というのは……言うなればあいつが災いの“神”だからという事さ。
 因みに、前のレスで答えなかった自分の正体と言うのをしれっとバラシている。
 君ならその辺りのワードで正体に健闘が付くかもしれない】


>エリ&フィオ

【という訳で君を襲っていた魔法は消えた。代わりに天変地異のような
 魔法が莫迦のように降り注ぐ寸前だけどね(ぇー
 
 …とはいえそれも簡単に終わる。
 必死に己を奮い立たせての銃撃なりをお願いするよ。
 あいつ、それ一発で体の半分くらい消し飛ぶ予定だから(正に外道】
 
 
【……とりあえず、お叱りは甘んじて受けるよ。けど…後悔だけはしていない】

85 名前:『道化』ケフカ(M) ◆AAo1qoPdKCCx :2011/12/03(土) 01:05:57

【※追記
 
 防衛術式とか色々書いてあるのはまあ…ハッタリという事で容赦願うよ。 
 用心の為のシステムは用意してあったとは思うけど】

86 名前:エリ・カサモト&フィオ・ジェルミinスラグガンナー ◆SV001MsVcs :2011/12/03(土) 01:16:50
あー……うー……、うん。

雷電、じゃなかったパチュリー。
解説ターン、いる?

こっちは状況が分からないから、
『殺られる前にとにかく殺っちまえ』でカマすつもりだけど、
その後に「何ィィーーーーッッ!?」って荒木調のレスが入るのも、
なんだかアレかなと思って。

ちょっと装弾。


87 名前:『道化』ケフカ@不在(M) ◆AAo1qoPdKCCx :2011/12/03(土) 01:27:03
>>86

【横合いからだけれど。

 ……うん、まあ…………改めてごめんなさい。
 流石に、これは隠さず最初に相談するべきだった。心から反省している。
 
 >『殺られる前にとにかく殺っちまえ』でカマすつもりだけど
 こちらはそれで構わないよ…というよりむしろお願いしたい。
 もともと奪った魔力で魔法が発動寸前→被弾して魔法キャンセルという流れの積もりだったからね】

88 名前:“動かない大図書館”パチュリー・ノーレッジ ◆fPATcHE/tU :2011/12/03(土) 01:31:18
レスを書き始める前に、と。

>ケフカ(というかクジャ)
その場合は、勝負の前に盤の下を調べなかった私の不覚、と思うのが私の流儀よ。
まあ、盤上に固執するのが指し手の限界よね。

多分、『私』は青い球がどうにかなってる事までは読んでいたでしょうけど……他の球が喰われてる可能性も捨てきれなかったから、
それで手が一手遅れたのでしょう。知恵者だけに、剛速球には弱い、ということね。
まあ、気が付けたとしてもまず間違いなく魔法を修復してる暇なんてなかったでしょうけど

正体は、まあ気がつくでしょう。精々愕然とする事にするわ。


>エリ
なんというか、3作目地上戦ラストの大佐ヘリがホバリングしないでずっと高速移動&爆撃しているようなありさまだけど……。
いまこそ、不屈の人間魂を見せるときよ。

(無責任な煽り)

>解説ターン
そうね。じゃあ、こっちが愕然としつつ解説モードに入って攻撃をしないで回すから、
あなたはそのあと不屈の(ry)で攻撃してみてくれるかしら。
で、ケフカは油断していたところを魔力総取りされてどかーん、と。

>クジャ
>お叱りは甘んじて受けるよ
それには及ばないわ。

(別キャラ)


さて、それじゃ、策を食い破られた賢者の踊りを見せましょうか。

89 名前:エリ・カサモト&フィオ・ジェルミinスラグガンナー ◆SV001MsVcs :2011/12/03(土) 01:38:57
>ケフカもといクジャ
元より真っ当にやりあったら三レスでこっちが消滅する力関係だから気にしてない。
三つ巴でまがりなりにも殺りあえてるんだから問題ないよ。

>パチェ
鬼避けが弱い1のラストよりマシね。

>それには及ばないわ

それはどっちかって言うとメイドの台詞だww

オーケイ。アサルトコンバットで食い破らせてもらいますか。

90 名前:『道化』ケフカ@不在(M) ◆AAo1qoPdKCCx :2011/12/03(土) 01:50:18
>>88

【……先ずは、承諾に心から感謝を。
 では、この場は是非とも解説をお願いするよ。
 その上で策を食い破られても挫けない、正しき『魔法使い』の意地という
 ものを最悪の魔導師に見せてやってくれ。
 
 ま……どの道、自分の策を食い破られるのはあいつも同じだけどね。
 いや、あいつのは正しく道化芝居というやつか】

>>89

【…そう言ってもらうと助かるよ。
 まあ戦力差が戦力差だからね、元々それを調整しながらやる積もりだったし。
 消耗なり即自滅なりね。
 
 アサルトコンバット(※むせる)は了解。
 じゃあまだ息があるのが不思議なくらいズタボロになるとしよう。
 
 ……ああ、ただ最後にあいつに食らわせる切札だけは取っておいてくれ。
 暴走後はそれとパチュリーとのダブルアタックで派手に散る予定だからね】

91 名前:“動かない大図書館”パチュリー・ノーレッジ ◆fPATcHE/tU :2011/12/03(土) 21:03:31
>>ケフカ
(……馬鹿な)

道化の苦悶を前に、魔女はむしろ困惑していた。
彼女が放った魔法の与える毒性は、自然界における水銀に似た作用を発生させる。
水銀の毒性には様々な物があるが、そのどれ一つとして痛みを伴うような物はない(・・・・・・・・・・・・)
つまり、道化の苦悶は、魔女にとって予期せぬ事態なのである。

(魔法が予想外の作用を起こした? 魔法が道化の何かを誘発した?)

魔女は、事態を把握しようと思考を巡らせる。

(それとも……)

ほどなくして、一つの単純な回答にたどり着く。

全てを無効化したうえで、彼は演技をしている?(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・)

それは彼女にとって受け入れがたいこと。
だが、それでも、唯一あり得る事象であればどんな事でも正解だ。
そしてその正解は、次なる疑問と回答を連鎖的に導き出す。

(何故演技を?→私を嗤うため)
(何故反撃してこない?→その必要がない(・・・・・・・)から)
(現在の状況で攻撃無効化、及び即時反撃なしでの勝利(・・・・・・・・・・)を可能にする手管は何か?
 →場を支配する根源への干渉(・・・・・・・・・・・・)
(即ち→私の石はすでに(・・・・・・・)、)

結論が導き出されたのと、苦悶していた道化が発条のように跳ねあがったのは同時。
その時点で魔女は、自らの失策と、敗北と、破滅を悟った)


「……そん、な」

全てが崩れゆく世界の中で、
それは、虚飾なしの呟きだった。

【場所:こわれゆくせかい】

92 名前:“動かない大図書館”パチュリー・ノーレッジ ◆fPATcHE/tU :2011/12/03(土) 21:04:47
>>(自己レス)
>>(ケフカ>>81)

「……馬鹿馬鹿言うな、煩いわね」

それは、精いっぱいの返答。
放っておいたら膝を折り、屈し、震えだしそうな体を押さえながら、パチュリー(・・・・・)は呟いた。

「夜を超えた多世界横断円環魔法術式。
 夜の原始の簒奪を可能にする唯一の手管。
 私の全てを注いだ最高傑作。
 それを食い破リ、奪い取るなんて。
 お前は一体……何なの」

問いとも言えぬパチュリーの呟きに、道化は哄笑で返し、そして、言葉を紡ぐ。
その中に彼女の質問への回答を発見し、パチュリーは愕然とした。
そして、全てを理解する。


「根源を……手に入れた、ですって?
 全ての魔法、すべての属性、魔法が分かたれる前の、全てを含有した混沌。
 それを手に入れたというの、あなたは。
 ……嗚呼」

それは……勝てない。
夜の根源が夜族にとっての胎盤ならば、魔法の根源は魔法使いにとっての子宮だ。
それを手中に入れていた相手を相手取ろうとしていたなんて。
パチュリーの体から力が抜けた。

