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レス数が900を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。
■ 超クロスオーバー空想大戦・作品考証談話室

1 名前:村上 峡児 ◆ROSE/l4266 :04/03/28 09:20
***スマートブレイン本社ビル・54階・社長室***

我々は人間を襲うことで、彼らをオルフェノクにすることが出来る。
人を襲うことは、愛故の行為なのです……。

ここは、リレーSS『超クロスオーバー空想大戦』
http://appletea.to/~charaneta/test/read.cgi/ikkoku/1084962936/l50
に参加されている上の上たる出演者の皆さんが、
特撮やアニメ、そしてゲームや漫画、ジュニア向けSF・ファンタジー小説等、
全てのヒーロー作品での出来事は、同一時間軸上で起こっているものと想定し、
各作品世界を、ポジティブに、SF的に考証していきながら
楽屋裏として利用するスレッドです。

レギュラー参加を希望される方がこちらへお越しの際は、
必ず何かの作品の登場人物になりきっての形式にてお願いします。
私は賑やかなのが好きな方なので、中身お一人で同時に複数のキャラになりきり
独自のチームを編成されても結構ですよ(中の人など最初からいませんが…)。
尚、一般の名無し客や部外者の方が感想や批評を書き込みたい場合は、
ここではなくしかるべき該当スレにてお願いします。

このスレッドを利用する際のマナーは、以下の通りです。

●秘密保持及び鉄の規律維持のため、sage進行を推奨しましょう。
●情報提供やネタバレは大歓迎ですよ。
●E-mail欄に出典作品を明記してください。
●『超クロスオーバー空想大戦』のあらゆる運営に関する全ての権限は、
 不肖この私、村上 峡児◆ROSE/l4266が掌握しております。
●私に「下の下ですね」と言われても、決して怒ってはいけません。

748 名前:1スレ目の終盤から見てる人:2007/07/22(日) 22:25:470
トレントオルフェノク氏の命名及び時空鉄氏が名無しで参加される直前のLOGにありました。

>766 名前:名無し客:05/04/04 03:36
■超クロスオーバー空想大戦・公式EDテーマ(案)
『僕らは、そこに』
作詞:石八堂川荻 竜忍富肇一
作曲:菊羽平冬管下馬鈴 亜公宙岳之昭広泰雄
歌:堀江何時子&少年少女合唱団ためいけ

1.出会いがあるなら 別れも必ず来るけど
  あとにきっと ひと回り 大きくなったキミがいるはず
  それでも つらい雨…悲しい夢 続いたらそっと
  ノックしてごらんよ 心の奥の部屋を
 ☆扉が開けば そこに「僕らは」「私たちは」
  今でも いるから 勇気出して 肩を組んで
  さあ 進んで行こう
  ララララ ラララララ ララララ ララララ…

2.春から冬へと 移ろう季節の中から
  いつかきっと 旅立ちの 時を迎えるキミがいるはず
  さすらい つまずきや…向かい風に 道を見失い
  途方にくれる前に 瞳の奥の地図を
  無限に広がる そこに「僕らは」「俺たちは」
  みちびく 光を 照らし出して 待ってるから
  ほら また歩きだせよ

 ☆くりかえし
  ララララ ラララララ ララララ ララララ…


>768 名前:村上 峡児@水槽の首 ◆ROSE/l4266
>>765-766
>正式採用させて頂きます……。
>EDテーマは本スレ完走直前(出来れば>1000)に貼り付けさせて頂きます……。

本スレの1000にはこのEDの後に次回予告とその2のアドレスが貼り付けてあると良いなと思ってみたり。

749 名前:草稿10・ルール説明:2007/07/22(日) 23:23:320
■「黄泉がえり」現象について

死んだ筈の者(死者)達が、全くの当時のままの姿で蘇る(黄泉がえる)という原因不明の
超常現象が、物質界を中心に、幻想界、魔界といった全世界、全次元規模で多発しています。

彼らは、ゾンビや幽霊の姿ではなく、死んだ当時の姿のまま、
自分の事を想い続けてくれた人の前に、或いは深く関連する場所で、ある日突然現れます。
まるで何事もなかったかのように黄泉がえってきた人達。
最愛の夫、恋人、兄弟。彼らを目の前にして喜ぶ家族・・・ そして戸惑う周囲の人々。
地上、天国、地獄は大きな混乱に包まれ、原因解明の為に多くの人員と時間が費やされています。

しかし、戸惑う時間は許されません。
何故なら、ヒーロー達の死闘によって滅んだ筈の、数多くの悪の組織達も
再び地上へとその姿を現し、その力を結集し、とてつもない脅威となりその活動を再開したからです。


○【生き返る者は、善悪の立場は問わず】
かつて戦いに何らかの形で関わったことのある有能な戦士や指揮官(科学者含む)が中心。
シリーズの初期段階で死亡、もしくは死亡済キャラクターは、一部を除いて控えた方がいいでしょう。

(例:兜十蔵博士、南原博士、破乱創造博士、緑川博士、風見志郎の家族、神敬太郎、
   長老バゴー、高坂博士、ヘンリー博士、秋月教授、星博士、飛鳥五郎、如月博士……)

ただしエピソード0など、本編の過去時系列作品に登場した場合などは、その法則から除外します。

(例:衛宮切継、遠坂時臣【Fate/zero】など)

もしくはパラレル(平行)的な世界で登場した場合、その平行世界から登場させる事も可能です

(例:碇ユイ博士【新世紀エヴァンゲリオン・育成計画シリーズ】など)


○【かなり物語の中核に影響深い人物達について】
その人の死そのものが、原典作品の世界観や主人公の人生に
大きな影響を与えているキャラ復活もなるべく控えましょう。
(例:ララァ・スン【機動戦士ガンダム】、アルファートリン【TFシリーズ】、
デンジ姫【電子戦隊デンジマン】、クイーン・セレニティ【美少女戦士セーラームーン】、
星野鉄郎の母・加奈江【銀河鉄道999】宇宙刑事ボイサー【宇宙刑事ギャバン】)


○【TVで現在放送中の番組での死亡キャラの復活について】
矛盾防止のため、基本的に死亡キャラの登場〜死亡該当クール終了までは出演禁止としています。
特に少年誌はポロッと【実は生きていました】が多いので、滝壺に落ちた、建物ごと爆発した、
ブラックホールに吸い込まれた、などのいわゆる【死体の無い死に方】の場合は注意が必要です。



■時空クレバスについて

黄泉がえり現象と時期を同じくして、世界各地で「時空の穴(クレバス=crevasse)」と呼ばれる
時空・次元間の移動ゲートがあちこちに、不規則に発生、消滅を繰り返しています。
それを通じて異なる時代や次元へと行き来が可能になっていますが、多くは片道通行で
元の時代に戻れず、特に現代の物質界に一時的に滞在している英雄、戦士が多く居る現状です。
ちなみに、そういった【異邦からの客人】達の一時滞在、隠匿用の施設として、森羅の所有施設、
“トアールホテル”が在り、各世界、時代入り乱れた様々な英雄、戦士が滞在しています。




750 名前:ドミニア:2007/07/23(月) 00:59:510
EDがあるとは知らなかった。なるほど、OPがあるなら必要だな。

>>7481スレ目の終盤から見てる人殿
おお・・・! 見つけて頂いて誠に感謝。思ったよりいい詞だな。

>本スレの1000には 〜 貼り付けてあると良いなと思ってみたり
ふむふむ・・・ なるほど。確かにとてもよいアイディアだな。
スレ内容の保存の問題をクリアした上で、そういう方向で行くか。

>>747ヤバイバ殿
というわけで、よかったな。ヤバイバ殿。
で、終盤については1スレ目の終盤から見てる人殿の意見でいいかな?

751 名前:ヤバイバ:2007/07/24(火) 20:41:550
草稿に対する意見の続き…と、その前にだ。


>>748 1スレ目の終盤から見てる人サン

いやぁ、見つけ出してくれてありがとナァ。
もう諦めちまってた分、尚更に嬉しいゼ!
感謝するゼ、ホントにホントにありがとうヨー!

>本スレの1000にはこのEDの後に次回予告と
>その2のアドレスが貼り付けてあると良いなと思ってみたり。
オォ、そいつは良いや、グッドアイディアだゼ!


>>750 ドミニアサン

>というわけで、よかったな。ヤバイバ殿。
あぁ、全くだ、すげぇ嬉しいゼ!

>で、終盤については1スレ目の終盤から見てる人殿の意見でいいかな?
おうよ、俺に異論は無ぇ、寧ろそうしてくれるなら大歓迎だゼ!


それじゃあ、草稿への意見の続きだゼ!

・草稿その3及びその4について

俺の目から見て、改善点は殆ど見当たらねぇナ。
強いて言やぁ、文章が多少ギュウギュウに感じるかナ。
只、これは、元からこう言った文章だったからナ。

読み易い・読み難いは個人差があっからナ。
そーゆー意見がもし多けりゃ、行間を空けて、
読み易い様にすりゃあ良いんじゃネェかと。

もう一つは、TPC一刻館支部隊員サンが登場させた、
ウルトラシリーズの防衛組織を束ねたMDPOって組織。
この解説を何処に捩じ込むのかって疑問だナ。

考えてみりゃあ、ウルトラシリーズの防衛組織じゃあ、
ルール説明の中に名前が出てくんのは、科学特捜隊だけだがナ。


・草稿その5について

ここについても、クチを挟む所は少ねぇナ。

そうさなぁ、スクランブルフォースについてだが、
今までに活動が確認された事が無ぇんで、
「未だ計画段階であり、実現には至っていない」としとけば?

>●邪神大軍団グランショッカー無限なる帝国→ディバイン・ショッカー(Divine'Shocker)
他には、コレの→の場所が間違われてる位かネェ…。

・●邪神大軍団グランショッカー→無限なる帝国ディバイン・ショッカー
実際には、これが正しい表記だと思うゼ。

とりあえず、ここらで又、一旦区切らせてもらうゼ。

752 名前:草稿11・ルール説明:2007/07/25(水) 00:35:130
■特定作品の扱いについて

○【絶望の未来】
戦争、資源の枯渇。外宇宙侵略(インベード)・・・ その他様々なる脅威により、
正義が滅び、ありとあらゆる生命が死滅し、絶望と悲しみが支配する世界(みらい)・・・
悪の組織達が望む可能性の未来の数々を、総称し【絶望の未来】と呼びます。
正義に味方する予知能力者(ブレコグ)達はその全員が、このままでは全宇宙の未来が
絶望に染まってしまうと予言し、同時にそれを防ぐ為に戦い続けています。
同時に、あらゆる世界、各時代から英雄、戦士が結集しているのもそれに関与している
との推測もできます。

その未来の世界では、あらゆる英雄、戦士達が非業の死を遂げ、力なき者は虐げられ
エスパーとノーマルが壮絶なる世界戦争を繰り広げ(【絶対可憐チルドレン】)
核戦争によって世界に死の灰が降り注ぎ、地球のほとんどが砂漠と化し(【北斗の拳】【砂ぼうず】)
やがて、全世界、全宇宙の全ての生命は消え去り、無へと帰します。

各作品の中に在る【絶望的な未来】は、全てこの【絶望の未来】の一つとされます。
これは、未来にある無限の可能性の中にある【滅亡】を、悪の組織側の預言者、そしてそれを望む
強大な悪の存在、暗躍によって、本来の未来が捻じ曲げられているようです。
手塚海之を始めとする預言者チームは、『このままでは全ての未来が消滅してしまう』と予言。
かつてラウル【スパロボR】や、未来のトランクス【ドラゴンボール】といった英雄達によって、
【絶望】の一部は回避されましたが、それも完全なものではありません。

≪作品中の未来、または本編自体が未来軸で、絶望的な展開、設定があった作品群≫
(例:【機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-】【仮面ライダーZX】【スパロボR】
   【TOD2】【時をかける少女】【絶対可憐チルドレン】【ひぐらしのなく頃に】
   【真(チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日】【クロノ・トリガー】etc・・・


○トランスフォーマーシリーズの扱いについて
サイバトロンは初代コンボイ=スター(G2)コンボイを頂点に
各方面に歴代司令官たちがおり……デストロンは歴代大帝たちが
各勢力を率いて抗争している大分裂状態である…とします。


○参戦作品に関する注意事項
必ずしもアクションや勧善懲悪だけがその作品のメインでなくても、
主人公や他キャラクターに最低限の戦闘能力あるいは問題解決能力があると認められば、
本スレへの出演は許容範囲内であるとします。
【パタリロ!】【Dr.スランプ アラレちゃん】【こちら葛飾区亀有公園前派出所】
【銀魂】【エム×ゼロ】【To Heart】etc・・・

753 名前:ドミニア:2007/07/25(水) 00:59:160
私がかねてより考えていた【絶望の未来】を追加しての、ラスト。
いやはや・・・ 長かった。ヤバイバ殿のご意見を聞き終わったら、いよいよ
リクスレへ貼りだな。そして私の個人的な仕事も終わり次第、SS再開と
いくか。

754 名前:ドミニア:2007/07/25(水) 18:43:570
>>751ヤバイバ殿
ふむ・・・ ふむ、ふむ・・・ なるほど。
行間と間違いの修正だな。わかった。

755 名前:ヤバイバ:2007/07/25(水) 19:27:270
空想大戦のEDを再び拝む事が出来て嬉しいゼ!
さて、草稿に対する意見の続き、行くとすっか。


・草稿その6について

>本スレでは、異なる天体・異なる次元共通の暦として
>「超時空暦」という年号が採用されています。
え〜っと、この設定、どれだけ使われただろうかナァ。

旧章時代での話になるが、未来の地球や異世界にまで、
Gショッカーの手が伸びてるってンで、ヒーロー達も追いかける展開があったが、
その時に座標確認で用いられていたか? …程度だった気がする。

その後、アポロガイストが新章を立ち上げたが、
その際に『新西暦189年=現代』と言う新設定も立てられたンで、
村上社長サンには悪ぃが、俺はコッチを支持してぇ所だナ。

新章開始時の大まかな世界観設定については、
空想大戦まとめサイトのTOPページに載ってるみてぇだゾ。
ttp://www.geocities.jp/nn060529/

>【忍空】【NARUTO】【ONE PIECE】【鋼の錬金術師】etc...
>これらの世界の一部は幻想界として纏めるべき、という案もあります。
う〜ん、旧章じゃあ、ジャスミンがサイコメトリーをした時に、
未来の地球の情景として、これらの作品世界を垣間見てたがナ。

幻想界へと設定変えしちまった場合、ジャスミンは未来を見たつもりで、
実は異世界の情景を見ていた、っつー事になっちまうんだヨ。

それとナ、「鋼の錬金術師」を幻想界に変えるなぁ、今更無理だゼ?
何故ならヨ、その作品世界は旧章で既に、未来の地球として描かれてンだ。
物語ン中で描かれ済みなモンを、反故にゃあ出来ねぇゼ。

まぁ、以前に、浅倉威の吸血鬼化を反故にするっつー話はあったが、
ありゃあ、そのままだと執筆に支障をきたすから、臨時措置としてだ。

こっちの設定まで反故にすんのは、あんまり良くねぇと思う。

>時間旅行は「航時法」【ドラえもん】
ドラえもんは到底終わりを迎えそうに無ぇから、空想大戦にゃ組み込めねぇだろ?
参戦不可な作品の設定を載せてても仕方ねぇから、消しても良くねえか?

>時空管理局(タイムGメン)【恐龍戦隊コセイドン】
揚げ足取りって気もすっけど、作品名の漢字が間違われてる。
正しくは、『恐竜戦隊コセイドン』だナ。

因みに一応言っとくが、コセイドンはジュウレンジャーとは無関係だゼ。
当然ながら、コセイドンは『スーパー戦隊シリーズ』にゃ含まれねぇゼ。

草稿その7についても、そのまま意見しようかと思ってたけども、
時間がねーもんで、また一旦切るゼ。

756 名前:ドミニア:2007/07/25(水) 20:26:040
>>765ヤバイバ殿
ふむ、新西暦か・・・ 確かにそっちに統一した方が良さそうだな。

>こっちの設定まで反故にすんのは、あんまり良くねぇと思う
ム・・・ そうだったか。すっかり忘れていたな・・・ 反省点だな。
では、その部分はコセイドンと共に修正しておこう。

>ドラえもんは到底終わりを迎えそうに 〜 消しても良くねえか?
そこは以前私が提示したルール、【放送終了まで、から○○編終了までへ】
という作戦が生きてくる。
一話完結型のアニメなら、もっと簡単な話。
毎週○○編が始まって終わっているようなものです。というわけだ。
これでどらえもんもクレしんも参加OK。以上の理由で問題なし、だ。


757 名前:ヤバイバ:2007/07/25(水) 23:01:500
待たせたナ、ドミニアサン。
草稿その7に対する意見、いくゼ!


・草稿その7について

>◎五界【NAMCO×CAPCON】
>神も悪魔も存在しない古(いにしえ)の時代に生まれ出でた5つの世界。
じゃあ、残り一つは何て言う世界なんだ?
済まねぇけど、ナムカプは殆ど知らねぇモンでな。

>【魔術師オーフェン】【スクラップド・プリンセス】など、〜
>幻想界の一つとして考える方向が自然と思われる。
俺は『スクラップド・プリンセス』って作品を知らねぇけど、
『鋼の錬金術師』共々、未来の地球として扱われてたゼ。

確か旧章の中に、現代からやって来たヒーロー達と、
ハガレンやスクラップド・プリンセスの登場人物が出会う、
そんな描写があった覚えがあるんだナ。
そこから、未来の地球もクロスオーバー状態だって分かる。

但し、記憶を掘り起こしてるだけで調べちゃいねぇから、
未来の地球の世界観として、この2作品以外には、
どんな作品の設定が混ざってるかまでは、分からねぇけど。

>〜 【他、幻想界が舞台と思われる作品】 〜
まぁ、そんな訳なんで、少なくとも上記した2作品は外して、
もう一度練り直した方が良いんじゃネェかと思うゼ。

>〜 【魔界の一つと思われる世界(名称自体が魔界のものは省略)】 〜
>○怪魔界【仮面ライダーBLACKRX】
おっと、怪魔界は名前から勘違いされ易いが、
実際には地球とは双子星の関係なんだヨ。
RX最終回でダスマダーが言ったんだ、間違い無ぇだろ。

他にゃア、『魔法戦隊マジレンジャー』の悪者達ぁ、
「地底冥府インフェルシア」って組織だったが、
こいつぁ魔界よりも、地底世界に分類するべきかもナ。

>〜 【神界の一つと思われる世界】 〜
『天空戦記シュラト』って作品があるんだが、
舞台は確か、「天空界」って名だった筈なんだヨ。
この天空界ってのも、神界の一種じゃねぇのかナ?

>〜【その他.五界と断定しにくい世界】 〜
さっき、マジレンのインフェルシアの話を出したナ。
今度は逆に、正義側の「天空聖界マジトピア」について。
俺的にゃあ、幻想界以上神界以下のイメージがある。

要するに、神と呼ばれるほどじゃあ無ぇけど、
強大な影響を及ぼすだけの能力はある感じだナ。


その7については、大体こんな所かネェ。
じゃあ又、一旦区切る事にするゼ。

758 名前:ドミニア:2007/07/25(水) 23:25:520
>>757ヤバイバ殿
>じゃあ、残り一つは何て言う世界なんだ?
うぐ・・・ しまった。【魍魎界】を書き損じていた。

>スクラップド・プリンセス
む・・・ こっちもだったか。
あとは、怪魔界とインフェルシアと天空界とマジトピアだな、了解した。

759 名前:ヤバイバ:2007/07/27(金) 18:44:110
今度は、草稿その8についてだゼ。


・草稿その8について

今度は、DQシリーズの考察かぁ…。
結構遊んだモンだが、設定考察となると、
意外と難しい感じがするゼ。

>・6→4→5の歴史
>・6の卵とマスタードラゴン関連
>・バーバラ=黄金竜(カルベローナのバーバラ様なら変身可能発言より)
俺的にゃあ、4及び5の世界と、6の世界は、
ひょっとしたら別物かもって思ってるが。
そう考える要因は、小説版6にあるナ。

小説版6でのデスタムーアとの決戦時に、デスタムーアが、
ゼニス城の卵に執着する台詞を言うんだヨ。

何でもゼニス城の卵は、世界を創造する力すらあるとかで、
それをバーバラの能力によって孵化させて、
自分の思い通りの世界を手に入れるってぇのが、
小説版でのデスタムーアの目的だったみてぇなんだ。

そこから連想してみたが、卵が孵化した事で誕生したのが4及び5の世界で、
バーバラが自分の代理として、新世界の統治役としたのがマスタードラゴンじゃねーかな、と。
バーバラが黄金竜なのは、小説版ではバーバラの心情で示されてるし。

・DQ5
>つまり主人公はリュカ、双子はテン、ソラとする形が好ましい。
ドミニアサンには悪ぃけど、5は小説版準拠の名称で決定済みだゼ。
何故なら、グランバニア王子及び王女は旧章の物語中に、
小説版の名称で既に、空想大戦内に登場済みになってるンだヨ。

確か、グランバニア王家御一行がラインハットに遊びに来ていたら、
ラインハットの大学者デズモンが、ティミー・ポピー・コリンズの眼前で攫われ…。
なんて話だったような覚えがあるが、旧章はその後、ダイジェストに突入したンで、
この即席パーティがどの様な冒険をし、どんな結末を迎えたかは不明だゼ。

新章に出てきてネェ所からすると、デズモンを救出して帰れたんだろうけど。

・DQ8
他にゃア、8の連中も旧章に登場している事がわかってるゼ。
但し、俺は8を遊んだ事が無ぇんで、どんな作品かが分からねぇが。

『超星神グランセイザー』に出てきたルシアっつー女性悪役が、
記憶喪失状態の人間姿でDQ8の世界へと流れ着き、
どっかでメイドみてぇに雇われて仕事なんかこなしていたり、
ククールって奴が兄の悪事を止めるとかで、神鳥レティスの助けを借りて、
時空クレバスを通って現在の地球へ来たり…なんて描写があったかナ。


フゥ〜〜、楽しく遊ばせてもらったシリーズではあるけど、
意見を言うとなると、中々結構、しんどいモンがあったゼ。
なんか疲れちまったンで、又ここらで区切らせてもらうゼ。

760 名前:ドミニア:2007/07/27(金) 22:33:080
>>759ヤバイバ殿
バーバラと竜の話については単純にそのまま書いてあった部分を引き継いだ
だけだから何とも言えんが・・・ そういう説を唱えられるなら、そのまま
その発言を要約したものも追加しておこう。

>テン、ソラ
ふむ、そうか・・・ そうなら仕方ないな。個人的にも残念な所だが。
決定済みと書き直すか。

761 名前:名無し子猫:2007/07/28(土) 11:36:140
>スクランブルフォース
何かおかしいなと思ったら旧章に出て来てました。
ttp://charaneta.sakura.ne.jp/test/read.cgi/ikkoku/1084962936/93-101

762 名前:ドミニア:2007/07/28(土) 14:33:330
>>761名無し子猫殿
>スクランブルフォースにはアトム、ウイングマン、セーラーV以外に
>如月ハニー=キューティーハニー(キューティーハニー)、
>遥麗奈=レイナ・ストール(マシンロボ・クロノスの大逆襲/レイナ剣狼伝説)、
>四方堂光=ヒカルオン(学園特捜ヒカルオン)がいることが判明。
>残り1人は……?
>○PUメンバーには、銀河連邦警察長官令嬢・ミミー(宇宙刑事ギャバン)、
>月ひかる先生=アンドロ仮面=アンドロメダ星雲α星王女・ヒカル姫
>(好き!すき!!魔女先生)、デルフィヌス座ヴァルハラ星皇女・
>ワるきゅーレ=ワルキューレ(円盤皇女ワるきゅーレ)が参加していることも


・・・なるほど。既に活躍している上にこんなにいたか。
これは書き直さなくてはな。

763 名前:ヤバイバ:2007/07/29(日) 10:04:260
どうも昨日は、暑さのお陰で気力が出なくってヨ、休んでたゼ。
けど、ドミニアサンとかが頑張ってンのに、俺だけ休んでらんねぇナ。
それじゃあ、今日は草稿その9について、語らせてもらうとするゼ。

と、その前に…。


>>761 名無しサン
>何かおかしいなと思ったら旧章に出て来てました。
何ぃ〜〜〜〜っ!? …アララ〜、本当に出てたヨ。
あちゃあ、コイツはとんだ見落としをやってたゼ。
いや、教えてくれてアリガトヨ。ドミニアサン、済まねぇ!

しかし、活動してたのにゃ驚いたが、意外と小規模だナ。
未成年ヒーローってのは、もっと居そうな気がしたが…。


・草稿その9について

>A(善悪を超越した存在)
ここに列記されてる連中…つーか神様達、
みんな○付いてっけど、△に変更した方が良くネ?
善悪超越してるって事ぁ、何やらかすか分かんネェって事だし。

俺が知ってンのは大神龍位だけどヨ、かなり過激な奴だったゼ。

ダイレンジャーとゴーマの戦いを止めさせる為に地球に来たが、
その為の手段が、口からビーム吐いて街をフッ飛ばしたり、
大勢の人間達を催眠状態にして、投身自殺させると脅したりと、まぁ、
悪役の俺の目から見ても、やった事が相当ムチャクチャだゼ。

要するに、戦いの終結の為なら、人類滅亡も辞さずだったナ。
こんな物騒なのに、到底○マークはくれらんネェだろ?

>C(各作品の聖なる光の神々(物質界に関与する神限定))
う〜ん、まず、物質界限定ってのを取っ払って、
五界の分類ごとに括って表記する風に変えたらどうかネ?
その代わりとして、>Eその他の神の、○を全部この項目へ入れる、と。

それと、俺の個人的判断で、○聖なる者【宇宙刑事シャリバン】を挙げとく。
シャリバンの劇中では、神だと明らかになった訳じゃなくて、
シャリバンがイガ星の守護神だと確信しているだけだったが、
光と共に突如出現したり、助言をするだけで自ら手出しはしないとか、
思い返してみると、神様っぺぇ雰囲気は何となくあったナ。

>D(闇の邪神や魔王)
ここについても、>Eその他の神の、●を全てぶち込み、
五界別表記にして書き込む形式を取ったらどうだ?
ソレとは別に、俺的に思い付くのは、この項目に関しては幾つかあるナ。

まず、●破壊神シヴァ【天空戦記シュラト】。
△オーヴァーロード【仮面ライダーアギト】は、人間の創造主と言う意味で。

他にゃア、●絶対神ン・マ及び冥府十神【魔法戦隊マジレンジャー】もナ。

冥府十神を細かく表記するってぇと、こんな風になるナ。

≪冥府十神≫【魔法戦隊マジレンジャー】

<二極神>
●『インフェルシアの矛』冥府神スレイプニル ●『インフェルシアの盾』冥府神ドレイク

<三賢神>
●冥府神ダゴン(実質上のリーダー) ○冥府神スフィンクス ●冥府神ゴーゴン

<五武神>
●冥府神ワイバーン ○冥府神ティターン ●冥府神トード ●冥府神サイクロプス
●冥府神イフリート

>Eその他の神
まぁ、既に言っている通り、CやDに全部移植しちまって、
この項目は削除しちまえば良いンじゃねえかな? ってのが俺の考え。

いやまぁ、各存在の能力に関する議題がNGなのは承知してっけど、
ご町内の神様やお酉様と、ベクターシグマや星帝ユニクロンが一括りってナァ、
流石に不自然すぎで、思わず首を傾げちまったモンでナ。

ご町内の神様やお酉様は、数人の人間に影響を及ぼせた位の能力だ。
対してベクターシグマやユニクロンは、種族創造や惑星破壊のレベルだゼ。
幾らなんでも、力量差が有り過ぎで、一括りにして良いのかって思ってナ。

>F(この世で限りなく神か魔に近い人間)
ちっと確認したいンだが、ここに掲載すンのは現役の連中だけかい?
まず実際に登場する事は無ぇだろう、伝説的存在なら一人知ってっけど。

その存在ってぇのは、○戦士シャイダー【宇宙刑事シャイダー】だゼ。
戦士シャイダーってのは、今から一万二千年前の昔に、
伝説のムー帝国を支配していた、「不思議界フーマ」を地球から追い出し、
ムー帝国を滅亡させた後、銀河連邦警察を発足させた伝説の人物だゼ。

何つーか、やった事がデカ過ぎて、伝説を通り越して既に神話の域だナ。
しかし、こんなファンタジックな話が銀河連邦警察秘話たぁ、意外だろ?

>G(自称『神』を名乗る敵ボス)
その実際の能力はピンキリみてぇだが、名乗るだけならタダだしナ。

フゥ〜…ま、大体こんなトコにしとくかネェ。
じゃあ、またここら辺で、一旦区切りを付けておくゼ。

764 名前:名無し子猫:2007/07/29(日) 12:43:260
>>762ドミニア女史
後半はスクランブルフォースでなくPUの説明ですね…ちょっと検索に掛けてみたところ現在確認されたPUメンバーは
その他に

○セシリー・フェアチャイルド=ベラ・ロナ(機動戦士ガンダムF91/機動戦士クロスボーンガンダム)
元コスモバビロニアの偶像・マザーバンガード初代艦長・PUメンバー
XM-07ビギナ・ギナのパイロット
○カガリ・ユラ・アスハ(機動戦士ガンダムSEED)
南太平洋・オーブ連合首長国代表首長・MBF-02ストライク・ルージュパイロット・
キラ・ヤマトの双子の妹・PUメンバー
○クラリス・ド・カリオストロ(ルパン三世 カリオストロの城)
ヨーロッパ・カリオストロ公国公王(オリジナル設定)・PUメンバー
○マイラ大使(世界忍者戦ジライヤ)
中近東・アメール民主共和国特別平和大使(退位した元女王)・
世界忍者豪忍アブダダの姪・PUメンバー
○ササール王女(ジャイアントロボ(実写版))
ヨーロッパ・アラー共和国王女・PUメンバー
※原典に登場したのは幼い少女でしたが、オリジナル設定として
このクロスオーバー世界では中年女性として登場しています。
○リリーナ・ドーリアン=リリーナ・ピースクラフト(新機動戦記ガンダムW/
Endless Waltz/半オリジナル)地球連邦外務次官・先代ドーリアン外務次官の
養女・サンクキングダム元王女・PU中枢メンバーの1人・戦艦ゼフィルスの艦長

○馬場ミルク=仮面の忍者桃風(NG騎士ラムネ&40シリーズ/VS騎士ラムネ&40炎)
異世界ハラハラワールドにあるアララ国の第3王女・馬場ラムネ=
2代目勇者ラムネスの妻で馬場ラムネード=3代目勇者ラムネスの母・
大食漢・PUメンバー
○リムル・ルフト(聖戦士ダンバイン)
バイストン・ウェル人・ドレイク軍首領ドレイク・ルフトの娘・
ゼラーナ乗組員としてオーラバトラーパイロットも務める・PUメンバー
○天堂(旧姓・鹿鳴館)香=ホワイトスワン(鳥人戦隊ジェットマン)
 鹿鳴館財閥の現総帥(TVシリーズ最終回後に就任)で、天堂竜=
 レッドホークの妻。国際空軍(旧スカイフォース)の嘱託隊員。
 PUメンバーでもあり、S.U.P.への大口出資者も兼ねている。
 ジェットスワンパイロット兼ジェットイカロス/イカロスハーケン/
 ジェットガルーダ/ハイパーハーケン/グレートイカロスサブパイロット。
○グレース・マリア・フリード(UFOロボ・グレンダイザー)>124
フリード星王女(デュークの妹)・宇宙科学研究所・ドリルスペイザーパイロット
(プリンセスユニオンメンバー/オリジナル設定)
○ディアナ・ソレル=キエル・ハイム(∀ガンダム)
 月の民ムーンレイスの女王だが、実は本物のディアナと瓜二つの容姿を持つ
 キエルが入れ替わっている影武者。→未来世界でPUを再興し、その代表に就任している。
○阿重霞(天地無用!シリーズ)
 星間国家「樹雷」第一皇女。最高議会議員。PUメンバー。
○火球皇女=セーラー火球(美少女戦士セーラームーン セーラースターズ)
 キンモク星丹桂王国第1皇女。最高議会議員。PUメンバー。
○ファーラ姫(百獣王ゴライオン)
 アルティア星王国王女。最高議会議員。青獅子パイロットおよび
 ゴライオンサブパイロット。PUメンバー。
○月ひかる=アンドロ仮面(好き!好き!!魔女先生)
 アンドロメダ星雲α星(宇宙連合を脱退、現在は宇宙連邦に加盟)の皇女・
 宇宙連邦平和監視員。PUメンバー。

○ロミナ姫(忍者戦士飛影)
 ラドリオ星王女。最高議会議員。PUメンバー。宇宙船エルシャンクのオーナー。
○エリカ女王(闘将ダイモス)
 バーム星(小バーム)女王。PUメンバー。竜崎一矢の婚約者。

となっているようです。ちなみに参加条件はここの>>434です。

>>763ヤバイバ氏
確任されていないだけで結構いるのかも知れませんね。何代目かのリクスレで
確か伊吹竜氏がCCさくらとバーチャル3部作を参加させようとしていたことがありましたし。


765 名前:ドミニア:2007/07/29(日) 15:50:250
>>763ヤバイバ殿
>△に変更した方が
ふむ・・・ ここは確かにそうかな。変更しておくか。

>C(各作品の聖なる光の神々(物質界に関与する神限定))
>う〜ん、まず、物質界限定ってのを取っ払って、
>五界の分類ごとに括って表記する風に変えたらどうかネ?
はは。やれやれ、簡単に言ってくれるな貴殿は。
見て貰えればわかると思うが、聖闘士星矢の神や聖闘士を分けるだけで
とんでもなく骨が折れたのだぞ?

それに、だ。五界についての説明で既に記述してあるが、私が書いた
のは【物質界に関与した神限定】であって【物質界に住まう神】ではない。
何故そう書いたかというと、今の空想大戦はイノーバ殿のみが幻想界の
物語を書いていて、他は私を含め物質界をメインに描いているだろう?
だから物質界に関与する神という項目は必要と判断した訳だ。

更に、私は神が住まう世界を神界と記述したが、神界はその名の通り、
ありとあらゆる神が集い、生まれる世界。いわゆる神の実家であり郷里。
つまりだな、五界に分けろと言うが、【神】というのは全て【神界】に
いるわけで、だからこそ神の世界、神界と言うわけだ。

こと幻想界においては神はつきものだし、魔界は逆に邪神と魔王の世界。
魍魎界は・・・ ハーデスがそうか。神界から追放された元神ぐらいしか
他の世界にはいないからな。【聖なる光の神々】と最初に書いておいた
のはそういう理由だ。
というわけで、【関与】での話だとしても、五界ごとに分けるのはややこし
過ぎる上にあまり必要が無いと判断したわけでな。

いや、【関与】においては五界別に分けるべきだというご意見があるなら
やらせてもらうが。

>○聖なる者【宇宙刑事シャリバン】
これについては、神と判明していないとのことで、Fを【この世で限りなく
神か魔に近い人間、又は存在】と少々改定して項目へ追加を提案する。
同じく戦士シャイダーもな。

>Eその他の神の、●を全てぶち込み、
見解に激しい開きがあるようなので説明するが・・・
【人間の敵=闇の邪神・魔王】というのは、あまりにも人間主観で二元論的
な判別だ。人間は完全なる善でもなく悪でも無い。逆に人間のあまりにも
な愚かさに滅ぼそうとした神もまた多くいる。

【悪いことをした=邪神】とするなら、主神であるゼウスすらそっちに
放り込まなくてはならなくなるしな。
だからこそあくまで、属性、概念における【邪神】。もしくは他の神や
人、そして本人が邪神、または魔王と公言している事を条件にした。

項目追加についてはほぼ了承する。
ただ、オーヴァーロードは概念、属性で【神】と言えるかは微妙だな。
むしろバダンのJUDO。封神演義のジョカ、フッキを入れて
【人類創世に関わる存在】という新しいカテゴリを作るか?

>力量差が有り過ぎで、一括りにして良いのかって思ってナ
これも、【神】をどう捉えているかによるな。
人間や天使、悪魔がそうであるように、神という存在もまた非常に実力
や存在においてもピンキリだ。地球を吹き飛ばしたりを簡単に出来る神も
いれば、ぬーべーの鬼の手で簡単に殺せる貧乏神。そして鬼太郎に出てくる
死神のようなザコもまた神族の端くれというのは紛れも無い事実。
【かみちゅ!】でもそうだが、日本土着の【八百万の神】などともなれば
妖怪や精霊とそんなに変わらんぞ。
そういうわけで、今回は【神】として認められているか、概念、属性、信仰
他といった色々な要素から判別しているので、こと強い弱いを判断基準には
一切していない。


>>764名無し子猫殿
ふむふむ・・・ なるほど、こんなにいたか。
では、追加しておかなくてはな。

766 名前:名無し子猫:2007/07/29(日) 20:22:360
何も全キャラの名前を網羅しなくても代表者だけでも良かったのでは…
江田島平八やゴルゴ13なんてのが入っているんですから[その他の神(世界レベル)]→[この世で限りなく神か魔に近い人間]→
[その他の神(土着信仰・町内の守り神レベル)※1]→[自称『神』を名乗る敵ボス]→[一部で『神』と呼称される存在 ※2]→[自称『神』を名乗る敵ボス(根拠なし)]
※1貧乏神とかお酉様とか河童とか
※2邪神ガタノゾーアとか破壊神スペースゴジラとか
とかでもよかった気がしますね…
っていうか仮にも至高邪神の一柱である「黒い太陽神」がGですが本当に良いんですか!?Σ(-_-)

あと、石川賢御大は先日鬼籍に入られました。

767 名前:ヤバイバ:2007/07/30(月) 17:59:270
おっと、草稿その9に対して、見落としや意見の言い忘れをしていたゼ。
だから今回は番外編として、草稿その9への補足をさせてもらうゼ。


・草稿その9に対しての補足


>>765 ドミニアサン

>やれやれ、簡単に言ってくれるな貴殿は。
>とんでもなく骨が折れたのだぞ?
確かに、労力ってモンを算段に入れてなかった、すまねぇな。
アァ、時空鉄サンの手が借りてぇヨ、今どうしてンだろう…。

>だからこそあくまで、属性、概念における【邪神】。もしくは他の神や
>人、そして本人が邪神、または魔王と公言している事を条件にした。
ジャンパーソンに出てきたビルゴルディは、魔王を自称しただけだし、
流石にコレは該当するこたぁ無ぇよナァ、やっぱし…。

けど、●魔王カーンデジファー【電光超人グリッドマン】とか、
●魔王サイコ【宇宙刑事シャリバン】となると、どうなンだろうかネ?