「そして今また、夜の全てを奪い取り、その力を振るおうとするのね……。
 なんてこと。……なんてこと」

全身を泥のような絶望が支配していた。
もう終わりだ。何もかも、奴に破壊され、奪われて終わる。
根源を奪われた世界のように。
パチュリーが手掛けた術式のように。
全ての世界の夜のように。

……だが、彼女は忘れていた。
この場にいる、もう一組の存在。
いつだって不可能を可能にしてきた、根源の種族の事を。

【場所:こわれゆくせかいにて、ケフカ、エリ&フィオと対峙中】

93 名前:“動かない大図書館”パチュリー・ノーレッジ ◆fPATcHE/tU :2011/12/03(土) 21:14:21
19時間半もかかるとは、見抜けなかったわ。この動かない大図書館の目を持ってしても……。

(超☆節穴ですね)

煩い。
というわけで、レスを返したわ。全てを認識したうえで、不自然でない程度に状況解説のコメントを入れたつもり。
もうちょっと解説が欲しい、というのなら、受け付けるわ。
その上で、ちょっと絶望先生モードに入ってるから、エリには横から活を入れてもらいたいところね。

>エリ
>それはどっちかって言うとメイドの台詞だww

うちのメイドだともうちょっと慇懃になるわね。

(どうでもいい)

>クジャ
きっちり挫けたわ。
……包囲して石を投げるのはやめて頂戴。レベル上げの裏ワザみたいだから。

(それはタクティクスの方……)

軽く解説を入れると、私はおそらくメンタル的にはそこまで強くはないのよね。
気合で何とか、というより、気合が必要ないような状況に調整して持っていくタイプだから。
だから、「どうあがいても絶望」状態になるとああなる感じ。
もちろん、サシではなくて隣にエリ達がいるから対比で、というのはあるのだけれどね。

94 名前:エリ・カサモト&フィオ・ジェルミinスラグガンナー ◆SV001MsVcs :2011/12/03(土) 22:55:17
>>パチュリー

『あなたたちは』
『私が「殺した」』

紫の少女が宣告する。

――同時に、ハラワタをミキサーに掛けられるような感覚が襲ってきた。

「ッ……ごはッ!」

 腹の奥から込み上げてくるものをこらえきれず、コンソールの上に撒き散らす。
 鉄錆の味と臭いが、味覚と嗅覚を刺した。血反吐を、吐いたか……。
 意識外からの狙撃に似た理不尽な攻撃。――これが魔法か。くそったれ。

「うげぇ……、う、あ、あぁあ……!」

 傍らのフィオからも嘔吐の声。濃密な血反吐の臭い。崩れ落ちる音。
 身体から力が抜け、アタシもコンソールに突っ伏した。
 ……くっそ、イカレ野郎より先にあっちを殺すべきだった……。



――はっ、と意識が覚醒する。

(なに……、今の……)

口の中に血の味……しない。鉄錆の臭いも……しない。
身体に違和感……少しする。

(幻覚でも見せられた? でも……)

――あの感覚は現実だった。幻覚や白昼夢なんてチャチなモンじゃない。

HMDが紫髪の魔女を映す。あの魔女に何かされたのは、確かだ。
何をされたのか、魔法に疎いアタシには分からないけど。
違和感の残る身体を叱咤して主砲にアーマーピアサーを装填。
ノイズの走る画面にレティクルが現れて魔女を捉える。……その澄ましたツラが気に入らない。
トリッガーを弾こうとした刹那、ナニカ、イヤなカンカクがキタ。

>>パチュリー
半裸の魔女の表情が変わる。
困惑に。
そこから虚脱と怯えに。

――あの顔は良く知ってる。

訓練で戦場を知った気になってる少尉辺り(アマちゃん)の指揮官殿が、
実戦で想定外に出くわして思考停止に陥った時の顔だ。

――そういう時はどうするか?

無能なら指揮不能として放置、次ぐ階級の者に指揮権をまわす。
有能、あるいは必要であれば……張り倒して喝を入れる。
あの魔女は必要だった。
アタシ達は魔法に明るくない。あのイカレ野郎が何をしでかそうとしてるのかよく分からない。
ロクでもない事だってのは分かる。とっとと仕留めないと物凄くヤバいってのも分かる。
だが、あの野郎を自前の火力で殺せるのか、それが分からない。
12.7mmバルカン三門の掃射に耐えたバケモノだ。手持ちの武装を総動員しても殺し切れる確証が持てない。
なら、――アレと同じく魔法を使う魔女にも動いてもらわなきゃ話にならない。

(――とんだ共同戦線だ。初めてじゃないけど)

バルカンの一門を魔女に向ける。

「腑抜けんなアバズレ!」

トリガーを弾いて短い一射。これでくたばったら……独力で殺るしかない。


>>ケフカ
「フィオ、あの野郎の様子」

「馬鹿笑いしてます……。いくつも魔法を唱えてるみたいです。なんだか、凄くマズそうですよ」

耳を潰さんばかりに嗤い続けるイカレ野郎に向き直る。

「ったく。状況が変動しすぎて目が回りそうだわ」

「私もです。うぁ、背筋がぞくぞくする……」

「派手にカマすよ。吐かないでね」

馬鹿笑い真っ最中のイカレ野郎をターゲッティング。照準を固定。全兵装をオンライン。

「戦い方は人間相手と変わらない……!」

自分に言い聞かせるように言ってロケットブースト全開。スラグガンナーを急降下させる。
元が戦車とは思えない速度で接近しつつ、両腰二門のバルカンで戦端を開く。

――これが牽制程度にしか効かないのは先刻承知だ。

嗤う道化を中心に、円を描く機動で12.7mm弾をバラまく。
弾着の煙が派手に上がり、敵の姿を即席の煙幕の向こうへ隠す。

――こっちからはセンサーで見えるが、アッチにはどうかな。

(大して期待はできないか)

主砲にHEを装填。機動を変更。

「うおおおおッ!」

右腕のバルカンも火線に足して、真っ直ぐに突撃する。
効いているかいないかはどうでもいい。ただ火力をつぎ込むだけ!
レティクルの表示が二重に変化、クロスレンジの間合いに入った事を示す。

射撃を中止して、アタシは――スラグガンナーが左腕のパイルバンカーを振り被った。

「くたばれぇッ!」

超硬金属の杭を打ち込み、30mmカートリッジ六発を同時に撃発。
射突されたパイルがスラグガンナー最強の威力を叩き込む。
パイルを引きざまに全速で後退。同時に主砲からHEを発射。

距離を取って、停止。左腕がリボルバー式弾倉から空薬莢を排出する。

「これで、死ぬか……?」


【場所:灼熱地獄→時と次元の『壊れた』世界にてケフカと交戦】


95 名前:エリ・カサモト&フィオ・ジェルミinスラグガンナー ◆SV001MsVcs :2011/12/03(土) 23:02:42
……一時間と44分ってところか。

「おかしいですね、事前に準備はしておいたはずなんですけど」

どんどん悪化してくなぁ……。


そんなわけで腰の抜けた魔女の横っ面を引っ叩いて、ケフカにアサルトコンバット。

パチュリーの攻撃がどんなのかよく分からなかったんでテキトーに書いてたら見事にかすりもしなかった。

……ので殺される感覚を疑似体験した、ってことに。

「シグルイの斬られたと思ったっていうアレですね」

伝わるのかそれで。

……しかし、レスが伸びてくなぁ……。

96 名前:『道化』ケフカ@不在(M) ◆AAo1qoPdKCCx :2011/12/04(日) 01:08:12
>>(パチュリー)


かくて、混沌(そら)は此処にある。

『常闇の世界(ファシナトゥール)』の外にして裏側である、本来ならば観測されざる概念世界。
リージョンの海と呼称される次元の狭間に、視認可能にまで濃密な『力』の流動する様が重なった
まるで異なる二つの映像を合成したかのように存在する混沌の世界。