それと、余り大っぴらにゃア言いたかねぇんだけども、
クトゥルー神話に出てくる邪神とかは、入れねぇのかい?
邪神ガタノゾーアなんかは、ウルトラマンティガでラスボス張ったしナ。

>【神】として認められているか、色々な要素から判別
成る程、それに付いちゃあ、俺の要らんお節介だったようだナ。


>>766 名無しサン

>っていうか仮にも至高邪神の一柱である「黒い太陽神」が
>Gですが本当に良いんですか!?Σ(-_-)
……アアァ〜〜〜〜〜ッッ!! こ、コイツはヤバイバ〜〜ッ!!
な、何てこったい、完全にスルーしちまってたゼェ〜〜〜ッ!!!

究極至高邪神は、「飯塚昭三サン」・「納谷悟朗サン」・「加藤精三サン」・
「阪修サン」・「渡部猛サン」・「柴田秀勝サン」の、6人の声優サンの声で語る。
そして、該当する声音を持つキャラは全て、究極至高邪神の分身だナ。

ここで名無しサンが挙げた「黒い太陽神」の声は、柴田秀勝サンだったから、
つまりは、「黒い太陽神」は究極至高邪神の分身の一体だってこったナ。
只、「黒い太陽神」は、究極至高邪神の分身とするにゃア、
余りにも情けねぇ最期を遂げたらしいのを、小耳に挟んだ事があンだけど…。

いやぁ、指摘してくれて、ホントにホントにアリガトウヨ〜!
そうでなきゃ、気付かず終いになっちまってたかもしんネェ。

ドミニアサン、こいつぁ、調査する必要があっかもしんねぇゼ。
そして、究極至高邪神の分身を別枠で設ける、と。
…俺達二人だけじゃ、到底手が足りネェナ、増援が欲しいゼ。

>あと、石川賢御大は先日鬼籍に入られました。
又しても、偉人が一人逝っちまったか…冥福を祈っとくゼ。

ハァ…ちっと疲れちまったナ、ま、こんなトコだゼ。

768 名前:ドミニア:2007/07/30(月) 20:47:000
>>766名無し子猫殿
いやはや、どうもやり始めたらこるというか、やめ時がわからなくなるのが
私の悪い癖で。

ふーむ・・・ 世界レベル・・・ まあ全て受け売るのは難しいが、部分部分は
参考にさせてもらうとしよう。

>「黒い太陽神」がGですが本当に良いんですか!?
む・・・ ああ、そうか。Dショッカーの究極至高邪神か・・・
すっかり忘れていたな。分身まではキリがないが、至高邪神は追加して
おく。

>石川賢御大は先日鬼籍に入られました
情報感謝。ご冥福をお祈りしよう・・・


>>767ヤバイバ殿
時空鉄殿か。確かに気になるな。
確かにビルゴルディは自称魔王だが、カーンデジファーとサイコという
のは(知らないが)まあ条件から逸脱はしてないだろうと思うなら追加
陳情をするかどうか決めてくれ。そろそろ修正してリクスレに放ろうと
思っているから、その場合は多分リクスレで聞く事になると思うが。

クトゥルーについては私はよく知らんな。追加の場合はやはりある程度
纏めた上でリクスレに頼む。まあとりあえず
●邪神ガタノゾーア【ウルトラマンティガ】
●ナイアトラルホテップ【デモンベイン】
という形でこの二つだけは邪神の方にこっちで追加しておく。

>究極至高邪神の分身を別枠で設ける、と。
冷静に考えて、空想大戦2製作の締め切りをあまり伸ばすわけにはいかん
事を考えると、分身まで手を伸ばすのは現実的ではないな。
というわけで、とりあえずリクスレには究極至高邪神の6体だけを追加
して出す事にするよ。

769 名前:ヤバイバ:2007/08/01(水) 00:15:360
さて、お待たせしたなドミニアサン。
じゃあ、草稿に対する意見、続きを行ってみるゼ。


・草稿その10及びその11について

どうやら、俺が口を挟む余地は無ぇみてぇだナ。
このままリクスレに載せても大丈夫に見えるぜ?

…てな訳で、草稿に対する意見はコレでお終いだ。
だが、これだけっつーのも、何だよナァ…。
じゃあ、>>768への返レスもすっか。

>やめ時がわからなくなるのが私の悪い癖で。
あ〜、何となく分かるわ、そー言うの。

草稿その9での表記対象になってる連中も、
捜しゃあまだまだ居そうな感じがすンだよナ。
時間がありゃあ、もう少し念入りに調べるトコだが。

>そろそろ修正してリクスレに放ろうと思っているから、
>その場合は多分リクスレで聞く事になると思うが。
ンじゃあ近々、リクスレへ返スレするとしようかネ。
けど、ひっきりなしに顔を出すのも、結構疲れるゼ。
そろそろ、ペース落としてゆっくりしてぇ所だヨ。

>という形でこの二つだけは邪神の方にこっちで追加しておく。
>リクスレには究極至高邪神の6体だけを追加して出す事にするよ。
OKOK、その二つについちゃあ了解したゼ。

770 名前:あぼーん:あぼーん
あぼーん

771 名前:ドミニア:2007/10/10(水) 23:15:05
※これはただのスレ作成文のテスト投稿なので、気にしないでくれ。

さて、いよいよ空想大戦リクスレ、念願の5スレ目だ。戦士達よ来たれ!
では、リクスレルールのテンプレを貼り付けておこう。

ここは各作品の枠を越えた夢の共同戦線や対決に重点を置き、
「<font color=red>特撮</font>」「<font color=blue>アニメ</font>」「<font color=seagreen>ゲーム</font>」「<font color=red>漫画</font>漫画」「<font color=purple>ライトノベル</font>」等など
多ジャンルに及ぶヒーロー作品を【すごかが】的にクロスオーバーし、
考証(でっち上げ)をするスレの5スレ目になる。
こちらにて本スレ参戦希望作品のリクエストも受け付けるが、
必ずしも要望が通るとは限らんので、そこは承知しておいてくれ。


・スレタイの通り、練習やテストに使うもよし。

・参加に自信のない者が一発ネタを書き込んでみて他の反応を待つもよし。

・単発ネタだけ書き込みたい者が、ここにとりあえずプロト原稿を書き込み、
 加筆修正を依頼した上で、本スレへのコピペを申請するもよし。

・名無し客殿や他スレのキャラハンの方々が、超大戦を見た感想を
 こっそり(あるいは堂々と)書き込むもよし。

・好きな作品の特撮出演俳優・女優、声優、スーツアクターについて語るもよし。

・超大戦シリーズの運営とは全く無関係な話題の雑談を繰り広げるもよし。

・独り言や愚痴を一人でこっそり呟くもよし。

・ワイワイお祭り騒ぎをするもよし。

・部外者の方々にも書き込み練習用に一般開放をしているので安心してくれ。

・レギュラー、オブザーバー参加を問わず、住人は最低でもコテハンを名乗る事。

・どのような客人も遠慮なくやって来るといい。

・住人の方が都合で来られなくなる場合、一報を打たれる事を奨励する。


あまりにも自分の知らない作品が多過ぎて参戦できないという方も、
是非こちらまで御一報の上、遠慮なく相談を申し出て貰えると有難い。


■設定の優先順位
1、作品の映像で描かれたもの 2、作品の公式設定 3、雑誌等による設定 4、公式ではないが
一般的に周知の設定 5、スパロボ等の設定 6、原典に矛盾がない程度のオリジナル設定

<font size=5 color=red><b>今こそ来たれ、壮大なる物語の紡ぎ手達よ!!</b></font>

では、過去スレと関連スレを貼っておく。


<b><font size=5><過去スレ></font></b>

■超クロスオーバー空想大戦 練習・感想・リクエスト受付所(その1)
http://charaneta.sakura.ne.jp/ikkoku/kako/108/1085357593.html

■超クロスオーバー空想大戦 練習・感想・リクエスト受付所その2
http://charaneta.sakura.ne.jp/ikkoku/kako/111/1117189697.html

■超クロスオーバー空想大戦 練習・感想・リクエスト受付所その3
http://charaneta.sakura.ne.jp/test/read.cgi/ikkoku/1151054767/

■超クロスオーバー空想大戦 練習・感想・リクエスト受付所その4
http://charaneta.sakura.ne.jp/test/read.cgi/ikkoku/1166961566/


<b><font size=5><関連スレ></font></b>

■超クロスオーバー空想大戦(元本スレ・その1)
http://charaneta.sakura.ne.jp/test/read.cgi/ikkoku/1084962936/

■超クロスオーバー空想大戦2(現・本スレ)
http://charaneta.sakura.ne.jp/test/read.cgi/ikkoku/1187112684/

■超クロスオーバー空想大戦・作品考証談話室(避難所)
http://charaneta.just-size.net/bbs/test/read.cgi/ikkokuRH/1080433232/

■超クロスオーバー空想大戦・まとめサイト
http://www.geocities.jp/nn060529/

■超クロスオーバー空想大戦・登場済人物一覧
http://wiki.fdiary.net/scrossficwars/


<b><font size=5><姉妹作品></font></b>

■超クロスオーバー空想大戦 ORIGINAL OPERATION
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/anime/411/1084963207/

772 名前:無名の妖怪ハンター:2007/10/16(火) 21:37:07
もうすぐリクスレも1000が近づいてきましたので、
中断メッセージ風のコメントを作ってみました。


銀時「ん?もうこのスレも終わりか?」
新八「スレが建ってからもう一年近く経過してますからね。
   以前のスレもそれくらいでいっぱいになってますし」
神楽「なんか寂しいアルな〜」
銀時「な〜に、ちゃんと新しいスレが建つさ。
   このスレはしばらく見れなくなるけど数ヶ月で見れるようになるはずだぜ」
新八「そうですか!なら安心ですね!」

銀時「・・・しかし、だ。ついに俺達も空想大戦に参戦したんだな〜」
新八「そうですね。正確には本スレに投稿されてからですけど。
   これも僕達の登場作品の“銀魂”の人気の証拠ですね」
神楽「空想大戦に参加したら、何かいい事あるアルか?」
銀時「ま〜何だ、色々あるだろ? え〜と・・・
   そうそう、俺達のさらなるパワーアップ展開とかどうだ!?
   俺の新必殺技とか、サイボーグ新八とか、スーパー神楽とか」
新八「・・・・・・あんまりやりすぎると、原作のファンからクレーム送られますよ。
   オリジナルといっても、原作は尊重しないとだめですよ」
銀時「そっか、悪ィ、悪ィ」 (ポリポリ)

神楽「ところで、銀ちゃん、新八」
銀時「ん?何だ?」
神楽「よく考えたら“銀魂”って、まだ最終回になってないネ」
新八「うん・・・ そうだけど」
神楽「空想大戦って、終わった作品は、終わった時点で出さないといけないんだったら、
   銀ちゃんや新八が死んで最終回迎えたら、どうなるアルか?」
銀時「・・・・・・」
新八「・・・・・・」

銀時「・・・・・・ハ、ハハハハハ、まさか銀魂に限ってそんな終わり方する訳ないだろ!!」
新八「そ、そうですよ!!きっとギャグやって、
   『かぶき町は今日も平和です』って感じで終わりだよ!」
神楽「そ、そうアルな、アハハハハ!!」


海馬「フン・・・ 漫画やアニメがどの様な結末を迎えて終わるかは作者やスタッフの手に委ねられている。
   絶望的な展開でも『ウルトラマンネクサス』の様に逆転してハッピーエンドを迎えることもあれば、
   『新世紀エヴァンゲリオン』の様に突然絶望的な展開に変わる事もあるだろう。
   はたまた、『ハイスクール奇面組』や『かってに改蔵』みたいに夢オチという事もあるかもしれん。
   『銀魂』がどうなるかは知らんが、少なくとも『遊戯王』では俺は無事だ。『GX』では知らんがな・・・

   しかし、例え原作が絶望的な終焉を迎えても、挫ける事は無い!
   何故なら、このスレを見ている貴様には、『想像力』という最強の武器があるからだ!
   どんな絶望的な終焉を迎えた作品でも貴様らの手により、その先に希望を生み出す事が出来るからだ!
   そう、かつてのこのスレの主達が『仮面ライダー555』の最終回の先に新たな希望を作ったようにな!
   この空想大戦には、貴様らの強き『想像力』が必要なのだ!

   ・・・何? 作る自信が無いだと? そんなに失敗するのが恐いのか?
   フッ・・・ だが、人間には誰もが恐れるものが二つある。それは死と恥だ。
   死を乗り越えようというのはバカのやることだ。だが、恥を乗り越えようとする奴を
   俺は笑わん。自らのロードを切り開くには、例え恥でも超えなければならない壁が存在するだろう。
   思いっきりぶつかり、恥をかいてみろ! その分だけ、貴様は前に進めるだろう!
   行け! 書き手達よ! この空想大戦に新たな風を吹かせてみるがいい!!
   フッハッハッハッハッハッハ・・・・・・ ワッハッハッハッハッハ・・・・・・ ハッハッハッハッハ・・・・・・


銀時「―――あの・・・ 最後の、俺のセリフ・・・
新八「―――正確には言ったの、さっちゃんさんなんですけどね・・・


なんとなく思いつきで作ってみました。
もし良ければ、初代リクスレみたいに最後に載せてみたいのですが・・・
よろしいでしょうか?

773 名前:あぼーん:あぼーん
あぼーん

774 名前:無名の妖怪ハンター:2007/11/06(火) 23:00:21
【空想大戦的ドラえもん考察】

とりあえず、空想大戦にドラえもんを出すために、色々考察してみます。

■ドラえもん達の戦闘手段

まず、リクスレ4の>629でのドミニア様の意見を引用すると、

>私の観点では、ドラえもんの道具は限定呪術や魔術の類を科学に置き換えた
>ようなもので、着弾するなどきちんと相手に作用すれば効力を発揮するが、
>【気】【念】【霊力】【魔力】などによる防御には簡単に弾かれると見た。

>要するに、もしもBOXに「ナイアを消して」だの「アルクェイドを消して」
>だの頼んだとしても、もしもBOXの方が吹き飛ぶのではないかと。
>スモールライトを当てようが、途中で光ごと遮断されるのではないかと。
>そう推測するわけだ。

以上のコメントを参考にすると、ドラえもんがDショッカーやマルスと対峙するとなると、
必然的に(物語の流れ的にも)純粋に武器としての効果を持つ道具で対抗する事になりそうです。

とりあえず、ドラえもんの道具で純粋に武器としての効能を持つ道具を上げてみます。
一部Wikiからの引用なので、多少命令口調になっている点は見過ごしていただけたら幸いです(汗

★ショックガン
一種の光線銃。相手を気絶させるのみで、殺傷能力はない。
機械に対しても使用できるが、致命的なダメージを与えることはできない。
また、対人攻撃でも、防護服程度の装備があればあっさり防がれてしまう。

★空気砲
手にはめて「ドカン」と言うと空気の衝撃波が発射される。ただし、無言で発射する描写もある。
威力はそこそこあり、集中砲撃で敵の円盤を撃墜した事も。ただし空気の無い宇宙空間では使用できない。
超強力波動化アダプター」を取り付けて発射すると、通常の衝撃波ではなく強力な光線が発射される。

★秘剣“電光丸”
形状は日本刀。レーダーを装備しており、たとえ目を閉じていても相手の位置を探知して、
振り回すだけで斬り合いができる。バッテリー式で、バッテリーが切れるとただの刀でしかない。

★無敵矛と盾全自動式
鋼鉄を貫く矛と、あらゆる攻撃を防ぐ盾のセット。弥生時代の青銅器を思わせる古風な外観が特徴的。
名前に反して必ずしも無敵というわけではなく、大ムカデ「白神様」との戦いでは盾は毒液を受け止めた
ものの、矛は甲殻を貫けなかった。「鋼鉄は貫けても、鋼鉄以上に硬い皮膚は無理」らしい。

★瞬間接着銃
一瞬で相手を強力な接着のりで動けなくする銃。

★スーパー手袋
外観はゴム手袋に似る。これをはめると怪力を発揮できる。武器として使う場合、
威力は相手を数時間気絶させる程度。

★バショー扇
どんな種類の風でもだすことのできる扇。握りの部分のダイヤルで風の吹き続ける時間、マイクで
香りなどの風の種類、扇の振り方で風向きや強さを自在に操ることができる。作中ではドラえもんの
ミスで家の中が暴風に包まれて進入不能となった。敵を吹き飛ばす武器として応用できると思われる。

★フワフワ銃
6連発のリボルバー銃。遊戯用だけあって殺傷能力はなく、撃たれた人間はアドバルーンのように体が
膨れ上がって宙に浮かび上がり、身動きが取れなくなってしまう。1時間経つと元に戻り、地面に
降りられる。西部の星の悪役ロボットを撃つと機能を停止させることができる。

★石っころ銃
この銃で撃ち出した光線を浴びた物は3分間だけ石になる。

★フリーズガン
冷気エネルギーを撃ち出し、相手を凍結させる銃。

★光線銃
その名の通り、強力なビーム光線で敵を攻撃する武器。

★こけおどし手投げ弾
外観はその名の通り手投げ弾で、投げつけて爆発させると、強烈な閃光と爆音で相手を威嚇する。
効果は名前の如く単なるこけおどしであり、殺傷能力は一切ない。 役割としては閃光弾に近い。

★時限バカ弾
小さなボタンのような格好をしていてタイマーが付いている。バカな行動をさせたい人にタイマーを
セットして付ける。タイマーが切れて破裂すると作動し、付けられた人はわずかの時間だがバカ行為
(奇声を上げて踊るなど)をしてしまう。また対称は人だけでなく、ロボットでも良い。
役割としては単体の強敵相手への時間稼ぎだと思われる。

★分解ドライバー
どんな物でも分解するドライバー。物の中央部分にこのドライバーで触れると、バラバラに分解される。
機械類を部品の状態にまで分解することはもちろんのこと、人間や動物に触れれば五体がバラバラになる。

★改良型山びこ山
通常の山びこ山に改良を加え、音だけでなく熱や光も跳ね返すようにした者。
劇中通り、空襲などにそこそこ高い効果を持つ。

★ペンシル・ミサイル
目測30センチメートル程度の小型ミサイル。先頭を引き出し、適当な場所に置いておき、後は発射したい相手の
名前を「目標――」と指定して手持ちのボタンを押すと、いつでも、相手がどこにいてもミサイルがその相手
目掛けて発射される。相手が黒焦げになって気を失うほどの威力がある。
オプションとして、敵の攻撃に対して自動的にミサイルを撃ち出す「自動しかえしレーダー」がある。
改良型山びこ山と同じく、敵に対する迎撃が効果的だと思われる。

★ゴキブリぼう
ゴキブリの触覚のようなアンテナがついたヘルメットで、高速移動が行える。
正確にはドラえもんの道具ではなく、「ハツメイカー」でのび太が作った道具。
最も、現在はドラえもんのポケットの中に存在すると思われる。

★能力カセット
カセットテープ状の道具で、マラソン選手、数学者、野球選手、奇術士、歌手、強い人、考える人等
様々なタイトルのものがある。これを人の腹に差し込むと、それぞれに応じた能力が身につく。
1時間テープなので、効果は1時間持続する。「剣豪」「格闘家」等なら戦闘にも応用できると思われる。

★大寒波発射扇
直径3メートルはあろうかという大型の扇風機。零下100度の冷たい風を放ち、物を凍りつかせる。
敵の大群を凍りつかせたり、池や海を凍らせれば水中型の敵にも対抗できると思われる。

★無敵砲台
部屋ほどの大きさもある砲台で、どこかにセットしておき、誰かを指差して「発射!」と合図すると、
思いのままにいつでも誰でも砲撃できる。威力は相手が黒焦げになって倒れるほどだが、砲撃から
逃れることも、砲撃を防ぐことも一切不可能。のび太がスネ夫に買ってあげたことが判明した際、
ドラえもんがひっくり返って驚くほどの恐ろしい兵器である。砲台の機能を停止できるのはセットした
本人のみ。本人以外が停止させるには砲台を破壊するしか手段はないが、砲台に接近した者はレーダーに
よって探知され、たちどころに迎撃されるため、破壊は殆ど不可能と言って良い。
扱いとしては固定砲台辺りか。

★ミサイル付き原子力潜水艦
大きさは全長おおよそ40-50cm程度であり、ラジコンで操縦するほか、人間がスモールライトで小さくなって
乗り込んで使用することができる。ただしコントローラーは登場しなかった。形状はUボートに似ている。
この道具は道具という範疇に入れるべきでないほどの性能を誇る。40-50cmの大きさで本物並みの強度、魚雷、
ミサイル、原子炉を備えている。作品中では魚雷は2発で公園の木製ボートを撃沈している(ただしこの攻撃に
よる人間への目立った損傷はない)。またミサイルは艦対空ミサイル(シースパロー)に相似しており、上空を
不規則に飛行するラジコンのうち、4発で2機を撃墜している(さらにもう2機は白煙を上げながら降下している)。
ラジコンサイズだが、ビッグライトで大きくすれば間違いなく主戦力になると思われる。

主機関:原子炉(ドラえもんが口にしただけであり未確認)
乗員:乗り込んだ場合2名以上(ラジコンでは1名で操艦可能か)
武装:魚雷発射管(艦首4門) 対空ミサイル(少なくとも4発を水中同時発射可能)

★ジャンボガン
リボルバーの形をした武器。装甲車(戦車など)を一撃で「破壊」する威力を持つ。
(従って現用の戦車砲や対戦車火器を遥かに上回る恐ろしい威力を誇る)。弾数は少ないと思われる。

★熱線銃
スナイパーライフルを模した銃器。強力な熱戦を発し、鉄筋コンクリートのビルを一瞬で
煙に変えるほどの威力を持つ。SS的には高威力ゆえエネルギーの消費が非常に大きいという
設定があればそこそこ話的に盛り上がると思われる。

★原子核破壊砲
劇中では使用されなかったが、おそらくその名の通り、想像を絶するエネルギーで
原子核そのものを破壊し、対象物を完全にこの宇宙から消去することのできる威力を持つ
ドラえもんの道具の中でも最強レベルの威力を持った銃と思われる。
エネルギー消費については熱線銃と同じ設定がいいと思われる。

★地球破壊爆弾
その名の通り、地球を完全に破壊するほどの威力を持った爆弾。
核のマークがあるが、おそらく別のエネルギー源であると思われる。
SSで使用するとすれば必然的に、巨大な隕石や彗星の破壊、又は大神龍やラ・グースなど宇宙規模の
強敵との戦闘での使用が妥当かと思われる。

★ミニ地球破壊爆弾
その名の通り、地球破壊爆弾の小型版で、大きさは目測10cm程度。その大きさに比例し、爆発の規模は
「地球破壊」にはほど遠いが、それでもビル爆破用に使用されるダイナマイトに近い威力を持つ。

★次元爆弾
爆発させると次元が歪み、周囲の物を宇宙の彼方まで吹っ飛ばすことができる。
劇中では地球ごと自爆しようとした相手に使用された。

★カラオケマイク
普通のカラオケ用のマイク。
最も、ジャイアンが使用すれば、立派な戦力になると思われる。

★ミニ虎の巻
22世紀のドリーマーズランドの忍者の星で、ジャンアンが貰ったコンピューター内蔵の巻物。
忍法カベ抜けの術、バッタの術、ネズミ変身の術の3種類の忍術が使える。厳密にはドラえもんの
道具ではないが、特に返却した描写も無いので、ドラえもんがポケットに保管していると考えられる。

他、各メンバーの戦闘能力を挙げると、

●ドラえもん・・・石頭、129.3kgの体重によるキック
●のび太・・・天才的な射撃の腕、時折見せる道具の組み合わせ
●ジャイアン・・・腕力、「太陽王伝説」で身につけた棒術、大量破壊兵器レベルの歌声
●スネ夫・・・ラジコン等機械類の操縦
●静・・・結構勇気と根性を備え持っている。なお、彼女のバイオリンはジャイアンの歌に匹敵する


後、以前挙げた「暗黒結社マルス」の改訂版を挙げます。
作品の設定を生かした半オリジナル敵キャラは、青色で表記します。


■暗黒結社マルス
 かつてドラえもん達に敗れたアンゴル・モアが、自分と同じくドラえもん達に倒された
 悪の戦士達を纏め上げ、作り上げた組織。
 目的はドラえもん達への復讐及び全宇宙&全次元の制服であり、その為に様々な世界を制圧し、
 同時にかつて自分達を倒したドラえもん達を始めとするヒーロー達を狙う。

●大首領・・・・・・アンゴル・モア(宇宙漂流記)

 原作の最後でブラックホールに送り込まれたが、逆にブラックホールを吸収し同化する。
 本体は宇宙空間に存在し、そこからロボットの体を遠隔操作している。
 なお、モアの同化したブラックホールは、かつてドラえもんとのび太が宇宙に送った
 無限増殖する栗饅頭が変じたという案もある。

●四邪神・・・・・・大魔王デマオン(魔界大冒険)
       妖霊大帝オドローム(夢幻三剣士)
       ポセイドン(海底鬼岩城)
       百目王(ザ・ドラえもんズ スペシャル)

●参謀・・・・・・ドラコルル(宇宙小戦争)

 様々な罠を張り巡らせてドラえもん達を窮地に追い込んだ戦歴を見込まれ、
 マルス内で唯一、モアと四邪神に意見できる権限を持つ。
 小人の為、ハリケンジャーのサーガイン風に2mのメタルスーツを内部で操縦している。
 メタルスーツ操縦時の戦闘能力はかなり高い。他、作戦に失敗した部下を処刑する権限も持つ。
 なお、性格は原作よりの有能な指揮官のイメージで書く構想です。

●幹部・・・・・・ギラーミン(宇宙開拓史)・・・異星、異世界系の敵を指揮する。
      鉄人兵団司令官(鉄人兵団)・・・通称『鉄人隊長』。ロボット系の部下を指揮する。
      ギガゾンビ(日本誕生)・・・未来犯罪者系の部下を指揮する。
      ヤドリ天帝(銀河超特急)・・・ヤドリ軍団を指揮する。
      レディナ(太陽王伝説)・・・妖怪、魔物系の部下を指揮する。

●科学者・・・・・・Dr.クロン(南海大冒険)
       Dr.ストーム(ふしぎ風使い)
       Dr.アチモフ(ザ・ドラえもんズ 映画シリーズ)
       Dr.ゾロ(ザ・ドラえもんズ スペシャル)
       ナポギストラー(ブリキの迷宮)・・・上記4人とは違い、鉄人隊長直属の部下。

●戦闘部隊(“・・・”後は、主な名前のある構成員を表記)

 ■新生鉄人兵団 鉄人兵団を中心に、ロボット系の敵で構成されている。
   鉄人兵団(鉄人兵団)・・・量産型ジュド
   鉄騎隊、バトルフィッシュ(海底鬼岩城)
   チャモチャ星ロボット軍(ブリキの迷宮)・・・ネジリン将軍
   銀河漂流船団独立軍メカ軍団(銀河漂流記)
   ドロイド兵(ロボット王国)
   量産型バンパイアサイボーグ(以下ザ・ドラえもんズ スペシャル)
   オシリス、スフィンクス

 ■魔界兵団 悪魔、妖魔等の敵で構成されている。
   悪魔軍(魔界大冒険)・・・メデューサ
   妖魔軍(夢幻三剣士)・・・スパイドル将軍、ジャンボス将軍、土の精、水の精、鉄の精
   金角、銀角(パラレル西遊記)
   妖怪軍団(ザ・ドラえもんズ スペシャル)・・・一角大王、偉駄天、さとり、牛鬼、等々
   時空悪魔(ザ・ドラえもんズ スペシャル)

 ■時間破壊者部隊(読み:タイムクラッシャーズ 各作品の時間犯罪者)
   ツチダマ(日本誕生)
   クロノス、ナイトメア兄弟、時空間海賊ブラックシャーク、カベル、メテオ
   (ザ・ドラえもんズ スペシャル)

 ■巨大怪物のクローン軍団
   フェニキア(翼の勇者たち)
   リバイアサン、海坊主、トラゾウ、サイワニ(南海大冒険)
   マフーガ(ふしぎ風使い)
   怪虫ラウミオン(宇宙漂流記)
   巨大イカ(海底鬼岩城)
   肉食ツノクジラ(魔界大冒険)
   大ムカデ「白神様」(創世日記)
   クローン恐竜、巨大食肉植物、砂獣(ザ・ドラえもんズ スペシャル)
   ヤマタノドラゴン(ゲームコミック ザ・ドラえもんズ)

 ■ヤドリ(銀河超特急)
 ■ヤフー、ケツアル、コアトル(太陽王伝説)
 ■グレートダーク、ブラック(ザ・ドラえもんズ スペシャル)
 ■ジャノメリス、暗黒騎士、裏カンフー集団(ゲームコミック ザ・ドラえもんズ)
 ■その他、改心した描写の無い敵キャラ等


「ザ・ドラえもんズ スペシャル」のノストラダムスやメデューサ、第5惑星人等、
他作品との設定の統合が困難だと思われる敵はあえて外しています。
ザ・ドラえもんズの敵が結構多いのは、一話限りの敵として出す構想のが多いからです。


■ドラえもん世界の別世界

 <異星>
 コーヤコーヤ星、トカイトカイ星意(宇宙開拓史)
 ピリカ星(宇宙小戦争)
 メカトピア(鉄人兵団)
 アニマル星、地獄星(アニマル惑星)
 チャモチャ星(ブリキの迷宮)
 小惑星SSS-ZY-997894(ねじまき都市)
 銀河漂流船団(宇宙漂流記)
 ロボットキングダム(ロボット王国)
 昆虫惑星インセクター(ザ・ドラえもんズ スペシャル)

 <地底世界、隠れ里>
 バウワンコ王国(大魔境)
 恐竜人の世界(竜の騎士)
 風の村(ふしぎ風使い)

 <海底世界>
 ムー連邦(海底鬼岩城)

 <異世界>
 魔法の世界(魔界大冒険)
 夢世界ユミルメ国(夢幻三剣士)
 もうひとつの地球、昆虫人の地球(創世日記)
 マヤナ国(太陽王伝説)
 バードピア(翼の勇者たち)
 妖界(ザ・ドラえもんズ スペシャル)
 

775 名前:ゴジラジュニア:2007/11/07(水) 23:39:52
>>774 無名の妖怪ハンター様
しかしまあ、こうしてみると錚々たるメンバーですね…規律でまとまった組織というよりは
各々のラスボスの個人経営の組織(変な表現…)の同盟で、
アンゴル・モアには誰も逆らえないといった感じでしょうか。

>■ドラえもん達の戦闘手段
その他には「桃太郎印のきびだんご」も結構活躍していますね…
と挙げといて何ですが、個人的にゼットンやキングギドラ、モスラ、ゴジラ類にはこの手の道具は効いて欲しくない…
レッドキングやデストロイア、メガギラス辺りになら効いても違和感がありませんが(何

776 名前:新章/騎士王と聖処女と円卓の騎士達・SSテスト(試験投稿版):2007/11/17(土) 03:59:17
凛「ねえセイバー。そういえば貴女、いつまで武装化してるの?
  この道場がいくら広いったってこの人数なんだし」

セイバー「え・・・? あ、はい・・・ そうですね」


         (フシュンッ・・・───)


 凛の一言により、セイバーは武装化を解き、いつもの白の服に戻った。
 士郎達、いわゆる衛宮家の面々にとっては慣れきった光景だったのだが

ベディヴィエール「王・・・!? あの、その格好は・・・?」

 それまで涼しやかな雰囲気を保っていた男が、驚くほどしどろもどろ。

セイバー「? この格好は凛が私に譲ってくれた現代の服だが・・・」

 対しセイバーは、ベディヴィエールの困惑の意図に気付かぬまま、かつての王の口調のままに
ストレートに質問に返じる。

ベディヴィエール「いえ、そうではなく・・・ その、それは女子の格好では、ないのですか?
         何故、王がそのような・・・ もしかして、それしか衣服がなかったのですか?
         いや、それとも・・・ 失礼ながら、何かしら女装の必要が?」


 しごく真面目な、それでいて少なからず困惑した表情で王に真剣に問う円卓の騎士。
 セイバーの顔と服装と、視線がすごい早さで交互に動き、泳ぎまくっている。

セイバー「あ・・・・」

 その言葉で、セイバーもようやく状況を理解した。
 そう、アーサー王・・・ アルトリアは、その死まで自身の性別を隠していたのだ。

 そして、円卓の騎士の中でも最後までアーサー王への忠義を貫いた実直なる騎士、ベディヴィエール
は、その真っ直ぐに過ぎる心持ちと眼を持っていたが故に、セイバーが女の子だという事には最後
まで気付かなかったとサー。というピュアナイト。

 つまり今の今まで、欠片も疑う事無くセイバーを『少年王』として見ていたわけである。
 

セイバー「いや、これは、その・・・」

 セイバーは答え辛そうに視線を外し、困った顔をしている。
 その困惑ぶりといったら、ベディヴィエールのそれが伝染したかのようである。

士郎「(・・・そういやコイツ、セイバーの本当の性別知らなかったんだっけ)」

 士郎を始めとした衛宮家の面々もそれに気付くが、外野が二人の間に入って説明など出来ようもない。
 これまでにない多人数が詰められた道場が、珍妙な気まずい静寂に包まれ始めたその時・・・


    (スッ・・・・・)


 それまで沈黙に徹していたカレンが、音もなくセイバーの背後に回り


カレン「せーの」
 という、間の抜けた声

 そして


カレン「とう」

     (がば───っ!!)

士郎「わぁっっ!!?」
凛「えっ!?」
バゼット「なっ!?」
イリヤ「あらら・・・」
ランサー「おお〜・・・」

 その間にいる面々から、次々と驚きや感嘆などの様々な声が漏れる。
 何故、そんな状況になったのか?

 カレンが、セイバーの上着をがばっと腕の付け根の所までめくったからである。
 後ろにいた面々はカレンが邪魔で見えなかったろうが、正面の方にいた面々には、確実にセイバー
の寄せて上げる例の布がきっちり見えてしまった。

カレン「では、クローズ」
 そしてすぐに、カーテンを閉じるように、シャッと元の状態に戻す。
 完全に、時が止まった道場内。


セイバー「な、な・・・」

 少し遅れて、セイバーがだんだんと顔を紅くしていく。

セイバー「な、ななな・・・ 何をするんですか────っっ!!!!」

 その場で見えない剣を出しそうなほどに真っ赤に激昂し、カレンに怒鳴るセイバー。

カレン「ええ、どうやら実物を見せないと納得なされないようでしたから。
    ・・・尤も、その貧相なサイズではどちらかわからないかもしれませんけど」

 実行犯たけだけしく、カレンはニヤリと微笑みつつ、いけしゃあしゃあと述べる。

セイバー「なっ・・・!!? よ、よくも人が気にしていることを・・・っ!!
     許しませんよカレン!! そこに直りなさ・・・」


アーチャー「待て」
 
 激突必死な空気の中、やれやれといった感じで、間に入り込むアーチャー。

アーチャー「どうやら、効果はあったようだ」

 そう言って、ベディヴィエールの方を見るよう視線で促す。



ベディヴィエール「・・・・・・・・・・・・・」

 さっきまで面白いほど困惑していた騎士は、また驚くほど静かになっていた。
 ・・・というか、彼の周りだけビデオの一時停止がかかったかのように、何もかもが止まっている。


セイバー「あ・・・ その。ええと・・・・・・・・ すまない、ベディヴィエール。
     仕方がなかったとはいえ、貴方に長い間嘘をついてしまった。どうか許し・・・」

 セイバーが、自分に忠義を尽くしてくれていた騎士への、真摯な謝罪の言葉を述べ始めた、その途中


ベディヴィエール「・・・・・・・(くらっ)」


     (ドシャ ガッシャァァアアン!!!


 直立不動のまま、彫刻のようにベディヴィエールは、真後ろに倒れた。
 彼の着ていた鎧は木床にまともに衝突し、道場内にけたたましく金属音が響き渡る。

 オーバーヒート(精神の許容限界越え)。
 長い長い騎士の人生で初めて知ることとなった事実に、円卓の騎士の一人である彼は、その場での
気絶という形で、ショックがどれだけのものだったかを知らしめた。

セイバー「ベディヴィエールっ!!? し、しっかりして下さいベディヴィエール!!!」

 セイバーは慌てて駆け寄り彼を抱き起こすが、本人は魂が抜けたようにぐったりとしたままで
復活する気配がない。

士郎「やーれやれ・・・」
凛「大丈夫かしらね? これから・・・」

777 名前:ドミニア:2007/11/22(木) 03:22:21
ちなみにこのSSの時間軸は、現時点でのトアール・ホテル篇からかなり
先の部分だ。

トアール・ホテルでのライダー達サーヴァントVS聖闘士

        ↓

ゾウナにより言峰復活。第4次サーヴァントも召喚される。

        ↓

ゾウナの魔力により現代へ呼び寄せられたジャンヌ・ダルク達とセイバー達が言峰の謀略により激突

        ↓

疲弊した両陣営に、言峰率いる第三次サーヴァント軍団による強襲

        ↓

ベディヴィエール、時空を超え、推参。


・・・と。
その後の、衛宮邸道場に一時避難した辺りだな。

778 名前:ドミニア:2007/12/22(土) 20:19:58
では、今回はシティーハンターとエンジェルハートを空想大戦において理想
の形で繋ぐ為の、私が考えた構想を書き記してみようと思う。

その前に説明すべき事だが・・・
ホテル・トアールにおいて、私のSSで英雄達が集結しているが、その
会議で決定されるいくつかの事項の一つとして、敵の勢力の中に預言者が
いると把握したヒーロー勢力は、自分達の側にも最高峰の占い師、預言者
を配置し、それに正面から立ち向かう方針を採る。

その上で組織されるのが、【チーム・ブレコグ】。
正義の味方の戦力側にいる予知能力、未来視、占い能力の持ち主で組成され
その能力で、敵の預言者があらゆる形で起こそうとする、【絶望】を与える
未来の要因の発生を防ぎ、回避する為に戦う。

つまりは、【絶望の未来】を起こさせない為のストッパーを担うわけだ。
そのリーダーとして、【三占士】(さんせんし)が結成される。
えらばれた三人については、以下の通り

・ローズ(ストリートファイターシリーズ)
・手塚海之(仮面ライダー龍騎)
・ザ・カーリ(パタリロ!)