そして、その虚空(そら)には見える。

五行の叡智を結集した多世界横断円環魔法術式による膨大な魔力の流れと、ぽっかりと開いた穴から
何処かへと流れ落ちてゆく光景が。
それはまるで満天の星々が渦を巻きながら、ブラックホールへと吸い込まれてゆくように――――
壮大で、幻想的で、世界の終末を思わせるような光景だった。


「なんだ、やっと分かったんですか? 
 ……そうそう、その顔ですよ。そういう希望も自信も何もかも打ち砕かれた顔が見たかったんだ!
 その絶望を抱いたまま、己の愚かさを後悔して死んでいくがいい……?」

>>(エリ&フィオ)

だが、其処には終末に相応しくないものがあった。

道化の宣告を遮るように一条の火線が走る。
『超重力魔法(グラビデ)』で手足をもぎ取られようとしていた魔女を助けたのは、敵である筈の鉄機の銃火。
その行動はさながら今まで殺そうとしていた相手を助け、叱咤するかのように。
そして最後の最後まで勝利を信じるかのように。
諦めない人間どもと一体化した、鋼鉄の巨人が狂える神を睥睨する。


「おやおや……まぁ〜だ健気な抵抗を続ける気ですか?
 お前達の生存する可能性が、まさか250億に一つあるとでも?
 ――――いいだろう。貴様らのその精一杯の抵抗とやら、全部潰した上でじっくり嬲り殺してやるよ!」


故に、其処には終末に抗うものとそれを許さぬ神との戦いが始まる。

――――円を描く機動で12.7mm弾をバラまく。
戦端を開いた二筋の火砲を『遅延魔法(スロウ)』で一瞬だけ遅らせて敵の位置を確認し正面へと向き。

――――右腕のバルカンも火線に足して、真っ直ぐに突撃する。
『神聖魔法(ホーリー)』の過剰な魔力が、三つと増えた銃弾の渦を物質レベルから昇華させ。

――――超硬金属の杭を打ち込み、30mmカートリッジ六発を同時に撃発。
四十層に展開した『物理防護(プロテス)』が鉄騎の最大威力を防ぎ衝撃で割れる度その倍の防壁を再展開。


「ホァーッホッホッホッホ! 何それ? ホントウにナニそれ!?
 そんなんで今の僕ちんを如何にかできると思っちゃってるの? シンジラレナーイ!?」

だが、それらは全て徒労に等しい。
なぜなら神は死んだのだ、希望と言う名の神は。

鉄騎の全兵装を注ぎ込んだ渾身の猛撃(コンビネーション)は、空間に展開されていた狂える神の
魔法群(フルコース)にてその威力を阻まれる。
兵装の数を遥かに越える、発動寸前で行使を待つ夥しい数の呪わしき神威(フルコース)に。
必死の猛攻を繰り出す鉄騎の真正面、その至近距離から道化は無傷で笑い嘲弄する。


「よく頑張りましたと言いたい所だが残〜念〜でーしたーーー!!
 ――――もう飽きたから、その乗り物はぶっ壊れていいよ」


そう、奇跡は起きない。

―――パイルを引きざまに全速で後退。同時に主砲からHEを発射。
最後に至近距離からの砲弾を『核熱魔法(フレア)』の原子融合による熱で蒸発、
離脱した瞬間を『召隕魔法(メテオ)』による零距離からの隕石群で蹂躙、『転移魔法(テレポ)』で中身を
強制排出させ『腐敗魔法(バイオ)』と『自動治癒(リジェネ)』で腐敗させながらも即死しないよう処置、
じっっっっくりと悶え苦しむ様を堪能しながら魔女もろとも少しずつ少しずつ壊していこうと遊ぶことを決定



そう道化が選択しようとした、その時





                     ど ん




その時、鈍い音と共に。
満面の笑みを浮かべたままの、道化の右半分がはじけ飛ぶ。
張り巡らせていた一切の魔力/魔法の喪失と共に、消滅するはずの砲弾が己を貫いたのだ。

97 名前:『道化』ケフカ@不在(M) ◆AAo1qoPdKCCx :2011/12/04(日) 01:13:55
>> 続き



「な……どう、して…!?」


だが、これは奇跡などではない。


道化は動揺を隠せなかった。驚愕し愕然とし驚いていた。
左半身が吹き飛んだままの姿から、呆然とまでしながら呟いていた。

そうして消失は始まってゆく。
つい先程まで術式の穴から掠め取り、総身に滾らせていた絶大なまでの魔力。
それらが急速に急激に失われゆく。
幾多あった灯火が急速に消えて暗闇になってゆくように、内燃機関が熱を失って冷え付いていくように。
魔法の行使どころか生命維持、いやそもそもの形を保つことすら困難になるレベルで魔力が喪われてゆく。
自身を構築する因子が崩壊を初め、霊的な原子となって散逸しては霧散してゆく。


―――否、それは元々あった所へと吸い上げられていただけの事だった。

それは混沌の空を見上げれば分かる。
始原の夜を奪い去る術式と、それを更に掠め取る次元の穴。
その貪るような虚無の頂、其処には水晶と融合したような姿の巨大な竜が鎮座していた。

そう、次元の狭間に浮かぶ『神竜』―――この混沌を起こした偽りの道化を生み出した神たる竜が。



「……神、竜……きさ、まあ!!」


そう、それは奇跡などではない。
当初の予定から変更された結末であり、同時に只の約束された結末でしかなかった。
駒の役目は終わったのだ。『核』を壊さずして必要な『力』を回収できる今、偽りの破壊者など単に不要な
道具でしかなかった。

その事実をまざまざと見せつけられ、哀れな道化は呪詛を吐く。
だがそのありったけの呪詛ですら、竜には届かない。

崩壊の為の魔力は尽きてゆく、竜に吸われて尽きてゆく。
そして程なくこの壊れた次元も修復され、竜は再び次元の狭間を飛びたってゆくことだろう。
残された世界の常闇が存続するかはともかく、これで世界は救われる。





     そうか……。



            僕ちんは、      もう     いらないってか……。







>>357>>360

時同じくして声が聴こえる。
この次元の無数に繋がるどこかから、野太い男の声が聴こえる。
それは混乱の元凶となった吸血鬼の声であり終幕の宣言。

そう、宴は終わったのだ。
そして道化の舞台もまた終わったのだ。
あまりにも残酷で荒唐無稽で滑稽な、道化の哀れな哀れな一人芝居もまた終わるのだ。





「ちっくしょ……」



魂の輝きが、自らを構築していた最後の魔力が消えてゆく。
もはや彼にはなにもない。


「ちくしょう……ちくしょう……」


そう、この道化には何も無い。
未来もなく、力もなく、術もなく、そう―――――

98 名前:『道化』ケフカ@不在(M) ◆AAo1qoPdKCCx :2011/12/04(日) 01:21:31
>> 続き




ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく
 ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく
 ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく
 ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく
 ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく
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 ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく
 ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく
 ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく
 ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく
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 ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく
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 ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく
 ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく
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 ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく
 ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく
 ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちく

 ちっっっっくしょーーーー!!




――――だから、彼にあるのは狂乱のみだ。
オリジナルと寸分違わぬ、だからこそ最も危険で凶悪な、己を構成する根源(オリジン)のみだ。
唯一残されたそれを燃やして、最早駒ですらなきものは立つ。
半分しかない体だというのに、立つ力すらない体だというのに、彼は立つ。


「どいつもこいつもどいつもこいつも僕ちんを馬鹿にしやがって!!
 お前ら、そんなに僕ちんを怒らせたいのか!うきゃーーーーーーーー!!!!


 こうなったら――――――もう、どうなっても いいや」



浮かべるのは口端を極限にまで吊り上げた残酷な笑み。
だが、その瞳はどこか哀しげですらあった。

壊れたものは狂った自分の僅かに残されていた『知性』の結晶。
だが、最後に残っていたそれも今こわれた。


そうして狂乱しか存在しないものの詠唱(ぼうそう)が始まる。




ア ス ピ ル         
――魔の理を背負いし全て我がもとへ集え!そして集え! ――


ア ス ピ ル         
――魔の理を背負いし書よ我がもとへ集え!そして集え! ――


ア ス ピ ル         
――魔の理を背負いし茨よ我がもとへ集え!そして集え! ――


ア ス ピ ル         
――魔の理を背負いし欠片も全て我がもとへ集え!そして集え! ――


ア ス ピ ル         
――魔の理を背負いし魂よ我がもとへ集え!そして集え! ――


ア ス ピ ル         
――魔の理を背負いし神の竜よお前も我がもとへ集え!そして集え! ――


ア ス ピ ル         
――なにをウダウダウダウダ言っているバカ竜!お前の命なんぞ知った事か!――


ア ス ピ ル         
――このお方だけは助けてくれだぁ?知るか!二人揃って命をよこせ!――


ア ス ピ ル         
――ハッ何をほざくと思えばこのクソ竜が!知ってたか?お前との魔力経路は今ので丸分かりなんだよ!――


ア ス ピ ル         
――俺を駒として見ない愚かな竜よ、お前の魔力も全部よこせ! 俺によこせ!――



アスピルアスピルアスピルアスピルアスピルアスピルアスピルアスピルアスピル         
――集え!集え!集え!集え!全部全部全部全部我がもとへ集え集え集っちまえ!! ――





混沌の虚空に浮かぶ合切、万象からの『魔力吸収(アスピル)』の連続すら生温い多重詠唱。
僅かに残された力で無理矢理に魔力を集め、そしてまたその魔力を使って無理矢理に魔力を集めそしてまた繰り返す。
崩壊すら一顧だにしない無茶苦茶に繰り返され収奪された膨大な魔力は出鱈目な形に量に膨れ上がりそして――――











         ―――そしてこのまま




         ―――ゼ〜ンブ全部ぜんぶ破壊(こわ)して





         ――――死の世界を つくるのだ!!



99 名前:『道化』ケフカ@不在(M) ◆AAo1qoPdKCCx :2011/12/04(日) 01:27:18
>> 続き




―――其れは、まるで無秩序なモザイク模様のようですらあった。



自壊する自身を、自己崩壊を起こすほどの莫大な魔力で無理矢理繋ぎ止めるという矛盾。

均整の取れた肉体はねじくれ、紫の肌は美しく彩られ、端正な顔は崩れ、醜悪な表情に清らかな微笑が混ざり。

白い翼はどす黒く変色を始め、黒い翼は無垢なる白へと洗われてゆき。

神々しき天使は堕天し、禍々しき悪魔は浄化され天へと昇る。

何もかもが矛盾しているイツワリのイノチ、反転と崩壊と矛盾が完全に混ざり合った神であり神でなく悪魔であり悪魔でなく

人形でしかなく道化でしかなくそれらですらなくなった壊れたという形容すら壊れている哀れな人形。



だが、其れが手に掲げた『光』だけはオリジナルのものと寸分違わず変わらなかった。



                     ――――見るがいい。



全てを、総てを凡てをスベテを破壊するその光。

それが向かう先は混沌の空より数多繋がる場所のなか、そう。

常闇の『核』でありて、





                     満たせ  みたせ  何もかも  満たされて   ゆけ 



>>389

さだめられた 終焉(おわり)の焔。


【場所:こわれたかみの いるところ】

100 名前:『道化』ケフカ(M) ◆AAo1qoPdKCCx :2011/12/04(日) 01:39:47

あ、

ザ、

>>100!!

【復帰しておいていきなるそれかい君は。
 
 <クラウドによる超級武神覇斬> 】

ウボァー。


【という訳で、時間を掛けた上に随分と長くなってしまったけどこれで最後だ。
 
 神竜からの魔力全カット、そこから暴走→壊れた状態で次元の向こうに見える『核』へ
 裁きの光……これがこいつの最後の行動だ。
 無理矢理奪い取った魔力で飽和状態になっているから、攻撃を加えてくれれば
 そのまま誘爆してこいつはそのまま終了、後はエピローグを残すのみとなる。
 
 こいつが倒れている隙に常闇の魔力をまた吸い上げてパワーにするもよし…
 というかそれを利用したダブルアタックで一気に仕留めてくれることを希望するよ。
 
 待たせてしまって済まないね。じゃあ、最後に相応しい花火を待っているよ】


いやー、神竜は強敵でしたね!

【いや死んでないよ神竜は、というか死ぬのは君だよこの変なラスボス】

101 名前:エリ・カサモト&フィオ・ジェルミinスラグガンナー ◆SV001MsVcs :2011/12/04(日) 02:01:42
オッケー、把握。

さぁて。パチュリーがどう返すか見ものね。


102 名前:“動かない大図書館”パチュリー・ノーレッジ ◆fPATcHE/tU :2011/12/04(日) 23:13:42
>>(ケフカ>>96
虚空に光が走り、そして虚無に喰われていく。
それは、今のパチュリーの心象風景のようでもあった。

(どうにもできない)
(私には……もう、どうにも)

光は希望、虚無は絶望。
絶望を死に至る病だと表現したのは誰だったか。
そんな益体もない思考が脳裏をかすめる。

道化の放つ魔法がパチュリーを抉ろうとしている。
それを認識してなお、パチュリーは何もできずにいた。

その時。

>>(エリ&フィオ)
『腑抜けんなアバズレ!』

声と衝撃が、彼女を吹き飛ばす。

鋼の弾を幾発か打ち込まれた、とか
直撃は自動防御結界で凌いだが衝撃は殺せなかった、とか
その衝撃で吹き飛ばされたおかげで道化の魔法の範囲からは逃れられた、とか

そんな細かな事を把握する前に、パチュリーは叫んでいた。

「誰がアバズレよ、ブチ殺すわよ人間(ヒューマン)!」


かちり、と。
何かが填まった音がした。


「……ああ、そうか」

彼女ではどうにもできない。
当然だ。
どうにかする事が彼女の役割ではないのだから(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・)
どうにかする事は……いつだって、彼ら彼女らの役割(ロール)

折しも、彼女らの放った砲弾が道化を貫いていた。


103 名前:“動かない大図書館”パチュリー・ノーレッジ ◆fPATcHE/tU :2011/12/04(日) 23:17:19
>>(自己レス)
>>(ケフカ>>97

パチュリーの思考が再び回転を始める。
パチュリーの思考がめまぐるしく回転を始める。
魔女(・・)が思索を始める。

状況は即座に認識できた。
道化を生みだし、暗躍させていた者も。
道化の『正確な』正体も。
この先に起こりうる事象も。
それがさらに生む現象も。
最後に残るモノも。

ラプラスの想起した悪魔もかくやの認識、予見能力。
それが認識したのは、最後に残ったモノが生み出す破滅。

このままでは、破滅は避けられず、彼女の運命は先ほどと変わらない。

そう、魔女の力だけでは(・・・・・・・・)

それを認識した瞬間、魔女は高らかに呪を編み始める。
その顔には、無意識の笑みが浮かんでいた。

そうだ。

英雄譚で魔女が果たすべき役割(ロール)
それは、英雄となる事ではなく。
ましてや、甘言でも簒奪でもなくて。

魔女は謳う。

我英雄に剣を与える侍女とならん


>>(ケフカ>>98

道化の宣告とほぼ同時。
魔女の詠唱も完成していた。

それは、木々のざわめきの間を流れ

       赤々と燃える焔の輝きに照らされ

              静かなる大地に見守られ

                     鋼の兵装へと至る。

「……完成」

魔女はそれを見て、よしとした。

それは、魔女が作り上げた魔法の武器。
水が侵され奪われた賢者の石を、再び力を掌握し返した新たな姿。

だが。

それは、魔法の武器と言うにはあまりにも大きすぎた。
大きく、重く、大雑把で、そして大規模すぎた。
それは、正に……。

「鋼鉄の巨人が振るうなら、鋼鉄の兵装(・・)が似合いでしょう」

それは、あえて言うならば回転式弾倉拳銃(リボルバー)に似ていた。
口径200mm超の回転式弾倉拳銃、などというものが存在するならの話だが。
装弾数は6発。弾倉にはすでに、色とりどりの色の鋼で成型された弾丸が込められている。