その一人であるザ・カーリは、主要人物達の事を占う事で、それによって
【牧村香が子供を庇い、交通事故で死ぬ】ことを知る。

しかもその運命は、何か邪悪の力で歪められたものと察知したザ・カーリは
結末の回避の為、パタリロと未来視の少女瀬尾晶と共に、東京新宿に向かう

だがその経路の途中、ザ・カーリが再び行った占いは新たな予知をする。
【牧村香を助けることで、死ぬ少女がいる】と。

謎が謎を呼ぶ中、ザ・カーリと瀬尾晶はそれぞれに協力しながら二つの予知
を解決する為に新宿を奔走。

牧村香を探すザ・カーリ。
未来視で見た、少女(香瑩)の飛び降りるビルを探す瀬尾。
敵の預言者達の妨害と戦いながら、二人は香を、香瑩を助け出せるのか・・・


・・・・・・と、いうのが私の構想のあらすじになる。
更に、ここから先がネタバレ注意となるこの構想の結末だ。


では、語らせてもらう。

ザ・カーリが探していた香は、遂に彼女が死ぬ交差点に到達してしまう。
飛び出す子供、減速が間に合わないトラック、駆け出す牧村香。

その瞬間に、パタリロはスネーク・ロープでマンホールの蓋を持ち上げ、
その透き間にレンガを投げてトラックの片輪を浮かせ、ザ・カーリはその
僅かな透き間に、香をスライディングキックで滑り込ませる。

ザ・カーリは擦り傷オンパレード、運転手も入院となるが、香を助ける事に
は成功したザ・カーリ達。

一方の瀬尾は、ようやくビルを見つけ出し、香瑩と邂逅。
瀬尾は必死で呼びかけ、香瑩の心を揺るがせるも、手すりが壊れ、香瑩は
落ちてしまう。
あわや未来視の通りになってしまうかと思われた所で、あろうことか瀬尾は
全力疾走をして香瑩を追いかけ、一緒に飛び降りるという暴挙に出る。

瀬尾は空中で香瑩と衝突し、それは大きく香瑩の死の軌道を変えた。
香瑩の心臓を貫く筈だった鉄柵から逸れ、傍らの木に引っ掛かりながら、
瀬尾は茂みに、香瑩は地面に落ちる。

瀬尾は全身打撲で、香瑩は重体と大量出血で病院へ。
すぐに輸血が必要だという、医師の言葉。
そこに到着するザ・カーリ達。そこでザ・カーリは香に言う。

ザ・カーリ「君の血で、彼女を生き返らせてあげてくれ」

そうして香は、重体の香瑩に輸血をすることになる。
香瑩の身体には香の血が入り、香瑩は新たな生を得ることとなった訳だ。

ここから先の展開は、容易に想像できると思う。

香瑩は香の血で、そして香と共に居る影響で、エンジェルハートで知るよう
に、どんどん香っぽくなっていき、関係も親子そのものになっていく。

あとはA・Hの話に沿うように、青龍部隊の登場、新宿の銃撃戦、そして
劉信宏が現れ、事態の解決と共に、海坊主と美樹の愛の巣にお邪魔、
となるわけだ(言うまでも無くCHの美樹だぞ

この構想のままいくと、寝たきり状態期間が無い香瑩は15のままだな。

まあそういうストーリーを経て、件の予告編に繫がるわけだが、
私の抱える構想の多さとボリュームと忙しさなどを考えると全部書くのは
かなり難しく(桐生篇も予告という形にしたぐらいだからな・・・

よって残念ながら、「こういう話がありましたよ」という、時系列を
シャッフルさせたような構成になってしまったわけだ。

・・・私がせめて二人いばいいんだがな。
もしくはFate/zeroのように、私監修で誰か信頼の出来る人にバトンを渡せ
たら理想だが・・・ まあ、夢は夢、か。

779 名前:無名の妖怪ハンター:2008/01/11(金) 21:16:54
個人的な話の流れの構想としては、

1.九十九乱蔵とヤン・カイルンが蘇った蘭陵王(九十九乱蔵の敵キャラ)と東京タワーで交戦。
  激戦の末、倒す。
  なお、ヤン・カイルンは中国で黄泉還った蘭陵王と交戦し、追って来日し、そこで乱蔵と
  出会ったといった感じで書きたいと思います。

2.戦闘終了直後、八雲紫(東方Project)が突如姿を現す。意味深な言葉を残し、去る。

3.九十九乱蔵とヤン・カイルンはとある定食屋へ向かう。
  そこで乱蔵の連絡で待ち合わせていた草波龍志郎と向かい合わせに座る。
  (草波は乱蔵とは妖怪退治屋として面識がある設定)
  草波の話によると、ここ数ヶ月、各地の妖怪の活動が激しくなっているらしい。
  何でも、本来なら限られた地域にしかいないはずの妖怪まで各地に現れているとか・・・

4.丁度その頃、その定食屋でスコールとゼルはバイトをしていた。
  突如この世界に飛ばされ、資金調達の為働いていたのだった。
  客から「蝶人」が町に来ているとの話題を耳に挟む。

5.その時、突如妖怪の大群が町を襲う。乱蔵、草波、カイルンは立ち向かう。
  大量の敵に苦戦するが、そこにスコールとゼルが駆けつける。
  さらに、食事を邪魔されたパピヨンが戦闘に参加する。

6.何とか撃退するが、偶々そこに居合わせた刑事・色丞狂介(変態仮面)が負傷してしまっていた。
  何とか病院まで運ぼうとするが、突如巨大な次元の歪みが発生。
  乱蔵、草波、カイルン、スコール、ゼル、パピヨン、狂介は次元の歪みに飲み込まれてしまう・・・


こんな感じの構想を考えています。
色丞狂介は、変態仮面からの登場です。
ちなみに、原作最終話では彼は刑事になっていたので、その時点での登場を考えてます。
まあ、苦情が多ければやめますが(汗

ちなみに、上記の構想はスコールとゼルがFF8の世界から物質界に送られるという前提で
書いているので、もしドミニア様の構想が違いましたら、それに合わせて微修正します。
既に物質界に来ているのなら、定食屋には客として来ているとかで。

もしFF8の世界から物質界に二人が来るのであれば、
二人が次元の歪みに巻き込まれる部分も書いていただけたら助かるのですが・・・
無理強いはしませんが。

780 名前:ドミニア:2008/01/11(金) 23:51:08
>>779無名の妖怪ハンター殿
ふむ、幻想界から物質界に飛んでくるのはスコールとゼルの二名だけか。
リノアもセルフィもキスティス先生もアーヴァインも来ないのか?

で、つまり・・・ 私が担当するべき所は、スコールとゼルの二名が限定で、
突如物質界のどこかに飛ばされ、その先でだいたいの現状を把握した後、
その先の街のどこかで一時的な働き口を見つけ、バイトをする、と。

なら、提案がある。
スコールとゼルが時空クレバスによって飛ばされた先は、Fateの冬木市。
それも大河の親友のネコさんのお店、酒屋コペンハーゲンの酒蔵。

タルや木箱の上に落ちた二人に、何事かと駆けつけたネコさんが驚く。
そしてとにかく割れた酒ビンや壊れた木箱を片付けろと命令。

しぶしぶ片付けている間に落ちた先が違う世界だと把握する二人。
どうするかと思っていたところでゼルが空腹を訴える。
そこに再び登場のネコさんは「よくがんばったねぇ」と店のカウンターに
座らせ、晩飯を提供。

そこで何とか事情を説明すると、ネコさんは
「それじゃあウチで住み込みしなよー。二人ぐらいならなんとかなるから」
と、快く住み込みのバイト案を持ちかけ、二人は是が非もなく承諾。


・・・と、私が思いついた台本はこんな所だが、これでいいか?

で、そこから先は・・・
パピヨンを含めたその先の話は妖怪ハンター殿に任せた方がよさそうだな。

・・・で、そこからどうGFアクセサリ製作に繫がるかという部分は
見たところ記されていないようだが、そこも私が勝手に台本を考えて
いいのか?

ハロルドの方はスタン達と同じくホテル・トアールにいるだろうから、
ハロルドと会わせるには、トアールにスコール達を連れてくるのが都合が
いいかなと思うが。

781 名前:無名の妖怪ハンター:2008/01/12(土) 16:42:47
>>780 ドミニア様

>ふむ、幻想界から物質界に飛んでくるのはスコールとゼルの二名だけか。
>リノアもセルフィもキスティス先生もアーヴァインも来ないのか?
>ハロルドの方はスタン達と同じくホテル・トアールにいるだろうから、
>ハロルドと会わせるには、トアールにスコール達を連れてくるのが都合が
>いいかなと思うが。
・・・実を言うと、自分はFF8の世界でGFの技術を確立してから、
この世界に来ると思ってました。
まあ実際、GFの数の多さ等を考えても、ドミニア様の方が問題無ければ、
パーティーメンバー6人全員が来る方向でも大丈夫です。

・・・ただ、シナリオ以前に、自分の技量的な問題から、
女性メンバーはあまり目立たないかもしれませんが(苦笑

最も、ドミニア様がスコールとゼルの2名の方がよければ、
それで問題ありません。

>・・・で、そこからどうGFアクセサリ製作に繫がるかという部分は
>見たところ記されていないようだが、そこも私が勝手に台本を考えて
>いいのか?
問題なければお願いします。

後、自分は「Fate/hollow ataraxia」を未プレイですので、
可能ならば酒屋コペンハーゲン店内の描写などを詳しく教えていただけたら有難いです。


余談ですが、Dショッカーの戦闘員は「戦員」と表記するのが正しいのでしょうか?
同時並行のMMR編で登場予定があるので、教えてもらえたら幸いです。

782 名前:ドミニア:2008/01/12(土) 22:00:34
>>781無名の妖怪ハンター殿
>・・・実を言うと、自分はFF8の世界でGFの技術を確立してから、
>この世界に来ると思ってました。
>まあ実際、GFの数の多さ等を考えても、ドミニア様の方が問題無ければ、
>パーティーメンバー6人全員が来る方向でも大丈夫です。
そうだな。二人だけが来るよりも全員の方が嬉しいし、無理がない。
話の幅も広げやすいし、その方がらしいしな。

ただコペンハーゲンはそんなに広い店じゃない。
住み込みのバイトは、例えば店長がお酒の勉強みたいなことで海外に行っていて、店に
ネコさんしかいない状態などで店長の部屋が空いていた、としてもせいぜい2〜3人が限度だろう。

なら、スコール、ゼルに更にもう一人だけ余裕があるわけだが、これはリノアにしたい。
そうするとスコールとリノアが仕分けをしながらなんともいい雰囲気を出し、ゼルが蚊帳の外に
なってポツンと・・・ というコメディシーンも描けるからな。

その一方で、アーヴァイン、セルフィ、イデアのチームもまたどこかにポーンと落ちて、
彼らなりにまた状況把握やスコール達探しに奔走・・・ というのも必要になってくるか。
まあそっちは簡潔にまとめればいいかな。

ところで・・・ スコール×リノア。アーヴァイン×セルフィは覚えているが、
ゼルとキスティスはどんな感じだったか記憶がない。どうだったか聞いておきたい。


>・・・ただ、シナリオ以前に、自分の技量的な問題から、
>女性メンバーはあまり目立たないかもしれませんが(苦笑
む・・・ そうなのか。
まあ、そうなのなら仕方が無いな。

>問題なければお願いします。
これは嬉しい答えだな。了解した。
では・・・ そうだな。

貴殿の台本ではバイト中にスコールとゼルを蝶野や他のキャラ達と共演させた話を創りたいよう
だと見受けたので、GFアクセサリ発明のくだりはそれ以前にやっておかなければならない訳か。

と、いうことは・・・ スコールチームとセルフィチームがトアールに合流し、なりゆきでハロルドに
出会い、GFアクセサリを作ってもらうまでをスピーディーに進めるがよし、か。

ハロルドならだいたい一晩あれば完璧に作れるだろうから(いや、冗談ではなく
そのくだりは一泊二日で可能だろう。

そしてそこから再びコペンハーゲンへ戻さねばならないわけだが・・・
そうだな、店長が酒勉強の旅から帰るまで一週間ぐらいとしたら、残りの数日もお店を手伝おうと
するかもしれない。

そこから考えれば、スコール達がバイトに戻り、数日して
ネコ「もう店長が帰ってくると思うよー。いやー3人とも、一週間もありがとねー」

ぐらいで私は執筆を終わり、妖怪ハンター殿のCに繋げる・・・ これが理想の形、かな?

次元の穴に飲み込まれたあと、スコール達がどうなるかは聞いていなかったが、
この構想は元の世界に帰ったとしても、引き続き物質界に留まるとしても、どっちの展開でも
ストーリーがつなげられるようにしてある。

帰ってしまうなら少し哀愁を感じる、ネコさんとスコール達の突如としたお別れを演出できるし。
帰らないなら帰らないで、その戦いの後、改めて世界全体のために戦わなければならないと決意した
スコール達が、お世話になりましたの挨拶をして、ネコさんに餞別に高めのワインや、スコールが
その日に割ったワインのコルクをプレゼントしてもらい、ハートフルな形でのお別れが演出可能。

・・・と、いう感じの台本を考えたが、どうかな?
気に入ってくれたなら嬉しいが、「あいや待たれよ」があるなら遠慮なくしてくれ。


>後、自分は「Fate/hollow ataraxia」を未プレイですので、
>可能ならば酒屋コペンハーゲン店内の描写などを詳しく教えていただけたら有難いです。
了解した。

店の入り口から店内まではそう広くない。口は狭く奥に長いという、商店街のイチ酒屋&食事屋
らしい作りだ。
照明は、敢えてピッカピカの明るさはなく、控えめで洋酒を飲むのにいい雰囲気が漂っている。
4〜6程度かな、それぐらいの数の椅子が並べられたカウンターを挟んでネコさんがいる。
当然その奥にはワインウイスキー日本酒含めた色々な酒が並んでいる。

で、その奥に酒蔵がある。
スコール達が落ちる予定の場所だな。
まあ、わかっているのはだいたいこんな所だ。
要約すると「狭いが雰囲気のいいカウンターBAR&酒屋」だな。


戦闘員については、私よりもリクスレ5でヤバイバ殿に聞くのが一番いい
とは思うが、戦斗員は確かデルザー軍団かどこかの名称で、Dショッカー
は戦闘員で正解だ。

ちなみに、Dショッカー戦闘員の放つ言葉は全て「ディー!」(本当
ウェイペイにどつかれた時も「ディッ・・・!?(ドサッ)」だった。
まあ、参考にしてくれ。

783 名前:ゴジラジュニア:2008/01/12(土) 23:33:32
>戦斗員
確か、The First版戦闘員(ガスマスクのあれ)の名称です。新章開始時に
旧ショッカーの戦闘員やブラックゴースト団員、ミケーネ帝国のミケーネスなどが
粛正されて新型戦闘員として導入されていたはずです。
私の書いたSSで
鋼鉄参謀の部下は本編と同じ戦闘員を描写しましたがこれはデルザー軍団の戦闘員は
魔人ごとに個性的であるため戦斗員ではしっくりこないのと、
上記戦闘員やThe First版戦闘員より強そう(私見)であるので粛正されるはずがない
と考えたからです。

>黄泉還った蘭陵王
というのは…「少年(名前失念)に取り憑いた悪霊」としての蘭陵王でしょうか?
それとも「古代中国の武将」としての?

784 名前:無名の妖怪ハンター:2008/01/13(日) 11:55:59
>>782 ドミニア様

>ところで・・・ スコール×リノア。アーヴァイン×セルフィは覚えているが、
>ゼルとキスティスはどんな感じだったか記憶がない。どうだったか聞いておきたい
ゼルは、バラムガーデンの三つ編みの図書委員(名前は不明)といい感じになったはずです。
確か、エンディングのムービーにも登場してました。
キスティスは・・・ 確か誰とも(苦笑

>む・・・ そうなのか。
>まあ、そうなのなら仕方が無いな。
まあでも、出来る限りは努力します。
ニコニコ動画以外に、以前挙げたサイトも結構参考になります。

>ぐらいで私は執筆を終わり、妖怪ハンター殿のCに繋げる・・・ これが理想の形、かな?
では、そういった形でお願いします。
問題なければ、GFの組み合わせはドミニア様に任せます。
リクスレ5の>214にも書いたとおり、個人的にはアーヴァインは
イフリートが良いような気がしますが。

>帰らないなら帰らないで、その戦いの後、改めて世界全体のために戦わなければならないと決意した
>スコール達が、お世話になりましたの挨拶をして、ネコさんに餞別に高めのワインや、スコールが
>その日に割ったワインのコルクをプレゼントしてもらい、ハートフルな形でのお別れが演出可能。
ネタバレになりますが、物質界には引き続き留まる構想です。

>要約すると「狭いが雰囲気のいいカウンターBAR&酒屋」だな。
ありがとうございます。

>4〜6程度かな、それぐらいの数の椅子
椅子3つには乱蔵達が座る予定ですが、
後3つの椅子にも別の一団が座る構想です。

ネタバレすると、ウルトラマンダイナの「ミジー星人」です。
リクスレ4の>691でTPC一刻館支部隊員がキャラ説明を考案してますが、
使用する予定が無ければ自分で登場させて問題ないでしょうか?

>ちなみに、Dショッカー戦闘員の放つ言葉は全て「ディー!」(本当
>ウェイペイにどつかれた時も「ディッ・・・!?(ドサッ)」だった。
参考になりました。ありがとうございます。


>>783 ゴジラジュニア様

>確か、The First版戦闘員(ガスマスクのあれ)の名称です。新章開始時に
>旧ショッカーの戦闘員やブラックゴースト団員、ミケーネ帝国のミケーネスなどが
>粛正されて新型戦闘員として導入されていたはずです。
こちらも参考になりました。ありがとうございます。

>というのは…「少年(名前失念)に取り憑いた悪霊」としての蘭陵王でしょうか?
>それとも「古代中国の武将」としての?
自分の構想としては悪霊としての登場のつもりです。
最も、話の流れ的に少年は取り込まない予定ですが。

785 名前:無名の妖怪ハンター:2008/01/17(木) 12:41:25
MMR編の話の流れを挙げると・・・


1.キバヤシが自分の経緯を話し終わり、神の言葉がDショッカーと繋がってる事、そして
  連中が狙っている遺跡の話をする。遺跡の名は「比留子古墳」、神の言葉はその中に
  封印されている擬似生命を狙っているらしい。キバヤシはかつて遺跡の研究をしていた
  考古学者・稗田礼二郎とのアポを取る。

2.MMR、稗田礼二郎と会見。古墳への案内を依頼する。
  稗田は反対の姿勢をとるが、神の言葉が狙っていることを知り、了承する。

3.古墳に到着するが、古墳の扉は既に開けられていた。
  中に入ろうとするが、突如金色の触手がナワヤを捕らえた!

4.古墳の外に出ると、Dショッカー怪人・紐男爵が待ち構えていた。
  触手に捕らえられるMMRと稗田。紐男爵はキバヤシにトドメを刺そうとするが、
  その刹那、キバヤシの頭にノストラダムスの言葉が響く。
  彼によると、MMRにはこれから地球で起こる戦いを報道者として伝えていく
  義務があるらしい。ノストラダムスの言葉が終わると、キバヤシは苦心の末、
  紐男爵に反撃する。

5.タイガージョー(ライオン丸G)とゼブラーマンが登場(2と3の間でもチラッと登場予定)
  Dショッカー戦闘員が大量に登場し、戦闘となる。

6.MMRは離れるが、伏兵として隠れていたDショッカー怪人ガマグチ法師
  MMRに飛び掛る。まさにその時、土方十四郎がキバヤシを救った。
  三蔵一行も登場し、戦列に加わる。

  (後に説明するが、土方十四郎は既にこの世界に来ており、大豪院邪鬼に拾われている。
   三蔵一行との出会いも彼ら中心のSSで書く予定)

7.ゼブラーマンと紐男爵が一騎打ち。死闘の末、巨大化爆弾も阻止し、ゼブラーマンが勝利。
  ガマグチ法師も土方&三蔵一行に倒される。

8.遺跡の中に入ると、そこには大量のDショッカー戦闘員の死骸が。ヒルコも既に消えていた。
  中に入ると、そこに蜘蛛の姿をした怪物が、大量の兵士を連れて立っていた。
  怪物はスパイドル将軍(映画ドラえもん のび太と夢幻三剣士)と名乗る。
  スパイドルは自分達の所属がマルスという組織であることを言い、更に
  自分達の組織のトップの名前として、「アンゴルモア」の名前を言った。

以下、名前を聞いたときのキバヤシ達の反応


           ,. -─- 、._              
            ,. ‐'´      `‐、        
       /           ヽ、_/)ノ  
      /     / ̄~`'''‐- 、.._   ノ   
      i.    /          ̄l 7    
      ,!ヘ. / ‐- 、._   u    |/   
.      |〃、!ミ:   -─ゝ、    __ .l    
      !_ヒ;    L(.:)_ `ー'"〈:)_,` /    
      /`゙i u       ´    ヽ  !     
    _/:::::::!             ,,..ゝ!      
_,,. -‐ヘ::::::::::::::ヽ、    r'´~`''‐、  /   
 !    \::::::::::::::ヽ   `ー─ ' /          
 i、     \:::::::::::::::..、  ~" /            
 .! \     `‐、.    `ー;--'´       
  ヽ \     \   /             
ナワヤ「なっ・・・!?


    _
   , ‐''´~   `´ ̄`‐、
 ヽ‐'´            `‐、
≦               ヽ
≦   , ,ヘ 、           i
 l イ/l/|/ヽlヘト、      │   
 |/ | ! |  | ヾ ヾヘト、    l    
  ! ‐;-、   、__,._-─‐ヽ. ,.-'、   
  } ' (:)〉  ´(.:)`i    |//ニ ! 
 ゙!  7     ̄    | トy'/
 !  `ヽ"    u    ;-‐i´
 ヽ  ` ̄二)      /ヽト、
  ヽ、 ー         / ゝ
   \   __, ‐'  / / \
      ̄ i::::: / /
タナカ「えっ・・・!?


    ,. -─v─- 、 、
 __, ‐'´           `ヽ
..≦              `i,
..≦               i、
 1  イ/l/|ヘ ヽヘ       i         
  l,_|/ ! ! | ヾ ヾ ヽ_、,l`ヘ  .,|         
  .レ二ヽ、 、__∠´_"` ! /
  riヽ_(:)_i  '_(:)_/  |i)'
  !{   ,!   `      μ!
  ゙!   ヽ '     u  ,i!
   !、  ‐=ニ⊃     ,,ハ
    ヽ  ‐-    / "ト、
     ヽ.___,._/   // \
    //イ;;:::::     //〃 ヽ、
   /  /i:::::.    //     ヽ
イケダ「な、何だと・・・!?


. /   , ,ィ ハ i、 、     !
 /イ  ,ィ/l/ |/ リuヽlヽト、 |
  イ /r >r;ヘj=:r‐=r;<ヽ│
  r、H   ┴'rj h ‘┴ }'|ト、  
  !t||u`ー-‐ベ!` ` ー-‐' ルリ   
  ヾl.     fニニニヽ  u/‐'    
    ト、  ヽ.   ノ u,イl.   
   ,.| : \  `ニ´ / ; ト、 
-‐''7 {' ::   ` ー '  ,; ゝ:l`ー-
  /  \ ::       , '/  :|  
 /     \    /     |
トマル「そ、そんな・・・!?

        ,   / `ー---─一''"~´ ̄`ヾヽ
      i  i| ilレ           ミミミミ''"`─- 、
    , .,i! i !/i  i         ミミミミヾ   ミヾ ゙ヽ
    .i  ,!i l.| ' i  ゞ       彡ミミミヾ   ミヾヾ  `ヽ
  ,  i!、k ヽ、 ヽ          彡ミミ   ミヾヾ    ゙
  li l ヾ、    ヾ        _,,==  ミヘベ
  , |i、ヽ  ヽ、     ヽ             ヾ ゙
  !ヾ ヽー- _ ー- ,,__         〃ヾ
  ヾヽヾ ‐- ,,___             /ソツ、ヾゞ、ヾヾ
   ` 、`ー- 、...,,─--  __,,     彡ソソ ヾゞゞミミ
  ヽ.、 `ー --- .,,─--  __,, 彡ソソノ,;  ,,-弋ミミミミ
    \ ゙ー‐- 、..,,,____,,. --彡彡彡'"'",ィ'-====、ヽミミミ
      ``,.-、-─r,=====、:;;,,::;;::f" ,.'i´ o`i 冫ヽ ]-'´ 
         ゙iヾ ニill 〈 (.O)ーi` ̄´i  _`_-_'....'  li ゙
        ゙i   ill::::::::;ー-‐γ'i'::l,⌒ヾ`)::::::::::;;''  〃u
        ゙i  :ill::::::::;;  ソ::::;i,、,  ヾ:::::::;''' _,,ノ'  ,r-
         ゙i、  ゙`‐=='"..::::::;i,, .,,,  ゙゙'''''"~´    l
          ヾ.イ        '''"..-一、   u   .lヽ
            ヽ     :;;l ̄´ _,,,...,.ヽ     ,イ
             ゙i. u   ;;iェ'´ i'  ヾト!    ./:!
              ゙!.    :;;Fi、   ,,.ツ   ./;:;:  ゙i
             ./゙i ヽ   ゙;ヽニ二ニ-'´  ./ :;:;  / ヘ
            / i  ヽ    :..,,-‐' /::;'  ;:; /  /\
キバヤシ「バ・・・ 馬鹿な・・・


 /   , ,ィ ハ i、 、     !   /''⌒ヽ-─‐- 、     、ー'´         \ .イ   , ,ィ ハ i 、 .   |
 /イ  ,ィ/l/ |/ リuヽlヽト、 |   ゝ ,、.___,  \  >       ,       !  | ,ィ/l/ l/ uハlヽトiヽ. |
  イ /r >r;ヘj=:r‐=r;<ヽ│  「 ./       u \  |  ≧  , ,ィ/ハヽ\   |   |/゙>r;ヘ '-‐ァr;j<`K
  r、H   ┴'rj h ‘┴ }'|ト、  |./        ヽ |  1 イ/./ ! lvヾ,.ゞ、 ! .ry   ┴ 〉   └'‐ :|rリ
  !t||u`ー-‐ベ!` ` ー-‐' ルリ r|´゙>n-、ヽ-rj='^vヽ _レ「゙f.:jヽ ーT'f.:j'7`h |t|.   ヾi丶     u レ'
  ヾl.     fニニニヽ  u/‐'  :|r|  ー "j `ー ′ h゙リ {t|!v ̄" }  ` ̄  !リ ヾl u  iニニニヽ   /|
    ト、  ヽ.   ノ u,イl.    ヾ! v  ヾ__ v イ‐' ヾl   ヾ_  v ./'    ト、  、__丿u ,イ ト、
   ,.| : \  `ニ´ / ; ト、    ト.、u L_ フ , ' |.    ト、u ヾー `> /.|.   ,| ::\     / ; / \
-‐''7 {' ::   ` ー '  ,; ゝ:l`ー- ⊥:`ヽ. __ / ,' |    | :\   ̄ /,' ト、_ /〈 ::  ` ー '   ,'/   「
  /  \ ::       , '/  :|     `'''ー- 、 , ' '>-,、.._ノ ::  `ー '   /,.イ   \::     /      |
 /     \    /     |        | ヽ-‐'´ _,.ヘ<  _::   _,. イ/ |     ,.へ、 /´\       |
MMR全員「アンゴルモアだとおぉぉぉ―――――――――――――――ッ!!!!?


9.スパイドルにドラコルルから通信が来る。
  何でも、タイムパトロールの本部を落としたとの事。(この部分のSSも書く予定)
  そのままスパイドルは部下と共に消え去った。

10.土方は、一行に共に東京に来るよう言う。
   一行、ついて行く。

11.MMR、防衛庁長官・大豪院邪鬼と対面。闘気による威圧感で大きく見える。
   邪鬼は、キバヤシ達に暗黒結社マルスの存在を語る。
   MMRに、報道者としてヒーロー達に協力してもらうよう、依頼する。
   MMR、迷わず引き受ける。

   かくして、彼らは報道者の立場として戦う覚悟を決めた。


そんな感じの構想です。
以上のシナリオに合うよう書いてもらえれば、問題はありません。

786 名前:ゴジラジュニア:2008/01/19(土) 22:43:47
>>785 無名の妖怪ハンター様
>闘気による威圧感で大きく見える。
ドドドド(笑)
富樫を蹴ったりしていたときは明らかに巨大でしたよね…

787 名前:無名の妖怪ハンター:2008/01/25(金) 18:37:04
個人的に鬼武者から登場させようかと考えてるキャラですが、
名を挙げると「ジャック・ブラン」と「ギルデンスタン」です。

ギルデンスタンは、自分の構想では、
>>779で書いた町を襲う妖怪(というか幻魔)の軍団のポジションで登場して、
その後も何回か敵として登場させる感じで考えてます。

後、ジャックなのですが、ドミニア様に一つ相談があります。
実を言うと、>>779で書いた乱蔵やパピヨン、スコール達が時空の歪みに
飲み込まれる展開なのですが、それにジャックも同行させようかと考えています。
実を言うと(以下ネタバレ反転)
「東方Project」のあるキャラとクロスできたら面白いかな〜と。
誰とクロスするかは、「鬼武者3」での彼のパートナーから察してください(笑

そこなのですが、鬼武者3のラストで、彼の鬼の武器「鬼之鞭」は、彼の息子のアンリを助けるために
消滅したのですが、個人的にそのままの参戦だと少々寂しい気がします。

そこでですが、もしドミニア様が問題なければでいいのですが、
スコール達のGFアクセサリの開発のついでに、ジャックに何か
「鬼之鞭」を模したような武器を設定できないでしょうか?

後、もし余裕があればで構わないのですが、
スコール達とジャックがホテル・トアールで出会う話は出来ないでしょうか?
個人的な構想では、スコール達がジャックの間に多少交流ができ、
それで彼らのバイトしているコペンハーゲンに顔を出し、
その後、幻魔と因縁の再戦をする・・・ という形にしてみたいので。

スコール達とジャックが出会う場面と、ジャックが「鬼之鞭」を模した武器の入手(開発はハロルド?
もし出来るのであれば、その部分も短くて良いので執筆してもらえないでしょうか?

最後に、色丞狂介はやっぱり止めます・・・ 話的に出オチになりそうなので(汗

788 名前:ドミニア:2008/01/25(金) 22:07:14
>>787無名の妖怪ハンター殿
む、二月になるまで忙しいと言ったんだが・・・
まあ、幸いにしてこれのレス返し程度の時間はできたのでやってみよう。
しかしこのレスの次の私のターンの返事はおそらく来襲月曜まで無理かなと。

>名を挙げると「ジャック・ブラン」と「ギルデンスタン」です。
ああ、懐かしいな。
私も鬼武者は1〜3&無頼伝まではプレイしたのでよく覚えている(4はノータッチ

>ギルデンスタンは、自分の構想では、
>>779で書いた町を襲う妖怪(というか幻魔)の軍団のポジションで登場して、
>その後も何回か敵として登場させる感じで考えてます。
なるほど、確かにそういう悪役としては向いているだろうな。

>実を言うと、>>779で書いた乱蔵やパピヨン、スコール達が時空の歪みに
>飲み込まれる展開なのですが、それにジャックも同行させようかと考えています。
ほう、ジャック・ブランをか。
それは面白いな。中の人が中の人だが・・・
まあ作品は鬼武者だし、ジャックの使用ぐらいはギリギリセーフだろう。

>ネタバレ反転)
それはわかった。
・・・しかしすまないが、私は東方を同人でしか知らんのでその描写は手伝えない。

>鬼武者3のラストで、彼の鬼の武器「鬼之鞭」は、彼の息子のアンリを助けるために
>消滅したのですが、個人的にそのままの参戦だと少々寂しい気がします。
確かにそうだな。
白兵戦、近代武器によるゲリラ戦でも充分強い彼ではあるが、戦いが続いていけばそうも言って
いられんだろうし。

むしろ最初は敢えて白兵戦で久しぶりに幻魔兵と戦わせて

ジャック「ああ。やれやれ・・・ こうなるとあの鞭が恋しいぜ」

とか言わせて伏線にしたい、とも思う。

>そこでですが、もしドミニア様が問題なければでいいのですが、
>スコール達のGFアクセサリの開発のついでに、ジャックに何か
>「鬼之鞭」を模したような武器を設定できないでしょうか?
ふむ・・・ そうなると、ハロルド以外に和風の武器の開発者が要るな。

・・・・・・・・・・・・・・・(考えること十数秒)

・・・・・ああ、【烈火の炎】の虚空などはいいな。
あの空を飛ぶ子を経由して、新しい鬼の鞭の未完成品(破損か老朽かで武器にするにはもう一いじり
加えないといけない、など)を渡されたが使えないじゃないかと途方にくれている所にハロルドが
「あらん? なぁにそれ?」と興味を示し、いつの間にか仲良くなった虚空と共同開発で、
魔導具システムとハロルドテクノロジーでパワーアップした【新・鬼の鞭(仮】を装備。
鞭に追加魔道具を入れる球が入っていたり、ソーディアンのように喋るとか(ぉ

>スコール達とジャックがホテル・トアールで出会う話は出来ないでしょうか?
出会うのはホテル・トアールでいいのか?
まあ、特に反対する理由もなし、そういう形でやらせてもらうとするか。

>個人的な構想では、スコール達がジャックの間に多少交流ができ、
>それで彼らのバイトしているコペンハーゲンに顔を出し、
>その後、幻魔と因縁の再戦をする・・・ という形にしてみたいので。
それは【新・鬼の鞭】を作った後か? 前か?
・・・ふむ、どうやら、全体的にもっと詳しい構想を聞いた方がよさそうだな。

>スコール達とジャックが出会う場面と、ジャックが「鬼之鞭」を模した武器の入手
>もし出来るのであれば、その部分も短くて良いので執筆してもらえないでしょうか?
それ自体は構わないが、いつ始めればいいのだ?