装弾数は7発ではなく、6発だった。
魔女が七発目(魔女の意のままになる弾丸)を必要としなかったから。

魔女は、彼女らにすべてを託したのだ。

104 名前:“動かない大図書館”パチュリー・ノーレッジ ◆fPATcHE/tU :2011/12/04(日) 23:21:37
>>(自己レス)
>>(ケフカ>>99)
「させるか、歪んだ神め」

魔女は呟くと、鋼鉄の巨人の眼前に魔術兵装を飛翔させた。
そして、声を張り上げる。

「聞こえているわね、軍人ども!
 アバズレ呼ばわりされた魔女が返礼を返してあげるわ。
 銃は私が鋳造した、弾も私が用意した、必要なら的も指示してあげましょう。
 だけど。引き金を引くのはあなた達よ(・・・・・・・・・・・・・)人間(ヒューマンズ)
 七発目の弾丸(悪魔の姦計)白薔薇の冠(神の奇跡)も必要ないところを見せてやりなさい!」

魔女の役割は終わる。
さあて、しくじってくれるなよ、ええ、主人公達(プロタゴニスツ)

【場所:こわれたかみと、まじょと、人のいるところ】

105 名前:“動かない大図書館”パチュリー・ノーレッジ ◆fPATcHE/tU :2011/12/04(日) 23:32:06
私だけ他の二人の10倍時間がかかってる件について
……ああ、もう、謝罪の言葉もないわ。

行動意図としては大体本文中に書いた通り。
エリの叱咤を受けて自分の役割に気がついたという体ね。
武器を鋳造したのは、最後は人間に託す、という意思表示。
もちろん、魔力はたっぷり籠った代物だから、道化を倒すには6発で必要十分、のつもり。
……今見直したら、賢者の石を使った、とは書いてあっても夜の力には言及してないわね。
そのあたり必要そうなら、後で書き足すわ。

七発目の弾丸とか白薔薇の冠とかは、このあたりを参考に。

ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AD%94%E5%BC%BE%E3%81%AE%E5%B0%84%E6%89%8B

フィオ辺りなら知ってる可能性もありそうだから、よかったら軽く解説してあげて頂戴な。

あと、誤植訂正。
私のセリフの最後の行の冒頭に「物語の大団円に」を追加しておいてちょうだい。嗚呼恥ずかしい。
本スレ投稿時には直しておくわ。


……さて、今日は何時までいられるかしら。

(また失踪フラグですかw)

何笑ってるの、殺すわよ。

106 名前:エリ・カサモト&フィオ・ジェルミinスラグガンナー ◆SV001MsVcs :2011/12/05(月) 01:01:18
>>96>>97 ケフカ

「効いたか!」

バルカンもパイルバンカーも通らなかったが、最後の主砲がイカレ野郎の守りを抜けた。
身体の右半分を抉り、粉砕する。

――くっそ、近すぎた。HEの信管が作動してない!

本来であれば弾着と同時に炸裂するはずの砲弾が、直接的な打撃力しか発揮していない。
野郎を貫いた砲弾が彼方で信管を作動させ、爆発した。……遅い。
スラグガンナーの左腕が振り出した弾倉を戻し、次の六発を装填する。

半分の顔で動揺の色を浮かべる野郎に追い討ちを掛けるべく、振り被って――


>>98>>99
――その狂乱に圧倒された。


アタシが操作を誤ったのか。機体自身がビビったのか。
スラグガンナーが腰を抜かす。尻餅をつく衝撃がアタシとフィオを揺さ振った。

「ちょッ……!? エリちゃん何してんですッ!?」

「すぐ立て直す!」

今までに出くわした事の無い、しかし本能的にヤバいと分かる存在にビビッてる場合か!

身を起こしたスラグガンナーの前に、ソレ・・が来た。

>>102>>103>>104 パチュリー
「聞こえているわね、軍人ども!
 アバズレ呼ばわりされた魔女が返礼を返してあげるわ。
 銃は私が鋳造した、弾も私が用意した、必要なら的も指示してあげましょう。
 だけど。引き金を引くのはあなた達よ・・・・・・・・・・・・・人間ヒューマンズ
 七発目の弾丸悪魔の姦計白薔薇の冠神の奇跡も必要ないところを見せてやりなさい!」

「――なんだ、あの魔女。やればできるんじゃあない」

銃身と弾倉しかない、ゲテモノ戦車の砲塔のような回転式弾倉拳銃リボルバー
引き金も撃鉄も銃杷もないソレに、スラグガンナーがパイルバンカーを叩きつける。
杭の先が装填された弾丸の尻を叩き、撃発。馬鹿でかい砲弾が撃ち出される。
並みの相手ならこの一発で充分だろう。

――だが、相手はあの壊れたイカレ野郎だ。

弾倉が回り、次の弾を発射位置に。

――それが一発で足りるはずがない。

「おっ死ね!」

さらに次を叩き込む。
三発、四発、五発、六発――!

「おまけだッ!」

パイルの固定を解除。
超硬金属の杭を30mm弾六発分の威力で射出する。

いい加減にくたばれ!


【場所:こわれたかみの いるところ】

107 名前:エリ・カサモト&フィオ・ジェルミinスラグガンナー ◆SV001MsVcs :2011/12/05(月) 01:11:32
……どーせアタシは教養のない女ですよ。

「せ、生存能力の高さの方が大事ですよ……」

ルビタグとか初めて使ったけど……これはしんどいわね。
そりゃ時間も掛かるわ……。

で、ゲテモノリボルバーを六連発。
さらにダメ押しでパイル射出。ベルゼルガね。

「……このあとパチュリーさんと交戦することになったらどうするんです?」

ありったけの榴弾とバルカン砲でなんとか。

108 名前:『道化』ケフカ(M) ◆AAo1qoPdKCCx :2011/12/05(月) 01:26:52

                    クカー……すぴー。

【 つデジョン 
 …と、言うわけで毎度の事ながら僕が代わりに】

>>105 パチュリー
【了解したよ。じゃあ、あいつのトドメはエリ達にお任せしよう。
 といってもこっちはエピローグを除いたら軽い死亡レスを書くだけだけどね。
 
 後、本スレに上げるまでに、>>74を踏まえてこっちのレス(>>81)を少し修正しておくよ。
 そちらのレスにあった解析と修正対策、そこに少し触れて置いた方がいいだろう。
 防衛術式云々のセリフ部分を差し替えるだけだから、齟齬は生じないはずさ】

>>107 エリ
【…という訳で此方も今確認したよ。
 じゃあそのまま吹き飛んであいつは終了、後はエピローグのみとさせて貰う。
 で、あいつが死んだ後だけど…】

>両名
【このままあいつごと吹き飛んだ魔力の余波で次元の向こう→各々の元いた世界に強制送還…
 というオチを考えていたんだけどどうだろう。
 ……まあ実を言えば、次元の壁を壊した時点でそのオチにしようと思っていた。
 皆舞台から弾き出されたところで>>389の核爆発、そして祭りは恙無くその幕を引く…
 といった流れでね。核爆発に繋げる部分はケフカの死亡レスと一緒に僕が書く。
 
 で、その後各々のエピローグで〆。
 エピローグ部分は本スレに闘争を貼り付けた後、各々でご自由に…といった所かな。
 とりあえず、今日は此方の方が限界だから落ちさせてもらう。
 明日にはレスを上げられるようにしながら待機しておくよ。じゃあ、また明日にでも】


109 名前:エリ・カサモト&フィオ・ジェルミinスラグガンナー ◆SV001MsVcs :2011/12/05(月) 01:37:43
>>108
(集束手榴弾を枕元に)

「こちらはその案をいただきます。……さすがに続けてパチュリーさんとエンゲージはちょっと……」

え、しないの?