>最後に、色丞狂介はやっぱり止めます・・・ 話的に出オチになりそうなので(汗
まあ、私の場合はまず使わない(使いようがない)キャラだな。

789 名前:無名の妖怪ハンター:2008/01/26(土) 10:16:45
>>788 ドミニア様

>む、二月になるまで忙しいと言ったんだが・・・
>まあ、幸いにしてこれのレス返し程度の時間はできたのでやってみよう。
>しかしこのレスの次の私のターンの返事はおそらく来襲月曜まで無理かなと。
す、済みません!!(汗
レスはしておきますが、返信は来週でも再来週でも構いませんので、
無理しないでください。

>ほう、ジャック・ブランをか。
>それは面白いな。中の人が中の人だが・・・
>まあ作品は鬼武者だし、ジャックの使用ぐらいはギリギリセーフだろう。
まあ、「ゴジラFINAL WARS」からも
ゴードン大佐が今の所名前だけですが登場してますので。

>それはわかった。
>・・・しかしすまないが、私は東方を同人でしか知らんのでその描写は手伝えない。
この部分は自分の執筆する箇所で行うつもりなので、問題はありません。

>あの空を飛ぶ子を経由して
う〜ん・・・ 阿児の事なのでしょうが・・・
新鬼武者(ドミニア様の言う4)は未プレイらしいですが、実は新鬼武者では、
人間大に成長した阿児が「阿倫」という名前で登場してるんですよね・・・
(二人が同一人物だということは、新鬼武者のエンディングで明言されてます)

従って、阿児を出すのなら、空想大戦のルール上、新鬼武者をプレイしてないと
厳しい気もしますが・・・

>鞭に追加魔道具を入れる球が入っていたり、ソーディアンのように喋るとか(ぉ
面白そうですね。喋るのであれば性格は、・・・3時点での阿児のような感じ?
その部分の設定はドミニア様に任せますので、詳しい設定を明記して下されば、
後の自分の執筆するSSでも助かります。

>出会うのはホテル・トアールでいいのか?
>まあ、特に反対する理由もなし、そういう形でやらせてもらうとするか。
そういう形でお願いします。
ただ、

>むしろ最初は敢えて白兵戦で久しぶりに幻魔兵と戦わせて
>ジャック「ああ。やれやれ・・・ こうなるとあの鞭が恋しいぜ」
>とか言わせて伏線にしたい、とも思う。

これも結構捨てがたいですので、
その前に幻魔もしくはそれに相応する敵(FFのモンスター辺り?)と戦闘して、
「ああ。やれやれ・・・ こうなるとあの鞭が恋しいぜ」と言うのもいいかと。

>それは【新・鬼の鞭】を作った後か? 前か?
>・・・ふむ、どうやら、全体的にもっと詳しい構想を聞いた方がよさそうだな。
個人的には、鬼の武器を持った状態で別世界に飛ばされる感じで考えてます。
表にしてみると、


ジャック、鬼の武器を手に入れる(この部分はドミニア様にお願いします)



ジャック、スコールたちの働いている現場に行く



ジャック、スコール達やパピヨン達と共に幻魔と戦う



時空の歪みで別世界に飛ばされる


といった感じで考えてます。

>それ自体は構わないが、いつ始めればいいのだ?
う〜ん・・・ やはり前にドミニア様の言ったとおり、クロスSSを優先させるべきだと
思われるので、とりあえず、東京タワー編を先に仕上げます。
その後、執筆をお願いします。

790 名前:TPC一刻館支部隊員:2008/01/28(月) 20:34:39

皆様、生存報告に参りました。TPC一刻館支部隊員です。
本当に遅れてしまいましたが、まずはあけましておめでとうございます。
仕事が一段落して、ちょっと暇ができたので来てみました。
運が良ければ、三月には復帰できるかもしれません。
ただ、運が悪かったら……考えたくはありませんが更にしばらくかかるかも
しれません。

>>784 無名の妖怪ハンター様
>ウルトラマンダイナの「ミジー星人」です。
>リクスレ4の>691でTPC一刻館支部隊員がキャラ説明を考案してますが、
>使用する予定が無ければ自分で登場させて問題ないでしょうか?
少なくとも、自分は特に使う気がありませんので構いませんよ。

791 名前:ドミニア:2008/01/29(火) 00:54:50
>>789無名の妖怪ハンター殿
>す、済みません!!(汗
>レスはしておきますが、返信は来週でも再来週でも構いませんので、
>無理しないでください。
いやいや。きにしないでくれ。
ようやく忙しさも終わり、ゆったりできるようになったしな。

>まあ、「ゴジラFINAL WARS」からも
>ゴードン大佐が今の所名前だけですが登場してますので。
ああ、そういえばそうだな。

>う〜ん・・・ 阿児の事なのでしょうが・・・
>新鬼武者(ドミニア様の言う4)は未プレイらしいですが、実は新鬼武者では、
>人間大に成長した阿児が「阿倫」という名前で登場してるんですよね・・・
>(二人が同一人物だということは、新鬼武者のエンディングで明言されてます)
む、そうか・・・ では演出を変える必要があるな。
阿児の代わりにみのおやじでも使うか(ぇ

>面白そうですね。喋るのであれば性格は、・・・3時点での阿児のような感じ?
>その部分の設定はドミニア様に任せますので、詳しい設定を明記して下されば、
>後の自分の執筆するSSでも助かります。
ソーディアンというのは、基本的には自分の分身の人格を投与するものなのだが、
TODでもそうだったように、全く別人な性格のヤツ(ソーディアン)と会話する方が
やはり面白い。

そういう意味では阿児の性格というのは確かに面白いかもしれないが、それなら阿児を出せば
いいじゃんというようなツッコミが聞こえてきそうで個人的にあまり気乗りがしない。

私のこだわりとしては、武器という名の戦友と来て、しかもジャックブランの相棒の鞭とも
くれば、やはり生意気で少し捻くれた若い感じの男がいい。

イメージとしては、映画【クリムゾン・リバー】の若刑事とのかけあいみたいな。
まあ、【ガンガンな関智一】と、ジャックの中の人のおなじみの吹き替えの声との共演などを
イメージしてくれればわかりやすいかな。

>これも結構捨てがたいですので、
>その前に幻魔もしくはそれに相応する敵(FFのモンスター辺り?)と戦闘して、
>「ああ。やれやれ・・・ こうなるとあの鞭が恋しいぜ」と言うのもいいかと。
そうだな。私としてもそういうシーンは是非入れたい。

>個人的には、鬼の武器を持った状態で別世界に飛ばされる感じで考えてます。
>表にしてみると 〜 といった感じで考えてます。
ふむ、なるほど。了解した。

>う〜ん・・・ やはり前にドミニア様の言ったとおり、クロスSSを優先させるべきだと
>思われるので、とりあえず、東京タワー編を先に仕上げます。
>その後、執筆をお願いします。
うむ、わかった。
それまでは私もライダー篇を進めておこう。


>>790TPC一刻館支部隊員殿
>皆様、生存報告に参りました。TPC一刻館支部隊員です。
>本当に遅れてしまいましたが、まずはあけましておめでとうございます。
おお、久しく。
そしてこちらこそあけましておめでとう。

>仕事が一段落して、ちょっと暇ができたので来てみました。
>運が良ければ、三月には復帰できるかもしれません。
そうだと嬉しいな。
私としても是非ソレを祈りたい。


792 名前:無名の妖怪ハンター:2008/01/31(木) 21:39:14
>>791 ドミニア様

>む、そうか・・・ では演出を変える必要があるな。
>阿児の代わりにみのおやじでも使うか(ぇ
まあ、その辺りが妥当なところでしょうか。
他には・・・ 鬼の精霊とか(3の冒頭でジャックに鬼の武器を与えた精霊)

>私のこだわりとしては、武器という名の戦友と来て、しかもジャックブランの相棒の鞭とも
>くれば、やはり生意気で少し捻くれた若い感じの男がいい。
>イメージとしては、映画【クリムゾン・リバー】の若刑事とのかけあいみたいな。
>まあ、【ガンガンな関智一】と、ジャックの中の人のおなじみの吹き替えの声との共演などを
>イメージしてくれればわかりやすいかな。
そういうのも良いかもしれませんね。
>>789でも書いたとおり、詳しい設定を書いて下されば、
後の自分の執筆するSSでも助かります。

793 名前:[-{}@{}@{}-] トゲピー:2008/03/11(火) 10:07:08
女神のみなさん僕のために八大地獄の責め苦教えてください

794 名前:無名の妖怪ハンター:2008/06/03(火) 23:23:39
土日に投稿する予定でしたが・・・ 大幅に遅れて済みません(汗


まず、談話室の>>785にて、MMR編の構想を挙げさせて貰いました。
で、MMR編の“5”の部分で、ゼブラーマンとタイガージョーを登場させようと書きました。

・・・そこなのですが、よく考えると、ゼブラーマンとタイガージョーは物語の結末の都合上、
彼らを出すとしたら、彼らのその後を空想大戦側で新しく創作しないといけないわけです。
正直、そこまで自分でやっていいものかという考えに至ったのもあり、誠に申し訳ありませんが、
他のヒーローに変えても構わないでしょうか?

差し替えるヒーローは・・・ 具体的に言うと『ジャンパーソン』です。
作品自体はまだ15話までしか見てませんが、他に最遊記のキャラの執筆もする予定ですし、
一週間にビデオ2巻借りるペースで見ているので(今週は既に借りられてましたが・・・ orz)、
最悪でも、紐男爵にJPカードを投げつけるまでには全話視聴できると思います(ぉ

問題がなければ、その方向で今後のSSを進めたいと思いますが、いいでしょうか?




もう一つ、今後予定しているSSの事で、質問があります。
・・・ただ、質問というよりは、相談になるかもしれません・・・

リクスレ4の>497-506にて、赤い雨様のミズチ編が終了した事によって、
自分の今後のSSにジョジョ4部の東方仗助を出す事が可能となりました。

そこで本題ですが、今後、東方Projectの幻想郷を舞台にした一編を書こうと考えているのですが、
そこで、シチュエーションの一つとして、仗助と、東方Projectのキャラクターの一人、
「十六夜咲夜」を対戦させてみようかと考えています。

自分の考えているシチュエーションを話すと、

1.東方仗助と虹村億泰が突如発生した次元の歪みに巻き込まれ、幻想郷へ飛ばされる。
 (ここ辺りで支倉未起隆辺りを顔出し程度で出してみたい)

2.岸辺露伴、自殺の名所と呼ばれる富士の樹海にて漫画のストーリーの新展開のための
  取材を行っていたが、八雲紫に自殺者と間違われ幻想郷に連行される。
  (この部分は、書籍「東方求聞史紀」に書かれていた設定を参考)
  
3.仗助と億泰、飛ばされた場所はよりによって紅魔館内。
  丁度、紅魔館に連行され、隙を見て逃げ出した露伴と2人が遭遇。
  露伴は2人があまり好きではないが、無事生き延びるために一時的に協力する事に。

4.紅魔館メンバーと仗助たちが交戦する。具体的には、

  東方仗助 vs 十六夜咲夜

  虹村億泰 vs 紅美鈴

  岸辺露伴 vs レミリア・スカーレット

5.何とかギリギリのところで勝利する3人。
  最終的に、仗助や露伴達の態度をレミリアが認め、一応和解。
  (ここら辺は1部のジョナサンvsスピードワゴンを参考にする予定)
  人間の里までの道を教える。


・・・こんな感じです。

では、本題に入ります。
“4”の対戦カードで、仗助と咲夜が戦う事になりますが、この組み合わせはある理由があります。

実は、咲夜はDIOと同じ、「時を止める能力」の所有者なのです。
当初は、特に紅魔館を絡める構想はなかったのですが、赤い雨様のSSを見て、
「仗助をDIOと同じ時間停止能力を持った相手と戦わせて見たいな」とふと思ったのが
以上のストーリーの構想を思いついた切欠です。

で・・・、肝心の質問なのですが、
以上のストーリーを思いついたものの、原作では仗助は時間停止能力を持った敵と戦ってません。
正直・・・ どうすれば仗助が時間停止能力を持った相手に勝てるか思いつかないのです(苦笑

ドミニア様他、東方Projectに詳しくない人達も多いと思われますので、
咲夜の時間停止能力の特徴を述べておきます。

・DIOが数秒台しか止められないのに対し、一息ついて休憩できるほどに長く止められる。
・特定の物体の時間を早くする事もできる。
・時間を戻す事はできるが、壊れたものを直す事はできない(移動していたものが戻る程度)


以上のように、時間停止能力に限れば、DIOより上ですが、逆にDIOと違い肉体的には
生身の人間であるため、身体能力は普通の人間レベルです(それでも一般人よりは相当強いでしょうが)。
つまり、時間停止能力に何らかの対策をうつことが出来れば、仗助が咲夜に
勝つ事は十分可能と考えられます。

・・・やはり、クレイジーダイヤモンドをどう活用するかで変わると思いますが・・・
何かいい案があればよろしくお願いします。


ちなみに、億泰vs美鈴、露伴vsレミリアに関しては、ある程度攻略法は固まってます。
質問があれば、遠慮なくお願いします。

795 名前:ドミニア:2008/06/05(木) 00:43:08
>>794無名の妖怪ハンター殿
>土日に投稿する予定でしたが・・・ 大幅に遅れて済みません(汗
まあ、人間忙しい時はあるからな。気にするな。

>・・・そこなのですが、よく考えると、ゼブラーマンとタイガージョーは物語の結末の都合上、
>彼らを出すとしたら、彼らのその後を空想大戦側で新しく創作しないといけないわけです。
まあ、そういう部分は、少々は他のSS書きもそれぞれのキャラクターでやってはいる。
私もファムを検事にしたりタイガを無気力少年にしたりと、それなりに色々。
ちなみに、霧島が言っていた「鞭を振り回す先輩検事」というのは、逆転裁判の狩魔冥だ。
普段はメイの下で新米検事としての仕事を頑張っているというのが一応の隠し設定。
まあ、それを私や、もしくは他のSS書きの面々が使用するかどうかは別だが。

>正直、そこまで自分でやっていいものかという考えに至ったのもあり、誠に申し訳ありませんが、
>他のヒーローに変えても構わないでしょうか?
勿論変えるも変えないも貴殿の自由だ。
よほど空想大戦のルール自体に接触しない限り、貴殿が思う最も面白い組み立て方を選べばOKだ。

>差し替えるヒーローは・・・ 具体的に言うと『ジャンパーソン』です。
ほう(嬉

>作品自体はまだ15話までしか見てませんが、他に最遊記のキャラの執筆もする予定ですし、
>一週間にビデオ2巻借りるペースで見ているので(今週は既に借りられてましたが・・・ orz)、
>最悪でも、紐男爵にJPカードを投げつけるまでには全話視聴できると思います(ぉ
なるほど。それならまあ大丈夫か。

>問題がなければ、その方向で今後のSSを進めたいと思いますが、いいでしょうか?
いいのではないかな。
まあ、私だけで決定してしまうべきでは勿論ないので、他の面々の意見も待つのは当然として。

>リクスレ4の>497-506にて、赤い雨様のミズチ編が終了した事によって、
>自分の今後のSSにジョジョ4部の東方仗助を出す事が可能となりました。
>そこで本題ですが、今後、東方Projectの幻想郷を舞台にした一編を書こうと考えているのですが、
>そこで、シチュエーションの一つとして、仗助と、東方Projectのキャラクターの一人、
>「十六夜咲夜」を対戦させてみようかと考えています。
ほほう。

>自分の考えているシチュエーションを 〜 ・・・こんな感じです。
ふむ……

>実は、咲夜はDIOと同じ、「時を止める能力」の所有者なのです。
>当初は、特に紅魔館を絡める構想はなかったのですが、赤い雨様のSSを見て、
>「仗助をDIOと同じ時間停止能力を持った相手と戦わせて見たいな」とふと思ったのが
>以上のストーリーの構想を思いついた切欠です。
ほう、そうなのか。

>で・・・、肝心の質問なのですが、
>以上のストーリーを思いついたものの、原作では仗助は時間停止能力を持った敵と戦ってません。
>正直・・・ どうすれば仗助が時間停止能力を持った相手に勝てるか思いつかないのです(苦笑
なるほど。

>・DIOが数秒台しか止められないのに対し、一息ついて休憩できるほどに長く止められる。
>・特定の物体の時間を早くする事もできる。
>・時間を戻す事はできるが、壊れたものを直す事はできない(移動していたものが戻る程度)
これは便利だな。

>つまり、時間停止能力に何らかの対策をうつことが出来れば、仗助が咲夜に
>勝つ事は十分可能と考えられます。
なるほどなるほど。

>・・・やはり、クレイジーダイヤモンドをどう活用するかで変わると思いますが・・・
>何かいい案があればよろしくお願いします。
さてさて、案といっても反則ぐらいしか思いつかんな。
かつてパタリロが時間移動できなかった理由に「特殊な磁場による気候変動」があったが。

ああ、そうだ。
時間を停止した後攻撃するわけだから、体に毒の針を仕込むとか…
接触によって相手がダメージを被る何らかの罠を用意するのはどうかな。

時間停止は無敵の能力な分、その能力を持つ多くの能力者は時間停止=勝利確定と疑わない。
要するにはその王手の瞬間こそが、その能力者が最も油断し、手を誤るであろう可能性の最も高い時だ。

時間を止められるその前に…そうだな。
あらかじめその場所に攻撃してくれるように挑発なり何なりで相手をうまく誘導するといいかもな。
そしてまんまと相手がそこを攻撃してくれればこっちのものだ。

796 名前:無名の妖怪ハンター:2008/06/09(月) 22:28:59
>>795 ドミニア様

ご返答、ありがとうございます。

>勿論変えるも変えないも貴殿の自由だ。
>よほど空想大戦のルール自体に接触しない限り、貴殿が思う最も面白い組み立て方を選べばOKだ。
了解しました。とりあえずジャンパーソンを出す方向で執筆しようと思います。
・・・ビデオ延滞されてましたが(涙

>時間を止められるその前に…そうだな。
>あらかじめその場所に攻撃してくれるように挑発なり何なりで相手をうまく誘導するといいかもな。
>そしてまんまと相手がそこを攻撃してくれればこっちのものだ。
仗助は吉良吉影戦でもクレイジー・ダイヤモンドの能力を応用した追尾弾を使用してたので、
やっぱりそういう手が一番妥当でしょうね。

何はともあれ、ありがとうございました。

797 名前:あぼーん:あぼーん
あぼーん

798 名前:新章/MMR緊急報告 謎の古墳に隠されし謎を暴け!!・SSテスト:2008/06/17(火) 06:16:05




キバヤシ「夢を見た後、俺はすぐにアメリカに向かった。
      ペガサスという男に会うためにな」
ナワヤ「お、おう・・・」

 ナワヤは、腕組をして頷く。

キバヤシ「俺は渡米した後、「ペガサス・J・クロフォード」の行方を調べ・・・・・・ その所在を掴む事に成功した」
タナカ「!! ・・・本当ですか!?」

 キバヤシの言葉にタナカは目を大きくして驚いた。

キバヤシ「ああ・・・ そして、本人と直接話す機会も得ることが出来た」

 キバヤシは、自分とペガサス・J・クロフォードが行った話の内容を、
 ナワヤ達に話し始めた・・・




  ◇    ◇    ◇    ◇




     一年前


 山々や森林に囲まれた湖の畔に建っている洋風の大きな古城・・・
 それこそが、インダストリアル・イリュージョン社の名誉会長であり、世界中で大ブレイクしている
 TCG「デュエルモンスターズ」の生みの親、ペガサス・J・クロフォードの住む古城である。

 その豪邸の屋外の、湖を一望できるプールサイドの前に置かれた白色の折り畳み式の
 テーブルを挟み、キバヤシと銀色の長髪の男性―――ペガサスの二名は会談を行っていた。


キバヤシ「――――という訳です。『神の言葉』について、知っている事を教えて頂けないでしょうか・・・?」
ペガサス「成程、それで日本からはるばるアメリカまで来たという訳デスか・・・
    MMRの活躍は、アメリカでも一度耳にした事がありマース」

 キバヤシはペガサスに真剣な表情で問いかけており、ペガサス自身もその問いに対し、
 冷静な表情で対応を行っていた。

キバヤシ「お願いです!! 今は一刻も無駄にはできないんです!!
ペガサス「・・・・・・」

 ペガサスは、少し黙り込むと、微妙に真剣な表情になり、数秒置いてキバヤシに返答した。

ペガサス「いいでしょう、Mr.キバヤシ、お話しマース」
キバヤシ「!! ・・・ありがとうございます!」

 ペガサスは、キバヤシの目を見ながら、話を続けた。

ペガサス「まず、あなた方が退治していた組織・・・ 『神の言葉』について話しマース」
キバヤシ「・・・・・・・・・」

 キバヤシは、これから語られるだろう『神の言葉』の正体を鼓膜に刻みつける覚悟で
 ペガサスの言葉を一字一句聞き取る心構えをした。

ペガサス「『神の言葉』・・・ 彼らの最終的な目的は、大国の軍産複合体と結びつき、
     世界中に軍事国家を張り巡らせる事でした・・・」
キバヤシ「ああ・・・ そこまでは我々も知っています・・・
     その為に奴らは、スーパーモスキートや隷属遺伝子など、様々な計画を打ち立ててました・・・」
ペガサス「そこまで知ってるとは・・・ 流石デース」

 その言葉と共に、ペガサスの目の光が多少変わったように感じた。
 正直、ペガサスはMMRの事を耳に挟んでいても、具体的にどんな集団なのかは知ってなかった。
 その為、初対面時はキバヤシに対し所謂三流雑誌記者のようなイメージも持っていたが、
 キバヤシの真剣な表情、そして彼らが掴んだ『神の言葉』の作戦を聞き、彼らが単なる三流記者の
 集まりでない事を確認し、態度を改めたのだった。
 ―――無論、最初から表情にも言葉にも出してないため、キバヤシが知る事は無かったが。

キバヤシ「・・・肝心なのは、そこまで奴らの真実に踏み込んでも、俺達が判らなかった謎です。
     『神の言葉』の正体・・・ 知っているのなら、教えていただきたいのです・・・
ペガサス「・・・彼らの正体、デスか」

 ペガサスの表情が、微妙に曇る。
 それを見たキバヤシは、彼が『神の言葉』について、かなり深い部分まで知っている事を察した。

キバヤシ「お願いします!! 『神の言葉』とは一体何者なんですか!!」
ペガサス「・・・・・・Mr.キバヤシ、ユー達が興味本位ではなく、真剣に彼らの事を知りたいと
     言う気持ちは理解してマース・・・ ですが、彼らは非常に危険な組織デース・・・
     貴方達がこの世界の“表”に位置する者なら、彼らは“裏”に位置する者。
     表の者が不用意に裏に踏み込めば・・・ 悲劇が生まれマース」

 そう言うと、ペガサスは、左目を覆っている銀髪を掻き分け、キバヤシの前に露にした。

キバヤシ「なっ・・・!?」


 そこに・・・ 彼の左目は無かった


ペガサス「これが不用意に“裏”の世界に関わった者の末路の姿・・・ Mr.キバヤシ、
     これ以上“裏”の世界に関わろうととすれば、これだけじゃ済まないかも知れまセーン。
     ―――それでもユーは、彼らの正体を知りたいデスか?」


 ペガサスが左目を失った理由は、実際の所、かつてエジプトのクル・エルナ村を訪れた際に、
 村の地下神殿で決して見てはならぬ千年アイテムの儀式を見てしまった為、千年アイテムに
 選ばれるか否かの闇の試練を受け、千年アイテムの一つ「千年眼」を手に入れた代償として
 失ったという経緯であり、『神の言葉』とは全く関係は無かった

 しかし、秘密結社とオカルトの違いはあれど、どちらも“表”の世界に対する“裏”である事は事実。
 そんな“裏”の世界の者達がどういう存在であるかを知った上で、キバヤシがそれでも臆せず
 彼らに立ち向かう覚悟を有しているか・・・ もしここで臆するようならば、『神の言葉』の真相に
 辿り着く前に『神の言葉』の手にかかり、下手したら、片目を失うだけでは済まないかもしれない。
 ペガサスはそれを確かめる為に、自分の失った左目を彼に見せたのだった。




 ―――そして、キバヤシは自分の答えをペガサスに告げた。


キバヤシ「・・・忠告はありがたく受け取っておきます。ですが、我々は奴らの作戦を阻止する為にも
     ここで立ち止まるつもりはありません。覚悟はできてます」

 ペガサスは、キバヤシの目を見る。
 彼の目は、強い光を放っているかのように、真っ直ぐな眼光を備えていた。
 まるで、かつて祖父の魂を取り戻す為に、自分に挑んだ少年のように・・・

ペガサス「・・・判りました。お話しシマース」




  ◇    ◇    ◇    ◇




ナワヤ「――――それで、結局『神の言葉』ってのは何だったんだよ?」
タナカ「ちょ、ちょっとナワヤさん・・・ まだキバヤシさんが話してる最中ですよ・・・」

 キバヤシの話の途中で、ナワヤは話を中断してキバヤシに問いかけた。
 それと同時に、他の二人と共に話に聞き入っていたタナカもナワヤを制止しようとする。


 ・・・だが、キバヤシはそんなナワヤの態度に一切不満そうな表情は見せていなかった。
 むしろそれを見計らっていたかのように、キバヤシはナワヤに視線を向け、彼に語りかけた。


キバヤシ「・・・・・・ナワヤ、『GOD機関』という組織を知っているか?」
ナワヤ「『GOD機関』? え、え〜と・・・、確か・・・ ショッカーとかと同じ、
    改造人間でテロとかやった組織だよな? 仮面ライダーに大分前に潰されたって聞いたけど・・・」

 ナワヤの答えに、キバヤシは満足そうな表情を浮かべ、話を続ける。

キバヤシ「その通りだ・・・ では、GODとはどういう背景の組織だったのか、わかるか?」
ナワヤ「そ、それは・・・ えーと・・・ そこまでは知らねぇな・・・」


 ナワヤは困惑してしまうが、無理も無い。
 実際、ショッカーやGOD機関等、人体改造などの技術を悪用した秘密組織は、
 ビルや都市部を狙った大規模のテロ活動や、改造人間を使用した一般人の無差別殺戮など、
 様々な犯罪や破壊活動を頻繁に行ったため、TVの報道やインターネット等の媒体でも
 度々報じられており、世間一般 ―――少なくとも日本国内では、その存在は国民の記憶に、
 畏怖するべき存在として大きく残されていた。

 だがその反面、それらの破壊活動や大量殺人のイメージのみが先行されてしまっている側面もあり、
 それらの組織がどういった目的で結成されたか、どういった目的で行動しているのかといった
 情報は、政府や警察機関の情報規制もあり、多くの一般人が知らずにいるという実情でもあった。

 キバヤシは、ナワヤがGOD機関に関しての詳しい情報を知らないことを確認すると、
 一呼吸置き、GOD機関に関する説明を始めた。


キバヤシ「GOD機関がどういった組織かという話だったが・・・
     アメリカで聞いた、確かな筋の情報によれば、GOD機関とは、当時核問題などで
     対立し合っている東西の大国同士が水面下で手を結び、日本を滅ぼす目的で組織した秘密結社らしい。
     最も、その結成にはかつての秘密結社ショッカーが大きく関わっているらしいがな・・・」
ナワヤ「なるほどな・・・ で、それが『神の言葉』と何の関係があるんだ?」

 ナワヤはキバヤシに再び問いかけるが・・・ キバヤシは何故か無言のままであった。
 そんな彼に対し、ナワヤ以外のメンバーも彼に話しかけた。


イケダ「・・・・・・キバヤシさん?」

 イケダが話しかけたと同時に、キバヤシは突如口を開いた。

キバヤシ「―――――それが、ペガサスが話した、『神の言葉』の正体だ
一同「「「「!!!!?」」」」

 その言葉に、ナワヤを始めとするキバヤシ以外の全員は、驚きを隠せなかった。


タナカ「ど、どういう事なんですか!? キバヤシさん!!」
キバヤシ「よく思い出してみろ・・・ 俺達が追ってきた『神の言葉』が起そうとしてきた計画を・・・」

 キバヤシがそう言ったと同時に、全員が何かに気付いた様な表情を浮かべた。

ナワヤ「!? まさか・・・ キバヤシ・・・」
キバヤシ「そうだ・・・ 似てると思わないか・・・? 『GOD機関』と組織の方向性が・・・」

イケダ「た、確かに・・・ 『神の言葉』が起こそうとしていた計画の中には、
    風水を利用して日本の穀倉地域を壊滅させようとしたり、殺人プログラムをネットに流そうとしたりと、
    日本を壊滅状態に追い込む事を目的としたものが少なくなかった・・・」
トマル「・・・それだけではありません!!!

 イケダが話し終わると同時に、黙り込んでいたトマルも何かに気付いたような
 表情を浮かべ、直後にキバヤシ達の方を向き、口を開いた。

ナワヤ「ま、まだ何かあるのかよ・・・」

 ナワヤは頭に冷や汗を流しながら、トマルのほうをふり向く。

トマル「GOD機関と神の軍団・・・ 共に」を組織名としてます!!!
ナワヤ「!!! た、確かにそうだ・・・ 何で今まで気付かなかったんだ・・・」

 次々に明らかになる事実に戦慄しているのはナワヤだけでは無い。
 タナカ、イケダ・・・ 喋っているトマル自身も、あまりの衝撃に表情を強張らせていた。

キバヤシ「GOD機関のGODは、Government Of Darkness・・・ 「暗黒政府」の略らしいが、
     組織の体質から考えて、神を意味する『GOD』になるように単語を選んだと言うのは
     十分考えられる話だ・・・」

ナワヤ「・・・・・・・・・」
タナカ「・・・・・・・・・」
イケダ「・・・・・・・・・」
トマル「・・・・・・・・・」


 全員が神妙な表情を浮かべ、黙り込んでしまう。
 そんな中、ナワヤはハッとした表情となり、戦慄しながら口を開いた。

ナワヤ「お、おい・・・ 確か・・・GOD機関の結成には、
    ショッカーが大きく関わってるって言ったよな・・・
    って事は・・・ まさか・・・」

 ナワヤが言い終わると同時に、キバヤシもカッと目を見開き、教壇を両手で叩き付け、そして――――――


キバヤシ「そうだ・・・ 『神の言葉』とは、やはり『GOD機関』の事だったんだ・・・
     つまり・・・」



      ,.ィ , - 、._     、
.      ,イ/ l/       ̄ ̄`ヽ!__
     ト/ |' {              `ヽ.            ,ヘ
    N│ ヽ. `                 ヽ         /ヽ /  ∨
   N.ヽ.ヽ、            ,        }    l\/  `′
.  ヽヽ.\         ,.ィイハ       |   _|
   ヾニー __ _ -=_彡ソノ u_\ヽ、   |  \   
.      ゙̄r=<‐モミ、ニr;==ェ;ュ<_ゞ-=7´ヽ   >
.       l    ̄リーh ` ー‐‐' l‐''´冫)'./ ∠__   『神の言葉』の計画を裏で操っていたのは、
       ゙iー- イ'__ ヽ、..___ノ   トr‐'    /    他ならないショッカーだったんだよ!!!
       l   `___,.、     u ./│    /_ 
.        ヽ.  }z‐r--|     /  ト,        |  ,、
           >、`ー-- '  ./  / |ヽ     l/ ヽ   ,ヘ
      _,./| ヽ`ー--‐ _´.. ‐''´   ./  \、       \/ ヽ/
-‐ '''"  ̄ /  :|   ,ゝ=<      /    | `'''‐- 、.._
     /   !./l;';';';';';';\    ./    │   _
      _,> '´|l. ミ:ゝ、;';';_/,´\  ./|._ , --、 | i´!⌒!l  r:,=i   
.     |     |:.l. /';';';';';|=  ヽ/:.| .|l⌒l lニ._ | ゙ー=':| |. L._」 ))
      l.    |:.:.l./';';';';';';'!    /:.:.| i´|.ー‐' | / |    |. !   l
.     l.   |:.:.:.!';';';';';';';'|  /:.:.:.:!.|"'|.   l'  │-==:|. ! ==l   ,. -‐;
     l   |:.:.:.:l;';';';';';';';| /:.:.:.:.:| i=!ー=;: l   |    l. |   | /   //
       l  |:.:.:.:.:l;';';';';';';'|/:.:.:.:.:.:.!│ l    l、 :|    | } _|,.{::  7 ))
        l  |:.:.:.:.:.:l;';';';';'/:.:.:.:.:.:.:.:| |__,.ヽ、__,. ヽ._」 ー=:::レ'  ::::::|;   7
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ミミ:::;,!      u       `゙"~´   ヾ彡::l/VvVw、 ,yvヾNヽ  ゞヾ  ,. ,. ,. 、、ヾゝヽr=ヾ
ミ::::;/   ゙̄`ー-.、     u  ;,,;   j   ヾk'! ' l / 'レ ^ヽヘ\   ,r゙ゞ゙-"、ノ / l! !ヽ 、、 |
ミ/    J   ゙`ー、   " ;, ;;; ,;; ゙  u ヾi    ,,./ , ,、ヾヾ   | '-- 、..,,ヽ  j  ! | Nヾ|
'"       _,,.. -─ゝ.、   ;, " ;;   _,,..._ゞイ__//〃 i.! ilヾゞヽ  | 、  .r. ヾ-、;;ノ,.:-一'"i
  j    /   ,.- 、  ヾヽ、 ;; ;; _,-<  //_,,\' "' !| :l ゙i !_,,ヽ.l `ー─--  エィ' (. 7 /
      :    ' ・丿   ̄≠Ξイ´,-、 ヽ /イ´ r. `ー-'メ ,.-´、  i     u  ヾ``ー' イ
       \_    _,,......::   ´゙i、 `¨ / i ヽ.__,,... '  u ゙l´.i・j.冫,イ゙l  / ``-、..- ノ :u l
   u      ̄ ̄  彡"   、ヾ ̄``ミ::.l  u   j  i、`ー' .i / /、._    `'y   /
              u      `ヽ  ゙:l   ,.::- 、,, ,. ノ ゙ u ! /_   ̄ ー/ u /
           _,,..,,_    ,.ィ、  /   |  /__   ``- 、_    l l  ``ーt、_ /  /
  ゙   u  ,./´ "  ``- 、_J r'´  u 丿 .l,... `ー一''/   ノ  ト 、,,_____ ゙/ /
        ./__        ー7    /、 l   '゙ ヽ/  ,. '"  \`ー--- ",.::く、
       /;;;''"  ̄ ̄ ───/  ゙  ,::'  \ヾニ==='"/ `- 、   ゙ー┬ '´ / \..,,__
、      .i:⌒`─-、_,....    l   /     `ー┬一'      ヽ    :l  /  , ' `ソヽ
ヾヽ     l      `  `ヽ、 l  ./  ヽ      l         )  ,; /   ,'    '^i
ナワヤ・タナカ・イケダ・トマル
なっ・・・ なんだって―――――!!?



トマル「そ・・・ そんな・・・ ショッカーって言ったら、今は・・・」

 ナワヤ達はショックを隠せないが、無理も無い。
 なにせ自分達が追っていた『神の言葉』の正体が、あの世界規模で暗躍していた秘密結社
 「ショッカー」と非常に深い部分で繋がっていた事を知ってしまったのだから。

 それだけでは無い。今やショッカーやGOD機関は、三柱の至高邪神の元、
 他の数多の悪の組織や集団を統合し、今や他に類を見ない規模を誇る悪の組織、
 『無限なる帝国ディバイン・ショッカー』となっているのである。
 『神の言葉』がもし本当にGOD機関やショッカーと繋がっているのであれば・・・


 ―――――彼らの前に立ち塞がる相手は、想像以上に強大な存在であった。



ナワヤ「な・・・ 何てことだ・・・ Dショッカーって言ったら、ショッカーのような秘密結社以外にも、
    外宇宙や異世界の連中、妖怪とかもいるって言うじゃねぇか・・・」

イケダ「そんな連中が相手じゃ、対策の立てようなんてあるはずも無い・・・」

トマル「幾らなんでも、絶望的です・・・」

 ナワヤ達は深く沈んでしまった。周囲を重たい空気が包む。


タナカ「いっその事、最初から関わってなければ・・・」



 ――――誰もが希望を失いかけたそんな中、キバヤシは意を決した表情に変わり、言葉を発した。






        ,   / `ー---─一''"~´ ̄`ヾヽ
      i  i| ilレ           ミミミミ''"`─- 、
    , .,i! i !/i  i         ミミミミヾ   ミヾ ゙ヽ
    .i  ,!i l.| ' i  ゞ       彡ミミミヾ   ミヾヾ  `ヽ
  ,  i!、k ヽ、 ヽ          彡ミミ   ミヾヾ    ゙
  li l ヾ、    ヾ        _,,==  ミヘベ
  , |i、ヽ  ヽ、     ヽ             ヾ ゙
  !ヾ ヽー- _ ー- ,,__         〃ヾ
  ヾヽヾ ‐- ,,___             /ソツ、ヾゞ、ヾヾ
   ` 、`ー- 、...,,─--  __,,     彡ソソ ヾゞゞミミ
  ヽ.、 `ー --- .,,─--  __,, 彡ソソノ,;  ,,-弋ミミミミ
    \ ゙ー‐- 、..,,,____,,. --彡彡彡'"'",ィ'-====、ヽミミミ
      ``,.-、-─r,=====、:;;,,::;;::f" ,.'i´ o`i 冫ヽ ]-'´ 
         ゙iヾ ニill 〈 (.O)ーi` ̄´i  _`_-_'....'  li ゙
        ゙i   ill::::::::;ー-‐γ'i'::l,⌒ヾ`)::::::::::;;''  〃u
        ゙i  :ill::::::::;;  ソ::::;i,、,  ヾ:::::::;''' _,,ノ'  ,r-
         ゙i、  ゙`‐=='"..::::::;i,, .,,,  ゙゙'''''"~´    l
          ヾ.イ        '''"..-一、   u   .l
            ヽ     :;;l ̄´ _,,,...,.ヽ     ,イ
             ゙i. u   ;;iェ'´ i'  ヾト!    ./:!
              ゙!.    :;;Fi、   ,,.ツ   ./;:;:
             ./゙i ヽ   ゙;ヽニ二ニ-'´  ./ :;:;  /
            / i  ヽ    :..,,-‐' /::;'  ;:; /
キバヤシ「――――うろたえるなおまえ達!!


ナワヤ「ッ!!?
タナカ「!!?
イケダ「!!!?
トマル「!!? ・・・・・・キバヤシ、さん?」

 四人は我を取り戻したかのように、表情を変え、キバヤシの方を向いた。
 キバヤシはなおも話を続ける。


キバヤシ「――――俺達はもう既に『神の言葉』の事を知りすぎた。
     奴らが本格的に活動を開始している以上、俺達手が回ってくるのも時間の問題だ」
ナワヤ「―――つまり、もうどこへ逃げても無駄って事か?」

 ナワヤが目の光を失いかけた表情で、キバヤシに言葉を投げかけた。
 それとは対照的に、キバヤシの目は未だに眩しいほどに輝きを放っている。

キバヤシ「―――そうかもしれん。 ・・・だが、逆に言えば、俺達はこの世界の中でも数少ない、
     『神の言葉』やGOD機関・・・ そう、Dショッカーに深く近づいた物達とも言える」
ナワヤ「――――それが、どうかしたのかよ・・・」

 キバヤシはなおも話を続ける。


キバヤシ「かつて、俺達が奴らの手によってMMRを解散に追い込まれた際、
     俺達は今と同じくらい絶望した筈だ。
     だが、そんな俺達にでも出来た事は何だった・・・?」

 キバヤシは、真剣な眼差しでナワヤ達に語りかけた。
 自分達が、過去に交わした信念の誓いを、思い出させる為に・・・


ナワヤ「俺達に・・・ 出来た事・・・ はっ・・・!!」
タナカ「あきらめない・・・ 事・・・!」

 言葉と同時に、ナワヤとタナカの表情から暗さが消えうせ、目に光を取り戻す。
 それに合わせ、イケダとトマルの表情にも変化が現れた。


キバヤシ「『あきらめない!』 それがMMRを失った俺達にできた唯一の闘いだったはずだ!」




 /   , ,ィ ハ i、 、     !   /''⌒ヽ-─‐- 、     、ー'´         \ .イ   , ,ィ ハ i 、 .   |
 /イ  ,ィ/l/ l/ リ ヽ!ヽト、 .|   ゝ ,、.___,  \  >       ,       !  | ,ィ/l/ l/ lハlヽトiヽ. |
  イ /r >rjヘ;=:r‐=tj<ヽ│  「 ./      \  |  ≧  , ,ィ/ハヽ\   |   |/゙>rjヘ '-‐ァt:j<`K
  r、H   ┴'rj h ┴'  }'|ト、  |./        ヽ |  1 イ/./ ! l ヽヾ、_ ! .ry   ┴ 〉   └'‐ :|rリ
  !t||. `ー-‐ベ!` ` ー-‐' ルリ r|´゙>uー、ヽ-tj='^vヽ _レ「゙fぅヽ ーT'tラ'7`h |t|.   ヾi丶     レ'
  ヾl    -─-、   /‐'  :|r|  ー "j `ー ′ h゙リ {t|!.  ̄" }  ` ̄  !リ ヾl    -─ -   /|
    ト、    ‐‐     ,イl.    ヾ!.    ヾ      ,イ‐' ヾl   ヾ      /'    ト、    ‐-    ,イ ト、
   ,.| : \       / ; ト、    ト.、   ´_ ̄` , ' |.    ト、  ´_ ̄`  ./.|.   ,| ::\     / ; / \
-‐''7 {' ::   ` ー '  ,; ゝ:l`ー- ⊥:`ヽ. __ / ,' |    | :\     /,' ト、_ /〈 ::  ` ー '   ,'/   「
  /  \ ::       , '/  :|     `'''ー- 、 , ' '>-,、.._ノ ::  `ー '   /,.イ   \::     /      |
 /     \    /     |        | ヽ-‐'´ _,.ヘ<  _::   _,. イ/ |     ,.へ、 /´\       |
――――あきらめない!!