「ああもうエリちゃんってば闘争狂!」

110 名前:“動かない大図書館”パチュリー・ノーレッジ ◆fPATcHE/tU :2011/12/05(月) 07:56:19
おはよう。ああ、時間がない。嫌になるわね。

>ケフカ
了解。多分、そちらが書いたような防衛機構も積んでいたでしょうから、付け足す形が無理がないでしょうね。

>エリ
重畳、重畳。まあ、あのネタはおまけみたいなものだから、気が向いたら触れてもらえる程度でいいわ。
ルビタグは、コピペすれば見かけ程きつくはないわね。まあ、手打ちが使えないのは大変だけれど。

>オチ
了承。まあ、戦ってられる余力はないでしょうし、ね。

111 名前:『道化』ケフカ(M) ◆AAo1qoPdKCCx :2011/12/05(月) 23:24:15
>>(パチュリー)
>>(エリ&フィオ)


此処に、混沌(カオス)は在った。
時と因果の狭間に生まれた混沌の世界は、数多の因果への道もまた繋がっている。

それは生還するもの、死するもの。
散りゆくものに、逃げ去るもの。敗北せしものに勝利したもの。
数多と紡がれた因果の糸が向かう先、既に定められた未来が像を結んで幾多と浮かぶ。

そうして浮かぶ因果の中核、其処には生まれようとする終末の炎があった。
裁きの光によりて、核爆発から『核』の崩壊と開放――今宵の全てを滅びへと塗り替えられんとする『未来』が。


其処に、終焉(おわり)は在った。
だが、それは今宵という世界の終わりなどではなかった。
魔女の手に於いて鋳造され、人間(ひと)の移し身たる巨人(メガデウス)より放たれる6つの魔弾。
此処に悪魔(ザミエル)の加護なき魔弾は、しかし確たる終焉の因子を持って神へと奔る。

『6』は魔の数。
既に飽和しきっていた『終末の神(マキナ)』は只一発にて穴を穿たれながら、破滅の光は留まらず。
されど、此処に一気呵成と続く魔弾が一つ、また一つと炸裂する事より光は乱れ捻れてゆく。


穿ち。
    捻り。
        弾け。
            届き。
                砕き。
                    其の骨子を捻れ狂わせ――――


そうして、最期。
人間(ひと)の叫びと共に撃ち出された7発目。
神威も加護も無き一撃が、『壊れたる神(デウス・エクス・マキナ)』の力と核を、みごと貫き討ち砕く。



                  ――――かくして、神は終焉を迎える。


故に、終幕の日(アポカリプス)は訪れる。
そう、今ここに言葉無き神は消えて往く。
天上の奈落へと、魔力渦巻く螺旋の彼方へと、砕けた神は消えてゆく。

そして同じくして可能性の集う混沌(カオス)の世界もまた、主の崩壊により調和と秩序の形へと戻されてゆく。
それは宴にて生まれた、乱雑なる世界の経路の揺り戻し。
すなわち今宵の夜をもって繋がる数多の世界、そこより出でて此処に存在する者たちを、在るべき因果の
名において放逐させんと駆動する。


よって、此処に収斂が始まる。
空間がまるで生きているかのようにうねりを上げ、生き残った彼女らを元の世界へと送還させる。

崩壊する混沌たる世界の中で。
先ずは七曜の魔女の姿が消え、次に鉄騎を駆る兵士たちが消え、そして――――

112 名前:『道化』ケフカ(M) ◆AAo1qoPdKCCx :2011/12/05(月) 23:24:50
>> 続き
>>389



 
 
 

 
 
ファシナトゥール世界は、核の炎に包まれた。

 
 

 
 

113 名前:『道化』ケフカ(M) ◆AAo1qoPdKCCx :2011/12/05(月) 23:39:23
 
終わ



             ったーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!1111111!!!!!!!!!!!1FF6!!


【煩い黙れよこのド腐れ。
 
 「パワーをメテオに!」「いいですとも!」】


    アッー。


【……さて、遅くなって済まないね。
 宣言どおりケフカの死亡レスと次元の崩壊→君達が元居た世界へ強制送還、
 そして祭りの最後に繋がる大オチの3段構えだ。
 かくて裏側にて異聞は終わり、全ては定められた終幕(エピローグ)へと続く……まあ、そんな所だね。
 
 さて、とりあえず僕の方は後はエピローグとレス番纏めを残すのみだ。
 このままレス(一部修正)を貼り付ける準備をしておく、準備が出来たのなら一声掛けてくれたまえ】
 

114 名前:エリ・カサモト&フィオ・ジェルミinスラグガンナー ◆SV001MsVcs :2011/12/05(月) 23:59:28
まずは、おつかれさま。

「さて、こちらもエピを仕度しつつパチュリーさんを待ちましょうか」


115 名前: ◆fPATcHE/tU :2011/12/06(火) 00:41:45
      ある日終了間際のスレに
       手紙が届きました・・・
          _____
         / ヽ____//
         /   /   /
        /   /   /
        /   /   /
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       | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
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       |                    |
       /    ̄ ̄ ̄ ̄      /_____
       /              /ヽ__//
     /     すまぬ      /  /   /
     /              /  /   /
    /   ____     /  /   /
   /             /  /   /
 /             /    /   /
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/   /   /



(訳:すまないわね、今日は制限時間いっぱいになってしまったわ。
   また明日になれば夕方ごろには来られるから、その時までにエピローグも用意しておくわ。
   ぬるぽ)

116 名前:エリ・カサモト&フィオ・ジェルミinスラグガンナー ◆SV001MsVcs :2011/12/06(火) 00:50:36

円を描く機動で12.7mm弾をバラまく。(ガッガッガッガッガッガッガッガッガッガッガッガッガッガッガッ)

右腕のバルカンも火線に足して、真っ直ぐに突撃する。(ガッガッガッガッガッガッガッガッガッガッガッガッガッガッガッ)

超硬金属の杭を打ち込み、30mmカートリッジ六発を同時に撃発。(ガッ)

パイルを引きざまに全速で後退。同時に主砲からHEを発射。(ガッ)

117 名前:『道化』ケフカ(M) ◆AAo1qoPdKCCx :2011/12/06(火) 00:50:42
>>115


                     _ ___
    / ̄ ̄ ̄ ̄\,,      /−、 −、    \
   /_____  ヽ    /  |  ・|・  | 、    \
   | ─ 、 ─ 、 ヽ |  |   / / `-●−′ \    ヽ
   |  ・|・  |─ |___/   |/ ── |  ──   ヽ   |
   |` - c`─ ′  6 l   |. ── |  ──    |   |
.   ヽ (____  ,-′   | ── |  ──     |   l
     ヽ ___ /ヽ     ヽ (__|____  / /
     / |/\/ l ^ヽ    \           / /
     | |      |  |     l━━(t)━━━━┥

>>115の手紙を開いた瞬間の道化のイメージ図)


 <……2人?>


【……おかしいな、ケフカが片方2Pカラーで2つに見える。
 ともあれ了解だ。では此方もエピローグの用意なりしておくとするよ】

>>114

【という訳で僕の方も失礼するよ。
 此方こそお疲れ様だ。…とはいえ、まだ貼り付け等が残っているけどね。
 それじゃ、また明日でも】

118 名前:エリ・カサモト&フィオ・ジェルミinスラグガンナー ◆SV001MsVcs :2011/12/06(火) 00:51:50
しゃーないわね。今日は撤退。てったーい

「また明日ー」

119 名前:『道化』ケフカ(M) ◆AAo1qoPdKCCx :2011/12/06(火) 00:58:01

【ああ、そうそう忘れるところだった。

 つ アルテマ(ガッ   ついでに其処のケフカにも】





 
          ナ ゝ   ナ ゝ /    十_"    ー;=‐         |! |!
          cト    cト /^、_ノ  | 、.__ つ  (.__    ̄ ̄ ̄ ̄   ・ ・
ミ::::;/   ゙̄`ー-.、     u  ;,,;   j   ヾk'! ' l / 'レ ^ヽヘ\   ,r゙ゞ゙-"、ノ / l! !ヽ 、、 |
ミ/    J   ゙`ー、   " ;, ;;; ,;; ゙  u ヾi    ,,./ , ,、ヾヾ   | '-- 、..,,ヽ  j  ! | Nヾ|
'"       _,,.. -─ゝ.、   ;, " ;;   _,,..._ゞイ__//〃 i.! ilヾゞヽ  | 、  .r. ヾ-、;;ノ,.:-一'"i
  j    /   ,.- 、  ヾヽ、 ;; ;; _,-<  //_,,\' "' !| :l ゙i !_,,ヽ.l `ー─--  エィ' (. 7 /
      :    ' ・丿   ̄≠Ξイ´,-、 ヽ /イ´ r. `ー-'メ ,.-´、  i     u  ヾ``ー' イ____
       \_    _,,......::   ´゙i、 `¨ / i ヽ.__,,... '  u ゙l´.i・j.冫,イ゙l  / ``-、..- ノ :u l ,− ,−\ / ̄ ̄ ̄ ̄\
   u      ̄ ̄  彡"   、ヾ ̄``ミ::.l  u   j  i、`ー' .i / /、._    `'y   /, |  ・|・ | ヽ_____ヽ
              u      `ヽ  ゙:l   ,.::- 、,, ,. ノ ゙ u ! /_   ̄ ー/ u /  `−●-' \ヽ , ─ 、 , ─ |
           _,,..,,_    ,.ィ、  /   |  /__   ``- 、_    l l  ``ーt、_ /  / ──  | ──ヽ|   ・|・   |
  ゙   u  ,./´ "  ``- 、_J r'´  u 丿 .l,... `ー一''/   ノ  ト 、,,_____ ゙/ /..  ── | ── .|`─ 'っ - ´|
        ./__        ー7    /、 l   '゙ ヽ/  ,. '"  \`ー--- ",.::く、 |    ── | ── |.____) /
       /;;;''"  ̄ ̄ ───/  ゙  ,::'  \ヾニ==='"/ `- 、   ゙ー┬ '´ / \.____|__) / ___/
、      .i:⌒`─-、_,....    l   /     `ー┬一'      ヽ    :l  /  , ' `ソヽ      /l \/\| \
ヾヽ     l      `  `ヽ、 l  ./  ヽ      l         )  ,; /   ,'    '^i━(t)━━l |      | |

         ↑ケフカ             ↑同(アナザーフォーム) ↑ry(サードフォーム)


<良く分からないまま終われ>

120 名前:『道化』ケフカ(M) ◆AAo1qoPdKCCx :2011/12/06(火) 21:26:49

ホァーッホッホッホッホッホッホ!
あ、番号ー!

1!

2!!

3【省略されました、続きの代わりにマッシュによるむげんとうぶをお楽しみください...】


 _ノフ○  シンジラレナーイ……


【自分で3まで言う馬鹿がどこにいるんだい。
 …まあ、ともかく待機は完了しているよ。エピローグはまだだけどね】

121 名前:エリ・カサモト&フィオ・ジェルミinスラグガンナー ◆SV001MsVcs :2011/12/06(火) 21:41:58
ステンバーイ

「ステンバーイ」

122 名前:“動かない大図書館”パチュリー・ノーレッジ ◆fPATcHE/tU :2011/12/06(火) 22:12:49
準備できてるわ。
エピローグも直に。


>ガッガッガッガッガッガッガッガッガッガッガッガッガッガッガッガッガッ

      /⌒/          、  (  /   ∨    \ ヽ
  f⌒i/  /      /  __ ゝ `7┬─-、|     _f⌒!、 .i
 r'   )/ ◯   / /:::!::::::Y   ,ゝ′:::!くノ   (__  _)〉| ◯
_,..コ  |、   ヽ.   k( |:::::|:::::::j` ̄´:|::::|:::::!く  r─┘ .! /
.i o | 〉 、 rくl)  /::!-┼十|::::::::|十┼-l::::`T | 0  | \ i⌒!
.ヽ-ヘ `ー一' ノ ̄´:::::::|:::::|:::;ハ|::::::::|:;ハ人:::!:::::::!込、__,、 `ー┴' ノ
   `エ7ニ´!:::::::!::::::::;ィチミx|::::::::|リィチミx:::::j:::::::::::::|.>─ァ='′
   ゝ `⌒) |:::::::l:::::: { ハ//ハ`⌒ヾ ハ//ハ} !!::::::!:::::|'⌒Y´
  (_,. -‐、く_」 :::::|::::!人`マソ     `マソ'/||::::::|:::::j ̄´
   r─ '  ,ハ::::!:::jハ⊂⊃   ,  ⊂⊃イ::j:\ハイ   ◯
 ,-、ゝ-‐ヘ_,ノ ハ/Vヽハ           レj:;ノ::::::::!:::|
 { `ー-、   /::::!:::::::!:::> _ ⊆⊇ _ イ ヽ:::::::::lヾ\ ◯
  `ー一'(⌒L、:|:::::::|:::::!|   |    |  |  ハ:::::::|::::\!
     l⌒´ ,、 V:::::;ノ:::::!|   ゝ、   ノ  j    !::::;ハ::::::::ヽ◯
     l   , }′}:::´:::::::ハ     不   /    l::::::::::::::::::/^ヽ
r'⌒)  `てノ^ー'v::::/::ノ  ゝ、/,口.\/     ,ゝ、:::::::;ィ 、 〈
.フ ⌒ヽ /::! ┌Y^!一⌒j .///.!、\ヽ   l  >〔xヘ‐-イ:\
ゝ-'フ }::└=7^个<_,ノ /、// | i > >.!  `T ,イ::::::://L:::ハ
  ゝ-イ::/ r‐ヘ::::::〉‐┐ 〈\//  .! !/ |    `7⌒7⌒k‐┘::i

123 名前:『道化』ケフカ(M) ◆AAo1qoPdKCCx :2011/12/06(火) 22:26:45
ホァーッホッホッホッホッホッホッホッホッホ!
ぃよーーし!
では改めて番号!!!11!!

【五月蝿い黙れ。 つ ナイツオブラウンド】


   + ゜: ゜  ≦_ ̄_ ̄─
  _ ─    +  ≦_   )
≦_    )        ̄≡/
  ≦_ ≡\ ゝ ̄ヽ  /
   ゜+ :   \Γ 了/
            |:@|
          /|  :| \
        /  |ヱ:|   \ミ  ̄─ ≧_
       / ミ  :|  :|    (   _ =≧
      (    ̄ ≧_      ̄人      ドガガガガガガッ
         ─_  _≧ ゜+ <  >_∧∩
            ̄      /.V`Д´)/

<※AAはイメージです>


【じゃあ、集合した所で貼り付けを始めようか。
 とりあえず最初は此方から、というわけで少々待っていてくれたまえ】

124 名前:『道化』ケフカ(M) ◆AAo1qoPdKCCx :2011/12/06(火) 22:42:59

<円卓のガッはまだ半分に差し掛かったばかりなので省略>


【上げてきたよ。
 添削中に何気なくwikiを見て、ファイガ部分の名称違いにようやく気付いたのは
 まあ……余談の類だね。
 覚え違いというものは往々としてあるから皆も注意しなければいけないな。
 というわけで、次は君達の番だ。宜しく頼むよ】

125 名前:『道化』ケフカ(M) ◆AAo1qoPdKCCx :2011/12/06(火) 22:45:29
 
<円卓のガッはまだ6人目の途中なので略>


【ああ、因みに本スレをsageたままなのは偶々以外の何物でもないので気にしないでくれ。
 スレを上げるのは君らの選択に委ねるよ】

126 名前:エリ・カサモト&フィオ・ジェルミinスラグガンナー ◆SV001MsVcs :2011/12/06(火) 22:51:00
さて餅つきの始まりだ。

「レス番指定の間違いとコピペミスに気をつけて。」

127 名前:“動かない大図書館”パチュリー・ノーレッジ ◆fPATcHE/tU :2011/12/06(火) 22:54:45
ぺったんぺったん、と。
誰かが手をつぶされるのは定番よね。

(やめて怖い)

128 名前:『道化』ケフカ(M) ◆AAo1qoPdKCCx :2011/12/06(火) 23:05:05

あ”ーーーーーーー死ぬかと思っt

>誰かが手をつぶされるのは定番よね。

え?