 ――――その瞬間、彼らの顔から絶望の色が完全に消え、目に希望の光が灯った。




キバヤシ「そうだ・・・ 俺達の所属は幸いにも講談社と言う大手の出版社だ。確かに俺達にはウルトラマンや
     仮面ライダーのような力は無いが、その代わり『報道の自由』という名の武器があるんだ!
     俺達が奴らの情報を記事にし、雑誌やネットなどのメディアで報じれば、
     いずれ奴らの力を削ぎ、ヒーロー達の手助けにもなるはずなんだ!」

 キバヤシの言葉に続き、ナワヤも口元に笑みを浮かべて口を開く。

ナワヤ「―――フッ、そうだったな・・・ 俺達は記者なんだ。
    それなら、やる事はお前の言ったとおりだ。Dショッカーの素顔、暴いてやろうぜ!!!」

トマル「・・・でも、具体的にどんな事をすればいいんでしょうか?」

 トマルの質問はもっともだ。いくら精神論を語った所で、
 実際に結果を残せなければ、単なる机上の理論でしかない。

キバヤシ「―――それなら問題は無い。俺がこの数年間で掴んだ情報は、
     単に奴らの正体だけではないんだ。
     ・・・お前達、比留子古墳ひるここふん)という名を聞いた事はないか?」
ナワヤ「ヒルコ・・・ 古墳・・・?」

 一同は首を傾げる。これまで彼らはMMRとして、様々な遺跡や施設を調査して回ったが、
 比留子古墳と言う名の古墳など、誰も耳にした事はなかった。


 そう・・・ 正確には約一名を除いて、だが。


タナカ「・・・ひょっとして、九州の比留子の里にある比留子古墳の事ですか!?」
ナワヤ「!? 知ってるのか、タナカ!!」

 タナカは、かつて与那国島沖の海底遺跡の存在に言及し、実際に来日し調査した作家の著書に
 感銘を受けた事が原因で、世界各地に点在する古代遺跡に惹かれるようになり、トルコの遺跡の調査にも
 参加したと言う経歴を持つ。それ故、MMRが解散した後も、国内外の様々な古代遺跡に関する調査を
 独自で行っていた。だからこそ比留子古墳の存在も知っていたのだろう。


キバヤシ「その通りだ。 さて、本題に入るが・・・
     確かな筋の情報によると、その比留子古墳をDショッカーが狙っているらしい」
トマル「!! なんですって!?」
タナカ「・・・そういえば、比留子古墳の周辺では、怪物が出ると言う噂が流れてました・・・
    何でも、昔、古墳を調べていた郷土史家が首無し死体で見つかったとか・・・」

 タナカは色々と知っている様だが、詳細を語れるほど知っているというわけではなさそうだ。
 恐らく、古新聞や文献などの資料で見ただけなのだろう。事実そうであった。


ナワヤ「で、でもよ、何でDショッカーがその古墳を狙うんだよ!?」
キバヤシ「・・・・・・それは俺にもわからん。あくまで“狙っている”という情報しか聞けなかったからな」

 その言葉に、一同は再び、不安を感じ、ざわめきをあげる。
 擬音であらわせば、「ざわ・・・ ざわ・・・」といった感じであろうか。

キバヤシ「・・・だが、俺達以上にその比留子古墳の事を知っている人物が一人いる。
     彼はかつて比留子古墳に赴き、そこでの研究ノートを今も残し、所持しているとの事だ」
イケダ「!? ・・・本当ですか?」
キバヤシ「既にアポは取ってある」

 キバヤシの言葉に、全員がざわめく。
 タナカを除き、誰も知らなかった遺跡の事に関し、研究ノートを残しているほど
 調べ上げた人物がいると言うのだ。一体誰なのだろうか・・・
 

ナワヤ「・・・だ、誰なんだ!?」
キバヤシ「・・・『古墳の呪的文様』『天孫降臨』 ・・・耳に挟んだ事ぐらいはあるはずだ」
タナカ「!? キバヤシさん、ひょっとして・・・」

 ナワヤやイケダには見当もつかない。 ・・・だが、タナカには心当たりがあった。

 かつて自らの著書において、装飾古墳の文様を独自の解釈で斬新な考察を行い、それ以降も
 幾つかの大学の客員教授や著述活動を行いながら、奇怪な事例の研究を続けていると言われている
 “妖怪ハンター”のアダ名を持った考古学者・・・

タナカ「・・・・・・・・・ 稗田・・・ 礼二郎・・・ ですか?」





799 名前:赤い雨:2008/06/22(日) 23:13:22
>>無名の妖怪ハンター様
東方&ジョジョのSSの案、見させていただきました。
こちらの話が切欠ともなっているということもあって、今からどうなるかが楽しみですよw

さて、ちと時間停止の件についてですが。
これに関しては、二つほど実は案があります。
まず一つ目が、>>796でドミニア様との話し合いであったとおり、動きを予測して能力で攻撃するというものです。
仗助も頭はそれなりに切れてますし、かなりいいところまでやれると思います。

そして、二つ目の案ですが……これは下手をすると、咲夜の息の根を止めかねません
ですので、使用するならば相当慎重にする必要がありますが……ずばり言います。
咲夜に仗助の髪型を馬鹿にしてもらいましょう
髪型の事で完全にブチギレた仗助は、承太郎を追い詰め露伴すらも撃破するほど強力です。
時間静止状態相手でも、きっと……まあ物凄い危険ではありますが、この方法(−−;

800 名前:無名の妖怪ハンター:2008/06/23(月) 22:51:55
>>799 赤い雨様

>東方&ジョジョのSSの案、見させていただきました。
>こちらの話が切欠ともなっているということもあって、今からどうなるかが楽しみですよw
ありがとうございます。話の流れとしては、MMR編(最遊記メンバーの動向含む)及び、
談話室>>779->>784>>786->>792のドミニア様と自分の共同制作のSSの次に執筆することになります。
その為にも、頑張ってMMR編を完成させます。

>まず一つ目が、>>796でドミニア様との話し合いであったとおり、動きを予測して能力で攻撃するというものです。
>仗助も頭はそれなりに切れてますし、かなりいいところまでやれると思います。
>>794において、どうすれば仗助が咲夜に勝てるか思いつかないと書きましたが、
意味合いとしては、時間停止をどんな感じで攻略すれば勝てるかといった意味で、
実際の所、実力的には仗助は咲夜とは互角に戦うことはできそうですね。

>そして、二つ目の案ですが……これは下手をすると、咲夜の息の根を止めかねません
>ですので、使用するならば相当慎重にする必要がありますが……ずばり言います。
咲夜に仗助の髪型を馬鹿にしてもらいましょう
>髪型の事で完全にブチギレた仗助は、承太郎を追い詰め露伴すらも撃破するほど強力です。
>時間静止状態相手でも、きっと……まあ物凄い危険ではありますが、この方法(−−;
・・・その手があったか!!!(ぉ

・・・実の所、仗助が咲夜に勝つ手段として、この案は自分も真っ先に思いついたのですが、
赤い雨様の言った通り、使い方を誤ると物凄い危険な事態になりかねなかったので、
あえて発言しませんでした。

・・・まあ、流石に仗助でも女性相手に顔は殴らないと信じたいです。
(精々、腹の中にナイフを埋め込んだり、壁に思いっきり叩きつけられる程度・・・ 程度?)


総合すると、

 動きを予測して能力で攻撃

 ↓

 逆転されて仗助危機一髪

 ↓

 髪型を貶されて逆上、逆転勝利

といった感じでしょうか?
何にせよ、戦闘終了後は仗助達と紅魔館メンバーが和解する形で締めたいと思ってるので、
そこらへんも考慮して構想を練っていこうと思います。

801 名前:無名の妖怪ハンター:2008/07/01(火) 23:41:09
では、リクスレ>585のドミニア様の意見があったので、
今後予定しているDショッカー杜王町襲撃計画の構想を挙げてみます。


まず、Dショッカーが杜王町を狙う理由ですが、
今回メインで作戦を行うのは巨獣軍所属組織「ネオギルド」「鉄十字団」、地下帝国軍所属組織「メガノイド」、
それらに並行してゴズマ軍所属組織「妖怪軍団」、
DIO一味のスタンド使いが独自に動く感じで考えています。

ストーリー風にすると、こんな感じになります。


   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇


ネオギルドは杜王町に数多くのスタンド使いが存在することを知り、
通常の人間に無い能力を持ったスタンド使いから新人類を生み出そうと企む。
(イメージ的には劇場版で行った人間の脳をロボットに移し変える作戦みたいな感じで)
その作戦遂行のために、自分たちと色々と共通点の多い組織であるメガノイド一派に話を持ちかけ、
さらにDR計画で復活し巨獣軍に編入された鉄十字団も加え、作戦を開始する。

しかし、その密談を妖怪軍団の花のくノ一組が盗み聞きする。
妖怪軍団は丁度異世界からようやく戻ってきた仗助が杜王町に居ることを知り、
また、彼らが異世界で手に入れた“ある物”を奪取するため、
ネオギルドらの作戦を利用して自分たちの目的を遂行しようと考える。

また、Dショッカーとは別に、DIO一味も仗助たちが手に入れた“ある物”を手に入れるため、
配下のスタンド使いを杜王町に送り込んだ・・・


   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇


次に、仗助達を始めとする、味方側の勢力ですが、分類別に挙げると、

■これまでの話で登場してる予定の味方側キャラ
○九十九乱蔵、ヤン・カイルン、草波龍志郎(妖怪退治屋チーム)

○東方仗助、虹村億泰、岸辺露伴(ジョジョ4部メンバーズ)

○近藤勲、沖田総悟、桂小太郎、エリザベス、定春、平賀源外(銀魂勢)

○パピヨン、ジャック・ブラン、スコール・レオンハート、ゼル・ディン、

○東方Project系列のキャラ(今の所の予定 ↓ネタバレ伏字)
霧雨魔理沙、魂魄妖夢、藤原妹紅、射命丸文、鍵山雛

その他、別々の作品からも数名ほど考えています。
・・・尤も、流石に多いので、何割かは対戦闘員戦での活躍になると思います。

■今回新登場する味方キャラ
○ジャンパーソン&ガンギブソン(特捜ロボ ジャンパーソン)
MMR編でも登場する予定ですが、今回も出す予定です。

○スパイダーマン&レオパルドン(東映版スパイダーマン)
等身大戦及び巨大戦も担当して貰う予定。

○破嵐万丈&ダイターン3(無敵鋼人ダイターン3)
巨大戦の援軍。等身大でも活躍する予定。

○司馬宙=鋼鉄ジーグ(鋼鉄ジーグ)
巨大戦の援軍。等身大でも活躍する予定。
オリジナル設定として、山城拓也=スパイダーマンとはレーサー繋がりで
面識がある事にしてみたい。

○空条承太郎(ジョジョの奇妙な冒険)
赤い雨様のSSで登場してるので厳密には初登場ではないですが、
ピンチの時に援軍で出してみたい。


   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇


それでは、個人的に一番検討して貰いたい、杜王町編で登場させる予定の怪人です。


【ネオギルド所属】
●オメガDX(原作5話登場)
●ファルコン13(原作9話登場)
後、ネオギルドの兵士も複数登場させる予定。

【鉄十字団所属】
●スクラップマン(原作34話登場)
スクラップマンの武器「スクラップガス」は、あらゆる機械を鉄屑にする性質を持つので、
ジャンパーソンにとって脅威となりうる&仗助との共同戦線が構想できるという理由で選出。

●食虫植物(原作18話登場)
こちらも溶解液を持つので、スクラップマンと似た理由で。
同じ溶解液を持つ鉄十字団の暴走獣と迷ったけど、こちらは触手を持つので、
戦闘シーンの演出を考えてこちらを選考。

【メガノイド一派】
●コマンダー・ダストン(原作7話登場)
今回の作戦の要。彼が使用するテレポートマシンによって、
杜王町そのものを奪取する事が今回の作戦の真の目的。


後、旧編でDVMN・ラボ関係の組織は壊滅してますが、
そこに所属していた怪人も「理性を失った狂戦士」みたいな感じで
2体程度出してみたい気もします。


【妖怪軍団所属】
●イッタンモメン(原作25話登場)
一体ぐらいは、妖怪・ファンタジー系列から出してみたかったと言う理由から(ぉ
個人的にはガンギブソンと戦わせてたい。

後、出動する際にジュニアにイーガロイドを3体くらい手渡される予定です。


【DIO配下のスタンド使い】
●アレッシー/セト神のスタンド使い
●マライヤ/バステト女神のスタンド使い
この二人は、ヒーロー達とは別に、分断されたキャラを襲う構想で。


巨大戦に関しては、ダストンはマクロマシン、スクラップマン、食虫植物、イッタンモメンは単体で巨大化、
ネオギルド勢のロボットは、ジャカンジャのコピージャイアントでの巨大化を考えています。
他、メガノイドの戦力からアニヘルムやメッタンガーを数体向かわせる感じで。。

ちなみに、巨大戦はレオパルドン、ダイターン3、鋼鉄ジーグの3名の
独壇場でいこうと考えています。(決定事項)

解らない部分に関する質問、「ここはこうした方がいいんじゃないか」という
意見があれば遠慮せずお願いします。

P.S
そういえば、自分の書いたSSですが、
とりあえず区切りのついた「妖を狩る者達 −Part1,丑三つ時の激戦−」だけでも
修正が完了次第、本スレに投稿して構わないでしょうか?

802 名前:ドミニア:2008/07/05(土) 22:15:31
>>801無名の妖怪ハンター殿
>まず、Dショッカーが杜王町を狙う理由ですが、
>今回メインで作戦を行うのは巨獣軍所属組織「ネオギルド」「鉄十字団」、地下帝国軍所属組織「メガノイド」、
>それらに並行してゴズマ軍所属組織「妖怪軍団」、
>DIO一味のスタンド使いが独自に動く感じで考えています。
ほほう。


>ストーリー風にすると、こんな感じになります。
>通常の人間に無い能力を持ったスタンド使いから新人類を生み出そうと企む。
>(イメージ的には劇場版で行った人間の脳をロボットに移し変える作戦みたいな感じで)
>その作戦遂行のために、自分たちと色々と共通点の多い組織であるメガノイド一派に話を持ちかけ、
>さらにDR計画で復活し巨獣軍に編入された鉄十字団も加え、作戦を開始する。
なるほどな。そういう展開もアリか。

>しかし、その密談を妖怪軍団の花のくノ一組が盗み聞きする。
>妖怪軍団は丁度異世界からようやく戻ってきた仗助が杜王町に居ることを知り、
>また、彼らが異世界で手に入れた“ある物”を奪取するため、
>ネオギルドらの作戦を利用して自分たちの目的を遂行しようと考える。
なるほどなるほど。

>また、Dショッカーとは別に、DIO一味も仗助たちが手に入れた“ある物”を手に入れるため、
>配下のスタンド使いを杜王町に送り込んだ・・・
あるもの、か…

>解らない部分に関する質問、「ここはこうした方がいいんじゃないか」という
>意見があれば遠慮せずお願いします。
いや、今回は特にはない

>そういえば、自分の書いたSSですが、
>とりあえず区切りのついた「妖を狩る者達 −Part1,丑三つ時の激戦−」だけでも
>修正が完了次第、本スレに投稿して構わないでしょうか?
もちろんだとも

803 名前:無名の妖怪ハンター:2008/07/10(木) 22:13:14
>>802 ドミニア様
構想への返答、ありがとうございます。

>なるほどな。そういう展開もアリか。
実際、巨獣軍はゴズマ軍やショッカー正規軍に比べて、Dショッカー内での発言権が
あまり大きくない気がしたので、その為の戦力増強作戦の一環として考えています。

>あるもの、か…
これはまだ内緒です(ぉ

>もちろんだとも
ありがとうございます。投下させてもらいました。

804 名前:無名の妖怪ハンター:2008/10/11(土) 23:32:46
え〜と、>>801の案ですが、考えた結果、杜王町を舞台にした話は執筆する予定ですが、
登場するキャラの組み合わせや展開は、表記したリストと大きく変わるかもしれません。
(敵サイドの陣営はあまり変化はないと思いますが、味方側のキャラが大幅に入れ替わります)
杜王町編の執筆があとどのぐらい後になるかはわかりませんが、済みません(汗

805 名前:新章/妖を狩る者達 −Part1,丑三つ時の激戦−・SSテスト(修正版):2008/10/25(土) 23:45:56


 日本の首都、東京の中央にそびえ立つ数百mはあろう巨大な赤いタワー・・・
 言わずと知れた、日本の象徴ともいえる建造物、日本電波塔、通称“東京タワー”である。
 戦後日本の復興の象徴とも言えるそのタワーは、かつて数多の大怪獣や侵略者に
 よって何回も倒壊し、最近でも壊されはしなかったものの、大魔王ガノンが付近で
 暴れ回る等、ある意味一種の心霊スポットではないかとも思わせてしまう程の災難が
 降りかかる建造物である。

 それでも東京タワーは壊されては再建され続け、今日も光を放ちながら、
 眠らない町「東京」を静かに見下ろしていた・・・・・・




 ――――深夜午前2:00、草木も眠る丑三つ時。




???「・・・爆裂ッッ!!寸指破―――――――ッッ!!!

 突如、東京タワーに、一筋の光が走った!


 光が収まった後、東京タワーの大展望台の天井に、四人の男が空中から降り立つ。
 その内の一人は非常に巨大で古代中国の武将のような外見をしており、禍々しい仮面を被っている。
 手には巨大な長刀を持っており、その体からは夥しい妖気が湧きあがっていた。

 それ以外の3人の男は、その武将の前に立ち塞がるかのように並んで立っていた。
 一人は武将姿の男に負けず大柄な体格をしており、恐らく2m位はあるだろう。
 その肉体は岩のようであり、胸の厚さは、肩幅とほぼ同じぐらいの大きさを誇っている。
 太りすぎてもおらず、痩せてもなく、鍛えられた筋肉で構成された、
 非常にバランスのとれた身体を持っていた。手には中国風の刀を握り、構えている。

 もう一人の男は、中国の道士のような服装をしており、手に数枚の札を持っている。

 そして、その2人の傍らに、手に錫杖を握った山伏姿の男が構えていた。
 長身の男であり、一見すると細面の顔立ちだが、その眼には鋭い光を携えていた。
 身長はおおよそ180〜190cmといった所であろう。


 姿格好は違う四人だが、その衣服は部分的に傷ついており、
 少し前から激しい戦いを行っていたことが素人目にも解る状態だった。


蘭陵王「フッフッフ・・・・・・」

 武将の姿の男・・・ 南北朝時代の中国の北斎という国の王であり、
 この現代に悪霊として復活した男「蘭陵王」は、巨大な長刀を構えながら、
 眼前の三人に対し、不敵な笑いを見せた。

乱蔵「・・・復活しても、相変わらずのようだな、蘭陵王」

 大柄な男・・・ 中国拳法のエキスパートの祟られ屋「九十九乱蔵」は、蘭陵王に向けて叫ぶ。

玄角「・・・だが、それもここで終わりだ!!」

 霊能力を持った修験行者「玄角」も、続けて蘭陵王に向けて叫ぶ。

カイルン「・・・貴様のお陰で、中国では罪のない人々が大勢殺された。
      だが、もはや逃げ場はない!!」

 道士服を着た中国出身の霊符師「ヤン・カイルン」はそう言うと、
 手に持っていた文字の書かれた霊符を蘭陵王に向けて放った!!

カイルン「天道晴明地道安寧人道虚寧!!!
      真空斬!!!」

 バシュッ! バシュッ!

 真空斬とは、霊符の力によりカマイタチを発生させ、相手を切り刻む技である。
 放たれた霊符は蘭陵王の体に向かって行き、彼の周辺に群がる。
 そして、蘭陵王に向けてカマイタチを放つが・・・

蘭陵王「フンッ!!」

 蘭陵王は、持っていた長刀を振るうと、
 自分に向かってきたカマイタチを霊符もろとも叩き落とした!!

カイルン「・・・やはり、一筋縄ではいかないか」
 カイルンは、苦い顔で蘭陵王を睨む。

蘭陵王「フハハハハ!! 中国から遥々わしを追ってきたようだが、その程度か?
    言っておくが、わしは以前のわしとは違うぞ!! ハッハッハッハ!!!」

 蘭陵王は、勝ち誇ったかのように、彼らに向けて笑い声を放つ。


カイルン「くっ・・・ 奴め、中国で戦ったときより格段に強くなっている・・・」
玄角「復活して時間が経過した事で、本来の力を取り戻してるようですね・・・」

 そう呟く二人。だが・・・

乱蔵「・・・いや、まだ勝機はある」
玄角「・・・本当ですか?」

 玄角は目を丸くして乱蔵を見る。

乱蔵「さっきの寸指破もギリギリで避けられたが・・・ 完全に見切った訳じゃなさそうだ」

 乱蔵は、蘭陵王に目を向ける。
 見ると、蘭陵王は先の寸指破を完全に避けられなかったらしく、
 体の部分部分に焦げ痕らしきものが見える。

乱蔵「ただ闇雲に攻撃するんじゃ駄目だ・・・ 三人で連携して隙を作るんだ」
カイルン「・・・それしか無い様だな」

 三人は、それぞれ蘭陵王に向け構え直す。そして・・・


乱蔵「・・・・・・行くぞ!!

 乱蔵は、刀を蘭陵王に向け、飛びかかった!!

カイルン「ハアッ!!
玄角「おりゃあああ!!

 乱蔵に合わせ、カイルンと玄角も各々の武器を手に蘭陵王に飛びかかる!!

蘭陵王「ムオッ!?」

 それに合わせ、蘭陵王も彼らに向けて武器を向けた!!


乱蔵・カイルン・玄角「うおおおおおおおおおおお!!!!








 ―――――夜は、まだ長い。


○九十九乱蔵→かつて倒した悪霊・蘭陵王と再び対峙。東京タワーで戦闘中。
○玄角→乱蔵と共に蘭陵王に立ち向かう。
○ヤン・カイルン→中国から蘭陵王を追って再度来日。乱蔵達と共に蘭陵王と戦闘中。
●蘭陵王→東京タワーで三人の退魔師と決戦。


【今回の新規登場】
○九十九乱蔵(つくも らんぞう) (闇狩り師シリーズ)
身長2m、体重145kg。中国拳法の達人で、仙道のエキスパートで、通称「ミスター仙人」。
岩のように鍛えられた肉体を持ち、その巨体からは想像できない程の柔軟さと素早さを持つ。
妖魔封じを稼業とする「祟られ屋」で、自身を「落ちこぼれの仙人」と形容する。
美男とは言えない外見だが、笑うと堪らないほど人を惹きつける魅力を持つ。
「寸指破」「八卦掌」「妖魔消滅」「八卦掌爆裂剣」「羅王神流烈破竜剣」等の奥義を体得している。
師は真壁雲斎。九十九三蔵という弟がおり、彼もまた雲斎の弟子である。

○ヤン・カイルン(地獄先生ぬ〜べ〜)
中国人の霊符師。
霊符師としての能力は極めて高く、霊符だけで妖怪を退治する程の実力を持つ。
子供の頃に妖怪によって妹を殺された経験があり、その悲しみから妖怪に憎しみを
抱くようになり、鵺野鳴介達と敵対したが、改心し「悪い妖怪」を退治し続ける事を決意した。

○玄角(闇狩り師シリーズ)
霊能力を持った修験行者で、九十九乱蔵の知り合い。身長は180cm〜190cm程度。
憑き物をおとす際は山伏の格好をしているが、普段はスラックスとシャツ、
もしくは革ジャンやコートを着用している(稀に髪を染めたり、ピアスを着用する事も)。
武器として悪霊退治用の棍棒「玄角棒」も所持する。慈叡和尚は恩師。

●蘭陵王(らんりょうおう) (闇狩り師シリーズ)
南北朝時代の中国の北斎という国の王。戦の時につけていた仮面を拾った、
神奈村光浩という少年の体を媒体に現世に蘇ったが、九十九乱蔵によって倒された。

 ※九十九乱蔵、玄角、蘭陵王の出典作品である【闇狩り師シリーズ】は、
  夢枕獏先生の原作をベースに、来留間慎一先生、石川賢先生、木村周司先生の
  漫画版の要素を<b<いいトビ取り</b>をした上で複合し、参戦とする。

 </b<いいトビ取り</b>

806 名前:新章/妖を狩る者達 −Part1,丑三つ時の激戦−・SSテスト(修正版):2008/10/25(土) 23:47:08
 

     埼玉県・銀成市 とある書店 午後7:00


客「―――では、この本をお願いします」

 コートを着た三十代くらいの男性が、書店のレジに向かい、
 レジの店員に『ピンキー先生のクネクネヨガ道場』と表紙に書かれた本を手渡す。
 レジに立つツインテールの少女は、顔立ちから察するに高校生程度だと思われ、
 恐らくバイトで働いている事を推測させる。

沙織「はい。では千円ちょうどになります」

 レジに立つ少女、銀成学園の1年生河井沙織は、男性客から千円札を受け取ると、
 本を紙袋に包み、レシートと共に男性客に手渡す。
 その後、男性客は一礼をし、レジを去っていった。



沙織「ありがとうございまーす。 ・・・ふぅ」

 沙織は笑顔で客を見送ると、少々顔の表情に疲れを見せた。

六舛「大丈夫?沙織ちゃん」

 疲れた表情を見せた沙織を気遣うように、同じくレジに立つ眼鏡をかけた
 高校生程度の少年六舛孝二は声を彼女にかけた。

沙織「あっ・・・ だ、大丈夫ですよ、この程度」
 沙織は、表情を持ち直し、そう返答する。

沙織「でも・・・」
 沙織は、六舛の顔を不思議そうな顔で見る。

六舛「? ・・・何か顔についてる?」
 六舛はそれに気付き、沙織に質問した。

沙織「意外ですね・・・ 六舛先輩がバイトをするなんて・・・」
六舛「あー、前はみんなバイトしてた中、俺だけやってなかったから。
   何となく、やってみたくて」

 彼らは、以前寄宿舎でクリスマスパーティをした事があるのだが、その際に理事長室に
 飾ってあった大皿(古伊万里・推定30万円)を破損してしまった事があった。
 それでその弁償代を全員でバイトで稼いで返済しようと計画したのだが、
 何故か六舛のみバイトをしようとせず、部屋に篭りっきりだった。
 実際は割れた大皿を修復するため、陶器の修復の練習をしていたのであったが・・・

沙織「“何となく”・・・?」
六舛「うん」
沙織「・・・はあ」

 そうこう言っている間に、六舛の立つレジの前に一人の男が近寄ってきた。

???「店員さん、ちょっといいかな?」
六舛「はい?」

 レジに立っていた六舛に話しかけてきた、その人物は・・・



 ―――細身の身体にピッタリとフィットした、胸元から大きく股間近くまで開いた衣装。


 ―――顔に装着したオレンジ色の蝶々の仮面。


 紛れも無く、今この銀成市を中心に大きな話題となっている
 謎の蝶人パピヨン本人であった。

パピヨン「一週間前にここで2冊本を予約したが、届いているか?」
 相変わらず尊大不遜な態度を取っているが、その雰囲気からか、どこか憎めない
 オーラを持ったパピヨンは、どうやら予約した本を取りに来たらしい。

六舛「えー、本のタイトルは?」
パピヨン「『驚異の昆虫世界』、『世界の怪虫・奇虫』の2冊だ。
      民明書房の出版だが・・・ 届いてるか?」

 六舛は、後ろの棚に体を反転させ、棚の「ハ行」と書かれた列に目を移し、
 そこから、2冊の結構厚めの大判の本を取り出した。

六舛「これで間違いありませんか?」
 六舛は、事務的にパピヨンに質問する。

パピヨン「そうそう、それそれ」
 パピヨンも、目当ての本である事を確認すると、口元に笑みを浮かべ、
 股間からニュッと一万円札を抜き出した。

六舛「はい。では合計五千九百円となります」
 六舛はパピヨンの股間に入ってた生暖かい一万円札を、物怖じせず受け取った。



  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇



沙織「六舛先輩・・・ なじんでる・・・(汗」

???「ちょっと・・・ いいかしら?」

 不意に、沙織の前方から女性の声が聞こえた。

沙織「は、はい!」
 沙織は我に返り、前方を振り向く。
 そこにいたのは・・・

沙織「あ・・・」

 レジを挟んだ前方には、一人の女性がいた。
 ただ・・・ その女性は、一人の客と言うには、少々不思議な雰囲気を纏っていた。
 怪しげな裾の長い白い道士服のようなドレスに未を包み、店の中だというのに白い日傘を差しており、
 その体は服を着ている上からも抜群のプロポーションである事が窺える。
 ウェーブのかかった金髪を揺らしながら、その美しい女性は沙織に対して笑顔を浮かべていた。
 ・・・最も、沙織自身は何故かその笑顔に底知れない胡散臭さを感じていたが・・・

沙織「あの・・・ ご用件は・・・」
 とりあえず、怪しいとはいえ客なので、沙織はその女性客に話しかけた。

女性客「本を予約したのですけど、届いてないかしら?」
沙織「えーと・・・、何という本でしょうか?」

 沙織は内心、少々思索した。
 何というか・・・ 笑顔に胡散臭さは感じるものの、その女性客の底知れない何か・・・
 女性はそこそこ・・・ というか非常に顔立ちの整った美人なのだが、それとはまた別の・・・
 同じく女性である沙織が見ても心を奪われてしまいそうな魅力とはまた違った
 「何か」が感じられた。

沙織「(こんなキレイな人が本の予約を・・・ まあ、予約しても変じゃないけど・・・
   一体どんな本だろ・・・ 料理の本とかかな・・・)」

 ―――だが、その女性客の口から出た本の名前は、彼女の予想を100%裏切るタイトルだった。

女性客「『ウホッ!! いい男たち ヤマジュンパーフェクト』っていう本よ」
沙織「ブッ!!

 沙織は、レジに思いっきりズッこけた。
 本の名前自体は始めて聞いたものだが、タイトルの「ウホッ」「いい男」のフレーズだけで、
 どんな内容の本かは大方予想がついてしまった。そして恐らく当たっているだろう。

女性客「??? ・・・何か?」
沙織「・・・いえ、何でも・・・」

 沙織は、精神と体を持ち直し、再び立ち上がる。
 そして、レジを挟んだ前方に立つ女性客に、再び質問した。

沙織「お名前は・・・?」
紫「八雲紫(やくもゆかり)。紫よ」
沙織「あ、ハイ・・・ では今探しますので、少し待っててください・・・」

 そう言って、沙織は体を反転させ、棚に目を移す。

沙織「えーと、『や』は・・・ ここかな・・・?」
 沙織は棚の「ヤ行」と書かれた列から一冊のかなり分厚いA5判程度の大きさの本を取り出す。

沙織「(・・・うわ〜)」

 沙織は本の表紙を見た瞬間、言葉を失った。
 本の表紙には上半身裸の男性の振り向き姿が書かれており、『ウホッ!! いい男たち』と
 タイトルが大きく書かれている。正直、目の前の女性客・・・ 八雲紫と名乗った女性が見るには
 似つかわしくないイメージの漫画だった。

沙織「・・・えー、五千円となります」

 佐織がそう言うと、紫は袖の中から一万円札を取り出し、沙織に渡した。
 沙織はそれを清算し、本を紙袋に入れ、機械からレシートと五千円札を取り出した。

沙織「・・・お釣です」
紫「フフッ♪ ありがとう、可愛い店員さん♪」
 紫は、沙織に笑いかけた。

沙織「は・・・ はい・・・///
 その笑みに多少胡散臭さを感じながらも、沙織はそれに対し
 照れながら笑みを浮かべ返した。



  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇



六舛「――またのご利用をお待ちしております」

 一方その頃、パピヨンと六舛の方も本の精算を終えていた。

パピヨン「ああ、今後も、・・・ん?」
紫「あら?」

 ふと、丁度本の精算を終え、レジから離れようとしたパピヨンと八雲紫の両者は、
 偶然にも目を合わせてしまった。


パピヨン「・・・・・・」
紫「・・・・・・」


 一瞬、両者の間に沈黙が流れる。
 先に口を開いたのは、紫だった。

紫「・・・蝶人パピヨンだったかしら?私は八雲紫。
  噂は聞いてるわ。中々素敵な格好じゃない。特にそのマスク」

 紫は、そう言ってパピヨンに微笑みかける。

パピヨン「それはどうも」

 パピヨンは笑みを浮かべ、そう返答した。
 紫に対し胡散臭さは感じたものの、自分のマスクを「素敵」と呼ばれた事に対しては、
 内心少々嬉しく感じた。

紫「それじゃ」
パピヨン「・・・ウム」

 二人はお互いに別々の出入り口に向かい、店を後にした。

六舛「・・・沙織ちゃん、大丈夫?顔が赤いよ」
沙織「ハッ!? ・・・す、済みません、何か、ボーっとしちゃって・・・」



  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇



 星が、寒さに震えるようにまたたく空の上。
 パピヨンは、背中に赤く、炎のように燃える蝶の羽を輝かせ、空を優雅に飛んでいる。
 手には、先程買った本を包んだ紙袋を抱えていた。

パピヨン「(あの女・・・ 人間の匂いでは無かったな・・・
      恐らく妖怪、もしくはそれに準ずる存在・・・
      まあでも・・・ もう会う事はないだろう)」

 そんな事を考えながら、パピヨンは何処へと飛んでいく。



  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇



 冬真っ只中、空気が肌寒い季節。
 人々の雑踏の渦巻く町の中を、八雲紫は歩いていた。
 やはり人が多いとはいえ、彼女の服装は人ごみの中でも目立っていた。

紫「(蝶人パピヨン・・・ やはり噂通り、人間じゃないみたいね・・・
  妖怪ではないようだけど・・・ もう会う事は無いわね・・・
  さっさとDMCの「魔界遊戯」デトロイト・メタル・シティ買って帰るか・・・)」

 そう思いつつ、紫は数10m先にあるCDショップに足を進める。


  ブワッ・・・

紫「ん・・・・・・?」

 一瞬だったが、紫は銀成市から離れた東京の方向に、何か大きな“”を感じ、立ち止まる。

紫「フフッ・・・、暇つぶしにはなりそうね・・・
  じゃあさっさと買い物を済ませましょうか」

 紫は口元に笑みを浮かべると、再びCDショップに向かい歩き始めた。



  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇



 人を捨て“蝶人”へと生まれ変わった男、パピヨンこと“蝶野攻爵”

 境界を操る神に等しい力を持った妖怪“八雲紫”


 彼らが再び顔を合わせる事になるのは・・・ もう少し先の事である。


○六舛孝二、河井沙織→本屋でバイト中、パピヨン並びに八雲紫と遭遇する。
△パピヨン→書店で八雲紫と邂逅。八雲紫の正体を感じ取る。
△八雲紫→書店でパピヨンと邂逅。東京方面に何らかの力を感じ取る。

 ※パピヨンの所持する核金は【武装錬金//】での設定に準じ、
  漫画・アニメで使用したLXI(61番)ではなく、火渡赤馬から盗んだXX(20番)となってます。
  その為、火渡の武装錬金の特性が付加されています。
  なお、LXI(61番)の核金は錬金戦団が回収済みです。


【今回の新規登場】
○河井沙織(武装錬金)
銀成学園の1年生。1月13日生まれ。CV:下屋則子
ツインテールが特徴。武藤まひろの友人。通称「さーちゃん」。いつも元気で活発な少女。
まひろのことを「まっぴー」と呼ぶ。ホムンクルス調整体に銀成学園が襲撃された際は、
恐怖で腰が抜けてしまった千里を助けようとするなど勇気のある面も持っている。勉強は苦手。

○六舛孝二(武装錬金)
銀成学園の2年生。1月25日生まれ。CV:近藤孝行
眼鏡を着用している。武藤カズキの友人。「四バカ」の1人(ただ、カズキや岡倉と違って成績は優秀)。
沈着冷静な性格だが友情には熱く、銀成学園がLXEに襲撃された時は震洋と頭脳戦を繰り広げ、カズキと斗貴子を
援護した。また、かなり謎の多い一面(読唇術、声色の才能、「逆胴」に関する正確な知識等)を持ち、
岡倉からも「オメー何モンだ!!」とよくツッコまれている。料理や美術品の扱いでも意外な才能を持っている。

△八雲紫(やくも ゆかり) (東方Project)
境界という境界をすべて操れる妖怪。二つ名は「幻想の境界」等。神隠しと呼ばれる現象は主に、
紫が境界に揺らぎを起こすために起こると言われる。胡散臭い風貌・信用できない・誰から見ても
心が読めない性格を持つ。普段は余り動かず一日に12時間の睡眠を取り、冬眠までする。
寝ている間のことは全て式神の八雲藍に任せている。人食いの妖怪であり、冬眠前には人間を蓄える。
「スキマ妖怪」とも呼ばれ「他に類を見ない“一人一種族”の妖怪」らしい。「妖怪の賢者」とも
呼ばれている。また1200年以上前に記された資料にも紫と思われる妖怪が登場し、博麗大結界の創造に
協力しているなどの事実からも、幻想郷でも最古参の妖怪の一人であると考えられる。計算能力に
秀でているらしく、無間の底の深さや北斗七星が北極星を食べるまでの時間ですら求めてしまえるらしい。
『吸血鬼条約』『本当は近い月の裏側』『コンピュータの彼岸』といった書物も執筆している。幻想郷を
誰よりも愛していて、博麗大結界の提案と創造をしたり、外の世界から落ちて来る道具の安全確認や
博麗大結界の監視なども行っている(故に幻想郷の外の世界も知っている)。そのため、博麗神社を
自分の縁ある神社にするために要石を刺そうと干渉してきた比那名居天子に対しては普段の飄々とした
態度を取ることもなく、激しい怒りを露わにした。

△パピヨン/蝶野攻爵(武装錬金)
蝶を模ったマスクと全身黒タイツを身に着けた「超人(蝶人)」。CV:真殿光昭
性格は極めてハイテンション。元々は銀成学園の3年生だったが、原因不明の難病を患ったために身体が弱くなり、
高祖父・爆爵の残した研究ノートからホムンクルスの製造技術を手に入れ、自らを人間型ホムンクルスとすることで
命を永らえさせようとするが、幼生体が不完全だった為、不治の病を持つ不完全なホムンクルスとなった。
カズキに敗北後、バタフライに保護されLXEに加わるが、自ら離反。当所は世界を破壊し、ヴィクター化する事が
目的だったはずだが、カズキとの決着を最優先にしていくうちにその気はなくなったらしい。ホムンクルス化
以降は人間の名を捨て、自身が認めたカズキ以外からは本名を呼ばれることを好まない。カズキの事を
「偽善者」呼ばわりするが、心根では尊敬しており、「偽善者」と呼ぶのも彼なりの敬意の表現でもある。
人間時からIQ230の天才であり、僅か一ヶ月で完璧な「白い核鉄」を創り出すなど、天才ぶりを随所で発揮した。
なお、不完全なホムンクルスである為、食人衝動は一切無い。カズキとの決戦後は銀成市の蝶人パピヨンと
して神出鬼没に活動しており(蝶野の財産の一部を相続してるらしく、資金面では不自由はない模様)、
その存在は都市伝説とまで化している(銀成市の人々にとっては「友達感覚」)。 6月26日生まれ。

 ◇ピンキー先生のクネクネヨガ道場(ハニ太郎です。)
  ポプラ社から発行されている本。著者は漫画家のピンキー前嶋。
  読んでヨガを実践すれば肌がつるつるになるらしいが、真偽は不明。

 ◇民明書房(魁!!男塾/天より高く/曉!!男塾 青年よ、大死を抱け)
  東京神田神保町に所在する出版社。1926年(大正15年〜昭和元年)創業。
  代表取締役は創業者でもある大河内民明丸
  『世界の怪拳・奇拳』など、拳法・武術関連の書籍を主に出版している。
  (それ以外の書籍も多数出版している)

 ◇魔界遊戯(デトロイト・メタル・シティ)
  インディーズ界で人気を誇る悪魔系デスメタルバンド「Detroit Metal City
  のファーストアルバム。「ヘルズ・コロシアム」「SATUGAI」等、全12曲収録。



807 名前:新章/妖を狩る者達 −Part1,丑三つ時の激戦−・SSテスト(修正版):2008/10/25(土) 23:48:01
 


  ――――本屋での邂逅より、およそ7時間後



     午前2:00 東京都内・某所



       (もぐもぐ・・・ むしゃむしゃ・・・)


 東京都内のどこかにそびえ立つ一般のマンション。
 そのマンションのとある一室で、一人の背広姿の男が食事を摂っている。


       (もぐもぐ・・・ もぐもぐ・・・)


 その男・・・ 個人経営の輸入雑貨の貿易商、井之頭五郎は、
 作業用の机に向かいながら、発泡スチロール製の容器に入った牛丼を、黙々と食べ続けていた。
 机の傍らには、容器の蓋が置かれており、表面には「キッチンがいなも」と表記されている。

五郎「うん、美味しい。味付けが中々いいな」

 五郎は、弁当の味に満足すると、残りをさらに食べ続ける。

五郎「(偶々目に付いた弁当屋の店主が異星人だと知ったときは、少々ビックリしたが・・・
    人柄も良かったし・・・ この味だ。選んで正解だったな・・・)」

 彼・・・ 井之頭五郎は、取引の後や、時間の余った時、はたまた道に迷った時等に、よく散歩をする。
 そういった時、彼は昼飯を食べ損ねていた等の理由で空腹を抱えている事が多く、そのまま行きずりの
 良さそうな店に駆け込む事が多い。そして店に腰を落ち着けた後は、じっくりと店内の雰囲気や人の
 様子を観察しており、単なる味覚だけではなく、五感で食事を楽しむのである。
 残念ながら今回は、仕事の都合もあり、マンション自室へ持ち帰る事となってしまったが・・・


       (もぐもぐ・・・ もぐもぐ・・・)


 そうしている内に、五郎は既に弁当を平らげてしまっていた。

五郎「(美味かった・・・ 何か、甘いものでもあればな・・・
    そういえば、弁当屋の近くに「芋長」っていう和菓子屋があったな・・・
    今度、行ってみるか・・・)」

 そんな事を考えてながら、五郎は窓の外を見渡す。
 彼の在住しているマンションの部屋はそんなに高い部屋ではなかったが、
 何とか東京タワーはビルの隙間から覗くことができた。

五郎「・・・・・・?」

 一瞬、東京タワーの展望台付近で、強い光が光ったのを五郎は見逃さなかった。
 一体何の光だろうかとも考えたが・・・

五郎「・・・まぁ、気にするほどの事でもないか」

 そう脳内で片付けると、五郎は食べ終わった弁当の容器を片付け始めた・・・




  ◇    ◇    ◇    ◇




     午前2:10 東京都内・東京タワー


蘭陵王「ハアッ!!」

 蘭陵王は、懐から人型に切り抜かれた紙を、二枚ほど取り出し
 目の前に迫る玄角に放つ。
 放たれた人型は、みるみるうちに人間大の大きさへとなっていき、
 いつしかそれは、三国志の物語に出てくる様な古代中国の武将へと変貌していた。

玄角「ム!」

 目の前に迫りくる二人の大柄な武将を目にしても玄角は怯まず、
 自らの手に握る錫杖を構え、自らも武将に突撃する!

玄角「―――けぃッ!」

 玄角は錫杖を武将の一人に放ち、その腹部を勢いよく貫く。
 そこから間髪入れずに錫杖を抜き取ると、もう一人の武将に向き直し、
 武将の長刀の一撃を避けると大きく跳び上がり、武将の頭部を錫杖の強烈な一撃で叩き割った。

玄角「成仏・・・ せよ・・・」

 二体の武将はそのまま倒れこみ、動かなくなると同時にボロボロの人型の紙切れに戻る。
 それを見計らったのか、今度は蘭陵王本人が玄角に向かって跳びかかってきた!

玄角「クッ!」

 玄角は錫杖を振るうが、蘭陵王は難なくそれを素手で受け止める。
 すかさず玄角は左手を錫杖から放し、懐から妖怪退治用の棍棒「玄角棒」を取り出す。
 棍棒を握ると同時に右手も錫杖から放し、蘭陵王が握りしめている錫杖を踏み台に
 玄角は跳び上がり、玄角棒を頭上に振り上げ――――

玄角「てああ―――ッッ!!!

 蘭陵王の頭部に対し振り下ろした!!

蘭陵王「フンッ!!」

 すかさず、蘭陵王は手にした巨大な長刀を振るい、玄角棒の攻撃を受け止め・・・

蘭陵王「――――うおおおおおッ!!

 そのまま、玄角を長刀の一振りで叩き飛ばした!!

玄角「ぐあっ!!」
蘭陵王「フン・・・ その程度・・・」


カイルン「はあッ!!
蘭陵王「ヌッ!?」

カイルン「天道晴明地道安寧人道虚寧三才一体!!!
      大炎焦熱符!!!

 蘭陵王が気を逸らした隙を突き、カイルンは、手に持っていた霊符を眼前の敵に撃ち放った!!!
 放たれた霊符は炎を纏い、蘭陵王に向かって高速の速さで飛び交った!!

蘭陵王「ムオッ!?」

   (ゴオオオオオォォッ!!!)

 蘭陵王が霊符を打ち払う隙も無く、蘭陵王の体は紅蓮の炎に包まれた!!

蘭陵王「ぐおおおおおっ!!

カイルン「蘭陵王!!貴様が滅ぼした村の人々は、それ以上の苦しみの中で死んでいった!!
      今度は貴様がその苦しみを味わう番だ!覚悟して貰おう!!」



 ――――蘭陵王は、中国で復活した際に付近の農村を幾つか襲撃し、壊滅させていた。
 襲撃された農村の住民達は女子供に至るまで皆殺しにされ、その骸はある者はそのまま
 野晒しに、またある者は頭を潰され、酷いものは生きたまま生皮を剥がされ、数時間
 苦しみながら死んでいった物まで散乱していた。

 幼い頃に実の妹を妖怪に殺されたカイルンにとって、いや例えそのような経験が
 無かったとしても、その光景は正常な思考の人間ならば、まさに眼を覆いたくなるような、
 まさに“地獄絵図”と呼ぶものに相応しいものであったに違いない。

 その後カイルンは蘭陵王を追い、再びこの日本に足を運んだのだった。
 そこで自分と同じ妖怪退治を生業としており、過去に蘭陵王と戦った経験のある
 “祟られ屋”九十九乱蔵と知り合い、彼の知り合いの修験行者、玄角も含め、三人で
 蘭陵王と戦い、今現在、ようやくこの東京タワーまで蘭陵王を追い詰めたのだった。

 なお、カイルンは来日した当初はかつて戦った霊能力者、“鵺野鳴介”に協力を頼む事も
 考えたが、乱蔵から彼が今現在日本国内で物議を醸している“スクランブルフォース”に
 関わりの深い組織“ATP”に所属している事を知り、恐らく彼にとって状況的に厳しい
 かもしれないと考慮し、あえて連絡をしなかったという事情があった。



蘭陵王「おのれ・・・ これしきの炎ごときで・・・」
 蘭陵王はそう言い、自分の体の炎を消し去るが、既にその体は所々焦がされていた。

乱蔵「蘭陵王・・・ もう終わりだ。観念して貰おうか」
 乱蔵は、手にした刀を蘭陵王に向け、その足を進める。

蘭陵王「ぬぐぅ・・・ わしは蘭陵王・・・ この世界の頂点に立つ男・・・
    もう二度と貴様ごときには負けはせぬわ〜〜〜!!!!」


  (ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!)


 蘭陵王は、手に持った長刀を上に掲げ、この穂先に禍々しい妖魔気を纏わせた!


乱蔵「カイルン、玄角・・・ 下がってくれ。奴との決着はこの俺がつける!!」
カイルン「解った・・・ だが、無理はするなよ」

 乱蔵は剣を携え、蘭陵王に歩み寄っていく・・・




  ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・

 ――――風が、音を立てて吹いている中、東京タワーで九十九乱蔵と蘭陵王の両者は対峙した。


蘭陵王「地獄に行けェェェ!!!乱蔵オォォォォ!!!!!
乱蔵「―――――蘭陵王ッッ!!!!

 乱蔵と蘭陵王の両者は、自らの手にする獲物に気功及び妖魔気を帯びさせ、
 猛烈な勢いで相手に向かって突撃していった!!!


   ザシュッ!!!


 ―――――そして、一瞬の内に決着は付いた。


乱蔵「・・・・・・」
蘭陵王「・・・・・・」


 乱蔵と蘭陵王はつい数秒前まで、相手が立っていた位置にお互い背を向けて全く動かず武器を構えていた。
 そして、カイルンと玄角はその光景を見守っている。

 乱蔵と蘭陵王が動きを止めてから一分・・・ 二分と過ぎ・・・
 ――――勝敗は、五分経過した時点で明らかとなった。


蘭陵王「グハアァッ!!

 ――――蘭陵王の体に、左肩から斜め一直線に切り傷が走り、そこから真っ赤な鮮血が吹き出る。
 それと同時に、彼の体は、切り傷を中心に黒い霧と化し崩れていった。


 ――――誰が言うまでもない、闇狩り師・九十九乱蔵の勝利であった。


蘭陵王「負けん・・・ わしはまだ負けんぞおぉぉぉぉ!!!!
    わしは大英雄、蘭陵王だぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
乱蔵「ムッ!」

 体が黒い塵と化し崩れつつも、蘭陵王は武器を手に握り締め、
 乱蔵の方向に体を向き直し、斬りかかろうとするが・・・

カイルン「真空斬!!!

  (バシュッ! バシュッ!)

蘭陵王「ぐおおっ!!」

 その猛攻は、カイルンの放った霊符の斬撃によって止められる。
 それと同時に、乱蔵は蘭陵王の方に体を向け直し、両手の掌で存在しない“球”を形作るかのよう構えた。

乱蔵「―――はああああぁぁぁぁぁ!!

 乱蔵は、掌と掌の間に気を集中させ――――


乱蔵「寸指破―――――ッッ!!!!!


 ――――蘭陵王に向け、撃ち放った!

蘭陵王「ギャオオオオオ!!!

 寸指破の光に飲まれ、蘭陵王の姿は見えなくなる――――




 ――――数秒後、寸指破の光が静かに消え、蘭陵王の姿が光の中から浮き出た。

乱蔵「・・・・・・」
カイルン「・・・・・・」
玄角「・・・・・・」


 ――――蘭陵王の身体は、乱蔵の寸指破を受けた箇所がそのまま吹き飛んで消えていた。

蘭陵王「乱・・・ ぞ・・・・・・」

 その言葉を最後に、蘭陵王の身体は完全に黒い塵となり・・・・・・


 ――――やがて、蘭陵王の姿は完全に消え去り、
 それと同時に、彼が手にしていた長刀が音を立てて展望台に転げ落ちた。



カイルン「――――終わったな」
乱蔵「ああ、蘭陵王さえ倒せば後は・・・」


       (パチ・・・ パチ・・・ パチ・・・)


 突如、乱蔵達の近くで、拍手らしき音が響いた。

玄角「!? ・・・何だ、この音は?」
乱蔵「拍手か・・・? だが、こんな場所で、一体誰が・・・」

 突然夜空に響いた拍手の音に、驚く二人。

カイルン「!? ・・・強い妖気を感じる・・・
     二人とも気をつけろ!この近くに妖怪がいるぞ!それも強力な!」
乱蔵「何!?」

 カイルンの言葉を二人が聞き取ると同時に、乱蔵と玄角は
 自分達の後方に強力な妖気を感じ取り、とっさにその方向を振り向いた。

乱蔵「!! 奴は・・・」

 そこには・・・ 拍手の主であると思われる一人の女性がいた。
 その女性は、怪しげな裾の長い白い道士服のようなドレスに未を包み、白い日傘を差していた。
 ウェーブのかかった金髪を揺らしながら、その女性は怪しい微笑を浮かべている。

 外見自体は人間とそう変わらないが、人間との決定的な違いとして、
 その女性は、単身で空を飛んでいたのである。
 そして、その身体から発せられる妖気。
 乱蔵、カイルン、玄角の三人は、彼女が妖怪である事を瞬時に確信した。


???「フフッ・・・ 中々面白かったわ」

カイルン「誰だお前は!?」

 女性に対し、問いただすカイルン。


紫「私は“八雲紫”。お察しの通り妖怪よ」

 そう言うと彼女は、乱蔵たちに向け、再び怪しい微笑を浮かべた・・・


○九十九乱蔵&ヤン・カイルン&玄角→苦戦の末、蘭陵王を倒す。直後、眼前に八雲紫が現れる。
●蘭陵王→乱蔵達に敗れ、撃破される。
△八雲紫→突如乱蔵達の前に姿を現す。目的は今の所不明。
○井之頭五郎→マンションの自室で食事中。乱蔵達の戦闘を目撃(?)するが、特に気にならなかった模様。


【今回の新規登場】
○井之頭五郎(孤独のグルメ)
輸入雑貨の貿易商を個人で営んでいる中年男性。普段は背広を着ている。自由な
生き方をモットーとし、そのため自分の店を構えるつもりはなく、結婚もしていない。
彼にとっての食事とは、他人に構わず、時間や社会に捉われずに、ほんの一時だけ
自分勝手になって幸福に空腹を満たす行為であり、そこには一種の癒しさえも包括している。
その為、己なりの食事に対する信念やポリシーを幾つも持っており、常にこれに則って
食事を楽しんでいる。自分の買わなかった方の弁当に入っていた干しアンズが美味そうだった
等々の細かい事柄にまで、いつまでもあれこれと悩み続ける小市民的な思考の持ち主である一方、
平和で静かな食事を邪魔する人間に対しては容赦がなく、そのような相手に対しては実力行使に
よる制裁も厭わないという、極めて行動的な一面も持ち合わせている。喫煙者で全くの下戸。
高校まで古武術を習っていたため、実はかなりの筋肉質。

 

808 名前:新章/妖を狩る者達 −Part1,丑三つ時の激戦−・SSテスト(修正版):2008/10/25(土) 23:53:46
 


     午前2:19 東京都内・東京タワー



  (ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・)


 星が、寒さに震えるようにまたたく寒空の下、乱蔵達は東京タワーの展望台にて
 境界の妖怪・八雲紫と対峙していた。
 (BGM:夜が降りてくる 〜 Evening Star)


乱蔵「・・・・・・・・・」
カイルン「・・・・・・・・・」
玄角「・・・・・・・・・」

紫「フフッ・・・・・・♪」

 突然の来訪者に、驚きを隠せない乱蔵達。
 だが、相手が妖怪だと解っている以上、各々の武器を構え、
 いつ戦闘になっても迎撃できる体勢を取っていた。


乱蔵「八雲紫・・・ だったか?」
 乱蔵は、紫に対し、口を開いた。

紫「ええ・・・ そうよ」
 それに対し、紫も返答する。

乱蔵「一つ質問させてもらうが、八雲紫・・・ お前が俺たちの前に現れた理由は何だ?」
紫「あら?理由なんて聞いてどうするの?」

乱蔵「俺はこれまで、数えられないほどの悪霊や妖怪を相手にして、そして退治してきた。
   ・・・・・・だから分かる。お前は俺が戦ってきた連中が足元にも及ばない程の妖気を放っている。
   今俺達が束になって戦っても、万に一つも勝てるかどうかは分からない・・・」

カイルン「・・・・・・」
玄角「・・・・・・」

 乱蔵は確信していた。そしてカイルンと玄角も分かっていたに違いない。
 自分達が退治している妖怪・八雲紫の実力が、先ほど戦ってきた蘭陵王の比ではないという事を。
 そして、この場で彼女と争えば、自分達と八雲紫のどちらが勝とうと、その戦闘の余波により、
 眼下の市外に甚大な被害が及ぶ事は間違いなく避けられない事を・・・・・・

紫「―――それで、何かしら?」
乱蔵「お前が俺達を狙っているのなら、応戦せざるをえないが・・・
   それ以外の目的なら、どういう理由か言って貰いたい」

紫「・・・・・・」
乱蔵「・・・・・・」
カイルン「・・・・・・」
玄角「・・・・・・」

 四人の間に、一瞬の沈黙が訪れる。
 僅か数秒にも満たない間であったが、乱蔵達にとっては数分にも感じられた。

 ―――そして、紫はその口を開いた。


紫「フフッ・・・ 少なくとも、あなた達を襲おうとは考えてないわ」
カイルン「―――じゃあ目的は何だ!言え!」

 カイルンは激昂しかけながらも、紫に対し問い詰めた。
 しかし紫はなんのこともなく、普通に返答を行った。

紫「そうね・・・ しいて言うなら、“面白そうだったから”かしら」
カイルン「面白そうだったから・・・ だと?」

 カイルンの目に不信の色が移る。
 元から彼は目の前の“八雲紫”と名乗る妖怪に対し胡散臭さを感じていたが、
 今のあまりにも怪しい返答に不信感を募らざるを得なかった。

紫「ここ最近、こっちも色々と大変なのよ。変な連中がやってきて、
  流石に幻想郷のバランスが崩れそうだったから、どっか遠い星に追い出したりして・・・
  なんか、外もこっちも色々と面倒な事が起こりすぎてるのよ」

カイルン「変な連中? 幻想郷? 何の事だ、俺にはさっぱり・・・」

 カイルンは、紫の言った聞き慣れない単語に、さらに不信感を覚えたが―――

乱蔵「――――幻想郷だと? なるほど、どうやらあんたは幻想郷の妖怪らしいな」

 乱蔵は、何やら納得した様子でそう口にした。

カイルン「なんだって!?、知ってるのか乱蔵!?」
乱蔵「ああ、聞いた事がある」


 遥か昔、東の国にある人里離れた辺境の地に「幻想郷」と呼ばれる土地が存在していた。
 幻想郷には様々な妖怪が多く住み着き、ここに迷い込めば妖怪に喰われてしまう為、普通の人間は
 幻想郷には近づかなかったが、中には妖怪退治の為に幻想郷へ住み着く者もいた。月日が流れ、
 人間の勢力が増すことで幻想郷のバランスが崩れることを懸念した妖怪の賢者・八雲紫(生年不明 - )は
 「幻と実体の境界」を張り、妖怪の勢力を他から取り込むことで幻想郷を保つ。やがて明治時代となり、
 文明開化の過程で非科学的な事象は「迷信」として排除されていき、幻想郷はそこに住み着いた妖怪達や
 一部の人間達の末裔と共に、強力な結界の中で生きる道を進むことになる。その後の幻想郷の存在は
 人々から忘れ去られていったが、結界に封印された後も幻想郷には以前と変わらず多くの妖怪たちと
 僅かな人間たちが住んでおり、外の世界とは異なる精神・魔法中心の独自の文明を築き上げていったらしい。
 現在の幻想郷は、人間と妖怪とのバランスの関係により、昔に比べると妖怪が人間を食う事はほぼ無くなって
 いるらしいが、幻想郷全体の力と均衡を保つため、妖怪が人間を襲い、人間が妖怪を退治すると言う関係は
 そのまま残っていると言われている。

 なお、幻想郷が結界に封印される以前の描写は、筆者が自身で資料に書かれていた事柄を纏めたものであるが、
 結界に封印された後の描写は、筆者が個人的に連絡を取ることができた人物からの証言に基づくものである。
 その人物の詳細は、本人のプライバシー保護の為、筆者が個人的に親しい人物であること以外は書けないが、
 現在でも稀に、外の世界の人間(我々の事である)が幻想郷に迷い込んでしまい事があるらしい。
 ちなみに現代において、本が絶版になったり、特定の商品が生産中止になったりする事で、
 その物品が二度と手に入らなくなることを表す諺“幻想となる”はこれに源を発する。

                               民明書房刊 『決定版 世界の魔境・秘境』より


紫「―――へえ、幻想郷の事を知ってるの。少し驚いたわ。
  驚いたついでに折角だから一つ、ニュースを教えてあげるわ。
  さっき私が言った変な連中って言うのは、幻魔の事よ。
  連中が、再び動き出そうとしてるわ」

カイルン「(“幻魔”? 一体何の事だ?)」
 カイルンは、紫の言った言葉を理解できなかった。だが―――

玄角「幻魔が・・・ 奴らがまた動き出していると言うのか!?」

 玄角は、紫の言葉に、表情を引きつらせて戦慄していた。
 その表情に、カイルンも困惑を隠せなかった。

カイルン「・・・おい、その幻魔とは一体何だ?」
 カイルンは、近くにいた乱蔵に若干困惑気味で問いただした。

乱蔵「―――カイルン、半年前にパリで起きた事件を知っているか」
カイルン「確か・・・ 凱旋門付近を中心に、無数の怪物が現れて、パリの住民が虐殺された事件の事か?
   新聞やネットには、事態を解決するために軍隊や対外治安総局の他にも、「シャッセール」という
   対特殊犯罪組織まで出動して、何とか怪物を全滅させたと書いてあったが・・・」

乱蔵「ああ、その時現れた怪物こそ、幻魔と呼ばれる妖物だ。
   日本でも、平安時代から戦国時代を中心に暴れまわっていたらしい。
   実際に会ったことは無いが、雲斎先生に当時の文献を見せて貰った事があるぜ」

 乱蔵は、自身と実弟である九十九三蔵の師匠であり、退魔師としても一流の能力を持った人物“真壁雲斎”が
 パリに“幻魔”が出現してから二か月程度経過した頃に「曙蓬莱新聞社」という名の新聞社に
 取材を受けたという話を本人に聞かされた事を思い出した。



 数百年前の戦国時代、この国では織田信長や武田信玄を始めとする数多の武将が覇権を争っていたが、
 その裏で“幻魔”と呼ばれる怪物が戦乱の世で戦火を煽っていた事は殆ど知られてはいない。
 この幻魔に関する文献は現在は殆ど残っておらず、つい最近まで歴史の闇に葬られていたが、
 つい半年前、フランスのパリに突如無数の怪物の軍勢が現れると言う事件が発生し、その際に
 出現した怪物が、当時の文献に記載されていた“幻魔”に酷似しているという情報が、とある神社からの
 匿名の連絡で発表されたのは記憶に新しいであろう。それに便乗するかのように、当時の“幻魔”の絵姿が
 描かれた資料が続々と各地の仏閣から発表されたが、その実像は未だ分からない事も多く、
 またフランス政府も現地に出現した“幻魔”に関する情報は、一部を除き一般には公表されていないため、
 事件は知っていても“幻魔”の事は知らない者が大多数だと思われる。

 余談ではあるが、先のパリの事件において、日本の戦国時代の甲冑を着た侍
 幻魔と戦っていたと言う突拍子も無い噂が現地で都市伝説レベルで語られているが、“黄泉還り”等の
 人知を超えた怪奇現象が多発している中、戦国時代の侍が時空を超えて現代に現れたとしても
 何の不思議も無いというのは既に言うまでもない事であろう。

                         日本曙蓬莱武術協会名誉師範 真壁雲斎・談



紫「・・・それじゃ、そろそろおいとまするわ」

 紫がそう言うのに合わせるかのように、突如彼女の背後に巨大な空間の裂け目が現れる。
 空間の裂け目の中は黒色等の色が混ざっており、大きな目らしきものも見える。
 裂け目・・・ “スキマ”と称されるそれは、そのまま彼女の体を包むように飲み込んだ。

カイルン「待て、八雲紫! お前は今回の事件をどこまで知っているんだ! 答えろ!」

 丁度紫はスキマ隙間から頭部だけが見える状態になっていた。
 彼女はそのまま乱蔵達に対し、こう言った。

紫「―――“アンゴルモア”に気をつけることね」

 紫はそう言うとクスリ、と怪しい笑みを浮かべ、頭部をスキマの中に沈め・・・

乱蔵「おい、待て!」


 ――――乱蔵が問いかけた頃には、既に紫はスキマもろとも虚空にその姿を消していた。

カイルン「くそっ・・・・・・」
乱蔵「・・・・・・」
玄角「・・・・・・」


 ――――乱蔵達は、東京タワーの展望台に、つい先程まで八雲紫が存在していた
 虚空を見上げながら、その場に立ち尽くしていた。








     午前4:00 東京都内・東京タワー


 戦いを終えた乱蔵達は、東京タワーの展望台から、タワーの根元の地面に降り立っていた。

カイルン「乱蔵・・・ あの妖怪の言った言葉・・・ どう思う?」
 カイルンは、乱蔵に問いかけた。

乱蔵「さあ、どうだろうな・・・ ただ、今の状況じゃ謎が多すぎる。
   一旦どこかで落ち着いて、話を纏めるべきだろう」
カイルン「そうだな―――」


乱蔵「・・・玄角」
玄角「何でしょう、九十九さん」

 乱蔵は、腰のポケットから一枚の紙切れを取り出し、
 それを、先程の蘭陵王との戦いで使用した剣と一緒に玄角に渡した。

乱蔵「雲斎先生の住所が書いてある。先生の所に言って、今回あった事を伝えてくれないか。
   ここ最近起きている事件を考えると、これで終わるとは到底思えないんでな」
玄角「・・・解りました。私も、何やら嫌な予感がします。
   私個人としても、慈叡和尚の元にも行き“幻想郷”や“幻魔”について色々相談するつもりです」

 そう言うと、玄角は駅の方向に向かっていった。


カイルン「乱蔵・・・ 俺たちはどうする?」
乱蔵「・・・とりあえず、日を改めてどこかで待ち合わせしよう。
   それと、知り合いの退魔師にも来てもらうつもりだ」

 乱蔵の言った“退魔師”と言うフレーズに、カイルンは少し表情を変える。

カイルン「知り合いの退魔師・・・? 俺たちと同じか・・・?」
乱蔵「ああ、草波 龍志郎って奴だ。
   少し硬い所もあるけど、いい奴だし、退魔師としての実力も問題ない」
カイルン「フム・・・ 解った」


 その後、乱蔵はカイルンの宿泊しているホテルの電話番号を聞くと、カイルンと別れ、
 近くに停めてあったごついボディのランドクルーザーに乗り、自身のマンションへと
 ランクルを走らせた・・・







 祟られ屋、九十九 乱蔵。


 霊符師、ヤン・カイルン。


 拝み屋、玄角。



 彼らもまた、この地上のみならず、様々な異世界を巻き込んだ

 騒乱の歯車の中に巻き込まれつつあった。




○九十九乱蔵、ヤン・カイルン→後日再開する事を約束し、今は別れる。
○玄角→乱蔵の師匠「真壁雲斎」並びに、自分の恩師「慈叡和尚」の所に向かう。
     ついでに乱蔵が雲斎から借りた武器の返却も兼任する。
△八雲紫→意味深な言葉を幾つか残し、退場。

 ◇曙蓬莱新聞社(魁!!男塾)
  日本曙蓬莱武術協会の機関紙を発行する新聞社。
  理事長である盛田慎之助と、民明書房代表取締役の大河内民明丸は旧知の間柄である。
  『撃って候 早くてゴメン』『鉄仮面の告白』などの出版物も発行している。


とりあえず、修正完了しました。
後はドミニア様を始めとする、他の方の意見を聞いた上で
本スレのものと入れ替えようと思っています。

809 名前:新章/外伝 二人の皇帝:2008/11/11(火) 07:38:07







―――――暗い。





―――――暗い。





――――――漆黒の闇。





――――――光の欠片も見えぬ、真なる闇。





――――――私は、一体どうなったのだ。





――――――確か、アルテミスをデビルマジンガーに破壊され、
その後奴に挑むも、そのまま吸収され・・・




――――――くそ、その後が思い出せない。
あの忌々しい剣鉄也、兜甲児、他の連中・・・ デビルマジンガーはどうなった。
互いに潰し合えばそれはそれででいいが・・・ そもそも、一体、私はどうなった。
此処は何処だ。もしや、“死後の世界”とやらではないだろうな。



―――――何処でも関係ない。地獄だろうが天国だろうが、此処に留まるわけにはいかぬ。
たとえ数千、あるいは数万の時が必要だろうとも構わん。光子力研究所、早乙女研究所、
そしてマジンガーやゲッターを始めとするスーパーロボット共を完膚なきまでに破壊した上で、
再び時を越える能力を持ったエスパーを生み出し、今度こそ滅びを知る前のミケーネへと還り、
永遠の栄華、永遠の輪廻、永遠の帝国を築いてみせるわ!!






―――――残念だが、今の貴様には無理だ。



―――――!? ・・・何奴!?



―――――貴様は・・・ 私だ。 そして、私は・・・ 貴様だ。




 ――――光の欠片さえも見えない漆黒の闇の中。
 その中に怨念の塊とも見紛う様な、二人の灼熱の炎の巨人が並び立っていた。




―――――何者だ、貴様!


―――――言った通りよ。私は貴様だ。貴様が人類共が作り出した
ネットワークに侵入し、マジンガー共を処分した時より、およそ百年前・・・
丁度、貴様がアルテミスで遡ってきた時代より、それほど経過していない時代の貴様だ。


―――――過去の私だと?


―――――尤も、私が生き延びたとしても、貴様に繋がることは無いだろう。
貴様は既に、過去の世界より召喚した弓さやかに、貴様がネットワークを利用して
世界を掌握した事を伝えている。そうなれば、奴らが生き延びた以上、
それに対し対策をする事で歴史は分岐し、私は貴様に繋がらなくなる。


―――――フン、ならば好都合。ここで貴様を滅ぼし、
唯一無二の皇帝となった上で、再び現世に舞い戻り、奴らを倒すまでよ!!


―――――笑わせる。


―――――何だと!?


―――――今の地上は様々な勢力や存在が入り乱れている。
そんな中で復活したとしても、目的を達成する事は容易ではあるまい。


―――――貴様、臆しているのか?


―――――慌てるな。歴史が繋がっていないとはいえ、やはり貴様と私は同じ存在。
つまり、私の目的も貴様と同じ、永遠の栄華、永遠の輪廻、永遠の帝国を築き上げることよ。


―――――何が言いたい?


―――――私と一つになれ。同化すれば、それだけ大きな力を得た上で
現世に戻ることもできよう。無論、それだけでは無い。


―――――ほう。


―――――この地から現世に戻る際、冥府と現世の“境界”に大きな亀裂を加えれば、
かつて我々の部下として動いていた者ども・・・ 暗黒大将軍に、七大将軍、
そして、Dr.ヘル共さえも、我らと共に黄泉還らせる事も可能だろう。


―――――我らはともかく、他の連中は肉体を持つ存在。幽霊で使い物にはならんぞ。


―――――“生と死”の境界を同時に破壊すれば、幽霊ではなく、肉体を持った
存在として復活させる事も可能だ。我らが同化すれば、それも不可能ではない。
尤も、他の連中も黄泉還るかもしれんが・・・ 知ったことではなかろう。


―――――フッ、成程。
では問おう。同化に成功したとして・・・ その主導権は、貴様と私、どちらとなる?


―――――“意志”の強き者。
現世に戻り、己の目的を成し遂げようとする思いの強い方が残り、
残ったものは体、記憶、力を全て吸収され・・・ 消える。


―――――いいだろう。貴様を吸収し、更なる力を得たうえで復活し、
かつての部下たちを引き連れ、現世に戻ってくれるわ!!


―――――来いッ!!




 二体の炎の巨人は、お互いの体の炎を強くしたかと思うと、やがてその体形を崩し、
 その首をのばす。やがて体全てが長大な首と変化し、巨大な炎の蛇、あるいは龍を
 思わせる姿となり、お互いに絡み合い、やがてお互いを吸収し合った。


 ――――やがて、二つの炎は一つへと融和し、再び炎の巨人の姿となった。
 だが、その大きさは以前の炎の巨人の比では無く、その2倍、もしくは それ以上の大きさ、
 そして凄まじく禍々しい怨念の業火のパワーを感じさせるものとなっていた。



闇の帝王「ククククク・・・ ハッハッハッハッハッ!!!
     待っていろ・・・マジンガー! ゲッターロボ! そしてαナンバーズの連中よ!」





  ◆    ◆    ◆    ◆




     冥府 三途の川(幻想郷方面)


小町「ふぅ・・・ やっとこれで半分ってとこか」

 三途の河で船頭をしている死神・小野塚小町は、彼岸から、此岸(現世側)の岸に着き、
 待機している幽霊を船に乗せる準備をしようとしていた。
 仕事をサボる事も多い彼女も、今日はたまたま仕事が進んでいるようであったが・・・

小町「・・・ん?」

 ふと、小町は三途の河の遥か先、彼岸が何やら光っているのに気がついた。
 三途の河は基本的に深い霧で覆われているが、彼岸から見える光は、その霧さえも
 透過して届いていた。

小町「な・・・ 何だい? ありゃ」

 その光はまるで元旦の初日の出の如く、徐々に上へ上へと昇ってゆく。
 見ると、その光を放っているのは、大きな炎の塊の様な物体であった。
 その炎の塊の中には、大きな悪鬼の様な顔が浮かび上がっており、
 その邪悪な表情は人妖問わず、見る者を震え上がらせることであろう。

 そして、その炎の悪鬼の周囲には、何やら米粒の様なものが纏わりついていた。
 ・・・もっとも、そう見えるのはその炎の悪鬼の大きさと比較しての事であって、
 実際の大きさは、各々が10m〜50m代と考えて間違いないであろう。
 それらは、人型だったり、獣型だったり、鳥型だったり、虫型だったり、
 それ以外にも様々な形をしていて、炎の悪鬼と共に上昇し続けていた。
 


  ◆    ◆    ◆    ◆



闇の帝王「ワハハハハハハハ!!!!」

 地獄から現れた炎・・・ それは紛れも無く、かつての古代ミケーネ帝国の皇帝であり、
 今なお怨念のエネルギーとして存在し続けている、ミケーネ闇の帝王こと、
 “ギャラハン皇帝”の姿そのものであった。

暗黒大将軍「待っていろ、剣鉄也!!」
地獄大元帥「兜甲児、マジンガーごと地獄に葬ってくれる!!」

 闇の帝王の周辺では、現世で待ち受けているであろう宿敵に向け
 闘志を燃やしている暗黒大将軍と地獄大元帥の姿があった。
 その他にも、アルゴス長官、ゴーゴン大公、ヤヌス侯爵、獣魔将軍、七大将軍、あしゅら男爵、
 ブロッケン伯爵、ピグマン子爵、その他大勢の機械獣や戦闘獣、鉄仮面軍団、鉄十字軍団、
 ミケーネス、キャットルーが闇の帝王の周囲を旋回し、共に現世に向けて上昇し続けていた。
 


  ◆    ◆    ◆    ◆



小町「こ、こりゃ大変だ・・・ 早く四季様に知らせないと・・・ ん?」

 慌てふためく小町の目に、ふと、何やら黒い物体が三途の河の遥か上空に
 浮かんでいるのが映った・・・ が?」

小町「・・・消えた? あれは一体・・・
   と、とにかく四季様のところに・・・」
 



  ◆    ◆    ◆    ◆




     冥府 三途の川(幻想郷方面)上空



 ―――――三途の川の上空、高度八千m地点。
 そこに、おそよ冥府には似つかわしくない・・・ いや、案外そうでもないとも言えそうな、
 漆黒のボディの巨大なロボットが、首に巻いたマントを靡かせ、佇んでいた。

???「――――気付かれずに済んだようだな」

 ロボットの操縦席に座っていた男は、安堵の声を上げる。
 よく見ると、ロボットの首に巻かれているマントの付け根部分には、二人の男性がしがみ付いていた。
 一人は全身に包帯を巻いた男であり、胴体には防弾アーマーのようなものを装着している。
 もう一人は、身長2m以上はありそうな大男であり、迷彩柄の服を着ていた。

包帯の男「・・・しかし神隼人、まさかお前が地獄から俺達を助けてくれるとはな」
隼人と呼ばれた男「・・・確かに俺は神隼人だが、お前達の知っている神隼人では無い。
             お前達の知っている竜馬と隼人は、現在は関東異次元一家に出向して
             七ッ星連合の連中と交戦している頃だろう」

 操縦席に乗っていた男・・・ 神隼人はそう答え、もう一人の大男のほうに目を移す。

大男「・・・ウガ」

 大男は、片手でマフラーにしがみ付き、もう一方の手で何かを握っていた。
 よく見るとそれはバナナのようなものであり、大男はそれを食べている。
 ・・・ただ、それは我々の知っているようなバナナとは異なり、その皮の色は
 黄色とも緑色とも付かず、むしろ灰色と形容できる色のものであった。
 大男がそのバナナをかじる度に、ジャリ、ジャリといった、とても果実とは思えない
 まるで砂の塊をかじっているかのような音が鳴り響いていた。

隼人「・・・何だそれは」
包帯の男「地獄に偵察に来てた死神から、賭け勝負をして奪い取ったバナナらしい。
      ・・・尤も、味自体は砂とそう変わらんがな」
隼人「冥府を抜けたら、もっと美味いバナナを沢山食わせてやる。それまで我慢してろ」
大男「ウガガ」



包帯の男「・・・ム?」

 包帯の男は、三途の川の岸辺に居た小町に気付き、目を配る。

包帯の男「あそこの死神の女に気付かれたようだが、どうする?」
隼人「気にする必要は無い。今さら冥府の連中が動いても、奴らを止める事はできん。
   流石に俺も、あの“ギャラハン”の復活と重なるとは思わなかったが・・・
   まあ構わんさ。遅かれ早かれ、奴らとの戦いは避ける事はできないからな」