  __   ガッ
/___|ミ      ガッ
.   ||  ヾ ミ 、      ガッ
   ∩_∧/ヾヽ
   | ,| ゚∀゚) |  |;,      ガッ
  / ⌒二⊃=|  |∵.
. O   ノ % ゙ー'⊂ ⌒ヽ  ガッ
   ) ) ) )~ ̄ ̄()__   )  
  ヽ,lヽ) (;;;;;;;;;;;;;;;;;)(_(


<逃亡した所を円卓7人目が餅つき中...しばらくお待ちください>

【…まあ、焦らずレス番を確認するのを忘れずにね(けふけふを放置しながら 】

129 名前:エリ・カサモト&フィオ・ジェルミinスラグガンナー ◆SV001MsVcs :2011/12/06(火) 23:08:35
あとはタグミスでえらいことに、なんてのも予測されるわね。

「エリちゃんがやるフラグですね」

やらんわい。

130 名前:“動かない大図書館”パチュリー・ノーレッジ ◆fPATcHE/tU :2011/12/06(火) 23:11:18
あえて口に出すことでフラグを折る方法もあるらしいわね。
私も気をつけましょう、と。


131 名前:『道化』ケフカ(M) ◆AAo1qoPdKCCx :2011/12/06(火) 23:19:52
 
あぶ…ちぬ、ちんでちまう……ってまだ8人目ですくぁーっ!?
シンジラレナーイ!?

<ズルズルと引きずられていく道化を横目に>


【…まあ、こっちは念には念で一応ツールを使って何度も確認はしている。
 ケフカ1号と同じ轍(タグミス)は踏まない……はずだ】


おいこら、しれっと僕ちん1号ディスんなオメェ。

<色々あって泣笑いながら>

132 名前:エリ・カサモト&フィオ・ジェルミinスラグガンナー ◆SV001MsVcs :2011/12/06(火) 23:23:42
途中のタグ撃ちのところ、もう始めた方がよさそうね。

「チェックもありますしね」

133 名前:“動かない大図書館”パチュリー・ノーレッジ ◆fPATcHE/tU :2011/12/06(火) 23:26:00
私は事前にタグ抽出してあるからその意味では少々楽かしら。
尤も、ミスがないとは言い切れないけれど……。

ああ、エピローグは書きあがったわ。

134 名前:『道化』ケフカ(M) ◆AAo1qoPdKCCx :2011/12/06(火) 23:36:43

あ、そういやエピローグまd

<円卓9人目が首根っこをがっしり掴み>

【…流石に今日は無理だから、こっちは貼り終えた次の日にでも本スレに上げておくよ】

135 名前:『道化』ケフカ(M) ◆AAo1qoPdKCCx :2011/12/06(火) 23:49:27

【余談。
 本スレに上げたレスはタグの追加以外に、文章を幾つか修正している。
 これは多少なりとも分かりやすくする為のもので、もちろん行動自体に変更がない範囲でね。
 
 …というより、勢いで上げると偶に自分でも分かりづらいものが出来るのは問題だねえ】

136 名前:エリ・カサモト&フィオ・ジェルミ ◆SV001MsVcs :2011/12/06(火) 23:52:40
レスまとめしつつエピローグは準備中よ。

「生きていたけりゃ、進むしかないのさ〜♪」

137 名前:“動かない大図書館”パチュリー・ノーレッジ ◆fPATcHE/tU :2011/12/06(火) 23:54:49
こまごました修正。
向こうの>>419の合間に挟んだ文章、隠すのは本意だけれど、全く気付かれなければ意味がないからね。

……今まで気がつかれてなかった、というオチはないわよね?

138 名前:『道化』ケフカ(M) ◆AAo1qoPdKCCx :2011/12/07(水) 00:02:53

【さて、ここで例のあれ。そしてその更に修正。
 前のレスを踏まえて一番手を加えた部分でもある。
 修復と解析への対応に関しては、偽の情報を送っていたという事で。

 ……まあ、今更ながらやはり上げる前に相談すべきだったと反省しているよ。
 いきなりやってしまって済まなかったと、あえてもう一度詫びておこう】

139 名前:“動かない大図書館”パチュリー・ノーレッジ ◆fPATcHE/tU :2011/12/07(水) 00:06:37
それには及ばないわ。

(2回目)


ちなみに、書いた当時書けなかった解説。
私の心が折れたのは、「相手が根源喰らい」&「自分の術式が破られた」のダブルパンチによるものだけど、
どちらか片方だけなら、まだ折れることはなかったわ。
そこまで豆腐メンタルというわけではないのよ……多分。

140 名前:エリ・カサモト&フィオ・ジェルミ ◆SV001MsVcs :2011/12/07(水) 00:09:10
あ、これもしかして

「……やっちゃいましたか?」

141 名前:『道化』ケフカ(M) ◆AAo1qoPdKCCx :2011/12/07(水) 00:16:29

いや、だからおまえその槍は反則だtアブナイアブナイアブナイ アッー!

<円卓10人目によるガッ中、そろそろ13人目と某騎士王が出番を巡ってジャンケン開始>

【そう言ってもらえれば助かる…と、これもまたもう一度言わせて貰うよ。
 まあ、おぼろげに君と魔法対決なり考えていたのは事実だけど、まさかこうなるとは思わなかった。
 ……最初はアモンと『道化(チバ)と道化(シゲル)は惹かれ合う』でやりあう想定だったんだけどねえ】

<それもどうか>

142 名前:“動かない大図書館”パチュリー・ノーレッジ ◆fPATcHE/tU :2011/12/07(水) 00:16:56
多分大丈夫だと思うけれど……どこかミスがあったかしら。

ちなみに、この後の簡易まとめ。

ケフカ連続レス

パチュリー連続レス

エリがフィニッシュを飾る



エピローグへ

143 名前:エリ・カサモト&フィオ・ジェルミ ◆SV001MsVcs :2011/12/07(水) 00:20:08
パチュリーの豆腐メンタルが折れるより1レス早くバルカンしちゃったかな、と。

「ど、どうしましょう。」

144 名前:『道化』ケフカ(M) ◆AAo1qoPdKCCx :2011/12/07(水) 00:20:32

<10人目から11人目のタッチ&コンビネーション、それを死んだ魚の目で見ているセフィロス(元被害者)>

【IEで見ている限りは問題がないように見えるけど…どうかしたかい?】

145 名前:“動かない大図書館”パチュリー・ノーレッジ ◆fPATcHE/tU :2011/12/07(水) 00:22:03
豆腐メンタル言うな。

ちなみに、向こうの私の心はきっちり折ってあるわ。安心していいわよ。

(矛盾)

146 名前:エリ・カサモト&フィオ・ジェルミ ◆SV001MsVcs :2011/12/07(水) 00:25:28
本スレ>>424のレス中で、一つ前の>>423を含み忘れたっていうアレでソレ。

「も、問題がないなら、このまま続行でもいいんじゃないでしょうかっ」

ごめん。

147 名前:『道化』ケフカ(M) ◆AAo1qoPdKCCx :2011/12/07(水) 00:26:42

「絶望が欲しいなら――――贈ろうか?」

<円卓の騎士と超級武神(ryを見るたび心が折れるセフィロス(瞬殺英雄、もちろんされる方)>

【豆腐で無くても心は折れるものさ…偶に折れない道化も居るけどね(何 】

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