 漆黒のロボットは、マフラーを靡かせながら、さらに上空へと進んでいく。
 その行き先には、大きく切り開かれた時空クレパスが見えていた。

包帯の男「・・・あれぐらいの奴が、これからも黄泉還るのか?」
隼人「・・・間違いないだろう。この様子だと、恐竜帝国や百鬼帝国、
   邪魔大王国やインベーダー共もそう遠くない内に出てくるだろうな」
包帯の男「インベーダーもか・・・ 俺達だけで立ち向かえるのか?」

 包帯の男は、かつて自分達が戦った、ゲッター線を吸収する異形の怪物
 「インベーダー」の姿を思い出し、包帯に隠れたその顔を歪ませる。

隼人「・・・だからこそ、お前達を地獄から引っ張ってきたんだ。
   ゲッターの力で、“生と死”の境界を壊した上で連れてくるつもりだったが・・・
   素直に喜べないにしろ、奴のおかげで手間が省けたのは確かだ」
包帯の男「・・・俺達以外にも、仲間が増えるのならありがたいがな。
     俺達同様地獄にいた奴でも、ギレンやパトリックみたいな連中は願い下げだが・・・」
隼人「増やすのさ。歴史改変でも特異点でも何でも利用して、
   全く異なる歴史を辿った平行世界が増えれば、それだけチャンスは多くなる。
   ・・・特に“あの世界”に影響を与えれば、ゲッターに大きな変化が出る
   可能性も十分あるだろうしな」

 隼人はニヤッと笑い、手元の操縦桿を大きく傾ける。
 それと共に、ロボットの動きが一気に加速した。

隼人「行くぞ。三泥、地獄。お前達の世界の竜馬も待っている」

三泥(包帯の男)「おう」
地獄(大男)「ウガ」

 漆黒のロボット・・・ ブラックゲッターは、そのマントをさらに大きく靡かせ、
 今まさに閉じようとしている時空クレパスの中に消えていった・・・





 ―――――それは、スマートブレイン社の元社長・村上峡児が
 数ヶ月ぶりにその姿を見せ、緊急記者会見を行った日より、およそ11ヶ月ほど前の話――――



 

810 名前:新章/外伝 二人の皇帝:2008/11/11(火) 07:40:26
●ミケーネ闇の帝王=ギャラハン皇帝→
千年以上先の未来の闇の帝王と、現代でαナンバーズに倒された闇の帝王が地獄で邂逅。
互いに吸収し合い、更なる力を得て復活。増大した怨念のパワーで“生と死”の境界線を
破壊。かつての部下たちを引き連れ、現世に向かう。
△小野塚小町→仕事中に闇の帝王とその一味の復活を目撃。
△神隼人→ブラックゲッターを駆り、地獄からかつて平行世界で戦死した三泥と地獄を復活させる。
その目的と所属は今のところ不明。
△三泥、地獄→隼人によって、地獄から現世に帰還。

【今回の新規登場】
△小野塚小町(東方Project)
閻魔である四季映姫の部下の死神。距離を操る程度の能力を持つ。一人称は「あたい」。
二つ名は「三途の水先案内人」等。能力を使用すると、特に道の長さが変わり、距離は
見た目の距離も弄るので、近づいていようと遠ざかっていようと、一定の距離の位置に
いるように見せることが出来、追っても近づかず、逃げても離れずで人間に恐怖心を与える。
性格は明るく、江戸っ子っぽい気前の良さがある。三途の河の船頭をやっており、
幻想郷の人間を担当する事が多い。かなりマイペースで、仕事をさぼっては四季映姫に
怒られることもしばしば。船に乗せた魂との会話が、仕事中の楽しみでもある。

●地獄大元帥=Dr.ヘル(グレートマジンガー)
暗黒大将軍の死後、その後任に就いた新幹部。 CV:神弘無(スーパーロボット大戦では富田耕生)
その正体はミケーネ帝国の科学力で戦闘獣として蘇ったDr.ヘル。頭部のコクピットの中に
Dr.ヘルの上半身が収納されていて、地獄大元帥の体をコントロールしてはいるものの
地獄大元帥の体から分離することはできない。冷酷非道な作戦を躊躇わずに実行する。
武闘派の暗黒大将軍と異なり、科学者としての頭脳を駆使して鉄也と甲児を追い詰めていった。

△神隼人(真(チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日)
平行未来の地球における元ゲッターチームのジャガー号のパイロット。 CV:内田直哉
沈着冷静、頭脳明晰、チームの指令塔。早乙女博士殺しの張本人であり、博士の遺志を継ぐため、
敢えて竜馬に罪を着せて逃亡したが、それ故に事情を知らない竜馬から恨まれることとなる。
冷静な性格だが、時に非情な一面も覗かせる。13年後はタワーの指揮官となり、真ドラゴンの
炉心解体のために敷島博士と共に行動していた。ゲッター2、真ゲッター2を操縦。
木星におけるインベーダーとの最終決戦の直後、時空間の裂け目に突入。その先でゲッターエンペラーと邂逅。
自分たちの存在理由を悟り、流竜馬、車弁慶と共に、未来永劫の時の狭間で戦うべく突き進んでいった。
【ゲッターロボ/ゲッターロボG】の神隼人とは平行未来の同一人物。

△三泥(真ゲッターロボ!! 異聞 Try to Remember)
平行世界の地球における流竜馬の仲間。全身を包帯で覆っている男。
ゲッターロボ(単騎操縦型)に搭乗し、流竜馬と共に月から地球に帰還したが、
インベーダーに寄生された早乙女博士にコクピットごと潰され、死亡。
【ガクエン退屈男】の三泥とは、平行未来の同一人物。

△地獄(真ゲッターロボ!! 異聞 Try to Remember)
平行世界の地球における流竜馬の仲間。巨大な大男で「ウガ」としか言わない。
ゲッターロボ(単騎操縦型)に搭乗し、流竜馬と共に月から地球に帰還したが、
インベーダーに寄生された早乙女博士にコクピットごと潰され、死亡。
【ガクエン退屈男】の地獄とは、平行未来の同一人物。

 ◇ブラックゲッター(真(チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日)
  平行未来の地球で、流竜馬が月のゲッター線研究ラボの跡地に放棄されていた初代ゲッターロボを
  独自に修理・改造し、戦闘能力をアップさせたもの。戦闘力はゲッターロボGに匹敵するが、
  変形機構はオミットされている。また、本来機体色は赤だったが大気圏突入時の摩擦熱で塗装が
  こげて黒色になった。作中では竜馬しか搭乗しなかったが、コクピットが残っているため、
  三人搭乗する事も可能(スーパーロボット大戦の設定より)。
  武装は、44マグナム・シキシマSP、ストライクガン、ニ対のゲッタートマホークなど。



構想30分、執筆三日です(汗
黄泉還りの原因の描写に関しては、あくまで「数あるきっかけの一つ」であって、
闇の帝王の復活だけが黄泉還りの原因ではないという解釈でお願いします。

【真ゲッターロボ!! 異聞 Try to Remember】は、講談社から発行された
「スーパーロボット大戦トリビュート」に掲載された【脚本:今川泰宏 漫画:松本久志】による
全3話の作品です。本自体は絶版ですが、面白い作品ですので、古本屋で見かけたら
是非一読お勧めします。
ちなみに自分は、【ガクエン退屈男】は未読です(両作の三泥と地獄は多分別人です)
また、ブラックゲッターの武装はリボルテックで追加された武装も採用しています。

小町は・・・ 単にシチュ的に出したかっただけです(汗
彼女も、今後の出番があれば出したいのですが。


正直、思いついた時から「早めに書かないと風化する」と考えていたので、
勢いに任せて三日で書き上げました。
次こそ、最遊記編の仕上げに移りたいです(次回投稿文は50%程度完成してます)。

811 名前:無名の妖怪ハンター:2008/11/17(月) 18:12:49
よく考えたら、地獄大元帥とDr.ヘルは別人格でも何でもない同一人物でしたので、
>>810の地獄大元帥の解説を本スレ投稿時には以下のように修正します。

●地獄大元帥=Dr.ヘル(マジンガーZ/グレートマジンガー/スーパーロボット大戦(小説))
地下帝国を統べる悪の天才科学者。 CV:富田耕生(Dr.ヘル)、神弘無(地獄大元帥)
地中海のバードス島で古代ミケーネの遺跡を発見し、そこに残されていたロボットの技術を元に作り上げた
機械獣軍団を率いて世界征服を狙っていた。マジンガーZら光子力研究所の面々と激闘を繰り広げ、
最終的には飛行要塞グールごと撃墜され、ブロッケン伯爵と共に死亡する。その後、ミケーネ帝国の
科学力によって戦闘獣“地獄大元帥”として復活。暗黒大将軍の死後、新幹部として任に就く。
頭部のコクピットの中にDr.ヘルの上半身が収納されていて地獄大元帥の体をコントロールしてはいるものの、
地獄大元帥の体から分離することはできない。冷酷非道な作戦を躊躇わずに実行する。武闘派の暗黒大将軍と
異なり、科学者としての頭脳を駆使して鉄也と甲児を追い詰めていった。最終的には倒されたが、それでも
脳髄のみで生き残っており、千年以上先の未来でパリアッチョ(あしゅら男爵)によって、かつて兜十蔵博士が
封印した禁断のマジンガー「デビルマジンガー」の生体ユニットとして組み込まれる。その後現代へと跳躍し、
パリアッチョと闇の帝王を倒すが、兜甲児の操縦するマジンガーの最終形態「ゴッドマジンガー」によって
完全に撃破された。


そういえば、マジンカイザーのカイザーはドイツ語で「皇帝」という意味ですが、
ゲッターエンペラーのエンペラーも英語で「皇帝」という意味ですよね。
この共通点は多分偶然でしょうが、空想大戦で何か関連付けてみるのも一つの案として
頭の中にあったりします。

最遊記編の続きは、もう少し待ってください(汗

812 名前:ドミニア:2008/11/25(火) 20:00:40
ふむ… そうだなあ。
意欲的な取り組みであるだけに、他のSSと比べて展開が急な分、
付いていけない人は多そうだ。

より説明に丁寧に文をさいてみたほうがいいかもしれないな。

813 名前:無名の妖怪ハンター:2008/11/25(火) 20:26:53
>>812
意見ありがとうございます。
もしドミニア様に問題がなければ、具体的にどんな感じにすれば良いか
アドバイスお願いできないでしょうか?

814 名前:ドミニア:2008/11/25(火) 23:39:47
いや、そう言われるのは嬉しいが、知らない作品へのアドバイスと
いうのは難しいもので…

ただまあ、どんなSSにも言えるアドバイスぐらいならできるか。

自分のSSを映画としてイメージし、
次に、読む側が作品に対する予備知識ゼロだという前提で、
その映画、つまり脳の中で動画として浮かぶ、流れるイメージを、
こと細かく文だけで伝える。

風の流れ、キャラの表情、キャラの内面、etc…
そうすると、知らない作品でも、急な展開でも、
格段に読む側が入りやすくなるはずだ。

815 名前:無名の妖怪ハンター:2008/12/15(月) 21:25:58
最近某大型掲示板の石川先生の作品の考察スレッドを閲覧したら、
中々面白い考察(ゲッターロボ、虚無戦記、魔獣戦線の関連性)を見つけましたので、
ここに転載した上で、独自考察してみたいと思います(以下リンクは元の書込み)。
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/rcomic/1218405788/214


 大元の宇宙(高度に発展した文明あり)←時天空が侵略
 ↓
 とりあえず勝ち目がないので、人工的にビッグバンを起こして、
 子宇宙(ベイビー・ユニバース)を沢山つくりドサクサ紛れに逃走。
 大元の宇宙の住民はそれぞれ子宇宙の発展の方向付けをやった後姿を消す。
 (死亡というよりその宇宙に溶け込んだ的イメージ)
 ↓
 そのうち一つはゲッター線により生物と機械が融合しつつ際限なく進化する世界(ゲッターの世界)
 また一つは輪廻転生と生命進化により空間支配等の超能力を強化していく世界(虚無の世界)
 別の一つは生物学的進化により超常的戦闘能力を獲得する世界(魔獣の世界)
 等など、子宇宙ごとに異なった方向性に発展して時天空の再襲来に備えている。
 ↓
 子宇宙同士は光速以上の速さで遠ざかるので、空間として地続きではあるが互いに因果地平の彼方に
 隔離された状態であり、個々の宇宙の住人は互いに知覚は不可能。逆に、それを知覚可能となった場合に
 ステージがあがり、大元の宇宙の住民と同等の力を得て時天空への抵抗が可能になる。


 
個人的な意見、この考えは空想大戦に対する三作品の考え方にできそうな気がしました。
ゲッターロボ、虚無戦記、魔獣戦線の内、ゲッターロボは石川先生が書いた漫画以外にも
アニメ、OVA、ゲーム、別の人の漫画と、様々な派生作品が出てますが、上記の考察を加えて
ゲッターロボの派生作品は、ゲッターの進化の可能性を広げるために無数に分岐された平行世界
という解釈を思いついたところ、以下の様な考察を考えました。

空想大戦の現代地球では、70年代のアニメ版ゲッターロボが世界観に加わっていますが、
アニメ版ゲッターは、漫画やOVA程ゲッター線の超常的なな干渉を受けていません。
そこに、以前リクスレの方でドミニア様が言ってました考察を踏まえて思いついた考察ですが、
「混沌状態にある空想大戦の世界の影響を与える事で、未だゲッター線がエネルギーとしてしか
 発現していない(要するに新たな進化の可能性が大きい)アニメ版ゲッターロボに
 新たなる進化を促す為、平行世界の収束によって空想大戦の世界観が生まれた際に
 ゲッター線の意志が意図的に空想大戦にアニメ版ゲッターを交えた
という案はどうでしょうか?

実際、同じく様々な作品が混在しているスパロボでは、本来のアニメ版に加えて
明らかにゲッター線が強く干渉していますし、もし反対意見が無いのでしたら
こういった案を自分のSSにおいて少し描写したいのですが、どうでしょうか?

816 名前:無名の妖怪ハンター:2008/12/15(月) 22:17:15
P.S
【虚無戦記】と【真説・魔獣戦線】では、共に以下の様な作中描写があります。

■虚無戦記
以下、作中の台詞をそのまま引用

「人間は時間をかけて進化する兵器なり!!
 これより何百年何千年の時をかけ、多くの戦いを試行錯誤して完成してゆく兵器なり!!
 人間は宇宙にでた時、敵を理解し、自分達の目的に気がつく生物兵器なり!!」

 
■真説・魔獣戦線
作中の台詞によると、宇宙の外に広がる空間“時天空”に対抗するために
「大いなる意志」が行ったビッグバンの爆発によって誕生したのがこの宇宙。
以下、作中の台詞をそのまま引用
 

「原始的だが分子構造体を組み合わせ、時天空を攻撃する生物体を作り出す!!」

「遺伝子を次々と組み合わせ、進化する戦闘的な種がいい!!」

「われわれのような意識体ではなく! おのれら同士が喰い合う種がいい!!」

「喰い合う事によって強くなる、破壊せよ、同胞を殺せ、武器を作りあげろ」

「その中で生き残った種が進化を繰り返し、星々を食う魔物が生まれてもいい!!」

「兵器を使い・・・ 宇宙を消滅させる機械のバケモノでもいい!」」

「しかし、そいつらには自滅とするというリスクがつきまとうぞ」

「かまわぬ、そしたらまたイチからやりなおせばいい」

「ビッグバンが・・・ おさまるまでに・・・ 作りあげろ・・・」

 
上記の内容から考察すると、
■星々を食う魔物→ラ=グース
■宇宙を消滅させる機械のバケモノ→ゲッターエンペラー
という解釈も可能で、これらの作品の背景が繋がるという解釈です。

漫画版「真」や「アーク」におけるゲッターエンペラーの行動も、上記と>>815の考察に合わせれば
色々と解釈することが可能ですし。

817 名前:無名の妖怪ハンター:2008/12/27(土) 01:17:28
特に質問などでは無いですが、思いついた事をチラシの裏程度のつもりで書いてみます。
 

以前自分は談話室の>>794で、ジョジョ四部メンバーと東方の紅魔館メンバーを激突させる案を書き、
ドミニア様や赤い雨様からも色々と助言を頂きました。
この案自体は現在も今後のSSの構想として執筆する予定ですが、最遊記編とMMR編の執筆の気休めで
少し色々考えたところ、ここで一つ思いついた事がありました。

・・・というのも、そのSSにおいて【岸辺露伴 vs レミリア・スカーレット】という対戦カードを
考えたのですが、ここで露伴に加え、加勢させたいキャラが出てきたんです(笑

そのキャラを明かすと、【コミックマスターJ】のジ・エンドこと“延道断”です。
彼自身は露伴と同じ漫画家ですが、原作ではまさに人外レベルの戦闘能力を発揮しており、
空想大戦のシリアスな戦闘に加えても、違和感はないかなと思った次第です。

ただ、この案をそのまま通すと【2対1】の構図になってしまうのですが、
・・・何と言うか、個人的にはそれはできれば避けたいんですよね(苦笑
(男二人で女一人を攻撃するのもアレな他、“二人がかりじゃないと倒せない”的に描写するのが少し嫌)
という訳で、レミリア側にも誰か加勢させる予定なのですが、紅魔館メンバーから選出したところ、
美鈴と咲夜は億泰&仗助と交戦するので省き、残ったキャラから選考してパチュリーも考えたのですが、
仗助のスタンドの持つ【壊れた物体、負傷した生物を瞬時に元通りに直す・治す】能力の有効性から
SSの内容的に多少のムチャをしても、各キャラの状態は大丈夫だろうと考えた結果・・・
・・・ここは思い切って、レミリア側の加勢キャラはレミリアの妹のフランドール・スカーレットにしようかと考えています。

つまり、【岸辺露伴&ジ・エンド vs フランドール姉妹】という「最強漫画家 vs 吸血鬼姉妹」といった
若干カオスになり気味の対戦カードにしようかとかなり本気で考えていますが、よろしいでしょうか?
何か意見や質問がありましたら、遠慮なくお願いします。
 

P.S
以前リクスレの方で【鬼神隊】なる部隊を登場させる案を言ったことがありましたが、
あれから時間が経過した結果、今後のSSの構想が大きく変わっていったこともあり、
とりあえず今は“ボツ”の形にしようと考えています・・・ 済みませんでした・・・

・・・というか、この案で出そうかと考えていた遊戯王の牛尾、思いっきり5D'sで再登場したし(爆

818 名前:一般兵A:2009/01/03(土) 15:06:06
前々から、名前だけは出していた新宿編の構想です。
メモ書き程度で、もうしわけありません。

ssで取り扱う作品は、奪還屋とシティーハンター。
新宿が舞台の作品に関して、ちらりと言及できればと思っております。

内容は、ホンキー・トンクにシティーハンターのキャラが、
キャッツ・アイに奪還屋のキャラが行くというものです。
まぁ、話と話の間にある閑話のような形になるかと。

なお、空想大戦における「新宿」は
・表向きは我々の世界の新宿と変わりは無い
・ただし、裏では無限城の住人を始めとする強者が活動している。
・歌舞伎町=神室町    (龍が如く基準)
・無限城は新宿のシンボル(ゲットバッカーズ基準)
というのを考えております。

時間軸は、ドミニア様が以前構想として語った香と香瑩を
救出する話と、今後執筆が予定されているドラゴンハント篇の間。

判り易く書くと、

          香&香瑩救出篇


      正道会(台湾系マフィア)の新宿を舞台としたクーデター(エンジェルハート1〜3巻)

              ↓
             
             本SS
  
              ↓
          
          ドラゴンハント編

にしたいと考えております。

以前、ドミニア様に相談したいと書き込んだのは、ライダー編以上に、
ドミニア様の書かれたアイディアなどを使っているため、
許可をいただきたいと思ったためです。
あくまでまだ構想段階なので、ドミニア様の許可がいただけなければ、
変更してssを書きたいと思っております。



819 名前:ドミニア:2009/01/03(土) 17:50:39
817 名前:無名の妖怪ハンター
>【岸辺露伴&ジ・エンド vs フランドール姉妹】
私は東方に関する知識はニコニコ程度のもので、コミックマスターは全然知らん。
なので安易に大丈夫と断言する事は出来ない。
まあそれを踏まえた上で敢えて言うなら… キャラを崩さないならいいんじゃないか?

もしおかしい方向に行ってしまったとするなら、作品を知っている他の面々が指摘してくれるだろう。
私は貴殿を信頼しているので、その心配はないと思うがな。



>>818一般兵A殿
>前々から、名前だけは出していた新宿編の構想です。
>メモ書き程度で、もうしわけありません。
いやいや。

>内容は、ホンキー・トンクにシティーハンターのキャラが、
>キャッツ・アイに奪還屋のキャラが行くというものです。
ほほう。それはそれは… 興味深い。

>なお、空想大戦における「新宿」は 〜 というのを考えております。
ふーむ、まあだいたいそんな感じになるかな。
…ん? 確か奪還屋の世界は全部バーチャルだとかじゃなかったか?

時間軸は、ドミニア様が以前構想として語った香と香瑩を
救出する話と、今後執筆が予定されているドラゴンハント篇の間。

>香&香瑩救出篇
これを覚えてくれているだけでも嬉しいな。

では参考までに、元のエンジェルハートと、救出篇後のシティーハンター勢との違いを。

@香=真琴(アニメ・時をかける少女)の一日一回タイムリープ能力のおかげで交通事故を回避。
   ただし青龍だのなんだので結婚式は延期。未婚のまま娘(もちろん香瑩)ができることに。

A香瑩=AHどおり飛び降りるが、瀬尾晶の決死のダイビングで心臓串刺しは免れる。
    しかし出血多量のため、香が輸血。ここで香の心臓ではなく香の血が香瑩に入る。
    これで香瑩がAHのように香化。ハンマーが二倍になりました(ぉ

B冴羽遼=香が死ななかったのでCH休業せず、掲示板もそのまま。
     一応CH時代状態なので、AHのようなすぐ腰痛や息切れ等はない。

B(ちなみに)瀬尾晶=全身打撲&数箇所骨折(ぇー

>正道会(台湾系マフィア)の新宿を舞台としたクーデター(エンジェルハート1〜3巻)
これについては、一年も早く香瑩が助けられてしまったので、青龍のボスもその瞬間に動く。
よって当然、かねてよりの計画だったボス(性格には弟)の暗殺も実行できない。
つまりボスの弟さんもこの話ではとりあえず存命だ。

そして劉信宏はAHの流れに沿って仲間になる(ボスも撃ってないし)
まあ、ここら辺は敢えて描写するまでもないだろうな。

ああそうそう、あくまでCH基準だから海坊主は日本人だし、美樹も大人だぞ。

>にしたいと考えております。
ふむ、いいんじゃないか? 反対する理由はないな。むしろ面白そうなクロスは大歓迎だ。

820 名前:無名の妖怪ハンター:2009/01/03(土) 21:41:15
 
>>818 一般兵A様
 
>内容は、ホンキー・トンクにシティーハンターのキャラが、
>キャッツ・アイに奪還屋のキャラが行くというものです。
>まぁ、話と話の間にある閑話のような形になるかと。
なるほど。どんな話になるのか非常に楽しみです。
ただそうなると話の繋がり的にも、赤い雨様にミズチ編のSSを早めに本スレに投稿してほしいところですが・・・

>なお、空想大戦における「新宿」は
>・表向きは我々の世界の新宿と変わりは無い
>・ただし、裏では無限城の住人を始めとする強者が活動している。
>・歌舞伎町=神室町    (龍が如く基準)
>・無限城は新宿のシンボル(ゲットバッカーズ基準)
>というのを考えております。
自分もそれでよろしいかと思います。
 
 
>>819 ドミニア様

>私は東方に関する知識はニコニコ程度のもので、コミックマスターは全然知らん。
>なので安易に大丈夫と断言する事は出来ない。
>まあそれを踏まえた上で敢えて言うなら… キャラを崩さないならいいんじゃないか?
了解しました。その部分に気をつけて構想を進めていきます。

>もしおかしい方向に行ってしまったとするなら、作品を知っている他の面々が指摘してくれるだろう。
>私は貴殿を信頼しているので、その心配はないと思うがな。
ドミニア様の心遣いに感謝します。
なるべく問題が出ない様にはしたいですが、いざとなったら協力をお願いするかもしれません(汗

>…ん? 確か奪還屋の世界は全部バーチャルだとかじゃなかったか?
以前一般兵A様が以下のような案を出していました。

公式ファンブックによると、奪還屋の世界はブレイントラストという科学者の集団が作った「倉庫(アーカイバ)」というコンピューターのなかにある
現実世界のバックアップ……「造られた世界」とされています。
赤い雨さまによると奪還屋は原作準拠とのことなので、空想大戦の世界もまた「造られた世界」ということになるのかと思いました。
あるいはアーカイバは「世界」を作っているはずが、実はこの空想大戦の「世界」を観測していたにすぎなかった……というのも考えられますが。


821 名前:一般兵A:2009/01/04(日) 18:24:02
>>819 ドミニア様
>…ん? 確か奪還屋の世界は全部バーチャルだとかじゃなかったか?
これに関しては、>>820で、無名の妖怪ハンター様が書かれたとおりです。
赤い雨様の「奪還屋側は、原作終了後の時間軸」という書き込みを受けて、
考えてみました。
つまり、空想大戦における奪還屋の世界観は、「倉庫(アーカイバ)」は世界を
造ったのではなく、空想大戦の世界を観測していたにすぎなかったということになります。
ドミニア様が、「空想大戦の世界は、全ての世界の基盤」という考えを
書かれていたので、先述した考えでも大丈夫だとは思うのですが……。

>では参考までに、元のエンジェルハートと、救出篇後のシティーハンター勢との違いを。
ありがとうございます。
ええと、クーデターは未遂か、もしくは起ったけれど謙徳さん(ボスの弟さん)は無事という
解釈でよろしいのでしょうか。
クーデターのときに、青龍部隊がうっかり無限城に誘い込まれてひどい目に……なんて話も
考えましたが、出す機会はなさそうです。

>真琴(アニメ・時をかける少女)の一日一回タイムリープ能力のおかげで交通事故を回避。
以前は、ザカーリとパタリロが救ったという設定だったような。

>ふむ、いいんじゃないか? 反対する理由はないな。むしろ面白そうなクロスは大歓迎だ。
ありがとうございます。


>>820 無名の妖怪ハンター様
>なるほど。どんな話になるのか非常に楽しみです。
>ただそうなると話の繋がり的にも、赤い雨様にミズチ編のSSを早めに本スレに投稿してほしいところですが・・・
>>818では書きませんでしたが、奪還屋側の時間軸は、ミズチ編の前か後か決めかねています。
ssには、蛮と銀次は出ない予定なんですが。

822 名前:ドミニア:2009/01/30(金) 18:40:26
本当にカスカスの記憶だが、一応書き込む。


>●メガゾーン23の世界観はスパロボDの世界観にどんな形で入っていましたか?
>(本スレ2によると平行世界っぽいですが、どんな感じなのかもう少し詳しく教えて頂けると幸いです)
ブライト達が宇宙を漂っていると向こうからすごく大きい艦が接近。
メガゾーン内で戦闘を繰り広げる省吾とBDを発見。
1話の中で省吾はイブ見つけるわ東京がニセモノと知るわと超スピード展開。
そして更にブライト達との出会いで、ブライトの世界と省吾の世界が平行宇宙らしいということが判明。
省吾はこりゃあBDと闘ってる場合じゃないわと早々にブライトと共闘する事にする。

>●B.D.は条件次第で仲間になるらしいですが、どんな経緯で仲間になってましたか?
すまない事にほとんど覚えてないが、彼らが登場する18話で撃墜すれば仲間になったはず。
入る時は、もうメガゾーンの事だけで争っている場合じゃないというgdgdな理由だったかな。

>●スパロボDのエンディングでは、メガゾーン関連のキャラの顛末はどうなってましたか?
省吾はイブと共にこれからの事を考えようぜな雰囲気に、BDも政治方面で頑張ることになった。

>●ライトニングら“トラッシュ”のメンバーは、シナリオ面ではスパロボの部隊に同行してましたか?
>(戦闘演出での出演みたいなので同行してた事にはなるんでしょうが、部隊の一員として
> インターミッションに出てたかどうかが気になりました)
インターミッションにも全然出ていなかった記憶があるが、戦闘画面で出て来ることを考えると、
シュラク隊と一緒でラー・カイラムには乗っていると見える。

>●Vガンダムの勢力がメガゾーン関連の機体を使用してたらしいですが、どんな経緯で入手してましたか?
ドゥカー・イクがメガゾーン内からお持ち帰りしたガーランド機体を部下に使わせていたのがそうかな。

>●その他、省吾や由唯は他作品のキャラと何かクロス要素はありましたか?
省吾はドゥカー・イクに無駄な対抗意識を燃やされていた。
同じバイク機体同士でライバル心でも生まれたのだろう。


こんな程度ですまん。

823 名前:無名の妖怪ハンター:2009/01/30(金) 20:05:37
 
>>822 ドミニア様
メガゾーン関係の質問応答、ありがとうございます。

>1話の中で省吾はイブ見つけるわ東京がニセモノと知るわと超スピード展開。
>そして更にブライト達との出会いで、ブライトの世界と省吾の世界が平行宇宙らしいということが判明。
>省吾はこりゃあBDと闘ってる場合じゃないわと早々にブライトと共闘する事にする。
原作の設定上、空想大戦に出すとしたら平行世界扱いでしょうが、マジンガー組などの
スパロボD参戦組とは面識があって良さそうですね。

>すまない事にほとんど覚えてないが、彼らが登場する18話で撃墜すれば仲間になったはず。
>入る時は、もうメガゾーンの事だけで争っている場合じゃないというgdgdな理由だったかな。
なるほど・・・ とりあえず、B.D.は出すかどうかは未定ですので、頭に入れておきます。

>省吾はイブと共にこれからの事を考えようぜな雰囲気に、BDも政治方面で頑張ることになった。
これから察するに、省吾達はメガゾーン23に帰還したと解釈してよろしいのでしょうか?
それによって、今後のメガゾーンが登場した時の描写が変わるかもしれませんので・・・

>インターミッションにも全然出ていなかった記憶があるが、戦闘画面で出て来ることを考えると、
>シュラク隊と一緒でラー・カイラムには乗っていると見える。
なるほど。では、彼らも鉄也やブライトと面識があっても問題はなさそうですね。

>ドゥカー・イクがメガゾーン内からお持ち帰りしたガーランド機体を部下に使わせていたのがそうかな。
>省吾はドゥカー・イクに無駄な対抗意識を燃やされていた。
>同じバイク機体同士でライバル心でも生まれたのだろう。
Vガンダムは詳しくはないですが、量産型ガーランドのデータ辺りが流出してるかもしれませんね。
 
 
自分の考えてる構想では、省吾とトラッシュのメンバーを助っ人的なポジションで、
他のロボットアニメのキャラ(考案中)と一緒に出す予定です。
SSの開始前に、空想大戦の物質界に送られた経緯の説明はするつもりです。
省吾とトラッシュ以外のキャラは・・・ 実際に執筆する時まで出すかどうか考える事にします(汗

824 名前:騎士王と聖処女と円卓の騎士達・予告篇(後):2009/02/12(木) 04:06:37



      


            そして、更なる絶望の闇が訪れる……!!




  ◇    ◇




士郎「全部、策略だったっていうのか…!!
   ジャンヌ達とわざと争わせて、俺達を両方とも自滅させようって…!!!」

言峰「ふ… この程度を策略というのか? 貴様は」

 大木の枝の上に両足を落ち着けながら、言峰は語る。


言峰「甘いな、甘いぞ衛宮士郎。
   真の策略とはな、二重三重四重にと配置して、ようやくそう呼べるのだ」
   
士郎「な… に…?」

言峰「確かにジャンヌ軍と徹底的に殲滅仕合い、滅びていてくれれば楽ではあったがな。
   それも所詮は只の茶番。これから幕が上がる最高の惨殺劇(ショー)の前座に過ぎん。

オル・ゴール「そしてそして! 物語のラストを飾るのは、アナタ達の絶望の悲鳴(オーケストラ)!!
       劇場は鮮血の朱に彩られ、アナタ達は死という名の暗闇の幕に包まれ、抱かれ…
       そして墜ちるのデスよ!! 地獄よりも深い永遠の闇に!!!」


          (ポロロン♪ ポロロン♪)


 オル・ゴールの竪琴の調べと共に、周囲の暗闇から新たな人の影が現れ、言峰の下に集合する。

 その数、ざっと十数人か。
 集団で全身を覆う形で漆黒のフードを纏った姿は、おぞましいまでの妖しさを内包していた。


言峰「さあ… 懺悔の時間だ。己の罪を告白し、そして… 殺されるがいい!!
   そして購(あがな)いとしろ。自分が殺した者への、救わなかった者への!!!」




  ◇    ◇

 

小ギル「……!!」

セイバー「……っ!!?」

 セイバー。ギルガメッシュ。
 第四次聖杯戦争を知る二人だけが、その仮面の者達に見覚えがあった。


 そして…


凜「父… 様…?」

桜「え……?」

 


  ◇    ◇



セイバー「あ… ああ……!?」

 騎士は己に誓った筈であった。
 この身に何があろうと、何が起ころうと、絶対に… 士郎を守るのだと。守りきるのだと。

 彼女の決意は本物だった。
 そしてそれは、如何なるものにも塗り変える事敵わぬ、不変の志だった。

 再びイスカンダルや、そしてランスロットと相対し心を揺るがされても尚、
セイバーは士郎の為に闘う意志を、一瞬たりとも歪ませることはなかった。

 絶対の不屈。それこそが幾多の戦い、試練を士郎と共に乗り越えた、セイバーの覚悟。

 その…… 筈だった。


 しかしその彼女が、目の前に現れた第三の存在を目にした瞬間。
 消耗していながらもあれほど力強く彼女を奮い立たせていた覇気は、霞の様に掻き消えてしまったのだ。

 ろくな思考もままならない状態で、なお手にある剣だけは落とさなかったのは、
その身に刻まれた騎士の英霊である誇りであろうか。


セイバー「貴公は…」 

 だがもはや、剣がその手にあろうとなかろうと、何の意味もない。
 いかに強くとも、戦う心を失ってしまった時点で、騎士も剣も全て無力。

 今のセイバーを打ち倒すことは、棒を持った少年にすら簡単だろう。

 それほどまでに、セイバーの戦意を一瞬で喪失させる、その相手は────


セイバー「モード… レッド…」




  ◇    ◇




            決意をした筈だった。闘える筈だった。

             彼女の前に現れた、彼女の原罪。

     それはかつて彼女が、人ではなく王であろうとしたが故に死なせた者。

       人ならざる不貞の子。しかし彼女の血を継いだ、唯一の息子。

               最期の一時、蘇る記憶。

         割れた仮面から現れた顔。霧散した涙。砕いた命。               

        全ての記憶が幾億の刃となり、セイバーの心を切り刻む。




  ◇    ◇




             (ザシュッ……!!)


葛木「ぐぅっ…!!」

 正面の一体を潰したその次の瞬間に、死角から葛木の背に刺さる、2本の黒短剣(ダーク)。

メディア「宗一郎様!? 宗一郎様あぁっ────!!」




  ◇    ◇




子ギル「いけない…! 他の皆さんが…」

オル・ゴール「おおっと? 余所見運転は感心しませんネェ♪」



          アアアアララララライッ!!!
イスカンダル『AAAALALALALALAIE!!!』

子ギル「っっ…!! しまっ…」


        (ド ゥ ッ …… !!!)



 小さき英雄王の仲間を気遣う心が、決して油断を晒さぬ筈のその身に、致命的な油断を作った。

 その瞬間、ギルガメッシュはヴィマーナと共に、一瞬にて征服王の神威の車輪(ゴルディアス・ホイール)の
軌道に吸い込まれるように呑まれ、途端、強烈で重すぎる衝撃に為す統べなく弾き飛ばされる。

 美しくも荘厳なる姿を、哀れにも踏み潰された玩具の如く変形させ、墜ち行くヴィマーナ。
 そして小さき英雄王もまた、力なく宵闇の森の中へと────




  ◇    ◇




            (ザ… グッ────!!!)


セイバー「ぐっ────!!!」

 アーサー王を滅ぼす為に造られ、唯一の彼女を滅ぼしたその結末を内包する絶対の剣。
 その剣の撃が、回避に遅れたセイバーの体を、深く貫いた────


士郎「セイバー!? セイバぁあ────────!!!!

 駆け寄ろうとする士郎だが、周囲を囲む無数の影がそれを許そうとしない。


セイバー「がっ… ふ…」

 無様に転がり、倒れ付しながらも、力なくも尚、目前のモードレッドを見上げるセイバー。

 その貌に、戦士のそれなどどこにあろう。
 もはや一吹きで消え去りそうな、深い悲しみに彩られた脆く儚きそれは───

 
セイバー「そんなに… 私が、憎いか…? モード、レッド…」

 セイバーの問いに、仮面の騎士は応えない。
 ただ、月光に照らされ仮面の奥から光る眼光だけが、その問いの答えを宿している。


セイバー「ならば、この首は… 貴殿にやろう。元より私は子殺し。断罪は当然だ」


セイバー「だが、それは私の罰。貴殿も騎士の誇りがその身に欠片でも残っているなら…
     関係なき者に刃は向けるな。シロウや、リン… 他の皆は、私達の確執とは何の関係ない。
     

モードレッド「……───イイダロウ。ワタシノ望ミハ、元ヨリ貴様ノ命ヒトツ…
       周リノ雑兵ナド、興味ハ、ナイ」

 モードレッドの剣が、頭上高く掲げられる。
 かつて、アーサー王がモードレッドの仮面を砕き、その命を奪った、振り下ろしの一撃。

 それが永い時を超えて、今度はセイバーの命を奪うとどめの一撃となろうとしている。


セイバー「………」

 死の直前とは思えぬ穏やかな顔で、最後にそれを見据え、すっと彼女は目を閉じる。

 “すみません、シロウ”

 誰にも聞こえぬ小声で、静かに一言だけ呟きながら。


モードレッド「死、ネ……!」

 そして剣は、無慈悲に振り下ろされた───



  ◇    ◇



           卑劣なる幾重もの周到な罠と、強大なる敵の戦力。

  ジャンヌ軍との戦いにより疲弊した英霊、戦士達は、一人、また一人と追い込まれ、倒れていく。

           そして、騎士王の命までもが終えようとしていた。
                





                 ─── その時 ────




  ◇    ◇




言峰「これは…!?」

オル・ゴール「妖精ですネエ。それもすごい数の」

 言峰の驚きは至極尤もである。
 幻想界出身のオル・ゴールにとって、突然の妖精の群れはただの警戒対象でしかない。

 しかし物質界では、少なくとも魔術協会の見識では。
 妖精(elemental)… それも四大元素の四精霊が、景色の色を変える程まで出現するなど、有り得ない事だった。

 物質界が現代の科学の世界に至る過程で失われたもの。
 遥か中世にその姿を消した多くの幻想種の一つとして認識されていた筈の存在。


 そして、その中心に現れるは───

モードレッド「……!?」

ランスロット「……───! ヤツ、ハ…」

セイバー「!? まさか…!!?」




  ◇    ◇




 魔術師と、英霊と、死者が戦い殺し合い、精霊が漂う。
 この森は、既に異界だった。
 

氷室「こんな所で何をやっているのだ? 衛宮」

士郎「え────……?」

 そんな危険な森の中
 彼女は、何気ない散歩道の途中のように、話しかけてきた。




  ◇    ◇





           中世に在る筈の忠義の騎士と、何かが違う同級生。

           在り得ない筈の二人の登場が、変えるものとは……




 

氷室「衛宮。イージス理論というのを知っているか?
   “何物をも通さぬ無敵の盾があれば、最低限の力でも敵を倒せる”。
   そんな単純且つ、絶対の理論だ。しかし世界最強の盾は…」

士郎「いや、氷室… 今はそんな話してる場合じゃ」

氷室「まあ、任せておきなさい」

 そう言ってすいと掲げた左腕には、盾の紋章を象りし令呪が淡く輝きを放っていた。


士郎「っ!? それは…!」

氷室「魅せてやれ、ガーディアン。
   汝が最強の盾であることを証明せよ」

ガーディアン「…………イエス。マスター」

 その時、森の中の巨木の一つが、大きな鉄の摩擦音を響かせながら動き出した。
 いや… 巨木と思い込むほど、あまりに大きく、あまりにも無機質で、あまりにも重厚な鎧。

 現れたそのサーヴァントは、あまりにも巨大(ラージ)だった。




  ◇    ◇





セイバー「べディ… ヴィエール…?」


ベディヴィエール「はい。ようやく貴方の元へ馳せ参ず事が出来ました。
         此度こそ、私は王の…」

パック「うん? …おおっと、ベディっち! ヤバイよ、ヤバイ!!」

 突然の乱入者であるベディヴィエール達への警戒の気配と、圧倒的な殺意。
 それが、セイバー達を囲むようにして、四方八方から放たれている。


セイバー「ベディヴィエール… 
     いかなる奇跡で貴殿がここにいるかはわからんが、今ここは…」

ベディヴィエール「心配は無用です。王。
         私は貴方をお救いする為に、長い旅路を越えて来たのです」

セイバー「長い… 旅路?」


ベディヴィエール「…パック君。早速だが、準備はいいかい?」

パック「おうよ! このパック様の超絶指揮に任せとけーい!!
    いよぉっし!! サラマンダー隊集合!! ノーム隊共に整列〜〜〜!!」

ベディヴィエール「今こそ、円卓の誓い果たす時……」

 パックを先頭として精霊達が集い、
 ベディヴィエールもまた、幻想的に輝く鞘から蒼銀の騎士剣を抜き放つ。

パック「とっつげきぃぃ〜〜〜〜〜!!!!」




  ◇    ◇




        混沌を内包し、更に激しさを増していく戦い。

       ぶつかり合う善と悪。光と闇。その行く末は……?




  ◇    ◇




小牟「こ〜のぉ〜街は〜♪
   戦場ぉ〜〜〜♪ だからぁ〜〜〜♪」

零児「洒落にならんから、やめろ」




  ◇    ◇




        この二人も、がんばります。



825 名前:ドミニア:2009/03/13(金) 01:30:16
リクエストがあったので、現時点構想でのヴェディのステータスを。


【サー・ヴェディヴィエール】

CLASS 

    人間

マスター =湖の貴婦人
真名   =サー・ヴェディヴィエール
性別   =男性
身長・体重=??/??
属性   =秩序・善


筋力 ━ ━ ━ ━  B+  魔力 ━ ━ ━    C
耐久 ━ ━ ━    C   幸運 ━ ━ ━ ━ ━ EX
敏捷 ━ ━ ━ ━  B   宝具 ━ ━ ━ ━ ━ A+


【保有スキル】

             妖精魔術:A++
      妖精郷において湖の貴婦人直々に習得したもの。
 四大精霊と対話し、地水火風を操る工程をシングルアクションで行使する。


            精霊の加護:EX+
     元より精霊に好かれているサーの加護はAクラス。
  それに更に湖の貴婦人本人がもたらす最大の加護が追加されたもの。
   その祝福は戦場にのみならずあらゆる場所で幸運を呼び寄せ、
その上彼の近辺の人まで幸運値が上がる。ただし、邪心を抱き近寄る者は不幸になる。
      

              森の心:A
 生まれついて虫、草花、動物、精霊といった自然発祥の存在に好かれる性質。
    時には幻獣などの幻想種の類との意思疎通、共闘も可能とする。

826 名前:あぼーん:あぼーん
あぼーん

827 名前:名無し子猫:2009/04/05(日) 11:44:10
>>816
その辺りについては皆さんは他作品との関連性を指摘していますが
俺はそれ以上に「単なる読者サービス」というのが大きいんじゃ?
と心の半分では思っているんですよ。
魔獣戦線は無理に虚無らせなくても独自の話として終わらせた方が良かったのではないかと。

まあ、それも作者とそれを取り巻く環境の都合で仕方の無い事なのかもしれませんがね。
もし「少年キャプテン」での魔獣戦線の再開が何の滞りも無く進んでいたとしたら
今頃漫画界は違ったものとなっていたと断言出来ますね。何と心惜しい事か……

828 名前:無名の妖怪ハンター:2009/04/05(日) 23:36:10
>名無し子猫様

>俺はそれ以上に「単なる読者サービス」というのが大きいんじゃ?
>と心の半分では思っているんですよ。
確かにそう言う側面もあるかもしれませんね・・・

ただ、あくまで個人の意見ですが、空想大戦は複数作品のクロスSSで成り立ってますし、
クロスオーバー二次創作の観点としては、作品と作品に接点が示唆されていたら、
可能であれば何らかの形で関連付けてみたいという気持ちが自分の中にあるんですが(苦笑

>もし「少年キャプテン」での魔獣戦線の再開が何の滞りも無く進んでいたとしたら
>今頃漫画界は違ったものとなっていたと断言出来ますね。何と心惜しい事か……
確かに、あの物語が続いていたらどうなっていたか、少し気になる気もしないでもないですよね・・・
とりあえず現状としては【新兵衛解体記 妄霊変化】の単行本収録を望んでおります(爆
 
 
P.S
>>817の件、正直没にしようかどうか迷っていたり・・・
いっそのこと露伴とレミリアのみ他のメンバーとは別に、特殊ルールでの戦闘にするかも・・・
ジエンドは好きなキャラなので、別の形で出したいですが。

829 名前:無名の妖怪ハンター:2009/04/12(日) 10:43:41
[jpg][削除](19KB)
【ロボバルタン】
かつて地球を襲ったバルタン星人の能力を防衛軍が解析し、建造した
機動兵器。作中におけるパイロットは真壁竜馬(ムサシの高校の同級生)。
戦闘能力は非常に高く、カオスバグをほぼ瞬殺するほど。
カオスヘッダーに乗っ取られ、真壁を乗せたまま暴走してしまい、
最終的にはコスモスに真壁を奪回され、撃墜された。
ファイルナンバーは「A56-7W」。

■作中で確認できる武装
・60mm機関砲空
・対地短距離ミサイルを装備
・ハイパードリル(右手のハサミが変形するドリル)
・ブレード状の左手(劇中では武器としては使わなかったが、明らかに戦闘用)
・レーザー(胸の発光板から発射。ブレストファイヤーっぽい)

830 名前:無名の妖怪ハンター:2009/04/12(日) 10:46:43
[jpg][削除](18KB)
前述のレーザー武器。名称は不明。
カオスバグを瞬殺したが、コスモスのバリアには防がれていた。

831 名前:無名の妖怪ハンター:2009/04/12(日) 10:49:43
[jpg][削除](21KB)
ロボバルタンのファイターモード。
人型形態と戦闘機形態の双方で飛行は可能でしたが、機動性だけなら
こっちの形態の方が高そうな気もします。

832 名前:無名の妖怪ハンター:2009/04/12(日) 10:56:12
[jpg][削除](14KB)
【未確認生命体第34号「メ・ガベリ・グ」】
メ集団のペリカン種怪人。大きな翼で高速飛行し、翼で相手を切り裂く。
ゲゲルの内容は「対象を切り裂いて殺害し、その手首を規定数集める」というもの。
人間体はフードを着用した青年。

833 名前:無名の妖怪ハンター:2009/04/12(日) 11:06:19
[jpg][削除](21KB)
【G2】
G3以前に製造された自律兵器。音声認識のコントローラーから命令を下して操る。
戦闘力だけならG3-Xを上回るものがあるらしいが、AIの自律性に大きな欠陥があり、
人間の命令を聞かず、敵になるか味方になるか不安定であり、結果封印された。
(かつて大きな被害を出した模様)
超能力者の少年が展示されていたものを無断で操るが、その際にアンノウンが襲撃。
圧倒的火力で攻撃させるが、前述のAIの問題から制御不能になってしまう。
最終的にはアンノウンに操られてしまうが、アギトとG3-Xにより破壊された。

834 名前:無名の妖怪ハンター:2009/04/12(日) 11:09:45
[jpg][削除](17KB)
非戦闘時におけるG2の格納状態。
攻撃命令が下されると同時に、上記の戦闘形態となる。
パワーはアギトと張り合うほど。

835 名前:無名の妖怪ハンター:2009/05/21(木) 10:40:32
 
■空想大戦・SS草案用 マジンガーシリーズ独自考察

※この考察は、あくまで各種媒体の作品の設定を独自に纏めた上の考察であり、
 マジンガーシリーズおよび、空想大戦における公式な設定という訳では無いです。
 
 
数十万年前もの昔、地球には火星やフリード星、ベガ星にも行けるまでの科学力を持った
シグマ文明」と呼ばれる文明が存在していた。
フリード星人とベガ星人は、その時代に各惑星に移住した地球人の末裔であり、
(ベガ星人は、資源豊富なベガ星開拓の為に遺伝子改造された罪人の末裔)
シグマ文明最盛期の頃、グレンダイザーとラーガが建造。
フリード星にダイザー、地球にラーガが一体ずつ守護神として配置され、平和を維持していた。

やがてシグマ文明は衰退していき、数十万年の時が流れた頃にはその存在も忘れ去られていた。
それと同時に、過去に遺恨を持っているベガ星は、他惑星への侵略の準備をする。
【桜多吾作版・UFOロボ グレンダイザー】
 
 
 
 
 
ミケーネ帝国は、上記のシグマ文明の直系の系譜であり、桜多版ダイザーの作中において、
上記のラーガがミケーネの壁画として語り継がれていて、指輪が落ちていたのもその為。
シグマ文明衰退と共に、一部の者達が地球のエーゲ海に降り立ち、古代人に神と崇められて
ミケーネ帝国を築いた(闇の帝王は、この者達の子孫 or 本人)。
機械獣や戦闘獣、そしてマジンガー達の大本となった技術も、異星人=シグマ文明の
直系の技術であり、特にマジンガー系の技術は、グレンダイザーやラーガの技術の応用である。
【桜多吾作版・UFOロボ グレンダイザー】【マジンカイザー 新魔神伝説】
(機械獣やマジンガーの技術=異星人の技術は、「善のあしゅら男爵」が明言)

なお、小説スパロボで闇の帝王がグレンダイザーを乗っ取った事に関し、
闇の帝王自身がどう考えていたかは定かではない。
また、【Zマジンガー】に登場したZマジンガー(ゼウス)に関しては、
【真マジンガー 衝撃!Z編】の放送終了後、改めて考察する。
 
また、一万年前のムー王国とドラゴニア帝国も、宇宙からの移住者=シグマ文明の末裔である。
ゴッドマジンガーも、上記のグレンダイザー、ラーガの技術を引き継いでおり、
同機体が自らの意思を持っていることは、後のマジンカイザーと同様の特性である。
【ゴッドマジンガー・漫画版】
 
 
 
 
 
長い時が経過し、兜十蔵博士&Dr.ヘルが、ミケーネ帝国の文明を発掘。
この際、十蔵博士は自らのクローンを作り、発掘に協力させた。
(“Dr.ヘルも兜十蔵のクローン”という説もあるが、現時点では保留)

その後、Dr.ヘルはミケーネ帝国の技術を悪用し、あしゅらやブロッケンを
サイボーグとして復活させて従え、機械獣の軍団を組織する。
十蔵博士はクローンにマジンガーの研究と家族の事を任せ(彼と兜夫妻の事故は、
Dr.ヘルが関与していたらしい)、自らはシグマ文明の遺産である人工衛星を
改修・搭乗し、Dr.ヘブンとしてマジンカイザーの完成を目指した。
【マジンカイザー 新魔神伝説】

また、マジンカイザーが心を持っているのは、上記のゴッドマジンガーと
繋がる部分も存在するが、直接関係があるかは不明。

空想大戦においては、マジンカイザーは旧編時点で光子力研究所に渡っている模様(本スレ>124)。
【新魔神伝説】同様、直接甲児にカイザーを渡したのか、完成させた後に光子力研究所に
送ったのかは(この場合、弓教授は十蔵博士の生存を知っている?)、現時点では不明。
 
 
 
 
 
なお、マジンカイザーと、シグマ文明の生み出したグレンダイザーとラーガは
非常に近い性質を持っており、グレンダイザーとラーガも通常はセーブされているが
本来はマジンカイザーと同等の能力を持っている可能性がある。
桜多版グレンダイザーにおいて、ダイザーとラーガが地球の断層と地表を破壊し、
地球を壊滅させたのは、その力の片鱗であると思われる。
【桜多吾作版・UFOロボ グレンダイザー】

上記の理由から、各平行世界においても、マジンカイザーとグレンダイザーが遭遇する事は
世界そのもののパワーバランスも関係し、【ダイナミックスーパーロボット総進撃!!】など
非常に稀である。

また、兜十蔵博士と早乙女博士は親交があり、マジンカイザーと真ゲッターロボには
一方が暴走した際、もう一方が起動して暴走を食い止めるようになっている。
(小説スパロボではカイザーが存在してなかった為、真ゲッターの暴走が止められなかった)
【スーパーロボット大戦W】

デビルマジンガーはマジンカイザーの設計段階におけるプロトタイプであり、
ゴッドマジンガーは、仮にマジンカイザーが破壊されるなどで存在しない状況下において、
マジンガーZもしくはそれに準ずる機体(グレートとか)を用いて、マジンカイザーに匹敵する
機体を建造するための設計図である。
【小説スーパーロボット大戦】

また、デビルマジンガーは厳密には、マジンカイザーの設計段階における
プロトタイプの総称でもあり、丸山功一氏の漫画版や、小説スパロボにおいて
外見の違う別々のデビルマジンガーが存在するのも、その為である。
 
 
 
上記の考察は、あくまで色々な媒体の設定を継ぎ接ぎで組合せただけですが、
新魔神伝説と桜多吾作版グレンダイザーの設定の接合に関しては、
自分で言うのもなんですが、割とハマった気がしないでもないです(ぉ

・・・無論、別々のパラレルワールドである作品の設定を纏めた上での
見解ですので、矛盾が幾つか出てきそうな気もしますが(汗

836 名前:無名の妖怪ハンター:2009/05/21(木) 10:41:57
 
■男塾において、中国起源である事が判明しているもの
※記入漏れがある可能性大。

◆スポーツ
・ゴルフ(纏劾狙振弾)
・フェンシング(彊条剣)
・ボディビル(炎刀脅油闘)
・スカッシュ(趨滑襲)
・ピンポン(戮殺颯球)
・ホッピング(鉄騎宙弾)
・スケート(烈嚆銀盤拳)

◆食文化
・ラッキョウ(晏逅寺軟體拳)

◆言語の語源
・アンコウ(晏逅寺軟體拳)
・リバーシブル(凶解面閭殺)
・しびれる(暁撥雷神拳)
・辛気臭い(暹氣龍魂)
・ルックス(透闇視)
・スパイダー(天釐蜘巣)
・ボディ・ペンティング(體透覇)
・ヘリコプター(降龍天臨霹)
・オカマ(性天廻)

◆その他
・理髪店の回転するディスプレイ(針鼠髪)
 
 
・・・どうでもいいけど、民明書房の作中に出てきた用語の「ラオロウ」
「毛利三鋼の情」とかを、いつかSSの作中で使ってみたいです(笑

837 名前:無名の妖怪ハンター:2009/07/12(日) 21:13:13
■ふと思いついた小ネタ
以前、リクスレ5の>926における名無し客様の案で、以下の様な物があり、
最近自分がクトゥルフ神話に触れた事が切欠で、サルベージしてみました。

スレイヤーズ世界=(ネギまの)魔法界の過去の姿
L様(ロード・オブ・ナイトメア)=ヨグ・ソトース=時天空の分身
クトゥルー系の邪神や一部の魔族達は時天空の触覚(地球にとっての精霊や妖精)

とゆー案を出してみる。


ここから派生して思いついた案ですが・・・
 
 
かつて宇宙の外部全体に広がる存在「時天空」が宇宙を侵食した際に、
精神体“大いなる意志”らはビッグバンを発動。それによって時天空を一度は退けるが、
時天空自体は無限の存在であり、ビッグバンの爆発力が弱まったとき、再び時天空は宇宙を
侵食するという。“大いなる意志”らは時天空を完全に破壊する為に、次の攻撃の準備を行う。
その一環として、ビッグバンによって誕生した宇宙に多くの生命を作り出した。
“大いなる意志”は時天空の打倒を望んでいる為、宇宙の全ての生命は
お互いを喰い合い、破壊し合い、星々を喰らう魔物が生まれようとも、
 機械の化け物が生まれようとも、自滅して一からやり直す事になっても、
 その中で生き残った種が進化を繰り返し、時天空の打倒を目指す

といった形で作られている。

(以上、【真説・魔獣戦線】の設定)

クトゥルフ神話の暗黒神達は時天空の触覚とも言える存在(【真説】ラストに
登場した「時天空の一部」に近いが、時天空との繋がりは大きい)であり、
また「あるとあらゆる次元と時空を超越し、全ての存在と隣接している」存在である
ヨグ=ソトースは、時天空の分身であり同一存在である。

“大いなる意志”は、時天空並びにそれらの存在の根源とも言われる存在に
対抗する為、ビッグバンによって生まれた世界に大きく手を加えた。具体的には、

・多元宇宙に存在する、数千数万の平行世界の“要素”を統合。
・多元宇宙に新たな平行世界が生まれた場合、その世界さえも新たに統合・吸収する。
・統合世界において過去・未来の変革が行われた際、新たな平行世界を生み出し、
 その世界の内容によっては再び統合する。
・統合世界は一つの世界で成り立っている訳では無く、それ自体も数多くの
 平行世界・異世界で成り立っており、それら全てが多くの平行世界の“要素”を
 統合して生まれた世界でもある。
・無論、“大いなる意志”は時天空打倒を目指している為、統合世界の生命も
 お互いに戦い合い、生き残った者達が進化を繰り返す事となる。
・無限力は“大いなる意志”そのものであり、ゲッター線、ビムラー、イデといった
 意志を持ったエネルギー=無限力は、宇宙全体の戦いに干渉し、それによる
 進化を促す。
・宇宙怪獣を始めとするアポカリュプスやアカシックレコードは、“大いなる意志”の
 生み出した“試練”であり、これを乗り越える事によって生命は時天空打倒の進化における
 次の段階へと進む事となる。

・・・つまり空想大戦の世界観は、各種異世界(神界、魔界、冥界さえも含む)・平行世界・
過去未来さえも含め、“世界観”そのものが時天空に対抗する為の「進化する兵器」である。
 
 
・・・まぁ、あくまで一個人の解釈ですので、スルーしても構いませんが(汗

838 名前:名無し子猫:2009/07/18(土) 12:32:55
ところでディケイドの扱いはどうしましょうか
このスレ的に大ショッカーというグランショッカーそのもの
みたいな組織まで出てくることですし

839 名前:名無し子猫:2010/08/30(月) 22:10:43
>>837
味方側、中立、の超宇宙的存在を新説魔獣戦線で
ビックバンを起こした者たちの一つと言うことにもできますね

840 名前:名無し子猫:2010/09/18(土) 23:29:04
>> 832

私は香港人です
この漫画を読む機会がありません
メ・ガベリ・グの人間体の姿を見させてください

もし漫画版の五代 一条 バルバがあるならば
どうもありがとうございます

841 名前:名無し子猫:2010/09/18(土) 23:29:12
>> 832

私は香港人です
この漫画を読む機会がありません
メ・ガベリ・グの人間体の姿を見させてください

もし漫画版の五代 一条 バルバがあるならば
どうもありがとうございます

842 名前:無名の妖怪ハンター:2010/10/27(水) 01:28:05
[jpg][削除](22KB)
返信遅れて申し訳ありません(汗

>>839 名無し子猫様

>味方側、中立、の超宇宙的存在を新説魔獣戦線で
>ビックバンを起こした者たちの一つと言うことにもできますね
存在にもよるでしょうが、そういったクロスも面白いかもしれませんね。
 
>>840 名無し子猫様

>私は香港人です
>この漫画を読む機会がありません
>メ・ガベリ・グの人間体の姿を見させてください
アップしました。携帯で撮影したので解像度はあんまり良くないです(苦笑

843 名前:名無し子猫:2010/10/29(金) 23:24:36
http://charaneta.just-size.net/bbs/test/read.cgi/ikkokuRH/1080433232/842n
深く感謝する!!

844 名前:ドミニア:2011/03/26(土) 19:12:37
◆アイドルマスター2に関して
>確かに作品は賛否両論だったみたいですし、そこに三者三様の意見が出るのは仕方ないと思いますが、
>それを素直に楽しめてるプレイヤーさえも批判するのは、流石に筋違いではないかと…
「プレイヤー」としては批判はしない。ゲームを楽しむプレイヤーとして、好きに「ゲーム」を
存分に楽しんでくれればいいと思う。実際、ゲームのシステムとしては楽しめる事だろう。

アイドルのキャラクターをシステムとして見て、システムとして楽しみ、システムとして
クリアして終わるならな。実際、製作者すらもただの単なるゲームシステムとして扱っているのだ
から、2の正しいプレイスタイルは、「ただのプレイヤーとしてシステムを楽しむ」事なのだろう。

出会い頭にアイドル達のギスギスした雰囲気を半ば強制的に見せ付けられ、その後の
モチベーションが維持できるのか甚だ疑問だが、それでも楽しめるなら好きにすればいい。


だが私は「プロデューサー」としてアイマスと関わり、アイドル達と出会った。
「プロデューサー」と「プレイヤー」は絶対的に違うものだ。
誰がどう言おうと、何をしようと、それは覆らない。

ただの「ゲーム」の枠を超え、ニコマスであったり、二次創作であったり、様々な形で
アイドル達の物語を楽しみ、あるいは作り、同じアイドルを愛する者達同士で、アイドル達が
泣いたり、笑ったり、戦ったりする平行世界を作っていった。

個人的な話をすれば、私も昔、酷い病気にかかり、これからもその病気と付き合っていかなければ
いけない。食事や運動も極端に制限され、将来行える職業すらも大幅に狭められた時、ひどい
自暴自棄に陥っていたものだが、その時私を励ましてくれる一点となったのは、どんな苦境でも
へこたれず、仲間を信じ、最初は他人であるプロデューサーを全力で信頼し、一緒に頑張りましょう
と時には手を差し延べてくれたり、自分が辛くても笑顔を見せようとするアイドルの姿だった。

アイドルマスターはただのアイドルゲームでもなければ、DLCでもない。
ゲームの枠を超え、キャラクター達がこのような形で、ここまで愛される作品はこれまでなかった。
ニコマスも、同人も、みんな愛にあふれていたし、様々な素晴らしいものが生まれた。


言わせてもらうなら、2、あれは「アイドルマスター」ではない。
色々な所で言われている通り、確かに「ゲームとしてはやり応えも上がってるし評価もできる」
という声もある(尤も、システム面でも批判されている点は多いし、私も目に付いたが)

亜美の彼氏疑惑騒動については、むしろ亜美らしいともいえたし、あれは別にいい。

ジュピターの存在は良いとは思わないが、他と比べれば些細な事だ。
(まあ、男である必要も、「本気で憎む敵役」である必要自体もなかったとは思うが)

貴音の例のイベントも解釈の仕方次第というのもあるだろう(まあ、そもそもアイドルゲーにおいて
枕を思わせるようなイベントを用意するという時点でおかしい話だが)


「じゃあ、今日も2人で・・・ あ、3人で頑張りまーす」と、仲間に罵倒の言葉を投げつけるのが、
BADENDになれば「このメンバー解散したーい」と言うのがアイドルマスターのあの子達?

「もうあの頃には戻りたくない」と言ってしまうのが、初任給3000円を大事に大事に
使わずに取っていた伊織?

冗談ではない。


やよいは断じてそんな事を言う子じゃない。真も、響も、伊織も、他の皆もだ。
あの子達は元は「団結」という言葉を胸にして、家族のように一緒に頑張ってきた子達だ。

もし「言え」と強制したとしても、あの子達は「そんな台詞言うぐらいならアイドルを辞めます」
と言うだろう。あの子達はそういう子達だ。

だから前回、私は「夢の中でやよいが泣いていた」と言った。
私の知っている方のやよいが、あの台詞を強制的に言わされるなどと考えたら、はらわたが煮えくり
返ったし、頭痛もした。

あんな台詞を平気で言うような、そんな心の汚い現実の金稼ぎアイドルのような子達だったなら、
少なくとも私は最初からアイドルマスターに関わっていなかったし、自分を「プロデューサー」
だと公言もしなかった。もしかしたら、今のように立ち直れてなかったかもしれない。


ファンを完全に数字としか見ず、必死の声も無視し、キャラクターも、アイマスの根底も崩壊させ、
イベントでは発表だけして声優を楯にしさっさと逃げ、果ては売れ行きの低迷を「アンチのネガキャン」のせいにし、「法的措置も辞さない」とまで言い、ニコニコのノベマスまで消した。
さらにはとどめにパチスロ化の話題・・・ そんな製作、采配しか出来ない人間を応援する気にも
到底なれんしな。

確かに前回、そして今回の私のレスは、「アイマス2」を楽しんでいるプレイヤーには心外だろう。
「筋違い」といえる箇所もあるだろう。

それでも私は、アイドルマスターに関して茶を濁した虚偽は絶対に言わない。
私は腐ってもプロデューサーの1人だ。

2の惨状に悔し涙を流した仲間。アイドルへの愛であったノベマスすらもやめてしまった仲間。
アイドルに励まされ、挫折から立ち直った仲間に、あまりにも申し訳が立たない。

845 名前:呉織あぎり:2011/08/10(水) 17:27:55
■半オリジナル団体案1


ZOC12(仮面ライダー電王/半オリジナル)
「ズィーオーシートゥエルブ」と読む。ワーム・ネイティブ過激派とほぼ同時期にDショッカーに
仲間入りを果たしたイマジンの団体であり、その名の通り12体のメンバーで構成されている。
またZOCとは「zodiac(ゾディアック)」の省略形、すなわち黄道十二宮を意味しており、
所属するイマジン達も十二星座がモチーフとなっている。Dショッカーに加わった直接の理由は不明。
カイとその一味がなしえなかった過去の改竄と未来世界の再生を目的にしていると考えられているが、
はっきりとした事は判っていない。

ZOC12所属のイマジンはかつてはバラバラに行動していたらしく、それぞれが異なる時間軸の
過去に跳んで破壊活動を行っていたが、「電王」を始めとする時の運行を守る者達によって
これを阻止された上、近年では時空クレヴァスや黄泉還りの乱発によって思うように動けなくなって
いった為に、やむなくDショッカーに参入したという経緯がある。このせいか、ZOC12のメンバーの大半は
Dをこころよく思っていない。ただし、Dショッカーに編成された見返りとしてかつて契約を交わしていた
人間の姿に変化できるよう改造してもらっているので、表立った反感を見せる事はないようだ。


・所属メンバー(の一部)

『白羊宮』のゾディアック アリエスイマジン(仮面ライダー電王/半オリジナル)
新西暦189年の時代にやってきた未来人のエネルギー体が、かつての契約主の思い描く
『メリーさんのひつじ』から牡羊座をイメージしてこの世に現出した姿。ディバイン・ショッカーの
世界征服に加担してこの時代の特異点を抹消し、過去を改竄する事を目的としている。
しかし彼女にとってそれは、あくまで自分の力を存分に発揮して暴れ回りたいという願望の
建前でしかない。素早さに長け、「ハマルの鎌」という武器を振り回して相手を翻弄する。
人間体は茶色のダッフルコートに白い毛皮の帽子を被った少女。瞳とメッシュの色は白。

『金牛宮』のゾディアック タウルスイマジン(仮面ライダー電王/半オリジナル)
新西暦189年の時代にやってきた未来人のエネルギー体が、かつての契約主の思い描く
『吾妻鏡』から牡牛座をイメージしてこの世に現出した姿。ディバイン・ショッカーの
世界征服に加担してこの時代の特異点を抹消し、過去を改竄する事を目的としている。
ZOC12の実質的なサブリーダーで、主にレオイマジンを補佐する役割を担う。
牛鬼のような外見に似合わず冷静沈着で、「アルデバランの戦斧」という武器を使った接近戦を得意とする。
人間体はスキンヘッドに浅黒い肌を持つ大男。瞳の色はモスグリーン。

『双児宮』のゾディアック ジェミニイマジン(仮面ライダー電王/半オリジナル)
新西暦189年の時代にやってきた未来人のエネルギー体が、かつての契約主の思い描く
『間違いの喜劇』から双子座をイメージしてこの世に現出した姿。ディバイン・ショッカーの
世界征服に加担してこの時代の特異点を抹消し、過去を改竄する事を目的としている。
トータスイマジンやアントホッパーイマジンとは反対に一体のイマジンに二人分の人格が
内包されており、左半身が好戦的なLタイプ、右半身が冷淡なRタイプとなる。
「カストルの弓、ポルックスの矢」という武器を使い、息の合ったコンビネーションを披露する。
人間体はこれといった特徴のない中肉中背の男。瞳とメッシュの色は右側が緑、左側が赤。

『巨蟹宮』のゾディアック キャンサーイマジン(仮面ライダー電王/半オリジナル)
新西暦189年の時代にやってきた未来人のエネルギー体が、かつての契約主の思い描く
『猿蟹合戦』から蟹座をイメージしてこの世に現出した姿。ディバイン・ショッカーの
世界征服に加担してこの時代の特異点を抹消し、過去を改竄する事を目的としている。
アリエスI同様に使命より自分自身の快楽を優先するタイプの性格で、人間の姿で街に繰り出しては
意味もなく喧嘩を吹っかける。「アクベンスのエレキギター」という武器を背中のアンプ型の甲羅に
接続し、周囲に騒音をまき散らす。人間体は黒い革ジャンを羽織ったパンクミュージシャン風の
ファンキーな男。瞳とメッシュの色はバイオレット。

846 名前:呉織あぎり:2011/08/11(木) 02:46:10
■半オリジナル団体案2


・ZOC12所属メンバー(の続き)

●『獅子宮』のゾディアック レオイマジン(仮面ライダー電王)
新西暦189年の時代にやってきた未来人のエネルギー体が、かつての契約者カイの思い描く
『金のライオンを見つけた男』から獅子座をイメージしてこの世に現出した姿。ディバイン・ショッカーの
世界征服に加担してこの時代の特異点を抹消し、過去を改竄する事を目的としている。
ZOC12のリーダー的な存在で、頑丈な皮膚と「レグルスの棍棒」、「デネボラの鉤爪」という武器を
駆使しての戦闘力はチーム随一。レオソルジャーと呼ばれる三体の戦闘員を配下とする。
本来ならば人間体はカイとほぼ同じ外見になる筈であったが、過去を持たない存在であるカイが消滅して
しまい肉体を再現する事ができなかったので、彼のみモデルの存在しない架空の姿を取っており、
その見た目は常に厳めしい表情を浮かべる筋肉質の大男となっている。瞳とメッシュの色はくすんだ金。


『処女宮』のゾディアック ヴァルゴイマジン(仮面ライダー電王/半オリジナル)
新西暦189年の時代にやってきた未来人のエネルギー体が、かつての契約者の思い描く
『シンデレラ』から何故か乙女座をイメージしてこの世に現出した姿。ディバイン・ショッカーの
世界征服に加担してこの時代の特異点を抹消し、過去を改竄する事を目的としている。
蹴り技を主体とした戦い方を得意とし、「スピカの仕込み靴」という武器を装備してキック力をさらに
高めている。また実体化している状態でも任意で肉体を灰化させる能力を持ち、これによって敵の攻撃を
受け流す。人間体はシースルーの衣装を着た口数の少ない女性。瞳とメッシュの色はグレー。

『天秤宮』のゾディアック ライブライマジン(仮面ライダー電王/半オリジナル)
新西暦189年の時代にやってきた未来人のエネルギー体が、かつての契約者の思い描く
「空飛ぶ円盤」から天秤座をイメージしてこの世に現出した姿。ディバイン・ショッカーの
世界征服に加担してこの時代の特異点を抹消し、過去を改竄する事を目的としている。
本来の両腕に加えて「ズベン・エル・ゲヌビの右腕、ズベン・エス・カマリの左腕」という隠し腕を
備えており、合計四本の手にそれぞれ異なる武器を携えて戦う変わり者。ヴァルゴイマジンと行動を
共にする事が多い。人間体は下半身がなく、常に宙に浮いている二対の腕を持つ異星人。瞳の色は
レモンイエロー。

『天蠍宮』のゾディアック スコルピオイマジン(仮面ライダー電王/半オリジナル)
新西暦189年の時代にやってきた未来人のエネルギー体が、かつての契約者の思い描く
『バッタを取る子供とサソリ』から蠍座をイメージしてこの世に現出した姿。ディバイン・ショッカーの
世界征服に加担してこの時代の特異点を抹消し、過去を改竄する事を目的としている。
剣術に長け、「アンタレスの蛇腹剣」という武器を用いてトリッキーな斬撃を仕掛けてくる。
また両腕の先端には毒針が仕込まれており、これを相手に突き刺して動きを鈍らせる。
人間体はスーツ姿に髪を後頭部で束ねたオールバックが特徴的な女。瞳とメッシュの色はスカーレット。

847 名前:呉織あぎり:2011/08/11(木) 03:54:59
■半オリジナル団体案3


・ZOC12所属メンバー(の残り)

『人馬宮』のゾディアック サジタリウスイマジン(仮面ライダー電王/半オリジナル)
新西暦189年の時代にやってきた未来人のエネルギー体が、かつての契約者の思い描く
ダンテの『神曲』から射手座をイメージしてこの世に現出した姿。ディバイン・ショッカーの
世界征服に加担してこの時代の特異点を抹消し、過去を改竄する事を目的としている。
思慮深く、思索に耽る事を好んでおり、ZOC12の参謀的役割も引き受けている。射撃を得意とし以前は
「アルナスルの弩(いしゆみ)」という武器を所持していたが、契約を完了させて過去へ跳んだ際に
桜井侑斗が変身する「仮面ライダーゼロノス」と交戦。その時に破壊されてしまった。現在ではそれを
修復・改良した「南斗六星のボウガン」を使用する。人間体はくたびれたスーツを着た長髪の男で、
常に胡散臭い笑みを浮かべている。瞳とメッシュの色は利休色。

『磨羯宮』のゾディアック カプリコンイマジン(仮面ライダー電王/半オリジナル)
新西暦189年の時代にやってきた未来人のエネルギー体が、かつての契約者の思い描く
『オオカミと七匹の仔ヤギ』から山羊座をイメージしてこの世に現出した姿。ディバイン・ショッカーの
世界征服に加担してこの時代の特異点を抹消し、過去を改竄する事を目的としている。
自他共に認めるZOC12の最弱怪人で、本人も戦闘行為は好きではなく、大抵他の者に丸投げしている。
そんな彼が持つ特殊能力は催眠術で、一度催眠状態に陥った者は思うがままに操られてしまう。
万が一の事態に備えて「アルゲディの長槍」という武器を持ってはいるが、ほとんど使用する機会はない。
人間体は口ひげを蓄えたジェントルマン風の初老の男性。瞳とメッシュの色は瑪瑙色。

『宝瓶宮』のゾディアック アクエリアスイマジン(仮面ライダー電王/半オリジナル)
新西暦189年の時代にやってきた未来人のエネルギー体が、かつての契約者の思い描く『創世記』の
「ノアの大洪水」から水瓶座をイメージしてこの世に現出した姿。ディバイン・ショッカーの
世界征服に加担してこの時代の特異点を抹消し、過去を改竄する事を目的としている。
怪人体は3メートル近い身長を誇る巨漢で、その外見に違わずパワーファイター的な戦法を取り、
「サダクビアの盾」という武器を使って敵からの攻撃をブロックする。
人間体はマントとフードで全身を覆い隠した見るからに怪しい大男。瞳とメッシュの色はターコイズブルー。

『双魚宮』のゾディアック ピスケスイマジン(仮面ライダー電王/仮面ライダー/半オリジナル)
新西暦189年の時代にやってきた未来人のエネルギー体が、かつての契約者の思い描く
アンデルセン童話の『人魚姫』から魚座をイメージしてこの世に現出した姿。ディバイン・ショッカーの
世界征服に加担してこの時代の特異点を抹消し、過去を改竄する事を目的としている。
前の契約主が偶然にもDショッカーの一員であった為に、実体化した際にその者が受けていた洗脳の
影響を受けてしまっており、組織のメンバーの中では最もDショッカー寄りの立場に立つ。
「アルレシャの鞭」という武器を自分の思い通りに操って、踊るような戦い方をする。人間体は
ゲルショッカーの女戦闘員。瞳とメッシュの色は鈍色。

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